対日世論工作の強化必至=聖火守られ安堵も−中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080426-00000111-jij-int 4月26日21時0分配信 時事通信
中国共産党・政府は、長野市で26日行われた北京五輪聖火リレーについて、
小競り合いや乱入などトラブルが相次いだものの、聖火への重大な妨害行為は抑えられ、
「無事成功した」(崔天凱駐日大使)と安堵(あんど)している。
しかし、5月6日からの胡錦濤国家主席の訪日を控え、日本国内の厳しい対中感情を目の
当たりにし、対日世論工作の強化が必至となりそうだ。
中国政府は25日、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の私的代表と接触する
準備があると表明。これは、長野聖火リレーや胡主席訪日をにらんだ「対日工作」の一環との見方も強い。
中国外交筋は「胡主席の訪日成功は、北京五輪への雰囲気づくりに欠かせない」と指摘する。