【対案】小沢民主党研究163弾【虚報主義】

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822高千穂 ◆VyZKkSDatc
                                         2008.2.27.
                                          民主党
             民主党道路政策大綱
T.道路政策に対する基本的考え方
 道路は古代ローマや日本の奈良時代から人間と物資の移動、そして
情報の伝達という大きな役割を果たしてきた。今日においても情報の伝達
こそ他の手段に置き換わってきたが人間と物資の移動のための最重要な
インフラであることに変わりはない。戦後復興の中で道路に重点を置き
道路の早急な整備のために道路特定財源制度を設けたことは十分に理解
できる
 しかし、今日、道路だけを聖域化した道路特定財源制度は国土交通省と
道路族議員の既得権益となり、道路官僚による政治支配、地方支配の
手段となり、資源の適正配分をねじ曲げ、道路官僚の天下りにつながる
事業を優先するなど多くの弊害を生んでいる。政府は反省もなく、10年間
暫定税率を延長し、59兆円の道路建設を中央集権的に続けるという法案を
提出している。今こそ「道路こそが政治」と言われるような政治体制を解体
するチャンスである。昨年の参議院選挙での与野党逆転により、従来は消化
試合であった暫定税率の延長問題が国のかたちを抜本的に見直す機会を
国民に与えてくれた。
 民主党はこの機会に、古い政治のシンボルともいえる道路政策を根本的に
見直し、日本の将来を展望し、望ましい国のかたちと資源配分を実現する
ため「道路政策大綱」をまとめ、提案する。自民党も民主党の「道路政策
大綱」に対応する骨太の道路政策の対案を提示されたい。

つづく