こんばんわー。
>>906 ゆりりんさん、勉強になる講義を有難うございます。
まだ完全には理解できていませんが、中朝露の国境の地図を見ると、
図們江は殆ど中朝の国境ですが、下流域だけはロシアと北朝鮮の国境になっており、
中国はあと一歩の所で日本海に続くルートを断たれている、ということがわかりますね。
中国が日本海への物流ルートを確保する為には、3国の国境に近い「琿春」という
延辺朝鮮族自治州にある中国の経済開発特区から、ロシア領で最も近い「ザルビノ」や
「クラスキノ」の港へ通すか、北朝鮮の港である「羅津」を経由するしかない。
当然、中国が国境を越えるには朝露の許可を得なければならないが、その場合は勿論、
各国はそれぞれ、自国の国益と安全保障を考えなければいけない訳で。
中国の軍拡路線や北朝鮮の政治体制の脆弱さ、等を考えると、簡単に中朝露の国境をフリーに
してしまうような事は、好ましくないような気もしますが・・・??
今回、この3ヵ国に日本やアメリカまでが加わって、このルートを開発する為の協力体制が
構築されている所を見ると、どの国にもメリットの方が大きいという事になりますよねー?
中国にとってはやはり、悲願の「借港出海」ですか? んで、ロシアはシベリア鉄道で、
中国や日本の製品(トヨタの車トカ…)をヨーロッパに運んで、輸送賃で大儲け?
北朝鮮は外貨獲得の為、港の使用料とか・・・韓国から関銭・津料でもボッタくりますかw
日本としては、ヨーロッパへの輸送費節約とかに対する設備投資ですかね。
なるほど。メリットは一応、どの国にもありそうですな。しかし、中国軍の海洋進出など、
軍事的な脅威も増すよーな・・・?? 羅津に中国の軍艦が常駐することになると、
海上自衛隊の仕事が増えそうじゃないっスか? そこらへんはダイジョブなのでせうか・・・