>>320 さて、コピペに返信つーのも虚しいけど、答えようじゃないか。
温暖化ってホント?って聞かれると、『これがこうだからホントだ。』とはなかなかいかないんだけどね。
温暖化問題なんて、未来の話だし、理系の人間でもなかなか理解出来ない位煩雑だし。
かなり、確度は高い、としか言いようが無い。
まぁ、ブログソースよりは、総理大臣演説の方が信頼がおけるのは当然だけどな。
福田ビジョンっつーのはこれね。
http://www.kantei.go.jp/jp/hukudaspeech/2008/06/09speech.html いわゆる、安部総理が演説で最初に提唱し、福田総理がダボス会議で提唱してきた『クールアース50』
「2050年までにCO2排出量を現在の半分にする」っていう構想が、このビジョンのテーマ。
でさ、50年までに50%オフっつーのは、別に語感やキリが良いキャッチフレーズって言う意味で言ってるわけじゃない。
大気中に放出されたCO2は、全てが大気にとどまる訳ではなく、ある程度は大気から吸収される。
で、いま、大気へ排出されるCO2と、吸収されるCO2を比較すると、排出量が吸収量のほぼ倍になってる。
つまり、排出量を半分にすれば、大気のCO2濃度の増加が止まるってこと。だから、『まずは半分』なわけ。
で、排出量と吸収量がバランスすれば、大気中の二酸化炭素濃度は安定する(一定の値に決まる)。
この安定した濃度で、気温が今に比べてどれだけ上がるかが決まるわけ。(凄くはしょってるので念の為)
この上昇温度によって、どれだけの被害が出るかを予測すると、2〜3℃なら、まぁ致命的ではないだろうと。
4℃以上上がると、もう何が起こるかわからない。かなりの被害は覚悟せなならん、と。
その2〜3℃の上昇で収まりそうな範囲っつーのが『2050年までに』ってことだな。
ソース:第四次IPCCレポートはもう、ググれ。2スレ前に書いた。
報道発表資料 経済産業省・環境省 IPCC第四次報告書第3作業部会報告書について
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=9589&hou_id=8339 3ページ目の、「長期的な緩和」って所に、この辺りの話が出ている。