★喫茶居酒屋「昭和」壱百八拾日目★

このエントリーをはてなブックマークに追加
861日出づる処の名無し
 第二次世界大戦の太平洋戦線における
二つの大規模な軍事行動---マッカーサーによる
太平洋南西部での行動と、ハワイから中国沿岸部にかけての
太平洋中央部での鼓動----は「順次戦略」として分析する事ができる。
ノルマンディへの上陸からドイツに至る行動や、
ドイツのロシアへの侵攻も同様に分析する事ができる。
これらの軍事行動はそれぞれ別個の行動から
形成された、ある一定の段階を踏んでおり、しかも各段階は
戦略家によってあらかじめ起こる事がそれぞれハッキリと
予想されており、それがどのような結果につながるのかも予測されるものだ。
よってその実際に起こりうる結果が、その次の段階を決定し、
それが次の段階や次にどのような行動をとるのか、また次に
どのような行動を計画しなければならないのか、ということまで
決定するのである。これが「順次戦略」という意味である。