天皇陛下万歳第二十四唱

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278日出づる処の名無し
大日本帝国、天皇が現人神の国で多くの人間が天皇の権威によって生き地獄に送られた。
殺し合いを強要され、虐殺を命じられ、玉砕や粛清を強要され、餓死と疫病に苦しまされた。
臣民は物資を徴収され食料も無い中、家族を天皇にもっていかれ、空襲に焼かれ原爆に苦しみ餓死者が溢れた。
全ての元凶は天皇だ。
天皇を守るために臣民は死ななければならなかった。
国民が主権者であれば国民が敗戦や降伏の道を選択できた。
天皇のせいでみんな死んだ。沖縄では住民の三分の一が死んだ。天皇の身を守るためだ。
天皇の恩恵とは無残な死だった。
大日本帝国に一人の女性がいた。彼女は天皇に夫を奪われ家を失い戦後に残ったのは三男と片腕の無い我が身だけだった。
彼女は天皇を憎んでいたそうだ、その息子も天皇を憎んでいた。
孫、そしてその子と実体験は語り継がれた。オウムの被害者がアサハラを許せないのと同じ気持ちが天皇に向く。
天皇賛美とアサハラ賛美は被害者にとって同じだ。