【政治経済】平成床屋談義 町の噂その100

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552日出づる処の名無し
>>547
urlぐらいちゃんと書き出しなさいw
ttp://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/154/0109/main.html

で、オワタ(まて)外務事務次官が登場するのはここか。田久保忠衛参考人の意見より。

当時、九三年でございますから、湾岸戦争の二年後でございます。
小和田外務次官が現役でございまして、東京芸大の平山郁夫先生と「プレジデント」で対談をしたわけでございます。
平山先生が、小和田さん、あなた、外務次官だから、日本の今後行くべき方向はどうなの、どういうふうに考えるの、
こういう質問に対して小和田さんは、三つあります。
一つは、戦争に敗れた直後の日本で、清く、貧しく、美しく生きていくので、国際貢献なんか考えなくていい、こういうことです。このアジアの小国の地位に甘んじていいんだ、余り他の国とかかずらいたくない、こういうお考えであります。
 その直前に、小沢さんの普通の国論というのがジャーナリズムでわっともてはやされて、これに対して小和田さん、ちょっと曲解しておられるんじゃないかなと思ったんですが、政治、経済、軍事、軍事だけがバランスがとれてない、
これを経済に見合った軍事力にする。経済に見合った軍事力にするというと、これは世界第二位のGNPを持った
日本は、とんでもないことにならざるを得ない。小沢さんが言っているのはそんなことじゃなくて、非常に単純な、
一般大衆がわかるように、普通の国がやっていることをやれっつうの、こういう言い方ですね、あの日本改造論の中に
出てくる表現は。大して意味を持たない。ただし、小和田さんは、これはバランスをとった国になれ、こういう意味だと。
 三つ目の選択は、軍事の貢献はやはりだめなんだ、そのかわり、その他の面で日本はほかの国よりももっと
やるんだ、こういうことでございます。例えば、軍事が出せない。ほかの国が軍事力を出して百億ドル出していれば、
こっちの方は軍事を出さない、軍事面での貢献をしないかわりに三百億ドル、四百億ドル、こういうふうに出すんだと
いうお考えのようでございます。
 第一、自分の国がハンディキャップ国家などと言うことは、私はいいのかねという疑問を持つわけでございます。
それから、そういう第三の生き方というのは、湾岸戦争で余り通用しなくなったんじゃないかなというのが私の考えで
ございましたので、これは愕然としたというふうに私は申し上げなければいけないと思います。
 この直後に斉藤邦彦さんが外務次官になられて、駐米大使におなりになるときだったですか、日本プレスセンター
で会見というか講演をやられて、一問一答をやられた。そこで、小和田先輩が言われたハンディキャップ国家論を
私は正しいと思いますということおっしゃっているわけでございます。ここまでくると、これはこういうことで突っ込んで
いくとどういうことになるのかなという私は心配を持っているわけでございます。