【wktk】台湾経済ワクテカスレ  1NT$【尖閣諸島・領有権問題】

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247日出づる処の名無し
▼日台関係悪化で危機管理能力に疑問も 馬政権、発足1カ月
〜支持率、16ポイント低下の50%に

 【台北=長谷川周人】台湾の馬英九政権は20日、発足から1カ月が経過した。対中融和による
経済の浮揚を掲げて政権を奪還した馬総統は、9年ぶりの中台対話の再開で週末チャーター直行
便の7月運航などを実現。目に見える成果を生み公約を実行に移しつつあるが、物価高騰に歯止め
がかからず、尖閣諸島(中国語名・釣魚島)の領有権をめぐる問題では日台関係の悪化を招いた。
危機管理能力を疑問視する声もあり、支持率は下降傾向にある。

 5月20日に就任した馬総統は、「6・3・3」という所得倍増計画を公約に掲げた。今後8年で経済
成長率6%を達成し、失業率は3%に抑え、2016年には1人当たり国内総生産(GDP)を3万ドル
に引き上げるという内容で、そのためには対中関係を改善させ、巨大市場を抱える中国との経済
協力強化が不可欠としてきた。

 公約実現の第一弾が、中台窓口機関による対話再開で、北京での今月中旬の協議では、週末
直行便と中国人観光客の受け入れ拡大の7月実施にこぎ着けた。19日からは、金門、馬祖両島と
対岸の中国の直接往来を認める「小三通」(通商、通航、通信)の利用対象枠を全住民に拡大。
直行便と「拡大・小三通」は外国人にも開放され、中台間の人的な経済・観光往来に風穴を開けた
といえる。

 しかし、経済界が求める貨物便と海運の直行は先送りとなり、台湾の主権が絡む中台の政治
課題は棚上げ状態だ。域内経済のてこ入れでも、牽引(けんいん)役となる公共投資はまだ青写真
が見えず、7月から始まるガソリンや電力などの料金引き上げは、政権にとって逆風となりそうだ。

 一方、日本の巡視船と台湾の遊漁船の衝突・沈没事故で、政権は対日強硬論を振りかざし反日的
世論を助長させ、日台関係を悪化させる結果を招いた。対日外交分野で「タスクフォースが機能して
いない」(野党・民主進歩党幹部)と危機管理能力への疑念も出ている。
(つづく)
248日出づる処の名無し:2008/06/20(金) 20:44:20 ID:WO+bxP2q
>>247のつづき

 株式市場は総統就任日を頂点に下降を続け、政権支持率は低下している。台湾紙・聯合報の世論
調査では、馬総統に満足と答えた人は政権発足時に比べ16ポイント低下し50%。「不満」は20ポイ
ント上昇して30%となった。またTVBSテレビの調査では、尖閣問題への処理で政権支持者は
「まあ満足」を加えても38%にとどまり、逆に45%が不満と答え、うち23%が「非常に不満」と答えた。

産経 2008.6.20 18:55
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080620/chn0806201856003-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080620/chn0806201856003-n2.htm


<同様の記事>
▼対日関係悪化、苦しい運営 馬政権1カ月、支持率下降

与党国民党寄りのTVBSテレビが行った世論調査によると、政権発足直前に52%だった支持率は
1カ月で41%に下落。陳水扁前政権が2000年の政権発足1カ月で77%を記録したのとは対照的
だ。(一部抜粋)

共同通信 2008/06/20 19:30
http://www.47news.jp/localnews/gensen/2008/06/post_650.html