【政治経済】平成床屋談義 町の噂その52

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875日出づる処の名無し
ttp://www.strategypage.com/htmw/htspace/articles/20080116.aspx
Chinese Pollution Strategy January 16, 2008:
(ストラテジーページ)中国の衛星破壊から1年、これまでの調査では・・

昨年の1月11日に、中国人民開放軍が使用済み気象衛星をキラー衛星で破壊してから1年が
経過した。850q上空に数百万のデブリが発生し、そのなかでも817個は少なくとも4インチ
以上の大きさを持つ危険なデブリである。デブリとしては2007年2月19日にロシアのロケッ
ト事故によって1100個の危険な破片が撒き散らされた事件もある。この二つのデブリ発生
事件で、軌道上のデブリへの衝突の危険が15%増大した。

中国の衛星破壊については、その意図などが分析されてきたが、現在の推定ではこの事件
は慎重に検討された国家の計画と言うよりは人民開放軍の規律の欠如ではないかと見られ
ている。中国が衛星破壊で軍事的優位を獲得するには多数(数ダース)のキラー衛星を限ら
れた時間内に打ち上げる能力が要求されるが、それは困難で発見されやすい。アメリカの
軍事衛星は軌道変更が可能で中国による多量破壊は困難であるとも言われる。さらに低軌
道の衛星は追跡が困難で、それが軌道変更できる場合攻撃が難しい。

しかしながら中国の衛星破壊で成功していることがあって、それは多量のデブリ発生であ
る。破壊された衛星の使っていた高度は多くの衛星にとって有益な軌道であり、これが多
数のデブリで汚染されれば衛星利用が危険にさらされる。衛星破壊の指示を中国の誰が出
したのか議論があるが、それが誰であれその判断には問題が多い。