【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part980
≪ 極東・北朝鮮スレ FAQ ≫
★連絡板って何ですか?
このスレで言う連絡板は、下記内に設けてある「拉致連絡板 Vol2」のことです。
◆拉致関連 総合◆
http://myjulia.jog.buttobi.net/ (不定期に『連絡板のURL』を変更しますので、トップからお入り下さい)
★拉致連絡板とこのスレ内容との違いは何でしょうか?
このスレには、様々な規制がありますので、情報を全てうpすることが難しいのです。
で、拉致連絡板の方に、詳細をまとめて、うpしてあります。
また、拉致連絡板は過去ログも時系列に格納してありますから、
いわゆる「資料庫」のようなスタンスになってます。
★連絡板見れないんですが
この↓URLの「拉致連絡板」は閲覧不可になってます。
※HPスペース提供の会社が潰れた模様
http://www.startingweb.com/bbs.cgi?job=bbsidx&bbsid=3842 現在は、「拉致連絡板 Vol2」が稼働中です。
★過去ログが読みたい
『●を買って読みましょう』
または、にくちゃんねる等のサービスを使うか、◆拉致関連 総合◆で探してください。
極東・実況・鬼女・N議論の4スレ分が適当に収容されています。
但し、膨大なスレッド数なので、全てを網羅出来ていません。
いえいえどういたしまして〜
6 :
日出づる処の名無し:2008/07/07(月) 08:50:32 ID:w75CpDe+
本当は
わしは日本を信じる
ではなくて
わしは先生を信じる
と言ったんだってねw
7 :
日出づる処の名無し:2008/07/07(月) 09:01:03 ID:wPv3vnzT
乙
核計画申告の検証に協力 北朝鮮、対応の遅れに不満
2008.7.4 19:03
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080704/kor0807041904005-n1.htm 北朝鮮の外務省報道官は4日、6カ国協議の合意に基づき行った「すべての核計画申告」に対する検証について、「協力する準備ができている」と表明するとともに、エネルギー支援などの対応措置も合意通り履行されるべきだと求める談話を発表した。
談話は「核施設の無能力化は80%以上進み、核計画申告提出も履行したが、これに対する(エネルギー支援などの)補償措置は40%程度しか履行されていない」と支援の遅れに不満を示した。
さらに、名指しはしなかったものの「合意に賛成しながら、(エネルギー支援への)参加を拒否している参加国があるが、これまで黙認されている」と指摘、支援参加を留保している日本への懸念を示した。(共同)
資材提供を非公開で議決 韓国政府、北朝鮮支援で
2008.7.4 20:31
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080704/kor0807042032006-n1.htm 韓国統一省当局者は4日、韓国政府が今年5月、南北当局間の老朽化した通信網改善のために提供する資材や装備の費用を南北協力基金から支出することを非公開で議決していたと明らかにした。聯合ニュースは議決された額を31億ウォン
(約3億1500万円)と伝えた。
李明博政権は、国際機関などを通じた北朝鮮支援への支出を決めたことはあるが、資材の直接提供の決定は初めてとみられる。
李政権は同基金の用途など対北朝鮮支援を透明化する必要があると強調してきた。統一省当局者は非公開議決の理由について、資材の内容などを北朝鮮側と協議するためと説明しているが、南北対話が途絶しており支出が実行される目途は立っていない
もようだ。(共同)
英訳本が完成、横田早紀江さん「米大統領に贈呈したい」
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080704-OYT1T00639.htm?from=main5 北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん(当時13歳)の母、早紀江さん(72)の著書「めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる」が英訳され、来年1月に米国で発売されるのを前に、完成した見本版が4日、早紀江さんに手渡された。
早紀江さんは「多くのアメリカの方に拉致問題を知って頂きたい」と話した。
英訳タイトルは「North Korea Kidnapped My Daughter」。日本の漫画や小説など約100冊を英訳出版したニューヨークのバーティカル社(酒井弘樹社長)が出版する。
川崎市の自宅で、酒井社長から見本版を受け取った早紀江さんは、「福田首相にお願いして、北海道洞爺湖サミットでブッシュ大統領に贈呈したい」と話していた。
(2008年7月4日20時36分 読売新聞)
【主張】日米首脳会談 首相は拉致で強い決意を
2008.7.4 03:01
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080704/plc0807040302003-n1.htm 福田康夫首相はブッシュ米大統領と6日に会談する。7日に開幕する主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)の議題となる原油、食糧、地球温暖化問題などの意見調整がテーマだが、問題解決へのメッセージを明確に打ち出してほしい。
会談では、日米同盟関係の意義も首脳間で確認してもらいたい。米国が北朝鮮へのテロ支援国家指定解除の手続きに入ったことが、同盟関係を揺さぶっている。米側が拉致問題を置き去りにしないよう直接、訴える好機だ。
それだけでは足りない。首相自身が拉致問題にどう取り組もうとしているのか、その考え方を大統領に伝え、解決への決意を表明することが欠かせない。
大統領は訪日前の日本メディアとの会見で、拉致問題を6カ国協議の枠組みの中で解決する考えを示した。指定解除を議会に通告する前に、大統領は首相との電話会談で「拉致を忘れない」とも述べており、米国の対応に失望する日本への強い配慮が感じ
られる。
もっとも、国連安全保障理事会では北の核申告を受けた報道陣向け声明案が見送られた。日本が盛り込むことを要請した拉致問題の早期解決を促す一文に、拉致問題とは距離を置く中国、ロシアが難色を示したためだ。それが6カ国協議の現状ともいえる。
サミットで拉致問題解決に向けた強いメッセージを出すことも、6カ国協議のテーマに拉致を掲げることも、外交的には必要だ。しかし、それらが問題解決に直接つながりにくい現実も否定できない。米国の指定解除の流れも変わりそうにない。
北が約束した「再調査」に伴って、経済制裁を緩和しようという政府の新たな方針には、世論にも強い懸念や批判がある。
国交正常化に前のめりにならず、拉致問題の進展のために制裁を堅持していく。緊密な連携を大統領と確認するなら、日本の立場をはっきりさせておくことが不可欠である。
拉致被害者、横田めぐみさんの母、早紀江さんは、大統領発言に一定の期待感を示す一方で「日本は米国以上に各国に積極的に発言してほしい」と訴えた。
拉致問題の当事国は、米国ではなくて日本である。その当たり前のことを、首相や政府の担当者が今一度胸に刻みつけるよう求めた声と受け止めたい。
福田政権 サミットが岐路 拉致後退は許されず (1/2ページ)
2008.7.5 01:26
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080705/plc0807050127001-n1.htm 7日開幕の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)は議長の福田康夫首相にとって、政権浮揚をかけた真剣勝負の大舞台となる。原油・食糧高騰という国際的危機の打開に向け討議をいかに主導し、強いメッセージを打ち出すのか。北朝鮮の日本人拉致問題
についても、議長総括には盛り込まれる見通しだが、特別文書の中でG8(主要8カ国)の総意として北への「圧力」をどう担保するのか。福田政権の“生命維持装置”ともささやかれてきたサミットの成否は、夏以降の国内政局の行方をも多分に左右しそうだ。(高木桂一)
首相は4日夜、首相官邸で記者団に「これからの世界がどうなるか。とくに環境問題は共通した懸念だ。しっかり議論したい」と議長としての決意を語った。
首相は就任以来、洞爺湖サミットに格別の執念をみせてきた。
父の故赳夫元首相は昭和54年、故大平正芳元首相に自民党総裁選で敗れ、日本で初開催の東京サミットを目前に政権を追われた。「首相はサミットを成功させることで、父の無念を晴らしたいという思いが強い」と自民党ベテラン議員は首相の胸中を代弁する。
(2/2ページ)
幕開けを翌々日に控えた5日は父の13回目の命日だが、首相を駆り立てているのは「情」だけではない。
「ねじれ国会」の余波で青息吐息の政権運営を強いられ、内閣支持率も20%余の低空飛行から上昇に転じる糸口をつかめないまま。与党内では、サミットを花道として、次期衆院選は「ポスト福田で」という空気が暗黙の了解として漂っている。
現に公明党の神崎武法前代表は2日の講演で、衆院選前の首相退陣の可能性に言及した。自民党閣僚経験者も「サミットの成績とその後にも予想される内閣改造次第で福田降ろしの動きが出る」と語る。首相には「サミットを反転攻勢への突破口とする」
(周辺)ことが最大課題なのだ。
しかし国益が交錯する中でハードルは高い。地球温暖化対策で「2050年までに排出ガスを世界全体で半減」との合意にこぎつけられるかは読みきれない。原油・食糧の高騰問題でも、元凶とされる投機規制へ明確な処方箋(せん)を示せるのか不透明だ。
拉致問題は、米国が北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除に踏み切り情勢が変わった。過去2回のサミットでは議長総括に「早急な解決」を北朝鮮に求めることが盛り込まれた。今回首相は、議長総括と特別文書に一層強く北の背中を押す文言を明記すべく
各国に働きかける考えだ。だが「不調に終われば首相の指導力は地に落ちる」(自民中堅)との声も漏れる。
一方、ロシア首脳が北方四島が属する北海道に初めて降り立つのに首相は6月末、G8全体会議で領土問題を取り上げない意向を海部俊樹元首相に伝えた。
赳夫氏がもう一つ果たせなかったのが衆院解散だ。首相は6月23日の記者会見で、自らの手で解散する考えを強調したが自民党ベテラン議員はこう言い切る。
「サミットが小田原評定となれば首相退陣の流れが現実化する。首相が指導力を示せれば、ポスト福田への動きは露と消える」
「核無能力化や申告への見返り不十分」北朝鮮外務省、6カ国協議引き延ばし狙う? (1/2ページ)
2008.7.4 20:33
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080704/kor0807042035007-n1.htm 【ソウル=久保田るり子】北朝鮮外務省は4日、報道官の談話で、「(米国による)テロ支援国家指定解除が手続き上、まだ発効しておらず、敵性国貿易法(敵国通商法)の適用終了措置も内容的に完全ではない」などとして、核の無能力化や核計画申告への
見返りが不十分との認識を示した。朝鮮中央通信が同日、伝えた。中国が調整中の6カ国協議首席代表会合の開催に異議を唱えたかたちだが、核問題をめぐる成果を形にしたい米国を牽制(けんせい)し、6カ国協議を引き延ばして米国からさらに譲歩を得よ
うとする北朝鮮の意図がうかがえる。
報道官談話は「6カ国協議参加国は10・3合意(第2段階措置)に従って義務履行を完結すれば次の段階の論議に入ることができる」などとしている。「義務履行」は、2007年10月発表の6カ国協議共同文書(10・3合意)に盛り込まれた、寧辺の核施設の
無能力化と核計画申告に対する他5カ国の重油95万トン相当の経済・エネルギー支援、さらに米朝間で合意したテロ支援国家指定解除などの見返りを指している。
(2/2ページ)
談話は「われわれの核施設無能力化は現在80%以上進捗(しんちよく)し、正確で完全な核申告書を提出、合意事項を履行した」「実験用原子炉の無力化を超越した冷却塔爆破措置まで行った」と自らの正当性を主張。一方で「5者(他5カ国)の経済保証義務は
40%しか履行されていない」と「行動対行動」の原則に反すると指摘した。
また、「10・3合意には手を挙げて賛成しながら履行参加を拒否している参加国もあるが、(北朝鮮は)いまのところ黙認している」と名指しは避けながらも日本を牽制している。
6カ国首席代表会合は、先月26日に北朝鮮が提出した核計画申告の評価と検証の段取りなどが主要議題となる。さらに第3段階の「核廃棄」を議論する6カ国協議開催を決めることも課題だ。米国は第3段階へのステップとして6カ国外相会談を実現し、
ブッシュ政権下での成果を国際社会に発信したい考えだ。
今回の談話には、ブッシュ政権の今後のタイムスケジュールに冷や水を浴びせ、交渉を有利に展開させようとの狙いがうかがえる。韓国の北朝鮮専門家は「北朝鮮に交渉を急ぐ理由はない。テロ支援国家指定解除など見返り獲得が先決と判断しているの
だろう」と分析している。
拉致問題「サミットできちっと」 家族訴え
2008.7.6 20:18
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080706/kor0807062019001-n1.htm 主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)を前に6日行われた日米首脳会談では、福田康夫首相がブッシュ米大統領に、拉致被害者、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母、早紀江さんの(72)の著書を手渡した。父、滋さん(75)は「改めて拉致問題の
ことを考えてくださると思う」と米国の協力に期待を示す一方、「福田首相がリードして、サミットの議長声明で拉致問題の解決をきちっと取り上げてほしい」と訴えた。
手渡されたのは、平成11年に出版された「めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる」の英語版。
横浜市での講演を終えた滋さんは「ブッシュ大統領は、(早紀江さんとの)面会について機会あるごとに話をしてくださる。日本を見捨てることはしないと明言してくれた」と話した。
米国が北朝鮮のテロ国家指定解除を表明するなど厳しい局面の中、被害者家族は同日、各地の集会に参加。拉致問題解決へサミット各国の協力を呼びかけた。
松山市の集会では、早紀江さんが「北朝鮮は何度も(被害者の)調査をすると言い、その都度偽りの調査結果を出してきた。とんでもない国だということを、政府はサミットで各国に伝えてほしい」と訴えた。
「被害者帰国なければ制裁解除はない」松山などで拉致被害者救出の全国集会
2008.7.6 21:44
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080706/kor0807062145002-n1.htm 北朝鮮による拉致被害者の早期救出を目指す集会が6日、松山市内で開かれ、中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)は「北朝鮮には何度もだまされており、(約束された)『再調査』は信用できない。拉致被害者を帰国させる動きがない限り、(一部でも)制裁
の解除はしない」と強調した。
米国によるテロ支援国家指定解除後、政府などの主催による集会は初めて。会場の収容人数を1000人上回る約3000人が参加した。
拉致救出議員連盟の平沼赳夫会長は「指定解除という動きは日米安保にもヒビが入りかねない。ブッシュ政権は拉致問題をあいまいにして外交上の得点を稼ごうとしている」と批判し、「今こそ筋を通さねばならない。対話よりも経済制裁だ」と強調した。
拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表は「拉致問題に進展がない限り、『再調査』などという言葉にだまされてはいけない」と指摘。横田めぐみさんの母、早紀江さんも「何度も調査すると言い、その都度偽りの調査結果を出してきた。とんでもない国だということを
政府はサミットで各国に伝えてほしい」と訴えた。
一方、横浜市でも同様の集会が開かれ、めぐみさんの父、滋さんが「日本は経済制裁という大きなカードを持っている。拉致問題解決まで日朝国交正常化はありえない」と「圧力」の必要性を改めて訴えた。
日米首脳会談 北の拉致・核問題解決で緊密連携
2008.7.6 20:27
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080706/plc0807062029012-n1.htm 福田康夫首相は6日、主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)の舞台となるザ・ウィンザーホテル洞爺で、ブッシュ米大統領と会談した。両首脳は、北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向け緊密に連携していくことで一致し、核・ミサイル開発問題でも協力
する方針を確認した。地球温暖化対策では、首相が温室効果ガス削減に関する長期目標の設定に協力を要請した。ブッシュ大統領は会談後の共同記者会見で、何らかの形での建設的なステートメント(報告)を検討していると説明した。
今回の会談は、6月下旬の北朝鮮による核計画の申告と米国のテロ支援国家指定解除手続きの着手後、両首脳の初めての顔合わせとなった。
会談で首相は、拉致被害者の横田めぐみさんに関する英訳の書籍を大統領に手渡し、拉致問題解決に向けた協力を要請した。ブッシュ大統領は会談後の共同記者会見で、「日本国民が拉致問題が無視されないことを切望していると理解している。米国は
日本を見捨てない」と明言した。また、「テロ支援国家指定解除によって制裁が解除されるわけではない」とも語った。
温暖化対策では、主要8カ国(G8)の首脳会合での合意に向け両国が協力することを確認した。ただ、大統領は会見で「私は現実主義者だ。中国やインドが同じ目標を共有しなければ問題解決はできない」と述べ、米欧日の先進国だけに温室効果ガスの
削減義務を課されることに改めて懸念を表明した。
このほか、原油価格や食糧価格の高騰問題について迅速な対応が必要であるとの認識で一致した。大統領は会見で「強いドルを信じている」とも述べ、原油価格高騰などの原因と指摘されているドル安の是正を図る意向を示した。
拉致より核 約束取り付けるも具体策語らず 日米首脳会談 (1/3ページ)
2008.7.6 20:46
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080706/plc0807062052014-n1.htm 6日の日米首脳会談は、拉致問題に対する日本国民の強い思いを改めてブッシュ大統領に伝え、対北朝鮮交渉の重要なカードを手放すことになるテロ支援国家指定解除の再考を促すのに最適の場面だった。だが、福田康夫首相は会談で「拉致問題の解決
が重要だ。引き続き米国と緊密に協力していきたい」と述べるにとどまった。会談で大統領から拉致問題で引きつづき協力すると約束を取り付けた首相だが、拉致問題よりも核問題解決を優先する米国との共同歩調を乱さないことが大事だと考えているようだ。(阿比留瑠比)
「ブッシュ大統領は『自分は拉致問題を決して忘れない』と話した。心強く感じた」
福田首相は会談後の共同記者会見でこう述べ、安(あん)堵(ど)の表情を浮かべてみせた。
大統領は「日本国民が拉致問題が無視されてしまわないよう切望していることは分かっている」と指摘。さらには「私も娘を持っており、娘が失踪(しつそう)してしまうということがいかに大変なことかを分かっている」とも述べ、拉致問題を重視していることを何度
も強調した。
(2/3ページ)
両首脳の言葉を聞くと、拉致問題の重みを十分に認識しているようにみえる。これは指定解除に対して厳しい視線を向ける日本の世論へ最大限の配慮を示したものといえそうだ。
だが、共同会見で北朝鮮へのテロ支援国家指定解除の見直しを求めたかどうか質問された首相は明言を避けた。大統領も会談で、北朝鮮による核申告や冷却塔爆破を高く評価。北朝鮮が約束した拉致問題再調査の実現に向けた協力こそ明言したが、会見
では拉致問題解決に向けた具体的な米国の協力方策については語らなかった。
日本は今後、今まで以上に主体的かつ有効に独自の制裁カードを駆使しながら北朝鮮を追い詰めていかねば、問題解決の前進は期待できないだろう。
すでに、日本政府は米国に歩調を合わせ、拉致問題よりも核問題を優先する方向にかじを切っている。
首相が先月24日、指定解除について「北の核問題が解決する方向に進むのであれば、歓迎すべきことだ」と明言したのもこうした方針を裏付ける。政府が表向き核問題と拉致問題の「同時並行」(福田首相)での解決を主張しながら、核問題の解決を優先しつつ
あるのは明らかだ。
昨年9月の就任以降、福田首相が封印し、政府答弁などで使われなくなった言葉がある。
(3/3ページ)
「拉致問題の解決なくして日朝国交正常化はない」
安倍晋三前首相が昨年1月の施政方針演説で語ったフレーズだが、今年1月の福田首相の演説からは抜け落ちた。代わりに、「すべての拉致被害者の一刻も早い帰国を実現し、不幸な過去を清算し、日朝国交正常化を図る」と、国交正常化の推進が新たに
加わった。
ブッシュ大統領の言葉とは裏腹に、将来、拉致問題が日米両政府から置き去りにされない保証はどこにもない。
【主張】日米首脳会談 拉致でどう協力するのか
2008.7.7 02:36
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080707/plc0807070239001-n1.htm 福田康夫首相とブッシュ大統領との日米首脳会談は、北朝鮮の完全な核放棄に向け、核申告の検証は極めて重要であるとし、拉致問題の解決へ両国が緊密に連携していくことを確認した。
北の核は日本にとって死活的に重要な問題だ。北が6月26日に提出した核申告書は、核兵器に関する情報が先送りされるなど、「完全かつ正確」な内容にはほど遠い。厳しく検証するのは当たり前である。
大統領は北朝鮮のウラン濃縮、核拡散などにも言及したが、米政府が議会に通告したテロ支援国家指定解除は8月11日に発効する。時間は残されていない。厳正な検証がどこまでできるのか、疑念はあるが、関係国には総力を挙げて作業を進めてもらいたい。
大統領は会談後の記者会見で拉致問題に関し「日本を置き去りにすることはない」「日本の立場を支持する米国の考えはいささかも変わらない」などと表明した。
日米が一体になって拉致問題の解決に取り組む姿勢を示すことは重要であり、歓迎したい。
ただ、大統領の発言は、日本側から「拉致は現在進行中のテロ」「日本を見捨てるのか」などと強い懸念が示されていることへの配慮でもあるのだろう。
首相は大統領発言に対し、「心強く感じた」などと評価していた。北のテロ支援国家指定解除が日本人拉致問題を置き去りにして進んだことへの懸念を伝えたのだろうが、日米が具体的にどう協力して拉致問題を解決するのか、なども明確に語ってほしかった。
危惧(きぐ)するのは、日米同盟の強化をうたいあげたにもかかわらず、同盟関係の弱体化が見え隠れしていることだ。
一つは、米国が日米同盟より、多国間協議により重心を置いているように見えることだ。拉致問題に関しても大統領は6カ国協議参加国による圧力に言及したが、中国とロシアは距離を置いており、実効性を持たないからである。
もう一つは、日本が同盟関係を強固にする努力を払っていないことだ。日本は、米国に向かう弾道ミサイルを集団的自衛権の行使に抵触するとして迎撃しないとしている。これでは頼りになる同盟国とはみられまい。
温暖化問題や原油高など、日米が協力せねばならない課題は山積している。同盟関係を揺るぎなくすることを最優先すべきだ。
【社説検証】対北テロ指定解除 (1/2ページ)
2008.7.7 08:05
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080707/plc0807070804004-n1.htm ■「日米同盟崩れる危機」日経
■「国益を損なうことも」産経
人間関係において、大切なものの一つに約束を守る、ということがある。国際関係に重ね合わせると、「外交はそんな甘いものではない」との叱責(しっせき)を受けるかもしれないが、基本は同じではないだろうか。
昨年10月、北朝鮮は6カ国協議で「すべての核計画の完全かつ正確な申告」を約束した。今回の核申告はとても十分とはいえず、言行不一致と言わざるを得ない。だが、米国はテロ支援国家指定解除の方針を打ち出した。
各社は6月27日付の社説で一斉に取り上げた。日経は米国の方針について、「日米同盟の基盤を崩しかねない危機である」と批判した。
「ブッシュ政権はイランには厳しく、北朝鮮にはそうでもない。今回の決定は北朝鮮に対する脅威感覚の違いを見せつけた。脅威感覚の共有は同盟の前提であり、それがなければ日米安保条約は紙切れに近い」
いつになく米国に厳しい論調は、まだ続く。
「私たちはブッシュ大統領に問いたい。あなたは太平洋の対岸にある最も重要な同盟国を失うきっかけとなる決定をした大統領として歴史に名を刻みたいのですか、と」
産経はこれまで、拉致問題の解決こそが最重要テーマであると指摘してきただけに、日米両政府に注文をつけた。
「北がテロ支援国家指定リストからはずれれば、経済支援なども可能となる。『拉致解決なくして北支援なし』は日本の国論ともなっている。それだけに今回の米政府の措置は拉致問題にブレーキをかけ、日本の国益を損ないかねない。ただ指定解除が最終的
に決まったわけではない。日本は窮地に追い込まれないよう、総力を挙げるべきときだ」
さらに一歩踏み込み、「拉致はテロ」との認識を持つよう、改めて強く訴えた。
「忘れてならないのは、米政府が拉致事件をテロ支援国家指定の条件に加えると言明したことだ。拉致事件は2004年公表された『国際テロ年次報告書』から明記されている。拉致は現在進行形のテロであることを銘記すべきだ」
(続く)
>>17 (続き)
(2/2ページ)
朝日は核申告に対し一定の評価を下した。
「申告自体は前進と見るべきだ。北朝鮮の核の脅威が減るわけではないにせよ、少なくとも新たな核兵器の原料が作れない状況は一歩進む。何よりも大事なのは、核を手放させるという第3段階がいよいよ視野に入ってきたことだ」
毎日は「6カ国協議を舞台にした北朝鮮の核問題は大きな節目を迎えた。一歩、いや半歩前進と言えるかもしれない」と述べた。しかし、社説を読み進めていくと、「これでは完全で正確な申告とは言えない。これで朝鮮半島の非核化を実現できるだろうか。
申告に対する徹底した検証が必要だ」とスタンスが明確ではない。
北朝鮮は拉致問題について再調査を約束したが、具体的な内容が明らかにされていないだけに不信感がつきまとう。
「対北テロ指定解除が発効するまでには45日間ある。日本は引き続き、拉致問題の進展がない場合の指定解除取り消しを粘り強く求めていくべきである」(28日付・産経)
国民は福田首相が指導力を発揮できるか注視している。(津田俊樹)
スレ違いかもしれんが頼みがある。
ある板でチョンがどれだけ日本に卑劣な事してるか教えたいんだが、
80年代、韓国財閥がが日本の技術者を金で買って毎週土日に派遣して技術流出させてたってやつのソースない?
空港では担当者が必死に韓国行きを説得させてたってやつ。
itmediaで見たような気もするんだが忘れたorz
まじで頼む。嘘だろ?とかチョン嫌い頭おかしいとか言ってきやがる。
>>20 スマン分からんな。
【洞爺湖サミット】IMCで拉致漫画を配布
2008.7.7 13:00
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080707/plc0807071305011-n1.htm 政府は、主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)の取材拠点となる国際メディアセンター(IMC)で、北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんを主人公にした漫画『めぐみ』(双葉社刊)の英訳版と、これを原作にしたドキュメンタリーアニメのDVDを配布している。
漫画の英訳版は、今年3月末に刊行されたもので、IMCには500部用意された。「世界各国から集まる報道陣に拉致問題を知ってもらい、取材のきっかけにもしてもらう」(拉致問題対策推進本部)のがねらいだ。
6月末に京都で開かれた主要8カ国(G8)外相会合でも100部が配られ、「さまざまな配布資料の中で、『めぐみ』は一番関心を集め、すぐに品切れになった」(同)という。
「福田首相に『本気でやってください』と言いたい」 横田早紀江さん (1/4ページ)
2008.7.7 20:40
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080707/kor0807072039003-n1.htm 拉致被害者の家族会などは7日、東京都千代田区永田町の星陵会館で緊急国民集会を開いた。被害者の帰国につながる「進展」が見えないなか、日本政府は経済制裁の一部解除を表明、米国も北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除の手続きを始めた。
相次ぐ譲歩の姿勢に焦りを募らせる家族らは「安易な解除はしないで」「国民が声を上げて」と必死に声を上げた。
(2/4ページ)
また、中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)も「具体的な成果が出ず、焦りに似た気持ちもあるが、中途半端な妥協があってはならない。日本がしっかりした態度を取るよう、みなさんの力を貸してほしい」と、国民の支持を訴えた。
「日本政府の誰が、こんな大切なことを大切なときに、パッと緩い方向に動かしていくのか。じれったいというか、いらだたしさを覚える。大事なチャンスを何となく緩やかに逃していく気がする」
普段は物静かな横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(72)が、珍しく激しい口調になった。
先月、9カ月ぶりに開かれた北京での日朝協議。北朝鮮側が拉致問題の「再調査」などを約束した代償に、日本政府は独自の経済制裁の一部解除を表明してしまった。
一部解除には人道目的とはいえ、貨客船「万景峰(マンギヨンボン)92」の入港も含まれる。北朝鮮からの指令を工作組織に伝え、日本の物資を運び続けた象徴的な船だ。
「今までずっとやってきて、今回もやっとここまでやってきたのに…」
早紀江さんには、新潟港の埠頭(ふとう)に立ち、入港を止めようと必死に叫んだ記憶が蘇る。再入港は“悪夢”でしかない。
平成18年、北朝鮮のミサイル発射を機に発動された日本独自の経済制裁。その解除表明に呼応したように、米政府は、北朝鮮に対するテロ支援国家指定の解除を米議会を通告した。
(続く)
>>22 (続き)
(3/4ページ)
ともに、家族が長年訴え、働きかけて実った「圧力」だった。握った砂が指の間からこぼれ落ちるような思いだった。
ブッシュ米大統領は6日、早紀江さんと面会したことにも触れて「米国は日本を見捨てない」と改めて約束した。
早紀江さんは「今までと変わらず本気だと思う」と信じているが、家族が米国に求めてきたのは「解決」ではなく、あくまで「協力」だった。めぐみさんの父、滋さん(75)とともに「拉致問題は本来、日朝2国間で解決すべき問題」という思いを持ち続けてきたからだ。
(4/4ページ)
だが、家族の目には、日本政府が「拉致問題の進展なくして経済支援なし」との原則を崩し始めたかのように見える。「進展」どころか「後進」ともとれる状況で、解決に向けてどうするのか、何ら具体策を示さない。そこに、家族の怒りは募る。
福田康夫首相は昨年の自民党総裁選で「(拉致問題を)私の手で解決したい」と訴えた。
「福田首相に会えるなら、『本気でやってください』と言いたい」
早紀江さんは、首相の約束が言葉だけで終わらぬよう、今こそ、日本政府の“行動”を求めている。
拉致家族会が緊急国民集会「皆さんの力を貸してほしい」
2008.7.7 20:36
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080707/kor0807072038002-n1.htm 拉致被害者の家族会などは7日、東京都千代田区永田町の星陵会館で緊急国民集会を開いた。被害者の帰国につながる「進展」が見えないなか、日本政府は経済制裁の一部解除を表明、米国も北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除の手続きを始めた。
相次ぐ譲歩の姿勢に焦りを募らせる家族らは「安易な解除はしないで」「国民が声を上げて」と必死に声を上げた。
「経済制裁という大きなカードが崩れていく。無駄にカードが切られていく状況で心配している。家族には相当の怒り、先行きの心配がある」。田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で、家族会代表の飯塚繁雄さん(70)は、集会の中で危機感を訴えた。
増元るみ子さん=同(24)=の弟、照明さん(52)は「(テロ指定解除に)日本政府が声を上げないなら、国民が言ってください。家族の命がかかっています。みなさんの協力が必要です」と協力を呼びかけた。
また、中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)も「具体的な成果が出ず、焦りに似た気持ちもあるが、中途半端な妥協があってはならない。日本がしっかりした態度を取るよう、みなさんの力を貸してほしい」と、国民の支持を訴えた。
米露首脳会談 北、イランの核武装阻止で合意 (1/2ページ)
2008.7.7 19:24
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080707/amr0807071925009-n1.htm 主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)に先立ち7日に会談したブッシュ米大統領とロシアのメドベージェフ大統領は、北朝鮮、イランの核武装を容認しない方針で一致する一方、米ミサイル防衛(MD)システムの東欧配備では、協議の継続を確認するにと
どまった。会談の一方で、米政府はライス国務長官を同日から東欧に送り込み、チェコ政府とMD施設の建設に関する合意文書の調印を予定するなど、欧州安保をめぐる米露の対立は深まる気配だ。
この日の会談は、5月に就任したばかりのメドベージェフ大統領と、残りの任期が200日を切ったブッシュ大統領という新旧両首脳の初顔合わせとなった。北朝鮮などの核問題では、“核クラブ”の最古株メンバーである米露の利害が一致したが、MD問題を
めぐる溝はプーチン前大統領(現首相)からの対立が新政権に引き継がれたことを裏付けた。
会談後、メドベージェフ大統領は記者団に対し「北朝鮮、イランのように双方が合意した問題もある」と指摘した。北朝鮮の核開発問題では、週内にも北京で6カ国協議の首席代表者会合が開かれ、核開発計画の申告書の検証や非核化に向けた次のプロセスが
検討される見通しであり、米露はこの協議で足並みをそろえることを確認した。
また、国連安保理決議に違反してウラン濃縮活動を続けるイランに対しても、核の利用を平和目的に限定する原則を確認した。ただ、弾道ミサイルの開発や、ホルムズ海峡の封鎖にまで言及するイランに対して、米露がどこまで足並みを揃えるのかなどは、
明らかにされていない。
主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)に先立ち7日に会談したブッシュ米大統領とロシアのメドベージェフ大統領は、北朝鮮、イランの核武装を容認しない方針で一致する一方、米ミサイル防衛(MD)システムの東欧配備では、協議の継続を確認するに
とどまった。会談の一方で、米政府はライス国務長官を同日から東欧に送り込み、チェコ政府とMD施設の建設に関する合意文書の調印を予定するなど、欧州安保をめぐる米露の対立は深まる気配だ。
この日の会談は、5月に就任したばかりのメドベージェフ大統領と、残りの任期が200日を切ったブッシュ大統領という新旧両首脳の初顔合わせとなった。北朝鮮などの核問題では、“核クラブ”の最古株メンバーである米露の利害が一致したが、MD問題を
めぐる溝はプーチン前大統領(現首相)からの対立が新政権に引き継がれたことを裏付けた。
会談後、メドベージェフ大統領は記者団に対し「北朝鮮、イランのように双方が合意した問題もある」と指摘した。北朝鮮の核開発問題では、週内にも北京で6カ国協議の首席代表者会合が開かれ、核開発計画の申告書の検証や非核化に向けた次のプロセスが
検討される見通しであり、米露はこの協議で足並みをそろえることを確認した。
また、国連安保理決議に違反してウラン濃縮活動を続けるイランに対しても、核の利用を平和目的に限定する原則を確認した。ただ、弾道ミサイルの開発や、ホルムズ海峡の封鎖にまで言及するイランに対して、米露がどこまで足並みを揃えるのかなどは、
明らかにされていない。
(続く)
>>25 (続き)
(2/2ページ)
むしろ、「欧州問題やMDでは相違がある」というメドベージェフ大統領の指摘は、ウクライナ、グルジアという旧ソ連諸国の北大西洋条約機構(NATO)加盟やMDの東欧配備という、いわばロシアのノドもとに迫る地域安保の課題で、譲ることのできないロシア
側の立場を表現したものといえる。
MDの東欧配備では、チェコへのレーダー施設建設が文書調印の段階を迎える一方、迎撃ミサイルの配備が予定されたポーランドとの間で米国の調整が手間取り、リトアニアへの迎撃ミサイル配備構想がここにきて浮上している。会談でメドベージェフ大統領は、
この新構想を「容認できない」と強く拒絶した。
米露間では、4月にプーチン前政権との間で締結された「米露戦略枠組み宣言(ソチ宣言)」が基調であり、会談ではロシアの世界貿易機関(WTO)加盟問題も協議された。ロシア側は「米次期政権とも関係構築を図る」としており、MD問題などは米国で政権が
交代する年明け以降に持ち越される可能性も出ている。(山本秀也)
27 :
日出づる処の名無し:2008/07/08(火) 12:23:15 ID:1p9kfieq
拉致被害者「戻すべきだった」=日朝交渉停滞の原因−自民・加藤氏
自民党の加藤紘一元幹事長は7日夜、日本BS放送の番組に出演し、2002年に北朝鮮から
一時帰国した曽我ひとみさんら拉致被害者5人に関し、同国に戻さないとした当時の政府決定について
「国家と国家の約束だから、(戻した方が)よかった。安倍(晋三前首相)さんを中心に返すべきでない
となったが、その辺が今、日朝の間で打開できない理由だと思う」と述べ、
官房副長官として永住帰国への方針転換を主導した安倍氏の対応に問題があったとの認識を示した。
加藤氏は「(戻していれば現状のようには)ならなかった。『また来てください』と何度も何度も
(両国間を)交流していた。一回返すと平壌は殺してしまうんじゃないかと(言われたが)、
そこが(安倍氏らとの)外交感覚の差だ。そんなことができるはずがない」と述べた。
(2008/07/07-22:59)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008070700894 ------------------
自民・加藤氏「コントロール力落ちた」
自民党の加藤紘一元幹事長は7日のBS11番組で党の現状について「単純に賞味期限切れという
だけではなく、コントロールする力がだいぶ落ちている」と指摘。内閣支持率の低迷に関しては
「日銀総裁人事、道路財源の一般化、後期高齢者医療制度の問題をうまく解決すれば40―45(%)
くらいはあった」と語った。
2002年に北朝鮮から一時帰国した拉致被害者5人をそのまま永住帰国させた政府決定にも言及。
「国家と国家の約束だから(北朝鮮に戻した方が)よかった。その辺がいま日朝の間で打開できない
理由だ」と述べ、戻さない判断を主導した当時の安倍晋三官房副長官の対応に問題があったとの認識
を示した。(07:03)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080708AT3S0701F07072008.html
28 :
日出づる処の名無し:2008/07/08(火) 12:52:53 ID:1p9kfieq
【山口】教育長発言への朝鮮学校抗議 下関市長が「非常識」
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1215479238/l50 下関市の嶋倉剛教育長が日本の朝鮮半島に対する植民地支配について「植民地支配は歴史的事実に
反する」と発言した問題で、山口朝鮮学園の人たちが市役所で発言に抗議する活動をしていることに
ついて、江島潔市長は7日の定例記者会見で、「迷惑なのでいい加減にしてほしい」 と述べ、
嶋倉教育長には発言の撤回や謝罪を指示しない意向を改めて示した。
会見で江島市長は、今月3日から続く学園側の抗議について「大人数で来ることは想定しておらず
非常識。数の力に屈することはありません」と述べ、嶋倉教育長に対しては 「慎重に発言するよう
口頭注意している。これ以上マスコミに出るような場を積極的につくりたくない」 と話した。
学園側は6月26日の教育長の発言を受け、3日に同学園が運営する山口朝鮮初中級学校の関係者
約70人が撤回と謝罪を求める申入書を市教育委と市に提出。4日には回答を受け取るため約30人が
訪れたが教育長側は面会を拒否した。この後も学校関係者らは市役所を訪れ、教育長との面会を
求めるなどしている。
嶋倉教育長の発言を巡っては、堀内隆治・前下関市立大学長らが、発言の撤回を求める申入書を提出。
民主党県連も発言撤回と謝罪を求める決議を採択した。
7日は社民党県連合代表の佐々木明美県議も市役所を訪れ、市長と教育長あてに発言の撤回と
教育長の辞任を求める申入書を提出した。市民らからは賛否両論が寄せられ、反響が続いている。
ソース:朝日新聞山口県東部版 7月8日 朝刊より
http://pict.or.tp/img/65401.jpg
北朝鮮代表が北京入り、米と事前調整も
2008.7.8 12:16
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080708/kor0807081218000-n1.htm 6カ国協議の北朝鮮首席代表、金桂冠外務次官率いる代表団が8日午前、空路で北京に到着した。
8日午後には、ヒル米国務次官補や金塾韓国外交通商省平和交渉本部長ら米韓の首席代表も北京入りする予定。北京で開催される六カ国協議首席代表会合を前に、米韓や議長国中国と核計画申告に対する検証手順などの主要議題をめぐり事前調整
する可能性がある。
金外務次官は北京国際空港で記者団から質問を受けたが、答えなかった。(共同)
10日から6カ国首席会合、韓国代表が言明
2008.7.8 12:21
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080708/kor0807081224001-n1.htm 聯合ニュースによると、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の韓国首席代表、金塾外交通商省平和交渉本部長は8日、協議の首席代表会合が北京で10日午後から始まると明らかにした。北京へ向かう前にソウルで語った。協議再開は、北朝鮮核施設の
無能力化・核計画申告と米国による北朝鮮のテロ支援国家指定解除の道筋で暫定合意した昨年9月以来、約10カ月ぶり。
金本部長は、今回の首席代表会合では北朝鮮が先月26日に提出した核計画申告の内容評価や検証体系の確立のほか、核廃棄を扱う非核化プロセスの「第3段階」協議、6カ国外相会合の開催方法などが議題になると述べた。首席代表会合の終了見通
しには言及しなかったが、期間中に6カ国協議の枠組みの中に設けられた「非核化」や「経済・エネルギー」の作業部会が開かれると話した。(共同)
MD用レーダー購入検討か、韓国政府
2008.7.8 17:27
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080708/kor0807081725003-n1.htm 韓国紙、ハンギョレ新聞は8日、韓国政府が中国東部やロシア・シベリア地方を探知範囲に収める米軍のミサイル防衛(MD)用移動式早期警戒レーダー「Xバンドレーダー」の購入を検討していると報じた。
韓国政府は弾道ミサイルの初期警報レーダーの購入を決めているが、同紙は軍事消息筋の話として、探知範囲が半径1800キロのXバンドレーダーや、同1000−500キロのフランス製やイスラエル製など計4種が購入対象に挙がっていると伝えた。
Xバンドレーダーは2006年に米軍が青森県つがる市の航空自衛隊基地に配備した。韓国政府はMDへの参加を表明しておらず、購入しても当面自国だけで運用するとみられる。(共同)
官房長官「日朝協議の予定はない」
2008.7.8 18:59
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080708/plc0807081900013-n1.htm 町村信孝官房長官は8日午後の記者会見で、10日から北京での開催が決まった北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の首席代表会合に関連、拉致問題をめぐり日朝間の協議が行われる可能性について「特にその予定はない」と述べ、否定的な見方を示した。
町村長官は「日本側はいつも『やりましょう』と申し入れたりしているが、先方からの回答が今の時点であるとは聞いていない」と述べた。また、先月11、12の両日に行われた日朝公式実務者協議での北朝鮮代表は宋日昊・日朝国交正常化交渉担当大使だった
が、6カ国協議では金桂寛外務次官が務めることも理由に挙げた。
日本担当は見当たらず 北京入りした北朝鮮代表団
2008.7.9 00:44
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080709/kor0807090043000-n1.htm 6カ国協議の首席代表会合のため8日に北京入りした金桂寛外務次官率いる北朝鮮代表団には、日本担当者の姿は見当たらず、今回の会合期間中、日朝で突っ込んだ協議が行われるかどうかは極めて微妙だ。
金外務次官以外の主なメンバーは、李根米州局長、玄鶴峰同副局長。李局長は「朝鮮半島非核化」、玄副局長は「経済・エネルギー協力」の作業部会で、それぞれ代表を務めており、今回の会期中に開催予定の両作業部会に備えた布陣とみられる。(共同)
検証仕組み合意目指す10日から6カ国協議米朝、事前協議
2008.7.8 20:14
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080708/amr0807082014014-n1.htm 【北京=野口東秀、ワシントン=有元隆志】中国外務省は8日、北朝鮮も核問題に関する6カ国協議首席代表会合を10日に北京で開催すると正式発表した。期間は暫定的に3日間予定されている。北朝鮮の核計画申告を受けた今回は、核施設への検証の
仕組みについて合意取りまとめを目指すことになる。米政府は北朝鮮へのテロ支援国家指定解除が発効する8月11日までに具体的な検証作業に入りたい考えだが、「申告内容には疑問点も多い」(協議筋)として、進展は見込めないとの見方も出ている。
北朝鮮の金桂寛外務次官や米国のヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)ら米朝韓の首席代表は8日、相次いで北京入りした。米朝は同日、北朝鮮大使館で事前協議を行った。
米首席代表のヒル国務次官補は北京への出発前の7日、記者団に対し、検証の仕組みについて「おおまかな合意はできているが、どのように機能するか具体的に詰めねばならない」と語った。協議筋によると、北朝鮮は寧辺のほか約10カ所の核施設への
立ち入りを基本的に受け入れる考えを米国に伝えているという。
米議会からは、北朝鮮が検証作業に協力しない場合、テロ支援国家指定解除に反対する声が高まることも予想される。このため、米政府としては今回の協議で「検証を進めるためのよい合意をつくりたい」(ヒル次官補)としている。
検証方法の細部については非核化の作業部会で詰めることになる。米国などが国際原子力機関(IAEA)の参加を求めているのに対し、北朝鮮には「IAEAによる正式な査察には抵抗感が強い」(協議筋)といい、隔たりはある。
非核化部会とあわせ、経済・エネルギー協力の作業部会も開かれる。北朝鮮は申告や核施設の無能力化の見返りとして、重油100万トン相当のエネルギー支援の履行を求めている。日本は拉致事件の進展がないなか、支援に参加していないが、北朝鮮
は「(昨年10月の6カ国協議の)合意に賛成しながら参加を拒否している参加国もある」とけん制している。他の参加国からも原油高のなか、日本も分担するよう求める声が高まることも予想される。
首席代表会合と並行して2国間協議も開かれる。米政府はブッシュ大統領が福田康夫首相との会談で拉致事件を「置き去りにすることはない」と明言したことを踏まえ、北朝鮮側に前向きな取り組みを促す方針だ。
米TV、洞爺湖から拉致報道 「ブッシュ政権の約束も空しく」
2008.7.8 20:55
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080708/plc0807082054019-n1.htm 【ニューヨーク支局】米3大ネット局の1つ、CBSテレビの夕方の看板ニュース番組、「イブニング・ニュース」は7日夜(日本時間8日朝)、ホワイトハウス詰め記者による洞爺湖サミットの現地からの報告で、拉致事件が日本人にとって極めて重要であり、
ブッシュ米政権も真剣に対応しなければならない問題であることを詳細に伝えた。
同番組は、31年前に拉致された横田めぐみさん=当時(13)=の少女時代の写真を何枚も映し出し、北朝鮮が自国の対日工作員を養成する目的で、めぐみさんをはじめ何人もの日本人を拉致していたと説明。めぐみさんは29歳で自殺したと主張した
北朝鮮が、めぐみさんのDNAと合致しない遺骨を日本側に提出したことで、「めぐみさんは日本の対北不信の強力な象徴となった」と指摘した。
ドキュメンタリー映画、「アブダクション(拉致)」(邦題「めぐみ−引き裂かれた家族の30年」)の制作者、パティ・キム氏にもインタビュー、氏はその中で、「拉致事件は日本にとっての『9・11』(2001年9月11日の米中枢同時テロ)だといっていい」と、事件
が日本人に与えた衝撃の大きさを形容した。
番組は「ブッシュ大統領は、(日本の対北)不信が北朝鮮とのいかなる交渉も脅かすことを十分、承知している」とし、拉致事件が北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議にも影響を及ぼしかねない点を解説する。
同大統領が2006年4月にめぐみさんの母、早紀江さんとホワイトハウスで面会して、理解と協力の姿勢を表明した映像も流し、「大統領執務室が2年前にめぐみさんの母親に対して行った、拉致被害者の家族たちに何らかの回答を提示するという約束も、
日本では空しく響く」と、今の日本の空気を紹介している。
首脳宣言、初めて拉致問題盛り込み
2008.7.8 23:14
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080708/plc0807082316021-n1.htm 北海道洞爺湖サミットは8日夜の政治討議で、首脳宣言に初めて拉致問題の文言を盛り込むことで合意した。また、核不拡散問題をめぐって、すべての核兵器保有国に核兵器の削減を求めることで一致し、「核兵器削減」の文言を初めて首脳宣言に明記した。
「拉致問題」の文言は首脳宣言の核不拡散問題に関する記述の中で、「拉致問題などの未解決の懸案事項の解決を含む、2005年9月の共同声明の完全な実施を通じた朝鮮半島の検証可能な非核化と関連する6カ国協議参加者間の終局的な関係正常化
に向けた6カ国プロセスを支持する」との表現で盛り込まれた。
政治討議で福田康夫首相は「日朝協議に真剣に臨んでいるが、北朝鮮が拉致問題の解決に向けての具体的行動をまったく取っていない」と批判。他の首脳からは「日本の立場を十分理解し、支持する」との発言があった。また、G8各首脳は北朝鮮の完全な
核放棄に向け核申告内容の検証が重要との認識で一致した。
アフガニスタン情勢では治安悪化が深刻なアフガン、パキスタン国境地域への支援拡大で一致。ダルフールを含むスーダン情勢に懸念を表明した上で、同国での国連平和維持活動(PKO)を支援していくことも確認した。
このほか、対話と圧力を通じたイランの核開発問題の解決、中東和平の前進、ミャンマー民主化プロセスの進展についてG8各国が引き続き働きかけを強めていくことで一致した。ジンバブエ問題を受け同国の野党弾圧を非難する共同声明も発出した。
一方、核不拡散問題では唯一の被爆国である日本でのサミット開催を反映して、「すべての核兵器保有国に透明な形で核兵器を削減するよう求める」との文言を首脳宣言に明記した。途上国への原子力発電所導入にあたって事前に核不拡散などの確認を行
うことの重要性にも言及した。
PKOに関し10年を目標に軍、警察、文民3分野で世界の平和構築能力を抜本的に強化し、そのための中間報告を来年のサミットまでにまとめることも盛り込んだ。
【洞爺湖サミット】拉致入ったが、強いメッセージなく G8首脳宣言
2008.7.8 23:33
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080708/plc0807082333022-n1.htm 8日まとまったG8首脳による首脳宣言は、北朝鮮に関連し、「拉致問題」という文言が初めて盛り込まれたものの、あくまで朝鮮半島の非核化プロセスの一部という扱いだ。
首脳宣言における拉致問題の表現は、昨年のハイリゲンダム・サミット(ドイツ)では「未解決の懸案」、一昨年のサンクトペテルブルク・サミット(ロシア)では「懸案事項」と表記され、「拉致」と明記されることはなかった。北朝鮮問題に対する各国の姿勢は、それ
ぞれの思惑もあって足並みがそろっていないためだった。それが、ようやく拉致を記述するところまでこぎつけた。
通常、外交文書は当事国の事務方が細部を詰めて作成するが、サミットの政治宣言は各国首脳が直接議論し、まとめていく。それだけに福田議長の力量が問われる場面だった。
また、「議長国には強い権限がある」(閣僚経験者)という利点を生かして意見をとりまとめ、拉致問題に関して明確な発信を行うことが福田首相に期待されていた。首相と今月2日に会談した安倍晋三前首相は、「日本でサミットを開催するのだから、政治宣言
では拉致に関する言葉の中身を変えて、強くしないとダメだ」と求めたという。
だが、今回の首脳宣言での拉致問題の比重は、小さく、北朝鮮に向けた具体的で強烈なメッセージとなったとは言い難い。「拉致の文言がないよりはよい」(拉致議連幹部)というレベルにとどまったのが実態だ。(阿比留瑠比)
35 :
日出づる処の名無し:2008/07/09(水) 15:47:21 ID:chJrKkWx
加藤氏「拉致被害者を北朝鮮に返すべきだった」と発言 家族会・救う会が抗議声明
2008.7.9 14:40
自民党の加藤紘一元幹事長が拉致被害者5人について「国家と国家の約束だから北朝鮮に返すべきだった」
と発言したことをめぐり、拉致被害者家族会(飯塚繁雄代表)と「救う会」(藤野義昭会長)は9日、
「拉致被害者や家族の思いや不安をまったく理解しようとしない加藤氏に強い憤りを覚える」
と抗議声明を出した。
加藤氏は7日夜のBS番組で、小泉純一郎首相(当時)が訪朝した平成14年秋、
拉致被害者5人が帰国した際、政府が5人を北朝鮮に返さないことを決めたことを
「当時官房副長官だった安倍晋三前首相を中心に(拉致被害者を)返すべきでないと決めたことが
日朝間で拉致問題を打開できない理由だ。返していれば『じゃあまた来てください』と何度も何度も
交流していたと思う。そこが外交感覚の差だ」などと発言。
金正日総書記が拉致問題を認め、謝罪したことについても「天皇陛下みたいな人物だ」と述べた。
「家族会」と「救う会」の抗議声明では「5人が北朝鮮に戻されていれば『自分の意思で戻った』
と言わされたあげく『拉致問題は解決済み』という北朝鮮の主張に利用されたであろうことは
少しでも外交感覚のある人には明らかだ」と指摘。
「不見識極まりない発言だ。加藤氏の精神構造を強く疑わざるを得ない」と批判した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080709/plc0807091442015-n1.htm
事実確認はしてないけど、こんなレスはあった。
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/news/1215593482/ 468 名前: ヤジロベー(岡山県)[sage] 投稿日:2008/07/09(水) 18:41:37.64 ID:1gct3UxI0
産経ひどい。
放送で加藤は、
「小泉さんが行ったから、金正日は謝ったわけです。親の代にやったことだが、あれはまずかったと、
ごめんなさいと。あの国では一種、天皇陛下みたいなポジションの人物ですね。それが謝り―」
と発言してる。
>金正日総書記が拉致問題を認め、謝罪したことについても「天皇陛下みたいな人物だ」と述べた。
この書き方では、
「拉致問題について謝罪する金正日は、天皇陛下みたいな人物だ」
と読者は考えてしまう。
「拉致被害者を北朝鮮に返せ」という発言は責められるべきだけど、天皇陛下云々の発言は別に問題じゃない。
>>37 gj
米朝、協議を続開 核の検証方法すり合わせか
2008.7.9 13:13
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080709/amr0807091315005-n1.htm 北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の米朝両首席代表が9日午前(日本時間同)、北京の米国大使館で前日に引き続き会談した。10日に開幕する6カ国協議首席代表会合でとりまとめを目指す、核計画申告の内容の検証方法について、米朝間ですり合わせが
行われているとみられる。
南北両首席代表も9日午後に会談する方向で調整中。米首席代表、ヒル国務次官補は中国、ロシア当局とも同日中に協議を実施する予定で、各国間で事前調整が活発に進められている。
韓国首席代表の金塾・外交通商省平和交渉本部長は9日午前、釣魚台迎賓館で6カ国協議の議長、中国の武大偉外務次官と会談。金本部長は会談前に記者団に対し「首席代表会合の進行や議題について、議長国がどう考えているか聞きたい」と語った。
(共同)
日中首脳会談で首相「拉致問題の解決なければ日朝国交正常化なし」
2008.7.9 20:42
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080709/plc0807092041023-n1.htm 福田康夫首相は9日夕、北海道洞爺湖サミットが開かれたホテルで、中国の胡錦濤国家主席と会談した。首相は10日から6カ国協議首席代表会合が開催されることに関連し、「北朝鮮の完全な核放棄の実現につなげていきたい」とした上で「北朝鮮の核放棄
に成功した場合でも、拉致問題が解決しなければ国交正常化はない」と指摘した。首相が、拉致問題の解決なしに国交正常化はないと明確に述べたのは異例だ。
また、6月の日朝公式協議で、北朝鮮が拉致問題の再調査を約束したものの、その後は動きがみられないことに関し、「制裁を一部解除(実施)する状況にない」と述べ、改めて中国による北朝鮮への働きかけを要請した。これに対し、胡主席は「日朝が接触と
対話を強化し、食い違いや矛盾を解決していくことを期待する。拉致に関する日本の関心を理解する」と答えた。
中国製ギョーザ中毒事件に関しては、福田首相は「食品の安全への国民の関心は引き続き高い」と述べ、胡主席が「関係部署に捜査を加速し、一日も早い解明を指示している」と答えた。首相はチベット問題にも言及し、「ダライ・ラマ側との対話実施を歓迎する。
ねばり強い対話を期待する」と語った。
中国・四川大地震については、阪神・淡路大震災の復興計画を参考に(1)健康・福祉(2)社会・文化(3)産業・雇用−などの5つを柱とする具体的支援プロジェクトを行うと表明。胡主席は謝意を示した。
「日本の拉致への関心を理解する」日中首脳会談要旨
2008.7.9 20:52
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080709/plc0807092050025-n1.htm ■日中首脳会談要旨
【中国産冷凍ギョーザ中毒事件】
福田康夫首相首相「解決に向けて引き続き捜査当局間で協力していきたい」
胡錦濤国家主席「関係部門に対し捜査を加速し、1日も早く真相究明するよう指示している」
【北朝鮮の核問題】
首相「北朝鮮の核問題は新しいステップを踏み出したが、検証が確実に行われる必要がある。完全な核放棄の実現に向け、中国側にも尽力してほしい」
主席「次の任務は6カ国協議を新たな段階に押し上げていくことだ」
【拉致問題】
首相「核放棄に成功した場合でも、拉致問題が解決しなければ、国交正常化はなく、北朝鮮は日本から本格的な経済協力を得られない。北朝鮮は調査のやり直しを約束したが、いまだ具体的な行動をとっておらず、日本側として制裁を一部解除する状況
にもない。北朝鮮の指導者に対し、拉致問題の解決に向けて働きかけてほしい」
主席「日朝両国が接触と対話を強化し、食い違いや矛盾が解決することを希望し、努力してきた。日本の拉致に関する関心を理解する」
政府北朝鮮に拉致問題の進展を迫る方針だが… 10日に6カ国協議 (1/2ページ)
2008.7.9 20:43
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080709/plc0807092042024-n1.htm 政府は10日から北京で開かれる北朝鮮の核問題に関する6カ国協議首席代表会合で、拉致問題の具体的な進展に向け、北朝鮮に誠意ある対応を改めて求める方針だ。ただ、今回の協議の目的は北朝鮮が行った核計画申告の具体的な検証作業に道筋を
つけ、朝鮮半島の非核化につなげること。拉致問題が主要テーマになる可能性は低く、拉致問題の解決に向けたステップは踏み出せそうにない。
町村信孝官房長官は9日午後の記者会見で、6カ国協議について「核計画の申告の検証がしっかりとできるよう、まず入り口で確認すべき原則なり体制なりを作るのが、明日(10日)からの6カ国協議のポイントだ」と指摘した。北朝鮮の核の完全放棄に向け、
米国など他の参加国と連携していく考えだ。
一方、政府は膠着(こうちやく)状態にある拉致問題に関し、6カ国協議の枠組みの中で進展させる戦略をとってきた。昨年2月の6カ国協議で、北朝鮮による核計画の申告や核施設の無能力化の見返りに重油100万トン相当のエネルギー支援を行うことで
合意したものの、「拉致問題に進展がない限り、支援は行わない」と参加を拒否している。
政府は、今回の6カ国協議でも拉致問題に進展がなければエネルギー支援に加わらない姿勢を重ねて主張する構えだ。ただ、協議の進展具合によっては、他の参加国から日本に応分の負担を迫る声も挙がりかねない。
政府は、北朝鮮が6月の日朝実務者協議で拉致問題の再調査を約束したことを受けて、その見返りとして経済制裁の一部解除を表明したが、再調査の具体的な進展はないまま。
(2/2ページ)
参加国は6カ国協議の場で2国間協議を行うことを予定しているが、日朝協議の見通しは立っていない。このため、「できるだけ早く再調査の方法などで合意する必要がある」(交渉筋)と引き続き日朝協議を模索している。
しかし、北朝鮮の非核化という大きな流れの中で拉致問題の解決が置き去りにされかねず、福田政権の対北朝鮮戦略は視界不良に陥る恐れもある。
何じゃい、前スレが重量で終わってるのを知らずに5日間も、
「元気なくしたのかな?」って思ってたジャマイカw
>>41 ノシ
【主張】6カ国協議 拉致解決迫る原則を貫け
2008.7.10 02:41
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080710/plc0807100246000-n1.htm 北朝鮮の核計画申告を受けた6カ国協議首席代表会合が北京で再開される。協議の柱は申告内容の評価と検証方法を詰めることだが、日本は拉致問題を進展させることも忘れてはならない。
核申告問題の焦点は、抽出されたプルトニウム量の精査と核施設の検証だ。北朝鮮は抽出した31キロのうち約25キロを兵器化に使い、核実験で約2キロを消費したと申告したという。だが、保有核兵器数の申告は拒んでおり、またこれらの数字が偽装や
過少申告でないという保証もない。
核施設の査察には国際原子力機関(IAEA)や米中露の専門家を投入したり、北朝鮮技術者らの直接聴取が欠かせないが、北朝鮮は一部に難色を示している。核物質の総量を確定し、その隠匿を許さないためには関係者や関連施設の厳密な検証査察が
不可欠だ。
核無能力化と申告の見返りとして、北朝鮮は来月11日に発効する米国のテロ支援国家指定解除と重油95万トン相当の経済・エネルギー支援の履行を求めてくるだろう。それだけに、申告の評価と検証にいささかも手抜かりがあってはならない。重大な偽り
やごまかしがあれば、5カ国側は見返り措置を直ちに停止し、申告をやり直させる強い決意で臨むべきだ。
それでなくとも、今回の申告で核兵器数、ウラン濃縮、第三国への拡散の解明は不完全な形で先送りされた。さらに、米国が指定解除手続きに入ったことで拉致問題が置き去りにされる懸念が深まったのはきわめて遺憾である。
しかも北朝鮮は先月の日朝実務者協議で拉致の「再調査」を約束した。にもかかわらず、今日まで何の動きもない。
町村信孝官房長官は6カ国協議で拉致に関する日朝協議の可能性について「特に予定はない」と述べたが、指定解除の是非と拉致問題の行方には日本国民だけでなく、米議会でも懸念や懐疑論が高まっている。日本政府も受け身で待つのではなく、北朝鮮
に繰り返し回答を要求していくべきだ。
今回の協議で北朝鮮は日米を分断させ、経済支援などで日本の孤立化を狙う可能性が強い。日本政府は拉致問題の進展なしには一切の支援に加わらない原則外交を堅持することが肝要だ。
核申告問題でも、安易な妥協に陥らないように、日米の結束を固めて万全な検証体制をめざしてほしい。
北朝鮮産ウニ密輸で商社社長有罪 「中国で殻をむき」と無罪主張も…
2008.7.10 16:46
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080710/plc0807101654006-n1.htm 経済制裁中で輸入が禁じられている北朝鮮産のウニを密輸したとして、外為法違反(無承認輸入)罪などに問われた在日朝鮮人で貿易商社社長黄在性被告(60)に東京地裁(登石郁朗裁判官)は10日、「国家的な公共の利益を無視した犯行で、巧妙に
仕組まれ、輸入量も多い」と、懲役1年2月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。
黄被告は「中国で殻をむき、加工品として適法に輸入できると考えていた」と無罪を主張したが、判決は共謀を認めた共犯者の供述などを根拠に退けた。
判決によると、黄被告らは昨年4月、北朝鮮産のウニ約500キロをいったん中国に運び、中国を原産地と偽った証明書を添えて、経済産業相の許可を受けず空路で3回にわたり輸入した。共犯とされた水産会社社長らは既に有罪判決が確定している。
日本に支援参加促す 6カ国協議、韓国首席代表
2008.7.10 19:57
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080710/kor0807101956002-n1.htm 6カ国協議の韓国首席代表、金塾外交通商省平和交渉本部長は10日、北朝鮮による核計画申告や核施設無能力化への見返り支援について「日本に参加を促し、残りの支援分について具体的な計画を立てたい」と語った。韓国記者団の代表取材に答えた。
韓国は首席代表会合と合わせて開かれる予定の「経済・エネルギー協力」作業部会の議長国。重油100万トン相当の見返り支援は7月上旬までに4割強が提供され、拉致問題を理由に参加を保留している日本の分担分を今後どう扱うかが焦点となっている。
金本部長は首席代表会合の議題に関連し「(核計画)申告書の不備な点を補完し、検証体制を立てることに優先的に努力する」と述べた。(共同)
核申告検証で合意目指す 見返り支援で攻防か 6カ国協議
2008.7.10 19:52
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080710/plc0807101954009-n1.htm 【北京=大谷次郎】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の首席代表会合が10日夕、北京の釣魚台迎賓館で始まった。北朝鮮が昨年10月の合意に基づき、6月末に提出した「すべての核計画申告」に対する各国の評価を踏まえて検証方法を取りまとめ、
検証作業の早期着手で合意を目指す。6カ国協議は10カ月ぶり。
米国などは、核計画申告と核施設の無能力化という「第2段階」の措置を今年秋までに終了させたい考えだが、北朝鮮は重油提供など見返り支援が非核化作業に比べて遅れていることに不満を強めており、非核化の合意履行と見返り支援の攻防で協議
が難航することも予想される。
この日の協議で日本首席代表の斎木昭隆・外務省アジア大洋州局長は、厳格な検証が不可欠との考えを表明し、米国とともに、検証に国際原子力機関(IAEA)を参加させるよう求めたとみられる。見返り支援について日本側は、拉致問題の進展がない
限り支援に応じない姿勢を重ねて主張したもようだ。
また、北朝鮮に対し2国間協議の開催を求め、6月の日朝実務者協議で約束した拉致問題の再調査やよど号乗っ取り犯関係者の引き渡し協力への早期の取り組みを迫る構えだ。
首席会合に先立ち、米首席代表のヒル国務次官補と議長の武大偉中国外務次官が会談しほか、日米韓が代表者会談を行うなど、各国とも合意形成に向けた協議を加速させた。6カ国協議は11日以降、首席会合とあわせ非核化作業部会、経済・エネル
ギー作業部会なども開き、検証体制や見返り支援の具体化を急ぐ。
東南アジア友好条約加盟へ 北朝鮮
2008.7.10 23:05
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080710/kor0807102306005-n1.htm 北朝鮮が、東南アジア諸国連合(ASEAN)の基本条約である東南アジア友好協力条約(TAC)に加盟する方針をASEAN側に正式に伝えていることが10日、ASEANの内部文書などで分かった。
21日にシンガポールで開かれるASEAN外相会議などで議論される見通し。ASEAN側が北朝鮮に加盟を要請してきた経緯があり、北朝鮮が署名、加盟が実現する方向となった。
TAC加盟は、ASEAN加盟10カ国と日本、中国、インドなどによる東アジアサミットへの参加の前提条件にもなっており、核問題の進展と合わせ、北朝鮮による国際社会参加の動きが本格化することになる。(共同)
(`・ω・´)
「加藤紘一氏は日本人か」 地村さんが抗議FAX
2008.7.11 00:32
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080711/kor0807110035000-n1.htm 自民党の加藤紘一元幹事長が北朝鮮から帰国した拉致被害者5人について「(北朝鮮に)返した方がよかった」と発言したことに対し、拉致被害者の地村保志さん(53)の父保さん(81)が10日、元幹事長あてに「本当に腹が立つ」などとする抗議文を送った。
抗議文は元幹事長の議員事務所にFAXで送られた。抗議文で保さんは「貴殿はそれでも日本人かと言いたい」と元幹事長の発言に怒りをあらわにしている。
平成14年に保志さんが帰国した当時を「栄養失調寸前の息子たちを見て、北朝鮮には絶対返さないと誓った」などと振り返った上で、現在も拉致被害者が北朝鮮に残されていると指摘。「拉致問題の全面解決のために今まで以上に頑張ってほしいと思っている
今日、貴殿の様な発言は、本当に腹が立ちます」としている。
6カ国協議初日 北朝鮮の早期検証具体化は不透明 (1/2ページ)
2008.7.11 01:05
ttp://sankei.jp.msn.com/world/china/080711/chn0807110111001-n1.htm 【北京=久保田るり子】核計画申告の検証体制づくりが焦点の今回の6カ国協議首席代表会合で北朝鮮は、「(核無能力化、申告リスト提出の)やるべきことはやった」として米国はじめ関係国に見返り支援などの「義務履行」を求めており、早期検証が具体化
できるかどうか協議の行方は不透明だ。
初日は「真(しん)摯(し)で実務的」(韓国首席代表の金塾・外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長)に始まった。だが、北朝鮮は、「『行動対行動』の原則が順守されなければならない」(今月4日の外務省報道官談話)と高姿勢で支援の遅れに不満を表明してきた。
検証対象となるのは、高濃縮ウラン計画や核兵器製造を含まない「完全かつ正確な申告」にはほど遠い寧辺核施設に限られた申告リストで、北朝鮮は優位な立場にある。北朝鮮はこれを「わが方の誠意ある努力によって(核問題は)新たな局面に入った」
(外務省報道官談話)と誇らしげに述べる一方で、米国が手続き中のテロ支援国家指定解除や対敵国通商法の適用除外に「(履行が)完全ではない」(同)と文句を付けている。検証問題も「行動対行動」原則を盾に条件闘争を仕掛けてくる可能性が十分にある。
初日に早くも立場の違いが明確になった。
(2/2ページ)
米国、韓国、日本は対北交渉をめぐりそれぞれ事情を抱えている。米ブッシュ政権は残る任期内に、政権の成果として「第2段階措置」を終了させ、核廃棄への道筋となる「第3段階」の協議を早期に始めたいため交渉を長引かせたくない。李明博政権初の
6カ国協議の韓国は、北朝鮮が李政権の対北政策に反発し南北対話が止まっていることから、核問題では存在感を示したい。日本は「まず厳格な検証体制づくり」を優先する方針だが、拉致問題再調査に関する日朝協議を北朝鮮に促したい。こうした思惑を
北朝鮮は交渉に利用してくるだろう。
11日からは非核化作業部会、経済・エネルギー支援作業部会も並行して進める計画だが、北朝鮮の無能力化のスピードと各国の支援実行のロードマップ作りも難航が予想される。
斎木氏「拉致解決で支援参加」 北の核申告に強い不満表明
2008.7.11 01:21
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080711/plc0807110120001-n1.htm 【北京=大谷次郎】北朝鮮による核開発問題をめぐる6カ国協議の首席代表会合が10日、北京の釣魚台迎賓館で始まり、北朝鮮が6月に提出した核計画申告に対する検証体制と、各国の義務履行を監視するメカニズムの確立について議論した。日本の
首席代表、斎木昭隆外務省アジア大洋州局長は会合で、北朝鮮の核計画申告に核兵器が含まれていないことを指摘し、「これで本当に完全な核申告といえるのか」と強い不満を表明した。
ただ、終了後、斎木氏は北京市内のホテルで記者団に対し「検証体制は収れんに向かっている感じだ」と語った。拉致問題については、会合の冒頭で、「拉致問題を解決することで支援に参加する環境が整ってくる」と発言したことを明らかにした。
会合では、(1)北朝鮮による核計画申告に対する検証方法の確立(2)北朝鮮に対する重油提供など経済エネルギー支援問題(3)6カ国外相会合の日程(4)今後の非核化「第3段階」の進め方−の4議題について協議を進めることで一致した。核申告検証
の枠組みを早期に立ち上げる必要性も確認し、11日に検証の具体的方法を協議することになった。進展次第では同日中にも、非核化作業部会が開かれる可能性がある。
6カ国協議筋によると、斎木氏は首席代表会合の際に北朝鮮首席代表の金桂寛外務次官と短時間、接触したが、拉致被害者の再調査などの懸案をめぐる議論はなかったという。日朝協議の予定について日本代表団筋は10日夜、記者団に「今のところな
い」と語った。
48 :
日出づる処の名無し:2008/07/11(金) 16:33:12 ID:tM9ztODk
>>45 加藤氏、拉致被害者「北に返すべきだった」発言で釈明
2008.7.11 12:14
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080711/stt0807111220004-n1.htm 自民党の加藤紘一元幹事長は10日、「拉致被害者5人を北朝鮮に返すべきだった」とする自らの発言に批判が集中したことを受けて、「拉致被害者の方々には一時も早く戻っていただきたいのは当然で、ご家族の方々のお気持ちを察すると言葉を失います。
拉致という犯罪で日本人の人生を奪った北朝鮮に強い怒りを感じます」などとする釈明文を自らのホームページに掲載した。
加藤氏は7日放送のBS11番組「西川のりおの言語道断」の発言録を紹介した上で、自らの発言の真意を「拉致という罪を犯した北朝鮮から『日本は約束を守らなかった』といわれてはならない。日本人の誇りを大切にすべきだ」という意味だと説明した。
「真意、お聞きしたい」 蓮池さん両親が加藤氏に抗議質問状
2008.7.11 17:07
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080711/kor0807111709006-n1.htm 自民党の加藤紘一元幹事長が北朝鮮から帰国した拉致被害者五人について「(北朝鮮に)返した方がよかった」と発言したことに対し、新潟県柏崎市の拉致被害者、蓮池薫さん(50)の父、秀量さん(80)とハツイさん(76)夫婦は11日、「理解しがたい。発言
の真意について是非お聞きしたい」とする抗議・質問状を加藤元幹事長あてに送付した。
文書では「親の気持ちを逆なでする発言が、自民党幹事長までやられた加藤氏の口から出たことにあぜんとする」と抗議。「拉致問題解決の根本は一体何であり、拉致被害者およびその家族の立場についてどう考えているのか、ぜひとも伺いたい」とし「偽り
のない回答を」と求めている。
柏崎市によると、原稿用紙2枚に手書きの文章を加藤元幹事長の議員事務所にファクスで送った。
ジェンキンスさん、日本永住へ 許可申請認めるよう法相が指示
2008.7.11 11:33
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080711/kor0807111134001-n1.htm 拉致被害者の曽我ひとみさん(49)の夫、ジェンキンスさん(68)が日本への永住許可を申請している問題で、鳩山邦夫法相は11日の閣議後会見で、同省入国管理局に永住許可を認めるよう指示したことを明らかにした。
東京入国管理局新潟出張所がジェンキンスさんに連絡を取る予定で、ジェンキンスさんがその後、同出張所で手続きをすれば、永住許可が認められる。
ジェンキンスさんは曽我さんの配偶者として在留資格を得ているが、3年ごとに更新が必要となる。永住許可が下りれば更新の必要がなくなるため、6月24日に新潟市の東京入管新潟出張所で日本への永住許可を申請した。
当初、ジェンキンスさんの永住許可が下りるまで半年程度かかるとみられていたが、鳩山法相は「話題の方なので、できるだけ早く結論を出してあげたらいいという指導をしていくつもりだ」と、早期に永住許可が下りる可能性を示唆していた。
>>48 【金剛山射殺】観光の背後で「敵対意識」 (1/2ページ)
2008.7.12 00:33
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080712/kor0807120036000-n1.htm ■韓国に衝撃
【ソウル=黒田勝弘】北朝鮮の南北合作観光地・金剛山での韓国人女性客射殺事件は、近年、対北和解・協力という“ほんわかムード”の中で北朝鮮に対する警戒心が大幅に後退している韓国国民に、大きな衝撃を与えている。事件の詳細は明らかでは
ないが、観光地で50代の女性観光客に対する銃撃、射殺は北朝鮮の対外的な敵対体質をあらためて印象付けるものだ。核問題をめぐる6カ国協議や対米関係における対話路線とは裏腹の事件で、国際的な北朝鮮評価のさらなる低下は避けられない。
金剛山観光は一種の観光特区として、北朝鮮社会とは隔離された鉄条網の中でのものだ。鉄条網の外や観光ポイントでは常時、武装警備兵が目を光らせ、観光客を監視している。事件は韓国の対北支援・協力にもかかわらず、北朝鮮が依然、韓国など
外部世界に対し露骨に敵対意識を維持しているという厳しい現実を見せつけたものだ。
南北境界線に近い東海岸の北朝鮮側にある金剛山は、昔から天下の名勝として知られる。金剛山の観光開発はこの地が故郷だった韓国の財閥・現代グループの創業者・鄭周永氏(故人)が対北協力事業として計画。外貨稼ぎを狙う北朝鮮側と思惑が一
致し、10年前から行われている。
道路、宿舎など関連施設や電力などはすべて韓国側が提供しているが、いまなお北朝鮮側の統制、監視は厳しい。観光地なのに自由な写真撮影はできず、行動もほとんど団体で個人行動はきわめて難しい。観光客が連行、取り調べられることもしばしば
ある。観光ポイントで団体からはぐれた日本人記者が連行された例もある。
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■監視の目
事件のあった長箭湾の海水浴場は数年前にオープンした比較的新しい観光ポイントだ。ただこの湾のはずれには海軍基地があり、海水浴場から停泊中の艦船が遠望できる。金剛山観光ではすべての観光スポットに双眼鏡をのぞく警備兵が多数配置され、
監視の目を光らせている。「先軍(軍事優先)政治」が国家的スローガンである軍事独裁体制だけに、とくに外部世界の人間と接する場所では警備兵の警戒心と敵対意識は極度に強い。
韓国の李明博新政権は、これまでの支援一辺倒の対北融和政策を手直しすると主張してきた。北朝鮮はこれに強く反発。李政権を“逆賊”と激しく非難し対話も拒否するなど、韓国への敵対姿勢が目立っていた。
今回の事件は最近のそうした対韓強硬姿勢を反映したものとみていい。北朝鮮は対韓強硬姿勢によって、逆に「南北緊張の責任は韓国にある」として内外で李明博政権に対する不満、批判が高まることを狙っているものとみられる。
北朝鮮核申告の検証方法の具体化を協議 6カ国協議2日目
2008.7.11 10:43
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080711/plc0807111048004-n1.htm 【北京=大谷次郎】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の首席代表会合は11日午前、北京の釣魚台迎賓館で2日目の協議に入った。
この日は、10日に引き続き北朝鮮が6月に提出した核計画申告に対する検証体制と、各国の義務履行を監視するメカニズムの確立などを中心に協議。参加国は核施設への立ち入りや技術者などへの聞き取り、追加申告のあり方など具体的な検証方法
についての合意を目指しており、「朝鮮半島非核化」作業部会を開き、専門家レベルで詳細な部分の調整を進めることも想定される。
ただ、北朝鮮は核計画申告などの見返りとして重油提供などエネルギー支援の早期の履行を求めている。拉致問題に進展がない限り支援に参加しないとの立場を取る日本との駆け引きが激しくなりそうで、協議は難航も予想される。
10日の初日は、核計画申告の検証方法確立やエネルギー支援問題のほか、6カ国外相会合の日程、今後の非核化「第3段階」の進め方について協議していくことで一致した。
「エネルギー支援しないことにそれなりの理解」 6カ国協議で高村外相
2008.7.11 11:29
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080711/plc0807111131006-n1.htm 高村正彦外相は11日午前の閣議後の記者会見で、北京で開催中の6カ国協議首席代表会合における北朝鮮へのエネルギー支援議論について、「日本の立場は、拉致問題に進展がない限りできないし、やるべきではないというものだ。それについては、
(協議参加国間で)それなりに理解されていると思う」と指摘した。
また、「日本以外の数カ国から、日本の立場表明を受けて『日朝関係を進めるべきだ』という発言があったと聞いている」と説明。その上で、日本にエネルギー支援参加を求める国があったかどうかに関し、「なかったと承知している」と強調した。
北朝鮮が6月の日朝公式協議で約束した拉致問題再調査に向けた動きが見られないことには、「向こうが約束をほごにすれば、こっちも約束したこと(制裁緩和)をやらないということだ。北朝鮮も必ずしもほごにするつもりはないだろうと思う」と述べた。
【6カ国協議】北へのエネルギー支援 本格論議 2日目
2008.7.11 20:11
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080711/plc0807112015013-n1.htm 【北京=大谷次郎】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議首席代表会合は2日目の11日、昼食をはさんで午後も北京の釣魚台迎賓館で協議を続行した。核問題だけでなく、北朝鮮への経済・エネルギー支援について本格議論を開始した。これまでの合意
事項の履行状況を監視する枠組みづくりでは大筋合意したが、核計画申告の具体的な検証方法などで議論を続けている。
この日の首席会合で、北朝鮮は核計画申告と核施設の無能力化の見返り支援を早期に履行するよう強く求めたとみられる。日本は拉致問題に進展がない限り、支援に参加しない立場を堅持しており、支援計画の具体化は難航が予想される。
申告内容の検証では、参加各国は核関連施設への立ち入りや核技術者への聞き取りなどの必要性を確認したものの、午前の会合では合意に至っていない。大筋合意できれば、専門家レベルの朝鮮半島非核化作業部会を開き、具体的な期間や方法など
の詰めを急ぐ。
【6カ国協議】核申告検証へ「三原則」で一致
2008.7.11 23:19
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080711/plc0807112319017-n1.htm 【北京=大谷次郎】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議首席代表会合は2日目の11日、核計画申告に対する検証と義務履行の監視メカニズムをめぐって協議を行い、北朝鮮に「追加文書の提出」などを求める「3原則」について認識が一致した。必要に応じて
国際原子力機関(IAEA)による検証を行うことも確認した。ただちに専門家レベルによる朝鮮半島非核化作業部会を開き、具体的な検証の期間や方法など詰めの作業に入った。
この日は日本首席代表、斎木昭隆・外務省アジア大洋州局長と北朝鮮首席代表の金桂寛外務次官が約15分間会談し、斎木氏は先の日朝実務者協議で約束した拉致問題の再調査を早期に実施するよう求めた。
首席会合では、北朝鮮への経済・エネルギー支援についても協議。北朝鮮は核計画申告と核施設の無能力化の見返り支援を早期に履行するよう求めた。日本は「拉致問題に進展がない限り、支援を行う環境にはない」との立場を改めて表明した。このため
無能力化と支援を並行して行い、10月末までに完了させる方向を確認するにとどまった。
認識が一致した3原則は(1)核関連施設への立ち入り(2)追加文書の提出(3)核技術者への聞き取り−の3点。ただ、厳格な検証を行うための行動計画づくりなど具体化作業は難航が予想される。6カ国協議閣僚会合の日程を外交ルートで調整することも
確認した。12日午前から首席代表会合と作業部会での議論を継続する。3
55 :
月読:2008/07/12(土) 08:22:40 ID:45OGjwUh
【6カ国協議】日本に「手詰まり感」 (1/2ページ)
2008.7.11 23:56
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080711/plc0807112355019-n1.htm 北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の首席代表会合が2日目の協議に入った11日、日本と北朝鮮の2国間協議が実現したが、それは短時間で終わった。日本政府は6カ国協議の枠組みの中で拉致問題の進展を図る戦略だが、核が前進をみせつつある
一方で、拉致には進展がなく「手詰まり感」だけが広がっている。
11日午後2時。北京の釣魚台迎賓館で行われた首席会合。その合間を縫って昼食を終えた斎木昭隆アジア大洋州局長は会場入り口付近で、北朝鮮の金桂寛外務次官と鉢合わせした。どちらともなく会場脇のソファに腰掛けると、「会談」はスタートした。
「日朝関係と北朝鮮の非核化は車の両輪のように共に前進させる必要がある。拉致問題の再調査などの約束を行動に移すべきだ」
斎木氏は強く要請したが、金氏は明確な回答を避けた。会談は15分で終わった。
6カ国協議の枠の中で核とともに拉致を前進させる戦略は「北朝鮮は日本の技術と経済支援に期待しているはずだ」(交渉筋)との読みが裏打ちしている。大規模支援を求めるなら、北朝鮮は拉致問題解決による日朝関係改善に踏み出さざるを得ず、それ
まで日本は米国や韓中露とともに圧力をかける戦略だ。
この日の首席会合で、斎木氏は「拉致問題を含む日朝関係に進展がない中、エネルギー支援に参加する状況ではない」との姿勢を強調した。協議筋によると、この際、米国は「拉致問題は大きな問題。北朝鮮が一層迅速に対応することを求める」と援護射
撃。中国も「日本が支援参加できるよう北朝鮮が日本の懸念に真剣に対応することを望む」と指摘したという。
(2/2ページ)
だが不透明感はぬぐえない。首席会合で日本に理解を示した韓国だが、金塾朝鮮半島平和交渉本部長は記者団に「(日本の姿勢に)納得したという意味ではない」と日本への不満をにじませた。拉致を理由に支援参加を見送る日本の負担分を米韓両国が
肩代わりする案もあるためだ。
米国首席代表のヒル国務次官補は核計画申告と核施設の無能力化、その見返り支援を行う「第2段階」措置について「秋までに完了させたい」と核廃棄に向けた作業を急ぐ考えを表明。第2段階の手順が整えば、8月11日に米国のテロ支援国家指定解除が
発効する流れは変わらない。
日本国内では、6カ国協議を前に打ち出した「拉致問題の再調査とその見返りの経済制裁緩和」という新方針自体が世論の反発を浴びており、政府に選択の余地はほとんどない。
核優先の論議の流れを「核も拉致も」という日本に優位な展開に切り返す外交力が試されている。(大谷次郎)
イランも計画関与か シリアの原子炉 (1/2ページ)
2008.7.12 01:31
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080712/kor0807120133001-n1.htm 【ワシントン=有元隆志】イラン高官が昨年9月にイスラエル軍によって空爆されたシリアの核関連とみられる施設を、破壊前の2005年と06年の2回にわたり、視察していたことが分かった。シリアの核問題に詳しい情報筋が明らかにした。米政府はこの施設
について、北朝鮮の協力で建設された原子炉と発表したが、イランも計画に関与していた可能性が高まったといえる。
同筋によると、視察したのは当時イランの核開発問題をめぐる交渉責任者だったラリジャニ最高安全保障委員会事務局長。シリア東部アル・キバル近くの砂漠地帯で、核兵器の原料となるプルトニウム製造を目的とした原子炉建設の模様を視察した。
ラリジャニ氏は06年9月20日、ダマスカスでアサド大統領と会談するとともに原子炉建設の進捗(しんちよく)状況を視察したという。シリア国営SANA通信は大統領が会談で、イランには平和目的に核技術を保有する権利があると強調したと伝えた。
同筋は05年2月に、国防軍需省上級科学者のモフセン・ファフリザーデ氏を団長とする代表団が同じく建設現場を訪れたと指摘した。米財務省は8日、ファフリザーデ氏がイランの核・ミサイル開発に関与したとして、米国内の資産凍結などの制裁を科した。
(2/2ページ)
同筋は原子炉建設で、(1)シリアは核保有国になれる(2)イランは国内で製造できないプルトニウムを入手できる(3)6カ国協議の合意に沿って寧辺の核施設の無能力化を進める北朝鮮は、プルトニウムによる核開発を継続できる−と指摘。連携により、
「3者それぞれに利益があった」と語った。
先月23日発売の独誌シュピーゲルは独情報機関の報告として、シリアと北朝鮮がイランの核開発を支援するために建設したと報じた。ただ、米専門家からは原子炉をめぐり、プルトニウム製造に必要な再処理施設がどこにあるのか不明のため、なお解明が
必要との指摘も出ている。
在米シリア大使館広報担当者は、3カ国の協力について「まったくの間違いで根拠がない。シリアには核兵器開発計画はなく、(施設は)建設途中の軍事施設だった」と否定した。
■在日イラン大使館の話
「イラン高官のシリア核施設の訪問、また外国諸国との核開発協力の記事を断じて否定する。貴紙がこのような事実と反する記事を繰り返し掲載することは甚だ遺憾である」
【産経抄】7月12日
2008.7.12 03:23
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080712/kor0807120325002-n1.htm 小紙では、「約束(プロミス)」をテーマにしたエッセーコンテストを毎年行っている。12回目を迎えた今年もさまざまな「約束」のエピソードが集まった。
▼大賞を受賞した「父の歌」は、音痴だった父親が、母の誕生日に歌をプレゼントする話だ。優秀賞の「ガリガリ小父さんとの約束」は、昭和22年、中国・大連からの引き揚げ船での、古今亭志ん生との出会いが描かれている。
▼次回はぜひ、自民党の加藤紘一元幹事長にも、応募をお願いしたい。加藤氏は今月7日のBS番組で、平成14年に一時帰国した拉致被害者5人を、北朝鮮に戻さなかった当時の政府の決定を批判した。その発言が非難されると、自らのホームページに
こんな釈明文を掲載している。
▼「拉致という犯罪を犯した北朝鮮から、『日本は約束を守らなかった』などといわれてはならない。日本人の誇りを大切にすべきである」。せっかく、救出した人質を犯人の元に返すことと、「約束」や「誇り」がどう結びつくのか、きちんと説明してもらいたいのだ。
▼「これが国内で子供を連れ去る事件が起これば、警察が総動員されて、取り返そうとビルを囲み、集中して取り組みますよね…拉致問題というのはそれと全く同じ問題なのです」。雑誌『正論』8月号で、中山恭子参院議員と対談した横田早紀江さんが言う
通りではないか。もっとも、発言の一部だけを取り上げてあれこれいうのは、加藤氏に失礼かもしれない。
▼読者のみなさんには、氏のホームページをのぞいて、横田さんの対談と読み比べることをお勧めする。国際社会との約束を破り続けてきた北朝鮮から、拉致被害者を取り戻すため、どちらの意見に耳を傾けるべきか、はっきりするだろうから。
合意文書とりまとめが焦点 6カ国協議3日目
2008.7.12 11:36
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080712/plc0807121142006-n1.htm 【北京=大谷次郎】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議は3日目の12日午前、北朝鮮による核計画申告に対する検証や経済・エネルギー支援などで参加国の基本認識が一致したことを受け、北京の釣魚台迎賓館で各国の首席代表が2国間会談などを
行い、最終的な合意形成に向けた動きを加速させた。首席代表会合で北朝鮮の非核化に向けた「第3段階」の進め方などについても意見交換する予定。議長国の中国は協議の成果を盛り込んだ合意文書づくりを目指している。
これまでの首席会合で、検証について、核関連施設への立ち入りや核技術者からの聞き取りなどで一致。必要に応じて国際原子力機関(IAEA)の検証も実施する方向。また、核施設の無能力化と見返り支援を行う「第2段階」措置を10月末までに完了さ
せる目標も確認している。ただ、検証の具体的手順や日程を検討する朝鮮半島非核化作業部会の議論では、各国の立場に隔たりがあり、協議は難航が予想される。
米首席代表のヒル国務次官補は12日朝、検証に関する協議について「数日間続くことになるだろう」と述べ、首席代表会合が終了しても作業部会の議論は続行するとの見通しを示した。
核申告の検証体制で合意 10月末まで核無能力化完成 6カ国協議 (1/2ページ)
2008.7.12 20:32
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080712/kor0807122034004-n1.htm 【北京=大谷次郎】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の首席代表会合は12日夕、議長の武大偉中国外務次官が北朝鮮の核計画申告に対する検証体制など6項目の合意を盛り込んだ報道発表文を読み上げ、閉幕した。ただ、検証の具体的な手順や期間
について合意できず、改めて首席代表会合を開いて協議することになった。
発表文には、北朝鮮が10月末までに核施設の無能力化を完了することと同時に、北朝鮮へのエネルギー支援を同月末までに終えるよう努力することが明記された。核計画申告の検証方法については、6カ国協議の朝鮮半島非核化作業部会に参加各国の
専門家らで構成する体制をつくり、(1)施設への立ち入り(2)書類の再検証(3)核技術者への聞き取り−などを行うことを盛り込んだ。また、国際原子力機関(IAEA)が検証に関与することについては「必要な場合、助言、協力を歓迎する」とした。
支援については、日本は拉致問題を含む日朝関係が進展しない限り、支援には加わらないとの立場を崩さなかったため、発表文には「日本は環境が整えば参加する用意があることを表明した」と盛り込んだ。
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首席会合3日目となる12日は、午前から参加国による2国間協議などを重ね、検証を早期に実施するための細部を検討した。協議筋によると、検証対象となる施設や技術者などについて、北朝鮮が軍の施設や関係者が対象になることに難色を示したことから、
合意に至らなかったという。このため「協議を続けるより、各国が持ち帰って、検討し直してから協議を再開した方がいい」(日本協議筋)と判断した。
米首席代表ヒル国務次官補は閉幕後、首席代表による非公式会合を24日にシンガポールで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)に合わせて開く見通しを示した。ただ、日本には「ARFまで先送りせず早期に再開したい」との意見
も出ている。6カ国外相会合を「適当な時期」に北京で開催するため、日程調整を進めることも確認した。
■6カ国協議首席代表会合の報道発表文要旨
一、6カ国は朝鮮半島の非核化に向けた検証メカニズムの設置で合意。
一、検証には6カ国の専門家が参加。施設への訪問、書類の検討、技術者へのインタビューなどを実施。
一、検証に国際原子力機関(IAEA)が支援を行うことを歓迎。
一、6カ国がそれぞれの義務を果たすことを監視する体制設置で合意。各国代表で構成。
一、寧辺の核施設解体に伴い、経済・エネルギー支援実施に向けた日程表作成で合意。
一、2008年10月末までに北朝鮮への経済・エネルギー支援完了と寧辺の核施設無能力の完了を目指す。
一、日本は環境が整い次第、速やかに北朝鮮への経済・エネルギー支援を行う旨表明。(共同)
6カ国協議閉幕 正念場の拉致問題 (1/2ページ)
2008.7.12 20:37
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080712/kor0807122040005-n1.htm 「拉致問題を含む日朝関係が進展しない限り、支援には加わらない」
3日間にわたる北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議首席代表会合で、日本首席代表の斎木昭隆・外務省アジア大洋州局長は、何度もこの言葉を繰り返した。「政府の基本方針を言い続けるしかない」(外務省幹部)として日本は拉致問題では譲らないという
姿勢を内外に示す狙いからだ。
斎木氏は協議閉幕後、北京市内のホテルで記者団に「各国ともよく日本の立場を理解してくれている。日本としては支援を行える環境が早く作られることを期待している。これは何を意味するか6カ国の間では共通認識だ」と強調した。
政府が6月の日朝実務者協議で、北朝鮮への制裁措置一部解除を表明したことに、国民世論は「拉致問題が置き去りにされる」「米国によるテロ支援国家指定解除を自ら招いた」などと強く反発した。北朝鮮が約束した拉致問題の再調査も進展していない。
そうした状況下で開催された6カ国協議だっただけに、安易な妥協は許されなかった。
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今回の首席会合では、北朝鮮による核計画申告、核施設の無能力化と、その見返りとして重油95万トン相当のエネルギー支援を行う「第2段階」措置を10月末までに終える方針が確認された。ただ、日本が参加しない以上、他の国が日本の負担分を肩代
わりせざるを得なくなる。
それを避けたい他の参加国は、日本の参加を促すうえでも日朝協議の早期進展を求めている。米国の指定解除の表明などの「米朝接近」も手伝い、6カ国協議の中で日本が「孤立」する懸念も指摘されているが、ここが我慢のしどころともいえよう。
日朝交渉筋は「米朝接近を演出することで日本を『蚊帳の外』に置こうとするのが、北朝鮮の基本戦略だ」と分析する。限られた対北朝鮮カードをうまく駆使し、拉致問題を解決に導かなければならない政府には「国民への説明責任を果たし、世論を納得させ
ながら着実に前進させることが必要」(与党幹部)となっている。(大谷次郎)
6カ国協議 米、最終段階へ前のめり 国内の対北懸念を封印 (1/2ページ)
2008.7.12 22:12
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080712/amr0807122213021-n1.htm 【ワシントン=有元隆志】米政府は6カ国協議の首席代表会合で、北朝鮮の核計画の申告に対する検証体制の確立などで合意したことを受け、北朝鮮へのテロ支援国家指定解除が発効する8月11日までに検証に関する最終的な合意を図り、寧辺にある
核施設への立ち入りに向けた手続きに着手する考えだ。
来年1月のブッシュ大統領の任期切れが迫るなか、米首席代表のヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は、申告と核施設の無能力化の完了を中心とする第2段階を早期に終わり、核廃棄を協議する最終段階に入りたいとの意向を示してきた。このため、
首席代表会合では検証のあり方の詰めの議論を残したまま、“合意”を優先した形だ。
ブッシュ大統領は先月26日に指定解除を発表した際、「(発効までの)45日間は北朝鮮が真摯(しんし)な協力姿勢を示す大切な期間だ」と述べ、非協力的な場合は制裁を再び科す可能性を示唆していた。政権側は今回の検証方法をめぐる合意が、プルト
ニウムによる核計画の開発阻止に向けた目に見える形での「成果」だ、としている。
(2/2ページ)
米議会のなかには共和党を中心に、焦点だったウラン濃縮や核拡散問題が詳しく触れられていないことに反発がある。しかし、多数派の民主党は、申告書提出を「一歩前進」と評価しつつ、検証に北朝鮮が協力的な姿勢を示しているかを踏まえ、解除に賛成
するか判断するとの構えを示してきた。今回の“合意”を受けて、議会側が「解除に異議を唱える可能性は低くなった」(議会筋)といえる。
ヒル次官補は会合開始を前に、検証をめぐって「大きな相違点はない」と述べ、北朝鮮との間で基本的に合意していたことを示すなど、今回の議論も米朝主導で進めていたことをうかがわせた。協議筋は北朝鮮が提出した申告書の英文が「ほぼ完璧(かんぺき)
だった」と述べ、一連の米朝協議で米側が文書の内容にも深く関与していたことをうかがわせた。
政権側は反対派に理解を求めるため、指定解除をしても、多くの制裁措置が残っているとして、北朝鮮への経済支援が急に増えることにはならないと繰り返してきた。今後の協議で、北朝鮮に核放棄を促すため大規模な経済支援を計画しようとしても、政権
末期が近づいてくるなか、重要な政策決定はしづらくなる。最終段階をめぐる本格的な議論は、次期政権に先送りされる公算が高まっている。
6カ国協議 ブッシュ政権との交渉に幕? 取るモノ取った北朝鮮 (1/2ページ)
2008.7.12 22:17
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080712/kor0807122218006-n1.htm 【北京=久保田るり子】北朝鮮の核計画について、5カ国が検証・監視をいつ開始するのかさえ詰め切れずに総論合意にとどまったことは、今回の協議も北朝鮮の優位で進んだことを印象付けた。
検証問題について協議筋は12日、「1(北朝鮮)対5の意見対立がきわめて大きかった。作業部会で行う今後の協議は楽観していない。米朝は最終日も検証問題を午前中のほとんどを費やして協議した」などと述べた。
北朝鮮は「無能力化の作業、申告提出、冷却塔爆破」の3点で義務履行を果たしたとの立場を強く主張、5カ国に見返り支援の早期実施など対応措置を求めたほか、「行動対行動」の原則を根拠に、検証開始については、米国のテロ支援国家指定解除
(8月11日)と第2段階措置の支援実施(10月末)後を主張したとみられている。
意見対立は検証時期のほか、査察団の構成や検証対象、施設内のサンプリングの有無など多岐にわたったもようだが、検証にかかわる部分はいったん、すべて非核化作業部会(議長国・中国)に議論を移すことになった。具体的な交渉に北朝鮮が早期
に応じる可能性は低く、検証開始は早くも困難視されている。
(2/2ページ)
2003年夏以来、5年を経過した6カ国協議で、今回の首席代表会合は北朝鮮の核無能力化と核計画申告の「第2段階措置」履行を評価し見返り支援と検証を決定、第3段階へのステップとする段取りだった。
だが、今年4月のシンガポールでの米朝協議で、米国が「核問題」の対象から高濃縮ウラン計画、核拡散、核兵器の検証と廃棄を先送りし、当面の対象を寧辺核施設に限定することに同意してからは北朝鮮ペースが強まっている。
ブッシュ政権が強く求める核計画申告も、寧辺施設に関するものを6月末に提出しただけで米国からテロ国家指定解除などを獲得した。さらに検証対象も、すでに用済みの寧辺核施設に限定した。
韓国の核専門家は「いま北朝鮮は核問題で時間的制約を感じていないだろう。8月にテロ国家指定解除を確定すればブッシュ政権との交渉を終わりだ。核兵器やプルトニウム廃棄など次の段階は米次期政権で行う公算が大きい。プルトニウム廃棄の対価
には軽水炉提供を求めるだろうし、核兵器は軍縮交渉で望むだろう」とみている。
6カ国協議 外相会議へ道筋 中国 外交力アピール
2008.7.12 22:20
ttp://sankei.jp.msn.com/world/china/080712/chn0807122222005-n1.htm 【北京=野口東秀】中国は、6カ国協議の議長国として、北朝鮮の核計画申告の検証などを含む合意文書の採択にこぎつけた。中国としては、月内にも6カ国外相会議を北京で開催し、これまでの協議の成果をアピール。さらに8月8日の五輪開会式の際に
行う各国首脳との会談では、地域の安定化に果たした役割を強調、チベット騒乱などで地に落ちた国際的なイメージの改善に努める考えだ。
今回の協議で中国は、核計画の検証体制に道筋をつけることに最大限の力を注いだ。外交筋によると、先月中旬に訪朝した中国の習近平国家副主席は、金正日総書記に、(1)北朝鮮が日米と対話し関係改善することを希望(2)6カ国協議を新段階に進め
る(3)中国は建設的役割を果たす−と伝え、合意形成に応じるよう説得したとされる。
今回の合意は、米朝協議が先行する北朝鮮の核問題で、中国が久々に存在感をみせた格好だ。中国としては、今後も6カ国協議を「北東アジアの長期的安定を実現する有効なシステム」(楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)外相)として維持、機能させる
ことで、米朝が先行することをけん制するものとみられる。
NHK実況 日曜討論 2008年7月13日
http://live23.2ch.net/test/read.cgi/livenhk/1215906843/ ▽6か国協議再開 どうする“核と拉致”
▽原油・食糧高騰暮らしと景気の行方は
▽9か月ぶりに再開した6か国協議。北朝鮮の核放棄と拉致問題解決への道筋は。高村外相に迫る。
▽原油や食糧高騰にサミットでも懸念が。その影響と対策を大田大臣に問う。
第1部「6か国協議再開 どうする“核と拉致”」
(外務大臣)高村 正彦
(拓殖大学大学院教授)森本 敏
(法政大学教授)鈴木 佑司
第2部「原油・食糧高騰 暮らしと景気の行方は」
(経済財政政策担当大臣)大田 弘子
(同志社大学大学院教授)浜 矩子
(NHK解説委員)島田 敏男
65 :
エボラ:2008/07/14(月) 01:29:00 ID:ZdWkjDhU
【産経抄】7月13日
2008.7.13 02:41
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080713/kor0807130244002-n1.htm 大阪府と奈良県にまたがる金剛山は南北朝時代の武将、楠木正成とゆかりが深い。後醍醐天皇に呼応してこの山麓(さんろく)で挙兵、千早城などにこもり鎌倉幕府の軍をさんざん苦しめた。日本人の間でいまだに根強い「楠公神話」の聖地といってもいい。
▼こちら北朝鮮南東部の金剛山(クムガンサン)は朝鮮仏教の聖地である。山から海岸につながる景勝地としても知られ、北朝鮮最大の観光地だ。10年ほど前からは南北共同で観光事業が始まり、韓国から大勢の人が訪れている。朝鮮半島の融和を願
う人たちの聖地のようにもなっていた。
▼その南北融和の象徴といえる地が血塗られてしまった。観光にきていた韓国の53歳の女性が早朝、柵を越え観光区域の外の海水浴場付近に出たところで、北朝鮮の兵士に撃たれて死亡した。兵士は女性に停止を求めたが、逃げたので撃ったと言って
いるらしい。
▼なぜ女性が柵を越えて危険な所へ行ったのかなど、事件には謎も多い。だが一度停止を求めただけで、いとも簡単に射殺した。しかも場所が海岸とあれば日本人なら誰もが、有無を言わせず拉致を実行した北朝鮮の工作員を思い浮かべたはずだ。ぞっ
とする非情さである。
▼むろん韓国の人たちはそれ以上に衝撃を受けたに違いない。ちょうど李明博大統領が国会で、これまでの対北強硬路線を軟化させ「対話再開」を呼びかける演説を行った、その直前に事件は起きた。韓国内の融和ムードそのものが水をさされた思いだろう。
▼困ったことに、こんな北朝鮮の非道ぶりが明らかになっても、ほとぼりが冷めるとすぐ太陽政策や融和論が頭をもたげてしまう。この国をめぐる歴史はそのくり返しだった。6カ国協議の代表たちにも、そのことを胸にきざんでほしい気がする。
【主張】6カ国協議 核も拉致も原則の堅持を
2008.7.13 02:45
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080713/plc0807130248002-n1.htm 北京で開かれていた6カ国協議の首席代表会合は、北朝鮮の核計画申告に対する検証と義務履行の3原則を含む合意文書をまとめて閉幕した。具体的な検証手順や方法は作業部会で詰めるが、難航も予想される。
合意文書は、核申告の検証と経済・エネルギー支援などの見返り措置の実施に関する行動指針をまとめたものだ。北朝鮮は見返り支援の早期履行を求めており、核施設無能力化の作業と支援を並行して進展させ、10月末をめどに完了させる方向だ。
検証については(1)核関連施設の立ち入り調査(2)追加資料提出(3)核技術者らの聞き取り調査−の3原則で一致した。日米などが求めた国際原子力機関(IAEA)の専門家による支援も盛り込まれたのは一応の前進といってもいい。
しかし、合意内容は総論と原則にすぎず、詳細な検証手順が定まるまで油断は禁物だ。北朝鮮が申告したプルトニウムの数量には初めから矛盾点が多いだけでなく、そもそも核兵器の数量や保管場所などは「軍事機密」として申告を拒んでいるからだ。
検証作業の各論では、核物質の量の推定に不可欠な標本採取や機材の持ち込み、査察員の構成などをきちんと詰める必要があり、北朝鮮が新たな条件や注文をつける可能性も見落とせない。
さらに、ヒル米首席代表は核完全廃棄をめざす「第3段階」を前倒しで進めるために、外相級会合の開催や、北朝鮮に新たな見返りを示す構想もあるという。
現段階で核兵器やウラン濃縮などの申告を先送りしたばかりか、さらに見返りを講じるのは前のめりに過ぎないか。まずは「完全かつ正確」な申告とその検証を果たすことを優先してもらいたい。
日本にとって、検証作業完了を待たずに米国のテロ支援国家指定が解除されるのが確実となったのはきわめて遺憾である。しかも、北朝鮮は米中韓などに働きかけて日本を孤立させ、経済・エネルギー支援分担の圧力を強めようとしている。
日本は北朝鮮が拉致問題解決に向けた行動をとらない限り、一切支援をしない「核も拉致も」の原則で臨んできた。国民もこれを支持している。核問題は実効ある検証を確保し、拉致問題の再調査など約束履行を求め続けることが必要だ。日米協調を崩さずに、
揺るぎない外交を進めてほしい。
南北対話再開提案を拒否 北朝鮮
2008.7.13 17:42
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080713/kor0807131742004-n1.htm 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は13日、韓国の李明博大統領が11日の国会演説で南北対話の全面再開を提案したことについて「一顧の価値もない」と拒否、「北南関係改善を望む民族と内外の世論を愚弄(ぐろう)するものだ」と厳しく非難する
論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
同演説に対する北朝鮮の反応は初めて。金剛山地区での韓国人観光客射殺事件で韓国に謝罪を要求した強硬姿勢は、国会演説への反応でも貫かれており、北朝鮮との対話再開を模索しようとする韓国の負担感は増すばかりだ。
論評は、李大統領の対話再開提案は「内容のない空言で、対決的な(北朝鮮)政策に何ら変わった点はない」と指摘。李大統領を呼び捨てにしたり民族反逆者を意味する「逆徒」と表記、大統領の肩書は使わなかった。(共同)
北朝鮮が24日加盟 東南アジア友好協力条約
2008.7.14 19:14
ttp://sankei.jp.msn.com/world/asia/080714/asi0807141915004-n1.htm 東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国のシンガポールは14日、ASEANの基本条約である東南アジア友好協力条約(TAC)に加盟するとの連絡を北朝鮮から受けたと発表した。署名式は24日にシンガポールで開かれるASEAN地域フォーラム(ARF)
の後に行われる予定。
TAC加盟は、日本などが出席する東アジアサミットへの参加の前提条件にもなっており、北朝鮮の国際社会参加の動きが本格化する。
シンガポール外務省は「ASEANは北朝鮮の決定を歓迎する。TAC加盟はASEANと北朝鮮の関係を強化し、地域の平和と安全、協力を促進する」との声明を発表した。
ASEANと日本、中国、インドなどが加盟するTACは、北朝鮮の加盟で計25カ国となる。(共同)
脱北者の強制送還中止を 米議員、五輪控え中国主席に書簡
2008.7.15 09:35
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080715/amr0807150942006-n1.htm 米上院外交委員会のボクサー東アジア・太平洋小委員長(民主党)やブラウンバック議員(共和党)ら超党派の米上院議員7人は14日付で、北京五輪を控えた中国の胡錦濤国家主席に書簡を送り、北朝鮮からの脱出住民(脱北者)の強制送還をやめるよう
要請した。
書簡は、中国には自国国境を守る権利があるが、強制送還というやり方ではなく、国際社会と協調して脱北者問題に取り組むべきだと強調。胡主席に対し、脱北者が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や非政府組織(NGO)と接触することを許可し、
第三国に安全に移送させるよう求めている。(共同)
米・ライス長官がARF出席へ、6カ国外相顔合わせも
2008.7.15 10:08
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080715/amr0807151007008-n1.htm 米国務省高官は14日、ライス米国務長官が24日に東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国シンガポールで開催されるASEAN地域フォーラム(ARF)に出席すると発表した。長官は昨年のARFを欠席しており、2006年7月のクアラルンプール会合以来の
参加となる。
マコーマック国務省報道官は記者会見で、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の参加国外相がARFの場を利用し、一堂に会することも「あり得る」と述べ、顔合わせが実現する可能性に言及した。高官によると、ライス長官はARF出席後、オーストラリア
(パース)、ニュージーランド(オークランド)、サモア(アピア)、米ハワイ州(ホノルル)を訪れる予定(共同)
北朝鮮代表団が帰国の途、6カ国協議首席代表会合
2008.7.15 12:50
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080715/kor0807151249003-n1.htm 北京で行われた6カ国協議の首席代表会合に出席した金桂冠外務次官率いる北朝鮮代表団が15日、北京国際空港から平壌へ帰国の途に就いた。
金外務次官は空港で記者団に、「(13日に会合結果を報じた朝鮮中央通信の)報道の通りだ」とだけ述べ、核計画申告に対する検証作業がいつ始まるかなどの見通しには触れなかった(共同)
ジェンキンスさん永住許可取得 来日4年目 入管の新潟出張所で
2008.7.15 11:16
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080715/kor0807151116000-n1.htm 北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさん(49)の夫ジェンキンスさん(68)は15日、東京入国管理局新潟出張所(新潟市東区)を訪れ、永住許可を取得した。法務省が11日に許可を出すことを決めていた。
ジェンキンスさんは平成16年7月、ジャカルタで再会した曽我さんらとともに来日。曽我さんの配偶者として3年ごとに更新が必要な在留資格を得ていたが、今後は更新の必要がなくなる。
現在、ジェンキンスさんは曽我さんのふるさと、新潟県佐渡市に住み、土産物店で働いている。
72 :
日出づる処の名無し:2008/07/16(水) 18:03:51 ID:5fMburUq
“北朝鮮の人はオリンピック期間, 中国から出て行きなさい”
http://www.dailynk.com/japanese/read.php?cataId=nk00600&num=2555 中国が国内で働いている北朝鮮の人に対し、オリンピックの期間中、中国から出て行くか、中国国内の事業を中断することを要請したと報じられた。
ブルームバーグ通信が、最近入手した中国駐在北朝鮮大使館の文書を引用し、
“中国は保安上の理由をあげ、貿易機関の代表と政府の派遣職員を除く北朝鮮の人に対して、今月31日までに中国から出て、9月末まで戻ってこないよう要求した”と15日に報道した。
北朝鮮大使館はこのため、11日に中国国内の北朝鮮の人にこうした内容の訓令を下逹したという。
13日付で発効したこの訓令によれば、期間内に出国しない人には罰金が賦課されたり、中国への再入国が禁止される。
また、7月1日以後予定されていた北朝鮮の人の中国派遣も、9月25日以降に持ち越された。
関西大学の李英和教授は、“北朝鮮も中国も、オリンピックの期間に問題の種をきれいに無くすことを願っているようだ”と言い、
オリンピックが開かれる間、“外国の機関が中国国内の北朝鮮の人たちから情報を得ようとして、北朝鮮の人が外国のメディアと接触しようとするかも知れない”と明らかにした。
通信は“今回の訓令がどれだけ強制力があるのかは不透明”と述べ、“5人の北朝鮮事業家に会ったが、出国の日が違っていたり、こうした訓令に影響を受けていなかった”と伝えた。
駐日本中国大使館の公報官もこうした訓令について知っておらず、これを確認する方法もないと明らかにした。
日本の‘北朝鮮難民救援基金’の加藤博代表は、“中国がオリンピック期間のデモの可能性をできるだけ無くすために、北東部の国境地域で脱北者に対する取り締まりを強化している”と語ったと通信は伝えた。
73 :
天照大神:2008/07/16(水) 19:07:25 ID:zw6qORqm
イランや北朝鮮のミサイル開発に懸念 米国防総省
2008.7.16 18:24
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080716/amr0807161826006-n1.htm 米国防総省ミサイル防衛局のオベリング局長は15日の記者会見で、北朝鮮やイランの弾道ミサイル開発に懸念を示すとともに、両国が米本土を射程に収める大陸間弾道弾(ICBM)を将来保有した場合に備えて、ミサイル防衛網の整備に努める考えを強調した。
具体的には、現在アラスカ州に21発、カリフォルニア州に3発の計24発配備されている地上配備型迎撃ミサイルを、年末までに30発に増加。海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載できるイージス艦も、年末までに15隻から18隻に増やすとの方針を示した。
イランに関しては、情報当局の分析として、2015年から2017年にかけて、米本土に到達可能なICBMを開発できるとの見通しを紹介した。ロシアが東欧へのミサイル防衛(MD)網構築に強く反対していることに関しては、イランのミサイルの脅威が増している
ことに対処するもので、ロシアを対象にしていないとのこれまでの説明を繰り返した。(ワシントン 有元隆志)
6カ国外相が非公式会合か
2008.7.16 19:14
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080716/kor0807161918005-n1.htm 今月24日にシンガポールで開かれる東南アジア諸国連合地域フォーラム(ARF)の機会を利用し、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の参加国外相が、非公式に集まる形で会合を開く方向で調整していることが分かった。複数の協議筋が16日までに明らか
にした。
6カ国は公式外相会合を北京で開催することで合意しており、今回は「顔合わせを兼ねた集い」(協議筋)という位置付け。北朝鮮の核計画申告などで動き始めた協議の機運を維持する狙いがある。
非公式外相会合の前には首席代表会合を開くことも検討されており、ARFと並行して北朝鮮の核問題をめぐるさまざまな協議が行われる見通しだ。(共同)
ところで北朝鮮は、この先、
どうやって食ってくの?
経済的な方向性が見えなきゃ、
信用しろったって、信用できないけど。
拉致被害者家族に政府が説明
7月16日 23時32分
ttp://www3.nhk.or.jp/news/k10015947391000.html# 北朝鮮による拉致被害者の家族が、先週開かれた6か国協議について政府から説明を受け、「被害者全員を取り戻すという方針を維持しながら交渉に当たり、北朝鮮の行動を促してほしい」と求めました。
拉致被害者の家族会代表の飯塚繁雄さんたちは、16日に内閣府を訪れ、外務省の斎木アジア大洋州局長らと面会し、先週北京で開かれた6か国協議の説明を受けました。この中で、斎木局長は、核施設の無能力化に並行して行われている北朝鮮への
エネルギー支援には日本として拉致問題が進展しないかぎり参加しない方針を確認したことなどを説明しました。家族からは「拉致問題の進展がないかぎり支援を行わないという原則を堅持してほしい」といった意見が出されたほか、先月の日朝実務者協議
で北朝鮮が「拉致問題の再調査」を約束したにもかかわらず協議再開の動きがないことについて質問が相次いだということです。面会のあと、飯塚繁雄さんは「被害者全員を取り戻すという政府の方針は変わっていないとのことだったので、そのことばを信じ
たい。先月の日朝実務者協議以降、北朝鮮による再調査の動きはないが、日本政府として北朝鮮にきちんと行動するよう強く促してほしい」と話しました。横田めぐみさんの父親の滋さんは「交渉を進めるために再調査という段階を経ることは必要だと思って
いる。政府には、北朝鮮の出方をしっかり見極め、妥協することなく、拉致問題の進展につなげてほしい」と話しました。
安倍前首相、拉致被害者めぐる加藤氏の発言批判2008年7月17日21時19分
http://www.asahi.com/politics/update/0717/TKY200807170283.html 安倍前首相は17日、埼玉県戸田市での講演で、自民党の加藤紘一元幹事長が
北朝鮮による拉致被害者5人を「返した方がよかった」と発言したことについて
「大きな考え違いをしている。拉致をした所に『戻りなさい』と約束したら、日本の
責任放棄だ。約束を裏切ったというのは、北朝鮮の主張そのものだ」と批判した。
加藤氏は7日のBS11の番組で、司会者から「返した方がよかったか」と問われ
「当然だ。国家と国家の約束だから」と答えていた。
>>77 (・∀・)v
燃料棒、半数を抜き取り 1日30本、ペース速める
2008.7.17 09:55
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080717/kor0807170957001-n1.htm 6カ国協議の合意に基づき北朝鮮の寧辺で行われている核施設無能力化のうち、実験用黒鉛減速炉からの燃料棒抜き取り本数が先週、北京で首席代表会合が開催されていた間に、ほぼ半数となる4000本を超えたことが17日分かった。
北朝鮮はまた、抜き取りのペースを最近1日15本から30本に速めたことを同会合で各国に説明した。いずれも複数の協議筋が明らかにした。
北朝鮮が半数の抜き取りを会合に合わせ完了させ、抜き取りのペース加速を表明したのは、見返りとなる重油やエネルギー関連の設備、資材の提供も早期に実施するよう5カ国に促す好機と判断したためとみられる。
会合では、重油などの提供に履行期限を設定するよう求めた北朝鮮の主張通り、10月末までに核施設無能力化とともに提供を完了することで合意している。(共同)
検証方法協議、めど立たず 北朝鮮の核申告で
2008.7.17 10:38
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080717/amr0807171041006-n1.htm ヒル米国務次官補は16日、北朝鮮の核計画申告内容検証方法を詰める協議について「いつ、どのような形で行うのかは決まっていない」と述べ、非核化作業部会などの開催のめどが立っていないことを明らかにした。上院外交委員会の非公開公聴会で
6カ国協議の現状を報告後、記者団に語った。
ヒル次官補は、検証作業について、米国による北朝鮮のテロ支援国家指定解除が発効することになる8月11日までに「もちろん始めたいと思っている」と強調。先週北京で行われた首席代表会合や非核化作業部会で出された案に対し、北朝鮮が「具体的
な意見を出してきてくれることを望んでいる」と述べ、早期に反応が示されることに期待を示した。(共同)
6カ国外相が非公式会合 中国外務次官、山崎氏に
2008.7.17 14:44
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080717/kor0807171444003-n1.htm 中国の武大偉外務次官は17日、シンガポールで今月24日に開かれる東南アジア諸国連合地域フォーラム(ARF)の機会に、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の参加国外相が非公式協議を開く見通しになったと明らかにした。自民党の山崎拓前副総
裁との北京市内での会談で述べた。
また、拉致問題の進展がない限り北朝鮮へのエネルギー支援には参加しないとの日本政府方針に関して「日朝関係改善に影を落とし、日本の国際イメージにも傷がつく」と指摘した。(共同)
北朝鮮核兵器 保有前提に警戒
7月17日 18時24分
ttp://www3.nhk.or.jp/news/k10015964811000.html# アメリカ太平洋軍のキーティング司令官は、ワシントンで講演し、北朝鮮の軍事力について、「すでに核兵器を保有している可能性も考慮しなければならない」などと述べ、アメリカ軍としては、北朝鮮が核兵器を保有していることを前提に警戒を続ける必要性
があると強調しました。
アメリカ軍でアジア地域を管轄する太平洋軍のキーティング司令官は16日、ワシントン市内で講演しました。この中で、キーティング司令官は、北朝鮮の軍事力について「依然として韓国を攻撃できる多数の兵器を保有しているし、短距離・中距離・長距離の
各種ミサイルを、ほとんど何の警告もなしに発射するおそれがある。長距離ミサイルは、アメリカ本土にも到達する可能性がある」と述べました。そのうえで、キーティング司令官は「北朝鮮がすでに核兵器を保有している可能性も考慮しなければならない」と
述べ、アメリカ軍としては、北朝鮮が核兵器を保有していることを前提に警戒を続ける必要性があると強調しました。その一方で、キーティング司令官は、最近の6か国協議での一定の進展などを念頭に「近い将来、朝鮮半島の平和と非核化を実現できる可能
性は、わたしが就任した1年前に比べ高まっていると思う。わたしは、太平洋軍司令官として非常に慎重に情勢を見極める必要はあるが、楽観している」と述べました。
80 :
日出づる処の名無し:2008/07/18(金) 20:36:57 ID:esUrfHXG
加藤氏の地元で辞職要求「貴殿はそれでも日本人か」
2008年7月18日(金)17時14分配信 夕刊フジ
自民党の加藤紘一元幹事長がテレビ番組で、北朝鮮から帰国した拉致被害者について
「北に返すべきだった」などと発言した問題で、拉致問題に取り組む全国の地方議員らが18日、
加藤氏の地元・山形県内で議員辞職を求める活動を始めた。
問題となった発言自体を知らない有権者も多く、驚くとともに加藤氏への不信感を高めていた。
集まったのは全国約200人の都道府県市区町議員(超党派)でつくる「拉致問題を考える草莽
全国地方議員の会」のメンバー。あいにくの雨の中、同日午前8時から、加藤氏の選挙区である山形県
鶴岡市や酒田市のJR駅前やスーパー前などで街宣活動を行い、議員辞職を要求するビラを配った。
また、同日午前、加藤氏の地元事務所に抗議文を提出した。
加藤氏の問題発言とは、今月7日の日本BS放送で、
「国家と国家の約束だから(拉致被害者5人を北に返した方が)良かったと思う。日本政府は『返す』
と約束していたが、安倍(晋三前首相)さんを中心に『返すべきではない』となった」などと語ったもの。
直後から、拉致被害者家族らが「貴殿はそれでも日本人か」などと猛烈に反発。地方議員の会でも
「拉致被害者や家族会の心を傷つけただけでなく、拉致被害者救出活動への妨害工作だ」として、
東京・渋谷のハチ公前や、永田町の自民党本部前で街宣活動を続けてきた。
地方議員の会の世話人である東京・杉並区の松浦芳子区議(自民党)は「東京でもそうですが、
加藤氏の発言自体を知らない人が多く、私たちが説明すると、『ウソでしょ』『信じられない』と驚き、
辞職要求活動にも賛同してくれる。反応はいい」と語る。
加藤氏は自身のHPで釈明しているが、松浦氏は「釈明にも謝罪にもなっていない。加藤氏は
『日朝国交正常化推進議員連盟』の顧問に就任したが、(北寄りの発言をする)確信犯なのでしょう」
とあきれている。
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/fuji-320080718016/1.htm
北朝鮮外相、ARFへ
2008.7.19 13:26
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080719/kor0807191329002-n1.htm 北朝鮮の朴宜春外相率いる代表団が19日、シンガポールで24日に開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)に出席するため平壌を出発、経由地の北京に到着した。
シンガポールでは、6カ国協議参加国の外相非公式会合が行われることになっているが、朴外相率いる北朝鮮代表団に6カ国協議担当者の姿はみられなかった。
朴外相はARFに出席後、ベトナムを公式訪問。さらに、非同盟諸国会議の外相会談のためイランも訪れる予定。(共同)
日本の参加継続に疑念 6カ国協議で北朝鮮
2008.7.19 22:42
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080719/kor0807192240004-n1.htm 北朝鮮の国営朝鮮中央通信は19日、6カ国協議で日本が拉致問題での進展がないことを理由に、非核化に応じたエネルギー支援参加を拒否し続けていることを非難、「果たして日本が協議に継続して参加する必要があるのか」と、日本の参加継続に強い
疑念を表明する論評を出した。
北朝鮮は、6カ国協議で拉致問題を取り上げようとする日本の協議参加資格について、強い疑問を繰り返し示している。
今回も「拉致問題は朝鮮半島の核問題と何ら関係なく、6カ国協議で論議される問題ではない」と主張。高村正彦外相らが拉致問題で進展がない限り経済制裁の一部解除やエネルギー支援はできないとの立場を示していることについても、「6カ国協議の進
展を妨げようとする妄言」と批判した。(共同)
84 :
日出づる処の名無し:2008/07/20(日) 08:09:21 ID:UychFIt2
北朝鮮の拉致と核 −八方美人に成功なし−
北コリアの問題は、まともに対処すれば全く脅威でも何でもない。
「小敵たりとも侮らず、大敵たりとも恐れず」(軍人勅諭)という構えは必要ではあろうが、
単純に考えても国力がケタ違いな弱小国北コリアに対して卑屈な対応をする必要は全くないのである。
正に普通の独立国家並みの対処をしておれば、鎧袖一触の相手のはずである。
ところが戦後の日本は、
http://d.hatena.ne.jp/minoru20000/20080719/p1
高村外相、日朝接触探る 早期の再調査を要求へ (1/2ページ)
2008.7.20 19:41
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080720/plc0807201941006-n1.htm 高村正彦外相は21日に東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)外相会議などに出席するため、シンガポールを訪問する。期間中、高村外相は北朝鮮の朴宜春外相との接触を図り、拉致問題で誠実かつ早期の再調査を実施するよう強く求める方針だ。
23日には、6カ国協議の枠組みでは初めてとなる非公式外相会合も開かれる見通しで、一連の会合で高村外相は、北朝鮮による核開発や日本人拉致問題の解決に向け、参加国の支持を取り付けたい考えだ。
高村外相は22日にASEANプラス3外相会議、23日に日・ASEAN外相会議、24日には、北朝鮮もメンバーのASEAN地域フォーラム(ARF)に出席する。6カ国協議で北朝鮮の核計画申告に対する検証原則で合意したことを踏まえ、非核化進展への協
力を要請する。ASEAN加盟の東南アジア諸国はいずれも北朝鮮と国交があることから、拉致問題で北朝鮮が誠実な対応をとるよう各国の働きかけを求めていく。
(2/2ページ)
23日の6カ国協議非公式外相会合で高村外相は、核兵器を含む北朝鮮の核全廃に向け、厳格な検証の重要性を強調する。拉致問題が進展しない限り、同国へのエネルギー支援には参加できないとの日本の立場も重ねて説明する。また、22日に楊潔
●(=簾の广を厂に、兼を虎に)中国外相、23日にはライス米国務長官と個別に会談し、北朝鮮問題での協力を確認する。
一方、ASEANを舞台にしたもう一つの隠れたテーマは、東アジア共同体構想をめぐる中国との主導権争いだ。中国は経済、軍事力を背景にASEANへの影響力を強めている。
政府開発援助(ODA)の最大供与国である日本としては、メコン川流域の道路網整備の着実な支援など各国への支援や対話の強化を図り、日本が主張するインド、豪州、ニュージーランドを含めた東アジアサミット(16カ国)の枠組みによる共同体構想を
主導していきたい考えだ。中国はより影響力を行使しやすいASEAN+3(13カ国)の枠組みを主張している。
拉致被害者の家族が活動方針
7月20日 19時20分
ttp://www3.nhk.or.jp/news/k10013018672000.html# 政府が北朝鮮への制裁を一部解除する方針を決めるなど、拉致問題を取り巻く状況の変化を受けて、拉致被害者の家族たちが今後の活動方針を決める会合を開き、すべての被害者の帰国が実現しないうちに制裁が解除されることがないよう訴えていくことな
どを決めました。
東京都内で開かれた会合には、拉致被害者の家族や支援組織の幹部が出席し、まず、家族会代表の飯塚繁雄さんが「状況をよい方向に向かわせることができるか、今がまさに正念場だと考えている」と述べました。続いて、アメリカの北朝鮮に対するテロ支援
国家の指定解除の動きや、先月、北朝鮮が拉致問題の再調査を行うと伝えてきたことを受けて、政府が制裁を一部解除する方針を決めたことなど、最近の状況の変化を受けて、今後の活動方針が話し合われました。そして、すべての被害者の帰国が実現しな
いうちに制裁が解除されることがないよう集会や署名活動などを通して訴えていくとともに、アメリカ議会に書簡を送り、テロ支援国家の指定解除に同意しないよう呼びかけていくことなどを決めました。会合のあと記者会見した飯塚さんは「拉致問題の置かれてい
る状況が悪いほうに傾きつつあるという懸念を持っており、救出につながる動きがないなかで、制裁解除はしてほしくない」と話しました。また、横田めぐみさんの母親の早紀江さんは「きょう決まった方針の下、拉致された子どもたちがみんな帰って来れるように
頑張っていきたい」と話しました。
【単刀直言】中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)「基本線は変わらない」 (1/3ページ)
2008.7.20 19:33
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080720/stt0807201936003-n1.htm 6月の日朝実務者協議では新しい局面が出た。これまで「(横田めぐみさんらは)死亡した」と言い続けてきた北朝鮮に、生存を前提に見つけ出し、帰国のための調査をさせることを約束させた。
日本政府の拉致問題への立場は、安倍晋三前内閣が平成19年に、「拉致問題の進展」とは「拉致問題を解決するという日朝双方の共通認識があり、その前提で北朝鮮が具体的な行動を取ること」、「拉致問題の解決」とは「被害者全員帰国、真相究明、
実行犯引き渡しの実現」と説明してきた。
再調査というものが、これまでのような作り話であったり、死亡を確認するための調査であったりしたら、経済制裁の一部解除に決して乗ってはいけない。その辺の見極めは必要だ。もし「進展」につながる行動だと見えてくれば、制裁の一部を解除すること
はあるだろう。
一方、先の6カ国協議では、北朝鮮への経済エネルギー支援の話が出た。しかし日本政府としては、拉致された日本人がまだ北朝鮮に残されている状況であるし、北朝鮮から「進展」にあたる行動が見えてこない以上、支援はできないのは当然のことだ。
(2/3ページ)
対北朝鮮政策で、安倍晋三前首相は「圧力をかける」と言っていた。それは、呼びかけだけをしても応じてこない国なので、北朝鮮が困ったという思いが出なければ対話に応じないだろうとの判断から制裁をかけてきた。対話を念頭に置いての制裁だった。
福田康夫首相も、北朝鮮の言うがままに制裁解除することは一切考えていない。北朝鮮が拉致被害者を帰国させる方向で動けば、制裁を解除するというもので、圧力を「てこ」にして対話を進めていく考えだ。だから、安倍氏と福田首相の間で北朝鮮政策の
基本線はまったく変わっていないと言い切っていい。
しかも福田首相は、北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)で、関係する国々の首脳に、「拉致被害者の帰国が利益になることを、北朝鮮が理解するように協力してほしい」とお願いした。拉致問題をどうしても解決しなくてはいけないとの思いをそれぞれの
首脳に時間をかけて説明した。表に出てくる以上に、首相の頭は拉致問題が大変大きく占めているのだ。
(3/3ページ)
今の政府と拉致被害者家族会との関係がうまくいかなくなったとは思わない。以前は拉致問題に対応する組織すらなかった。今は拉致問題対策本部というのがしっかり政府にある。「拉致問題の解決がなければ、国交正常化はない」という基本的な方針は
変わっていない。仮に、家族会が「これ以上はもういいです」と言っても、政府は被害者の全員帰国が果たせるまで努める方針だ。
福田首相への強い不満というのも聞いていない。拉致被害者を取り戻したいとする首相の非常に強い思いは、私自身もよく感じるし、家族も感じ取っていると思う。決して、今の政府は拉致問題の対応が緩くなったとか、北朝鮮に弱腰になったということはない、
とはっきり言える。
北朝鮮からまだ回答なし、核申告の検証手順で
2008.7.21 01:30
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080721/kor0807210130000-n1.htm 北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表、ヒル米国務次官補は20日、今月北京で開かれた首席代表会合で提示された核計画申告内容の検証手順草案について、北朝鮮側からまだ回答が示されていないことを明らかにした。ワシントン郊外の空港
で語った。
米国は北朝鮮のテロ支援国家指定解除が発効する8月11日までに検証手順についての合意を目指しており、ヒル次官補は「北朝鮮側から近く回答があることを期待している」と言及。8月上旬までに非核化作業部会などを開催する必要性を強調した。
今週、シンガポールで開かれる東南アジア諸国連合地域フォーラム(ARF)の機会を利用した米朝外相会談については「検討されていないと思う」と述べるにとどめた。(共同)
再び日本を「島国」と蔑称 竹島問題で北朝鮮党紙
2008.7.21 18:14
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080721/kor0807211816002-n1.htm 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は21日、日本が新学習指導要領解説書に竹島(韓国名・独島)を初めて記述したことを非難した論評で、日本の蔑称(べっしょう)「島国」の表記を使用した。北朝鮮メディアは安倍晋三前政権下での対日論評で、
「島国」「倭国(わこく)」などの蔑称を多用していたが、福田康夫政権になってから使うのは初めて。朝鮮中央通信が伝えた。
論評は、日本の竹島領有権主張は「軍国主義を復活させる動きであり、再侵略の序曲だ」と指摘、「われわれは、神聖な固有の領土を奪おうとする日本の歴史歪曲(わいきょく)、領土強奪策動を決して認めない」と主張した。(共同)
北朝鮮は「最大の主敵」 韓国国防相
2008.7.21 22:21
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080721/kor0807212219005-n1.htm 聯合ニュースによると、韓国の李相喜国防相は21日、北朝鮮・金剛山の韓国人観光客射殺事件に関する国会質疑の中で、北朝鮮は「最大の主敵国家」と表明した。
李国防相は「韓国軍では(北朝鮮を)現実的な敵として教育している」としたが、国防白書の表記に関しては「不必要な内部論争とならず、すべての人が共感できる表現にする」と語った。
韓国政府は1995年から国防白書で「北韓(北朝鮮)は主敵」と表現。しかし、2000年6月の南北首脳会談後は政府内の見解がまとまらず翌年からの白書刊行が見送られ、05年2月発表の「2004年国防白書」から「主敵」を削除、北朝鮮を「直接的な軍事
脅威」と規定してきた。(共同)
北朝鮮、東南アジアで積極外交 (1/2ページ)
2008.7.21 19:10
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080721/kor0807211914003-n1.htm 【シンガポール=藤本欣也】北朝鮮の朴宜春外相が21日、シンガポール入りし、25日までの滞在中、6カ国協議外相会合や東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議に出席、その後、ベトナムを訪問する。シンガポールでは東南アジア
友好協力条約(TAC)にも調印予定で、米国によるテロ支援国家の指定解除決定を受け、北朝鮮が外交攻勢に転じた格好だ。
朴外相は駐シリア大使、駐ロシア大使などを歴任し、金正日総書記の2度にわたるロシア訪問を準備した。昨年8月、マニラで開かれたARF閣僚会議に出席しており、2回目のARF参加となる。6カ国協議外相会合では、米国のライス国務長官と初めて接触する。
今回、調印するTACは東南アジアにおける政治・安全保障分野の協力などを規定したASEANの基本条約で、内政不干渉や紛争の平和的解決の原則などが盛り込まれている。ASEAN以外では日本、中国、韓国、インド、ロシア、オーストラリアなどが加盟、
東アジアサミットへの参加に不可欠な条約でもある。
北朝鮮は「内政不干渉の原則をASEAN側に何度も確認していた」(外交筋)というが、このTAC加盟により、2006年の核実験強行後、ぜいたく品などの禁輸措置を実施したシンガポールをはじめ、一時、ぎくしゃくした東南アジア諸国との関係正常化を果たす
ことにもなる。
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今回の朴外相の東南アジア歴訪中、特に注目されているのが25日からのベトナム訪問だ。北朝鮮は03年ごろから、ベトナムのドイモイ(刷新)政策への関心を強めていたが、昨年、ベトナム共産党のノン・ドク・マイン書記長が同国の最高指導者としては50年
ぶりとなる訪朝を実現させるなど、両国は近年、関係を強化している。
現在、国連安全保障理事会の非常任理事国であるベトナムには、朝鮮半島外交で成果を上げたいとの思惑がある一方、北朝鮮にはコメ輸出大国のベトナムから一層のコメ支援を確保しようという狙いがある。朴外相の訪問で、金総書記の訪越に向けた調整が
行われるとの見方もある。
外交攻勢を強める北朝鮮だが、2000年、01年ごろにも欧州各国との国交樹立や、ARF初参加、南北首脳会談初開催に踏み切ったほか、政権末期の当時のクリントン米政権とも関係改善を進めた前例がある。
北朝鮮の開城工業団地訪問を取り消し 米人権特使ら
2008.7.21 22:22
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080721/kor0807212220006-n1.htm 韓国政府当局者は21日、レフコウィッツ米大統領特使(北朝鮮人権問題担当)ら米代表団7人が、南北の経済協力事業である北朝鮮の開城工業団地を22日に訪問する計画を取り消すと韓国側に伝えてきたことを明らかにした。関係者によると、同日からの
韓国訪問も中止となった。
特使らは日程を再調整して開城を訪れる方針とみられる。同当局者は、8月5−6日に予定されるブッシュ米大統領の訪韓以降になるとの見通しを示した。
特使らは今月17日に開城訪問のための申請書を北朝鮮側に提出していた。(共同)
90 :
日出づる処の名無し:2008/07/22(火) 14:15:04 ID:101HldPo
北朝鮮はなお「悪の枢軸」 米大統領報道官が指摘
2008.7.22 12:54
ペリーノ米大統領報道官は21日の記者会見で、ブッシュ大統領が2001年の一般教書演説で
イラクと並んで「悪の枢軸」と名指ししたイランと北朝鮮について、
「核兵器計画を完全かつ検証可能な形で断念するまでは(当時と)同じ分類に留め置く」と述べた。
「悪の枢軸」演説は「善悪二元論」に基づく世界観を強調し、単独行動主義に傾斜した
第1期ブッシュ政権の政治的標語として有名になった。しかし、イラク開戦の「大義」とされた
大量破壊兵器が見つからず、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議が始まったことなどから、
政府高官が言及することはほとんどなくなっていた。
報道官は北朝鮮に関し、多国間の「外交努力が一部、実りつつある」と述べる一方、
イランはウラン濃縮活動停止に応じていないと批判した。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080722/amr0807221256011-n1.htm
>>90 sageでお願いします。m(_ _)m
【総連事件】満井被告支配の会社社員 満井被告から緒方被告への1億円の流れ証言
2008.7.22 14:44
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080722/trl0807221448004-n1.htm 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)から中央本部の土地・建物と現金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元公安調査庁長官、緒方重威(74)と元不動産会社社長、満井忠男(74)両被告の第10回公判が22日、東京地裁(林正彦裁判長)で開かれた。
満井被告が実質支配する医療機器開発会社「医療電子科学研究所」の経理担当社員が検察側の証人として出廷。検察側が「満井被告が緒方被告に、総連からの詐取金の一部を、報酬として支払った」と指摘する1億円の流れについて証言した。
社員は平成19年4月19日、医療電子の口座に満井被告から1億円の入金があったと証言。同社社長の指示で、この1億円は満井被告が役員を務める別会社との契約に基づいた「売上」と記載したと述べた。契約書は「見たことはない」と話した。
その後の同年4月下旬には、医療電子の社長の指示を受け、借入金返済名目で緒方被告に計1億円を支払ったと述べた。
検察側は冒頭陳述で、満井被告が医療電子の社長に不正な帳簿操作を指示し、同社を介して、総連からだまし取った4億8400万円の一部の1億円を、報酬として緒方被告に支払ったと指摘。一方、緒方被告は1億円を受け取ったことは認めているが、
詐取金の一部だったことは知らなかったと主張している。
北朝鮮特使の派遣提案へ 韓国・李大統領に与党代表
2008.7.23 21:19
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080723/kor0807232118003-n1.htm 北朝鮮・金剛山地域での観光客射殺事件で、韓国与党ハンナラ党報道官は23日、朴●(=火へんに喜)太党代表が近く、北朝鮮から明確な謝罪と再発防止策などを引き出すため、有力政治家を特使として派遣することを李明博大統領に提案すると発表した。
韓国メディアによると、特使には故朴正煕元大統領の長女で、2002年に訪朝し、金正日総書記と会談したこともある朴槿恵元党代表の名前が挙がっている。
韓国統一省によると、事件に関する政府合同調査団の中間調査結果が25日に発表される。24日には韓国の観光事業主、現代峨山の尹万俊社長が警察当局の調べを受ける予定。(共同)
ヒル米次官補が北朝鮮側と接触、「第2段階」など協議
2008.7.23 22:45
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080723/amr0807232245009-n1.htm 北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補は23日、シンガポールで北朝鮮外務省高官と会談した。
北朝鮮側から会談に参加したのは大使級のリ・ヨンホ氏。同氏は6カ国協議担当ではないが、北朝鮮外務省当局者によると、核計画申告や寧辺の核施設無能力化など「第2段階」の措置や、米朝2国間関係について協議したという。
同当局者は「北朝鮮は申告を行い、さらに行われる予定ではなかった(寧辺の)冷却塔爆破までやった」と強調。見返り措置のエネルギー支援履行を速やかに行うよう求める考えを示唆した。
また「米国が(北朝鮮に対する)制裁を完全に解除し、北朝鮮に対する敵視政策を放棄することが最も重要だ」と語った。(共同)
南北外相が短時間対話、金剛山事件に言及か
2008.7.24 00:38
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080724/amr0807240036001-n1.htm 韓国の柳明桓外交通商相は23日、シンガポールでの6カ国協議参加国外相による非公式会合の開催直前、北朝鮮の朴宜春外相と短時間、対話した。韓国代表団筋が明らかにした。
聯合ニュースによると、韓国政府当局者は対話内容は明かせないとする一方、「南北問題の懸案が卓上に上がった」と言明。北朝鮮・金剛山での韓国人観光客射殺事件を取り上げたとみられ、同当局者は「われわれの考えを十分に伝える機会になった」と語った。
柳外交通商相は非公式外相会合に先立ち、中国の楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)外相、ライス米国務長官とそれぞれ会談、金剛山事件についても意見交換した。
韓国代表団によると、ライス長官には事件の真相究明に向けた協力を要請。北朝鮮が韓国政府調査団の受け入れを拒んでいることに関連し、具体的な協力方法も話し合われた。(共同)
原則つらぬくしかない日本 同床異夢の6カ国協議 (1/2ページ)
2008.7.23 22:12
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080723/plc0807232212005-n1.htm 北朝鮮の核問題をめぐる23日の6カ国協議非公式外相会合で、高村正彦外相は朝鮮半島の非核化と拉致問題をともに進展させたい考えを訴え、北朝鮮を除く参加国はおおむね理解を表明した。ただ各国は、拉致問題に進展がないことを理由にエネルギー
支援に加わろうとしない日本に、この日は表立った批判は控えたものの、いらだちもくすぶらせている。一方、日本には安易に妥協できない国内世論上の要請があり、会議は「同床異夢」の様相を強めてきた。(シンガポール 阿比留瑠比)
6カ国外相会合に先立つ日米外相会談。高村氏が、6月の日朝実務者協議で約束した拉致問題の再調査を北朝鮮が実行していないと指摘すると、ライス国務長官はこう再確認してきた。
ライス氏「日朝で全く何も起こっていないのか?」
高村氏「何も起こってはいない」
ライス氏「分かった。米国からも、北朝鮮にしっかりとメッセージを送る」
日本が米国の協力を取り付けた形だが、拉致問題の現状を米側が必ずしも把握していないことを示すエピソードでもある。
もっとも、米国が核申告を受けて北朝鮮へのテロ支援国家指定の解除を表明したことが、日本で極めて評判が悪いことは「ライス氏も当然知っている」(外務省筋)。7月12、13日に産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した合同世論調査でも、
指定解除が北朝鮮問題の解決によい影響を与えるとの回答は15%で「そう思わない」と否定的に見る意見が70.9%に達した。
また、米国の指定解除表明に先立ち日本政府が、対北朝鮮制裁措置の一部解除を発表したことも、身内の自民党内から「指定解除に道筋をつけるための日朝協議だった」(3役経験者)との批判を招いた。
日米両政府は連携を強調しているが、「すでに問題は日米関係に影響し始めている」(閣僚経験者)と見る向きは少なくない。首相官邸や自民党には「大量の抗議メールや電話が届いている」(関係者)という。
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こうした世論の風向きを読み、福田康夫首相は9日の胡錦濤・中国国家主席との会談で、「北朝鮮の核放棄に成功した場合でも、拉致問題が解決しなければ国交正常化はない」と初めて明言した。ここにきて「首相は拉致問題に対する姿勢を微妙に修正し
始めた」(外務省幹部)とされる。
ただでさえ、内閣支持率は21.7%と過去最低を更新している中で、拉致問題で弱腰を見せれば、政権の致命傷になりかねないことは明らかだからだ。
そもそも、米国が指定解除の理由とし、日本と北朝鮮を除く6カ国協議参加国がエネルギー支援を再開するきっかけとなった北朝鮮による核申告そのものが、甚だ不十分なものだ。安倍晋三前首相は「北朝鮮は必要な4つの申告のうち、1つしか出していな
い」と指摘し、こう述べている。
「ウラン濃縮も核拡散も、核兵器も申告していない。プルトニウムについてのみ申告し、無能力していこうとしただけだ」
各国外相は23日、非核化の検証手続きの加速では一致したものの、8月11日には指定解除が発効する。「指定解除という最もほしかった果実を得た北朝鮮が、日朝協議を急ぐ理由はない」(拉致議連幹部)という悪条件下にあって、政府は他国の反応が
どうあれ「拉致問題の前進」を主張し続ける以外に選択肢がないのが実情だろう。
「早期に検証着手を」 6カ国外相会合で高村外相
2008.7.23 22:20
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080723/plc0807232107002-n1.htm 【シンガポール=阿比留瑠比】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議参加国の外相が23日夕(日本時間同)、シンガポール市内のホテルで初めて一堂に会し、非公式会合を開いた。高村正彦外相は北朝鮮の核申告について、「具体的な検証の方法を定め、
早く検証にとりかかることが必要だ」と主張し、北朝鮮を除く各国外相も検証の重要性を指摘した。これに対し、北朝鮮の朴宜春外相は特に反論はしなかったという。
また、高村氏は「拉致問題を含む日朝関係の進展が必要だ。まだ当面の約束対約束の段階であり、行動対行動の段階に早く移すことが必要だ」と述べた。これに関連し、米国のライス国務長官は「拉致は悲惨であり、北朝鮮が調査を通じて真相を究明し、
解決に向けた行動をとる必要がある」と言及した。
一方、日本が拉致問題の進展がない限り行わないとしている北朝鮮へのエネルギー支援について、参加国から直接的な言及はなかった。この問題に関しては、朴氏が「他の当事者の義務も検証が必要だ」と述べ、北朝鮮の核申告に対応した各国のエネ
ルギー支援は義務であるとの認識を間接的に指摘するにとどまった。
一方、この点について北朝鮮のスポークスマンは会合後、「今回の会議が推進力となり、さらなる参加国の義務の履行を促すことを期待している」と述べた。
また、会合後の帰り際、高村氏が隣席の朴氏に「諸懸案を解決して日朝関係を進めましょう」と話しかけたところ、朴氏は「同意する」と短く応じたという。
外相会合の意義について高村氏は同夜、記者団に「北朝鮮を含む参加国が、こういうことが必要だと外相レベルで改めて確認した」と強調した。ただ、外相会合は実務者による協議の場とは異なるため、具体的な検証方法などに踏み込む話はなかった。
これに先立ち、高村氏はライス氏と会談し、北朝鮮の核申告に関し、実効的な検証方法で合意し、早期に実行できるよう日米両国が連携していくことで一致。また、ライス氏は拉致問題にかかわる日朝協議が進展するよう、北朝鮮に働きかけていくことを約束した。
検証合意を見極め判断 北朝鮮テロ解除でライス長官
2008.7.24 13:04
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080724/kor0807241303003-n1.htm ライス米国務長官は24日、議会に通告した北朝鮮のテロ支援国家指定解除を実際に行うにあたっては、核計画申告の検証方法で合意の見通しが立つかどうか慎重に見極める考えを示した。ロイター通信が伝えた。
指定解除は順調にいけば8月11日にも実施されるが、長官は「検証の見通しを知らなければならない」と強調。「(ブッシュ)大統領も、決断をする前にそのことを考慮すると明言している」と指摘し、場合によっては解除時期をずらす可能性を示唆した。
ライス長官は23日にシンガポールで開かれた6カ国協議非公式外相会合で、北朝鮮の朴宜春外相と初めて接触。「ボールはむこうのコートにあるということは、北朝鮮もよく分かったと思う。検証という必須の課題を北朝鮮がやり遂げてくれるか注意深く見
守る」と述べ、検証内容の早期合意と実施に向けた歩み寄りを促した。(共同)
東南アジア友好条約に加盟 北朝鮮、国際協調が本格化
2008.7.24 17:25
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080724/kor0807241725005-n1.htm 北朝鮮の朴宜春外相は24日、シンガポールで東南アジア諸国連合(ASEAN)の基本条約である東南アジア友好協力条約(TAC)に署名、25番目の加盟国となった。
ASEAN外相会議は21日に採択した共同声明で、北朝鮮のTAC加盟を「地域の平和と安全保障に、北朝鮮が参画するとの意思の表れ」と歓迎しており、北朝鮮が国際社会に協調する動きが本格化してきた。
北朝鮮は、アジア太平洋地域の安全保障対話の場であるASEAN地域フォーラム(ARF)にも2000年から参加している。
TACは1976年にASEAN首脳会議で調印。(1)独立、主権、平等、領土保全の尊重(2)国内紛争への不介入(3)武力の不行使−の基本原則に基づき、地域の平和維持を図る。(共同)
ARF閣僚会議開催 6カ国協議進展に期待
2008.7.24 18:58
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080724/kor0807241857007-n1.htm 【シンガポール=阿比留瑠比】アジア太平洋地域の安全保障問題を協議する東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議が24日、26カ国・1機関が参加してシンガポールで開かれた。会議では、多くの国が北朝鮮の核問題をめぐる
6カ国協議の進展への期待を表明し、核申告の検証の早期実施が重要だと指摘した。
また新たに、マラッカ海峡を中心とした海賊対策など海上安全保障に関する分科会を立ち上げ、日本がインドネシア、ニュージーランドともに共同議長を務めることが決まった。
【主張】6カ国外相会合 テロ指定解除撤回考えよ
2008.7.25 02:50
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080725/kor0807250253000-n1.htm 北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の非公式外相会合がシンガポールで開かれ、核申告の検証作業を「加速させる必要性」で一致した。だが、検証開始時期や手順には踏み込めず、拉致問題も前進しなかった。
会合の焦点は、先の首席代表会合で米国が示した検証手順案に対する回答だったが、北朝鮮外相は明確な態度を示さず、見返り支援の履行要求に終始したという。検証作業の詳細を詰める作業部会の日程も決まらなかった。
もともと今回の会合は米国と北朝鮮が開催に積極的だった。ライス米国務長官が核問題の前進を誇示しようと狙ったようだが、北朝鮮は見返りをアピールする場に利用した感が強い。
非公式とはいえ、2003年に始まった6カ国協議で初めて外相が一堂に会した。すみやかな進展が期待されたにもかかわらず、首席会合の合意を追認する程度に終わったのは残念だ。これでは「政治ショーにすぎなかった」との批判が出るのも当然だろう。
核問題が前進しない原因は、北朝鮮が「行動対行動」を口実に検証作業を遅らせていることだ。米国は申告の見返りにテロ支援国家指定解除のカードを切り、解除の発効が来月11日に迫っている。
しかし、ヒル米首席代表も認めるように、北朝鮮の核申告は核兵器やウラン濃縮などを除いた不完全なものだ。厳密な査察と検証を経なければ、核申告義務を果たしたとはいえない。「行動対行動」の原則からも、5カ国側は北朝鮮に約束の履行を迫り、
検証作業を推進させる必要がある。
とりわけ指定解除は、拉致問題にも影響する重要問題だ。北朝鮮は先月の日朝協議で約束した拉致の再調査はもちろん、実務協議再開についても何の連絡もない。
日本は「拉致問題が進まなければ対北支援に参加しない」との原則で臨み、会合では米露からも拉致問題解決を求める意見が出た。日米、日朝、米朝の接触でも「早期解決」が促された。この原則を今後も貫いてもらいたい。
核と拉致の両方に共通するのは北朝鮮が時間稼ぎを通じて優位な取引を狙っていることだろう。米議会でもこれを警戒する声が上がっている。核と拉致の前進には日米の緊密な協調が不可欠だ。とくに米政府には、テロ支援国家指定解除手続きの中断
や撤回も含めて厳しく対応してほしい。
【産経抄】7月25日
2008.7.25 02:55
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080725/kor0807250259001-n1.htm 拉致問題の再調査という約束を、北朝鮮はいっこうに果たそうとしない。そのことを、本気で心配してくれているのか、それとも、とぼけているだけなのか。
▼シンガポールで会談した高村正彦外相と、米国のライス国務長官との間で、こんなやりとりがあったという。「日朝で全く何も起こっていないのか?」(ライス氏)。「何も起こっていない」(高村氏)。
▼北朝鮮が申告した核計画の検証作業も進まないまま、ブッシュ米政権による、北朝鮮のテロ支援国家指定解除が、8月11日に迫っている。きのうの「正論」で、西尾幹二氏が、「米国による道義的な裏切り」に対して、「ただ呆然(ぼうぜん)として、
沈黙するのみである」日本政府の異常さにあきれ果てていた。
▼外交問題に疎(うと)い小欄も、6カ国協議のなかで、日本が苦境に立たされていることはわかる。果たして打開策があるのか。元外交官で、北朝鮮問題を担当していた原田武夫氏は、日清戦争から三国干渉へ向かう時代にヒントがあるという。当時の
中国の権益をめぐる列強のせめぎ合いが、いまの北朝鮮情勢に似ているからだ。
▼伊藤博文の命を受けた側近の伊東巳代治は、所有する東京日日新聞を使って世論を誘導し、ロイター通信を内閣の機密費で買収して、対外宣伝工作を仕掛けていく(『「日本叩き」を封殺せよ』)。結局、三国干渉をはねのけることはできなかったが、
原田氏は、「脅威としての日本」のイメージを十二分に利用して、列強を振り回した伊藤の手腕を高く評価する。
▼なるほど、伊藤・伊東コンビのメディア戦略に倣って、北朝鮮に対する融和政策の誤りを、米国の世論に訴えていく必要がある。何より、米国を頼みにしない「脅威」を取り戻さなくては。
北朝鮮核申告をIAEA側と協議 米国務次官補
2008年7月25日19時50分
【ウィーン=関本誠】米国のヒル国務次官補は25日、ウィーンを訪れ、国際原子力機関
(IAEA)のエルバラダイ事務局長と北朝鮮核計画の申告・検証について話し合った。
ヒル次官補は会談後の記者会見で、「必要なのは確実な検証だ。IAEAには経験があり、
参加を期待している」と述べるにとどまり、具体的な関与の中身は明らかにしなかった。
北京で先にあった6者協議首席代表会合では、6者の専門家で構成される検証メカニズムへの
IAEAのかかわりについて「必要な場合は助言、支援を受けることができる」と合意されたが、
中身ははっきりせず、具体的な検証方法とともに今後協議されることになっている。
http://www.asahi.com/international/update/0725/TKY200807250388.html
北朝鮮、65%1日2食・80%栄養失調 WFP調査
2008年7月25日22時36分
【ソウル=牧野愛博】世界食糧計画(WFP)は、北朝鮮に必要な国際社会の食糧支援量が
約69万トン不足しているとの調査結果をまとめた。WFPの平壌事務所長が今月中旬、
訪韓して韓国政府に状況を説明するとともに支援への参加を求めた。
WFPは先月から他の国際機関とともに北朝鮮で現地調査を実施。
韓国政府関係者によると、餓死者は確認できなかったが「飢餓寸前」状態の例が確認されたという。
調査対象者の65%が1日2食しか食べておらず、80%が栄養失調状態だったという。
WFPは調査結果をもとに、米国がすでに支援を決めた50万トンを除いてもなお69万トンの
食糧支援が必要と推計し、韓国政府に協力を求めた。北朝鮮はこれまで「食糧不足分は約120万トン」
と訴えていた。今回WFPは、北朝鮮の主張を認めた格好だ。
http://www.asahi.com/international/update/0725/TKY200807250183.html
102 :
日出づる処の名無し:2008/07/26(土) 00:21:21 ID:QUqo+KK2
朝まで生テレビ! 7月26日(土)1:40〜4:40
激論!拉致・核…ド〜なる?!日朝関係
先月、ブッシュ米大統領が北朝鮮の「テロ支援国家指定解除」を議会に通告しました。
8月11日が発行の日と云われています。
再開した6カ国協議などでも、とかく日本の孤立化を危惧する声が高まる中で、
日本は拉致問題や核問題などを解決する為にどのような戦略をもって臨むべきなのでしょうか。
今月の「朝まで生テレビ!」では、否応なく新局面を迎えざる中で新たな日朝関係の構築に向けて徹底討論します。
司会:田原 総一朗
進行:渡辺 宜嗣(テレビ朝日アナウンサー)・長野 智子
パネリスト:
平沢勝栄(自民党・衆議院議員、衆院外務委員長)
山本一太(自民党・参議院議員、参院拉致問題特別委理事)
岩國哲人(民主党・衆議院議員、日朝国交正常化議連副会長)
森ゆうこ(民主党・参議院議員、拉致議連副幹事長)
荒木和博(特定失踪者問題調査会代表、拓殖大学教授)
金慶珠(東海大学准教授)
重村智計(早稲田大学教授)
朱建栄(東洋学園大学教授)
手嶋龍一(外交ジャーナリスト、作家)
増元照明(「拉致被害者家族連絡会」事務局長)
森本敏(拓殖大学海外事情研究所所長)
吉田康彦(大阪経済法科大学客員教授)
ttp://www.tv-asahi.co.jp/asanama/video/0807/program.html
103 :
日出づる処の名無し:2008/07/26(土) 09:51:05 ID:fVZ8lLxC
外務省の専務次官の人の話ですとね、
北朝鮮の金正日、あの人、もう3〜4年で死ぬだろうって予測があるそうですよ
それというのもね、日本から北朝鮮への手土産、あれね、羊羹なんだそうです
だからね、金正日、あれ糖尿病でね
万景峰号で薬とか運んでたんだけど、それも滞っちゃって
外務省の専務次官の人の話ですよ、間違いありません
北朝鮮の核申告に「満足」、カストロ前議長が論評
2008.7.26 11:37
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080726/amr0807261136010-n1.htm キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長は論評を発表し、北朝鮮の核計画申告について「地域の地理学的、戦略的な要因を考慮した上で(金正日総書記は)やらなければならないことを決めた。われわれは申告に満足している」と評価した。共産党
機関紙グランマが25日報じた。
前議長は核申告検証には触れず「申告は米国のためではなく、(北朝鮮の)安定と発展が最も重要である隣国の中国に向けたものだ」と述べた。キューバと北朝鮮は友好国。(共同)
金総書記訪問は見送りか ベトナム書記長と北朝鮮外相会談
2008.7.26 21:48
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080726/kor0807262149003-n1.htm ベトナム訪問中の北朝鮮の朴宜春外相は26日、ベトナムの最高指導者ノン・ドク・マイン共産党書記長とハノイで会談した。共産党幹部によると、焦点となっていた北朝鮮の金正日総書記のベトナム訪問については議題に上らず、金総書記の訪問実現の
可能性は極めて低くなったもようだ。
朴外相はファム・ザー・キエム副首相兼外相とも会談したが、協議テーマは北朝鮮へのコメ支援が中心で、金総書記のベトナム訪問は協議されなかったとみられる。
金総書記は、昨年10月に北朝鮮を訪問したマイン書記長の訪問招請に前向きな姿勢を示したとされる。今年4月中旬には金総書記の訪問に向け北朝鮮の先遣隊がベトナムを訪れる予定となっていたが、北朝鮮側が一方的にキャンセルし準備作業は止
まっている。(共同)
拉致問題で一層の協力要請 駐米大使が米政府と議会に
2008.7.26 13:51
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080726/amr0807261352012-n1.htm 藤崎一郎駐米大使は25日の記者会見で、北朝鮮の拉致問題について、米国によるテロ支援国家指定が8月中旬に正式解除される前に進展があるよう一層の協力を米政府、議会関係者に要請したことを明らかにした。
大使は最近、ネグロポンテ国務副長官らと意見交換した際に日本の立場を説明。北朝鮮が約束した拉致問題の再調査の動きが十分見られないとしたうえで、「動きがないまま日が過ぎていくのに困っている。何とか動かすように日米が連携していかなけれ
ばならない。ぜひ協力してもらいたい」などと懸念を表明した。
米側の反応について大使は「私の方からの説明が中心だ」と詳細は明らかにしなかった。(共同)
一応、NHK見てる(もう北の話は終わってるけど)
朝生は途中をちょびっと見て、呆れて寝た
ARF声明、金剛山事件と南北首脳宣言の文言を削除
7月27日9時55分配信 YONHAP NEWS
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080727-00000002-yonh-kr 【ソウル25日聯合】東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)議長声明に同時に反映されていた「金剛山射殺事件」と
2007年10月の「南北首脳宣言」関連の文言が、最終文書から削除された。
外交通商部当局者は25日、開催地のシンガポールから帰国後に記者室を訪れ、李容濬(イ・ヨンジュン)次官補が同日朝にシン
ガポールの外務次官と会い、声明から首脳宣言関連の文言を抜くよう要請したと伝えた。金剛山での韓国人観光客射殺事件に関
する文言も同時に削除することを決めたという。
ARF議長国のシンガポールは24日、「金剛山射殺事件の早期解決と南北首脳宣言に基づく南北対話を支持する」とする、南北の
立場を反映した議長声明を発表した。声明は参加国間の合意や協議によるものではなく、議長国が会議結果をまとめて発表したも
の。南北首脳宣言が盛り込まれる可能性は低いとみていた韓国代表団は、当日にこの内容が伝えられるや緊急会議を招集するな
ど慌しい動きを続けた。
当局者によると、李次官補はシンガポールの外務次官に対し、「ARF閣僚会議で北朝鮮しか南北首脳宣言に関する発言をしていな
いのに、なぜ議長声明に含まれたのか」と異議を唱えたという。
当局者はまた、射殺事件の迅速な解決を支持する発言は、韓国だけでなく5〜6カ国の外相もともに行ったと述べ、十分な効果を
みたとの判断から、2件に関する文言をともに声明から削除することで合意したと伝えた。
スー・チーさん解放はなるのか ASEANのもうひとつの焦点
7月27日13時7分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080727-00000910-san-int シンガポールで17日から24日まで約1週間にわたった一連の東南アジア諸国連合(ASEAN)会議。毎年の恒例とはいえ、北朝鮮の
核開発への対応をめぐる6カ国協議の動向も絡み、注目された。だが、話題を呼んだのは、人権問題が焦点のミャンマー。サイクロン被
害の復旧支援は広がる一方、民主化運動の指導者、アウン・サン・スー・チーさんの軟禁解除問題がクローズアップされた。
第二次大戦当時、英領インドに編入されたビルマ民族による王国の独立を目指して英軍と戦い、1947年に暗殺されたアウン・サン将軍
の長女であるスー・チーさん。英国からの独立後、1962年以降の軍事政権下で民主化運動の指導者として活動してきた。だが、1989
年に自宅軟禁となる。1995年にいったんは解除されたものの、2000年にふたたび軟禁状態におかれた。
その後、軍政との直接対話が始まったとはいえ、再度の軟禁解除の見通しは立っていない。欧米各国は人権弾圧を憂慮する一方、今
回のASEAN外相会議は21日、加盟国であるミャンマーの軍政にスー・チーさんを名指しして全政治犯の解放を要求し、民主化をうなが
す共同声明を採択した。内政不干渉を原則とするASEANでは2003年以来の異例の対応といえる。
一方、シンガポールからの報道によると、会議の裏側では、ミャンマーのニャン・ウィン外相が夕食会で、スー・チーさんの軟禁期限に言
及。これを受けて一連の会議のホスト国、シンガポールのヨー外相が記者会見で、「法律に基づく軟禁は6年が最長。いまから半年後が
期限だとミャンマー外相が語った」と発表し、事態の打開に期待が募った。
ところが、これが誤りだと判明。語った方が間違ったのか、聞いた方が誤解したのか、理由は定かではないが、ウィン外相からの訂正の
求めでヨー外相は「いまからではなく来年5月から半年後が期限」と発表内容を訂正した。これが正しいとすると、来年11月がスー・チー
さんの軟禁期限ということになる。ミャンマーの軍政として軟禁期限に言及したのは初めてだとはいえ、正確な根拠は不明で、果たして、
そう計算通りにいくかどうか。なお予断は許さない。
>>108 続き(〆)
中国や北朝鮮との関係が伝えられる中で国際的に孤立してきたミャンマー。昨年10月には、仏教の僧侶らのデモに端を発した騒乱、
軍による鎮圧で国際社会から批判を浴びた。日本人ジャーナリストが銃撃されて亡くなる事態も起きた。今年に入って5月のサイクロン
被害は支援を通じて軍政の変化も期待されたものの、支援は国連を中心に限定的で、軍政の力は衰えをみせていない。
ミャンマーは宝石類の輸出で知られ、外貨獲得の貴重は資源となっている。だが、欧米各国によるミャンマー包囲網の強化で苦境にあ
る。貧困にサイクロン被害と、国民の窮状も深まるばかりだ。ミャンマーの軍政は民主化計画を持ち出したものの、スー・チーさんらは排
除しており、欧米各国は反発した。
ただ、欧米各国の圧力だけ事態を打開するのは容易ではない。中東地域や北朝鮮をみても、地域を構成する周辺国の存在は重要で、
ミャンマーも同様だ。ASEANとしてミャンマーの民主化にどう指導力を発揮していくのだろうか。
対馬も韓国領?話題呼ぶ「返還要求決議案」
7月27日19時2分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080727-00000930-san-int 【ソウル=黒田勝弘】韓国では日本の中学社会科学習指導要領の解説書に竹島(韓国名・独島)をめぐる日韓の領有権対立を記述
したことが「ケシカラン」として“独島反日”が続いているが、その中で与野党国会議員50人による「日本の対馬も韓国の領土だ」とする
「対馬返還要求決議案」が発議され、話題になっている。
対馬(長崎県対馬市、人口約5万人)は九州の北にある島で韓国南端の釜山から約50キロと近く、朝鮮半島とは昔から関係が深い。
「対馬も韓国のモノ」というのは、竹島問題にかかわる日本に対する嫌がらせ的な対日報復心理として近年、ユーモア的によくいわれる。
先年、地方の馬山市議会が島根県議会の「竹島の日」条例に対する“報復”として「対馬の日」を制定したことがあり、今回も「独島死
守」を叫ぶ韓国人団体が対馬に出かけ、対馬市庁前で「対馬も韓国領土」と書かれた横断幕を掲げデモする様子がマスコミに大きく
紹介されている。
しかし多数の国会議員が大まじめで国会決議案を発議するなどというのは初めて。正式上程は不明だが、ただ韓国内でも「正当な
独島領有権主張までいいかげんに思われる」と批判の声は聞かれる。
決議案によると、李朝時代の韓国の文献にそう出ているとか、対馬の住民の遺伝子が韓国人と一致するとか、李承晩・初代大統領が
「対馬は昔からわが国に朝貢していたわが国の領土だ」と述べたことがあるとか、1949年の第1回国会に「対馬返還建議案」が提出さ
れたことがある、などとしている。
>>111 続き(〆)
国際的にはまったくナンセンスな話だが、日韓対立となると韓国世論には竹島・独島問題のように自己中心的な一方的情報しか与え
られない。すでに対馬観光の韓国人たちは「対馬は韓国領」と公然と言っているとの話も伝わっている。
韓国では誰でも知っている大衆歌謡「独島はわれらの地」の作者は最近、マスコミとのインタビューで、歌詞にある「対馬は日本の地」
という部分を「対馬もわれわれの地」とあらためるべきかもしれないと語っている。今後、韓国社会では「対馬も韓国領」というあらたな
“思い込み”が広がりそうだ。
今回の韓国の“独島反日運動”は2週間になるが、これまで日本大使館前での抗議デモは延べ約4500人、投げられた卵は約230個。
まとまったものでは米国産牛肉反対デモの流れの約1700人が最大で、あとは反日・民族団体など小規模のもので大きな混乱は起き
ていない。
反米や北朝鮮問題と違って、反日ではいつものように全マスコミ世論が一致するため、韓国社会は政府ともども久しぶりに「国論の
統一」を楽しんでいる。「反日デモなど一応ヤマは越した」(治安当局筋)というが、政治・外交的には振り上げたコブシの下ろしどころが
まだ課題として残っている。
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(´-`).。oO(よくわからないけど、連投規制キツかったなあ・・・)
8割が「制裁解除反対」拉致問題国会議員アンケート 加藤氏らは回答せず (1/2ページ)
2008.7.28 19:31
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080728/kor0807281932002-n1.htm 拉致被害者の家族会と支援組織「救う会」は28日、日本政府が表明した北朝鮮に対する経済制裁の一部解除の是非について、衆参両院の全国会議員722人を対象に行ったアンケート結果を公表した。北朝鮮が全被害者の帰国に結びつく「再調査」結果を
示さない場合の制裁解除に79・2%が反対、追加制裁については82%が賛成した。だが、回答率は約33・9%と低く、被害者家族は危機感を強めている。
アンケートは北朝鮮への経済制裁について、(1)北朝鮮が何をした時点で一部解除しても良いか(2)北朝鮮が約束した「再調査」が拉致被害者の帰国に結びつかない場合、追加制裁すべきか−の2点を選択式で質問。
質問(1)では194人(79・2%)が、「全被害者の帰国に結びつく『再調査』結果が出た後」と回答。(2)では201人(82%)が追加制裁に賛成した。
それぞれの質問で「その他」とした回答では、「被害者全員の帰国まで一部といえども解除すべきではない」と強い姿勢を求める意見が多くを占めた。
閣僚や議長職にあることなどを理由に回答しない議員や、帰国した拉致被害者について「国家と国家の約束だから北朝鮮に返すべきだった」と発言した自民党の加藤紘一元幹事長からも回答が得られていない。共産党は志位和夫委員長名での見解を示し、
各議員からの回答はなかった。
(2/2ページ)
アンケート結果を受けて、家族会代表の飯塚繁雄さん(70)は「日本政府、北朝鮮に対する強いメッセージになる」と話したが、回答率の低さについては「拉致問題を真剣に考えていただいているのなら、忙しくても回答できるはず。議員の意識を疑ってしまう」とも。
家族会事務局長、増元照明さん(52)は「回答率は非常に残念。回答を待つので国会議員として、見解を有権者に示してほしい」と訴えた。
国会閉会中で連絡が取れないケースも多く、8月11日まで回答を促し、後日、最終結果を公表する。
北朝鮮 核施設廃棄に見返りを
7月29日 23時7分
ttp://www3.nhk.or.jp/news/k10013211601000.html# 北朝鮮が、核の放棄に向けた次の段階ですべての核施設や核兵器を廃棄するとした6か国協議の合意に反して、まず核施設だけを廃棄し、それに対する見返りが必要だと主張していたことがわかりました。
北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議では、核の放棄に向けた次の第3段階を最終段階として、すべての核関連施設と核兵器を廃棄することで合意しており、さきに北京で行われた首席代表会合でも、北朝鮮を除く5か国がこれを確認しています。ところが、
韓国代表のキム・スク朝鮮半島平和交渉本部長が29日ソウルで記者会見して明らかにしたところによりますと、首席代表会合で、北朝鮮は、現時点ですべての核の廃棄という最終段階に進むことはできず、その前にニョンビョンの核施設だけを廃棄し、
それに対して関係国から見返りの措置を受ける必要があると主張したということです。北朝鮮の新たな主張は、核兵器の温存を図るとともに、核の放棄に向けた措置を細切れにすることで新たな支援を得ようというねらいとみられます。キム本部長は「非核
化が3段階ではなく7段階、8段階と増えることになりかねず、受け入れられない」と述べ、議論に応じる必要はないという考えを示しました。
北朝鮮のテロ支援国家指定解除、検証合意なければ発効延期と米高官
2008.7.30 16:57
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080730/amr0807301659014-n1.htm 米政府高官は30日、北朝鮮のテロ支援国家指定解除の発効手続きが予定される8月11日までに核申告内容の検証方法で合意できない場合、解除発効を先送りする方針を初めて明言した。
指定解除には発効の少なくとも45日前までに議会通告しなければならず、ブッシュ大統領は北朝鮮が核申告した6月26日に通告。8月10日以降に解除可能となるが、同日は日曜日のため、早ければ、翌11日に解除手続きを取る見通しとなっている。
同高官によると、検証方法は施設立ち入りや試料採取など、かつてイラクの大量破壊兵器疑惑で国際原子力機関(IAEA)査察団が用いた手段に酷似しているため、「北朝鮮軍部など強硬派が抵抗を示している」という。非核化作業部会開催もめどが
立っておらず、8月上旬までの合意は困難視されている。(共同)
北朝鮮で600万人が食糧不足、WFPが支援呼びかけ
2008.7.30 19:00
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080730/kor0807301903003-n1.htm 世界食糧計画(WFP)のドマルジュリ平壌事務所長は30日、北京市内で記者会見し、北朝鮮の食糧事情について住民ら350人を対象に実施した訪問調査の結果、北部地域を中心に新たな食糧危機が起きており、500万−600万人が深刻な食糧不足に
陥っているとの見方を示した。
危機は来年10月ごろまで続くと予測し、収穫した穀物が底をつくとみられる今秋までに最低2000万ドル(約21億6000万円)相当の緊急支援が必要だと強調。国際社会に協力を呼びかけた。
訪問調査により、以前は450−500グラムあった住民1人、1日当たりの食糧配給量が150グラムに激減したことが判明。複数の住民は「1日2食に減らした」「米、トウモロコシの代わりに木の実や野草を集めて食べている」などと調査員に説明した。(共同)
支援要請待つと韓国 北朝鮮食糧危機で
2008.7.30 23:27
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080730/kor0807302325007-n1.htm 韓国統一省の報道官は30日、世界食糧計画(WFP)が北朝鮮の食糧危機が深刻化しているとの調査結果を公表したことに関し、WFPからの食糧支援要請を待つ考えを示した。
韓国は既に、北朝鮮か国際機関からの要請があるか、北朝鮮の事情が危機的と判断すれば支援を行うと表明してきた。しかし、5月に申し入れたトウモロコシ5万トンの提供を北朝鮮に拒否され、支援は宙に浮いている。(共同)
李大統領の実用主義を非難 北朝鮮
2008.7.30 23:40
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080730/kor0807302342008-n1.htm 朝鮮中央通信によると、北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は30日、韓国の李明博大統領が掲げる「実用(実利)主義」が反民族的で対立を招く理論だと非難する論評を掲載した。
論評は、李大統領は「実用」の名の下に「わが民族同士」の理念を否定し南北関係を国家間の関係として扱おうとしていると指摘。実用主義に固執すれば南北関係の一層の悪化は避けられないと主張した。(共同)
朝鮮総連施設への減免措置、大幅に減少 総務省調査
2008.7.31 21:45
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/local/080731/lcl0807312146006-n1.htm 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の本部、支部などの関連施設が所在する全国130自治体のうち、関連施設への固定資産税の全額を減免している自治体が前年度の4分の1の7自治体にまで減少したことが、総務省が31日にまとめた平成20年度の
課税状況調査から分かった。一部減免を実施している自治体も減少傾向にあり、6割以上の自治体で朝鮮総連の特別扱いをやめている。
内訳をみると、全額減免している自治体は、前年度から21減少し、北海道釧路▽同苫小牧▽福島県会津若松▽長野県松本▽岡山▽広島県大竹▽山口県周南の7市だけとなった。一部減免の自治体は、17市減って34市町となった。
一方、まったく減免措置を取らずに課税しているのは85都市。今年度から、何らかの形で減免措置を見直した自治体は前年度24市の倍近くに上る42都市町。このうち北海道帯広▽愛知県豊田▽佐賀−など14市は、全額減免から一転して「減免なし」に
見直した。全額減免を一部減免に見直したのは、前橋▽群馬県桐生▽岡山県備前▽同津山の4市と福岡県水巻▽同苅田の2町。一部減免から減免なしに見直した自治体は20都市に上った。
また、金沢▽岡山県倉敷▽広島▽福岡県飯塚の4市は、課税措置を決めておらず「検討中」と回答した。
総務省は減免する自治体が減った理由について、「朝鮮総連施設への減免措置の取り消しを確定した平成19年11月の最高裁判決が影響した」とみている。
「拉致」進展へ北に行動求める=高村外相−改造内閣・新閣僚会見 高村正彦外相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008080101104 日米同盟とアジア外交の「共鳴外交」を進めたい。北朝鮮については、核、拉致、ミサイル問題を国際社会と連携しつつ解決を
図る。(拉致問題は)約束対約束の段階を行動対行動の段階に移せるよう、全力を尽くしてやっていきたい。地球規模の問題にも
ほかの省庁と連携して取り組む。(2008/08/01-22:09)
麻生幹事長に警戒感=韓国
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008080101106 【ソウル1日時事】日韓関係が竹島(韓国名・独島)問題をきっかけに緊張する中、韓国では自民党幹事長に就任した麻生太郎
氏について、「右翼政治家の代表」(韓国政府関係者)と警戒する見方も出ている。
韓国メディアは、麻生氏の日本での国民的人気の高さを紹介し、福田内閣の求心力回復に向けた「救援投手」と位置付けた。
その上で、聯合ニュースは日本による植民地時代、麻生氏の父親が経営する炭鉱で朝鮮半島出身者が多数働いていたと説明。
「安倍晋三前首相と同様に極右的だ」と分析した。(2008/08/01-22:16)
拉致被害者帰国に全力=中山少子化・拉致問題担当相−改造内閣・新閣僚会見
8月1日22時44分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080801-00000226-jij-pol 中山恭子少子化・拉致問題担当相 拉致問題は、関係省庁や関係者と意見交換し、被害者の帰国に向け全力で取り組む。
生存者を探し出して帰国させるための具体的行動を取り始めるよう北朝鮮に要求していきたい。少子化対策は認定子ども園
の抜本改革や待機児童ゼロ作戦などを進め、地域のアイデアを取り入れたい。
<内閣改造>拉致被害者家族会に期待 中山氏入閣で
8月1日23時22分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080801-00000167-mai-soci 拉致問題担当の首相補佐官だった中山恭子氏が入閣したことについて、北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表
(70)は「発言力や情報量が今までと違ってくる。他の大臣との連携も取れるだろうし、非常に良かった。閣僚の立場を生かし
て迅速に対応してほしい」と期待を膨らませた。
横田滋前代表(75)は「中山さんが少子化対策など複数の分野を担当するようで、拉致問題に取り組む時間が増えるか減る
かが分からない。福田首相が拉致問題を重視しているのかどうかも分からないが、官房長官も外相も留任したので(政府の基
本的な)方向は変わっていないと思う」と組閣の印象を語った。【工藤哲】
【内閣改造】「拉致問題の進展期待」 “エース”中山大臣に拉致被害者 (1/2ページ)
2008.8.1 23:30
<写真>少子化・拉致問題担当相に決まり、首相官邸に入る中山恭子氏=1日午後
拉致問題に“エース”投入−。6月の日朝実務者協議で、北朝鮮が拉致被害者の「再調査」を約束した代償として、日本は経済制裁
の一部解除を表明。米国も北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除の手続きに入り、拉致問題の全面解決を願う被害者家族にとって、
情勢は厳しさを増すばかり。その中で、家族の信頼が厚い中山恭子氏の拉致問題担当相への起用を、関係者は歓迎。家族会代表の
飯塚繁雄さん(72)は「拉致問題の進展を期待したい」と希望を託した。
「総理が拉致問題について強い気持ちを持っているというメッセージと受け止めている」。自らの起用について、中山氏は官邸で行わ
れた就任会見でこう話し、長い間、拉致問題の先頭に立って取り組んできた自負ものぞかせた。
北朝鮮が約束した拉致被害者の再調査に質問が及ぶと、「具体的にどのような形でいつから再調査を始めるのかはまだはっきりし
ていない。これからも強く生存者を捜し出して帰国させるための具体的行動を要求したい」。いつも通りのか細い声と丁寧な言葉遣い
の中に、担当大臣の強い決意が込められた。
「とても勇気づけられる」。北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さん(50)と祐木子さん(52)の夫妻は1日夜、中山氏の起用について、
新潟県柏崎市役所を通じてコメントし、「どうか強いリーダーシップを発揮し、拉致被害者の帰国が一日も早く実現するよう、現在の膠
着(こうちやく)状態を動かしてほしいと切に願う」とした。
>>123 (続き)〆(2/2ページ)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080801/kor0808012333008-n2.htm 家族が長年求め続け、平成18年7月にようやく発動された経済制裁。北朝鮮を追いつめる有効なカードだが、安易に切られようとし
ている。政府と家族会のパイプ役を務めてきた中山氏は、会見で「家族の方々がどのように考えているかは非常に大切で、一緒になっ
て動いていかなければいけない」と、今後も家族の思いに寄り添う姿勢を明確にした。
飯塚さんは「閣僚なら、首相補佐官より発言力、情報量も増える。制裁解除についても強い意見が通るのではないか」と話す。
一方で、拉致問題のほか、少子化問題や男女共同参画なども担当するだけに、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の父、滋さん
(75)のように、「これまでのように拉致問題に専念できるだろうか」と懸念する声もある。
「最後まで一緒に頑張りましょう」
母、早紀江さん(72)は、かつて中山氏が家族に語った言葉を忘れていない。「この問題を見捨てない人。拉致問題は厳しい状況
ですが、中山さんがこういう立場に就かれるのは大きなこと。良い方向に動いてほしい」と話した。
北朝鮮核廃棄に426億円 今後1年で必要に、と米国
2008.8.1 11:43
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080801/amr0808011145005-n1.htm 米エネルギー省傘下の核安全保障局(NNSA)のウィリアム・トビー副局長(核不拡散担当)は7月31日、北朝鮮の核廃棄や寧辺の核施設無能力化に向け、今後約1年間にわたって3億9400万ドル(約426億円)が必要となるとの見通しを示した。上院軍
事委員会の公聴会で語った。
副局長は今年9月までの2008会計年度中にあと3400万ドル、09会計年度(08年10月〜09年9月)に3億6000万ドルが必要になると見積もった。大半はプルトニウムや使用済み核燃料を北朝鮮から国外に搬出する際の費用となるが、無能力化や検証
作業にも充てられる。
トビー副局長によると、寧辺で米朝両国が行っている無能力化作業にはNNSAから1500万ドル、国務省から2000万ドルをこれまでに支出した。(共同)
検証合意なければ解除延期 北朝鮮テロ指定で米大統領
2008.8.1 11:35
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080801/amr0808011135001-n1.htm ブッシュ米大統領は7月30日に行った韓国KBSテレビとの会見で、北朝鮮が提出した核計画申告の検証措置について、満足できる合意が得られなければ「前には進まない」と述べ、同国に対するテロ支援国家指定の解除先送りも辞さない姿勢を示した。
ホワイトハウスが同31日、会見録を公表した。
大統領は検証措置について、北朝鮮がかかわった「プルトニウム、高濃縮ウラン(による核開発)計画、(核の)不拡散活動」を点検できる内容でなければならないと述べた。
米、北朝鮮両国の連絡事務所をワシントンと平壌に相互に設置する考えがあるかどうかとの質問には「ない」と言明、6カ国協議の進展に集中する意向を示した。(共同)
3月に「よど号犯」と接触 欧州議会議員が再訪朝
2008.8.1 22:41
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080801/kor0808012245007-n1.htm 北朝鮮の朝鮮中央通信によると、欧州連合(EU)欧州議会のグリン・フォード議員(英労働党)一行が1日、平壌に到着した。
訪問目的や日程は不明。同議員は今年3月の訪朝時、日航機「よど号」をハイジャックした元赤軍派メンバーと接触している。(共同)
>>122>>123 内閣改造:拉致家族らから期待の声 中山補佐官が担当相就任で /新潟
8月2日13時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080802-00000105-mailo-l15 1日の内閣改造で、中山恭子首相補佐官が拉致問題担当相として初入閣した。被害者家族支援チームの責任者などとして
拉致問題に深くかかわってきた中山補佐官の入閣に、県内の関係者からも期待する声が上がった。
北朝鮮による拉致被害者、蓮池薫さん(50)は「拉致問題の一刻も早い解決を望む方々にとって、勇気づけられるニュース」
とコメントを発表。「救う会新潟」の山田洋子新潟市議(65)は「仕事がぶれない人でとても信頼している。これまでの姿勢を貫
いて、解決に向けてがんばってほしい」と期待した。
拉致された横田めぐみさん(当時13歳)の通った新潟小学校の元音楽教師、斎藤邦さん(76)も「補佐官として目立たなくなっ
ていた印象があり、入閣された方がこれまでより仕事がしやすくなるのでは」と歓迎した。
特定失踪(しっそう)者の大沢孝司さん(当時27歳)の兄、昭一さん(72)は「これで拉致家族の気持ちをくんだ交渉になると
思う。家族の思いを理解しきれていないから、万景峰号の入港再開なんて話になってしまう。筋の通った交渉をしてもらいたい」
と話した。【渡辺暢、黒田阿紗子、五十嵐和大】
8月2日朝刊
<北京五輪>南北応援列車は中止の見通し 関係冷え込み
8月2日15時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080802-00000044-mai-kr 【北京・西岡省二】韓国と北朝鮮の関係悪化の影響で、北京五輪の南北応援団が一つの列車に乗って朝鮮半島を縦断し北京に
向かう計画が中止になる見通しとなった。韓国鉄道公社の関係者が毎日新聞に明らかにした。応援団用の特別列車は同公社に
よって新たに製造されたが出番はなく、韓国国内旅行用の寝台車にリニューアルされる。
南北応援団の派遣は、昨年10月の南北首脳会談で合意され、「北京五輪に南北応援団が(朝鮮半島の西側を通る)京義線列車
を初めて利用して参加する」と盛り込まれた。
南北首脳宣言を受け、公社は約70億ウォン(約7億4300万円)かけ、寝台車7両、食堂車2両、イベント車1両の計10両編成の
「ホテル式」列車を製造し、7月初旬には試験運行も終えた。
公社などによると、同列車は韓国応援団約100人を乗せて韓国を出発し、南北間の軍事境界線を通過、平壌などで北朝鮮応援
団約100人が乗車した後、中朝国境の鴨緑江を越えて北京に向かう計画だった。
ところが、今年2月に韓国で李明博(イミョンバク)政権が発足して以来、南北関係が冷え込み、対話が中断。7月には北朝鮮の金
剛山で韓国人観光客が北朝鮮軍に射殺される事件が発生し、対立関係が決定的となった。
同公社の担当者は「列車運行には南北対話が必要だが、政権交代で対話窓口がなくなった。韓国政府からいまだ何の連絡もな
い」と無念さをにじませた。列車は今後、一般用の寝台車に改装し、9〜10月には観光用列車としてデビューさせるという。
<韓国>米大統領の訪韓に反対 ソウルでろうそく集会とデモ
8月2日20時40分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080802-00000076-mai-kr 【ソウル中島哲夫】ブッシュ米大統領の訪韓(5〜6日)に反対する「ろうそく集会」とデモ行進が2日夜、ソウル都心で行われた。
開始時点の参加者は1000人前後と小規模だったが、警察は深夜にデモが過激化する恐れがあるとみて厳重な警戒態勢をとった。
集会は5月初め以降、米国産牛肉輸入再開反対と李明博(イミョンバク)政権退陣要求の運動を主導してきた市民団体などに
よる「国民対策会議」の主催。ブッシュ大統領が韓国入りする5日には、ソウルでの大規模集会をはじめ全国各地で抗議集会が
予定されている。
「市民の9割が『しおかぜ』聴いている」 北の情報統制に緩み? (1/2ページ)
2008.8.3 01:32
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080803/kor0808030131002-n1.htm 北朝鮮の貨客船「万景峰92」の母港である主要都市、元山(ウォンサン)市の9割の市民が日本製ラジオを持ち、日本の特定失踪(しつそう)者問題調査会が発信している北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」を聴いて拉致や核問題の情報をほぼ自由に入手して
いることが2日、脱北者の証言で明らかになった。北朝鮮当局は再三、しおかぜに妨害電波を発してきたが、北の市民がその内容を聴取していることが確認されたのは初めて。情報統制の緩みが浮き彫りになっている。
証言したのは最近脱北した元山市民。
北朝鮮は平成18年7月のテポドン2号を含むミサイル7発の連続発射や、同10月の核実験などの事実を国民向けには一切、報じなかった。その一方で、朝鮮中央放送のテレビ、ラジオや新聞などの官製メディアを総動員し、日本が発動した経済制裁につ
いて「一方的な敵対行動であり、断固として対抗措置をとる」などと激しく非難し、国民の対日敵対感情を煽(あお)る宣伝を繰り返していた。
だが、元山港が万景峰号の母港ということもあり、市内のほとんどの家庭は日本などから持ち込まれた旧式のテープレコーダー付きラジオを所有。同市の人口は現在、24〜30万人とみられるが、「およそ90%の市民がしおかぜなどの西側放送を聴き、
国内外の情報を得ている」という。
(2/2ページ)
北朝鮮当局はかつて、一般市民の持つテレビやラジオのチャンネルをハンダ付けするなどして、受信周波数を朝鮮中央放送などの官製メディアに固定させ、都合の悪い情報から遮断してきた。この脱北者は「官製放送は日本の経済制裁を一方的に非難し
ていたが、『しおかぜ』を聴いているほとんどの市民は、制裁が北朝鮮のミサイル発射や核実験など、相応の理由があることを理解していた」と証言した。
情報統制が緩んでいる現状については、「あまりに多くの市民が日本製ラジオを持っているため、当局者は『チャンネルを固定するように』と口頭で注意するだけで、処罰はされない」としている。
一方、国民の思想教育を担当する朝鮮労働党宣伝部は近年、国民向けの教育宣伝で拉致問題にも言及し始めている。「拉致問題の解決は、従軍慰安婦問題を解決してからのことだ」などとの主張を展開。宣伝部が、国民に知らせることを避けてきた拉致
問題をあえて取り上げた背景には、都市部を中心に多くの市民がラジオなどから拉致問題について知るようになり、情報を隠す意味がなくなってきたことがあるとみられる。
◇
■しおかぜ 北朝鮮による拉致問題を調べている「特定失踪者問題調査会」が平成17年10月から発信している短波放送。北朝鮮国民に拉致問題に関する詳細な内容や情報提供を呼びかけ、拉致被害者に対しては朝鮮語や日本語で家族の近況や安否
情報などを伝えている。
金剛山から韓国人を「追放」 北朝鮮軍 (1/2ページ)
2008.8.3 20:45
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080803/kor0808031424003-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮の朝鮮中央通信は3日、北朝鮮国内の観光地、金剛山(クムガンサン)で起きた韓国人観光客射殺事件に関連して、「金剛山観光地区に滞在している韓国側の不必要な人間をすべて追放する」との金剛山地区軍部隊報道官の
特別談話を伝えた。北朝鮮が韓国に対する姿勢を一段と硬化させたことで南北関係がさらに冷え込むことも予想される。
韓国人の女性観光客が7月11日、北朝鮮兵に射殺された後、韓国は金剛山観光を中断しているが、観光事業に携わっている韓国企業の関係者らは現在も現地にとどまっている。
談話は「金剛山地区の観光地と軍事統制区域内で発生するわずかな敵対行為に対しても、強い軍事的対応措置を取る」と警告し、韓国側車両の軍事境界線の通過についても「より厳格に制限、統制する」という管理強化方針を明らかにした。
また、談話は、韓国側が求める射殺事件の真相究明のための現地調査を改めて拒否する立場も表明。韓国の李明博政権については、「金剛山観光を一方的に中断し、無分別な反共和国(北朝鮮)的な騒動を続けている」と批判し、対立姿勢をさらに強めている。
(2/2ページ)
韓国の聯合ニュースによると、今回の談話は北朝鮮の最高意思決定機関である国防委員会の決定であるという点を北朝鮮側の報道が示唆しており、国防委員長の金正日総書記も同意したとみられるとしている。
韓国統一省は同日、これに対して遺憾の意を表明した上で、「法に違反していないにもかかわらず強制的に追い出すのは明らかに合意書違反」と北朝鮮側の対応に反発した。
統一省は金剛山観光地区に残る韓国人の撤収ついては、「身辺の安全が最優先で適切な対策を用意している」と述べた。現在、金剛山に滞在する韓国人は約260人という。
一方、北朝鮮側が今後、金剛山観光事業を中止するかどうかについては、南北間の合意により、中止した場合は韓国側の投資分に対する補償をしなければならないので可能性は低いとする見方がある。
北朝鮮は、すでに観光事業が中断されているのでこれ以上失うものはないという判断の下、北朝鮮に厳しい対応を取る李明博政権に対し、「強硬姿勢には強硬姿勢で臨む」という、これまで通りの対応を示したとみられる。
中山拉致担当相「北を説得」 佐渡の講演会で
2008.8.3 21:07
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080803/kor0808032109007-n1.htm 北朝鮮による拉致被害者の早期救出と問題解決を求め、佐渡市内で3日に開かれた「人権啓発講演会」で、中山恭子・拉致問題担当大臣は「被害を受けた国民がいるというのに国交正常化はできない。引き続き、北朝鮮を説得していきたい」と、問題解決
への強い決意を述べた。
自身の大臣就任については「内閣として被害者を早く帰国させたいという意志だと受けとめている」と、早期救出へ政府が積極姿勢であることを強調した。
曽我ひとみさん(49)は「最近は拉致問題に進展はないが、国民の皆様もおりにふれ、いつも考えていてほしい。被害者家族にはもう時間がない」と述べた。
横田早紀江さん(72)は「私たち被害者の気持ちは、中山大臣が一番知っている。経済制裁などの姿勢を貫けば、きっと拉致の解決につながる」と、強調した。
【世論調査】「中山恭子氏が拉致問題担当相」 評価の声78%
2008.8.4 18:34
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080804/plc0808041834011-n1.htm 産経新聞社とFNNが実施した合同世論調査で、内閣改造と党役員人事への評価について聞いた。
17人の閣僚中13人を代えた大幅改造の中、拉致問題担当の首相補佐官の中山恭子氏が拉致問題担当相で入閣したことについて評価する意見が78.2%に達した。政党別では、自民支持層の86.3%、民主支持層でも75.2%が評価しており、拉致問題の
早期解決に向けて、幅広い層に強い期待感があることを示した。
野田聖子氏が消費者行政担当相で入閣したことは「よい」が43.1%、「そう思わない」は38.0%と回答は二分された。「郵政民営化造反・復党組」の野田氏の入閣は、小泉政権からの路線修正が明確になったとみられるが、評価は定まっていないようだ。
改造のタイミングでは「遅すぎた」が51.1%と半数を占めた。福田内閣を支持する人でも32.8%が、また自民、公明両党の支持層でも4割前後が「遅すぎた」とみていた。
改造内閣に期待する政策課題では、「財政の無駄づかいの見直し」が28.2%と最多で、「医療・年金などの社会保障分野」23.5%、「物価・景気対策」21.4%と続いた。地球温暖化対策は5%だった。
134 :
日出づる処の名無し:2008/08/05(火) 09:18:36 ID:IScnI4LO
そういや今日は最高人民会議選挙だな
北朝鮮が検証受け入れない限り、テロ支援国家指定解除はなし 米政府高官
2008.8.5 09:30
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080805/amr0808050934001-n1.htm 【ワシントン=有元隆志】米国家安全保障会議(NSC)のワイルダー・アジア上級部長は4日、北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除問題について、「(核施設への)検証手続きを受け入れるかは北朝鮮次第だ」と述べ、検証作業に北朝鮮が協力しない限り、
解除を延期するとの方針を改めて示した。
ブッシュ大統領に同行して韓国に向かう機中で、記者団に語った内容をホワイトハウスが公表した。
ブッシュ大統領は北朝鮮による核計画申告書提出を受けて、6月26日に指定解除手続きに入ることを米議会に通告。8月11日以降、正式解除が可能となる。ワイルダー部長は北朝鮮との間で、「建設的な協議が続いている」としながらも、合意には達して
いないと説明。「11日は(解除に向けた)扉が開く日であり、期限ではない。(北朝鮮が検証手続きを受け入れない場合)8月11日は何ら事態に変化のないまま過ぎることになる」と語った。
米政府機関の地名委員会(BGN)が竹島(韓国名・独島)の帰属先を「主権未指定」から「韓国」と戻した問題に関しては、「(島の問題は)日韓両国の外交案件」との立場を改めて示した。そのうえで、竹島問題をめぐって一時帰国していた韓国の権哲賢駐日
大使が5日に帰任すると韓国政府が発表したことを「関係回復に向けた前向きな兆候だ」と歓迎した。
【湯浅博の世界読解】米国の“変節”に嫌気 (1/3ページ) 2008.8.5 19:54
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080805/amr0808051958009-n1.htm ビアスの「悪魔の辞典」によれば、政治とは主義主張の仮面をかぶった利害のぶつかり合いだそうだ。損得勘定が違ってくれば、逆に主義も主張も変わることになる。
欧州大陸の歴史は、まさに離合集散の繰り返しで、同盟国といえども「いつ裏切られるか」に神経をすり減らしてきたという。
日本人が同盟国の“変節”をたっぷりと体感したのは、ご存じ、北朝鮮をめぐるテロ支援国家指定の解除問題と、つい最近の竹島をめぐる地名変更がそれに該当するだろう。
日本固有の領土たる竹島について、米政府機関の地名委員会はこれまで「韓国領」としていたものを、先ごろ、「主権未確定」に変更した。ところが、韓国から抗議を受けると、とたんに「韓国領」に戻してシラッとしている。ブッシュ大統領が6日に訪韓するから、
直前に刺激を与えて抗議デモに囲まれたらかなわないとの判断なのだろう。
しかし、それが誤りであることは米国の外交文書をみれば明らかである。サンフランシスコ講和条約の起草過程を通じて、当の米国が竹島を明確に「日本領」としていたのだ。
(2/3ページ)
駐日政治顧問代理シーボルトから国務長官あての電報(1947年11月14日)は、「この島に対する日本の領土主張は古く、正当と思われる」と明言している。当時のラスク国務次官補から韓国大使あての公文書でも、「朝鮮の一部として取り扱われたことは
決してなく、1905年ごろから島根県隠岐支庁の管轄下にある」(51年8月10日)と通告している。
竹島をめぐるブッシュ政権の判断は、明らかに過去の文書を無視して「悪魔の辞典」のルールに従っていた。これを変節とも狡知(こうち)ともいう。
しかし、日本人の心情からするとそれは信義にもとる所業にほかならない。日本の世論が米国の変節に嫌気していることは、本紙とFNNが実施した最新の世論調査で明らかだ。
米国の軍事行動を後方支援する新テロ特措法の延長について、賛成32.3%に対して反対が53%に達した。昨年11月の調査では、逆に5対4で賛成の方が多かったから米国支援に疑問を呈している。
これまでの日本は、北朝鮮の暴発を防げるのは米国の軍事力しかないとの考えから、イラクやアフガンで支援してきた。まして「拉致はテロだ」と公言したのは米政府高官だった。
(3/3ページ)
過去の米外交を見ると、敵対国が核開発に成功すると、たちまち融和策に転じる傾向がある。ドゴール大統領のフランスが核実験に踏み切ると、あっという間に変心したのがそれだ。続くイスラエル、中国、インド、パキスタンによる核実験に対しても手のひらを
返している。
京都大学の中西輝政教授は、アングロサクソンにありがちな傾向を「勝てない相手なら手を結べ」とするプラグマティズムの発想であるという。
ウォールストリート・ジャーナル紙はテロ指定解除は「日本への裏切り行為」で同盟を損なうと警告していた。北朝鮮をどう扱うかをめぐっては米国内に見解の対立があるのが救いである。
中国への対抗から日米同盟が欠かせないなら、ここはビアスの流儀にしたがい、祖国のためにウソつく愛国的な外交芸を駆使して米国を取り込むしかない。(東京特派員)
人道支援あわや北ペース 危うい前のめり制裁解除 6月の日朝協議 (1/4ページ)
2008.8.6 00:29
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080806/plc0808060033000-n1.htm 6月の日朝実務者協議を受け、政府が「人道支援物資」の積み込みに限り、北朝鮮籍船舶の入港を認めると表明した問題で、外務省が北朝鮮側との協議結果として示した当初案に「人道支援関連物資」と「関連」の2文字が明記されていたことが5日、分かった。
「関連」は、福田康夫首相や町村信孝官房長官、高村正彦外相らが出席した6月13日の首相官邸での協議で、建設機械や工業製品など軍事転用可能な物資や現金が含まれかねないとして省かれたが、日朝合意は危うく北朝鮮ペースのまま進むところだった。
複数の日朝外交筋によると、6月11、12両日に北京で開かれた実務者協議で、北朝鮮のソン・イルホ朝日国交正常化交渉担当大使は拉致問題の再調査や「よど号」乗っ取り犯の身柄引き渡しへの協力などを提示。その上で「人道上の理由から制裁を解除し、
人道支援関連物資の輸送を認めてほしい」と要請した。
交渉に当たった外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長は最終的な判断は福田首相の決断が必要だとしてこれを持ち帰り、13日に官邸で首相に協議結果を報告した。その席で、初めて協議内容を知った町村長官や中山恭子首相補佐官(現拉致問題担当相)ら
が「『関連』という文言があると、何でも北朝鮮に輸送できることになる」と指摘。最終的に「対象物資はできるだけ絞るべきだという雰囲気になった」(関係者)といい、「関連」はとられた。
(2/4ページ)
ただ、日本政府が発表した「人道支援物資」にしても、何をもって人道支援物資と判断するかについての明確な基準やリストはなく、外務省は「申請があった際にきちんと詰める。政府として判断する」としているだけだ。ただでさえ、その点があいまいな上に、
「関連」が入った場合には、「北朝鮮が欲しいものは事実上、何でも手にはいっただろう」(公安筋)という危うい局面だったといえる。
また、北朝鮮が同日、朝鮮中央通信を通じて発表した日朝協議に関する報道文には「(日本は)人道支援関連物資輸送を目的とする北朝鮮国籍船舶の入港許可を行う」と「関連」は残ったままであり、今後の日朝交渉に何らかの影響が出る可能性もある。
政府関係者の一人は「外務省との事前の打ち合わせでは、北朝鮮籍船舶の入港解禁など制裁解除を具体化させることまでは了承していなかったはずだ」と語る。一方、外務省幹部は「対北朝鮮外交など極めて重大な問題で、事務方が独走することはあり
えない。事前の打ち合わせでも、どこまで認めていいかなどはきちんと詰めている。最終的な判断は政治家の責任だ」と反論している。
(続く)
>>137(続き)
(3/4ページ)
政府は対北朝鮮外交で「行動対行動」の原則を打ち出しており、「相手が小さな一歩を踏み出せば、こっちも小さな一歩を踏み出す」(高村正彦外相)として6月13日、北朝鮮への制裁措置の一部解除を表明した。だが今回、北朝鮮への輸送を認める人道支
援物資に、発表直前まで「関連」の2文字が入っていたことが明らかになったことで、政府が一方的に「大きな一歩」を踏み出しかねない瀬戸際に立っていたことが浮き彫りと
なった。
北朝鮮は6月の日朝実務者協議で約束した拉致問題の再調査などについて、その後は「知らん顔」を決め込んでいる。「米国によるテロ支援国家指定解除の発効までは、じっと様子を見ているのだろう」(外務省筋)とみられる。
このため、日本が表明した北朝鮮籍船舶の入港許可などはまだ実行には移されていないが、北朝鮮側が前向きな動きを見せれば、日本側も制裁解除の約束を実行せざるをえない。
政府は今回の制裁解除について「全体のほんの一部にすぎない」(政府筋)と強調するが、「拉致被害者が北朝鮮の船で連れ去られたということもあり、北朝鮮籍船舶の入港は、拉致被害者やその家族には象徴的な意味がある」(拉致議連議員)と指摘される。
(4/4ページ)
特に貨客船「万景峰92」はこれまでも工作員への指令伝達や不正送金、輸出規制品の持ち出しなどの舞台となってきた経緯がある。2003年5月の米上院公聴会に出席した北朝鮮の元技師は「ミサイル部品の9割が日本から万景峰で運ばれた」と証言している。
今回は首相官邸での最終協議で「人道支援関連物資」から「関連」が外されたものの、残されていた場合はどうだったか。現金や軍事転用可能な物資のほか「パワーショベルなど、特定政治家の利権がらみといわれる建設機械の輸出も行われただろう」
(政府関係者)という。実際、日朝協議開催前に「有力政治家に呼ばれ、早く制裁を解除すべきだと説得された」(官邸筋)との証言もあり、政府は北朝鮮と国内の親北勢力の双方から揺さぶりをかけられている。
ここで政府が対応をふらつかせ、北朝鮮ペースに乗せられて制裁解除を進めても、北朝鮮に経済的な余裕を与えるだけで、むしろ拉致問題の前進を阻害する結果になりかねない。
拉致被害者「救う会」の西岡力会長代行は「北朝鮮は外貨依存体質で、年間5億〜10億ドルの外貨収入がないと体制を維持できない。これまでも北朝鮮が何らかの譲歩をするのは、金正日総書記の資金が止められそうになったときだ」と指摘し、厳格な法
執行と制裁継続を求めている。
(阿比留瑠比、尾崎良樹)
外国人地方選挙権「議論は先送り」民主党
2008.8.5 22:49
民主党の「永住外国人地方選挙権検討委員会」(委員長・渡部恒三最高顧問)が5日、
国会内で会合を開き、拙速な意見集約に反対し徹底議論を求める同党国会議員51人の要望書が
提出されたことを受け、論議を臨時国会開会後に先送りすることを決めた。
永住外国人に地方選挙権を付与するかどうかをめぐっては民主党内に賛否両派があるが、
検討委役員会は月内にも小沢一郎代表へ答申書を提出する方針だった。
政策担当幹部からは臨時国会へ地方選挙権付与法案を提出するスケジュールを描く声も出ていた。
5日の検討委には役員も含め議員24人が出席。反対派から
「選挙の当落にもかかわりかねない問題だ、全議員が出席できるときに議論すべきだ」との声が相次いだ。
賛成派からも「私は(付与)推進だが、なぜ結論をこんなに急ぐのか」との意見が出た。
委員長の渡部氏は「そろそろとりまとめの時期かと思ったが、党首が田の草取り(=衆院選準備)
をしろと指示しており、議員が会合に来られない時にやるのはおかしい。
臨時国会が始まってから皆さんの意見を聞く機会を持つ」と引き取った。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080805/stt0808052251014-n1.htm
日朝実務者協議、11、12両日に中国・瀋陽で
2008.8.6 20:01
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080806/plc0808062007011-n1.htm 外務省は6日、日本と北朝鮮が拉致問題や過去の清算問題などについて協議する日朝実務者協議を11、12の両日、中国・瀋陽で開催すると発表した。実務者協議の開催は6月11、12両日に北京で開かれて以来、2カ月ぶり。日本側は外務省の斎木昭隆
アジア大洋州局長が出席する予定。北朝鮮側は宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使が出席するとみられる。
今回の実務者協議では、6月の前回協議で北朝鮮が約束した拉致問題の再調査の具体的内容や、日航機「よど号」乗っ取り犯関係者の身柄引き渡し協力などについて協議する見通し。政府は、再調査などで北朝鮮側に具体的な行動があった場合は、貨客
船「万景峰92」をはじめとする北朝鮮籍船舶の入港禁止などの制裁措置について、一部解除すると表明している。
テロ支援国家指定解除延期の公算高まる (1/2ページ)
2008.8.7 22:03
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080807/kor0808072206004-n1.htm 【ワシントン=有元隆志】北朝鮮に対する米政府のテロ支援国家指定解除は、解除発効が可能となる11日が迫るなか、北朝鮮が核計画の申告に対する検証手続きに同意していないため、発効が先送りされる公算が高まっている。米政府は寧辺の核施設だけ
でなく、すべての核計画に関する施設への立ち入りを求めるなど、厳格な検証の実施を求めている。北朝鮮は提案受け入れに難色を示しており、米朝の水面下での攻防が続いている。
国務省がこのほど米議会に提出した検証方法に関する報告書によると、米政府は北朝鮮が提出した核計画の申告書について「核兵器や核兵器関連活動も含めた北朝鮮の核活動の全体像をつかむための出発点」と位置づけた。そのうえで、完全かつ正確な
申告であるかを確認するために、「検証の重要性」を強調した。
検証にあたって、米政府はプルトニウム計画だけでなくウラン濃縮計画も含めたすべての核施設への立ち入りのほか、施設内にある空気や物質の試料採取を求めている。空気中の塵(素粒子)も集めて測定し、未申告活動の痕跡がないか調べることを目的
としているとみられる。
北朝鮮は申告で言及した寧辺をはじめ約10カ所の施設への立ち入りは基本的に認めているものの、試料採取には難色を示しているという。申告書に記した38.5キロのプルトニウムの総量よりも実際には多く抽出していたことが判明するのを恐れているのでは
との分析が出ている。
(2/2ページ)
国務省のソン・キム6カ国協議担当特使は先週、北京で北朝鮮外務省の李根米州局長と協議したが、進展はなかった。折衝は続いているというが、現状では指定解除は先送りされるとの見方が強まっている。
ただ、協議筋は北朝鮮が解除実現を目指し、大まかではあるが検証受け入れを表明、あるいは申告に対する検証作業の開始を寧辺に滞在する米専門家に認めるなどの措置を発表する可能性が残っていると指摘。その場合、政権の任期切れまで半年を切り、
核施設の無能力化の完了など「目に見える成果」を目指す米側がすべての要求が満たされなくても、解除に踏み切ることも想定されるという。
米議会では核兵器の申告などで一定の条件が満たされるまで、解除を差し止める法案が提出されたが、成立しなかった。このため、政権側は11日以降、解除をいつでも発表できる。議会筋によると、議会側は休会明けの9月以降、解除手続き、あるいは北朝
鮮への支援に条件を課す法案を可決することで、解除に制約をかけることは可能という。
南北は別々に行進 冷え込みを象徴
2008.8.8 23:30
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080808/kor0808082331002-n1.htm 【北京=藤本欣也】五輪の開会式で恒例となっていた韓国と北朝鮮選手団の南北合同行進が、北京五輪では実現しなかった。両選手団は「統一旗」ではなく、それぞれの国旗を掲げて入場。南北関係の冷え込みを象徴する格好となった。
韓国と北朝鮮は2000年のシドニー夏季五輪、04年のアテネ夏季五輪、06年のトリノ冬季五輪で合同行進を実施。しかし、韓国の政権が対北朝鮮融和政策の金大中、盧武鉉両政権から、同政策に批判的な李明博政権になると、北朝鮮は態度を一変させ
北京五輪での合同行進を拒否した。
国際オリンピック委員会(IOC)は土壇場になって、南北の選手団が一緒に行進するのではなく、続けて行進する代替案などを提示したが、北朝鮮の姿勢は変わらず。結局、規定通り中国語の国名表記の画数順に従い、韓国の後、フィジーなどをはさんで
北朝鮮が入場することになった。
開会式には韓国から李大統領、北朝鮮からは金永南最高人民会議常任委員長が出席した。この日の昼食会で2人は同じテーブルに着いたが、離れた位置だったという。
大規模訪朝を韓国政府不許可
2008.8.8 23:38
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080808/kor0808082340003-n1.htm 韓国統一省報道官は8日、左派系の「全国教職員労働組合」の69人が北朝鮮の教育関係者との交流事業のため申請した今月中旬の北朝鮮訪問を不許可にしたと明らかにした。
北朝鮮の金剛山で起きた韓国人観光客射殺事件など最近の南北情勢や国内世論を考慮し「現時点での大規模訪朝は適切でないと判断した」と説明。労組側は「反統一的行為だ」と反発している。
統一省は北朝鮮への人道支援は推進し、必要な人員の訪朝は認める方針という。(共同)
北朝鮮、米に平和協定要求
2008.8.8 23:41
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080808/kor0808082343004-n1.htm 北朝鮮の朝鮮人民軍板門店代表部は8日、朝鮮半島で強固な平和と安定を目指す「唯一の方法」は、朝鮮戦争休戦協定を平和協定に転換し「新たな平和保障体制を樹立することだ」と米国に要求する談話を出した。朝鮮中央通信が伝えた。
談話は、米国が板門店の中立国監視委員会の存在を「有名無実化させた」と非難する目的で出された。
北朝鮮は米国が北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除決定をした6月末から再三、米国に平和協定締結を訴えている。(共同)
米朝接触実現せず 五輪前の昼食会
2008.8.8 23:44
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080808/amr0808082346017-n1.htm 北京の人民大会堂で8日行われた北京五輪歓迎昼食会の直前、ブッシュ米大統領が中国の胡錦濤国家主席と握手するため赤じゅうたんの上で順番待ちしていた際、北朝鮮ナンバー2の金永南最高人民会議常任委員長が前方に並んでいたが、会話や
握手などの「接触」はなかったことが分かった。
人民大会堂で代表取材に当たった米紙記者によると、大統領と金委員長の間には「12人・組の各国首脳や同夫妻」が並んでおり「ニアミス」ともいえない状況だったという。
同記者によると、大統領は昼食会場に入る直前、ロシアのプーチン首相と抱擁し再会を喜び合った。グルジアからの分離独立を主張する南オセチア自治州にロシア軍が介入する前とみられる。(共同)
「被害者帰国まで制裁継続を」中山担当相
2008.8.9 19:58
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080809/plc0808091956009-n1.htm 中山恭子拉致問題担当相は9日、自民党熊本県連(熊本市)の研修会で講演し「北朝鮮が(安否不明とされている)拉致被害者12人を日本に戻すことがはっきりしてきたら(経済)制裁解除を考えるべきだ」と話した。今月11日からの日朝実務者協議を前に、
あくまでも拉致問題の解決が制裁解除の前提であるとの立場を強調した。
協議で議題になるとみられる「よど号」乗っ取りグループ関係者の引き渡しについては「よど号犯は日本を捨てて外国に逃れた犯人。引き渡したとしても、拉致問題と絡ませた制裁解除があってはならない」と、6月の前回協議を受けて、日本政府が示した
対北朝鮮経済制裁の一部解除方針に疑問を呈した。
「北朝鮮制裁解除するな」拉致被害者家族が緊急集会
2008.8.10 01:06
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080810/kor0808100105001-n1.htm 北朝鮮による拉致被害者の家族らが9日、東京都内で緊急集会を開くなど、日本政府の経済制裁解除に反対する活動を全国で行った。家族会などは横浜市や京都市など全国十数カ所で集会や街頭署名を実施した。10日も引き続き制裁解除に反対する
集会などを開催する。
東京都港区で行われた集会には飯塚繁雄家族会代表(70)ら拉致被害者家族と支援団体「救う会」幹部が参加。「全被害者の帰国なしに日本政府は制裁解除をするな」と訴えた。
11、12日に実施される日朝実務者協議について、飯塚代表は「米国に指定解除を促す北朝鮮側のジェスチャーに終わる可能性も」と指摘した上で「有効な再調査が行われなければ、追加制裁もするべきだ」と述べた。増元照明事務局長(52)も「政府には
制裁解除を考える人々がいる。その流れを断ち切りたい」と反対活動を呼び掛けた。
【主張】日朝協議 再調査の履行を強く迫れ
2008.8.10 03:32
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080810/plc0808100333001-n1.htm 約2カ月ぶりの日朝実務者協議が11日から、中国の瀋陽で開かれる。北朝鮮が約束した拉致問題再調査の具体化が焦点となるが、北の調査には何度も失望させられてきた。日本は北の明確な行動と結果を求める協議を貫くことが何よりも大切だ。
前回の6月協議では、北朝鮮が拉致の再調査と「よど号」犯引き渡しに協力を約束、日本政府は再調査の具体化に応じて経済制裁を緩和する考えを示した。ところがその後、北の反応はなく、誠意を疑う状況が続いてきた。
11日は米国のテロ支援国家指定解除が可能となる期限でもある。北が協議再開に応じたのは指定解除に有利な展開を見せるためとの観測もあり、日本政府は北の思惑に振り回されないよう、原則をきちんと貫いてほしい。
第1に、日本にとって拉致再調査の目的は、あくまで生存者を見つけて帰国させることにある。再調査の具体的方法を詰める際も、この点を忘れては調査自体の意味がない。あいまいな調査で幕引きとされぬように途中経過も含め、厳正な検証・確認の手順
を盛り込む必要があろう。
第2に、日本側には拉致の再調査着手と容疑者引き渡しを条件として、北への制裁緩和に踏み切る考えもあるとされる。だが、それは時期尚早にすぎよう。
「よど号」犯を含む日本人容疑者らの引き渡しは国際社会のルールとして当然であり、見返りを与えるようなことではない。制裁の緩和は、再調査の具体的結果が出てからにすべきだ。国民もそう感じているのではないか。
また、「よど号」とは別に、拉致事件に直接関与した北の工作員ら8人が手配されている。事件の全容解明のためにも、日本政府としてこれらの引き渡しも引き続き要求していく必要がある。
福田康夫首相は、内閣改造で中山恭子前首相補佐官を拉致問題担当相に起用し、拉致問題の前進を図る姿勢を改めて国民に示したばかりだ。高村正彦外相も今回の協議に「結果が出ることが大切」との立場を強調している。
日朝協議を突破口に、政府一体で北朝鮮に約束の誠実な履行を迫ることが重要だ。制裁緩和や国交正常化に前のめりになってはならない。米国はここにきてテロ支援国家指定解除の延期も示唆しているが、さらなる緊密な協議と連携を維持してもらいたい。
金剛山「追放」 韓国側対象者が順次撤収
2008.8.10 18:48
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080810/kor0808101850002-n1.htm 北朝鮮金剛山での韓国人観光客射殺事件に関し、韓国統一省当局者は10日、北朝鮮が同日から追放すると表明した金剛山観光地区滞在中の韓国観光公社職員と南北離散家族面会所の工事関係者が11日に撤収を終えると明らかにした。
10日夕までに工事関係者3人が撤収、11日午前に残る8人が引き揚げる。10日夕時点で残る韓国人は146人で、今後もさらに一部撤収を続ける。
北朝鮮は3日「不必要な南(韓国)側の人員」を追放すると表明。このうち「韓国政府当局関係者」を第一段階の対象とし、10日から実施すると9日に韓国に通知した。(共同)
米、北テロ指定解除「先送り」
2008.8.10 20:03
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080810/kor0808102005003-n1.htm ブッシュ米大統領の訪中に同行しているホワイトハウスのワイルダー国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は10日、米中首脳会談後の記者会見で、北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除について、米政府が予定していた11日には「発効しない
とみるのが妥当だ」と述べ、解除先送りの見通しを示した。
ブッシュ大統領はソウルで6日、北朝鮮が核計画の申告を検証する方法に合意しなければ、指定解除は「自動的には発効しない」と表明。ワイルダー氏はこれを踏まえ、米政府が発効手続きを取る前には「厳格な検証体制(に関する合意成立)が必要」と述べた。
米政府は検証措置に関する早期の合意成立を目指し、北朝鮮との協議を続けているが、ワイルダー氏は「現時点では北朝鮮側の出方に満足できるには至っていない」と述べた。(共同)
「経済制裁解除、反対!」都民広場で拉致被害者救出の集い
2008.8.10 17:26
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080810/plc0808101727004-n1.htm 「北朝鮮による拉致被害者救出のための集い」(東京都主催)が10日、新宿区の都民広場で開催され、拉致被害者の家族らは9日の全国での集会に引き続き、日本政府の経済制裁解除反対などを訴えた。
都民広場で行われた集会には、飯塚繁雄家族会代表(70)や横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(72)ら拉致被害者の家族が参加。
飯塚代表らは11、12日に実施される日朝実務者協議について「政府から経済制裁を一部解除するという話が出ているが、北朝鮮によるきちんとした拉致被害者の再調査が実現するまでは安易に制裁を解除しないでほしい」と訴えた。また、増元照明
事務局長(52)も「拉致被害者全員が帰ってくるまで日本政府が経済制裁を解除することに反対してください」と会場に詰めかけた約300人の参加者に呼びかけた。
集会の最後には、経済制裁解除反対のほか、米政府のテロ支援国家指定解除の即時中断や、北朝鮮から正確な事実に基づく回答が得られない場合は日本政府に対し、北朝鮮に追加制裁を実施することを求める決議文を読み上げた。
>>156 米大統領、胡主席に「指定解除延期」伝える 米中首脳会談
2008.8.10 23:32
ttp://sankei.jp.msn.com/world/china/080810/chn0808102333019-n1.htm 【北京=古森義久】中国訪問中のブッシュ米大統領は10日午後、中国の胡錦濤国家主席と会談し、両国が経済、貿易に加え、北朝鮮とイランの核問題などで協力する基本を確認するとともに、北朝鮮については米国は北側が厳格な核検証手続きを通告して
こないことを不満として、テロ支援国家の指定解除を延期する方針を伝えた。またロシアとグルジアの軍事衝突ではロシア軍がSS21ミサイルを初めてグルジア領内に持ち込んだことが米側から明らかにされた。
米側の発表によると、ブッシュ、胡両首脳は2国間の経済面での戦略対話の効用を評価する一方、北朝鮮核問題に関する6カ国協議の維持を確認したが、ブッシュ大統領は北朝鮮が核開発放棄の確固たる検証手続きを通告してこないことを不満として、
「なお前進するためにはその通告を待つ必要がある」と述べ、北朝鮮を米側のテロ支援国家指定リストからはまだ解除できない旨を胡主席に伝える形となった。
イランについては米中ともにイランの核兵器開発に反対するという戦略的目標を共有することが合意されたが、その具体的な方法はまだ協議の余地があることが了解された。またブッシュ大統領は中国の人権や宗教の自由への制約をも提起し、現状の改善が
必要だとして、今後も米側としては人権問題を普遍的な課題として中国に提起していくことを伝えたという。
グルジアとロシアの軍事衝突に関しては米政府当局者は米中首脳会談とは別個に、ブッシュ大統領が8日にロシア軍が初めてグルジア領内にSS21ミサイル発射装置2基を持ち込んだという情報を得て、即刻、北京でロシアのプーチン首相に通告して抗議した
ことを明らかにした。
6月の制裁解除項目 朝鮮総連の重点要望を踏襲 総連の「要請書」を入手 (1/2ページ)
2008.8.11 00:06
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080811/plc0808110004000-n1.htm 6月の日朝実務者協議を受けて政府が発表した北朝鮮制裁措置一部解除の項目が、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が4月に政府に要請した重要項目に沿っていることが10日、産経新聞が入手した朝鮮総連の要請書で分かった。政府は「制裁解除は
制裁全体のほんの一部分」(政府高官)と説明するが、総連側の主要な要望を丸のみする北朝鮮ペースでの交渉が進められたことが改めて明らかになった。日朝実務者協議は11日、中国・瀋陽で2カ月ぶりに再開されるが、政府には一層の慎重な対応が求
められそうだ。
日朝協議筋によると、朝鮮総連幹部らは4月10日、政府が北朝鮮による平成18年7月のミサイル発射や同年10月の核実験などに伴い、発動した制裁措置の解除を要求する福田康夫首相あての要請書を内閣府に提出した。
朝鮮総連による制裁措置解除要請は、安倍前政権が制裁を発動して以降、半年おきの期限延長ごとに行われてきたとみられるが、これまでは「水害支援のための北朝鮮籍貨物船の例外的入港許可要請」と限定的な要望などをしたり、日本政府側も要請書
の受け取りを拒否し、内容証明郵便で返送したこともあった。
(2/2ページ)
今年4月の要請書は「制裁は朝鮮半島非核化の新たな障害」「日本政府は、歴史的経緯や道義的責任上、何の罪もない在日朝鮮人を苦しめることは決して許されない」などと主張。その上で、政府がとっている貨客船「万景峰92」など北朝鮮籍船舶の入港
禁止と、北朝鮮国籍者の人的往来制限などの即時解除を最重点項目として掲げた。
一方で、制裁措置の中の北朝鮮からの「すべての品目の輸入禁止」に関しては、具体的な言及はない。
6月11、12両日に北京で開かれた日朝実務者協議の結果、政府は(1)人的往来(2)日朝間の航空チャーター便の乗り入れ(3)人道支援物資積み込みに限定した北朝鮮籍船舶の入港−の3点を、今後の協議進展に応じて解除すると発表した。
国連安全保障理事会の決議に基づき禁止された宝石や乗用車など24品目の高級品の輸出禁止は継続しているが、「輸入禁止」を除く日本独自の対北制裁は事実上、ほとんど解除する内容なのが実態で、「公式協議の前に、一定の事前合意があったので
はないか」(公安筋)との見方も浮上している。
「甘くみられた福田首相」日朝協議は11日から
2008.8.11 00:07
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080811/plc0808110005001-n1.htm 米国による北朝鮮のテロ支援国家指定解除の発効予定日である11日に合わせ、日朝実務者協議の再開が急遽(きゆうきよ)決まったのは、北朝鮮側の事情による。ブッシュ大統領が「自動的に解除されることはない」と述べるなど延期見通しとなったことから、
指定解除を促すため「日朝関係の進展」をアピールする必要があったためだ。
北朝鮮は6月の実務者協議で拉致問題の再調査などを約束したが、具体的に動こうとしなかった。「北朝鮮は、日本は米国にただ従うだけだとみている」(拉致議連議員)ことが背景にあるほか、指定解除発効後は欧米企業との貿易が増え「相対的に対日関係
の比重が低くなる」(公安筋)という目算もあったようだ。
この北朝鮮の「皮算用」は、とりあえずは外れた形だが、外務省幹部はいずれ米朝は接近するとの見方を示しており、日本の状況が厳しいのは変わらない。
産経新聞が入手した朝鮮総連の福田康夫首相あての要請書には、「『在日の北朝鮮職員』と決めつけられた朝鮮総連役員の再入国が認められないのは不当」などと具体的な要請が記されていた。福田首相は「北朝鮮に扱いやすいとみられている」(公安筋)
のは事実のようだ。
11日からの実務者協議では、日本側は拉致問題の再調査について「生存者を発見し、帰国させるための調査」(高村正彦外相)と位置づけ、進捗(しんちよく)状況を随時点検できる仕組みを要求する方針だ。北朝鮮側の小手先の歩み寄りのポーズに惑わさ
れ、安易に制裁解除を進めることは相手の思うつぼにはまることを意味する。
(阿比留瑠比、尾崎良樹)
日朝実務者協議始まる 拉致問題の再調査のあり方などの確定を目指す
2008.8.11 10:15
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080811/plc0808111015005-n1.htm 【瀋陽(中国遼寧省)=阿比留瑠比】日本と北朝鮮が拉致問題や過去の清算などについて話し合う日朝実務者協議が11日午前、中国・瀋陽市内のホテルで始まった。日本は6月の前回協議で北朝鮮が約束した拉致問題の再調査のあり方などの確定を目指す。
北朝鮮側が、どのような具体的方法や時期を提案し、日朝両政府が合意できるかが焦点となっている。
日本からは外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長、北朝鮮からは宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使がそれぞれ出席。宋氏は会談冒頭、斎木氏に日本語で「おひさしぶり。どうも」と語りかけた。
協議で日本側は、北朝鮮側による再調査の内容を随時点検できる形式での早期実施を要求する方針。また、再調査の進め方に関しては、北朝鮮中枢から権限を付与された機関が行うよう求める。これに対し、北朝鮮側は貨客船「万景峰92」など北朝鮮籍
船舶の入港全面禁止措置や人的往来の禁止をはじめとする制裁措置について、早期解除を求めるとみられる。
日本政府は制裁一部解除に関し、再調査の進展状況に応じて段階的に実施する方針。日航機「よど号」乗っ取り犯関係者の引き渡し協力についても議論する。
北朝鮮テロ支援国家解除の先送りを高村外相に伝達 ライス米国務長官
2008.8.11 13:20
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080811/plc0808111318008-n1.htm 高村正彦外相は11日午前、ライス米国務長官と電話で会談した。会談で、ライス長官は米国による北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除問題について、同日中の解除はないことを高村外相に伝えた。外相が北朝鮮の核計画申告について「検証態勢が
整っていない。11日の指定解除はないという理解でいいか」と指摘。これに対し、ライス長官は「そういう理解で結構だ」と答えた。
北テロ支援国家解除、当面は見送りへ 米政府 (1/2ページ)
2008.8.12 00:40
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080811/amr0808111851007-n1.htm 【ワシントン=有元隆志】米政府は11日、北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除を見送ることを決めた。解除が可能となる11日になっても、北朝鮮が核計画の申告をめぐる検証に十分協力していないと判断したためだ。国務省は同日、解除に踏み切る姿勢
は示しつつも、いつ解除するかは「北朝鮮次第だ」(ロバート・ウッド副報道官代行)として、北朝鮮側の出方を見守る姿勢を示した。
米政府は北朝鮮に検証手順に関する草案を提示したが、いまのところ「満足な回答」を得られていない。6月の議会通告から45日間が経過したため、ブッシュ大統領はいつでも解除を決めることはできるが、大統領は厳格な検証体制を築くことが前提との立場
を示している。
大統領やライス国務長官の最近の発言からは、検証手順をめぐる「ハードル」を下げてまで合意を優先することはしないとの姿勢がうかがえる。
これは同盟国日本だけでなく、米議会からも検証体制の確立を強く求められているためだ。「身内」である共和党内から、政権が北朝鮮に譲歩を重ねているとの批判が出ていることも意識したといえる。同時に、北朝鮮の要求をなし崩し的に受け入れることは、
イランとの核問題をめぐる交渉にも影響を与えかねないと判断したとみられる。
(2/2ページ)
ただ、この場合、北朝鮮から歩み寄りがない限り、早期の合意形成は困難ということを意味する。来年1月の任期切れが迫るなか、「外交実績」として、核施設の無能力化の実現を目指すブッシュ政権が、いつまでこの姿勢を貫くのか疑問視する向きもある。
これまでも北朝鮮の違法金融活動に関与したとして、マカオの金融機関バンコ・デルタ・アジア(BDA)と米金融機関との取引を禁止したものの、北朝鮮の要求を受け入れて、凍結された北朝鮮資金2500万ドルの全面返還で合意したことがあるためだ。
北朝鮮問題に詳しい米シンクタンク、マンスフィールド財団のゴードン・フレーク所長は、「政治合意を優先し、細部を後回しにしたヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)の交渉のやり方に問題があった。北朝鮮が米側に指定解除という政治判断をした以上、
その履行を求めてくるだろう」と批判している。
大統領は、指定解除とともに対敵通商法の適用終了も決めた。適用終了は45日間の期限とは直接関係はないものの、大統領は適用終了と同時に、北朝鮮との貿易制限を継続する行政命令を出した。政権側では北朝鮮との経済関係に大きな変化はおき
ないとしている。
日朝協議初日終わる あす北が拉致再調査について考え方を表明
2008.8.11 20:32
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080811/plc0808112034015-n1.htm 【瀋陽(中国遼寧省)=阿比留瑠比】日本と北朝鮮による公式実務者協議は初日の11日、中国・瀋陽市内のホテルで、5時間余りにわたり開催された。日本は6月の前回協議で北朝鮮が約束した拉致問題の再調査について、調査の主体、対象、期間などにつ
いて具体的な方法を詳しく提示。これに対し北朝鮮側はいったん持ち帰り、12日午前に考え方を表明することになった。また、北朝鮮が再調査を実施することについても改めて確認がなされた。
協議は、日本からは外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長、北朝鮮からは宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使がそれぞれ出席。この中で、日本側は北朝鮮による再調査の内容を随時点検できる形式での早期実施を求めたとみられる。また、再調査の進め
方に関しては、北朝鮮中枢から権限を付与された機関が行うよう提案。これに対し、宋氏は「(再調査については)明日詳しく自分たちの考えを述べたい」と表明した。
斎木氏は協議後、記者団に「(北朝鮮に)生存者を発見して帰国につながるような形で再調査をもう一度やってもらう。その目的に向かって、どういうことを国民が求めているかを詳しく話した」と語った。
政府は6月の日朝協議後、貨客船「万景峰92」など北朝鮮籍船舶の入港受け入れや人的往来の再開など、北朝鮮に対する制裁措置の一部解除することを表明した。斎木氏は11日の協議後、その進め方について「北朝鮮の再調査着手をみながら、日本も
約束したことを実行に移す」と述べた。再調査の進展状況に応じて、段階的に制裁解除を実施する考えを示したものとみられる。
◇
日朝協議で中心議題となっている再調査のあり方について、福田康夫首相は11日夕、「納得できるような具体的な調査方法が明らかになることが必要だ」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
有本さん夫妻が会見、制裁解除の政府方針を非難
2008.8.11 21:14
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080811/plc0808112116017-n1.htm 中国・瀋陽で日朝実務者協議が始まったことを受け、拉致被害者の有本恵子さん=拉致当時(23)=の父で家族会副代表の有本明弘さん(80)、妻の嘉代子さん(82)=神戸市長田区=らが11日、神戸市内で会見し、「拉致された全員が帰国するまで
経済制裁を解除すべきではない」などと訴えた。
嘉代子さんは、拉致被害者の再調査を条件に経済制裁を一部解除するとした日本政府の方針について、「北朝鮮が情報を出す気さえあれば出てくる。日本が強くならなければ北朝鮮は変わらない」と批判した。
また、明弘さんは「米国は対話路線に変更している。ブッシュ大統領が退任すれば6カ国協議も頓挫するのでは」と懸念を示した。
会見には昭和38年に能登半島沖で行方不明になり、北朝鮮で死亡したとされる寺越昭二さん=当時(36)=の弟、文雄さん(72)=同市東灘区=も出席し、拉致問題の早期解決を改めて訴えた。
首相「検証はしっかりやるべきだ」 ライス長官「指定解除はない」
2008.8.12 00:56
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080812/plc0808120056001-n1.htm 高村正彦外相は11日、ライス米国務長官と電話で協議し、北朝鮮のテロ支援国家指定解除問題について意見交換した。ライス長官は、指定解除を直ちには行わないことを伝えた。
協議では、外相が「北朝鮮が(核計画申告の)検証を受ける態勢はまだ整っていない。11日の指定解除はないという理解でいいか」と質問すると、ライス長官は「そういう理解で結構だ」と述べた。
北朝鮮のテロ支援国家指定解除をめぐり、米政府は6月26日に米議会に解除通告をした。議会への通告から45日経過したらいつでも解除できる仕組みになっており、11日から解除できることになっていた。ただ、米国は厳格な核計画申告の検証の必要性
を指摘してきており、北朝鮮のこれまでの対応は正式に解除できる状況ではないと判断したもようだ。
協議を受けて、福田康夫首相は同日夕、首相官邸で記者団に対し「米国は、北朝鮮の(核計画)申告に対する検証が着実に行われなければならないとの考え方で対応しているのではないか。検証はしっかりやっていかなければいけない」と述べた。
中山恭子拉致問題担当相も同日、福岡市内で記者団に対し、「非核化に向けた検証について、北朝鮮がしっかりした態度を示さなければ解除できないのは当然だ」と語った。さらに「拉致問題で米国は『日本と協調して対応する』と伝えてきている。協力して
北朝鮮にプレッシャーをかけることは変わらない」とも強調した。
市川、増元さん拉致30年 家族ら現場で情報求める 鹿児島
2008.8.12 09:38
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080812/kor0808120939000-n1.htm 鹿児島県・旧吹上町(現日置市)の吹上浜で、デート中だった市川修一さん=失跡当時(23)=と増元るみ子さん=同(24)=が北朝鮮に拉致されてから30年の12日、2人の家族と県警の藤山雄治本部長や捜査員らが現場近くでビラを配って情報提供を
呼び掛ける。
修一さんの兄健一さん(63)夫婦とるみ子さんの姉平野フミ子さん(58)、弟照明さん(52)夫婦が参加。拉致被害者未認定の「特定失踪(しっそう)者」の家族も加わり、総勢約50人で事件の風化防止を訴える。
2人は夕日を見に行くために吹上浜に出掛けて失跡した。北朝鮮は工作員の日本語教師とするために拉致したことを認め「2人は死亡した」と発表したが、親族や同級生らが各地の街頭で署名と募金を呼び掛けるなど、早期救出へ向けての活動を続けている。
米の「敵視政策」を批判、北朝鮮の党機関紙
2008.8.12 12:51
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080812/amr0808121252011-n1.htm 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は12日、米国防総省が7月末に発表した「米国防戦略」で北朝鮮を「ならず者国家」と批判したことを「挑発的で、米国の敵視政策は変わっていない」と非難する論評を掲載、「われわれは強い警戒心を抱きながら、
戦争抑止力をさらに強化するだろう」と警告した。
論評は、米国が北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除を延期したことに直接触れなかったが、「米国は関係改善を口にしながら、裏ではわれわれを敵、除去対象とみなし、軍事的に圧殺しようとしている」と指摘し、延期の判断を牽制した。(共同)
【日朝協議】2日目 注目「北朝鮮の回答」
2008.8.12 10:48
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080812/plc0808121049003-n1.htm 【瀋陽(中国遼寧省)=阿比留瑠比】日本と北朝鮮が拉致問題や国交正常化などについて話し合う公式実務者協議は2日目の12日午前、中国・瀋陽市内のホテルで始まった。協議は同日中に終了する予定で、この日は北朝鮮側が拉致問題の再調査の
進め方について、どのような回答を示すかが焦点となる。
日本側は外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長、北朝鮮側は宋日昊・国交正常化交渉担当大使が出席。11日の協議で日本側は、生存者帰国につながる実効性のある再調査に向けて、日本が想定する方法や調査主体、期間などを具体的に提示。これに
対し、北朝鮮は12日に詳しい見解を明らかにすると表明した。
協議の中で、北朝鮮側は6月の前回協議で拉致問題の再調査などを表明、日本政府は北朝鮮に対する経済制裁の一部解除の方針を発表したが、その後、日本国内で制裁解除に反対する意見が根強いことから、日朝関係がかえって悪化しているとの認識
を示しているもようで、協議は難航も予想される。
日朝協議、拉致再調査めぐりぎりぎりの交渉続く
2008.8.12 19:59
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080812/plc0808122003006-n1.htm 【瀋陽(中国遼寧省)=阿比留瑠比】日本と北朝鮮が拉致問題や国交正常化などについて話し合う公式実務者協議は12日、
前日に引き続き、中国・瀋陽市内のホテルで開催された。2日目の協議では、北朝鮮側が6月の協議で約束した拉致問題の再調査の進め方について具体的に回答し、日本側がそれに対して問題点や疑問点を指摘。双方が、合意に向けてぎりぎりの調整を行った。
日本側は外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長、北朝鮮側は宋日昊・国交正常化交渉担当大使が出席。11日の協議で日本側は、生存者帰国につながる実効性のある再調査に向けて、日本が想定する方法や調査主体、期間などを具体的に提示。これに対
し、北朝鮮は12日に詳しい見解を明らかにすると表明していた。
12日の協議は午前9時(日本時間同10時)に開始。昼食をとらずに5時間話し合った後、いったん休憩に入った。北朝鮮側はこの間に本国と連絡を取り合っているものとみられる。
協議中断後、斎木氏は記者団に「なんとか合意しようとお互いに努力しているところだ」と語った。また、北朝鮮の宋大使も「拉致問題を含め話し合った。今夜、どのように合意するか協議があった」と述べ、合意に向けた何らかの進展があったことをうかがわせた。
日本側は11日からの協議を通じて、相手が一歩踏み出せばこちらも一歩踏み出すという「行動対行動の原則」で問題解決に望む方針を改めて説明。随時点検可能な形での再調査着手や、その進展など北朝鮮側の具体的な動きに応じ、貨客船「万景峰92」
など北朝鮮籍船舶の入港禁止や人的往来の原則禁止など、制裁措置の段階的解除を実行していく考えだ。
ただ、北朝鮮側は逆に、日本側がまず早期に制裁措置を解除するよう要求しているとみられ、双方の本国政府の判断も含めて最終調整が続いた。また、日航機「よど号」乗っ取り犯関係者の北朝鮮からの引き渡し協力や、過去の清算問題についても意見
交換した。
169 :
日出づる処の名無し:2008/08/13(水) 05:05:35 ID:3ZFG69qt
拉致再調査、秋までに終了 一部制裁解除で合意 日朝実務者協議
2008.8.13 02:31
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080813/plc0808130231000-n1.htm 【瀋陽(中国遼寧省)=阿比留瑠比】日本と北朝鮮による公式実務者協議は13日未明、北朝鮮が拉致被害者に関する再調査を実施して、今年秋までに最終的な調査結果を連絡することで合意した。この見返りとして、日本側は北朝鮮に対して実施している
経済制裁措置の一部を解除する。
11日に引き続き、12日午前から、中国・瀋陽市内のホテル始まった協議は、中断をはさんで13日未明に再開。日朝両国は再調査に関する合意に達した。
協議では、日本側が要求していた、(1)被害者に関する全面的な調査を行う(2)北朝鮮は権限を与えられた調査委員会が迅速に調査し、可能なかぎり今年の秋までに調査を終了する(3)調査の進捗の過程において、北朝鮮は日本側に随時、通報し協議を
行う(4)関係者との面会、関係資料の共有、関係の場所への訪問などを通じて、調査の結果を直接確認できるよう協力する−ことについて、北朝鮮側が受け入れた。
日本側は、北朝鮮側が調査委員会を立ち上げた時点で、経済制裁のうち、人的往来とチャーター航空便の乗り入れ禁止を解除することで合意した。
また、協議では、「万景峰92」など北朝鮮籍の船舶への人道支援物資の積み込みやよど号事件関係者の帰国などに関しても協議したが、結論は出なかった。
協議には、日本側から外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長、北朝鮮側から宋日昊・国交正常化交渉担当大使が出席した。
拉致問題回答率、首脳会談後最低に 家族会、国会議員アンケート公表
2008.8.12 18:13
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080812/kor0808121816004-n1.htm 拉致被害者の家族会と支援組織「救う会」は12日、北朝鮮に対する経済制裁の一部解除について衆参両院の全国会議員722人を対象に実施したアンケートの最終結果を公表した。
制裁の一部解除の時期について、77.9%が「全被害者の帰国に結びつく『再調査』結果が出た後」とする一方、北朝鮮が被害者の帰国に結びつく調査結果を示してこない場合、「追加制裁をすべきである」とする回答が79.9%に上った。
だが回答率は42.7%にとどまり、平成14年9月の日朝首脳会談以降に実施された同種調査で最低となり、家族会などでは国会議員の拉致問題に対する意識の低下が進んでいるとして危機感を募らせている。
結果を受け、家族会代表の飯塚繁雄さん(70)は「(回答しない理由も示さない)無回答は、拉致問題について何も考えていないと判断せざるを得ず、非常に残念だ。この結果はしっかりフォローしていく」と話した。
拉致被害者再調査 秋までに終了で合意 万景峰入港は見送り 日朝実務者協議 (1/2ページ)
2008.8.13 08:00
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080813/plc0808130802002-n1.htm 【瀋陽(中国遼寧省)=阿比留瑠比】日本と北朝鮮による公式実務者協議は13日未明、6月の協議で北朝鮮が約束した拉致被害者に関する再調査の方法について一致し、可能ならば今年秋までに調査を終えることなどで合意した。これに対応し、日本側は
北朝鮮の調査開始と並行する形で、制裁措置の一部を解除する。
11日に引き続き、12日午前から、中国・瀋陽市内のホテル始まった協議は、中断をはさんで13日未明に再開。日朝両国は再調査に関する合意に達した。
協議では、調査方法に関する日本側の提案を北朝鮮がおおむね受け入れ、(1)被害者に関する全面的な調査を行う(2)北朝鮮は権限を与えられた調査委員会が迅速に調査し、可能なかぎり今年の秋までに調査を終了する(3)調査の進捗(しんちよく)の
過程において、北朝鮮は日本側に随時、通報し協議を行う(4)関係者との面会、関係資料の共有、関係の場所への訪問などを通じて、調査の結果を直接確認できるよう協力する−ことを確認した。
調査に当たっては、日本政府が認定した拉致被害者のうち未帰還の12人だけでなく、特定失踪(しつそう)者その他も含む「すべての拉致被害者」が対象となる。
これに対し日本側は、北朝鮮側が調査委員会を立ち上げた時点で、経済制裁のうち、人的往来とチャーター航空便の乗り入れ禁止を解除することで合意した。
また、協議では、6月の協議で合意されていた貨客船「万景峰92」など北朝鮮籍船舶への人道支援物資の積み込み目的の入港や、やよど号事件関係者の引き渡し協力に関しても議論したが、結論は出ず、改めて協議することになった。
(2/2ページ)
協議には、日本から外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長、北朝鮮から宋日昊・国交正常化交渉担当大使が出席。協議後、斎木氏は記者団に「調査委員会が一日も早く立ち上げられ、拉致被害者の速やかな帰国につながることを切に願っている」と語った。
北朝鮮による過去2回の調査が成果を生まなかった点に関しては「今回は、協議という形で調査の進捗をチェックする仕組みが確保されている」と指摘した。
日朝実務者協議合意、予断許さぬ再調査の行方 (1/2ページ)
2008.8.13 08:55
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080813/plc0808130857003-n1.htm 【瀋陽(中国遼寧省)=阿比留瑠比】2カ月ぶりに開かれた日朝実務者協議で、北朝鮮と拉致問題の再調査の具体的な進め方で合意したことについて、政府は「かなりの部分、日本側の意見が受け入れられた」(外務省幹部)と自賛する。確かに、成果なく
終わった過去2回の調査と異なり、進捗(しんちよく)過程でチェックを入れる仕組みがあるのは事実だ。ただ、実際に北朝鮮が合意事項をどう運用していくのかは不透明で、日朝協議筋も「結果がどうなるかまだ予断を持つのは早い」と必ずしも楽観できない
ことを認めている。
「日本国内には、制裁解除は調査による結果が出てからだという意見もあるが、実際の外交ではそれはちょっと難しい」
外務省幹部は13日、北朝鮮が再調査のための調査委員会を立ち上げた時点で制裁措置の一部解除を実施することについて、国内で批判が出る可能性に言及しつつこう述べた。政府が「行動対行動の原則」を盛んに強調している以上、それは事実では
あるのだろう。
また、6月の協議ではいったん合意されていた貨客船「万景峰92」をはじめとする北朝鮮籍船舶の人道支援物資積み込みに限定した入港解禁が、今回の合意事項から消えたのも、国内世論に一定の配慮を示したものといえそうだ。
だが、「一歩前に進んだ」(外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長)ことは認めるにしても、今回の日朝合意を手放しで歓迎するわけにはいかない。
過去の調査では、北朝鮮外交当局は、権限が軍部や朝鮮労働党の特殊機関に権限が及ばないことを、調査内容が不完全である口実とした。今回は、「権限が与えられた調査委員会」が調査主体となるが、メンバー選定は北朝鮮側に委ねられており、現時
点で本当に「権限」が担保されているわけではない。
調査委員会による調査期限にしても「可能な限り秋には終了」とあり、これが10月なのか11月なのか、さらに延びるのかは分からない。政府関係者は「北朝鮮も経済的に追いつめられており、前回と同じような調査結果でお茶を濁すようなことは通用しない
ことはわかっている」と指摘するが、相手の出方が正確に見通せているわけではない。
(2/2ページ)
いたずらに先行きを悲観しても仕方ないが、日本は経験上、北朝鮮には裏切られ続けた記憶もある。
12日の実務者協議では、斎木氏の宋●・朝日国交正常化交渉担当大使との直接会談の後、約10時間にわたって双方は交渉事項の一つひとつについて書面でやりとりしたという。それだけ厳密かつ詳細に文言を詰めた結果の合意なのだろうが、これを
実効あらしめるかどうかは、今後の政府のぶれない姿勢・対応にかかっていそうだ。
日朝実務者協議合意 高村外相「合意した方がよい。前進だろう」
2008.8.13 11:32
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080813/plc0808131135004-n1.htm 拉致被害者の再調査方法が日朝実務者協議で合意したことを受けて、高村正彦外相は13日午前、外務省で記者団に対し、「合意しないよりは合意した方がよい。こちらの意向だけでなく北朝鮮の意向も飲んだ。『行動対行動』にはまだ移っていないが、移り
かけている。前進だろう」と、合意を評価した。そのうえで「政府が認定した拉致被害者以外にも広げ、幅広く調査の対象とする」と述べ、12人の拉致被害者に加えて特定失踪(しつそう)者らも調査対象にする方針を示した。
中山恭子拉致問題担当相は13日午前、内閣府で記者団に「生存者を見つけ出すための具体的な行動を取ることを北朝鮮も認めたので、新しい局面が開けてほしい」と今後の進展に期待を表明した。ただ、「これまでの経験から、実際に合意した方向で具体
的な行動が取られるかどうかしっかり見極めて対応するのは当然だ」とも述べた。
また中山氏は、拉致被害者家族らにはすでに事務方から合意の概要を電話で伝えたことも明らかにした。
「一歩前進で良かった」日朝合意で福島氏
2008.8.13 17:48
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080813/plc0808131751005-n1.htm 社民党の福島瑞穂党首は13日の記者会見で、北朝鮮が拉致被害者の再調査結果を今秋までに出すとした日朝実務者協議の合意について「一歩前進で良かった」と述べ、前向きに評価する考えを示した。
同時に「日本にとって完ぺきではないが、今後、日朝間で協議を深めていくことを強く期待している」と述べた。
切り札「万景峰」は残す 北朝鮮の制裁解除項目
2008.8.13 22:19
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080813/plc0808132219006-n1.htm 今回の合意について政府は「あくまで、小さな一歩に、小さな一歩で応じたということだ」(外務省筋)と、日本側は大きな譲歩をしなかったとの立場を強調する。
確かに、日本側が実施する制裁解除項目に、北朝鮮が最も求めてきた人道物資輸送に限定した貨客船「万景峰92」の入港制限解除は盛り込まれなかった。
「万景峰が日本国内で一番インパクトが大きい」(外務省筋)との判断に加え、交渉が次の局面を迎えたときの「切り札」にしたいとの思いも見える。
複数の政府関係者によると、福田康夫首相は、12日午後に日朝協議が休憩となった際、斎木氏から合意案の報告を受けると「この範囲から逸脱しないように」と指示したという。
首相周辺によると、首相は「よくまとめた」としながらも、「まだやり方が決まっただけだ。被害者を早く帰さなくてはならない。再調査や制裁解除は、これから十分慎重に対応しなくてはいけない」と、極めて抑制的な指示を出したとされる。
中山恭子拉致問題担当相も13日、「(北朝鮮が従来の主張を)白紙に戻し、もう一度調べ直すというのであれば、生存者が見つかる可能性は十分ある。新しい局面に入るといえる」と期待感を表明しつつも、「これまでの経験から、合意した方向で具体的な行
動が取られるかどうか、しっかり見極めて対応するのは当然だ」と警戒感も忘れていなかった。
日朝協議の合意要旨
2008.8.13 22:22
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080813/plc0808132221007-n1.htm ▽拉致問題調査
・北朝鮮の調査は、生存者を発見し帰国させるための拉致被害者に関する全面的な調査。
・調査対象には、政府が認定した被害者や、その他に提起された行方不明者が含まれ、すべての拉致被害者が対象。
・調査は、権限が与えられた北朝鮮の調査委員会が迅速に行い、可能な限り秋には終了。
・進捗(しんちょく)過程を日本側に随時通報し、協議。調査の過程で生存者が発見された場合は日本側に伝達し、その後の段取りは日本側と協議。
・北朝鮮側は、日本側が関係者との面談や関係資料の共有、関係場所への訪問などを通じて調査結果を直接確認できるよう協力。
▽日本側の措置
・北朝鮮側が再調査を開始すると同時に、人的往来と航空チャーター便の規制解除を実施。具体的タイミングは今後、日朝間で調整。
「制裁解除は時期尚早」 日朝協議受け 拉致被害者家族会
2008.8.13 10:20
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080813/kor0808131020000-n1.htm 中国・瀋陽で行われた日朝実務者協議で、今秋までに北朝鮮が拉致被害者の「再調査」を終え、日本側が経済制裁の一部を解除することで合意したことを受け、拉致被害者の家族会からは、「解除は時期尚早だ」「(再調査は)また口約束に終わるのでは
ないか」と強い疑問の声が上がっている。
家族会は、すべての被害者が帰国するまで制裁解除するべきではないとして反対しており、今回の合意は、それが裏切られた形になったともいえる。
家族会代表の飯塚繁雄さん(70)は「調査結果がまだ出ていないのに制裁解除で合意するのはおかしい。これでまた日本側のカードが一つ少なくなった」と疑問をぶつける。
北朝鮮の「再調査」には、これまで何度も裏切られ続けてきた経緯がある。
横田めぐみさん=拉致当時(13)=の父、滋さん(75)は「(最近は)交渉が何もない状況だったので、秋までに結果を出すことで合意したことは半歩前進といえるのではないか」とする一方、「制裁解除は、きちんとした調査結果が出てからの話。これまでの
ようにただの口約束で終わったら意味がない」と話す。
北朝鮮の象徴でもある貨客船「万景峰92」の入港は合意内容から外れたものの、改めて協議することになっており、同船の入港に強く反対してきた家族にとって受け入れがたい。
母、早紀江さん(72)は「具体的成果がなければ、一時的にでも入れてほしくない」。「そもそも『再調査』という言葉自体がおかしい。北朝鮮の言うことをそのまま信じられるわけがない」と訴える。
12日に拉致から丸30年がたった増元るみ子さん=同(24)=の弟で、家族会事務局長、照明さん(52)は「北朝鮮は過去に再調査を約束している。まず相手に約束を守らせてから、『行動対行動』に移るべきだ」とし、「北朝鮮が被害者を管理しているのだ
から、返すか返さないか1カ月あれば決断できるはずだ。秋までというのは長すぎる」と話した。
万景峰を認めぬよう要望 日朝合意で新潟県知事
2008.8.13 14:14
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080813/kor0808131414001-n1.htm 新潟県の泉田裕彦知事は13日、日朝実務者協議での合意を受け「(拉致被害者の)再調査開始と並行して経済制裁措置の一部が解除されることになったが、当面は万景峰号の入港を認めることがないよう強く要望する」とのコメントを発表した。
泉田知事は合意について「拉致問題の解決に向けて動き始めた」と一定の評価をする一方、「過去の交渉の経緯から、今後とも北朝鮮の対応を慎重に見守っていくことが必要」と指摘した。
米6カ国協議担当特使が訪中、北朝鮮核施設の検証を協議へ
2008.8.14 00:58
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080814/amr0808140059002-n1.htm 【ワシントン=有元隆志】北朝鮮の核問題に関連し、米国のソン・キム担当特使は13日、北朝鮮の核施設への検証のあり方について議長国・中国と協議するため、北京に向け出発した。キム特使は出発に際しワシントン郊外の空港で記者団に、検証手順
について「まだやるべきことは多い。実質的な進展が必要だ」と強調した。今週末までの滞在中、北朝鮮側との会談予定はないという。
キム特使は中国側に、北朝鮮へのテロ支援国家指定解除の先送りを決めたことや、10月末までに核施設の無能力化など第2段階の措置を完了すべきとする米政府の立場に変更はないことを伝える予定。
6カ国協議の韓国首席代表が日米歴訪へ 核検証など協議
2008.8.14 12:10
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080814/kor0808141216002-n1.htm 韓国外交通商省は14日、6カ国協議の韓国首席代表、金塾同省平和交渉本部長がニューヨークで15日に米首席代表のヒル国務次官補と、19日には東京で日本首席代表の斎木昭隆外務省アジア大洋州局長とそれぞれ会談すると発表した。
金本部長はヒル次官補と、北朝鮮が申告した核計画の検証問題などについて協議。斎木局長からは、今秋までの拉致被害者の再調査終了で合意した日朝実務者協議の結果について説明を受けるとみられる。(共同)
テロ指定解除先送り評価、藤崎駐米大使
2008.8.14 12:16
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080814/kor0808141221003-n1.htm 藤崎一郎駐米大使は13日の記者会見で、米国が北朝鮮のテロ支援国家指定解除を当初見込まれていた今月11日から先送りしたことを評価する考えを示した。
大使は北朝鮮の核計画申告に対する検証が進んでいない現状を挙げ「もし米国がはかばかしい動きがないまま(指定解除の議会通告から)45日が経過したということで解除していたら、日本にとって望ましくないことだった」と述べた。
今後の展開については「もしこれから北朝鮮が動きだして、日米両政府や日本国民が納得する形で進展があれば話は別だ」と語り、拉致問題を含め北朝鮮に誠実な対応をあらためて求めた。(共同)
拉致家族に「再調査」説明 日朝実務者協議で外務省
2008.8.14 16:30
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080814/kor0808141633005-n1.htm 拉致被害者家族が14日、内閣府を訪れ、被害者の再調査開始で合意した日朝実務者協議について、外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長から報告を受けた。
家族会の飯塚繁雄代表(70)ら家族のほか、支援組織「救う会」幹部らが、北朝鮮が行う再調査の内容の説明を聞いた。
日朝は協議で「生存者を発見し、帰国させるため」の再調査を開始し、可能な限り秋までに終了させることで合意。
しかし、調査開始と同時に航空チャーター便の規制など一部経済制裁を解除することについて、家族からは「早すぎる」と疑問視する声が相次いでいる。
拉致問題 北朝鮮は合意実行を
8月14日 19時33分
ttp://www3.nhk.or.jp/news/k10013520331000.html# 日本と北朝鮮の実務者協議で、拉致問題の再調査について北朝鮮側が調査委員会を設置し、ことし秋までに調査を終了することで合意したことについて、拉致被害者の家族が政府から詳しい説明を受け「北朝鮮は今回の合意をきちんと実行してほしい」など
と話しました。
拉致被害者の家族会代表の飯塚繁雄さんたちは、14日午後に内閣府を訪れ、日本と北朝鮮の実務者協議の結果について外務省の斎木アジア大洋州局長から詳しい説明を受けました。日本と北朝鮮の実務者協議では、拉致問題の再調査について北朝鮮
側が調査委員会を設置し、ことし秋までに調査を終了するとしたのに対し、日本側は再調査の開始と同時に北朝鮮に対する制裁措置を一部解除することなどで合意しています。これについて、斎木局長は、今回の調査がこれまでの調査を白紙に戻して行わ
れることや、政府として北朝鮮からの報告をうのみにせず調査内容を逐次チェックしていくことなどを説明しました。面会のあと、東京都内で記者会見をした飯塚繁雄さんは「今まで何もなかったことに比べれば事態が動き出した印象を受けていますが、今回の
合意がまちがった方向に行かないように日本が有利な立場で北朝鮮からの調査結果をきっちり検証・評価するようにしてほしい」と話しました。また、横田めぐみさんの父親の滋さんは「今回の合意がきちんと実行されれば大きな成果が上がるのではと期待し
たい」と話しました。一方、増元るみ子さんの弟の照明さんは「北朝鮮は4年前に調査をやり直すことを約束しましたが、結果的にでたらめなものしか出してきませんでした。今回、再調査の開始と同時に政府が制裁を一部解除する判断をしたのは、北朝鮮ペー
スで交渉が進んでいるとも受け止められる」と懸念を示しました。会合に同席した中山拉致問題担当大臣は、記者団に対し「斎木局長は『再調査というのは白紙に戻して調査をやり直すという意味だと考えてほしい』と説明した。わたしからも『北朝鮮が被害者を
帰国させる決断ができるようにもっていきたい』と話をした。家族側からは『いろいろ心配はあるが、ほんとうに被害者の帰国に結びつく形で再調査が進められることを願っている』という意見がほとんどだった」と述べました。そのうえで、中山大臣は「北朝鮮が約
束したような形で真剣に対応するかどうかであり、これからまさに厳しい交渉が始まる。これからが大切だと思う」と述べました。
朝鮮総連施設 課税免除見直し
8月15日 4時40分
ttp://www3.nhk.or.jp/news/k10013524281000.html# 朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会の関連施設に対する固定資産税の免除措置について、今年度、34の自治体が免除を打ち切るなど、見直しの動きがさらに進んでいることが総務省の調べでわかりました。
拉致問題などを受けて、総務省は、朝鮮総連の関連施設がある全国の自治体を対象に、これまで行っていた固定資産税の免除措置が適切かどうか見直すよう指示しています。その結果、北海道帯広市や福島県いわき市、それに広島県福山市など全額免
除の措置をとっていた14の自治体が、今年度になって措置を打ち切りました。また、東京都や山形市など20の自治体でも一部免除の措置を打ち切り、4つの自治体も打ち切りの方向で検討を進めています。その結果、免除をしている自治体は、昨年度の
79から41と半分まで減りました。朝鮮総連の関連施設に対する課税をめぐっては、去年11月、最高裁判所で、課税を免除した熊本市の措置を違法とする判決が確定しており、総務省は「最高裁の判決を受けて免除の見直しを進めている自治体が多いの
ではないか」としています。
良い悪いではなく、法の下の平等という当たり前の事を、まだ数十という自治体が行っている方が問題
五輪射撃:北朝鮮選手が薬物違反 メダルはく奪、今大会初
【北京・西岡省二】国際オリンピック委員会(IOC)は15日、北京五輪の射撃男子50メートル
ピストルで銀メダル、エアピストルで銅メダルを獲得した北朝鮮のキム・ジョンス(31)が、
ドーピング(禁止薬物使用)検査で陽性反応を示したため、メダルをはく奪すると発表した。
今大会でのメダルはく奪は初めて。
IOCのデービス広報部長は記者会見で「キムの体内からベータ遮断薬の一種、プロプラノロールの
陽性反応があった」と説明した。この結果、50メートルピストルは譚宗亮(中国)が銀、
ウラジーミル・イサコフ(ロシア)が銅、エアピストルはジェーソン・ターナー(米国)が銅に
それぞれ繰り上がる。両種目に出場した松田知幸(神奈川県警)小林晋(岡山県警)の順位も
繰り上がり、松田は50メートルピストルで8位入賞となった。
キムの体内から検出されたベータ遮断薬は、心拍数や血圧を低下させる薬物で、
「世界ドーピング防止規定」では「特定競技において禁止される物質」に定義され、
射撃やアーチェリーの場合は競技会、競技会外検査のいずれでも使用禁止薬物に指定されている。
キムは04年アテネ大会の50メートルピストルで銅メダルを獲得した北朝鮮の射撃競技のスター選手。
北朝鮮の朝鮮中央通信など主要メディアも、北京でのキムのメダル獲得を報道していた。
また、IOCは体操女子個人総合予選59位のド・ティ・ガン・トゥオン(ベトナム)も
ドーピング違反で失格になったと発表した。
毎日新聞 2008年8月15日 17時42分(最終更新 8月15日 18時08分)
http://mainichi.jp/select/today/news/20080816k0000m050016000c.html
国際標準の検証要求、北朝鮮核でヒル次官補
2008.8.16 09:48
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080816/amr0808160951001-n1.htm 北朝鮮核問題で、6カ国協議の米首席代表ヒル国務次官補は15日、米国と北朝鮮の間で調整が続いている核計画申告に対する検証方法について「われわれは国際標準を求めており、(それでこそ)真の検証になる」と述べ、北朝鮮に対し、あらゆる施設へ
の立ち入りを認めるよう求めた。
韓国の首席代表、金塾外交通商省平和交渉本部長とニューヨークで会談後、記者団に語った。金氏も「(北朝鮮の)核申告が、完全で正確だと保証する検証プロセスが必要」と強調した。
ヒル次官補はまた、検証方法に関して北朝鮮から満足できる回答があり次第、米国が「(北朝鮮のテロ支援国家指定を)解除する用意がある」との点を繰り返した。(共同)
北朝鮮 日本の竹島領有権主張を批判
2008.8.17 00:27
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080817/kor0808170026000-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は16日、「海外侵略のための日本の軍国主義勢力の危険な軍事的策動」と題し、日本が竹島の領有権を主張して「領土紛争化策動」を続けたら、「元に戻せない厳しい破局的事態がもたらさ
れる」と論じる記事を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
同紙はまた「日本の軍国主義者などが独島(竹島)に対する領有権を持ち出し、緊張を激化させて、再侵略戦争を起こそうと危険な悪だくみを計画している」と主張した。
7月の北朝鮮観光客6割減、金剛山事件の影響で
8月17日17時43分配信 YONHAP NEWS
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080817-00000017-yonh-kr 【ソウル17日聯合】観光客射殺事件のため金剛山観光が中断されたことが影響し、7月の対北朝鮮観光客は
前月の6割まで落ち込んだ。
統一部が17日に明らかにしたところによると、7月に北朝鮮を訪問した観光客は2万1445人で、前月に比べ
62.2%、前月同月に比べ19.1%、それぞれ減少した。なかでも金剛山を訪れた観光客は前月より77.9%
少なく9838人にすぎなかった。開城観光客も4.5%減の1万1607人となっている。
南北間の7月の貿易額は1億8074万8000ドルで、前年同月に比べ1.5%減少した。前月比では23.3%増加
した。取引形式別に見ると、開城工業団地など商業取引が1億7438万7000ドルで前年同月より28.8%多い。
一方、対北朝鮮支援と社会文化関連取引など非商業取引は636万1000ドルで86.8%の減少となった。特に、
対北朝鮮支援は476万3000ドルで、前年同月に比べ81.9%減少した。
---
(´-`).。oO(日本にたかるぞーー!ってエネルギー増しそう・・・無視してね)
米民主党・政策綱領案、「米国自身も核廃絶」を明記
8月17日10時9分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080817-00000017-yom-int 【ワシントン=五十嵐文】米民主党政策綱領案が15日、明らかになった。
25日から開幕する全国党大会で採択され、11月の大統領選に向けた党の公約となる。安全保障政策では、
「核兵器のない世界をめざす」として米国を含む究極的な核廃絶を目標として明記したほか、日本などアジア
の同盟国との強固な関係を維持する方針を打ち出した。
究極的な核廃絶は、党大会で党候補に正式指名されるバラク・オバマ上院議員の主張を反映したもの。イラン
や北朝鮮に核放棄を求めると同時に、米国も核実験全面禁止条約(CTBT)の批准など核削減・廃絶に向けた
具体的な行動を取ると約束した。
外交では「世界における米国の指導力復活」を提唱し、「一国主義」と批判されたブッシュ路線との違いを強調。
アジアでは日本、オーストラリア、韓国との同盟強化を提唱しつつ、テロや疫病などアジアの幅広い課題に対処
する「より効果的な枠組み」の創設を提言し、中国にも責任ある役割を果たすよう求めた。
横田夫妻 関心と支援を訴え
http://www.nhk.or.jp/news/k10013553841000.html 8月17日 19時26分
拉致被害者、横田めぐみさんの両親が水戸市で講演し、日本と北朝鮮の実務者協議で北朝鮮側がことし秋までに
拉致問題の再調査を終了することで合意したことについて「拉致問題が安易に解決済みとされないよう、皆さんに関
心を持っていただき、支援をお願いしたい」と訴えました。
水戸市で17日開かれた講演会で、横田めぐみさんの父親の滋さんは、拉致問題の再調査をめぐる日本と北朝鮮の
実務者協議での合意について「これまでの北朝鮮のやり方を見ているとあまり期待できないのですが、拉致問題は
個人の力で解決できるものではなく、やはり政府にお願いするしかありません」と述べました。そのうえで「われわれ
がいちばんおそれているのは、今回の調査で北朝鮮が何人かの生存者のリストを出してきて、それをもって北朝鮮も
日本政府も拉致問題を解決済みにしてしまうことです。そうならないよう被害者全員の帰国に向け、皆さんに今後も
関心を持っていただき、引き続き支援をお願いしたい」と訴えました。さらに、母親の早紀江さんは「どうしてこんなに
悲しい思いをしなければならないのかと思いながら、必死にめぐみを探した日々を覚えています。31年たった今も何
も変わらず、その悲しい状態が続いています。皆さんの協力で一日も早い解決をお願いします」と訴えました。
ギョーザ捜査の協力強化 高村外相、中国幹部と一致
http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008081701000540.html 【北京17日共同】中国訪問中の高村正彦外相は17日、北京・中南海で戴秉国国務委員と会談し、中国製ギョーザ中毒事件の
早期の全容解明に向け、両国の捜査協力態勢を強化していくことで一致した。高村氏はこの後、楊潔☆外相とも会談した。
高村氏は戴氏に対し、先の日朝実務者協議で今秋までに結果を出すことで合意した拉致被害者再調査が確実に実施されるよう
北朝鮮側への働き掛けを要請。東シナ海ガス田をめぐる日中共同開発合意を踏まえ、首脳などによるハイレベル対話を促進して
「戦略的互恵関係」を具体化させることも確認した。
高村氏はギョーザ事件に関し「一刻も早く真相解明すべく、両国の捜査当局間で捜査協力と意見交換を加速したい」と強調。戴氏
は「極めて重要な問題なので中国として重視している」と応じ、問題解決に向け努力していく考えを示した。
また高村氏は「北京五輪後は外交、内政一体で、より開かれた国になってほしい」と要請。戴氏は「これからも努力していく」と述べた。
(注)☆は竹カンムリに后の一口が虎
2008/08/17 19:17 【共同通信】
【グローバルインタビュー】北朝鮮民主化を語る(1)「北韓民主化ネットワーク」の韓基弘代表 (1/4ページ)
2008.8.17 13:09
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080817/kor0808171312001-n1.htm 「左派10年」といわれた金大中、盧武鉉政権下で静かに広がった北朝鮮民主化運動はいま韓国で確かな潮流となった。核を担ったのは80年代学生運動世代。韓国の民主化を目指した彼らが社会主義に挫折、北朝鮮の現実に目覚めたことが原点だ。
その活動はいま人権に止まらず政治や教育分野にも広がった。「北韓民主化ネットワーク」の韓基弘代表(47)にこの10年を聞いた。
――韓国では、いつから北朝鮮民主化運動が始まったのか
「アムネスティ・インターナショナルの韓国代表を務めた牧師が1996年、北韓人権市民連合という人権団体を作ったのが最初だ。われわれもその流れをくんでいる。北韓民主化ネットワークの立ち上げは99年だが、実際は2年前の97年から準備に入った。
私たちは80年代、韓国民主化運動で過去の権威主義政府に立ち向った。同様に北朝鮮も民主化できないかというのが出発点だ」
――金大中政権下でスタートとなったが
「出発したときは少数の声だった。また北朝鮮の人権をとりまく環境は最悪だった。私と一緒に80年代左派運動をしてきた(親北的な)人たちが政権を握った太陽政策下だった」
――どういう経緯で、北朝鮮の民主化運動を始めることになったのか
「私たち韓国の80年代民主化運動で中核を担った学生たちには大きくいって2つのグループがあった。伝統的マルクス主義を信奉する派閥(民衆民主・PD派)と北朝鮮の主体思想を信奉する主体思想派(民族解放・NL派)だ。私はPDでその後は労働運動
の世界に入った。
しかし冷戦の崩壊後、90年代半ばから脱北者の韓国入りで北朝鮮の現実が次第に明らかになった。とくに主体思想派は《北朝鮮の体制を支援した》という道徳的反省が強かった。彼らは北朝鮮が解放された国であると信じていたため現実を知り《良心的な
転向》をしたが、北朝鮮の体制を支持したことが結果的に人民を苦しめることになった。自分が間違っていた、責任を取らなければならない−との思いから北朝鮮の民主化運動に打ち込んでいった」
(続く)
>>190(続き)
(2/4ページ)
――韓基弘氏はなぜ、学生運動、労働運動を?
「大学(延世大)で学生運動を始めたのは社会的弱者のために働きかかったからだ。心理学を専攻した。学者になる道もあり父はそれを望んでいた。だが、農村に行けば貧しく暮らしている人がたくさんいた時代だった。何か、誰かのために働く人生を生きな
ければと思った。80年代、韓国に理念が入ってきた。当時、大韓民国にマルクス・レーニン主義はなかった。だから私は日本語が読める。岩波などでマルクス主義の本を50冊は読んだ。そのように社会主義を学んで、社会主義が壊れていくのを見た」
――民主化世代が北朝鮮民主化運動を始めるきっかけとなった出合いは
「労働運動の世界にいた私は90年代になって主体思想派で地下活動をしていたかつての仲間たちに会った。冷戦崩壊を体験し、彼らの考えも変わっていた。私たちは集まって勉強した。北朝鮮についても勉強した。そして《マルクス・レーニン主義ではだめだ。
民族主義は世界化の時代にふさわしくない》《日米と関係をつくり、自由主義市場経済、小さな政府、偏向した韓国の教育の建て直しが必要だ》という結論になった。96年のことだ。それが今日の運動の基礎となっている」
――ネットワークの具体的な活動は
「北韓民主化ネットワークの元には出版部門に季刊誌『時代精神』、北朝鮮の人権問題を扱う『KEY』(季刊、日本語、英語、韓国語)、北朝鮮情報のインターネット新聞『デイリーNK』、対北放送局『自由北韓放送』などの言論機能がある。フルタイムで働い
ているのは約50人だ。北朝鮮の人権侵害・弾圧を世界に知らしめることがネットワークの活動の目的の中心だからだ。
もう一つが教育だ。韓国の学生たちに北朝鮮の実態を教えることだ。学生たちへの講義を実施してきた。脱北者に対する講義も行ってきた。人材を育てることが重要だ。
>>191(完)
(3/4ページ)
次に国際団体との連携活動や脱北者の人権団体創設の支援だ。日本の「RENK」(救え!北朝鮮の民衆−緊急行動ネットワーク」や米国の人権団体だ。彼らに運動の方法についてアドバイスし、実際に人員を送ったこともある。しかし彼らが活動を続けるこ
とができたのは、彼ら自身が活動を続ける意志を持っていたからだ。私は大学時代から現在まで28年間、運動をやってきた人間だ。左派から右派に変わって13年ぐらいだろうか。組織すること、宣伝をすること。そして北朝鮮人権問題を世界に知らしめる10
年だった」
――活動は政治分野にも広がった?
「ニューライト運動は北朝鮮民主化運動から始まった。創立のメンバーは私を含めて3人。みな80年代の民主化運動家出身だ。2004年4月6日、ソウル市内の某所に集まった。
ニューライトには大学教授や弁護士など各分野から加わった。約200人だ。既存の右派とは違う考えを持った持ちながら金大中政権や盧武鉉政権を批判する人たちだ。政治分野で『自由主義連帯』を作り、教授たちによる『教科書フォーラム』を作った。
左翼傾向の強い教師の組合『全教連合』に対する教育運動、政治分野のニューライト運動などの一つに北朝鮮の人権運動を位置づけた。2005年末にソウル市内の新羅ホテルで米国のNGOの支援を得て韓国で初の北朝鮮人権の国際会議を開いて基盤
を強くした」
――韓国の革新10年は終わった。李明博政権がスタートしたが、その北朝鮮政策はまだ不透明にみえるが
「李明博政権は過渡期の政権だ。統一・外交分野を担う官僚は過去10年やってきた人たちがそのまま残っている。彼らは金大中(元大統領)や盧武鉉(前大統領)のやり方にあわせたように、今回も現政府のやり方に調子を合わせているだけだ。李明博政権
が本当に政策を変えるつもりなら、統一省を解体しなければならなかった。統一に対する長期的な政策はたとえば総理室直轄で準備室を創設すべきだった。いまの金夏中・統一相は金大中政権時に青瓦台(大統領府)で外交安保政策を担当した人物だ。太陽
政策を推進した人物が李明博政権の統一相なのだ。過去10年、北朝鮮の金正日(総書記)のために支援を行なってきた統一省の官僚に、金正日体制を弱体化する政策ができるだろうか。産業界ではCEO(最高経営責任者)が変われば、下の幹部も変わる。
新しい人間が来なくては新しいマインドの仕事はできない」
(4/4ページ)
――対北政策は政府と民間の役割分担が必要なのではないか?
「これまではわれわれが政府がやるべきことをやってきた。南北関係を長い目でみると、韓国があげられるものをあげ、もらうものをもらうべきだ。生産的な南北関係であるべきだ。人権問題は民間レベルでできるから政府は民間がうまく機能する環境を整え
資金援助などで支えて欲しい。非公開パート、情報収集などは政府の仕事だ。対北情報が重要だ。対話し交渉をするためには情報が必要だ。非公開情報のパートはどこの国でもある。韓国は10年間で情報パートが空白になってしまった。もう一度作り直さ
なければならない。
現在、李明博政権は対北交渉をやりたかっているが、そのためには総合的な対北政策が必要だ。李明博政権は『非核・開放3000』(核を放棄し改革開放路線を取れば韓国が大型支援を行い10年以内に国民所得3000ドルを実現する)を掲げているが、
非核・開放を北朝鮮が言葉通りに実行するというなら韓国政府がやることはひとつない(笑)。北朝鮮はいま、対米関係がうまくいっているから米国についていこうという姿勢を取っている。では韓国はどう北朝鮮に対応しようというのか。原則はまだみえない。
何より10年間の影響が政府内に残っている。これまでの対応をみる限り、李明博大統領は北朝鮮のことを知らないーという印象だ」
(久保田るり子)
北朝鮮・拉致問題:北朝鮮は調査実行を 知事、国に要望へ /兵庫
8月19日14時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080819-00000169-mailo-l28 北朝鮮による拉致問題に関し井戸敏三県知事は19日、中山恭子拉致問題担当大臣を訪れ、北朝鮮に拉致問題の調査を
実行させることや、拉致被害者や特定失踪者の早期帰国など問題の早期解決を求める要望書を手渡す。18日の定例会見
で明らかにした。
要望書では、日朝実務者協議で合意した、北朝鮮による拉致問題の調査に伴う人的往来規制などの解除について、調査
結果の具体的な進展状況を見極め、慎重に判断されるべきとして、北朝鮮に実効ある調査をさせることなどを求めている。
【内田幸一】
〔神戸版〕8月19日朝刊
兵庫知事が拉致問題で要望
8月19日15時29分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080819-00000135-jij-pol 兵庫県の井戸敏三知事は19日午後、内閣府で中山恭子拉致問題担当相と会い、拉致被害者の早期帰国などを柱とする
要望書を手渡した。要望書は、北朝鮮による拉致被害者の再調査に関し「国際的連携で実効ある調査」とし、経済制裁の一
部解除は「再調査結果の具体的な進展状況を見極めて判断」するよう求めている。拉致被害者の有本恵子さんらは神戸市出身。
北の核検証枠組みを早期合意=日韓首席代表が一致
8月19日20時36分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080819-00000209-jij-pol 北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の日本首席代表、斎木昭隆外務省アジア大洋州局長は19日午後、同省内で韓国首席代表の
金塾外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長と会談した。両氏は、北朝鮮による核申告の検証の具体的枠組みを早期に合意し、検
証を開始することが重要との認識で一致した。
会談後、金氏は記者団に「十分な進展は見られないが、忍耐をもって見守ることにし、その過程で6カ国や(北朝鮮を除く)5カ国
間で緊密な協議が必要だと話し合った」と説明。「最近、米朝間で検証内容についての協議が進行中だ。その結果により、残りの
国々と協議する」と述べ、米朝の接触の行方を注視する考えを示した。
一方、拉致問題で進展がないことを理由に、日本が北朝鮮へのエネルギー支援参加を拒否していることについて、金氏は「支援
は5カ国が行わねばならないが、日朝間には拉致問題という重要な懸案があり、2つの問題は連動している。韓国は日本の立場を
支持する」と理解を示した。
<6カ国協議>日韓首席代表が会談 影を落とす竹島問題
8月19日20時16分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080819-00000100-mai-kr 6カ国協議で韓国の首席代表を務める金塾(キムスク)外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長が19日、日本の首席代表の斎木
昭隆アジア大洋州局長と外務省で会談した。6カ国協議は、非核化の「第2段階措置」の完了や日朝が合意した拉致問題再調査
も絡み、今秋に山場を迎える。しかし竹島問題の影響で日韓関係は冷え込んでおり、9月開催予定の日中韓首脳会談の日程も
決まらない状態で、北朝鮮問題に影を落としている。
会談では、日米韓が連携して北朝鮮の核申告検証の具体的方法で早期に合意する重要性を確認。斎木氏は日朝協議について
「生存者の帰国につながる成果を得ることが重要」と説明し、金氏は「日朝関係が前進するよう期待する」と述べた。
米国は大統領選がある11月までをめどに第2段階措置を完了させ、ブッシュ政権の成果としたい考えだ。北京五輪後には、6カ
国協議開催も視野に核申告の検証方法の合意やテロ支援国家指定解除を巡る駆け引きが本格化する。拉致問題の再調査で、
可能な限り今秋に結果を出すとしているのも、こうした状況を踏まえたものだ。
日本は日中韓首脳会談で、6カ国協議の議長国である中国を含めて一定のメッセージを打ち出せば北朝鮮へのけん制となると
期待している。それだけに韓国との関係修復が重要さを増している。【須藤孝】
北朝鮮が南北縦断高級車ラリー提案、訪朝の富豪らに
8月19日13時46分配信 YONHAP NEWS
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080819-00000027-yonh-kr 【ソウル19日聯合】北朝鮮当局が金正日(キム・ジョンイル)総書記の承認を得た上で、世界の富豪や著名人が世界各地を
スーパーカーで走る高級自動車ラリー「ガムボール3000」の朝鮮半島縦断イベントを提案した。ガムボールラリーのクーパー
会長の発言を、米国の自由アジア放送(RFA)が伝えた。ガムボールは縦断ラリーの準備作業に入っており近く韓国政府と
協議するだろうと、クーパー会長は言い添えたという。
ラリーは今年、北京オリンピック開幕直後の9日に米サンフランシスコを出発し各地を回った後、輸送機で中国に移動し、
杭州や上海を経由し16日に北京にゴールした。ラリー参加者は中国に向かう途中の13日、北朝鮮文化省の招きで平壌を
訪れマスゲーム公演「アリラン」を鑑賞し音楽会を開いたという。
北朝鮮は富豪らのために設けた夕食会の席で、朝鮮半島縦断イベントを提案した。クーパー会長によると、北朝鮮関係者
はラリー参加者が自動車を北朝鮮に持ち込み非武装地帯を通り韓国へと進むコースを希望している。今回のラリーでも参
加者が平壌を訪れる際に自動車を持ち込むことを望んだが、ラリー側は中国国境から北朝鮮への道路事情が良くないとし
て拒否した。北朝鮮は夕食会でポップソングやハリウッド映画、レーシングカーの話をするなど、西洋文化に高い関心を示したという。
縦横ラリーが実現すれば、ポルシェやフェラーリなど世界の最高級自動車120台が中国を出発し、平壌、非武装地帯を経
て韓国に到着するというコースをたどることになる。
検証合意なければ指定継続、北朝鮮のテロ支援国家解除で米
2008.8.19 10:46
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080819/kor0808191047000-n1.htm ウッド米国務省副報道官代行は18日、米政府が北朝鮮のテロ支援国家指定解除を先送りしたことを受け、朝鮮中央通信が「合意違反」と非難したことに、「解除前に必要なのは包括的な検証体制(の確立)だ」と述べ、北朝鮮が検証措置を受け入れなければ、
指定解除は実現しないとの立場を繰り返した。
朝鮮中央通信は解除延期について、6カ国協議の「行動対行動」の原則に対する「明白な違反行為」と論評したが、副報道官代行は国務省で記者団に、原則を履行していないのは北朝鮮側との認識を示した。
中国と韓国を訪れた6カ国協議担当のソン・キム特使が中韓との協議内容を日本側にも電話で伝えたと述べた。(共同)
時事ドットコム:米国務長官、五輪閉会式欠席へ=6カ国外相会合見送り
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008082000337 【ワシントン19日時事】ホワイトハウスは19日、ライス米国務長官が24日の北京五輪閉会式を欠席することを明らかにした。
グルジア問題などに取り組む必要があるためとしている。
ライス長官の閉会式出席を機に北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の公式外相会合を開催する方向で調整が行われていたが、欠席確定に伴い見送りとなった。
国務省当局者は「外相会合が開催される予定はない」と語った。(2008/08/20-06:21)
北朝鮮、核問題に関連した米国などの検証要求は「不当」との見方| Reuters
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-33362820080820 [ソウル 20日 ロイター] 北朝鮮は20日、同国が提出した核計画申告をめぐり、米国などが検証の必要性を主張していることについて「不当だ」との見方を示した。
朝鮮中央通信社(KCNA)が匿名の外務省報道官の話として報じた。
KCNAによると、同報道官は18日から始まった米韓両軍の合同軍事演習についても、核施設の無力化に向けた協議の雰囲気を冷え込ませたと批判し、
「こうした状況を受けて北朝鮮は、核問題に関連して米国が求めている『国際水準に従った』検証といった不当な要求に対し、警戒を強めざるを得ない」と述べた。
北朝鮮は6月末、同国の核問題をめぐる6カ国協議での合意履行の一環として核計画申告を提出。米国は、申告内容が検証できるまで、見返り措置は実施しないと表明していた。
北朝鮮核問題 検証進まねば支援も遅延 韓国が検討
2008.8.21 13:27
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080821/kor0808211329001-n1.htm 聯合ニュースは21日、北朝鮮の核申告に対する検証が進まない場合、韓国政府が6カ国協議での合意に基づく北朝鮮への経済・エネルギー支援の速度を遅らせることを検討していると報じた。外交消息筋の話としている。
韓国は同協議の「経済・エネルギー協力」作業部会の議長国で支援を主導。この支援をめぐる協議が現在、南北間でほぼ唯一の当局者が接触する場となっており、「遅延」方針が実行に移されれば、北朝鮮の反発で南北関係が一層冷え込む可能性がある。
消息筋は、非核化第2段階での北朝鮮への重油95万トン相当の提供は完全な核申告と無能力化に対応した措置だとし、核申告の検証が進まなければ支援も影響が避けられないと強調。同ニュースは、こうした方針に米国も同意していると伝えた。(共同)
WFPが韓国に支援要請 北朝鮮食糧危機で
2008.8.21 13:41
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080821/kor0808211343002-n1.htm 韓国統一省は21日、北朝鮮の食糧危機問題で、世界食糧計画(WFP)から20日に食糧や物資の購入資金6000万ドル(約65億8000万円相当)の拠出支援を要請され、政府内で検討中だと明らかにした。要請に応じる可能性が高いとみられる。
要請によると、WFPは9月1日から北朝鮮の貧困層約620万人を対象に支援事業を始め、分配を確認するモニタリングも行う。6000万ドルはトウモロコシ約15万トンの購入資金になる。
韓国政府はすでに核問題の進展とは無関係に人道支援を行うと表明。北朝鮮や国際機関からの要請があるか、状況が危機的と判断すれば支援するとして、5月にトウモロコシ5万トンの提供を北朝鮮に申し入れたが、拒否された。(共同)
(N・Yで何かが決められるなら、ソン・キムが訪朝する必要ねーべな・・・)
205 :
名無しさん:2008/08/24(日) 20:22:49 ID:4Nr4Sb6O
揚
餓死しろw
207 :
日出づる処の名無し:2008/08/24(日) 21:47:51 ID:1R2pEcvv
不審船情報を求める活動展開 佐渡島 8月24日7時50分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080824-00000031-san-l15 海上保安署や漁協関係者らで組織する新潟・佐渡の両津地区沿岸警備協会(山口栄会長)は、島を訪れた観光客や道行く
ドライバーにスルメイカを配布して、沿岸犯罪防止を呼びかけた。密漁犯罪の撲滅啓発と北朝鮮などの不審船の発見情報の
把握がねらい。
関係者約20人は佐渡東署での開始式の後、県道・佐渡一周線と佐渡汽船ターミナル内の2カ所で、観光客らにスルメイカと
広報チラシを配布。手渡す際、「違反はスルメー(するなー)ですよ」などと声をかけていた。
佐渡島の旧両津市の沿岸では、北朝鮮のものとみられる海上浮遊物が発見されたばかりで、佐渡東署の五十嵐喜一署長は
「これからも観光客や市民の皆さんの通報協力をお願いします」と話していた。
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北朝鮮の動向予測 25日京都政経懇 宮塚教授が講演
8月24日9時9分配信 京都新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080824-00000003-kyt-l26 京都政経文化懇話会の8月例会が25日午後零時半から、京都市下京区の京都タワーホテルで開かれる。山梨学院大教授の
宮塚利雄氏が「北朝鮮の現実とこれからの動き」と題して講演する。会員制。
北朝鮮の核問題をめぐっては、核申告の具体的な検証方法や日程は決まっていない。拉致被害者の再調査は秋までに終了
することで日朝が合意したが、なお予断は許さない。こうした現状を踏まえつつ、宮塚氏に今後の北朝鮮の動向を予測してもらう。
宮塚氏は1947年生まれ。高崎経済大卒。防衛大非常勤講師などを経て、92年に山梨学院大助教授。99年から現職。専門
は朝鮮近代経済史。テレビなどでも活躍。著書に「北朝鮮の暮らし」など。
北朝鮮の再調査開始、即制裁解除とならず…中山拉致問題相
8月24日21時39分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080824-00000035-yom-pol 中山拉致問題相は24日、先に開かれた日朝実務者協議で合意した北朝鮮による拉致被害者の再調査について、
「北朝鮮が調査を開始して、即(日本が)制裁解除するということにはならない。調査の中身がはっきりしない限り、通
報を受け入れて制裁を解除することはあってはならない」と述べた。
日本政府は、北朝鮮が調査委員会を設置した時点で、対北朝鮮制裁のうち、〈1〉人的往来の規制〈2〉チャーター便
乗り入れ禁止−−を解除する方針だが、解除の判断は、調査内容などを見極めて慎重に行うべきだとの考えを示した
ものだ。富山市内で記者団の質問に答えた。
・・・いくらなんでも、これはなぁ。
あまりにも怪しすぎて逆に・・・うーん。
>>210 “拉致問題再調査 見極めを”
8月24日 18時52分
ttp://www3.nhk.or.jp/news/k10013673921000.html# 拉致被害者の救出を訴える集会が富山市で開かれ、北朝鮮が行うとしている拉致問題の再調査について、拉致被害者の家族は「再調査が被害者の帰国にほんとうに結びつくのか、政府はしっかりと見極めながら交渉を進めてほしい」と訴えました。
集会には拉致被害者の家族をはじめ地元の人たちおよそ1200人が集まりました。集会では、日本と北朝鮮の実務者協議で、北朝鮮側が拉致問題の再調査を調査委員会を設けてあらためて行い、日本側が北朝鮮に対する制裁措置を一部解除することで
合意したことについて、拉致被害者の家族から意見が相次ぎました。このうち、家族会の代表で田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さんは「北朝鮮はこれまでも拉致被害者の安否の調査を行っていますが、調査結果には矛盾が多く、不信感を持っています」と
話しました。そのうえで「『調査委員会を設置した』という連絡を受けただけで制裁を解除するのではなく、北朝鮮が行う調査がほんとうに被害者の帰国に結びつくのか、政府はしっかり見極めながら交渉してほしい」と訴えました。また、有本恵子さんの母親の
嘉代子さんは「再調査の結果がどうなるか先行きは見通せませんが、わたしたちは政府を信じるしかありません。元気なうちに子どもたちを抱き締められるよう皆様の力を貸してほしい」と呼びかけました。集会には中山拉致問題担当大臣も出席し、「北朝鮮
から『調査委員会を設置し、調査を始めた』と通報されただけで制裁を解除するのではなく、どのような調査になるのか、北朝鮮の中枢から権限を与えられた調査委員会なのか、しっかり見極めながら対応しなければならない」と述べました。
【集う】拉致事件30年「今こそ目醒覚めよ!日本」(21日、新潟市の新潟市民プラザ)
2008.8.25 18:28
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080825/kor0808251826001-n1.htm 曽我ひとみさん(49)が母ミヨシさん=当時46歳=とともに北朝鮮に拉致されてから今年で30年。北朝鮮による拉致事件は日本のインテリジェンス(諜報)のあり方に猛省を促したが、福田康夫内閣になってから、対外情報機関の設立などの論議は事実上
凍結され、拉致事件が突き付けた課題は今も未解決だ。
社団法人新潟青年会議所主催の新潟JCフォーラムは「今こそ目醒(めざ)めよ!日本〜情報なくして国益は護(まも)れない〜」と題し、講師に元内閣情報調査室長の大森義夫氏と、地下鉄サリン事件で除染作戦を指揮したこともある元陸将の福山隆氏を
招いて討論会を開いた。
開演前に横田めぐみさん=当時13歳=の拉致現場を歩いた大森氏は、約300人を前に「拉致事件が発生したとき、私は警察庁外事課にいた。今でも非常に責任を感じている」と、情報セクションにいながら十分な対応ができなかった当時を、悔恨の念をに
じませながら振り返った。
大森氏は「情報なくして国家が生きていくのは、暗闇の中で何もわからず歩いているようなもの」と強力な情報機関の設立の必要性を強調。ただ議論が進まない現状下では「出来の悪い機関をつくるより、しばしの一服期間があっていい」と述べ、今後の国民
的議論の高まりに期待を寄せる。
一方、福山氏は、アメリカ人研究者が日本文学の心理描写まで研究していることに触れ、「日本がアメリカを望遠鏡でみているとすれば、アメリカは日本を顕微鏡か内視鏡でみている」と日米間で拡大する“情報格差”に懸念を示した。
ここ数年、官民問わず相次いで発覚している情報漏洩(ろうえい)事件について大森氏は、「なぜ日本人は機密を守れないのか、これは学問的課題かもしれない。機密を漏らすことは、共同体への大きな犯罪だという意識をもたないと企業も国家も立ちゆか
ない」と警鐘を鳴らしていた。 (花房壮)
韓国の「対北支援」大幅に減少 慎重姿勢が数字に
2008.8.25 21:27
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080825/kor0808252124003-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】韓国統一省が25日発表した「南北関係推進現況」によると、今年1〜7月の対北支援は、政府レベルが116億ウォン、民間レベルが318億ウォンだった。昨年は、年間で政府レベル3808億ウォン、民間レベル909億ウォンの支援があり、
大幅に減少したことが明らかになった。今年2月に誕生した李明博政権は、これまでの親北政権とは一線を画し、対北食糧支援に慎重だが、その姿勢が数字に現れた形だ。
一方、今年7月までの南北間の人的交流は11万4122人で、前年同期比47%の増加となった。今年7月に北朝鮮の観光地、金剛山で起きた韓国人観光客射殺事件以降、韓国人の金剛山観光が中断されたにもかかわらず、7月までに金剛山を観光した
韓国人は約20万人で、前年同期比で42%増えた。
北朝鮮から韓国に逃れてきた「脱北者」は1998年以降毎年増加しており、今年6月末現在、1万3996人にのぼる。今年は、6月末現在で1748人が韓国に脱北。前年同期と比べ42%増加した。
南北会談は、昨年55回開かれたが、南北関係が悪化したことから今年はこれまでに5回。また2000年に初めて開催されて以来、続けられてきた当局レベルの離散家族の面会事業は、今年はまだ行われていない。昨年は1741人の離散家族が面会した。
216 :
キタコレ:2008/08/26(火) 17:08:57 ID:lPaI4ei9
217 :
キタコレ:2008/08/26(火) 17:11:17 ID:lPaI4ei9
北朝鮮「無能力化措置を中断、原状回復も考慮」
http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2008/08/26/0300000000AJP20080826003900882.HTML 【ソウル26日聯合】北朝鮮外務省の報道官は26日に声明を発表し、米国が北朝鮮をテロ支援国指定から解除しなかったことは6カ国協議合意に違反するもので、
その対応措置として北朝鮮は寧辺核施設の無能力化措置を中断するとともに原状回復も考慮するとした。北朝鮮の朝鮮中央通信が報じた。
声明は、米国が6カ国協議合意の履行を拒否したことで朝鮮半島の核問題解決に厳重な難関ができたとし、
「われわれはやむを得ず『行動対行動』原則に従い対応措置を取らざるを得なくなった」と述べた。
特に「合意に基づき進行中だった核施設の無力化(無能力化)作業を直ちに中断することにした」と明らかにした。
この措置は14日に効力を発し、すでに関係機関には通知済みだという。
また、寧辺核施設などを近く原状回復する措置を考慮することになるだろうとした。
北朝鮮は核計画申告に対する検証問題にも触れている。
現段階では6カ国協議の枠組み内で検証機関と監視機関を作ることにしたのが合意事項のすべてだと述べた後、
米国がこれを悪用して検証に国際的な基準を適用すべきという問題を急に持ち出し、北朝鮮に査察受け入れを無理強いしたと指摘した。
北朝鮮のこうした立場は、22日のニューヨーク米朝接触で米国が提示した検証履行計画案に対する拒否を明確にするもので、米国をはじめ6カ国協議参加国の対応が注目される。
北、核放棄の考えはない (1/2ページ)
2008.8.26 19:45
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080826/kor0808261948003-n1.htm 北朝鮮が6カ国協議で国際社会に約束した「核施設無能力化」の作業を中断させるという“脅迫”に出た背景は、直接的には米国による「テロ支援国家指定解除」が遅れていることに対する不満が考えられる。
しかしテロ支援国家指定解除の発効には、北朝鮮の核計画申告書に対する検証方法に北朝鮮が合意しなければならない。国際社会によるしっかりした検証が実現してこそ、核施設無能力化や核放棄も確認され、その結果、北朝鮮が国際的に安心できる国
になる。
米国は6カ国協議でテロ支援国家指定解除(8月11日以降)を一応、約束したが、そうした“ツメの甘さ”について米国内や日本などから批判を受けた。このため検証問題で舞台裏交渉を続けていたが、北朝鮮の反発で進まず、結果的に指定解除に踏み切れ
ないでいる。
(2/2ページ)
北朝鮮は「核施設無能力化に協力しているのだからまずテロ支援国家指定解除をしろ」という立場だが、米国は「その前に検証問題でも進展」を要求しているというわけだ。
米国としては、対北譲歩に対する代価のハードルを上げたともいえる。しかし北朝鮮にとって検証問題は今後、国際社会からさらなる譲歩を得るための貴重な交渉カードだ。
北朝鮮は声明で「米国は核の申告書に対する検証に国際的基準を適用しなければならないという問題を持ち出し、わが国のいかなる場所でも思い通り探し、測定するというような査察受け入れを強く迫った」「米国がわが国に対してもイラクでのような自分勝手
な家宅捜索ができると考えているとすれば、それは大きな誤算だ」と非難している。
国際社会にとって北朝鮮の核放棄の最大課題は検証・査察問題だが、北朝鮮はこの核心的な問題をにらんで早くも強い拒否反応を見せているのだ。検証・査察拒否は「核放棄」ではなく「核固持」を意味する。
北朝鮮は、核を放棄すればただの国になって誰も相手にしてくれないことをよく知っている。核放棄は交渉と譲歩ではなく、北朝鮮の“体制変化”でしか実現しないことをあらためて思い知らせてくれる動きだ。
(ソウル 黒田勝弘)
北朝鮮声明「いつもの駆け引き」 米政府、検証受け入れ求める
2008.8.26 20:37
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080826/kor0808262035004-n1.htm 【デンバー=有元隆志】米政府は北朝鮮が核施設の無能力化の措置を中断する方針を表明したことについて、核計画の申告書に対する検証手順をめぐる交渉を有利に運ぶための「いつもの駆け引き」とみて、6カ国協議の議長国・中国とも連携しながら、
検証受け入れを求めていく方針だ。
ソン・キム6カ国協議担当特使は今月中旬の訪中に続き、22日にはニューヨークで北朝鮮側と会談し、検証体制に関する折衝を行った。
米政府は6月末に北朝鮮へのテロ支援国家指定解除の手続きに入ったものの、正式に解除する条件として、核関連施設への立ち入りをはじめ、国際的な基準に合った検証体制の確立を求めた。解除にあたり、日本や米議会から「厳格な検証」を求める声
が相次いだためだ。
北朝鮮側は申告書の提出に応じるなど当初は協力姿勢を示したものの、検証については前向きな回答がないため、米政府としても解除を先送りしている。北朝鮮に安易な妥協をすることは、イランの核開発問題にも悪影響を及ぼすとの判断もあったとみられる。
ライス国務長官や、交渉責任者のヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は、核施設を当面稼働できなくする「無能力化」について、クリントン前政権の「凍結」を上回り、ブッシュ政権の「外交成果」となるとして、実現を目指してきた。
来年1月のブッシュ大統領の任期切れまで約5カ月となるなか、米側には時間的な制約もある。
現在、寧辺には米専門家数人が滞在し、無能力化の作業を監視している。米政府としては北朝鮮が声明だけでなく、専門家らの追放にも踏み切るのかなど出方を見極めながら、事態打開の方策を探っていくことになりそうだ。
北朝鮮外務省声明の要旨
2008.8.26 23:08
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080826/kor0808262311006-n1.htm 北朝鮮の外務省報道官が26日発表した声明の要旨は次の通り。
一、米国は核計画申告に対する検証議定書に合意していないとの理由で、テロ支援国家指定解除をしなかった。これは明白な合意違反だ。
一、6カ国協議や朝米間のどのような合意にも、検証問題を指定解除の条件と規定する条項はない。
一、検証は朝鮮半島全体を非核化する最終段階で6カ国すべてが受けなければならない義務だ。わが国にだけ「国際的基準」による検証を迫るのは、一方的で、われわれを武装解除しようとする強盗のような要求だ。
一、わが国は「米国に従順でない国」のリストに残っても構わない。
一、米国が合意に背いた以上、対応措置として、やむを得ず(寧辺の)核施設無能力化作業を直ちに中断する。担当機関の強い要求により、核施設を元通りに復旧する措置を考慮することになるだろう。中断は8月14日に効力が発生し、関係国にも通知された。
(共同)
拉致再調査停滞も 北朝鮮、核無能力化中断
2008.8.26 22:47
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080826/plc0808262245011-n1.htm 北朝鮮が寧辺の核施設無能力化の作業を中断すると発表したことで、日朝間で合意した拉致被害者の再調査が停滞する可能性も浮上してきた。政府は関係諸国とともに非核化プロセスへの復帰を北朝鮮に働きかけるとともに、拉致問題への影響を慎重に
見極めたい構えだ。
福田康夫首相は26日夜、「核の放棄に向けて、検証を確実にやってほしい。米国はじめ関係国と協議したい」と強調。拉致問題への影響に関しては「どういう影響があるかは分からない。拉致問題は拉致問題として着実に進めていきたい」と述べるにとどめた。
また、児玉和夫外務報道官は26日の記者会見で、日本政府が北朝鮮の発表以前に無能力化の中断を把握していたことを明らかにした。
日朝双方は今月11日から中国・瀋陽で行われた公式実務者協議で、北朝鮮が拉致被害者再調査のための委員会を設置し、今秋までに調査完了を目指すことで合意した。しかし、再調査の開始時期については「今のところ、連絡はない」(町村信孝官房長官)という状況だ。
日本政府は、北朝鮮が拉致被害者の再調査に着手した段階で経済制裁の一部解除を実施する立場だが、中山恭子拉致問題担当相らは調査委員会が設置されただけでは制裁解除に応じない考えを示している。
北朝鮮による無能力化作業の打ち切りは、米国のテロ支援国家指定解除の手続きを延期したことへの対抗策。日本政府内では「北朝鮮が今回と同じように、『日本が約束を履行していない』として再調査を打ち切る可能性もある」(外務省筋)と警戒する声も出ている。
米 核無能力化中断は合意違反
8月27日 7時24分
ttp://www3.nhk.or.jp/news/k10013726821000.html# 北朝鮮が核施設の無能力化の作業を中断したと発表したことについて、アメリカ政府は「6か国協議の合意に違反している」と非難したうえで、北朝鮮に対し、核開発計画の申告内容の検証手順をめぐって合意するようあらためて求めました。
北朝鮮は、26日、外務省スポークスマンの声明を発表し、この中で、アメリカが北朝鮮に対するテロ支援国家の指定を解除していないことを非難し、対抗措置として核施設の無能力化の作業を中断したことを明らかにしました。これについて、アメリカ国務省の
ウッド副報道官は、26日、「無能力化作業の中止は明らかに6か国協議の合意に違反しており、取り組みを後退させるものだ」と述べて非難しました。そのうえで、ウッド副報道官は「われわれの方針は何ら変わっておらず、北朝鮮が核開発計画の申告内容を
めぐって完全で十分な検証に応じることを期待している」と述べて、北朝鮮に対し、検証手順に合意するようあらためて求めました。また、ホワイトハウスのフラトー副報道官も「検証手順で合意するまでは北朝鮮に対するテロ支援国家の指定は解除しない。
検証はアメリカだけでなく6か国協議に参加する5か国すべてが求めているものだ」と述べて、指定解除には検証手順での合意が不可欠だという立場を重ねて強調しました。
色仕掛けで軍情報 「脱北」偽装の女性スパイを検挙
2008.8.27 23:30
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080827/kor0808271838001-n1.htm 【ソウル=黒田勝弘】韓国で北朝鮮からの脱北女性が韓国軍将校などと肉体関係を持ち、軍情報を入手して北朝鮮に送っていたスパイ事件が明るみに出て話題になっている。近年、急増している脱北者について「偽装スパイがいる」との話が一部でささやかれ
ていたが、スパイ事件として正式摘発は初めてだ。
軍、検・警察などの合同捜査本部は27日、北朝鮮スパイとして脱北者を装い中国経由で韓国に渡り、韓国の軍情報や脱北者情報などを北朝鮮に送るなどスパイ活動をしていた北朝鮮出身の女性ウォン・ジョンファ(34)を国家保安法違反で逮捕、起訴したと
発表した。彼女に軍情報を提供していた韓国軍将校(26)と彼女と接触のあった韓国在住の北朝鮮工作員(63)も逮捕されているという。
発表によると彼女は北朝鮮でのスパイ訓練を受けて中国に派遣され、対韓工作員活動にかかわった後、2001年10月脱北者として韓国に渡った。韓国当局による定着教育を経て韓国国籍となり、北朝鮮事情の講演をする一方、北朝鮮物産の輸入商としてし
ばしば中国を訪問した。
この間、講演活動などで知り合った複数の軍関係者に接近し、肉体関係を持って親しくなり、軍情報の提供を受けていた。捜査当局は彼女の出入国がひんぱんなことや人間関係に不審を抱き、長期にわたって監視、捜査を続け今年7月、逮捕にこぎつけた。
韓国内でのスパイ活動の中には、大物亡命者の黄長●(=火へんに華)・元労働党書記や脱北者の動向把握、日本での脱北者情報収集も含まれている。日本では日本人男性との偽装結婚も計画していたという。
【主張】北朝鮮の核 米国は検証手順で譲るな
2008.8.28 02:45
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080828/kor0808280247000-n1.htm 米国がテロ支援国家指定解除を遅らせていることを「6カ国協議の合意違反」として、北朝鮮が核施設の無能力化作業を一方的に中断した。核施設を元に戻すことも検討しているという。
核施設の無能力化は、北が保有する核兵器・核物質などの申告とともに第2段階の主要課題だ。北が6月に核計画申告を提出したのを受けて、7月の首席代表会合では、無能力化を10月末までに完了し、申告は厳正な検証に委ねる原則で合意した。
米国は(1)核施設の立ち入り調査(2)技術者らの聴取(3)追加資料提出−などを含む検証手順に応じるよう求め、見返りとしてのテロ支援国家指定解除を手控えている。
今回の声明で、北は米国の求める検証手順が核拡散防止条約(NPT)脱退を招いた「特別査察」に等しいと反発し、「米国が合意を破ったので対抗措置をとる」と主張している。
だが、北の言い分は明らかに筋違いである。そもそも6カ国の合意では北の核申告は「完全かつ正確」なものでなければならなかった。それなのに、提出期限も守らず、内容についてもウラン濃縮、核兵器保有量、第三国への拡散行為などが除外されてきた。
初めから不完全な申告の中身を公正な検証に委ねるのは当然だ。日、韓、中国なども検証を求めており、米国の対応は間違っていない。しかも、核施設の無能力化は核申告の検証とは別ものだ。「行動対行動」をいうなら、北がまず公正な検証を受け入れて
自らの義務を果たすのが筋である。
声明は6カ国合意の破棄や協議終結には触れていない。テロ支援国家指定解除はのどから手が出るほどほしいはずだ。強硬な要求を突きつけて米国に譲歩させ、検証手順の大幅省略を狙っている可能性もある。
核の検証と連動する指定解除は拉致問題を抱える日本にとっても重大な関心事だ。ヒル米首席代表らのこれまでの対応が性急に過ぎたことにも問題があり、米議会には検証に関する詰めの甘さを批判する声もある。米政府はそうした点も反省してほしい。
北は拉致の再調査問題でも日本を揺さぶってくる可能性がある。そうした戦術に乗らないように、日米が結束して北に合意を守らせる必要がある。とくに核の検証は重要だ。米国は決して譲らずに、原則を貫いてもらいたい。
【北朝鮮ウオッチ】6カ国協議は存続の危機か (1/3ページ)
2008.8.28 19:33
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080828/kor0808281932003-n1.htm 北朝鮮が核施設の徹底検証を要求する米国に反発し、無能力化作業の中断など強硬姿勢に転じ、6カ国協議は当面の開催が困難となった。北朝鮮は「大国が小国をもてあそぶ6カ国協議は、果たして誰が必要とするのか」とし、ブッシュ米政権の対北朝鮮
外交の最大の「成果」である多国間対話からの脱退もちらつかせ、米国に譲歩を迫っている。6年目を迎えた6カ国協議は存続の危機なのか。
(久保田るり子)
■既視感
独裁国家である北朝鮮の強みは外交の一貫性だ。ところが、6カ国協議の関係国は内政事情によりしばしば外交がぶれる。北朝鮮はそこを突き、対米外交では内政問題などに足を取られがちな米政権の末期に攻勢を仕掛ける。
クリントン前政権は、1994年の米朝枠組み合意で核開発の凍結に持ち込んだ。ブッシュ政権としてはこれを一歩でも前進させ、核施設の無能力化と核計画の徹底検証を実現することで共和党政権の優位をアピールしたい。そうでなければ、北朝鮮に核実験
をも強行され、政権は交渉に失敗したとの評価を免れない。
北朝鮮は今回、そうした事情を熟知して検証のハードルを下げることを米側に要求した。テロ支援国家指定を解除しなければ「交渉は中断だ」と迫り、「困るのは誰だ」と切り込んできたのだ。
(続く)
>>225(続き)
(2/3ページ)
北朝鮮はクリントン前政権の末期にも米朝関係を大きく動かそうとした。米大統領選挙を目前にした2000年10月中旬、事実上のナンバー2である趙明禄・国防委員会副委員長を米国に送り、同月末にはオルブライト国務長官の訪朝を実現させた。このときも
「テロ支援国家指定解除」を米国に要求した。
当時、国際原子力機関(IAEA)は総会で、北朝鮮に特別査察の受け入れを求める決議を採択していた。北朝鮮は1998年夏に長距離弾道ミサイル「テポドン1号」を発射し、その数年後には大陸間弾道ミサイルの完成も予測されていた。米国はこれを警戒し、
米朝ミサイル協議の成果を焦っていた。
クリントン前大統領は、北が中距離ミサイルの撤去に同意すれば、自らの訪朝も検討していたとされる。だが、水面下での交渉は合意には至らず、米国の駆け込み的な外交は失敗する。北朝鮮は、核もミサイルもうやむやにし、時間稼ぎに成功した。
■台所事情
北朝鮮から最近、「日朝交渉は近々に動く」との楽観的な情報が流れている。日本への秋波とみられている。関係筋は「韓国の政権交代で対北朝鮮支援が激減した。対米関係を重視する中国と北朝鮮との関係は必ずしも良好ではない。北朝鮮は9月9日に
建国60周年を控え、一日でも早く日本の経済制裁を解除させたいのが本音だ」と解説する。
(3/3ページ)
7月から北朝鮮メディアは「世界的な食糧危機」を報道し、「食糧問題をわれわれ自身の力で解決しよう」(7月22日からの朝鮮中央テレビ、食糧問題シリーズの番組)など、深刻な食糧難にあることを認めている。台所事情は厳しい。「6カ国協議の中断」は
対米外交の“切り札”だが、中断により経済・エネルギー支援を獲得できなくなる。このため「妥協案を探るだろう」(同筋)とも観測されている。
米側はどうか。米朝外交に詳しい福井県立大学、島田洋一教授(国際政治学)は「クリストファー・ヒル国務次官補(6カ国協議米首席代表)の融和路線に対する共和党内の反発は強く、これ以上の安易な譲歩は党の分裂をも招きかねない。一方、民主党の
大統領候補のオバマ氏は、当選後の米朝直接対話を公約している」と指摘する。
米朝双方の事情を背景に、北朝鮮の核をめぐる外交は今秋、山場を迎えそうだ。
脱北偽装を金正日総書記が直接指示か 北の女工作員事件で韓国紙 (1/2ページ)
2008.8.28 20:22
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080828/kor0808282023004-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】脱北者を装った北朝鮮工作員の女が27日に韓国で逮捕された事件で、28日付韓国紙「文化日報」は、北朝鮮の金正日総書記が脱北者の中に工作員を侵入させるように直接、指示していたと報じた。韓国の合同捜査本部の話として
伝えたもので、2000年3月21日の労働党中央委員会で「金総書記から『脱北者の中に工作員を侵入させろ』という指示があり、国家安全保衛部をはじめとする対南工作の関係部署による脱北者を利用した
対南スパイ工作が始められた」という。
韓国統一省によると、今年6月末現在、約1万4000人の北朝鮮の住民が韓国側に脱北。韓国内の脱北者はまず政府の情報・捜査機関の担当者が合同で行う身元、経歴調査を1週間から1カ月ほど受けた後、脱北者の韓国定住を支援する施設「ハナ院」
に入所。ここで数カ月間の教育を受けた後、定住のための資金などが支給され、退所後は韓国民として生活を始める。
国家保安法違反で27日に逮捕、起訴された北の工作員、元正花(ウォン・ジョンファ)容疑者(34)は2001年10月に中国経由で韓国に渡り、翌月、韓国の情報機関「国家情報院」に脱北者であることを申告。調査を受けたが工作員ということに気づかれず、
02年1月にハナ院に入所。約8週間、定住のための教育を受け、退所後は韓国人として生活していた。元容疑者は先月までに、韓国政府から支援金計9090万ウォン(約900万円)を受けているが、結果的にスパイ活動の資金になった形だ。
(2/2ページ)
今回の事件は、10年間続いた親北政権下でゆるんだ韓国の対北意識を露呈した。この10年間で韓国内で捕まったスパイは、今回逮捕された女工作員を含めて2人だけという。北の工作員が韓国の情報機関の監視網をくぐり抜け、軍などで堂々とスパイ
活動を続けられた背景に、脱北者が増え続ける一方で、脱北者に明らかな犯罪行為がない限り、人権などの面から監視するのが難しいという現状がある。
さらに、これまでの親北政権が北との関係に気を使い過ぎ、対南工作活動への監視を怠ったためという批判もある。ただ、今年2月にこれまでの政権とは対北政策で一線を画す李明博政権が誕生したことから、今後は韓国内に潜伏している北の工作員の
摘発が増えるという見方も出ている。
アニメ「めぐみ」DVD、無料貸し出し…拉致問題啓発に
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080829-OYT1T00803.htm?from=main5 拉致被害者の横田めぐみさん(当時13歳)と家族を描いた政府制作の拉致問題啓発アニメ「めぐみ」のDVD無料貸し出しが、29日から全国のレンタルビデオ店約5000店で始まった。
「めぐみ」は、これまでに全国の小中学校約4万校や公立図書館約3300館に配布。レンタルビデオ店には、各店に3枚以上が用意されるという。
協力した業界団体「日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合」幹部らとともに記者会見した父親の滋さん(75)と母親の早紀江さん(72)は、「アニメの物語は、私たちにとっては見ることもつらい現実だが、多くの人に拉致問題への関心を持ってもらえ
ると思うと、ありがたい」と話した。
(2008年8月29日23時35分 読売新聞)
北の女工作員、二重スパイだった 「韓国侵入」将軍様が指示 (1/2ページ)
2008.8.29 03:04
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080829/kor0808291006001-n2.htm 【ソウル=水沼啓子】韓国検察は28日、脱北者を装った北朝鮮の女性スパイが実は、韓国情報機関に北朝鮮の情報を提供したこともある二重スパイだったと明らかにした。また、同日付の韓国紙「文化日報」は、北朝鮮の金正日総書記が脱北者の中に
工作員を潜入させるよう直接、指示していたと報じた。
検察によると、27日に逮捕され、国家保安法違反罪で起訴された元(ウォン)正花(ジョンファ)被告(34)は2003年と翌年、情報収集を目的に近づいた韓国情報機関の男性要員2人から、北朝鮮の機密情報を入手し提供すれば毎月500万ウォン(約50
万円)の報酬を出すと持ちかけられた。元正花被告はこれに応じた。
ただ、提供した情報は上司の承認を得たものだったという。同被告は男性要員2人を殺害するよう命じられたものの、“深い関係”にあり実行しなかった。同被告の実父や継父も北朝鮮の国家安全保衛部(秘密警察)所属の工作員だった。実父は1974年
に韓国に潜入したが、射殺されたという。
一方、文化日報によると、2000年3月21日の労働党中央委員会で「金総書記から『脱北者の中に工作員を侵入させろ』という指示があり、国家安全保衛部をはじめ対南工作の関係部署による脱北者を利用した対南スパイ工作が始められた」という。
韓国統一省によると、今年6月末現在、韓国への脱北者は約1万4000人。元正花被告は01年10月に中国経由で韓国に渡り、翌月に韓国の情報機関「国家情報院」に脱北者だと申告した。その後、韓国の情報・捜査機関による身元、経歴調査を受けたが、
工作員であることに気づかれず、02年1月、脱北者の韓国定住を支援する施設「ハナ院」に入所した。約8週間教育を受け退所し、韓国人としての生活を始めた。
(2/2ページ)
同被告は今年7月までに、韓国政府から支援金など計9090万ウォン(約900万円)を受けており、結果的にスパイ活動の資金になった。
今回の事件では、10年間続いた親北政権下で緩んだ韓国の対北意識が露呈された。この10年間で韓国で捕まったスパイは、同被告を含めて2人だけだという。北朝鮮工作員が韓国の情報機関の監視網をすり抜け、軍などで堂々とスパイ活動を続けられ
た背景には、脱北者が増え続けている状況下で、明らかな犯罪行為がない限り監視が難しいという現状がある。
これまでの親北政権が北との関係に気を使い過ぎ、対南工作活動への監視を怠ったためという批判もある。
李明博政権が誕生し、今後は工作員の摘発が増えるという見方もある。
230 :
日出づる処の名無し:2008/09/01(月) 21:31:57 ID:HJfyoUEE
福田辞任!
65億円規模の緊急支援訴え 北朝鮮食糧難でWFP - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080902/kor0809022143004-n1.htm 世界食糧計画(WFP)のバンバリー・アジア地域局長は2日、北京市内で記者会見し、北朝鮮の食糧事情はとくに地方で「極めて深刻」と指摘、
9月から年末までの緊急支援計画に6000万ドル(約65億3000万円)相当の穀物などが必要になると述べ、国際社会に支援参加を訴えた。
緊急支援計画はWFPが北朝鮮に来年11月までに5億300万ドル規模の支援を計画しているうちの一部。
支援計画は児童を中心とした約630万人が対象で、WFPが世界各国で展開している支援のうちで最大規模になるという。
バンバリー局長は緊急支援計画に合わせ、8月29日から北朝鮮を訪問し、咸鏡北道など地方を視察。
「歩く力もない子どもも見た」などと話し、支援への早急な取り組みを国際社会に求めた。(共同)
【福田退陣】北朝鮮は様子見か お友達外交の終焉 2008.9.2 20:44
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080902/stt0809022047009-n1.htm 福田康夫首相が辞任を表明したことで、首相が提唱していた近隣アジア諸国との関係を重視する「共鳴外交」の行方も
不透明になった。8月の実務者協議で、制裁措置の一部解除を条件に拉致問題の再調査を約束した北朝鮮も、当面は様子
見を決め込むとみられ、外交はしばしの停滞を余儀なくされそうだ。
「日本側は約束したことをやらないが、北朝鮮側は約束したことを早くやってくれと言っても、彼らが応じないのは当然の話だ」
高村正彦外相は2日の記者会見でこう述べ、北朝鮮が拉致問題の調査委員会を立ち上げた場合には、政府として予定通り、
人的往来や航空チャーター便の乗り入れなどの解禁を実行する考えを強調した。
だが、北朝鮮にしてみれば、「約束」は福田政権との間に交わしたものであり、「次の首相がどんな対北政策を打ち出すか
分からないうちに、急いで実行する必要はないと判断するだろう」(公安筋)との見方がある。中山恭子拉致問題担当相は、
2日の記者会見で「北朝鮮が(再調査の動きを)緩めてくるのか、慌ててやろうとするのか。あらゆることを想定して対応を考え
ていく必要がある」と指摘する。
また、今月下旬に日本での開催を予定される日中韓首脳会談も「日程的な影響はあるかもしれない」(高村氏)。ただでさえ、
竹島問題をめぐって態度を硬化させた韓国は、現在まで出席の回答をよこしておらず、いつ開催できるかのメドは立たない状況だ。
北朝鮮、90年代以降、最悪の食糧危機 WFPが援助要請
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200809020034.html 北京――世界食糧計画(WFP)は2日、北朝鮮の食糧事情が極めて深刻な状態にあるとして国際社会に対し約6千万ドル
(約65億円)の資金援助を緊急要請した。過去3週間にわたって実施した現地調査では、約半数の世帯が1日2食の生活
を強いられる1990年代以降では最悪の状況にあるとしている。
影響を受けているのは数百万人で、肉の配給はまれで、親類に食糧を頼ったり、野生の動植物を探す悲惨な状態にある
としている。WFPのアジア地区責任者が会見で語った。困窮する北朝鮮住民への食糧援助は15カ月間かかり、これに
掛かる経費は約5億ドル以上。今年末までの緊急資金として6千万ドルが必要としている。
昨年の大規模な洪水被害、不良な農作物収穫、輸入や援助減少が食糧事情悪化の主因。
北朝鮮の核開発問題では、米国がテロ支援国指定解除を実施しないとして北朝鮮は最近、核施設の無能力化作業の中
断を通告した。米朝は現在、北朝鮮のすべての核計画の申告で対立している。
同責任者は、国際社会は北朝鮮の核問題と人道援助を切り離すべきだとも主張した。
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65億円規模の緊急支援訴え 北朝鮮食糧難でWFP 2008.9.2 21:40
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080902/kor0809022143004-n1.htm 北朝鮮・江原道のビスケット工場=8月31日(WFP提供・共同) 世界食糧計画(WFP)のバンバリー・アジア地域局長
は2日、北京市内で記者会見し、北朝鮮の食糧事情はとくに地方で「極めて深刻」と指摘、9月から年末までの緊急支援
計画に6000万ドル(約65億3000万円)相当の穀物などが必要になると述べ、国際社会に支援参加を訴えた。
緊急支援計画はWFPが北朝鮮に来年11月までに5億300万ドル規模の支援を計画しているうちの一部。支援計画は
児童を中心とした約630万人が対象で、WFPが世界各国で展開している支援のうちで最大規模になるという。
バンバリー局長は緊急支援計画に合わせ、8月29日から北朝鮮を訪問し、咸鏡北道など地方を視察。「歩く力もない子
どもも見た」などと話し、支援への早急な取り組みを国際社会に求めた。(共同)
北朝鮮団体旅行を正式認可=観光交流の拡大で合意−中国
9月2日21時27分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080902-00000191-jij-int 【北京2日時事】中国の国家観光局は2日、中国人の北朝鮮団体旅行を正式に認可したことを明らかにした。同局の
杜江副局長が8月末に平壌を訪れ、北朝鮮観光局の姜哲秀副局長に伝達した。双方の協議を経て合意文書が調印
された後にスタートする。中朝両国はまた、観光分野の交流拡大でも合意した。
中国人の北朝鮮観光は、これまでも国境都市の遼寧省丹東などの旅行社を通じて行われてきた。一時はカジノの
ある北朝鮮の羅津・先鋒への旅行がブームとなったが、中国政府が数年前に「賭博ツアー」を禁じたため観光客が激
減した経緯がある。今回、団体旅行が正式認可されたことで、中国からの北朝鮮訪問が活発化しそうだ。
┐(´ー`)┌(やりたいほうだいだねえ・・・)
福田政権の背信。北朝鮮制裁を事実上解除。
酔夢ing voice-西村幸祐- 2008年09月03日posted by Kohyu Nishimura at 20:30
http://nishimura-voice.seesaa.net/article/105964003.html 福田政権が、事実上北朝鮮への経済制裁を解除していたことが3日までに分かった。この事実
はまだ報じられていない。8月27日の拉致議連と家族会の代表連絡会議の後、関連取材を続
けた結果、今年5月に朝鮮総連幹部で北朝鮮の最高人民会議代議員の一人が平壌を訪れて
いたことが拉致問題関係筋の複数の情報で明らかになった。
今年5月に北朝鮮を訪問していたのは朝鮮総連幹部のB氏。北朝鮮への現在の制裁措置は、
北朝鮮の全船舶の入港禁止、北朝鮮の対日輸出全面禁止、北朝鮮国民の日本入国原則禁
止を主たる内容としている。
中でも平成18年(2006)10月11日の官房長官発表で、「北朝鮮籍を有する者の入国は、特別の
事情がない限り認めない。但し、在日の北朝鮮当局の職員以外の者の再入国は、この限りで
はない」と同年7月5日の制裁発表のディテールが再度明確にされている。
今年4月28日には朝鮮総連幹部3名が北京五輪の聖火リレーのランナーを務めるため平壌入
りしたが、最高人民会議代議員でも北朝鮮の公務員でもない。しかし、5月に北朝鮮へ入国し
たとされるB氏は「在日の北朝鮮当局の職員以外の者」に該当せず再入国は許されない。
以下リンク先を・・・・・・・・・
西村氏のスクープを産経の阿比留氏も認めています。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/703725/ ↑
ここのコメント欄で
236 :
日出づる処の名無し:2008/09/05(金) 07:35:15 ID:nzNXGjgE
北朝鮮もマインドコントロール
拉致調査委員会の設置延期、北朝鮮が通告 福田首相辞意表明で
2008.9.5 11:20
高村正彦外相は5日の閣議後の記者会見で、北朝鮮が4日夜、日本の新政権の北朝鮮政策を
見極めるまで、拉致問題に関する調査委員会の立ち上げを延期すると通告してきたことを明らかに
した。福田康夫首相の辞任表明が、日朝関係、拉致問題の再調査にも影響した形だ。
高村氏は「昨夜、北京の大使館ルートで、北朝鮮側から、『北朝鮮は日朝実務者協議の合意事項を
履行する立場だが、日本側の事情にかんがみ、新政権が合意履行についてどういう考えなのか見極める
まで、調査委員会の立ち上げを差し控える』と連絡があった。非常に残念であり、遺憾だ」と述べた。
また、今回の通告について「われわれの方から2日に、北朝鮮側に調査委を立ち上げ、
早く調査を始めてほしいと要請したことに対する回答として伝えてきた」と説明。
福田首相の辞任表明がなければ北朝鮮が調査委を設置していたかどうかに関しては
「そういうことを断定的に言うことはできない」と述べた。
日朝は8月11、12両日の公式実務者協議で、拉致問題の全面的な調査のため、
権限を与えられた調査委を立ち上げ、迅速な調査を行うことで合意。
日本は調査委が設置された段階で、日本がとっている制裁措置のうち、
人的往来と航空チャーター便の乗り入れを解禁することを約束していた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080905/plc0809051123005-n1.htm
政権交代した後、ミンスならこうするってのがないんだよな
>>239 民主党政権になった翌日、私は妻とともに散歩に出かけた。
もう冬だというのに木は青々としている。人々の表情は希望と活気に満ち、
額から流れる労働者の汗が太陽光を反射していた。
「国籍で差別される時代は終わったのだな」 昨日まで入管に足止め
されていた朴某さんが、ほっとしたように私達夫婦に言った。
「ええ、これからは外国人でも日本人と同じ権利、いやそれ以上の
道徳的優位性を持てる時代なんですよ」
普段は滅多に話に加わらない妻が、朴某さんの肩に手を置いて優しく言った。
「岡田総理、管先生、ベック先生、トミ子先生を御覧なさい。皆、我々在日への
謝罪と賠償の必要性を認識しているじゃないですか」
通りがかりのエラの尖った中年男がそう言って微笑んだ。
昨年より在日朝鮮人の服役囚の無条件釈放も積極的に取り組んでくれている。
「そもそも裁判自体が日本人が裁判官をやる以上不公平でしたからね〜」
全国の裁判所に朝鮮人専門の、朝鮮人裁判官が設置されたばかりだ。
朝鮮人同士の犯罪以外では根本に差別問題があるとの理由で、
画期的な判決が次々と下っている。
「そう、われわれはもう自由なのだ」
従業員全員に民主党への投票を約束させている風俗店オーナーが胸をはる。
「次回の選挙の際には、民主に投票したら半額ってイベントをやるよ!!」
アイディアはとどまるところをしらない。
参政権を持たない我々が、日本人のふりをしてまで2chで自民党のネガティブ
キャンペーンを繰り広げたのは、今日のような日が来ると信じていたからだ。
不法滞在者は長年使ってきた偽造旅券を質に入れ、銀行へ無担保の融資を
要請するための長蛇の列に加わる。
「戦後に渡って来た同胞の様に、われわれも日本から正当な賠償が与えられる、
彼らは駅前の土地をもらったがわれわれは現金だ。資金はいくらでもある、
これからは日本中に朝鮮文化に染め上げよう」
男は鎌倉に風俗ビルを建てる予定だ、既に同胞が京都と奈良で実現させている事業だ。
「やることはいくらでもあるよ、日本はこれから良い国になるな」 青空のなかををツバメが横切っていった。
それより北朝鮮を批判しろよ。
北朝鮮の平壌放送、「拉致問題はねつ造劇」と主張
【ソウル=山口真典】北朝鮮の平壌放送は5日の論説で、日本人拉致事件に関して
「ねつ造劇にすぎない拉致被害者問題なるものを巡って騒動を起こしている日本の下心は、
前世紀に我が人民に働いた犯罪行為を覆い隠し、犯罪の清算を免れることにある」
と強調し、拉致問題を「ねつ造劇」と主張した。ラヂオプレスが伝えた。
北朝鮮は6月の日朝実務者協議で拉致問題の再調査を約束して以降、従来の「拉致問題は解決済み」
という表現を使っていなかった。北朝鮮は5日には拉致再調査の延期を通告しており、
拉致問題に関する日本の厳しい追及をけん制する狙いがあるとみられる。
論説は従軍慰安婦問題を批判したもので、日本について「拉致問題を騒々しくわめき、
反共和国(北朝鮮)敵視策動に悪らつにしがみついている」と批判した。(19:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080905AT3S0501105092008.html
草の根交流:鳥取の加藤和徳さん、ドングリ持って北朝鮮へ−−きょう出発 /鳥取
◇「治山治水に」と
鳥取市在住の加藤和徳さん(67)が6日、市内の山林で採れたドングリ約1000個をもって
北朝鮮に向け出発する。ドングリは山の植樹に使う。「北朝鮮の山に緑を茂らせて、治山治水に役立てば」
と03年からドングリを通じた草の根交流を続けている。【宇多川はるか】
加藤さんは87年7月、旧社会党主催の「朝鮮友好親善の船」で初めて訪朝。
大きな樹木がない山が多いことに気が付き、雨が降れば洪水になると胸が痛んだという。
その後、12回にわたる訪朝を通して「祖国の山を草花で埋めたい」という在日朝鮮人の人々と意気投合。
03年6月の訪朝時からドングリを運び始め、今回で5回目になる。
ドングリを選んだのは、落ち葉は腐葉土になるし、実が食べられるから。
布勢や湯所町などの山林や、通っているゴルフ場などで集め、冷蔵庫で保管している。
入国後は制約が多い。自由に植樹ができないため、現地の農場関係者にドングリを託すという。
訪朝の際は、託したドングリの生育状況の確認を欠かさない。
うまく育っていなければ、気象条件や土質に合った対策を考える。
今回は17日まで平壌に滞在し、2カ所の生育状況を点検する予定。今後の活動の見通しが
つきにくいため、当面は一人で続けるつもりだ。国家としては、拉致をいとわず核兵器開発を
進めた危険な北朝鮮だが、加藤さんは「普通の人々はそうした政策とは関係ない。
現地には無邪気な子供たちの笑顔や、暗い路地で懸命に勉強している若者の姿がある。
一本でも二本でも木が育っているとうれしい」と話している。
毎日新聞 2008年9月6日 地方版
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20080906ddlk31040515000c.html
【拉致新疑惑】捜査当局が拉致事件で再捜査 10年前に失踪の辻出さん (1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080908/plc0809080200001-n1.htm 平成10年に三重県伊勢市で失踪(しっそう)した女性が、北朝鮮に拉致されているとの情報が中朝関係筋から政府に寄せられていたことが7日、
複数の政府関係者の話で分かった。女性は政府認定の拉致被害者や特定失踪者リストにも含まれておらず、
捜査当局は拉致事件での立件を視野に再捜査を開始する方針を決めた。
当時、現場近くに不審船の出入りがなかったかどうかなどを洗い直す。政府の拉致問題対策本部もこうした情報を把握、強い関心を示している。
この女性が拉致されていることが確認されれば、18人目の拉致被害者になる。
北朝鮮の金正日総書記は昭和60年代以降の拉致を否定しており、この拉致疑惑が事実であれば、北朝鮮の主張がまた一つ根底から崩れる可能性が出てきた。
女性は宮崎県生まれで、伊勢市の地域雑誌「伊勢志摩」の編集記者をしていた津市の辻出紀子さん=失踪当時(24)。
辻出さんは平成10年11月24日深夜に退社した後、行方不明となった。
こういう話が今の時期に出てきたって事は、北朝鮮側の脅しなんですかね
テポ発射準備やらのネタを流しても、まったく相手にされてないからねぇ
247 :
名無しさん:2008/09/09(火) 23:03:26 ID:ZE9kI3zQ
なんかカキコできなかった。鯖関連でなんか不具合があったのかな
>>244 (勝手に続き)
三重県警は、辻出さんが知人男性から伊勢市内の損害保険会社駐車場に呼び出されていたことを把握、事情聴取
したが「当日夜に会ったが、付近の県道で車から降ろした後は知らない」などと話し、捜査は「迷宮」入りとなっていた。
しかし、今年春ごろに政府関係者が北朝鮮事情に詳しい中朝関係筋から「辻出紀子さんという方が北朝鮮にいるの
ではないか」との情報が寄せられていた。この際、日本側は「辻出さんの『つ』の字も出さなかったのに、先方から辻出
さんの名前をフルネームで言った」(関係者)という。
辻出さんに関しては、平成18年夏にも「北朝鮮で似たような人を見た」との情報が脱北者から寄せられたが、日本の
NGOが調査した結果、別人と判明したこともあった。
ただ今回、辻出さんの拉致情報が別ルートからも寄せられたことで、三重県警などは拉致事件の可能性を含め捜査
を洗い直す方針だ。政府関係者は「第三国の人間が、拉致被害者や特定失踪者にもなっていない人の名前を知って
いるのは不自然だ」として高い関心を寄せている。
北朝鮮による拉致事件をめぐっては、金総書記が小泉純一郎首相(当時)との平成14年9月の日朝首脳会談で日本
人拉致を認めた上で、関係者の処罰や再発防止を約束。今年8月の日朝実務者協議では北朝鮮がすべての拉致被害
者の再調査を行うと約束した。
北朝鮮側は1日の福田康夫首相の辞任表明に伴い、再調査のための調査委員会設置を延期すると日本政府に通告
したが、辻出さんの新たな拉致疑惑が浮上したことで、今後の日朝協議にも影響を与えそうだ。
249 :
名無しさん:2008/09/09(火) 23:11:36 ID:ZE9kI3zQ
重村説(「金正日はもう死んでいる」)が本当で、
公表されている建前をを本当の状態に一致させるために、
リークを始めたということかもしれない。
250 :
名無しさん:2008/09/09(火) 23:16:54 ID:ZE9kI3zQ
>>247、
>>249 だとすると、日本国内の動きや日朝交渉とは別に、なにか動きがあるのかもしれない。
それが拉致被害者と家族にとってよいものでありますように。
>>249 > 重村説(「金正日はもう死んでいる」)が本当で、
重村早大教授が唱える 「金正日すでに死亡」の真贋 2008/8/12
http://www.j-cast.com/2008/08/12025041.html > 朝鮮半島ウォッチャーとして知られる重村氏が、「金正日の正体」(講談社現代新書)を出版するのにともなって掲載されたものだ。
> 記事によると、重村氏は「金正日ファミリーから近い複数の人物」から
>「金正日総書記は、持病の糖尿病が悪化して、00年初頭ごろから車いす生活を余儀なくされた。そしてついに03年秋に死去した」
>といった情報を得たのだという。
結構前に言ってるんだね。死亡うんぬんはともかく、60周年の軍事パレードに出てこないのは間違いなく「異常事態」。
いい方向に動くことを願うだけです(`・ω・´)
こういう情報が表に出てくるって事は、3代目が決定したって事かな
正男か正雲か
パレードに軍が出てこなかったのはクーデター対策かね?
北朝鮮、閲兵式で建国60年祝う 金総書記出席せず
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090901000929.html 【平壌9日共同】北朝鮮が建国60年を迎えた9日、首都平壌の金日成広場で約8000人の労農赤衛隊(民兵)による閲兵式
が行われた。朝鮮人民軍の正規軍やミサイル、戦車など本格的な武器は動員されず、軍最高司令官でもある金正日総書記も
出席しなかった。
閲兵式には、火砲部隊が動員され、地対空ランチャーなど銃火器も登場した。ひな壇では金永春国防委員会副委員長ら軍
幹部が約30分続いた行進を見守った。閲兵式後には、約10万人の平壌市民によるパレードと、大学生らによるたいまつ行進
も行われた。
1998年の建国50年、2003年の建国55年に際しては、正規軍による閲兵式が行われ、金総書記もひな壇から拍手を送った。
2008/09/09 22:24 【共同通信】
健康悪化説に拍車 金総書記不参加で韓国
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090901000956.html 【ソウル9日共同】北朝鮮の金正日総書記が9日の建国60年の行事に姿を見せなかったことを受け、韓国で金総書記の健康
悪化説に拍車が掛かっている。
韓国政府関係者は「情報当局者の間ではこれまでで最も深刻な状況との見方が出ている」と語り、情報収集を急いでいると明
らかにした。しかし大統領府関係者は「確たる証拠はない」としている。
金総書記は1991年12月に軍最高司令官に就任。92年4月から昨年までに実施された計10回の閲兵式にはすべて参加して
いる。MBCテレビは9日夜「極めて異例だ」とする一方、ブッシュ米政権など対外的な関心を集めるための戦術との分析も出てい
ると伝えた。
韓国紙、朝鮮日報は9日付の朝刊で、金総書記が先月22日に健康悪化のため倒れたとの情報を在中国韓国大使館関係者が
入手、政府が確認中だと伝えている。
金総書記の動静については先月14日に朝鮮中央通信が軍部隊視察を伝えて以来、3週間以上、報道が途絶えている。
2008/09/09 23:00 【共同通信】
asahi.com(朝日新聞社):金総書記の健康悪化説受け対策会議 韓国大統領府
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
http://www.asahi.com/international/update/0910/TKY200809100075.html 【ソウル=箱田哲也】北朝鮮の最高指導者、金正日(キム・ジョンイル)総書記の健康悪化説を受け、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は10日朝、大統領府幹部を集めて対策会議を開いた。
韓国政府は関係者らを総動員して情報収集にあたっているが、正確な状況は把握できていない模様だ。
大統領府関係者は会議後、「なにやら尋常ではない状況とみられる。かなり前から関連情報を入手し、綿密に検討してきた。今後も状況把握に努めるとともに準備を整えたい」と語った。
また、金夏中(キム・ハジュン)統一相は10日の国会の委員会で「現時点では昨日、(北朝鮮の建国60年行事に)参加しなかったということ以外に正確な情報はない」と述べた。
一方、韓国の聯合ニュースは同日、韓国政府関係者が「金国防委員長(総書記)の体に異常があるのは、ほぼ確実だ。情報を多角的に分析すると、金委員長は(病気で)倒れたとみられる」と語ったと伝えた。
別の政府関係者は「(一部で報じられた)脳卒中が事実なら回復までにかなりの時間がかかるし、深刻な後遺症が出る可能性もある。北の核問題などに関するあらゆる対策を準備する必要がある」と述べたという。
韓国政府関係者は、北朝鮮の建国記念日前日の8日、金総書記の健康問題について
「状態は良くないが、対外活動ができないほどではないようだ」との見解を明らかにしていた。しかし、9日に平壌であった閲兵式にも金総書記は姿を見せなかった。
韓国メディアも金総書記の重病説を一斉に報じ始めた。
中央日報は10日付で米国の外交消息筋の話として「数週間前に脳卒中を起こし、現在は半身不随の状態だが、意識はある程度残っている」と報じた。
朝鮮日報は「先月22日にフランスの医師1人が北朝鮮に急派されたという情報がある」と指摘した。
256 :
名無しさん:2008/09/11(木) 13:47:16 ID:dJ8uK/Di
257 :
名無しさん:2008/09/11(木) 13:48:37 ID:dJ8uK/Di
これに関連し、AP通信は同日、新たな基地は少なくとも8年前に建設を開始し、発射台は2005年から使用可能な状況にあると報じた。
新施設は06年7月に「テポドン2号」を発射した北東部の舞水端里(ムスダンリ)発射基地よりも大規模で、短期間に複数発射することが可能だという。
衛星写真の解析にあたったグローバル・セキュリティーのアナリストは、新設基地の発射台が米国を射程に入れ、核弾頭を搭載できるICBMのものであることに懸念を示したという。(12:42)
258 :
日出づる処の名無し:2008/09/11(木) 13:58:37 ID:eJPLG6G6
やりますかな?
北の労働新聞、金総書記を中心に「一致団結」強調 動向には触れず
9月12日12時55分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000946-san-int 【ソウル=水沼啓子】金正日総書記の重病説をめぐり北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は12日、金総書記がいるから
こそ「共和国があり、われわれ式の社会主義に洋々とした前渡」があるとして、金総書記を中心とした「一致団結」を呼びかけた。
金総書記が建国60周年の記念行事に参加しなかった事実などには言及しなかった。韓国の聯合ニュースが伝えた。
労働新聞は「共和国建国60周年を盛大に慶祝した気勢で総突撃しよう」という題名の社説を通し、「より一層堅く1つになって闘
争と生活の瞬間、瞬間を首領決死の擁護で輝かせていかなければならない」と強調した。
同紙は「指導者を中心にする千万君民の一致団結は主体朝鮮の象徴であり、すべての奇跡と変革の根本源泉」としながらも、
「全党、全軍。全国民が革命の首脳部の思想と領導を1つの心、1つの志で高く奉じなければいけない」と、金総書記を中心とした
一致団結を主張した。
さらに、「愛国献身の強行軍を率いる敬愛する将軍様に1歩ずつ従い、将軍様の信念と意志、度胸で革命と建設を力強く促さな
ければならない」と論じた。
労働新聞「金総書記欠席」に触れず、人民の団結強調
9月12日13時57分配信 YONHAP NEWS
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000020-yonh-kr 【ソウル12日聯合】北朝鮮・朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は12日、金正日(キム・ジョンイル)総書記がいるから「共和国(北
朝鮮)があり、われわれ式社会主義の洋々たる前途がある」とし、金総書記を中心とした一心団結を呼びかけた。朝鮮中央通信
が報じた。
労働新聞は「共和国創建60周年を盛大に慶祝した気勢で総突撃しよう」と題した社説を通じ、当面の課題として「年内の強烈な
攻撃先」で経済にまい進することを督励しながら「革命の首脳部の周囲にさらに鉄のごとく集結し、闘争と生活の瞬間瞬間を首
領決死擁護の心で輝かせていかなければならない」と強調した。領導者中心の郡民の一心団結は主体朝鮮の象徴であり、あら
ゆる奇跡と変革の根本源泉だと主張し、全党、全軍、全民が革命の首脳部の思想と領道を1つの心、1つの意思で高く敬ってい
かなければならないと重ねて力説した。また、金総書記はことしを「歴史的転換の年」として輝かせるため、年初から絶え間ない
現地指導の強行軍を続けており、その実現に向け闘争を陣頭で精力的に率いていると強調した。
政権樹立60周年を迎えた9月9日の行事については、「行事場に響き渡った『万歳』の声は、寝ても覚めても将軍様(金総書記)
を慕い、この世の果てまで仰いでいこうというわが人民の強い信念と意思の噴出」「将軍様に対する烈火のような思慕と信頼の
表示」などと言及したが、金総書記が行事に欠席したことについては触れられていない。
金総書記の容体重く、米中が体制崩壊後を協議…米報道
9月12日13時27分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000033-yom-int 【ワシントン=宮崎健雄】米FOXテレビ(電子版)は11日、米政府高官の話として、「脳卒中」を起こしたとされる北朝鮮の金正日
(キムジョンイル)総書記(66)の容体は、回復途上にあるとする韓国政府の発表よりも悪く、米国と中国は非公式に体制崩壊後の
対応を協議していると伝えた。
高官は同テレビに対し、金総書記は死に近いわけではないようだが、韓国政府の発表は受け入れられないと発言。現在は北朝
鮮が不安定化する兆候はないものの、金総書記には定まった後継者がいないため、政権を退く場合、円滑に権力が移行される
可能性は高くないという。
また、金総書記が肉体的に障害があるのは明らかで、核検証手続きをめぐる交渉や日本人拉致問題の再調査が遅れているの
も金総書記が了承を与えられる状況にないからだと指摘した。
「北崩壊」対応計画、具体化へ=米韓、策定協議を加速
9月12日14時17分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000103-jij-int 【ワシントン12日時事】北朝鮮の金正日労働党総書記の重病説をきっかけに、米韓両国政府は北朝鮮の内部混乱や現体制崩壊
など緊急事態を想定した共同対応計画「概念計画5029」の早期具体化に向け、協議を加速させる。
概念計画5029は、有事の際の大まかな共同対応の指針を示したもので、具体的な作戦計画化に関しては、2005年に対北朝鮮
融和外交を進めていた当時の盧武鉉政権が「北朝鮮を刺激しかねない」として対米交渉を中断した。
これに関連して、米国家安全保障会議(NSC)のアジア担当上級部長を務めたマイケル・グリーン氏は10日、北朝鮮の体制崩壊
の可能性も視野に入れた対応策を準備する必要があると記者団に述べた。
北朝鮮国営テレビ、脳卒中に関する番組放送を予告
9月12日14時23分配信 ロイター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000249-reu-int [ソウル 12日 ロイター] 北朝鮮の金正日労働党総書記が脳卒中から回復しているとの観測が浮上するなか、同国国営の
朝鮮中央テレビは12日に放映した番組予告で、「脳卒中の診断と現在の傾向」について9月23日に特別番組を放送すると伝えた。
予告は、赤十字病院の神経科医による講義が平壌中心部で行われるとしたが、金総書記には言及しなかった。
金総書記は前月患った脳卒中から回復しているとみられているが、情報筋によると、同氏の国家支配力は損なわれていないという。
北朝鮮の国営メディアは金総書記の病気にはいっさい言及していない。北朝鮮は9日、建国60周年記念パレードを実施したが、
金総書記が欠席したことから、重病ではないかとの観測が高まった。
金総書記が次回、公の場に姿を現す可能性があるのは10月10日の労働党創立記念日とみられている。
「金総書記、歯を磨ける」=聯合ニュース
9月12日14時47分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000107-jij-int 【ソウル12日時事】聯合ニュースは12日、韓国政府高官が、脳卒中で倒れたとされる北朝鮮の金正日労働党総書記について
「歯を磨ける程度の健康状態だと把握している」と述べ、半身不随など深刻な状況ではないとの見方を示したと伝えた。
盧前大統領が来月1日にソウル訪問、退任後初めて
9月12日17時30分配信 YONHAP NEWS
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000046-yonh-kr 【ソウル12日聯合】盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領が来月1日、退任後初めてソウルを訪れる。在任当時の側近らの主導で来月
1〜2日にソウル市内のホテルで開催される南北首脳宣言1周年記念行事に出席する予定だ。
盧前大統領側は、行事準備委員会から招きを受けたことと南北首脳宣言1周年の重要性を考慮し出席を決めたと説明してい
る。退任後、一貫して慶尚南道金海市・烽下の自宅で過ごしてきた盧前大統領の初ソウル訪問とあり、関心を集めている。
盧前大統領は1日の夕食会で特別講演を行う予定で、李明博(イ・ミョンバク)政権の対北朝鮮政策について言及する可能性
が高いものとみられる。1日はソウルに宿泊する計画だが、翌日の国際学術会議にも出席するかはまだ決まっていない。
#エンタメ枠でした↓
チョン・ヤン 北方境界線NLLを超え北朝鮮警備の銃撃受ける
9月12日17時31分配信 WoW!Korea
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000038-wow-ent 韓国女優兼歌手のチョン・ヤンなど数名が乗ったレジャーボートが漂流し、北朝鮮海域へ侵入。北朝鮮警備艦の銃撃を受けた
ことが明らかとなった。
チョン・ヤン一行が乗ったボート(3t)が今月9日、北方境界線(NLL)を超え北朝鮮海域に侵入し北朝鮮の住人に発見された。
そして、その後警備艦の銃撃を受けたと12日に報道された。
報道によると、一行は濃い霧のため海上を漂流。不慣れな海外に辿り着いたところ、現地住民に発見された。仁川(インチョン)
の方向を尋ねると「すぐに戻りなさい」という北朝鮮特有の方言を聞いて、そこが北朝鮮であるこことを知ったという。
その後、船の走行方向を南向きに変え漕ぎ出したが、武装した北朝鮮の警備艦の警告放送と銃撃を受けた。
警備艦はチョン・ヤンの乗る船に数発の警告射撃を行ったが、その後追撃していた警備艦が網にかかったことで、幸い逃げ切る
ことができたという。
チョン・ヤン一行は海洋申告である122へ電話し遭難のSOSを発信。海軍によって無事に救助された。
救助されたチョン・ヤンは関係機関の合同尋問と調査を受けたが、特別な容疑はないことから帰宅の許可が下りた。
一行は休暇のために、釣りなどを楽しんでいたという。
北朝鮮制裁の署名600万人に=拉致家族、担当相に提出−内閣府
9月12日17時33分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000131-jij-soci 北朝鮮への経済制裁強化などを求める署名が600万人分を超え、拉致被害者家族連絡会の飯塚繁雄代表(70)らが
12日、内閣府を訪れ、中山恭子拉致問題担当相に署名目録を提出した。
飯塚さんが「早く拉致問題を解決してほしいという国民の声がぎっしり詰まっている」と手渡すと、中山担当相は「北朝
鮮の情勢はしっかりつかめていないが、動きもあるようだ。被害者の身の安全を確保しながら、救出に向け対応していく」
と応じた。
金総書記の容体「深刻」 米中が対応協議とFOX
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008091201000643.html 【ワシントン12日共同】米FOXテレビ(電子版)は11日、米政府高官の話として、健康悪化が伝えられる北朝鮮の金
正日総書記の容体は韓国政府が公表しているよりも深刻で、米中両政府は、非公式に金正日体制が崩壊した場合の
対応について協議していると伝えた。
同テレビによると高官は、金総書記が死に直面した状態ではないとしても、脳卒中から急速に回復しつつあるとの韓国
からの報道は信じないと語った。
また現状では政情が不安定化する兆候は見られないものの、核計画申告をめぐる検証方法の合意や日本人拉致
問題の再調査が遅れているのも、金総書記の障害が原因になっているとの見方を示した。
2008/09/12 17:54 【共同通信】
老婆心ながら、半島発とFOXを真に受けてホルホルしちゃダメよ
総書記の後継、「すべてを知る」夫人・金オク氏が影響力?
9月15日3時6分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080915-00000005-yom-int 【ソウル=浅野好春】北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記(66)が脳卒中で倒れたとされる問題に関連して、総書記の
現夫人、金オク氏(44)が「後継体制」決定に重要な役割を果たすとの見方が急浮上している。
韓国当局も、金オク氏に関する情報収集に全力を挙げている。
韓国メディアによると、金オク氏は「金総書記の長男正男(ジョンナム)氏(37)らとともに総書記に自由に会える人物の一人」
(13日付中央日報)。現在、「金総書記に上がってくるすべての報告を検討し、総書記の面談相手決定や日程調整ができる、
ほとんど唯一の人物」(12日付文化日報)ともいわれる。金オク氏は総書記の病床にも付き添っているとみられ、「治療に当た
っている中国人民解放軍の医療チームの診断や、病状に関する情報を最も知りうる立場にある」(中央日報)ことから、韓国情
報関係者は「病状回復後も、最側近として核心人物になる」(同)とみているという。
金オク氏は平壌音楽大でピアノを専攻し、現在の肩書は、北朝鮮憲法で「国家主権の最高軍事指導機関」と規定される国防
委員会(委員長は金総書記)の課長。2000年10月に金総書記の特使として米国を訪問した趙明禄(チョミョンノク)国防委第1
副委員長に、「金ソンオク」の仮名で同行した。その際、旅行かばんのキャスターが床に引っ掛かっても代表団の中に手を貸す
者がなく、米韓情報当局者は「特別な人物ではない」と判断したという。
が、その後、頭角を現していく。
中央日報によると、金総書記の前夫人で04年に死亡した高英姫(コヨンヒ)氏は、余命が短いことを知り、金オク氏を呼び、自
身が産んだ二男正哲(ジョンチョル)(27)、三男正雲(ジョンウン)(25)両氏の面倒を見て欲しいと依頼した。最近、金オク氏が
正雲氏を後継者にしようと画策していると伝えられる背景には、こうした経緯があるという。
旧盆の行事にも金総書記現れず
9月15日8時1分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080915-00000033-san-int 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮の朝鮮中央放送などによると、重病説が流れている金正日総書記は旧盆(秋夕)に当たる14日、
祖先の墓で行われた献花に参加しなかった。墓前には金総書記の贈った花輪が置かれていたが、献花に参加したのは金永南
最高人民会議常任委員長らだったという。
北朝鮮では2005年以降、旧盆に合わせて、献花や視察といった金総書記の行事への参加報道などが続いていたが、今年
はこれまでのところ報じられていない。
一方、北朝鮮の朝鮮中央通信は14日、ロシアのメドベージェフ大統領が同日、43歳の誕生日を迎えたのに際して金総書記
が祝電を送ったと伝えた。
金総書記が9日の建国60周年記念行事を欠席して以降、外国元首に書簡を送ったとの報道は、10日のシリアのアサド大統
領への祝電に続き2度目。
北朝鮮状況変化すれば経済分野で非常対策班稼動へ
9月15日10時1分配信 YONHAP NEWS
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080915-00000000-yonh-kr 【ソウル15日聯合】企画財政部が15日に明らかにしたところによると、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の健康悪化説
を受け、政府は北朝鮮に急激な状況変化がある場合の韓国経済分野のショックに備え、これを緩和するために取るべき非常措
置を点検した。今のところ金総書記は危険な状況ではないと判断しているが、金日成(キム・イルソン)主席が死去した時に韓国
金融市場が揺れるなど大きな影響を受けたこともあり、国内に及ぶ衝撃の緩和に向け対策作りに取り組むもの。
北朝鮮の指導体制に大きな変化がある場合、政府はまず緊急危機管理対策会議を開催し、主要市場を点検し部門別の非常
対策チームを構成することになる。物価や金融、外国為替市場、原材料など4〜5つの分野に分け主務官庁ごとの対策チームと、
企画財政部第1次官をチーム長とする総括チームを作り、不安心理が収まるまでは日単位で市場を点検する。非常対策チーム
が迅速な対応姿勢を国民に示すことで経済への不安心理を鎮め、必要な時には国民向けメッセージも発表し、心理的な不安か
ら経済混乱が引き起こされないようにする計画だ。また、関連波及効果も点検し対策を練るなど、被害を最小限に食い止めるた
めに部門別の対応策も講じる方針だ。
政府関係者は「北朝鮮の最高指導部の身辺変化は、北朝鮮体制の早期安定可否や後継者の性向などによっては朝鮮半島
の地政学的なリスクを加重し韓国経済に深刻な影響を及ぼすこともあるため、万全を期する必要がある」と話す。
【社説】統一を真剣に考える時だ
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=104640&servcode=100§code=110 西ドイツは1989年、統一を成し遂げるまで東ドイツに数千億マルクを支援した。統一後には2008年まで、また7000億ユーロ
(約107憶円)を投入した。統一ドイツ当時、ヘルムート・コール首相の安保補佐官で統一過程に関与したホルスト・テルチク博士
が先日、中央SUNDAYとのインタビューで明らかにした内容だ。
彼は私たちにこうした問いを投げかける。「韓国は統一の準備が進んでいるのか。統一されれば西ドイツほど支援する能力があ
るか」。返事は否定的だ。統一には国民の税金で充てる莫大な費用がかかる。国会予算決定特委は昨年10月の報告書で2015
年ごろ統一される場合、費用が8577億ドル(約857兆ウォン)にのぼるものと推定した。北朝鮮の1人当たりの所得を韓国の半分
の水準に引き上げるのにかかるお金だ。完全な民族統合までは天文学的費用と過渡期のひどい混乱を勝ち抜く忍耐心が必要だ。
しかし若い世代になるほど統一に向けた情熱は冷めているのが現実だ。金正日(キム・ジョンイル)国防委員長の重病説は、北
朝鮮体制の閉鎖性と脆弱性を改めて確認させた。「ポスト金正日時代」に我々は何をしなければならないのか。「私たちの願いは
統一」というセンチメンタルな接近法だけでは統一問題を解決することはできない。そのためには韓半島情勢があまりにも複雑で、
60年間えぐられた分断の溝は非常に深い。左派勢力が「民族」「統一」という単語を掲げるが、東西ドイツ統合の過程をよく見れば、
統一は徹底した現実問題だ。ドイツではこのごろ統一を後悔する世論も少なくない。そんな点で金正日重病説は統一に対する期
待と恐怖を投げかけるのに十分だ。
>>269 続き〆
激動する国際情勢の中で韓半島統一時代を準備するためには我々民族の未来に対するビジョンを持たなければならない。特に
南北和解と統一を目指して先頭に立たなければならない統一部の責任が大きい。金大中(キム・デジュン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)
政府時代、外交安保戦略に深く介入した金夏中(キム・ハジュン)統一部長官が新政府で自分の役割を果たしているのか問いた
い。親朴連帯所属ソン・ヨンソン議員は「統一部は忠武9000、3300計画を、国防部は作戦計画5029を持っているが、すべて
概念水準だ」と指摘した。実際に事態が起きたとき、直ちに対応する準備がなっていないというのだ。国家情報院、国防部、外交
部の急変事態に備えた計画も原論水準に止まっている。一般市民も統一論議を対岸の火事を見るように同じだ。ある世論調査で
「統一後、北朝鮮経済復旧のために10万ウォン以上の税金を払うか」と問うと30%しか「払う」と回答しなかった。統一には賛成
するが、自分の財布を開くことについては否定的だ。
統一案と時期を巡る韓国内での対立の危険も続いている。それで統一論議がある政派の専有物になったり外部状況に押されて
あたふたと進行されたりしては困る。千年大計の次元で目の前の難関を乗り越えるという心構えが重要だ。今回の事態が各自の
統一ビジョンと実践戦略を振り返るきっかけになることを期待する。
中央SUNDAY/中央日報 Joins.com
2008.09.15 09:28:45
やっと規制解除。∩(・∀・)∩
「時間稼ぎは許さない」拉致家族が国民集会 (1/2ページ)
2008.9.15 22:03
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080915/kor0809152201002-n1.htm 「時間稼ぎは許さない」−。拉致被害者の家族会などは15日、東京都千代田区永田町の星陵会館で、緊急国民集会を開いた。金正日総書記が日本人拉致を認め、謝罪した「9・17」から間もなく6年。被害者に関する再調査を先延ばしする北朝鮮に対し、
家族からは「不誠実な対応には強い追加制裁を」との声が上がった。
北朝鮮は、福田康夫首相の辞任表明を受け、日朝協議で合意した被害者に関する再調査のための「調査委員会」設置を見送るなど、相変わらず不誠実な対応をとり続けている。
家族会代表、飯塚繁雄さん(70)は「北朝鮮は秋までに(調査結果を)報告すると言っておきながら、すっぽかした。私たちは何回もだまされ続けてきた。日本政府は絶対許さない、戦うという意思を見せないと、北の思惑通りだまされ続ける」と、日本政府に
強い姿勢を求めた。
自民党の総裁選が始まり、解散・総選挙も近いとされる中、飯塚代表は「新総理は拉致問題を最優先課題としてほしい」とも。
横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(72)は「政治家が毅然(きぜん)と言葉を発し、一刻の猶予もない命、今助けないと助けられない命ということを考えてほしい」と訴えた。
集会では、北朝鮮で救出を待つ被害者に向けたメッセージを家族が1人ずつ読み上げた。
(2/2ページ)
めぐみさんの父、滋さん(75)は「めぐみちゃん。お父さんです。国民集会に参加しています。非常に熱気が伝わってきます。国民のみなさんの力、政治家のみなさんの力でもうすぐ解決すると思います。健康に気をつけて待っていてください」と語りかけた。
また、元北朝鮮工作員の金東赫(仮名)さんがビデオ映像で参加。その中で、拉致被害者を調べている「特定失踪(しっそう)者問題調査会」のリストにある、昭和50年4月に兵庫県高砂市から失跡した萩本喜彦さん=失跡当時(35)=を目撃したと証言した。
◇
家族会は同日、集会に先立って総会を開き、福田首相を継ぐ次期首相に対し、これまでの政府方針を堅持し、北朝鮮により強い態度で臨むよう求めるなど、当面の運動方針を決めた。
新施設でテポドン2号改良型エンジン燃焼実験か 北朝鮮
2008.9.16 09:59
【ソウル=水沼啓子】北朝鮮が北西部の平安北道東倉里に建設している新たなミサイル発射施設で
今年に入り、テポドン2号(射程6700キロ)と推定される長距離ミサイルのエンジン燃焼試験が
行われていたと、16日付の韓国紙、朝鮮日報が伝えた。
韓国政府の北朝鮮情報筋が15日に語った話として、「北朝鮮が今年に入り東倉里の発射施設で
長距離ミサイルのロケットエンジン燃焼試験を行っていることが米国のKH−12偵察衛星に
とらえられた」とし、「発射施設では数年前から段階的に工事が行われ、エンジン燃焼試験場は
すでに稼働している」という。
エンジン燃焼試験はミサイルのロケットエンジンを発射施設内に水平に横たわらせて稼働させる
もので、ミサイル開発では必須のプロセスとされる。
エンジン燃焼試験は、2006年7月に咸鏡北道舞水端里のミサイル発射施設で試験発射を
行ったものの、失敗したテポドン2号か、その改良型(射程1万キロ以上)と推定されている。
同紙は別の消息筋の話として、「北朝鮮は06年7月にテポドン2号の試験発射に失敗した後も
エンジン燃焼試験を不定期に行いながらミサイル開発を続けている」とも報じた。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080916/kor0809161009001-n1.htm
【北朝鮮情勢 私はこう見る】独裁者の病 今後5〜10年が重要 孫光柱・デイリーNK編集局長 (1/2ページ)
2008.9.16 18:33
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080916/kor0809161843004-n2.htm 金正日総書記は病床にあっても、意識がある限り自ら指示を出して北朝鮮を統治するだろう。寝たきり状態でも、伝達者を通して「私の名でやれ」と命令を下すことが考えられる。
この場合、金総書記の命を受け北朝鮮を動かす人物として、側近では義弟の張成沢党中央委第1副部長がいる。また、軍部では国防委の金永春、李勇武両副委員長、金鎰●(=吉を2つヨコに並べる)人民武力相、金格植人民軍総参謀長、玄哲海総後
勤局長らの名が挙げられる。ただし、“代理”が側近であれ軍人であれ、1人を指名することはない。2、3人に任せ、「分離統治」のかたちをとるはずだ。複数に任せることにより独走を許さず、忠誠競争をさせるわけだ。
これと並行するかたちで、極秘裏に金総書記の後継者の決定作業に入るだろう。後継者は故・金日成主席の親族か側近の中から選ばれるとみられる。金正日総書記には長男の金正男、腹違いで次男の正哲、三男の正雲の息子3人がいる。この中で、
金正男氏は中国に近く、叔父の張成沢氏との関係も深いといわれる。しかし、金正哲氏はすでに後継者としての授業(教え)を受けて党組織指導部に属しているとされる。現状では、金正哲氏が金正日総書記の後継者となる可能性が最も高い。
(2/2ページ)
金正日総書記の病気についての情報が北朝鮮の外部に出たことは政治的に大きな意味合いがある。これまでは、「金正日の健康異常はあり得る」というレベルのうわさはあった。しかし、詳しい病状はともかく、今回、健康異常が事実となった。これは極めて
大きな違いだ。北朝鮮の内部情勢は今後、安定せず混乱するだろう。後継者決定が極秘裏に行われても、後継者問題をめぐり内部混乱も発生し得る。党、軍部、官僚、保衛部(公安警察)など金正日政権を支えてきた部署の関係が微妙にもつれ、“将軍さま”
への忠誠心が変わる可能性がある。
金正日体制の耐久力は、現在も落ちている。体制崩壊の行程の半ばはすでに過ぎており、今後5年から10年は北朝鮮で深刻な変化が起こりうる重要な時期だ。具体的には金正日死亡、軍内部の深刻な葛藤(かつとう)やクーデター、脱北者の大量発生
などだが、5年以内にこれらが起こることも否定できない。(談)
◇
ソン・グァンジュ 東亜日報入社後、主に月刊新東亜で取材。現在、北朝鮮情報を扱うデイリーNKの編集局長。著書に「決定版 金正日レポート」がある。
「北朝鮮首謀説」を調査 米がシリア原子炉建設で
2008.9.17 16:36
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080917/kor0809171636003-n1.htm シリア東部の砂漠地帯で極秘に建設され、イスラエルが昨年9月に空爆、破壊した原子炉は、北朝鮮が国外で核兵器原料のプルトニウムを製造するため、シリア側に「場所貸し」を頼んだ可能性もあるとして、米中央情報局(CIA)が集中的に調べていたこと
が16日、分かった。ヘイデンCIA長官が同日の演説で明らかにした。
精査の結果、シリアが建設支援を依頼したとの「主流の説」(ヘイデン長官)は覆らなかったが、米政府内にくすぶる北朝鮮への懐疑論をうかがわせている。
長官によると、問題の原子炉について「シリア主導の計画と断定できるのか。稼働停止を約束した寧辺の実験用黒鉛減速炉の代わりに、北朝鮮が自国のために利用するつもりではないか」との「仮説」が、米政府内で持ち上がった。(共同)
19日に南北実務協議 エネルギー支援で 北朝鮮提案
2008.9.17 18:18
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080917/kor0809171826005-n1.htm 韓国外交通商省は17日、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の合意に基づく北朝鮮へのエネルギー支援について、南北の代表団が19日に板門店で実務協議を開くと発表した。
北朝鮮側が開催を提案したという。金正日総書記(66)の健康悪化説が流れる中、実務者協議での出方が注目される。
6カ国協議は7月の首席代表会合で、核施設無能力化とエネルギー支援を10月末までに完了することで合意したが、核計画申告の検証方法をめぐる米朝間の溝が埋まらず、米国はテロ支援国指定解除を延期した。(ソウル 水沼啓子)
金総書記の三男も健康悪化か「高血圧と糖尿病」と韓国通信社
2008.9.17 19:41
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080917/kor0809171940006-n1.htm 韓国の聯合ニュースは17日、健康悪化説が流れる北朝鮮の金正日総書記(66)の三男、正雲氏(24)も高血圧と糖尿病を患い、今年に入ってからは活動に支障が出るほど症状が悪化したと報じた。複数の消息筋によると、正雲氏は、2004年に母親の
高英姫氏が死亡した後、金総書記の4番目の夫人、金玉氏の強い後押しを受けているが、政治的野心が強く、そのストレスを解消するために酒におぼれ急速に健康が悪化したという。長男の正男氏(37)も心臓疾患を抱え、治療のために欧州を頻繁に出入
りしているとされる。(ソウル 水沼啓子)
【私はこう見る 独裁者の病】「権力の空白」感じない グリン・フォード欧州議会議員
2008.9.17 18:13
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080917/kor0809171815004-n1.htm 今月9日、北朝鮮の金正日総書記が建国60周年に姿を見せなかったことで、重病説が広がっている。一部で8月14日に脳卒中で倒れたとの報道もあるが、果たしてそうだろうか。私は懐疑的に見ている。
というのも、私は個人的に8月1日から2週間にわたってニューズウィーク日本語版のカメラマンとアルジャジーラ・インターナショナルの記者の計3人で平壌、東海岸など北朝鮮の各地を訪れ、外務副大臣ら外務省高官や朝鮮労働党、最高人民会議の関係者
に会った。
8月5日ごろに行われたマスゲームにも金総書記は姿を見せなかった。しかし同月下旬以降も寧辺の核施設の無能力化を中断したり核施設の封印を撤去するなど、金総書記にしか決められない最高レベルの政治判断が行われている。
昨年6月、ドイツの医療チームが訪朝し、極秘裏に金総書記の心臓手術が行われたとの報道があったが、このときは核問題をめぐる6カ国協議の再開が滞るなど「権力の空白」が生じていた。今回、金総書記が急に倒れた可能性も否定できないが、昨年にみ
られた「権力の空白」が私にはまったく感じられない。
金総書記は健康不安説を払拭(ふつしよく)するため建国60周年には必ず姿を現すと世界が注目していた。一筋縄ではいかない金総書記がこうした観測を混乱させようと、わざと出席を見送った可能性もあるのではないか。
8月に訪朝した際、北朝鮮側は6カ国協議で合意したのは施設の破壊と理解しており、米国があらゆる施設への立ち入り、大量破壊兵器に関する技術者や科学者の聴取を行えると考えているとしたら筋違いだと強調していた。
私は韓国の金大中元大統領と知り合ったのがきっかけで25年間、北朝鮮とかかわっている。訪朝歴は十数回にのぼる。今年3月と8月に平壌で北朝鮮にとどまる日航機「よど号」乗っ取り犯4人のうち小西隆裕、若林盛亮両容疑者と会見した。北朝鮮は、米
国のテロ支援国家指定解除の障害になっているよど号犯を日本に帰国させたがっている。
2人は当時犯した過ちを認め、日本に帰国した後、裁判を受けることも覚悟している。しかし、日本人拉致事件への関与は否定しており、(若林容疑者の妻、佐喜子容疑者らに対する)逮捕状の取り消しを日本政府に求めている。こうした話ができたことも重病
説を疑う理由の一つだ。(談)
◇
グリン・フォード。58歳。1984年から欧州議会議員。北朝鮮専門家。英与党、労働党に所属。著書に「北朝鮮 ゆるやかな改革」がある。
金総書記の病床に付き添う 4番目の夫人とは?
2008.9.17 19:52
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080917/kor0809172000007-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮の金正日総書記(66)の重病説に関連し、金総書記の病床に付き添い、最側近として重要な役割を果たしている事実上の「ファーストレディー」、金(キム)玉(オク)氏(44)への関心が高まっている。金氏は現在、国防委員会課長
の肩書を持つこと以外はあまり知られていない。韓国各紙の報道などによると、平壌音楽大学でピアノを専攻後、1980年代初めごろから金正日書記室の配属となり、書記室課長の肩書で金正日氏の業務を特別補佐。父親は、金総書記から特別に目をかけら
れ、以前から労働党財政経理部副部長職にあるとされる。
金総書記の3番目の夫人の高英姫氏が死去した後は金氏は事実上の夫人の役割を果たしているという。
金氏が韓国情報当局に最初に確認されたのは2000年10月、趙(チヨ)明禄(ミヨンロク)国防委第1副委員長が米ワシントンを訪問した際。代表団の中に金氏も含まれ、国防委課長の肩書で「キム・ソンオク」という仮名を使い随行した。
05年7月に金総書記が玄貞恩・現代グループ会長に会ったときも同行。とくに06年1月、金総書記が訪中した際も国防委課長として随行し、宴席では胡錦濤国家主席らとあいさつを交わしたとされる。金総書記の夫人の中で外交行事に同行したのは金氏のみ。
韓国の情報筋によると、「金総書記に上がってくるすべての報告を検討し、面会者や日程の調整ができる唯一の人物」(文化日報)という。また金氏は金総書記の長男、正男(ジヨンナム)氏(37)ら家族とともに、金総書記に自由に接近できる数少ない人物の
一人とされる。
金氏を金総書記のそばで補佐する女性に抜擢(ばつてき)したのは高英姫氏で、高氏の産んだ2人の息子、正哲(ジヨンチヨル)氏(27)と正雲(ジヨンウン)氏(24)ら家族と一緒に住んでいたとの話もある。金氏はとくに後継者として正雲氏を後押ししているという。
金総書記が最近、頻繁に朝鮮国立交響楽団の公演を鑑賞するようになったのは、クラシック好きの金氏の影響とする情報もある。
平壌宣言「日本が白紙化」平壌放送が論評
2008.9.17 23:46
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080917/kor0809172345008-n1.htm ラヂオプレス(RP)によると、北朝鮮の平壌放送は17日、日朝平壌宣言発表から同日で6年となるのに際した論評で、「宣言の履行と朝日関係改善を妨げ、宣言を白紙化した張本人は日本の反動(勢力)だ」と日本の圧力強化策を批判した。
同放送が2002年9月17日の第1回日朝首脳会談で発表された平壌宣言について、17日の節目ごとに論評するのは05年から4年連続。(共同)
中山拉致問題担当相 米政府に協力要請「心強く思った」
2008.9.18 09:53
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080918/amr0809180957003-n1.htm 【ワシントン=有元隆志】訪米中の中山恭子拉致問題担当相は17日、米国家安全保障会議(NSC)のワイルダー・アジア上級部長やハナ副大統領補佐官と会談し、拉致問題をはじめ北朝鮮情勢について意見交換した。中山担当相は福田政権が退陣しても、
北朝鮮に対して、拉致被害者の帰国を求める日本の方針に変更がないことを伝えるとともに、問題解決に向けた米国の協力を求めた。
中山担当相は会談後の記者会見で、「訪米前は米国が今後、北朝鮮に対する方針を緩める可能性があるのではと心配したが、拉致問題で日本にしっかり協力していくとの姿勢が変わらないことを伝えられ、心強く思った」と語った。
金正日総書記の健康問題については、「(拉致問題の解決は)決定すればできることで、病状によって、どうこうということではない」と述べ、北朝鮮に拉致問題解決に向けた取り組みを急ぐよう求めた。
日朝間では8月の実務者協議で、今秋までに拉致被害者の再調査を終了させることで合意したが、北朝鮮は日本の新政権発足まで再調査委員会の設置を先送りする考えを示している。
「悪い人たちの詭弁」金総書記健康悪化説で北朝鮮の南北実務協議代表
2008.9.19 11:24
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080919/kor0809191123000-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の合意に基づく北朝鮮へのエネルギー支援を話し合う南北の実務協議が19日、板門店で開かれた。協議に先立ち、金正日総書記の健康悪化説について、北朝鮮側代表の玄鶴峰・外務省米州局副局
長は「わが国の仕事がよくできないように願う悪い人たちの詭弁(きべん)だ」と記者団に話した。韓国の聯合ニュースが伝えた。
北朝鮮が最近、核施設の無能力化作業を中断し、施設復旧の動きを見せていることには、玄副局長は「復旧するための準備を徹底的にやっている。復旧事業を進めているということだ」と語った。
韓国政府によると、実務協議は北朝鮮側が提案した。韓国側が提供することになっているエネルギー関連資材の残余分について詳細を詰める見通しという。
6カ国協議は7月の首席代表会合で核施設無能力化とエネルギー支援を10月末までに完了することで合意した。だが、核計画申告の検証方法をめぐる米朝間の溝が埋まらず、米国はテロ支援国指定解除を延期。北朝鮮はこれに反発し、核施設無能力化
の作業を中断している。
金総書記の健康悪化説を全面否定 実務協議の北代表 (1/2ページ)
2008.9.19 18:49
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080919/kor0809191852006-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】朝鮮半島の南北実務協議が19日、板門店で開かれ、6カ国協議の合意に基づく北朝鮮への経済・エネルギー支援について話し合いが行われた。韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮側代表の玄鶴峰・外務省米州局副局長は協議に
先立ち、金正日総書記(66)の健康悪化説について、「わが国がうまくいかないように願う悪人らの詭(き)弁(べん)だ」と記者団に語った。
また、北朝鮮が最近、寧辺の核施設の無能力化作業を中断し、復旧の動きを見せていることについて、玄副局長は「復旧するための準備を徹底的にやっている。復旧作業を進めているということだ」と述べた。
協議の冒頭で北朝鮮側は「無能力化はほぼ90%完了した」とし、核計画申告については「1万8900ページに及ぶ原子炉稼働日誌と再処理工場日誌をすべて提出した」と、合意に従い「誠実に臨んだ」と強調。合意事項に「検証は含まれていない」と指摘した
上で、核計画申告の検証をめぐり、米国が要求している事前通告なしの施設立ち入りやサンプル採取などを「強制査察だ」とし、反発した。
これに対し韓国側代表の黄浚局・外交通商省北朝鮮核外交企画室長は、「行動対行動の原則により経済・エネルギー支援の義務を果たそうと考えている」と述べ、検証手続きの受け入れと無能力化作業の再開を促した。さらに「検証問題が進展し、無能力
化と経済・エネルギー支援が計画通りに履行され、第2段階の措置が早く完了することを望む」と述べた。
(2/2ページ)
韓国政府によると、実務協議は北朝鮮側が提案。6カ国協議は7月の首席代表会合で、核施設無能力化とその見返りとしての米中韓露4カ国による重油95万トン相当の対北経済・エネルギー支援を10月末までに完了することで合意した。見返り支援は、
これまでに約48万トンが提供されている。
核計画申告の検証方法をめぐる米朝の溝が埋まらず、米国は北朝鮮へのテロ支援国家指定解除を延期した。北朝鮮はこれに反発し、核施設の無能力化作業を中断している。
【北朝鮮情勢 私はこう見る】 後継者選び、総書記の家族がキーマン ベアナー・フェニッヒ氏 (1/2ページ)
2008.9.19 17:43
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080919/kor0809191745005-n1.htm 第二次大戦前の1938年に、ヒトラーが暗殺などで死亡した場合、ナチス・ドイツがそのまま体制を維持できたかどうかは分からない。外部から完全に統制がとれていると見える独裁国家でも、内部でゲッベルス宣伝相やゲーリング国家元帥らのライバル競争
が激しく、ヒトラーが常に目を配らざるを得なかった。金正日総書記が重病なら、総書記に極度に権力が集中している北朝鮮でもバランスが崩れ、1〜1年半後に何かが起こる可能性はある。
今後進む後継者選びについては、元ハンガリー大使を務めた総書記の異母弟や、総書記の妹らが重要な役割を果たすはずだ。
長男の金正男は行動に問題があり、総書記の怒りを買ったこともあるが、党指導部に属しているといい、再びチャンスを与えられる可能性はある。二男の正哲はあてにされるだろうか。三男の正雲は、総書記の一番のお気に入りとの指摘もあるが、まだ20代。
彼を後継者として指名した後に、総書記が元気に10〜20年間生き続ければ、チャンスはある。だが、総書記が重度の障害で、公の場に姿を現さなければ、複数の人間による指導体制になるだろう。
総書記の病状は、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議に影響を与えることはない。北朝鮮にとって協議が有利な方向に進んでおり、自ら協議を止めることはない。ただ、今回の事態をきっかけに、次回協議の開催を遅らせ、米国の次期大統領の登場を待つ
かもしれない。通常、大統領就任から数カ月間は準備期間が必要であり、次回協議は来年6月ごろになるのではないか。
(2/2ページ)
北朝鮮崩壊を見据えて、東ドイツと北朝鮮を比較するのは有意義なことだ。東西ドイツ統一前、東西両国民は情報交換をすることができた。親類同士の行き来が可能だったためで、東独内には、ロマンチックで非現実的ともいえる西独へのあこがれが芽生えた。
ホーネッカー国家評議会議長については分からないが、東独指導部の多くは東西統一後、ことさらいいことが起きるとは思わなかったまでも、少なくとも生き延びられると思っていたのが実情だ。
これに対し、北朝鮮が総崩れした場合は、総書記の親類や軍幹部など要人50〜100人は北京に亡命する羽目になるだろう。北朝鮮には、東ドイツのように外部から情報もあまり入ってこず、住民は「韓国に逃れればいいことがある」などと思わないに違いない。(談)
◇
ベアナー・フェニッヒ ベルリン自由大学中国東アジア研究所元上級講師。64歳。金大中・韓国元大統領と個人的に親交が深い。同大統領夫人の著書の翻訳も手掛ける。
北の核施設「再稼働へ進行中」 米報道官語る
2008.9.20 08:56
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080920/kor0809200859004-n1.htm 【ワシントン=有元隆志】マコーマック米国務省報道官は19日の記者会見で、北朝鮮が寧辺にある核施設を再稼働させる段階には至っていないものの、「その方向へ近づきつつある」と述べ、再稼働に向けた動きを進行中との見方を示した。
同報道官は北朝鮮に対し、再稼働しないよう求めるとともに、ライス国務長官が来週、ニューヨークでの国連総会にあわせ、6カ国協議の議長国・中国の楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)外相と会談し、今後の対応を協議すると語った。
また、国務省当局者は6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)も21日、ニューヨークで韓国首席代表の金塾外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長と会談することを明らかにした。
北朝鮮は米国がテロ支援国家指定解除を延期したことを非難、核施設の無能力化作業を中断したのに続き、施設復旧の動きをみせている。
北朝鮮の金父子崇拝「国教」化 米が08年版年次報告書
2008.9.20 09:49
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080920/amr0809200952005-n1.htm 【ワシントン=山本秀也】米国務省は19日、宗教の自由に関する2008年版の年次報告書を発表した。金正日総書記の健康問題が表面化した北朝鮮に関しては、故金日成主席を含む金父子への個人崇拝が「国教」化した状況を引き続き指摘するなど、
信仰の権利を事実上否定した労働党政権の国家統制に対し警鐘を鳴らしている。
米政府は、信仰の権利保障に関する国別リストで、2001年から北朝鮮を「特別に懸念される国」に指定している。報告書は「(北朝鮮に)宗教の自由はない」と指摘して、宗教状況に関する米政府の強い懸念を改めて示した。
国民への思想統制の柱については、金日成時代の「主体思想」から、金正日総書記が進めた「先軍政治」(軍事優先路線)に主軸が移された状況を指摘。金総書記の健康問題が国内レベルでは否定されていることもあり、総書記への個人崇拝には従来通
りの記述を維持した。
報告書は、北朝鮮の強制収容所に送られた推計15万〜20万人の一部が宗教問題を理由とした収監だとの判断を示した。外国キリスト教団体の報告として、同団体の連絡網に加わっていた北朝鮮国民9人が昨年、行方不明になったとの情報を盛り込む
など、宗教者への抑圧が続いている実態も示した。
米言明「北朝鮮核申告は不完全」
2008.9.21 01:16
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080921/kor0809210113000-n1.htm ハドリー米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は19日の米主要メディアとの会見で、北朝鮮が6カ国協議参加国に提出した核計画申告について「われわれが望んでいたような完全かつ正確な内容ではなかった」とした上で「われわれは多くの疑問を持
っている」と言明した。ホワイトハウスが20日、会見記録を公表した。
北朝鮮の核計画申告について、米政府高官が「不完全」との見解を表明したのは初めて。
補佐官は、北朝鮮が19日に寧辺の核施設を原状回復していると公式に認めたことについては「政策変更を反映した立場表明なのか、単なる交渉上の駆け引きなのか、よく分からない」と述べた。(共同)
「元のもくあみ」拉致被害者家族、再調査の早期実施訴え
2008.9.20 20:44
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080920/kor0809202048008-n1.htm 北朝鮮による拉致被害者、田口八重子さん=失踪(しっそう)当時(22)=の兄で拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表(70)が20日、青森市の集会で講演し、日朝が合意した拉致被害者の再調査について「期待していたが(北朝鮮側が調査委員会の設置を
延期し)元のもくあみになってしまい、非常に憂えている」と早期実施を訴えた。
飯塚さんは「われわれのカードは経済制裁と世論。強い態度を示し、北朝鮮のペースに乗せられないようにすべきだ」と指摘。「代わりに自分が人質になっても返してほしいと考えるほど家族の思いは深いが、どれだけ政府に通じているのか考えてしまう」と語った。
集会では、昭和35年に秋田市で失踪した看護学校生、木村かほるさん=当時(21)=の姉の天内みどりさん(75)も講演。拉致被害者への認定を求めた。
復旧加速なら支援中断 北朝鮮核施設めぐり米韓
2008.9.21 18:39
ttp://sankei.jp.msn.com/world/mideast/080921/mds0809211841000-n1.htm 韓国の聯合ニュースは21日、外交消息筋の話として、北朝鮮が寧辺の核施設復旧作業を速めれば、米韓両国などは6カ国協議合意に基づく経済・エネルギー支援を中断する方針だと報じた。
聯合ニュースによると、北朝鮮は実験用黒鉛減速炉や再処理施設など無能力化対象の3施設すべてで復旧作業を進行中。米韓両国は、再処理施設の復旧には2カ月程度かかるとみているという。
韓国と中国が主導しているエネルギー関連設備・資材の提供で、韓国は今月下旬と10月中旬以降に鋼管1500トンずつを送る計画だったが、政府内では搬送を一時的に保留する方向に意見が傾いているという。(共同)
復旧加速なら支援中断 北朝鮮核施設めぐり米韓
2008.9.21 18:39
ttp://sankei.jp.msn.com/world/mideast/080921/mds0809211841000-n1.htm 韓国の聯合ニュースは21日、外交消息筋の話として、北朝鮮が寧辺の核施設復旧作業を速めれば、米韓両国などは6カ国協議合意に基づく経済・エネルギー支援を中断する方針だと報じた。
聯合ニュースによると、北朝鮮は実験用黒鉛減速炉や再処理施設など無能力化対象の3施設すべてで復旧作業を進行中。米韓両国は、再処理施設の復旧には2カ月程度かかるとみているという。
韓国と中国が主導しているエネルギー関連設備・資材の提供で、韓国は今月下旬と10月中旬以降に鋼管1500トンずつを送る計画だったが、政府内では搬送を一時的に保留する方向に意見が傾いているという。(共同)
【自民総裁選】拉致被害者家族会「強い姿勢貫いて」
2008.9.22 22:05
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080922/stt0809222208019-n1.htm 北朝鮮に対し強硬姿勢を打ち出した安倍内閣で、外務大臣を務めた麻生太郎氏。拉致問題への理解が深いとして、拉致被害者の家族からは「早期解決を」「強い姿勢を貫いて」と期待する声が聞かれた。
家族会代表、飯塚繁雄さん(70)は「積極的に対応してもらえるのではないか。政府の責任として早期解決を政策の一部に入れてほしい」と期待を寄せる一方、「首相になれば経済など他の大きな問題も抱えてしまうから…」と心配する。
横田めぐみさん=拉致当時(13)=の父、滋さん(75)は「拉致問題は国の主権がかかわる問題。解決なしに国交正常化なし、進展がなければエネルギー支援をしないという(政府の)原則を貫いてほしい」と訴えた。
北朝鮮の核施設再稼働に懸念 米大統領
2008.9.23 00:27
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080923/kor0809230025000-n1.htm 【ワシントン=有元隆志】ブッシュ米大統領は21日夜(日本時間22日午前)、中国の胡錦濤国家主席と電話会談し、北朝鮮が寧辺にある核施設の再稼働に向けた動きをみせていることに懸念を表明した。そのうえで米中が連携して、核問題をめぐる6カ国協議
で合意した朝鮮半島の非核化に向けた作業を再開するよう北朝鮮に働きかけていくことで一致した。国家安全保障会議(NSC)のジョンドロー報道官が22日、明らかにした。
北朝鮮は米国がテロ支援国家指定解除を延期したことを不満として、核施設の無能力化作業を中断するとともに、収納庫にあった機材を移動する動きをみせている。
北朝鮮の核問題で中韓と協議 ライス米国務長官
2008.9.23 10:08
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080923/amr0809231007004-n1.htm 【ニューヨーク=山本秀也】北朝鮮が寧辺の核施設再稼働への動きを強めている問題で、ライス米国務長官は22日、国連総会に出席中の中韓外相らと相次ぎ接触するなど、6カ国協議での合意に沿った非核化への取り組み再開を北朝鮮に迫るための結束
を図った。
ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は同日、北朝鮮が寧辺の施設内に設置された国際原子力機関(IAEA)の封印撤去など、施設再稼働の動きを強めていることについて、「きわめて憂慮される」と発言。6カ国協議が「難しい状況に直面している」との認識
を示した。
金総書記の弟、金平日氏「亡命の可能性」と分析 ポーランド学者
9月24日20時40分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080924-00000590-san-int 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮の金正日総書記(66)の異母弟の金平日・駐ポーランド大使(54)が金総書記が死亡するなどの
有事があった場合、海外に亡命する可能性が高いと、ポーランド科学大学のニコラス・レビ氏が金総書記の家系に関する博士
論文の中で分析した。韓国の聯合ニュースが報じた。
同ニュースによると、米国のラジオ「自由アジア放送」(RFA)が24日、「レビ氏は金総書記の家系について6年間の研究成果
をまとめた博士論文の中で亡命の可能性を主張している」と伝えた。
レビ氏は金大使と個人的に3度会ったほか、北朝鮮と懇意にしている欧州内の外交官たちとのインタビューなどを基に、この論
文を書いたという。論文作成中、レビ氏は北朝鮮の訪問ビザを拒否されたり、ポーランドの北朝鮮大使館側から抗議の電話を受
けたりしたという。
レビ氏は、金大使が1998年からポーランド大使を務めているが、ポーランド駐在の外国大使らとの宴会や外交的行事に1度も
参加せず、「ワルシャワにある北朝鮮大使館の建物の中に閉じこめられていること以外に何もすることがない孤独で憂鬱(ゆうう
つ)な生活をしている」とした。
「ただ金大使は長い付き合いの知人らと会ったときも、自身の境遇を悲観したり、体制に不満をもらしたことがない」とし、ポーラ
ンドの外交家の中でも、金大使は「最も用心深くて隠密な人として知られる」とレビ氏は話した。
レビ氏によれば、金大使は英語だけでなくロシア語、ポーランド語、ブルガリア語、セルビア語など外国語に堪能。また、金大使
は今年初めに、ポーランドで一緒に住んでいた長女、ウンソンを平壌に帰国させ、北朝鮮の高位幹部の息子と結婚させたという。
金大使はユーゴ大使館勤務をはじめ、ハンガリー、ブルガリア、フィンランド大使など27年間海外で生活しているとした。
中山氏、拉致担当外れ不安=兼務「最優先してくれるか」−家族会代表
9月24日21時34分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080924-00000149-jij-soci 麻生内閣で、北朝鮮による拉致被害者家族が厚い信頼を寄せてきた中山恭子氏が拉致問題担当相を外れたこと
について、家族会の飯塚繁雄代表(70)は24日夜、「非常にショックを感じている。これから誰に相談していけばいい
のか」と残念そうに話した。
官房長官が拉致問題担当を兼務することについても「(官房長官は)いろいろな問題を抱えて忙しい職務。拉致問
題を最優先に考えてもらえるだろうか」と不安をにじませた。近く衆院解散・総選挙も予想される。「目まぐるしく状況
が変わり、どうしたらいいのか教えてほしいというのが実感。先行きが分からないのが一番不安だ」と語った。
麻生新内閣:歓迎と警戒と…海外反応
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080925k0000m040128000c.html ◇米国
【ニューヨーク草野和彦】国連総会出席のためニューヨーク滞在中のブッシュ米大統領は24日朝、麻生新首相に電話し、
就任を祝福した。ホワイトハウスによると、ブッシュ大統領は日米同盟の強化を再確認し、11月にリマで開催されるアジア
太平洋経済協力会議(APEC)で「会うのを楽しみにしている」と伝えたという。
ただ、米政府の関心は既に衆院解散・総選挙に注がれており、民主党政権誕生も視野に日本の政局を見極める構えだ。
米政府は安倍、福田両政権がわずか1年で退陣したことをふまえ、日本の政治が90年代に経験した政局流動期に入った
と認識している模様だ。
◇中国
【北京・浦松丈二】中国は日中関係を好転させた安倍晋三政権で外相を務めた麻生太郎氏の首相当選を歓迎している。
総選挙後を視野に、日本政局の変化に左右されない日中の戦略的互恵関係の構築を急ぐ方針だ。
中国は麻生氏が外相在任中に自由と民主主義など同じ価値観を持つ国々と連帯する「自由と繁栄の弧」を提唱したこと
は不安視しているが、一方で外相が個人ではないという理由で靖国神社に参拝しなかった点を高く評価している。
中国外務省の姜瑜副報道局長は23日の定例会見で、麻生氏の自民党総裁選出について「(日中)両国首脳で達成した
合意を引き続き実行し、戦略的互恵関係を全面的に発展させていきたい」と述べ、対中政策の継続に期待した。
>>293 続き(〆)
◇韓国
【ソウル堀山明子】韓国の青瓦台(大統領官邸)によると、李明博(イミョンバク)大統領は24日、麻生太郎首相選出に対
し「日韓関係は歴史を直視し、未来志向的な方向に発展するのが重要だ」として、関係改善に期待する祝電を送った。竹島
問題をめぐる日韓関係悪化を受け、麻生政権の歴史問題への対応を注視する姿勢を示したものだ。首脳間のシャトル外
交再開が当面の課題だが、「衆院選後の情勢を見ながら模索する必要がある」(韓国外交通商省当局者)と慎重に見守っ
ている状況だ。
麻生氏は、03年の「創氏改名は朝鮮人が希望した」という趣旨の発言をはじめ、韓国では「歴史妄言」が多い政治家とし
て知られる。韓国政府内には、外相就任後の麻生氏について「発言を慎重にし、日韓関係を実用的に発展させた」と評価
する声もあるが、韓国メディアは「日本植民地の侵奪の歴史を否定してきた代表的な極右政治家」(東亜日報・23日社説)
と報じ、警戒を強めている。
◇北朝鮮
【北京・西岡省二】北朝鮮の公式メディアは24日夕現在、麻生太郎氏の首相就任を伝えていない。ただ、北朝鮮はこれ
まで麻生氏の政治姿勢を厳しく批判してきた経緯があり、対日政策はより強硬になる可能性が指摘されている。
北朝鮮は、麻生氏が外相時代、天皇の靖国神社参拝が望ましいと発言したことなどを論評し「彼の歴史認識が問題で
あり、思考がゆがんだにしても並大抵ではない」(06年2月14日付・民主朝鮮)と酷評。その後も非難を繰り返し、最近で
も海上自衛隊のインド洋派遣を取り上げながら「日本で極右保守勢力が軍事大国化、海外膨張の風を激しく吹かせてい
る。自民党幹事長・麻生がその先頭に立っている」(8月21日付・労働新聞)と批判してきた。
麻生氏は自民党総裁選の際、拉致問題について「家族の悲しみや苦しみを共有し、解決しなければならない」と強調し、
何らかの措置を取る構えを見せている。北朝鮮側は当面、麻生氏の対北朝鮮政策を見極めるとみられるが、「福田政権
の時より朝日関係は圧倒的に悪くなる」(北朝鮮外務省に近い関係者)との見方が強い。
金総書記の義弟、張成沢氏がキーマン 北の権力継承シナリオ 米情報機関が分析
2008.9.24 11:02
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080924/kor0809241105001-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】24日付の韓国紙、東亜日報によると、北朝鮮の金正日総書記(66)の健康悪化説が流れるなか、米情報機関は北朝鮮の権力継承について、代理人政治や集団指導体制といったシナリオを想定し、金総書記の義弟の張成沢・党中央委
員会行政部長(62)が重要な役割を果たすと分析している。
同紙はワシントンとソウルの消息筋の話として、米情報機関は金総書記の健康状態について、(1)精神的障害はないが、身体的な障害がある場合(2)無力化状態(意識不明)が長期化する場合(3)死亡する場合−の3パターンに分けて、それぞれの権力継
承シナリオを分析したと伝えている。米情報機関はこの分析内容を駐米韓国大使館を通じて、韓国の大統領府や国家情報院などに伝えたという。
情報筋は「米情報機関はまず身体的障害のみの場合、金総書記の妹婿である張氏と、実質的に夫人の役割を果たしている金玉(キム・オク)国防委員会課長を『代理人』として、間接統治するとみられる」と話したという。
また無力化状態が長期化する場合、金総書記が生存している限り、「代理人」が統治に対する正当性と権限を主張することができないことから、権力継承手続きが複雑になり、混乱も予想されるとした。
金総書記が死亡した場合は、北朝鮮の統治構造は集団指導体制になる可能性が高く、軍事指導部と密接な関係を保っている張氏が最も重要な役割を果たすと分析している。
北朝鮮、当面は独裁続く、政策は硬直化 私はこう見る・岡崎研究所所長、岡崎久彦氏 (1/2ページ)
2008.9.24 18:02
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080924/kor0809241810002-n1.htm 金正日総書記の健康異常説で想起される北朝鮮の今後は当面、軍による独裁体制が続き、政策は硬直化することになるだろう。
北朝鮮は8月26日、核施設の無能力化を中断するとの声明を出した。米国のヒル国務次官補はなんとか米朝交渉を続けようと柔軟姿勢をみせているが、もし、北の硬直姿勢が変化するならば、それは「新しい指導者」が現れたということだ。
権力者の死去により、北朝鮮に内乱など体制の基礎が揺らいだ場合において、米国の関心は核施設をどうするかということだ。施設をそのまま保存して、その後廃棄するのか。一昔前までは(核施設への)一斉攻撃という意見が多かったが、いま(米関係
者の中で)それを主張する者はほとんどいない。しかし、中国が「われわれが
核施設の処理を行う」と言ったとしたら、米国はどうするのか。軍事力を行使するのか。中国は(北が混乱すれば)国境付近から出兵するだろう。避難民を押さえるため結果的には出兵するだろうが、その際に中国が核施設も押さえるかどうか。
北朝鮮の核施設に関する米中間の事前協議がなければ、米中両国が衝突しないとは断定できない。もし中国が核施設を押さえれば、北朝鮮は事実上、中国の属国になる。そうなれば朝鮮半島の南北分断は続く。
(2/2ページ)
しかし、北東アジアの安全保障環境を考えたとき、南北分断を続けるわけにはいかないだろう。韓国としては、米国と一緒になって韓国主導で事態の収拾を図ることが筋だ。従って、(北朝鮮問題に関する)米中協議がどうしても必要だ。一つのシナリオとして
核撤去までの(北朝鮮の)米中共同管理もあるだろう。いずれも北朝鮮が内戦や内乱に陥ったときのケースだが。
日本は、朝鮮半島の統一問題にはどんなかたちであれ意見を言うべきではない。南北の問題は韓国と北朝鮮が決めることであり、われわれはそれに協力する。また北朝鮮に関して日本外交は、拉致問題が解決しなければ資金を出さないという確固とした
原則がある。この原則を守ることが重要。日本外交にとり原則があるということは強い。
北朝鮮の変化は南北統一問題に直結してくる。その鍵は米中が握り、核攻撃などの可能性は低いとみているが、当面、北朝鮮は硬直化して拉致問題も動かないだろう。(談)
◇
NPO法人「岡崎研究所」所長。サウジアラビア大使、タイ大使など外交官出身、国際情勢分析、評論や日本外交の批評家。近現代外交史、国際情勢の著書多数。
金総書記の弟、金平日氏「亡命の可能性」と分析 ポーランド学者 (1/2ページ)
2008.9.24 20:07
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080924/kor0809242010004-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮の金正日総書記(66)の異母弟の金平日・駐ポーランド大使(54)が金総書記が死亡するなどの有事があった場合、海外に亡命する可能性が高いと、ポーランド科学大学のニコラス・レビ氏が金総書記の家系に関する博士論文の
中で分析した。韓国の聯合ニュースが報じた。
同ニュースによると、米国のラジオ「自由アジア放送」(RFA)が24日、「レビ氏は金総書記の家系について6年間の研究成果をまとめた博士論文の中で亡命の可能性を主張している」と伝えた。
レビ氏は金大使と個人的に3度会ったほか、北朝鮮と懇意にしている欧州内の外交官たちとのインタビューなどを基に、この論文を書いたという。論文作成中、レビ氏は北朝鮮の訪問ビザを拒否されたり、ポーランドの北朝鮮大使館側から抗議の電話を受けた
りしたという。
レビ氏は、金大使が1998年からポーランド大使を務めているが、ポーランド駐在の外国大使らとの宴会や外交的行事に1度も参加せず、「ワルシャワにある北朝鮮大使館の建物の中に閉じこめられていること以外に何もすることがない孤独で憂鬱(ゆううつ)
な生活をしている」とした。
(2/2ページ)
「ただ金大使は長い付き合いの知人らと会ったときも、自身の境遇を悲観したり、体制に不満をもらしたことがない」とし、ポーランドの外交家の中でも、金大使は「最も用心深くて隠密な人として知られる」とレビ氏は話した。
レビ氏によれば、金大使は英語だけでなくロシア語、ポーランド語、ブルガリア語、セルビア語など外国語に堪能。また、金大使は今年初めに、ポーランドで一緒に住んでいた長女、ウンソンを平壌に帰国させ、北朝鮮の高位幹部の息子と結婚させたという。
金大使はユーゴ大使館勤務をはじめ、ハンガリー、ブルガリア、フィンランド大使など27年間海外で生活しているとした。
IAEA監視要員を追放 北朝鮮
2008.9.24 20:45
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080924/kor0809242046005-n1.htm 【ベルリン=黒沢潤】国際原子力機関(IAEA)によると、北朝鮮は24日までに、寧辺の核施設に駐在していたIAEAの監視要員を追放した。北朝鮮は今後、プルトニウムの抽出作業を再開するため、再処理施設に核物質を注入する作業を約1週間以内に
始めるという。
IAEAのフレミング報道官は24日、「北朝鮮から『IAEAの監視要員は再処理施設に立ち入ることはできない』と通告された」と語った。同報道官によれば、施設に設置されていたIAEAの封印と監視用のカメラも完全に撤去されたという。
北朝鮮の外務省報道官は今月19日、北朝鮮に対するテロ支援国家指定の解除を米国が延期したことを非難し、無能力化を中断していた核施設を「原状復旧しているところだ」と説明していた。
米、6カ国協議なお継続
2008.9.25 00:41
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080925/amr0809250042000-n1.htm 【ニューヨーク=山本秀也】北朝鮮が寧辺の核施設再稼動に向け、IAEAの監視要員追放などの強硬措置に出たことについて国連総会出席中のライス米国務長官は24日、北朝鮮の強硬措置が同国の国際的孤立を深めると警告した。
その一方でライス長官は、核問題の処理にあたる6カ国協議については、この強硬措置で直ちに機能停止するものではないとして、外交による事態打開をめざす考えを示した。
【麻生内閣誕生】「内閣としての意欲が後退したのでは」…それでも期待、家族会
2008.9.24 22:25
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080924/kor0809242226007-n1.htm 麻生首相が読み上げた閣僚名簿には、福田改造内閣で拉致問題担当相だった中山恭子氏の名前はなく、担当相は河村建夫官房長官が兼務することに。拉致被害者の家族らは新閣僚の顔ぶれに不安と期待を口にした。
家族会代表の飯塚繁雄さん(70)は「官房長官は忙しく、拉致問題を最優先で進められるのかという心配がある」と話した。その一方で、警察庁長官時代、拉致問題に積極的だった漆間巌氏が官房副長官に就任したことについては、「専門家として強力な対
応を指示してくれるのではないか」と期待をふくらませた。
横田めぐみさんの父、滋さん(75)は「中山(恭子)さんが外れ、内閣としての意欲が後退したのではないか」と心配しながらも、「麻生首相は拉致問題をよくご存じで、何もしないということはないだろう」と希望を託した。
北挑戦のクーデターの可能性否定、黄元書記 金総書記の健康悪化説で
2008.9.25 19:42
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080925/kor0809251943000-n1.htm 北朝鮮から韓国に亡命した黄長●(=火へんに華)・元書記は25日、金正日総書記の健康悪化説に関連してクーデターの可能性を提起するのは、「北朝鮮を本当に知らないからだ」と否定した。韓国の聯合ニュースなどが伝えた。
韓国の野党、自由先進党が開催した政策懇談会に出席した黄元書記は、核兵器について「金日成生存当時すでに地下核実験の準備をしていたし、濃縮ウランを利用した核兵器が相当数作られた」と指摘。さらに「寧辺の核施設の再稼働や冷却塔爆破は
北朝鮮が自らの身代金を高めるためのショーに過ぎない」とした。
また、韓国がこれまで進めてきた対北融和政策「太陽政策」に対して「北朝鮮をあまり知らない人々が作った政策」と批判した。(ソウル 水沼啓子)
常套手段でさらに強硬姿勢に 北朝鮮 核施設の封印解除
2008.9.25 21:18
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080925/kor0809252118002-n1.htm 北朝鮮による核燃料再処理施設の封印解除や監視カメラ撤去は、米国にテロ国家指定解除の実現を迫る常套(じようとう)的な手法だが、北朝鮮が今後さらに強硬な態度に出る可能性は極めて高い。
北朝鮮は段階を踏んで高姿勢になっている。8月26日に「10・3合意(無能力化と核計画申告の見返りにテロ支援国家指定解除を約束)違反」を理由に無能力化中断を宣言。9月上旬からは核施設に機材の搬入を開始。19日には外務省報道官が「わが方
はテロ支援国リストからの削除を望みもせず、期待せずわが方なりに進む」と対米交渉中断を示唆している。
今後は、寧辺の再処理施設から追放された監視要員ら国際原子力機関(IAEA)職員の国外追放や再処理施設の再稼働が予想される。
北朝鮮が「1週間以内に開始する」とIAEAに通告した「再処理施設での核物質を使った作業」は、無能力化で現在、貯蔵プールに保管されている約4000本の使用済み燃料棒の再利用の可能性が高い。北朝鮮は1986年から2007年までに4回、原子炉を
稼働させた。米朝枠組み合意(94年)の時点で確認された未使用燃料棒1万6000本は03〜07年の2回の原子炉稼働で使用されており、未使用燃料棒は残っていない。
しかし、「94年以後、寧辺の燃料棒工場が赤サビだらけで、北朝鮮国内では新しく生産できないことは米国の専門家などが確認済み」(恵谷治・早稲田大学アジア研究所客員教授)で、実際の再稼働までには数カ月はかかるとみられる。(久保田るり子)
【主張】核封印撤去 北朝鮮の揺さぶり許すな
2008.9.26 03:10
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080926/kor0809260310000-n1.htm 北朝鮮は昨年夏から停止・封印されていた核燃料再処理施設の封印と監視機器を撤去し、「1週間以内に核物質の注入作業を行う」と国際原子力機関(IAEA)に通告した。核施設の無能力化を含む核廃棄プロセスをさらに逆行させるのは確実だ。
問題は北朝鮮が今年6月に提出した核計画申告の検証をめぐる対立にある。6カ国協議は申告を受けた7月の首席代表会合で「核施設の無能力化を10月末までに完了し、申告は厳正な検証に委ねる」との原則で合意した。
ところが北朝鮮は、8月に入って一方的に態度を翻した。日米などが核施設の立ち入り調査や技術者の聴取を含む検証手順を求めたのを拒否して、無能力化作業を停止した。今月初めには再処理施設の封印撤去に着手した。今回の行動もその延長上にある。
米国がテロ支援国家指定解除を遅らせていることに対する「対抗措置」というのが北朝鮮の主張だが、これは詭弁(きべん)としかいいようがない。もともと指定解除は「完全かつ正確な」核計画申告への見返りで、申告内容の正確を期す上で検証は当然の作業
だからだ。
中国、韓国、ロシアも公正な検証を求めている。申告を検証に委ねる約束を果たさずに指定解除を強要するのは筋違いで、6カ国合意の明白な違反だ。無能力化作業の見返りとして経済・エネルギー支援を進めてきた各国も、支援中断の検討を始めたという。
自らの都合が悪くなると、強硬手段を発動して譲歩を迫るのは北朝鮮外交の常套(じょうとう)手段だ。北朝鮮は拉致問題でも再調査を延期した。米国は大統領選を控え、日本も政局の季節を迎えている情勢を見て、北朝鮮が揺さぶりに出ている可能性もある。
ここで何よりも大切なのは、日米を含む5カ国が原則をゆるがせにしないことだ。核では公正な検証の受け入れを求め、拉致の再調査も早急に着手するよう説得し、要求していく必要がある。北があくまで合意を逆行させるなら、エネルギー支援の停止も避けら
れない。それは自らの首をしめるだけで、何の得にもならないことを北朝鮮は強く自覚すべきである。
発足直後の麻生太郎新政権にとっても重要な時だ。週末には国連総会の場で日米外相会談も開かれる。北の脅しに屈せず、日米の結束と連携をさらに深めて問題解決をめざしてもらいたい。
北、25カ所にミサイル基地か
2008.9.26 11:55
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080926/kor0809261157001-n1.htm 聯合ニュースによると、韓国国防研究院の金泰宇副院長は25日、ワシントンでのセミナーで、北朝鮮が全土に25カ所のミサイル基地を保有しており、どの基地から発射しても7分以内に韓国内の目標に到達するとの分析を発表した。
特に、南北の軍事境界線近くに配備されたミサイルは発射後1分以内にソウルに着弾し、在韓米軍に配備されている迎撃ミサイルはほとんど役に立たないと指摘した。(共同)
支援再検討で作業部会
2008.9.26 12:28
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080926/kor0809261232003-n1.htm 韓国の柳明桓外交通商相は26日、北朝鮮が寧辺の核再処理施設再稼働への動きを見せていることに関し、6カ国協議合意に基づく経済・エネルギー支援を継続するかどうか検討するため、韓国が議長を務める同支援に関する作業部会を開く方針だと明ら
かにした。日程は未定としている。
ソウル市内での講演後、記者団に語った。
支援は北朝鮮が核施設の無能力化を進める見返りとして重油100万トン相当を6カ国協議の他の参加国が北朝鮮に提供するもので、現在半分程度の提供が完了している。
柳外交通商相は講演で、無能力化作業が逆行している状況で、支援をどうするかが喫緊の課題だと指摘。講演後には、支援継続の条件は北朝鮮が無能力化作業を完了させる努力を続けることだと述べた。(共同)
ヒル次官補、再訪朝へ
2008.9.28 11:42
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080928/kor0809281143001-n1.htm 米政府高官は27日、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補が29日に米国をたち、韓国を訪問すると明らかにした。
ヒル次官補は訪韓後、北朝鮮入りする見通しで、寧辺の核施設で復旧に向けた動きが進むなど停滞する事態の打開を図る。
ヒル次官補は昨年6月と12月に訪朝している。(共同)
ヒル氏訪朝へ 暫定的にテロ支援国家指定解除も
2008.9.28 22:40
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080928/kor0809282242003-n1.htm 米メディアは28日、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)が今週、北朝鮮訪問を計画していると伝えた。30日にソウルに入り、10月1日に平壌入りするとみられる。ヒル氏の訪朝は3回目。
北朝鮮が寧辺にある核施設の無能力化を中断し、再稼働に向けた動きをみせているため、対立している核施設の検証手続きについて打開を図るのがねらいだ。ヒル氏は(1)サンプル採取や主要施設への立ち入りなどの検証計画を北朝鮮が中国に提出(2)
米国が北朝鮮へのテロ支援国家指定解除を暫定的に実施(3)中国が検証計画受け入れを発表−との段取りを検討しているという。(ワシントン 有元隆志)
北演説 テロ解除指定で対抗措置
2008.9.28 19:57
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080928/kor0809281959002-n1.htm 【ニューヨーク=長戸雅子】北朝鮮の朴吉淵外務次官は27日、国連総会で一般討論演説を行い、「米政府が合意を破ったため、『行動対行動の原則』に基づいていや応なく対抗措置を取っている」と述べ、米国がテロ支援国家指定解除を先送りしていること
を非難、核施設再稼働に向けた動きを正当化した。国際社会の注目を集めている金正日総書記の健康状態に関する言及はなかった。
核計画申告の検証方法については、米国が「国際標準」の検証を求めているが、朴次官は「6カ国協議でも、朝米間でも合意されたものではない」と述べ、北朝鮮は合意に基づく義務を誠実に履行してきたと強調した。そのうえで、米国が一方的に査察を行う
というのは「われわれだけを武装解除させようとする強盗のような要求」と非難した。
さらにこのように相互が信頼を欠いた状況で、6カ国協議参加国が義務を履行しないのであれば、「いかなる進展もない。これが6カ国協議の過程で得た教訓だった」と米国に指定解除を迫った。
原子力空母配備を非難 北朝鮮の党機関紙
2008.9.29 12:47
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080929/kor0809291249001-n1.htm 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は29日、米空母ジョージ・ワシントンが米海軍横須賀基地に入港し、日本に原子力空母として初めて配備されたことについて「わが国を先制攻撃し、侵略する計画に沿ったものだ」と指摘し「米軍のアジア太平洋地域
での戦力増強は、6カ国協議の合意を覆す背信行為」と非難する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
論評はまた「米国が先制攻撃の準備を進めることは、戦争抑止力を強化しようとするわれわれの意思を強めるだけだ。われわれは自衛的な国防力をさらに増強するだろう」と強調した。(共同)
IAEA総会が開幕
2008.9.29 18:01
ttp://sankei.jp.msn.com/world/europe/080929/erp0809291802005-n1.htm 国際原子力機関(IAEA)の年次総会が29日、10月4日までの日程でウィーン市内の国際会議場で開幕した。各国代表による一般討論で、北朝鮮が6カ国協議合意に反して寧辺の核施設で復旧作業を進めたり、イランが国連安全保障理事会決議などに
応じずにウラン濃縮関連活動を継続したりしていることなどに懸念の声が出そうだ。
総会では冒頭、IAEAのエルバラダイ事務局長が発言。潘基文国連事務総長のメッセージも紹介される。一般討論には、日本からは松田岩夫元科学技術担当相が出席。
最終日に、北朝鮮核問題や中東地域の非核化を目指す決議の採択などが行われる見通し。(共同)
ヒル国務次官補、訪朝 再び北に譲歩も
2008.9.30 00:43
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080929/kor0809291844003-n1.htm 【ワシントン=有元隆志】米国務省のウッド副報道官は29日の記者会見で、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)が北朝鮮を訪問すると発表した。ウッド副報道官は具体的な日程は特定しなかったが、
1日に訪朝するとみられる。
米朝が対立している核計画の申告をめぐる検証手続き問題の打開を図り、核施設の再稼働を阻止するのが訪朝のねらい。ただ、北朝鮮の強硬姿勢を前に、バンコ・デルタ・アジア(BDA)問題で違法資金の凍結解除に応じたように、テロ支援国家指定解除
で譲歩する可能性もある。
ヒル氏は30日にソウル入りし、その後平壌を訪れる。訪朝後北京、東京に寄り、日中両国に北朝鮮との会談内容を伝える。ソン・キム6カ国協議担当特使が同行する。
ウッド副報道官は北朝鮮が核施設の原状回復に向けた作業を進めていることに「強い懸念」を表明するとともに、検証手続きに応じるよう求めた。
AP通信によると、このほどニューヨークで米朝の当局者同士が接触した。米側は「交渉の余地がある」と判断し、ライス国務長官の指示でヒル氏が北朝鮮に乗り込んで、金桂寛外務次官らと直談判することを決めたという。
ヒル氏の訪朝は金正日総書記の重病説が出た後だけに、北朝鮮の意思決定に変化が起きているかを見極める目的もあるとみられる。
米紙ワシントン・ポストによると、ヒル氏は(1)サンプル採取や主要施設への立ち入りなどの検証計画を北朝鮮が中国に提出する(2)米国が北朝鮮へのテロ支援国家指定を暫定的に解除する(3)中国が検証計画受け入れを発表する−との段取りを詰める
ことを検討している。
この案は米政府のより高いレベルの承認を得ていないというが、申告の際にプルトニウムとウラン濃縮問題を切り離すなど、北朝鮮に妥協を重ねてきたヒル氏が持ち出す可能性は高い。29日付米紙ニューヨーク・タイムズの社説はヒル氏に“同調”する形で、
テロ支援国家指定解除を求め、仮に北朝鮮が検証手続きで「義務を果たさない場合は再び指定することが可能だ」と主張した。
北朝鮮制裁の半年延長を了承 自民部会
自民党は30日午前の外交関係などの合同3部会で、10月13日で期限切れとなる北朝鮮への
日本独自の経済制裁の半年間延長を決めた。貨客船「万景峰号」など北朝鮮船籍の入港全面禁止と、
北朝鮮からの全品目輸入禁止などが柱。8月の日朝実務者協議で合意した拉致問題再調査委員会の
立ち上げの遅れや、核計画の検証枠組みに関する合意が停滞している状況を踏まえたものだ。
政府は延長を10月上旬に閣議決定する予定で、中曽根弘文外相は同日午前の記者会見で
「今後の北朝鮮の対応を見極める必要があるが、現状のままでは延長せざるを得ない」
と指摘した。(17:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080930AT3S3000I30092008.html
北朝鮮が核爆弾複数製造、米国防長官が初めて明言
2008.9.30 10:51
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080930/amr0809301052006-n1.htm ゲーツ米国防長官は29日、ワシントンの国防大学で講演し、北朝鮮が過去に「幾つかの(核)爆弾を製造した」と述べた。米情報当局は北朝鮮が2006年10月の核実験前に、核兵器6個分以上に当たる「最大50キロ」のプルトニウムを抽出したと推定してい
るが、複数の核爆弾を製造していたと米閣僚が断定的に述べたのは初めてとみられる。
6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補は北朝鮮が示した核計画申告の検証案を話し合うため近く訪朝する。長官はヒル氏の訪朝前に、核計画の全容把握に道を開く厳しい検証を受け入れるよう北朝鮮に圧力をかけた可能性もある。
ブッシュ大統領は昨年10月の記者会見で「プルトニウムや(核)爆弾、(核)拡散活動の完全申告」を北朝鮮に要求。しかし、今年6月に提出された申告はプルトニウム中心の「不完全」(ハドリー大統領補佐官)な内容だったため、米国は厳しい検証作業を実施
することで、未申告情報の把握を目指している。(共同)
ヒル次官補1日訪朝 核申告検証で突破口探る
2008.9.30 18:14
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/080930/amr0809301816010-n1.htm 北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補が30日、韓国に到着した。韓国政府筋によると、1日に板門店を通じ陸路で訪朝する予定。「無能力化」作業を中断した寧辺の核施設の復旧に向けた動きを進める北朝鮮に自制するよう説得、
核計画申告の検証方法で突破口を探る考えとみられるが、隔たりが埋まるかは不透明だ。
次官補は30日夜に韓国首席代表の金塾外交通商省平和交渉本部長と会談し、事前調整を行う予定。訪朝後には中国と日本にも立ち寄り結果を説明、今後の対応を協議する。
次官補は平壌で、7月の6カ国協議以降、顔を合わせていない北朝鮮首席代表の金桂寛外務次官とも会談するとみられ、「いくつかの(打開)案」(米国務省)を提示し、実質的な協議に入れていない検証方法で突っ込んだ議論をする見通しだ。(共同)
「北はすでに核弾頭を小型化した」元CIA東アジア部長 (1/3ページ)
2008.9.30 23:09
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/080930/kor0809302311001-n1.htm 金正日総書記の健康状態が注目される中、北朝鮮は寧辺の核関連施設の再稼働に向けた動きを加速させている。米中央情報局(CIA)の元東アジア部長で、約20年にわたり北朝鮮分析を担当したアーサー・ブラウン氏(57)は産経新聞と会見し、「金正日
氏は元の執務状態には戻れない」とする一方、「北朝鮮はすでに核弾頭の小型化に成功している」と述べ、強い懸念を表明した。一問一答は次の通り。(久保田るり子、犬塚陽介)
−−金正日総書記の病状は
「深刻な脳卒中で左側にマヒが残った。手術をやったかどうかはわからない。ある報告は『やった』とあり、別の報告は『やっていない』とある。北朝鮮は中国に連絡し中国は北朝鮮に医者を送ったが、1日か2日かかったため、病状が悪化した。元の執務状態
には戻れない。しかしダメージの程度は不明だ。5人の中国人医師と2人のフランス人医師が担当した。6カ月は危ない状況が続く」
−−米国は「ポスト金正日」についてどう、分析しているか
「まだ『ポスト金正日』という段階ではない。80%の回復で彼が(執権を)続けるかもしれない。皆、(各国とも)同じようなことを考えている。もし彼(金総書記)が死亡したらどうなるのか。3人の息子の一人が継ぐのか、集団指導体制になるのか、(第4夫人とい
われる)金玉氏や義弟の張成沢氏が実権を握るのか。いずれにしても実際にはわからない。向こうがまだ、決めていないからだ。分析は推測だ」
−−「ポスト金正日」で北朝鮮が改革開放に向かう可能性は?
「金総書記が生きている間に改革開放はない。むしろ強硬になるだろう。自信を持って表に出せる後継者がいない段階で解放政策には向かわないだろう」
−−金総書記の健康問題で北朝鮮の核管理の不透明に懸念が高まっているが
「金総書記が生きているか死んでいるかとは関係なく、(CIAは北朝鮮による)核拡散があると考えている。長期的な計画として(北朝鮮が核兵器を売却することは)あると考えている」
(続く)
>>312(続き)(2/3ページ)
−−米ブッシュ政権の6カ国協議についての評価は
「結果は出ない。北朝鮮は核を放棄するつもりは全くないからだ。6カ国協議は幻想だ。(6カ国協議が)始まる前から情報当局はそのように考えていた。政府(ホワイトハウス)がどう考えていたかは私には言えないが、1950年代からの北朝鮮の核開発の歴史
をみれば金正日総書記が核爆弾を捨てる意志も証拠もない」
−−CIAは核実験(2006年10月)を予測していた?
「私は2005年5月に『1年以内に核実験を行う』との分析を発表した。4カ月間違ったが(笑)。なぜなら、核の歴史、彼らの言葉から(実験は)自然な流れだった。金正日総書記は異常な男ではない」
−−核実験を阻止する政策はなかった?
「止められなかった。金正日総書記は大きなテーブル(核保有国による核クラブ)に着くことを望んだ。われわれが『ウエルカム』といえば核実験はしなかっただろう。しかし、われわれの答えは『申し訳ないがノーだ』。そして米国に軍事オプションはない。この件
で彼に他の脅しも懐柔も通用しない。なぜなら、『核なしの北朝鮮』はアフリカの開発途上国と同じであり、金総書記の目的はただひとつ、核クラブに入ることなのだ」
−−核実験後、米ブッシュ政権の対北政策は変わった。直接対話に応じ、北朝鮮に譲歩を重ねた。別の政策はなかった?
「米国はアフガニスタン、イラク、ロシア、さまざまな問題を抱え、私が議会で北朝鮮問題を報告するのは一週間に多くても5分間だった」
−−CIAは2度目の核実験を予想していた?
「予想はあった」
−−再度の核実験を警戒し北朝鮮に譲歩したという観測もあったが。
「正しい。われわれが何もしなかったら、彼らはまた実験を行ったと思う」
−−現在、北朝鮮は核計画申告・検証問題で米国がテロ支援国家指定解除を行わなかったことの報復として再処理施設の再稼働などの動きをみせている。北朝鮮の目的をどうみる?
「彼らは寧辺の核施設をわれわれに2回売った。一度目はクリントン政権の枠組み合意、2度目は6カ国協議のエネルギー支援だ。今の動きは米次期政権と“3回目の商売”を考えてのことだろう。新しい米国大統領との取引の方が、いい商売になると考えていると思う」
(続く)
>>313(完)
(3/3ページ)
−−2、3週間以内に寧辺の核施設は再稼働する?
「寧辺の3つの施設、つまり実験用原子炉、プルトニウムを抽出する再処理施設、化学工場のうち、再処理工場は3−4週間で稼働が可能だ。すでに稼働準備は始まっているから、1−2週間以内に稼働できる。ただ、米大統領選の期日とのタイミングを計る
可能性もある。再処理工場を動かせば3〜4週間で使用済み核燃料棒約4000本から8キロぐらいのプルトニウムを抽出することができる」 −−北朝鮮の核兵器の能力は?
「2006年の実験は1キロトン以下だったが、成功だった。インドやパキスタンも同様の小型化の実験をやっている。中距離ミサイル『ノドン』(射程1000−1300キロ)に搭載可能な核弾頭を完成した可能性が高い。われわれは深刻な問題を抱えている。特に
日本、韓国は現実を直視すべきだ。私はこの問題を日米が真剣に話し合うべきだと思う。リスクが高いのは日本なのだ。『あなた(米国)は、北朝鮮の核保有をどう考えているのか』と。クリントン前政権もブッシュ政権も答えをだすことはできなかった。しかし、北
朝鮮の核問題より日米関係の方が重要だと思うからだ」
◇
アーサー・ブラウン氏。米中央情報局に25年在籍。アジア各国の支局長などを経て東アジア部長(2003−2005)としてブッシュ大統領に北朝鮮情勢を直接報告。1996年から主に北朝鮮分析を担当。現在、アジアの危険地域分析を行う「ミッドサイト・コン
サルティング」最高責任者。
朝鮮半島の分断が「世界の壁」に、李大統領
10月1日10時30分配信 YONHAP NEWS
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081001-00000012-yonh-kr 【サンクトペテルブルク1日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領は先月30日、訪問先のロシア・サンクトペテルブルク国立大学
で演説に立ち、韓ロ間の関係のあり方や自らのサクセスストーリーを率直に語り、ロシアの大学生らと交流を深めた。
李大統領は「若者の意気込み、世界の中での韓ロ関係の発展とビジョン」と題し、時折「スパシーバ(ありがとうございます)」と
ロシア語も交えながら約1時間にわたり演説を行った。貧しかった青年時代の苦労を聞かせながら、大学生らに「夢」と「希望」
を持ち未来に向け休まず挑戦するよう呼びかけ、拍手を送られた。
李大統領はまた、「朝鮮半島の軍事境界線は、単に朝鮮民族を南北に分け重武装で対峙(たいじ)させる鉄条網ではない」と
強調した。朝鮮半島の分断は北東アジアの平和と安定の障害になるだけでなく、太平洋と大西洋、アジアと欧州が1つになるこ
とを妨げる「世界の壁」になっていると訴えた。
これと関連し、李大統領は前日のメドベージェフ大統領との首脳会談で協議された朝鮮半島縦断鉄道とシベリア横断鉄道の
連結事業の必要性を改めて強調した。「サンクトペテルブルクの若者がシベリア横断列車でソウルの友人を訪ね、韓国の若者
が陸路で訪ロし、ウラル山脈のふもとでロシアの友人と再会する日が1日も早く来ることを願う」と述べた。
李大統領は、21世紀に転換期を迎えている世界の変化にも触れた。ロシアは「21世紀の新文明を創造するパートナー」だとし、
変化への対応におけるロシアの寄与を求めた。
ヒル次官補の訪朝は北朝鮮の招請、ライス長官
10月1日10時40分配信 YONHAP NEWS
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081001-00000014-yonh-kr【ワシントン30日聯合】6カ国協議で米国首席代表を務める
ヒル国務次官補の3回目となる訪朝は北朝鮮の招請によるものだと、ライス米国務長官が明らかにした。
米国務省が30日に伝えたところによると、ライス長官は前日、外国要人との会談前に記者団に対し、「北朝鮮がヒル次官
補に訪問を招請した。(北朝鮮の核開発計画申告に対する)検証体制問題はわれわれが必要とするものだけに、解決に向
けた努力があるよう願う」と述べた。検証議定書問題で進展が必要だとし、北朝鮮の発言を見守ると述べた。
ヒル次官補は韓国時間の30日にソウルに到着、10月1日に北朝鮮を訪問する予定だ。北朝鮮が無能力化措置を取ってい
た寧辺核施設を再稼動する方針を明らかにし、その実行措置を徐々に高めつつあるなか、ヒル次官補の訪朝がどのような
成果をもたらすか注目される。
米国務次官補が北朝鮮入り、非核化合意の履行で圧力へ
10月1日17時28分配信 ロイター
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081001-00000438-reu-int [ソウル 1日 ロイター] ヒル米国務次官補(東アジア・
太平洋担当)が、北朝鮮に対して非核化合意の履行を求めるとともに、核施設の再建を防ぐため、1日に北朝鮮入りした。
次官補は30日、記者団に「(北朝鮮の)行動はわれわれが実現を目指してきたことに明らかに反している」と述べた。帰
国の時期は明らかにしなかった。
また次官補は、今回の訪朝では北朝鮮の核プログラムに関する報告の検証システムの受け入れや、秘密のウラン濃縮
プログラムの存在に対する米国の疑問に答えるよう、圧力をかけると語った。
韓国の聯合ニュースは、政府筋の発言として、核施設のある寧辺から離れた東海岸の地点で核施設の「再稼働」に向け
たことがうかがわれる小規模な動きが観測されたと報じた。
韓国の諜報機関は、この報道を確認していない。
韓国軍60周年、5年ぶり軍事パレード 2008.10.1 18:22
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/081001/kor0810011823004-n1.htm 【ソウル=黒田勝弘】建軍60周年を迎えた韓国軍は「国軍の日」の1日、5年ぶりにソウル市内で軍事パレードを行った。
この日、江南区のオリンピック競技場で記念式典があり、李明博(イ・ミョンバク)大統領による各軍部隊に対する閲兵などの
後、約1時間にわたって市街地で歩兵部隊や戦車、野砲、ミサイル部隊などを動員したパレードが大々的に展開された。ま
たソウル上空ではF15やKF16戦闘機、ヘリコプター部隊などによる記念飛行もあった。
韓国の「国軍の日」は以前は公休日で毎年、中心街などで軍事パレードが行われたが、1990年代以降、公休日でなくな
り、パレードも新政権発足の年にだけ実施されてきた。
今年は保守への政権交代となった李明博政権スタートの年で、建軍60周年とあって比較的派手な記念日となった。パレ
ードもソウルの新市街地である江南地区で初めて行われた、沿道には多くの市民が詰めかけた。
行事ではスローガンとして「先進強軍」が強調され、李大統領は記念演説で「変化する国際環境の中で統一韓国を目指そ
う」と述べたが、北朝鮮や南北関係には特に触れなかった。
>>318 ヒル米国務次官補が平壌入り 核計画申告の検査体制協議へ
2008.10.1 20:00
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081001/kor0810012001006-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補が1日午前、ソウルを経由して板門店から陸路で訪朝し、平壌市内に午後到着した。ヒル次官補は、北朝鮮首席代表の金桂寛外務次官と北朝鮮が6月に提出した核計
画申告の検証体制について協議する予定。両者の顔合わせは7月の6カ国協議首席代表会合以来となる。
核申告の検証方法をめぐって、米国は試料の採取や申告されていない核施設の立ち入りなどを要求しているが、北朝鮮側は「強制査察だ」として非難している。また、米国がテロ支援国家指定解除を留保していることにも反発しており、解除実施に向けた手順
も話し合われる見通し。北朝鮮側が核施設再稼働の動きを見せる中で開かれる協議となることから、事態が打開できるか注目される。
ヒル次官補の訪朝は3度目で、昨年12月以来約10カ月ぶり。ヒル次官補は2日陸路でソウルに戻り、3日には北京入りして6カ国協議の議長、中国の武大偉外務次官に訪朝結果を報告する。4日帰国の途に就き、経由地の成田空港で日本の首席代表、
斎木昭隆外務省アジア大洋州局長と会談する。
南北が軍事実務協議 李政権初の公式対話
2008.10.2 11:07
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081002/kor0810021108004-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】韓国と北朝鮮の軍事当局は2日午前、板門店の韓国側施設「平和の家」で実務協議を開催。軍事協議は1月以来およそ8カ月ぶりで、今回は北朝鮮側が提案した。今年2月に李明博政権がスタートして以来、6カ国協議関連を除くと南北
間初の公式対話となることから、本格的な対話再開への道筋をつけられるかが注目される。
北朝鮮側は金正日総書記と盧武鉉大統領(当時)が署名した南北首脳宣言1周年(10月4日)を前に、大規模な経済協力が盛り込まれた宣言と距離を置く李政権を一方的に非難して揺さぶりをかけてくる可能性もあり、協議がまともに進まないとの観測も出
ている。韓国の聯合ニュースによると、韓国国防省関係者は「北側が協議でさまざま懸案を提起する可能性がある」と警戒感を示した。
韓国側は7月に北朝鮮の金剛山で起きた韓国人観光客射殺事件の真相究明を求める見通しだが、実務レベルの協議で実質的な話し合いは期待できない見込み。
今回の協議では、これまで軍当局間で合意した開城工業団地の運用問題や軍当局間の通信チャンネルについて議論されるとみられる。
南北軍事協議成果無し 非難の応酬
2008.10.2 20:44
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081002/kor0810022045009-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】韓国と北朝鮮は2日、板門店で実務レベルの軍事協議を行った。今年2月に韓国の李明博政権発足後、6カ国協議関連を除く、南北当局間の初の公式対話となったが、非難の応酬に終始、具体的な成果がないまま1時間半ほどで終わった。
韓国国防省によると、北朝鮮側は、韓国の民間団体が北朝鮮国内で金正日総書記を批判するビラをまいている問題を詳細に取り上げ、「南北間の合意違反」と主張。ビラまきが続く場合、開城工業団地や開城観光が「悪い結果となる」と事業中断の可能性を
示唆。韓国人の軍事境界線通過や開城・金剛山への滞在ができなくなると警告した。
一方、韓国側は、北朝鮮が「李明博大統領を不適切な表現で誹謗(ひぼう)し続けている」と指摘し、即時中止を求めた。また、7月に金剛山で起きた韓国人観光客射殺事件の真相究明と再発防止を改めて求めたが、北朝鮮側は南側の責任という従来の立場
を繰り返した。
北朝鮮、新型の試験発射準備か ミサイル施設改修
2008.10.2 11:59
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081002/kor0810021200005-n1.htm 2日付の韓国紙、東亜日報は、複数の韓国政府消息筋の話として、北朝鮮が咸鏡北道花台郡舞水端里のミサイル発射施設を大幅に改修し、長距離弾道ミサイル「テポドン2号」を改良した新型ミサイルの発射試験準備をしている兆候が確認されたと報じた。
同紙によると、ミサイル発射台を支えるタワークレーンを新しいものに取り換えたり、発射台を補強したりするなど、ミサイルを設置した際の安全性を高める作業などが把握された。発射時にミサイルを立てて最終点検するための構造物も増築。燃料の自動供
給装置も設置されており、ミサイル発射準備の時間を短縮させるためとみられるという。
同紙は、最大射程約1万キロとみられる新型ミサイルの開発のペースを速め、テポドン2号の2段目のエンジンを新型に取り換えるなどの改良を行っていると報じた。
北朝鮮は2006年7月、舞水端里のミサイル施設からテポドン2号を発射している。(共同)
核検証問題で米朝協議続行 ヒル次官補が滞在を延長
2008.10.2 19:39
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081002/kor0810021940008-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮の核計画申告の検証方法を話し合うため訪朝した6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補は2日、ソウルに同日午後戻るという当初の予定を変更して平壌での滞在を延長、協議を続行した。韓国政府当局者の話として、韓国
の聯合ニュースが伝えた。
米朝間で実質的な話し合いが進行しているもようで、交渉の妥結に向けてさらなる協議が必要と判断したとみられる。
検証方法をめぐっては、米国が核申告の試料採取や申告されていない核施設の立ち入りなどを要求。テロ支援国家指定解除にも北朝鮮側が検証方法でまず合意することを求めている。
これに反発した北朝鮮側は、寧辺の核施設を再稼働する動きを本格化させるなどで緊張を高めている。
米国は、北朝鮮が6カ国協議議長国の中国に検証計画を提出し、それが公表される直前に指定解除を行う案で交渉の妥結を模索しているとされる。
ヒル次官補は早ければ3日ソウルに戻り、6カ国協議の韓国首席代表、金塾・外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長に訪朝の結果を説明する。中国の武大偉外務次官や日本首席代表、斎木昭隆外務省アジア大洋州局長にも報告する予定だ。
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1222972280/ 「寧辺」限定でもテロ指定を暫定解除、米朝が「分離案」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081003-OYT1T00011.htm 【ワシントン=小川聡】北朝鮮の核計画申告の検証手続きをめぐる米朝協議で、
検証の対象を、寧辺(ヨンビョン)の核施設など6月に申告済みの施設・活動と、
核兵器や濃縮ウラン計画、拡散活動などの未申告の施設・活動の二つに分離する
「検証パッケージ」案が浮上していることが2日、複数の米政府関係筋の話で明らかになった。
それによると、北朝鮮が寧辺の核施設などの限定的な検証計画を6か国協議議長国の
中国に提出し、それと同時に、米国が北朝鮮に対するテロ支援国指定を暫定的に解除。
その後、米国が求めていた核兵器などの包括的な検証について、北朝鮮が協力する
意向を伝えるという。
北朝鮮が当初に合意する内容を6月の申告の範囲内に限定することで、
「テロ支援国指定の解除と、核検証は別個の問題」として核廃棄につながる検証を
拒否してきた北朝鮮の立場に配慮している。一方、未申告の問題も「検証パッケージ」
に含めることで、「検証は申告の一部」としてきた米国の顔もつぶさない内容だ。
仙台「正論」懇話会で森本敏氏講演 「北は14発の核兵器を保有」
2008.10.3 18:19
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081003/plc0810031825010-n1.htm 仙台「正論」懇話会の第13回講演会が3日、仙台市内で開かれ、拓殖大学大学院教授・海外事情研究所所長の森本敏氏が「北朝鮮にどう立ち向かうか」と題して講演した=写真。
森本氏は北朝鮮が核兵器を持つに至った経緯を説明し、「現在、計14発の核兵器を持っている可能性がある」と指摘した。非核化交渉については、「(政権末期の米国が)北がすでに持っている核兵器を議論しようとしないところに重大な問題がある。北の
核兵器の脅威を最も受けるのは日本だ」と懸念を示した。
拉致問題に関しては「日朝交渉を転がし、それに見合うカードを切り、世論の賛成を得られ、6カ国協議に貢献できるような決断は何か。(北朝鮮が)何を言ってもけしからんでは進展しないが、妥協する必要もない」と話した。
【米大統領選】北朝鮮、ロシアなど米次期政権の懸案に
2008.10.4 01:20
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/081004/amr0810040121000-n1.htm 【ワシントン=山本秀也】米国の次期政権に「安全保障上の挑戦」を突きつける国として、米中央情報局(CIA)のヘイデン長官は2日、核カードを手に瀬戸際外交を続ける北朝鮮と、豊富な石油資源を握るロシア、イラン、ベネズエラを挙げて警告した。
米FOXテレビとの会見で語った。
北朝鮮についてヘイデン長官は「極めてきわどい状況にある」と述べる一方、国内の貧困や弱体ぶりを逆に利用して、核関連施設の再稼働の動きなどで周辺国を揺さぶる術を心得ていると指摘した。
ヘイデン長官は健康不安が伝えられる金正日総書記の状態には触れなかったが、不透明な政情も北朝鮮にとって外交的な武器になり得ることを指摘。さらに同長官は、政権交代を控えた米国のほか、流動的な政局が続く日本など6カ国協議のメンバーを
挙げて、「北朝鮮は(日米などの)政治情勢を見透かすことにたけている」と語った。
北朝鮮と同じく核開発を続けるイランに関しては、ハイデン長官は2015年前後にも核兵器を手にする可能性に言及した。イランのほか、反米姿勢を強めるベネズエラ、近隣国への軍事侵攻に踏み切ったロシアが、いずれも石油価格の高騰によって国力を
飛躍的に高めている状況について、同長官は憂慮を示した。
ヒル米次官補、訪朝日程終了 核検証問題で日韓に説明
2008.10.3 23:21
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081003/kor0810032322002-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮の核開発をめぐる6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補は3日午後、北朝鮮側との協議を終えて韓国入りした。ヒル次官補はソウルで韓国首席代表の金塾外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長と会談後、北朝鮮側と「実質的
な協議をした」と記者団に語ったが、具体的な内容については言及を避けた。協議の詳細には、ライス国務長官らに報告後、明らかになる見通しだ。
ヒル次官補は、訪韓した日本首席代表、斎木昭隆外務省アジア大洋州局長にも訪朝結果を説明。会談後、斎木局長は「個人的な印象として、決裂したわけではないと思う」と述べ、合意に至らなかったことを示唆した。斎木局長はまた、今回の米朝協議でヒル
次官補が拉致問題を含む日朝関係について、北朝鮮側の対応を促したことを明らかにした。
北朝鮮による核計画申告の検証方法をめぐって、米国は申告されていない核施設への立ち入りなどを要求。さらに、米国はテロ支援国家指定解除には北朝鮮側が検証方法でまず合意することを求めている。北朝鮮側はこれに反発し、寧辺の核施設を再稼働
させる動きを本格化させた。
ヒル次官補は今回の訪朝で、北朝鮮が6カ国協議の議長国、中国に検証計画を提出すれば、暫定的に指定解除を行うという新たな案を提案したとみられる。4日、北京入りして中国の武大偉外務次官と会談し、5日にワシントンに戻る予定。ヒル次官補は平壌
滞在を当初の予定よりも1日延長していた。
北朝鮮、寧辺再稼動の動きを継続
2008.10.4 01:42
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/081004/amr0810040142002-n1.htm 【ワシントン=山本秀也】米国務省当局者は3日、産経新聞に対し、「北朝鮮が寧辺の核施設で、新たに再稼働への動きを取った」と語った。米東部時間の2日現在で入手した情報によるとしている。
米政府からはヒル国務次官補が訪朝し、寧辺の施設再稼働を差し止めるなど、非核化に向けた対応を北朝鮮側に求めたばかりだった。再稼働への新たな動きが確認されたことは、北朝鮮がこの要請を無視して米側への揺さぶりを強めたかたちだ。
南北関係は「最悪の危機」 首脳宣言1周年で北朝鮮紙
2008.10.4 13:03
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081004/kor0810041304003-n1.htm 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」と内閣などの機関紙「民主朝鮮」は4日、昨年の南北首脳宣言から同日で1年となるのに合わせて記念社説や論評を掲載し、韓国の李明博政権の登場で南北関係は2000年の第1回南北首脳会談以降、「最悪の
危機に直面した」などと李政権の対北朝鮮政策を非難した。朝鮮中央通信が伝えた。
「労働新聞」は米国にも「時代錯誤的な敵視政策を続け、民族統一と朝鮮半島の平和を脅かしている」と批判。「民主朝鮮」は李政権が提案している「全面的な対話再開」を「まやかしにすぎない」と指摘し、李政権との対話を拒否する立場に変化のないことを示した。(共同)
ロシア−北朝鮮鉄道、埠頭工事着工
2008.10.4 21:48
ttp://sankei.jp.msn.com/world/europe/081004/erp0810042148008-n1.htm 北朝鮮の咸鏡北道羅先市で4日、羅津駅とロシア極東・沿海地方のハサン駅間の鉄道補修と羅津港のコンテナ埠頭(ふとう)改修の工事が始まり、露朝国境の北朝鮮側に位置する豆満江駅で着工式が行われた。
同工事は、2001年夏に金正日総書記がロシアを訪問した際、プーチン前大統領との首脳会談でまとめた「モスクワ宣言」で基本合意され、両国の合弁事業として準備されてきた。
完工すればシベリア鉄道を経由した物資輸送が活性化され、北朝鮮の経済特区、羅先市の開発にも弾みになると期待されている。
着工式には北朝鮮側から全吉洙鉄道相、弓錫雄外務次官、ロシア側からロシア鉄道のヤクーニン社長、ロシア極東・沿海地方のダリキン知事らが出席、関係者が見守る中で引き込み線敷設工事が開始された。(共同)
「金正日総書記がサッカー観戦」 重病説の中、51日ぶりに動静報道
2008.10.4 23:27
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081004/kor0810042328009-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮の朝鮮中央通信は4日、金正日総書記が金日成総合大学の創立62周年を記念した学生によるサッカーの試合を観戦したと報じた。観戦の日時は不明。
北朝鮮の国営メディアが金総書記の動静を伝えたのは、8月14日の軍視察に関する報道以来、51日ぶり。
金総書記は、9月9日の建国60周年の記念式典に姿を現さず、米国のメディアが同日、脳卒中を起こした可能性を報じるなど、重病説が広がっていた。
今回の報道は、金日成総合大学と平壌鉄道大学の試合を観戦した金総書記が「学生たちは芸術や体育の活動も立派にやっている」と評価したことなどを伝えている。しかし、観戦の日時と場所は不明で、観戦が事実かどうかも分からない。海外での重病説を
否定するために、北朝鮮当局が意図的に金総書記の“健在ぶり” を伝えた可能性も否定できない。
また、北朝鮮メディアは5日未明の時点で、金総書記の観戦の写真や映像は流していない。
めぐみさん44歳の誕生日=一刻も早い帰国を祈る−新潟
10月5日18時6分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081005-00000056-jij-soci 北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=失跡当時(13)=が44歳の誕生日を迎えた5日、小学校時代の恩師や友人らが
新潟市内のホテルで、家族とともに誕生日を祝い、一刻も早い帰国を改めて祈った。
会にはめぐみさんが卒業した小学校の元校長馬場吉衛さん(87)ら約50人が出席。父滋さん(75)と母早紀江さん(72)
の間にめぐみさんの席が設けられ、笑顔の写真が飾られた。滋さんは「麻生首相はメッセージ力がある。何か進展があ
るのではないか」と話した。
>>328 横田めぐみさんの誕生日会
http://www.nhk.or.jp/news/k10014541241000.html 10月05日19時00分
31年前に新潟から北朝鮮に拉致された横田めぐみさんは、5日、44歳の誕生日を迎えました。めぐみさんの両親や当時
の同級生たちが、初めて新潟市で誕生日会を開き、一刻も早い救出を誓い合いました。
横田めぐみさんの誕生日会は、去年まで東京で開かれていましたが、ことしは初めて新潟市で開かれ、めぐみさんの両親
をはじめ小中学校の同級生や教師およそ50人が集まりました。初めに、めぐみさんが通っていた小学校の校長だった馬場
吉衛さんが「ことしこそめぐみさんにこの席に来てほしいと願っていましたが、ことしもかなわず、残念でなりません」とあいさ
つしました。
続いて、めぐみさんの父親の滋さんが「めぐみは44歳を迎え、人生の大半を北朝鮮で過ごすことになってしまいました。日
本に帰ってきて皆さんにお礼を言える日が一日も早く来ることを願っています。来年の誕生日会はめぐみといっしょに祝いた
い」と話しました。母親の早紀江さんは「なぜ、まだ助け出していただけないのでしょうか。こんなことが許され続けていいので
しょうか。めぐみが飛行機のタラップから降りてこられる日が来るまで、わたしたちは絶対にあきらめません」と話しました。
このあと、早紀江さんが庭に咲いたコスモスに娘の姿を重ねて作った曲をめぐみさんの同級生でバイオリニストの吉田直矢
さんが演奏し、めぐみさんへのプレゼントに代えました。会場には、めぐみさんの席が用意され、両親がケーキのろうそくに火
をつけて誕生日を祝うとともに、出席した全員でめぐみさんの一刻も早い救出を誓い合いました。
めぐみさんの同級生の佐藤容子さんは「『めぐみちゃん、早く帰ってきて』という気持ちでいっぱいです。月日だけがどんどん
過ぎ、ご両親も年を重ねておられます。めぐみちゃんと両親が穏やかな生活を送れる日が早く来ることを願って、わたしも支
援を続けたい」と話していました。
誕生日会のあと、滋さんは「めぐみの同級生の方々が、皆、若々しく、『めぐみもまだ若いんだ』とたいへん励まされました。
日本に帰ってきてからも、まだまだいろいろなことができると思うので、人生の後半を日本で過ごせるよう、一日も早い解決
を願っています」と話しました。
米の台湾向け武器売却に反発―中国
10月5日12時9分配信 Record China
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081005-00000006-rcdc-cn 2008年10月4日、ブッシュ米政権が、台湾への65億ドルに上る武器売却案を議会へ通告したことに関し、台湾外交部が「台米両政府
のメリットに合致する」と歓迎の意を示した一方、中国政府は「中国の利益と中米関係を損ねる」と不快感を示している。BBC中国語
版が伝えた。
ブッシュ政権の決定に対し、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統は「政府と人民を代表して感謝する」と語り、台湾外交部は「台湾の
防衛能力を高め、台湾海峡の安定維持に役立つ。これは台米両政府のメリットに合致する」とし、「台湾と中国の関係が密接になる
状況において、台湾が強力な防衛力を持つことは両者の対話の中での保障と自信をさらに深めることになる」と歓迎の意を表した。
一方、中国外交部の劉建超(リウ・ジエンチャオ)報道官は「中国政府は米議会の台湾への武器売却決定に断固として反対する。武
器売却は中国の利益と中米関係を著しく損ねる」と非難声明を発表した。
売却案に台湾側が希望していた潜水艦や多用途ヘリUH60「ブラックホーク」が含まれなかった件に関し、台湾側は「拒否されたわけ
ではなく、現在米国側で考慮中で、手続きが完了次第購入する」としているが、米国が中国への一定の配慮をしたものと見られている。
また、米国のアナリストは「中国政府の反感を買っているが、北朝鮮やイランなど一連の重要事項における協力関係に影響を与える
までには至らないだろう」と分析している。(翻訳・編集/HA)
金総書記「サッカー観戦」報道の意図は?2008.10.5 20:14 (1/2ページ)
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081005/kor0810052017003-n1.htm 重病説が出ていた北朝鮮の金正日総書記(66)の動静が、同国メディアにより51日ぶりに明らかにされた。金総書記がサッカー競技を観戦したという報道だが、北朝鮮としてはこれによって、海外各国が注目する最高指導者の健康不安説を払拭(ふつしよく)
する狙いがある。しかし、観戦の日時や場所が不明で、金総書記の写真や映像も報じられず、報道内容が事実かどうかも定かでない。健康状態をはじめとする金総書記の現況は依然、不鮮明だ。(名村隆寛)
■健在アピール
金総書記の動静は国営の朝鮮中央通信が4日、伝えた。金日成総合大学の創立62周年を記念し、金総書記が同大学と平壌鉄道大学のサッカーの試合を観戦したという内容だ。
観戦した金総書記は「革命的で戦闘的なわが大学生たちが祖国、人民のための科学探究に知恵と情熱をささげただけでなく、芸術や体育の活動も立派にやっている」と述べた。李在一・労働党中央委員会第1副部長ら幹部もともに観戦したという。
ラヂオプレス(RP)によると、北朝鮮メディアは5日も、朝鮮中央放送が午前6時の定時ニュースで、朝鮮中央テレビが午前9時13分の臨時ニュースで、同日付の労働新聞など主要4紙も1面で金総書記のサッカー観戦を報じ、内外に“金正日健在”を伝えた。
ただ、いずれも金総書記の観戦日時や場所が不明な点を含め、過去の動静報道の形式とは変わりない。
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■海外情報を否定
今回の動静報道は、総書記就任(1997年)以後では2003年2〜4月の49日間の「長期空白期間」とほぼ並ぶ。03年はイラク戦争が起こった時期で、金総書記が表に出ず米軍の状況分析や対米戦略を練っていた−との説があった。
金総書記はその後、公式の場に何度も姿を見せ、昨年10月には訪朝した韓国の盧武鉉大統領(当時)を出迎え、南北首脳会談を行っている。
今回は、金総書記が9月9日の建国60周年の節目に姿を現さず、その直後に米国メディアが「脳卒中による重病説」を報道。海外各国で金総書記の重病説が広がっていただけに、北朝鮮としてはまずはそれを否定する意図があったとみられる。
韓国の聯合ニュースは5日、金総書記の観戦報道について、韓国の情報消息筋が「事実である可能性が高い」と判断していると報じた。10月1日か2日ごろに行われたもようだとしているが、判断根拠は明らかにされていない。
■国内向けに発信か
北朝鮮は10日に、労働党の創建63周年を迎える。先月の建国60周年のような節目の年ではないが、金総書記のこれ以上の“長期不在”が北朝鮮内部にも疑念を広める可能性はある。
韓国の趙甲済・月刊朝鮮元編集長は、金総書記の重病説が流れ始めた時点で、「北朝鮮内部での情報拡散は必至」と分析した。最高指導者の重病説が広まれば、住民の動揺が高まり体制不安につながりかねない−との見方だ。
このため、北朝鮮当局が国内に「金総書記健在」の報道を意図的に発信した可能性も浮上している。
米朝基本合意 ライス長官に報告 (1/2ページ)
2008.10.7 01:14
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081007/kor0810070115000-n1.htm 【ワシントン=有元隆志】北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は6日、ライス国務長官に今月はじめの北朝鮮との協議結果を報告した。協議筋はヒル氏が北朝鮮側と核施設の検証手順などで基本合意
に達したと明らかにした。了承が得られれば、日本などに合意事項を伝達する。合意の詳細は不明だが、米政府当局者は北朝鮮が検証計画を議長国・中国に提出すれば、テロ支援国家指定を暫定的に解除する方針を示しており、解除に踏み切る可能性が指
摘されている。
ウッド国務省副報道官は6日の記者会見で、ヒル氏が6日午前(日本時間同日夜)、ライス長官と短時間話したことを明らかにするとともに、同日午後(同7日未明)に詳細に報告すると説明した。
ソウルにはソン・キム6カ国協議担当特使が滞在しており、日韓両国に合意内容を伝える見込み。副報道官によると、同特使が再訪朝する予定はないという。
ヒル氏は北朝鮮が寧辺の核施設を当面使用不能にする無能力化の作業を中断し、稼働再開に向けた動きを進めたことを受け、1日に訪朝し、朴宜春外相や6カ国協議首席代表の金桂寛外務次官と会談した。
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3日にソウルに戻り、日韓両国首席代表と会談したのに続き、4日には北京で中国、ロシアに会談結果を伝えた。協議筋によれば、ヒル氏は合意に達したことは伝えたものの、ライス長官の了承を得てから詳しい内容は伝えるとして、詳細には言及しなかった。
米政府は北朝鮮の再稼働に向けた動きに「強い懸念」(ウッド副報道官)を示し、ライス長官の指示でヒル氏が訪朝に踏み切った。来年1月のブッシュ大統領の任期切れを控え、目標の無能力化実現が危うくなっていることに、「米側には焦りがみられる」(米北
朝鮮問題専門家)。このため、北朝鮮が中国に検証計画を提出した時点で、テロ支援国家指定を暫定的に解除するなど柔軟姿勢をとることを検討していた。
米専門家はヒル氏の訪朝について、「北朝鮮の瀬戸際作戦に過剰反応しすぎだ。北朝鮮の求めに応じて合意文書を交わしたとしたら、テロ支援国家指定解除などの譲歩をしたとみるべきだろう」と語った。
【主張】めぐみさん44歳 首相の強い姿勢期待する
2008.10.7 02:30
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081007/kor0810070230001-n1.htm 北朝鮮に拉致された横田めぐみさんが44歳の誕生日を迎えた。本来なら、子育てや日々の仕事に追われている年ごろだ。めぐみさんが拉致された新潟市で開かれた誕生会で、両親は「世論の力で解決に導いていただき、来年はめぐみと一緒に祝いたい」
と訴えた。この思いを国民みんなで共有したい。
先月末に発足した麻生内閣の拉致問題に取り組む姿勢は、拉致被害者家族会から、おおむね好意的に受け止められている。
麻生太郎首相は今月2日、河村建夫官房長官と家族会の会合に急遽(きゅうきょ)加わり、「(拉致は)国家主権の侵害」との言葉を使いながら、「拉致問題は時間との勝負。答えを急いで出したい」「日本の態度をはっきり主張する。被害者全員を返すよう強く
言っていく」などと決意を述べた。
組閣をめぐり、当初は、家族会の信頼が厚い中山恭子拉致問題担当相が再任されず、「意欲が後退したのではないか」との懸念もあったが、中山氏は首相補佐官(拉致問題担当)に選ばれた。また、官房副長官に、警察庁長官時代に拉致問題に積極的に
取り組んだ漆間巌氏が起用された。
麻生氏は安倍内閣の外相を務め、当時の安倍晋三首相とともに、北に対して強い外交姿勢を貫いた。拉致問題解決への進展が期待できそうな布陣である。
これに対し、北朝鮮は8月の日朝協議で拉致問題の再調査を約束しながら、9月に入って福田康夫前首相が退陣表明したことを理由に、「新政権の考えを見極めたい」と一方的に先送りを通告してきたまま、何の返事もない。
北はこれまで、拉致問題は「解決ずみ」としてきたが、9月5日の平壌放送は「捏造(ねつぞう)劇」と過激な表現を使って日本を非難した。9月9日の建国60周年記念の閲兵式には、原敕晁(ただあき)さんらを拉致した容疑で国際手配されている北朝鮮工作員、
辛光洙容疑者が参列したことが確認されている。
北に拉致問題解決の意思はほとんど見られない。金正日総書記の重病説も伝えられている。だが、内部事情がどうであれ、再調査の約束を守り、麻生内閣はそれを急がせるべきである。
核問題でも、核放棄プロセスを後退させるなどして、米国を揺さぶっている。日米の連携を拉致問題でも強め、早期解決に向けての強固な包囲網を再構築したい。
求めるものは、「あうんの呼吸」らしいですよ___
春・夏・秋・冬
いつの間にかマスコミ報道から姿を消すことが多くなった6者会談。
ヒル米国務次官補の訪朝によって、またクローズアップされている。
米国が義務である行動を履行するのかどうか。
どういう論議になろうが、結果的にはこの一点にかかっている
▼8月11日、米国は「テロ支援国家」指定解除になぜ踏み切らなかったのか、いろいろな解釈、
解説が行われた。ブッシュ政権が前提条件とした、今や脱退ずみの国際原子力機関(IAEA)も
加えた核査察を受けろというのは暴論、論外であることは米国の有力紙も指摘するところだ。
学習能力が足りないというか、1993年の「核危機」と同じ事を繰り返す米国
▼「当時の交渉の経緯を知る人間が、ブッシュ政権内部にほとんど見当たらないことが大きな要因だ。
にもかかわらず、朝鮮当局者と膝を突き合わせて論議をしてきたヒル次官補は、そうした無知の人間
たちが口うるさく割り込んできたことに嫌気がさして8月末まで夏休みを取ってしまった」と、
ブッシュ政権内部の事情を説明する人もいる。朝米核問題とは、そんな程度の存在なのか
▼しかし、ヒル次官補が訪朝したことによって局面が動いたのも事実だ。
むろん、朝鮮側が受け入れなければ訪朝は実現しなかった。「あうんの呼吸」というものか
▼6者会談10.3合意履行の期限は今月末である。周知のように朝鮮側は義務を履行した。
それに対し、他の構成国がそれぞれの義務を果たすのかどうか、朝鮮側の検証が待っている。
「テロ支援国家」指定解除のない10.3合意履行はないのだ。(哲)
[朝鮮新報 2008.10.6]
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2008/08/0808j1006-00001.htm
受け入れも何も、北が要請した事は公表されてるし・・・
ウラン濃縮は対象外 核計画検証で韓国外相
2008.10.7 19:59
韓国の柳明桓外交通商相は7日、米朝間で交渉が続いている北朝鮮の核計画申告検証方法について
「現段階では北が提出した(プルトニウム関連の)申告書の検証について協議を進めている」と述べ、
ウラン濃縮計画や核拡散活動については当面は検証対象にならないとの認識を示した。
国会の国政監査での質問に答えた。
柳外交通商相はまた、6カ国協議の米首席代表ヒル国務次官補の訪朝結果に関連し、
米朝がともに柔軟性を発揮していると語り、一定の歩み寄りがあったことを示唆した。
6カ国協議筋によると、米政府首脳部が検証方法に関する協議結果を承認すれば、
米国が北朝鮮に対するテロ支援国家指定を解除するとほぼ同時に、
北朝鮮が六カ国協議議長国の中国に検証計画を提出する方向で調整が進んでいる。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/081007/kor0810072000003-n1.htm
>>339 査察には北の合意必要 核検証手順で米側が譲歩
2008.10.8 01:28
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081008/plc0810080132000-n1.htm 北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補が1日に北朝鮮を訪れた際に基本合意した核施設の検証手順の内容が明らかになった。米国などが施設を査察する場合には北朝鮮側の合意が必要というもので、北が寧辺の核施設稼働
再開の動きを進めたのを受け、譲歩を行った形だ。米国はこれまで核計画申告の検証をめぐり短期間での施設立ち入りを要求していた。
政府筋は7日、こうした米国の歩み寄りによる米朝基本合意に関連し、「非常に遺憾だが、米国は近く北朝鮮のテロ支援国家指定を解除する」との見通しを語った。米国が譲歩した背景には、来年1月のブッシュ大統領の任期切れを控え、「ブッシュ政権は任期
内に何とか形をつけたいと功を焦っている」(外務省幹部)との見方が強い。
基本合意についてヒル氏は7日、ライス国務長官に詳細に報告。ライス氏の了承を受けた上で、同日、ソウルに滞在中のソン・キム6カ国協議担当特使が日本を訪れ、日本側にも合意内容について伝える予定だった。だが、「米国内の手続きに時間がかかって
いるのか、米政権内で議論が続いているためか、延期になった」(外務省筋)という。
まるっきり事故米における農水省と同じなのだがと・・・
1 名前:力士 ◆RiKiCQzWKY @力士庶Oφ ★[sage] 投稿日:2008/10/08(水) 03:31:36 ID:???
【産経抄】10月8日
ニューヨーク市場に引きずられる形で、東京株式市場はきのう日経平均株価が一時、1万円の大台を割った。
まさに世界が米国発の金融危機に悲鳴をあげているとき、こそこそ北朝鮮へ出かけていった御仁がいる。
▼米国のヒル国務次官補だ。北朝鮮が核施設を当面使用不能にする無能力化作業を中断したのに慌て
ふためいてアメをなめさせにいったようだ。韓国の通信社電によると、案の定、食糧支援など追加の見返り
措置を要求されてワシントンに戻ったとか。
▼それだけならまだしも、北朝鮮が核施設の検証計画を提出さえすれば、テロ支援国家指定を解除する
という甘い約束をしてしまったようだ。計画はあくまでも計画にすぎない。約束した拉致被害者の「再調査」も
ほごにするような連中をどうして信用できるのだろうか。
▼瀬戸際外交が北朝鮮の唯一の武器であるのは、新米外交官だってわかる。よしんば核施設が再稼働
しても国際社会から制裁を受けて困るのは北朝鮮の方だ。金正日総書記の健康状態がとりざたされる中、
何をそんなに焦っているのか。ヒル氏が日米同盟よりも総書記やその取り巻きとの友情を大切にしている
のは確かなようだが。
▼政権末期とは悲しいもので、功名心にはやる部下の暴走を大統領は抑えられない。ブッシュ政権は、
イラクで失敗し、今また北朝鮮で失態を犯そうとしている。もうこれ以上、何もしてくれるなといいたい。
▼ここは一番、ニューヨーク・タイムズに「ナショナリスト」と褒められた麻生太郎首相の出番だ。しっかりと
大統領にクギをささないといけない。米国発の世界恐慌という最悪の事態に備えた緊急対策も待ったなしだ。
いまこの国にのんびり総選挙をやっているヒマはない。
(MSN産経 2008.10.8 03:12)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/081008/kor0810080314000-n1.htm (関連スレ)
【北朝鮮問題】政府筋「非常に遺憾だが、米国は近く北朝鮮のテロ支援国家指定を解除する」〜「基本合意」で米が譲歩[10/08]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1223400274/l50
外務報道官会見記録
平成20年10月7日
○北朝鮮での拉致被害者の再調査について
【記者】北朝鮮ですが、麻生政権の発足に伴って、改めて再調査について、委員会を立ち上げるように
申し入れたというふうに報道がありますが、いつ、どういう形で先方に申し入れるのか、
それから現時点での北朝鮮の反応はどうなのか教えてください。
【外務報道官】拉致問題の前進に向けた現政府の取り組みということですけれども、
麻生総理は御案内のとおり、ニューヨークにおける国連総会演説、また帰国をされて行った所信表明演説、
更には、中曽根外務大臣は記者会見といった場で、この政権にあっても日朝の実務者レベルの協議の合意
を踏まえて、この調査委員会を立ち上げるというその合意を着実に履行するように、北朝鮮側に対して
メッセージは送り続けております。そして、そうした日本政府の総理、外務大臣といった、
最高政治レベルのメッセージと併せて、外交ルートを通じて申し入れをしてきております。
それ以上、いつどういう形で、という事については、お答えは差し控えさせて頂きたいと思いますが、
そうした努力を継続して行ってきているということは、はっきりと申し上げたいと思います。
【記者】それに対する北側からのリアクションというのは、今のところあるのでしょうか。
【外務報道官】今のところ、承知をしておりません。いずれにしても、日本政府のそうした意欲というか、
意思というものはしっかり伝わっていますし、もう一つ付け加えるとすれば、先日ヒル米国務次官補が
北朝鮮を訪問して、米朝協議を行った訳ですけれども、ヒル次官補からも北朝鮮に対して日朝関係、
とりわけ拉致問題を含め、北朝鮮側の対応を促したと承知しております。
米国も支援をしてくれているし、当然日本政府としても、努力していると申し上げられると思います。
○麻生総理に関するニューヨーク・タイムズ(NYT)紙報道に対する反論(省略)
○アフガニスタン問題(省略)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kinkyu/2/20081007_202522.html
ミサイル2発発射の北朝鮮 通常訓練も対米圧力が狙いか (1/2ページ)
2008.10.8 10:28
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081008/kor0810081031002-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮が7日午後、北朝鮮西沖の黄海上で短距離ミサイル2発を発射した。韓国政府関係者は「通常訓練の一環としてミサイルを発射したようだ」と明らかにした。核申告の検証方法をめぐる米朝間の交渉が
ヤマ場を迎え、米国側に圧力をかける狙いがあるとみられる。
この政府関係者によると、北朝鮮は発射前に黄海上の船舶の航行を禁止していた。ミサイルは「KN−02」または「スティックス」と推定されるという。中央日報(電子版)は「空対艦ミサイル」、聯合ニュースは「艦対艦ミサイル」と伝えている。
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北朝鮮は今年3月と5月にも黄海沿岸で短距離ミサイルを発射。
また、今年に入ってから、平安北道東倉里に新たに建設しているミサイル発射基地でテポドン2号改良型とみられる長距離弾道ミサイルのエンジン燃焼実験を行ったことも確認されている。
北朝鮮では金正日総書記の重病説が流れる中、今月9日の核実験2周年、翌10日の労働党創建63周年を控えており、今回のミサイル発射は国威発揚が目的との見方も出ている。
「脅威、さし迫っていない」北朝鮮発射のミサイルで官房長官
2008.10.8 11:55
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081008/plc0810081157004-n1.htm 河村建夫官房長官は8日午前の記者会見で、北朝鮮が短距離ミサイルを黄海に向け発射したとの情報について、「現時点で、わが国の安全保障上、脅威が逼迫(ひっぱく)しているという認識は持っていない」と述べた。
ただ、発射の事実そのものには「平素から情報の収集分析に努めているが、個々の具体的な情報の内容に関してはコメントは差し控える」と述べるにとどめた。これに関連し、政府高官は同日朝、北朝鮮が発射したミサイルについて「北朝鮮の領海内に着弾
したようだ」とした。
「北朝鮮が小型核弾頭開発推進」韓国軍参謀本部議長
2008.10.8 17:45
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081008/kor0810081747003-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】韓国の金泰栄合同参謀議長は8日、韓国国会国防委員会の国政監査で「北朝鮮はミサイルに搭載できる小型核弾頭の開発を推進中と承知している」と明らかにした。北朝鮮が現在、小型核弾頭を保有しているかどうかについては明言
できないとした。
金議長は、「核兵器の製造実験や高性能爆発実験を行っていることから、北朝鮮がそうした能力を持っているものとみている」と述べた。さらに、韓国国防省が北朝鮮の保有するプルトニウムは40キロと推定していることに関連して、金議長は、「(この量なら)
核弾頭を6、7個製造できるとみている」と説明した。また、「北朝鮮が(核兵器を)発射した場合、その中間で迎撃できるように空軍力やパトリオットミサイルなどの戦力を増強するなどの対策を講じている」と付け加えた。
麻生首相、北制裁解除「難しい」 衆院予算委
2008.10.8 11:33
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081008/plc0810081135003-n1.htm 衆院予算委員会は8日午前、麻生太郎首相と全閣僚が出席し、平成20年度補正予算案の締めくくり総括質疑を行った。首相は、13日に期限が切れる北朝鮮への制裁措置について「(拉致被害者の再調査実施の)ボールは向こう側にあるが、返答が一切
ない。拉致も核もミサイルの問題も進展が全くない状況で、経済制裁だけ解くことはなかなか難しい」と述べ、半年間延長する考えを示した。日本による制裁は北朝鮮船舶の入港や、北朝鮮からの輸入を全面禁止する措置で、4回目の延長となる。
また、麻生首相は、拉致問題に関する北朝鮮との交渉姿勢について「よく粘り強くといわれるが、待っていられない。ことを急いでいる」と述べた。首相は自らが本部長を務め、全閣僚が参加する政府の拉致問題対策本部を近く開催する考えも示した。安倍政
権で発足した同本部は平成18年10月の1回目以降、開催されていない。
中山補佐官「核検証なければ北朝鮮のテロ指定解除なし」
2008.10.8 19:52
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081008/plc0810081952008-n1.htm 中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)は8日、自民党本部で開かれた有志議員による「北朝鮮外交を慎重に進める会」(会長・山本一太参院議員)の会合に出席し、9月の訪米について説明した。中山氏は米政府高官が「北朝鮮が核問題で確実な検証を
受け入れない限り、テロ支援国家指定解除はない」と述べたことを紹介した上で、「麻生太郎首相の下、拉致被害者の救出に向け一層、力を尽くす」と決意を語った。北朝鮮に対する日本独自の経済制裁の延長を週内に決める方針も説明した。
米キム特使が米朝合意説明 外務省幹部は“保留”
2008.10.9 01:00
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081009/plc0810090101000-n1.htm 北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議担当のソン・キム米特使が8日、外務省に同協議の日本首席代表、斎木昭隆アジア大洋州局長を訪ね、米首席代表、ヒル国務次官補とともに1日から3日まで訪朝した際に北朝鮮側との間で基本合意した核施設の検証
手順、具体的内容などについて詳細な説明を行った。シーファー駐日米大使も同席した。
キム氏は、核施設を査察する場合には北朝鮮側の合意が必要となっているなど、北朝鮮が寧辺の核施設稼働再開の動きを進めたのを受け、米側が譲歩した合意内容などを説明したとみられる。米国はこれまで、核計画申告の検証をめぐり、短期間通告
での施設立ち入りを要求していた。
基本合意内容については、6カ国の他の4国が了承すれば、6カ国協議の正式合意として成立する。ただ、外務省幹部は8日夜、「きょう聞いた話をその場で『了承します』とはいえない。『ちょっと検討させてほしい』という段階だ。(核の)専門家による検討も
必要だ」と述べた。
斎木氏は同日夜、米側の説明について中曽根弘文外相に電話で簡単に伝えたが、詳細については9日に改めて報告するという。
基本合意については、ヒル氏が7日にライス国務長官に詳細に報告。同日中に、ソウルに滞在中のキム氏が訪日し、日本側にも合意内容について伝える予定だったが1日延期された。
米朝協議「いい線まで来ている」 日本側、進展を示唆
2008年10月9日0時3分
米国のソン・キム6者協議担当大使は8日、日本外務省を訪れ、斎木昭隆アジア大洋州局長らに、
ヒル米国務次官補が先週北朝鮮を訪問した際の協議内容について説明した。
日本側協議筋はこれを受けて「いい線まで来ている」と述べ、一定の進展があったことを示唆した。
ヒル氏の訪朝で、北朝鮮が寧辺を中心とした核施設の検証計画を提出すれば、
米国が北朝鮮のテロ支援国家指定を解除する方向で米朝が合意し、
ウラン濃縮活動や他国への核拡散などの検証は事実上先送りされたと見られる。
この日の協議後、外務省幹部は「米国が一生懸命やってきたことに水をかけることにはならない
だろう」と、米朝合意を大枠で容認する姿勢を示した。一方で政権末期の米国が成果を急いで
「安易な妥協」をすることも警戒しており、この日は日本側の判断についてキム氏に即答せず、
専門家が詳しく分析してから返答すると伝えたという。
日本は「後回しするにしても、ウラン濃縮や核拡散をいずれ検証する担保が文書で確認できなければ
容認できない」(協議筋)との立場。
日本など関係国が米朝合意を受け入れれば、6者協議が再開される可能性が出てくる。
一方でテロ支援国家指定が解除されれば、日本政府は拉致問題など日朝間の懸案解決のテコを
一つ失うことになる。政府は麻生政権発足後、8月の日朝協議で合意した拉致被害者の再調査に
早く着手するよう北朝鮮側に働きかけているが、反応はない。
10日の閣議で4度目の延長が決まる対北朝鮮の独自制裁など自前の「テコ」をちらつかせて、
北朝鮮から譲歩を引き出していくしかないのが実情だ。(玉川透)
http://www.asahi.com/international/update/1008/TKY200810080296.html
北朝鮮 核実験から2年 非核化への道筋見えず
2008.10.9 19:58
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081009/kor0810092000003-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】国際社会に衝撃を与えた北朝鮮の核実験から9日で2年が経過した。核計画申告をめぐる米朝協議がヤマ場を迎える中、北朝鮮が7日に行った小型の短距離ミサイルの発射は、核弾頭搭載用のミサイル実験だったとの見方もある。
北朝鮮は10日、朝鮮労働党創建63周年を迎え、重病説の流れる金正日総書記(66)が姿を見せるかに関心が集まっているが、この日、新たなミサイル発射を実施するとの憶測も流れている。
北朝鮮は2006年10月9日、地下核実験を実施したと発表した。北朝鮮側は「米国と同等の核保有国の地位を追及している」(北朝鮮高官)と主張するが、核保有国の仲間入りを国際社会に認めさせ、米国と対等の立場で核交渉などを有利に展開しようと
いうのが狙いなのは明白だ。
これに対して、韓国の柳明桓・外交通商相は、国会国政監査の中で「北が(核保有国を)主張しても、私は認めない」と否定した。さらに、北朝鮮の核兵器について「見た人も検証した人もいない」とし、「検証してこそ、核能力があるかどうかがわかる」とその
検証の必要性を強調した。
韓国国防省は、北朝鮮が保有するプルトニウムは40キロと推定しており、核弾頭6、7個分に相当する。またミサイルに搭載できる小型核弾頭の開発も進めているという。「2010年末には50〜70個の核爆弾を保有するようになる」といった核専門家の予想
もある。
今月初めに訪朝したヒル米国務次官補との米朝協議の内容は公表されていないが、まず寧辺の核施設を検証し、ウラン濃縮や核拡散問題などに関する検証はその後に実施する案が提示されたという。韓国メディアは、こうした取り組みでは「百年河清をま
つ」ようなもので、北の核問題は一向に解決できないと批判している。
北朝鮮の核実験から2年が経過したが、北朝鮮の非核化を最終目標に掲げる6カ国協議は遅々として進んでおらず、この間に北朝鮮は着々と核開発を進めてきたのが実情だ。
北朝鮮、IAEA査察要員の立ち入りを全面禁止
2008.10.9 23:09
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081009/kor0810092314006-n1.htm 【ベルリン=黒沢潤】国際原子力機関(IAEA)は9日、北朝鮮の寧辺の核関連施設を監視下に置くIAEA要員に対し、北朝鮮側が全施設への立ち入りを禁止したことを明らかにした。
IAEAは声明で、「北朝鮮は9日、IAEAに対し、6カ国協議で合意された核関連施設の無能力化作業を停止したことを報告してきた。IAEA要員はこれに基づき、核関連施設への立ち入りを禁じられることになった」と発表した。
ロイター通信によれば、IAEA要員は寧辺から追放されずに、引き続き、周辺のゲストハウスにとどまっているという。IAEAに近い外交筋が同通信に明らかにした。
北朝鮮は先月下旬、寧辺の核関連施設のうち、再処理施設に対するIAEA要員の立ち入りを禁じ、同施設に設置されていたIAEAの封印具約100個と、監視用カメラ20〜25台を強制撤去した。しかし、寧辺の他の施設については、引き続き、立ち入りを許可
していた。
北朝鮮は一方、再処理施設に近く核物質を注入するとも主張しており、今後、どのような態度をとるか注目されている。
ロイター通信によれば、北朝鮮は今週以降、再処理施設に注入予定の核物質に取り付けていた数千個の封印具も撤去する見通しで、無能力化作業をしていた核関連施設の復旧を今後、本格化させるものとみられる。施設の本格復旧には、1年前後かかる
見通しだ。
北朝鮮に撤回求める IAEA立ち入り禁止で米政府
2008.10.10 00:31
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/081010/amr0810100033000-n1.htm 【ワシントン=有元隆志】マコーマック米国務省報道官は9日の記者会見で、北朝鮮が国際原子力機関(IAEA)の要員に対し寧辺の核施設への立ち入りをすべて禁止したことについて、「遺憾の意」を表明し、撤回を求めた。米政府は核施設の無能力化作業
中断に始まる一連の措置を、「北朝鮮得意の瀬戸際戦術」(政府当局者)とみているが、今後ミサイル発射など行動をエスカレートさせる可能性があるとみて警戒している。
同報道官によると、寧辺で監視作業にあたっている米専門家らは、現地に引き続き止まっているという。
このほど訪朝したヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は北朝鮮との間で、核施設の検証などをめぐり基本合意に達した。ただ、ブッシュ大統領は合意案を了承していないため、内容は発表されていない。
ライス国務長官は8日、記者団に対し、「作業を継続している。問題は検証手順がわれわれの基準に合致するかだ」と述べた。
米政府当局者は「6カ国協議参加国、特に日本との調整が必要だ」と語る。日本政府は検証問題で譲歩したうえ、さらにテロ支援国家指定を解除することには反対の考えを示している。
【主張】北の核検証 容認できぬテロ指定解除
2008.10.10 03:45
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081010/kor0810100346000-n1.htm 北朝鮮の核申告検証問題で、米朝が重要な懸案を先送りして北のテロ支援国家指定解除に進む可能性が浮上している。厳正な検証が保証されず指定解除するのは核完全廃棄の原則にも反し、日本は容認すべきでない。
先に訪朝した6カ国協議のヒル米首席代表が行った協議の経過について8日、米特使が日本外務省に説明した。内容は公表されていないものの、核施設の立ち入り査察に北朝鮮の同意が条件とされたり、北が申告を拒んでいるウラン濃縮や核拡散行為が
検証対象から除外されて事実上先送りされるなどの報道もある。
6カ国合意では北朝鮮が核活動の「完全かつ正確」な申告を行い、厳正な検証に委ねるという約束だった。しかし、6月に提出した核申告にはウラン濃縮などが含まれず、米国は包括的検証に応じるよう求めて、見返りのテロ支援国家指定解除を遅らせてきた。
北朝鮮はこれに反発して、核無能力化作業を停止させた。だが、核の完全廃棄を果たすには、既存の核施設の検証だけでは不十分である。ウラン濃縮や第三国への拡散活動の解明も不可欠だ。だからこそ米国はブッシュ大統領の判断で指定解除手続きを
中断し、信頼性のある検証計画の合意と履行を北朝鮮に求めている。
北朝鮮の行動は都合が悪くなると強硬策で相手の譲歩を迫る常套(じょうとう)手段にほかならない。あいまいな検証で手を打ってしまっては、一度は踏みとどまった過ちを犯すことになりかねない。
原則なき妥協に基づいて指定解除すれば、日本の拉致問題にも重大な影響を及ぼすだろう。実際、北朝鮮は6月の日朝協議で拉致再調査を約束しながら、いまだに何の具体的行動もとっていない。
核問題も拉致問題も、日米は協調して原則に沿った解決を求める姿勢を繰り返し確認してきた。麻生太郎首相も2日、拉致被害者家族と面会した際、拉致は「現在進行形の話で極めて大きい」との認識を示している。
最大の懸念は、安直な指定解除が日米同盟の結束を揺るがせる恐れがあることだ。シーファー駐日米大使は9日、「大統領は何も決めていない」と語った。
麻生首相は米政府にこうした認識をきちんと伝えて、正しい判断を下すよう求めるべきだ。日米が連携を固めて、北朝鮮に約束を守らせてほしい。
対北制裁、半年延長を閣議決定 「拉致」進展なく“圧力”継続
2008.10.10 10:32
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081010/plc0810101034003-n1.htm 政府は10日午前の閣議で、13日に期限が切れる北朝鮮籍船舶の入港全面禁止や全品目の輸入禁止など、北朝鮮に対する日本独自の制裁を半年間延長することを決めた。平成18年7月の制裁発動以来、延長は今年4月に続き4度目。日本人拉致や
核開発の問題の解決に北朝鮮側がなおも背を向け続けており、制裁による「圧力」を継続していく必要があると判断した。
6月の日朝公式実務者協議で北朝鮮は、拉致被害者再調査を実施する方針を表明したうえ、8月の協議では再調査のための「権限を与えられた」委員会を設置し、可能な限り今年秋までに調査を終えることが決まった。これを受け政府は、委員会発足の
時点で人的往来と航空チャーター便乗り入れを解禁すると約束していた。
しかし、北朝鮮は9月1日の福田康夫前首相の辞任表明直後に委員会設置の先送りを発表した。その後も「返答が一切ない」(麻生太郎首相)状況が続いている。
米朝協議「確認すべき点残る」 中曽根外相、米側に伝える
2008.10.10 12:06
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081010/plc0810101207004-n1.htm 中曽根弘文外相は10日の閣議後の記者会見で、米国と北朝鮮の間で基本合意した核施設の検証手順などについて「米国には『さらに確認すべき点が残っているのではないか』と伝えている。昨日、シーファー米駐日大使に会い、そういうことを伝えた」と
述べた。基本合意の内容は、日本政府としてただちに受け入れられるものではなかったことを示唆したものだ。
基本合意は、ヒル米国務次官補が1日から3日まで訪朝した際にまとめたもので、核施設査察には北朝鮮側の合意が必要となっているなど、米側が譲歩した内容となっている。
河村建夫官房長官は同日の記者会見で、「ヒル次官補の訪朝結果は関係国で引き続き検討されている状況だ。今、米国内部でも検証がなされているのではないか」と述べた。
また、米側から日本政府に、10月中に北朝鮮のテロ支援国家指定を解除するとという連絡があったとする一部報道については「そういう事実はない」と否定した。
北朝鮮に体制非難のビラ 黄海から、韓国の民間団体
2008.10.10 13:02
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081010/kor0810101304001-n1.htm 韓国で北朝鮮住民の人権状況改善などを要求している民間団体「自由北韓運動連合」が、朝鮮労働党創建63年の10日、韓国北西部・仁川沖合の黄海海上から、金正日総書記を中心とした体制を非難し政権打倒を呼びかけるビラ約10万枚を大型風船に
付けて北方に飛ばした。
同連合は2004年から約150回、同様のビラ配布をしてきた。北朝鮮は今月2日の南北軍事実務協議で、こうした行動への謝罪や再発防止を韓国に要求。南北対話再開の糸口を探りたい韓国政府は配布をしないよう求めていた。
同連合の朴相学代表は「(北朝鮮)住民の人権のために続けてきた活動に対し、今さら南北関係(改善)を理由にやめろとはどういうことか」と反発している。(共同)
北朝鮮外相がロシア訪問へ 核問題も協議か
2008.10.10 19:55
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081010/kor0810101955004-n1.htm インタファクス通信によると、ロシア外務省筋は10日、北朝鮮の朴宜春外相が14日にモスクワを訪問し、15日にロシアのラブロフ外相と会談する予定を明らかにした。北朝鮮の核問題と、二国間協力について話し合う見通しという。(共同)
北朝鮮に再核実験の兆候か 人工衛星で把握と米TV
2008.10.10 13:29
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081010/kor0810101331002-n1.htm 米ABCテレビ(電子版)は9日、米情報当局が過去2週間にわたる人工衛星画像の解析の結果、2006年10月に核実験を実施した北朝鮮で、再実験の準備ともみられる兆候を把握したと報じた。米高官の話として伝えた。
高官によると、北朝鮮の核実験施設とみられる場所で大型ケーブルの移動をはじめ、06年の核実験当時と同様の不審な動きが見られるという。
ただ、こうした動きが実際に再実験に踏み切るための準備なのか、テロ支援国家指定の解除など6カ国協議における米側の譲歩を引き出すための威嚇行動なのかははっきりしないとしている。
高官はABCに対し「北朝鮮は(衛星から)監視されていることを知っており、われわれを翻弄(ほんろう)している可能性もある」と述べた。(共同)
テロ国家解除か交渉継続か 決断迫られる米大統領 北は核実験準備? (1/2ページ)
2008.10.10 19:14
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081010/kor0810101917003-n1.htm 【ワシントン=有元隆志】ブッシュ米大統領は北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除に踏み切るか重大な判断を迫られている。日本政府は検証体制が不十分なままでの解除に反対の意向を伝えているのに対し、北朝鮮は寧辺の核施設の再稼働に向けた
動きを進めているほか、核実験に向けた準備ともとれる不審な行動をとるなど、米側に揺さぶりをかけている。
米政府高官がABCテレビに語ったところによると、過去2週間に撮影された人工衛星の画像をみると、核実験場と疑われる場所で、大型ケーブルの移動など2006年10月の核実験前と似たような活動が行われている。
北朝鮮が新たな核実験を行おうとしているのか、米国との交渉を有利に進めようとする戦術の一環なのかは分からないという。
10月はじめに訪朝したヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は検証手順について北朝鮮側と基本合意に達した。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は9日、米政府が北朝鮮へのテロ支援国家指定を10日にも暫定的に解除する見通しだと報じた。
ただ、ライス国務長官は9日、記者団に対し、政府内の協議が続いているとし、結論がでるまでには「数日」はかかると語った。6カ国協議筋は「日本側から満足のいく検証体制がとられていないまま解除すべきでないとの強い反対意見が伝えられている」と
述べ、解除の決定はされていないとの見方を示した。
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英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は、日本側の「拒否姿勢」を受けて、ブッシュ大統領がヒル氏らに対して、北朝鮮から一層の譲歩を得るよう指示したと報じた。
ブッシュ大統領は小泉純一郎元首相との「蜜月関係」に象徴される日本との強固な同盟関係の構築を、自らの外交政策の成果として強調してきた。一方で、北朝鮮の核問題では、クリントン前政権の核施設凍結から一歩進んだ無能力化の実現を目指してきた。
北朝鮮が求めるテロ支援国家指定解除に踏み切れば、核施設再稼働に向けた北朝鮮の「挑発行動」は止まるかもしれない。
しかし、大統領が6月に指定解除方針を発表した記者会見で、「包括的および強力な検証の枠組みをつくりあげる」と強調したにもかかわらず、検証体制で譲歩したうえ、指定解除するとなると、日本だけでなく議会からも反発を招くことは必至だ。
北朝鮮、米技術チームも排除 寧辺核施設の無能力化作業で
2008.10.10 21:50
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081010/kor0810102151008-n1.htm 北朝鮮の寧辺の核施設無能力化作業のため滞在している米技術チームに北朝鮮が、国際原子力機関(IAEA)監視要員と同様、全施設への立ち入り禁止の措置を取ったことが10日分かった。6カ国協議に詳しい複数の外交筋が明らかにした。米国に早期
にテロ支援国家指定の解除に踏み切るよう圧力をかける狙いとみられる。
6カ国協議の合意に基づき昨年11月に始まった実験用黒鉛減速炉などの寧辺の3施設の無能力化作業で米技術チームが施設から排除されるのは初めて。
北朝鮮は9日、IAEAに監視要員の全施設への立ち入り禁止を通告。同筋によると、米技術チームにもほぼ同時に同様の方針を伝えた。しかし、寧辺からの退去までは求めておらず、IAEAや米技術チームの関係者は現地の宿泊施設にとどまっているという。(共同)
金総書記の動静に注目 労働党創建記念日
2008.10.10 23:28
ttp://sankei.jp.msn.com/world/korea/081010/kor0810102139007-n1.htm 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮は10日、朝鮮労働党創建63周年を迎えた。健康悪化説の流れる金正日総書記(66)が記念行事のマスゲームを観覧するかどうかが注目されていたが、同日午後11時の時点で会場に姿を現したとの情報はない。
一方、国営の朝鮮中央放送と平壌放送は10日午後9時、金総書記が9月5日に党機関紙「労働新聞」と内閣機関紙「民主朝鮮」に寄せた談話を伝えた。ラヂオプレス(RP)によると、「朝鮮民主主義人民共和国は不敗の威力を備えた主体の社会主義国家で
ある」と題した談話を約50分間、アナウンサーが読みあげた。金総書記の肉声はなかったという。
過去数年間、金総書記は核実験を実施した2006年を除き、05年と07年の党創建記念日には政府や党、軍の幹部らとともに「5・1競技場(メーデースタジアム)」の会場でマスゲームを観覧している。昨年は金総書記の観覧について、朝鮮中央放送が翌
11日朝の定時ニュースで報じた。
金総書記は今月4日、「サッカーの試合を観戦した」と北朝鮮メディアにより51日ぶりに動静が報じられた。しかし、その後、中朝国交正常化59周年(6日)、党総書記推戴(すいたい)11周年(8日)と記念日が続いたが、動静は伝えられていない。北朝鮮
メディアの過去の報道例をみると、動静が長く途絶えた末に金総書記が姿を見せた場合、すぐにその後の動静報道が続いている。
NHKニュース テロ国家指定解除 緊密に協議
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014675321000.html アメリカ国務省は、北朝鮮に対するテロ支援国家の指定解除に踏み切るかどうかについて、現時点ではまだ結論は出ていないとしたうえで、
日本など関係国と緊密に協議を続けていることを強調し、関係国の意見を軽視することはないという姿勢を示しました。
アメリカ国務省のマコーマック報道官は、10日の記者会見で、北朝鮮に対するテロ支援国家の指定解除に踏み切るかどうかについて、「まだ結論は出ていない」と述べました。
そして、ライス国務長官がこの日、日本の中曽根外務大臣をはじめ、韓国、中国の外相とそれぞれ電話で会談したことを明らかにし、
「アメリカ政府内だけでなく、6か国協議の関係国とも緊密に協議を続けている」と述べて、先週、ピョンヤンで行われた米朝の協議を受け、関係国との間で対応を慎重に検討していることを強調しました。
さらに、マコーマック報道官は「北朝鮮が義務を果たせば、われわれも義務を果たす用意があるが、6か国すべてが合意できる検証方法を確立できるかどうかを見極めなければならない」と述べて、
指定を解除するためには、すべての関係国が納得できる検証方法の確立が必要で、関係国の意見を軽視することはないという姿勢を示しました。
NHKニュース キム総書記 行事に姿を現さず
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014674441000.html 北朝鮮の朝鮮労働党の記念日だった10日、
注目されていたキム・ジョンイル総書記は行事に姿を現さず、健康がどこまで回復したのか見極めのつかない状態が続いています。
北朝鮮は、10日、朝鮮労働党の創立63周年の記念日で、ピョンヤンで行われている大規模なマスゲーム「アリラン」の公演が予定を変更して10日まで延長されたことから、
最終公演にキム総書記が姿を現すのではないかという観測も出ていました。しかし、結局、キム総書記はマスゲームを観覧しませんでした。
一方で、北朝鮮のメディアは、10日夜、故キム・イルソン主席の業績など国の歴史をたたえるキム総書記の談話を発表したほか、キム総書記が軍の部隊を視察したと伝えました。
このうち、談話は、キム総書記が先月5日に述べたものだとしています。
これは、先月9日の建国60周年の記念行事にキム総書記が姿を現さず、健康が悪化したという見方が広がったことを踏まえ、
それよりも数日前の日付の談話を出すことで、キム総書記の健康不安説をふっしょくしようとしたものとみられます。
しかし、北朝鮮のメディアは、談話と軍部隊の視察に関して、いずれもキム総書記の映像や写真は伝えておらず、
キム総書記の健康がどこまで回復したのか、依然として見極めのつかない状態が続いています。