赤城農水相に関係する政治団体、実家を事務所として届け出て事務所費などを多額に計上
・赤城徳彦農水相に関係する政治団体が、茨城県の実家を事務所として届け出て、家賃に
あたる事務所費などを多額に計上していたことがわかった。赤城農水相は7日午後、都内で
記者団に対し、「架空の経費の計上や費目の付け替えなどではなく、祖父の代から会合などに
使用していた」と説明した。
赤城農水相は「付け替えとか架空のものを計上しているということでは、そういうものではまったく
ありません。事務所として後援会活動をしっかりやっておりますし、その経費を積み上げて計上
して報告をしていると。この場所は、わたしの祖父の代から、長年にわたって、後援会活動のまさに
中核となって活動していた場所で」と、記者団の取材に答えた。
赤城農水相を支援する「赤城徳彦後援会」は、茨城・筑西市の両親の実家に、1996年から
2005年の10年間に、およそ9,000万円の経常経費を計上していることがわかっている。
これに対して、赤城農水相は「長年、選挙活動の拠点で事務所費もきちんと計上している。
付け替えや架空のものは計上していない。10年間で見ると大きな金額ですが、毎年としては
それほど大きくない。また、この事務所は机が並べられているようなものではなく、会合などを
開く場所だ」と強調した。
赤城農水相は辞任する考えがないことを強調している。
ttp://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20070707/20070707-00000860-fnn-pol.html