【wktk】韓国経済ワクテカスレ 105won【五輪霧中】

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156日出づる処の名無し
>>152のつづき
米政府と金融独占資本は自分たちの要求をどのように貫徹させたのか?

一つ目に,韓国の外債が急増した要因を調べよう。外債が急増した要因には財閥らの無分別な投資,政府の金融自由化などの色々な要因が
あるだろうが金融独占資本の利益のために資本市場開放の圧力が全方向的に作用するところが大きい。資本市場が開放されて,資本が
急激に流入しながら,外債が急増したのだ。

米国議会は1990年に「韓国政府が為替レート操作と外国為替市場を統制している」と非難する決議文を採択したりもするなど、
資本市場開放圧力を継続してきていた。韓国の場合1995年から資本市場が段階的に開放されながら,わずか2〜3年で1000億ドルに達する
米国金融資本をはじめとする莫大な資本が押し寄せることになった。

開発途上国らの場合も短期外債を含んだ総外債規模は1996年に2兆ドルを上回ったが、これは1970年と比較して,32倍増加した数値だ。
外国資本をまともに統制する技術が不足した開発途上国の立場では急激な資本流入で外債が急増する結果を見守ってばかりいるほかは
なかったしこれは金融独占資本の動きにより経済が左右される基盤を作ってしまった。

結局、金融独占資本の立場では対象国の通貨を集中売却してドルで交換して,一度に抜け出る方法で人為的に深刻な外国為替危機事態を
作ることができるようになった。実際に莫大な資本を一度に注いで一時に抜け出る方法を通じて,金融独占資本は意図的にアジア諸国の
経済危機をそそのかした。1997年1月1ヶ月の間に韓国証券市場で外国投資家らが純買収した株式だけでも何と4038億ウォン分であった。
だが1月末まで途方もない純買いを行ったこれらの資本は、2月に入り急に株式を売渡し始めて4月2日まで3200余億ウォン分を売った。

二つ目に米国政府とIMFは危機説を流布させることによって経済危機をより一層深化させた。米国政府とIMFは外国為替不足が深刻化する時
まで韓国政府のドル支援要請を握りつぶしたし「韓国に外国為替危機が起きている」と噂を立てて危機に行くことを見守っていた。
そして危機が炸裂するや韓国政府に元利金償還のすべての責任を押し付けるIMFプログラムを押しこんだ。米国ブルームバーグ通信も
「韓国の外貨準備高がきわめて僅かな水準の外にならない」として危機説に同調した。このような危機説の流布は外債が急増した
状況で外部からの資本供給をより一層難しくさせて危機を加速化させる役割をした。

その上、米政府とIMFはIMF救済金融を強制したし,すべての責任を韓国政府が一手に引き受けるようにした。外国為替危機状況に
追い出された国家にできる方法は対外債務支払い猶予(モラトリアム)を宣言する方法とIMF救済金融を申請する方法がある。
1982年メキシコなど中南米国家らが外国為替危機に処した時,対外債務支払い猶予を宣言したことがある。このようになればその国の
企業と銀行の債権を所有している外国系銀行らは大きい被害をこうむるだろう。
(つづく)4/5