>>190 >判断基準としているのは現在の日本においては理念という漠然としたものではなく
>明文化された法律によって判断される。日本は法治国家という立場を取っているため。
民主主義の理念と呼ばれる「治者被治者の自同性」は“民主主義の意味内容”なわけ。
そして、既に言ってるように民主主義が国是の地位にあることは
さまざまな法文書に明文化されている(ポツダム宣言・外交の三原則など)。
「憲法が言う『国際紛争を解決する手段としては武力放棄』とは○○である」というものを
「9条理念」という言葉で表現したら、それ(侵略戦争の放棄)が憲法規範としての地位を失うわけじゃないだろ?
おまえが言ってるのは、『国際紛争を解決する手段としては武力放棄』が侵略戦争の放棄を意味する
ことが分からないのと同様に、民主主義が「治者被治者の自同性」をその意味内容としてるのを理解してないだけ。
民主主義についてはその名前ばかり周知でその意味内容を理解してるヤツは少ないからな。
「国民や人民に主権がある」とか普通は国民主権原理と呼ばれるものを民主主義だと勘違いしてるヤツも多い。
ついでに言っておくが、このスレで言ってることは、
・政府が誰かを非国民と看做し、参政権を認めなくするするのは、どうして不当か?
という問題に紛れもない解答があるということ。
昔の日本が非国民という言葉を使用したように、北朝鮮も国民を差別してるわけだが、
例えば、朝鮮労働党員のみを真性の国民とし参政権を認め、
その他を準国民とするような命名法を用いて参政権を認めなかった場合、
金正日は何という規範に違反してると言える?
国民主権だと、国民には参政権を認めてるわけだから、違反とは言えない。
国籍に関しても準国民の国籍を剥奪するわけでもないなら、世界人権宣言(
>>178)にも違反しない。
国民が誰かを示す規範がなければ、勝手な非国民化を違反と扱えないだろ?
その規範こそが民主主義なわけだが、この例なんか誰が見ても民主主義違反だろ?