こちらはちょっと変わった記事です。
▼‘第3の韓国’延辺は没落するか? (東亜日報翻訳)
中国で‘第3の韓国’と呼ばれて来た延辺朝鮮族自治州が徐々に没落していると、香港のインター
ネット媒体アジアタイムス(AT)が最近報道した。
ATは改革・開放と韓中修交以後、朝鮮族社会が急激な変化を経験しながら、朝鮮族自治州が
解体の道を歩く実際を詳しく伝えた。最大の変化は自治州内の朝鮮族の割合だ。1957年ひととき
65%に達した朝鮮族の割合は、最近37%まで落ちた。朝鮮族が減って就学児童も大きく減った。
朝鮮語学校に就学する朝鮮族児童の割合はもっと大きく減ったし、特に1996年からの4年間は
就学率が半分以上がたっと落ちた。この間に朝鮮族教師の53%が学校を去らねばならなかった。
こうなると最近の朝鮮族の若者は、朝鮮語よりも中国の標準語である普通語を駆使する。若者の
間では朝鮮族どうしでも普通語を使う。彼らにとって‘国史’は中国史を意味する。30代以下の若者
が、春香伝や洪吉童伝を知っていることは珍しい。当然韓国や北朝鮮より‘北京’にもっと帰属感を
感じる。
しかしATによれば、このような変化を少数民族に対する中国の巧みな差別政策のためと見ること
は難しい。中国の朝鮮族はアメリカ・日本・ロシアの韓人に比べて韓国語をよく駆使する。むしろ
変化の原因は朝鮮族自身だ。改革・開放以後の朝鮮族は自治州を去って中国全域に広がった。
特に1992年の韓中修交以後には、中国に進出した韓国人に付いて東部大都市に進出した。金儲け
のために韓国へ渡った者も数えられぬ程多い。
朝鮮族は現在中国の55少数民族のうち、2番目に多い民族だ。乳幼児死亡率が低く、教育水準も
高い。しかし韓国の‘民族主義’感覚で見れば、状況はバラ色ではない。朝鮮族の教育の質がよく
なって社会的に成功するほど、朝鮮族社会は成功の犠牲者になって解体されているというのがAT
の分析だ。一方ひととき朝鮮族の民族主義的熱情を警戒した中国政府は、こんな朝鮮族社会の
変化に安堵感を感じているとATは伝えた。時間が経つほど分離運動を起こす可能性が減っている
からだ。
北京=河ョンデジ特派員
[email protected] ソース:
http://www.excite.co.jp/world/korean/web/?wb_url=http%3A%2F%2Fwww.donga.com%2Ffbin%2Foutput%3Ff%3Dvv_%26n%3D200708180103&ami_src_lang=KO&ami_tar_lang=JA&wb_dis=2