【代表選でも】小沢民主党研究第207弾【不戦の誓い】

■菅代表代行、地域再生と農林政策について講演　福井県で


　菅代表代行は、民主党の農業政策について「競争に勝つ農業」だけではうまく
いかないという考え方に立ち、（１）大都市ではなく地域で子どもを産み育てられる
ようにすること、（２）自給率を上げていくこと、――という目標を達成するため検討
されてきたと報告。
　その検討の中で戸別所得補償制度という考え方がまとまったとして、この政策を
実施するためには、民主党に政権をとらせてほしいと要望した。京都やドイツで
行った森林経営の視察にも言及、森林組合を結成してふるさとの森を守る活動を
している生産者がいる一方で、カマボコの板が輸入されているエピソードを紹介。
間伐材の有効利用など、農林政策の充実を訴えた。外国産の木材との１０年の
競争で疲弊し、安心の生活が成り立たなくなっている地域の再生には政治の力が
必要だとして、民主党への支援を求めた。

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