──この認識につながる2006〜2050年の長期経済と予測将来的な人口推移と経済予測を見てみよう。
ttp://www.jcer.or.jp/research/long/detail3532.html 2040年くらいには( `ハ´)は人口14億人。
かつ( ´∀`)を遥かに追い抜いた、史上他に類例を見ない異様な超高齢化社会となる。
名目経済規模では確かに( `ハ´)が( ´∀`)を抜く。しかし抜いたところで、それは肥大化した( `ハ´)の
「14億にも上る人口の異常集積」によるスケール・メリットであり、労働力人口の減少とあわせ、一人あたりの経済力と言う点で見た場合、
「数億単位の年収数万円未満の大量の貧困層がせいぜい4,500万程度の日本の中流家庭レベルの層を支える」構造に変わりは無い。
言うならば、「現在の国内搾取体制がより先鋭化」してしまい、富める者のみ富み栄え、再配分がなされない。
一言で言えば「GDPがいくら高くなろうとも配分が伴わない」のだ。
額面GDPこそ巨大となるがその実、成長率の鈍化もあわせ、各個人の可処分所得及び配分可能な資源を見るに
( `ハ´)のなかのひと達、こと内陸の未開発部はアフリカの最貧部と並ぶ世界の最底辺に近いほど貧しくなる訳だ。
また、地球の気候変動に伴う気温上昇率と長江(揚子江)流域の気温変動予測を見る以上、
これと同時に起こり得る「感染症の一大パンデミック(pandemic)」──感染爆発に伴う汎発流行を食い止める必要がある。
近年のトリ・インフルエンザ等を見るまでも無く、新種の疾病の一大発生地である( `ハ´)がアフリカ・中近東への
資源を求める見境ない介入を繰り返し続け、かつ(ダルフールに出した人員検疫せずエボラ出血熱を発症させるという
検疫体制の不備に代表されるように)免疫を持たない国内にアフリカ現地の風土病を持ち込み蔓延させている以上、
いつ更に訳のワカラン新疫病が飛び出してもおかしくない。
各国が温室効果ガス削減に勤め地球温暖化の抑制を考慮しているのは、環境保護や海面上昇と言うもの以外に
「気温変動に伴う未知の病原体に対する疾病医療対策と耕作放棄した難民流出による社会不安」への対策があるのも忘れてはならない。
シベリアの温暖化で凍土が溶け、一度克服した病気のウィルスの再伝播が危惧されている面なんかはこの代表例だな。
これら病原体はかつてのシルクロードを経由しイラン、シリアを通り変異・伝播・弱毒化していったが、
現在は航空機等交通手段の発達により、封じ込めと隔離体制の構築が追いつかないほど
新種の疫病が急速に蔓延する場合がある事も忘れてはならないだろう。