宗教右翼の目標は、あまりに残虐非道な事件として
日本の歴史の汚点になっている「南京大虐殺」の否定であった。
それによって戦犯と靖国教団の汚名を返上したいと考えたのだ。
しかし、反証自体が脆弱な上、資料改竄等によって信憑性を失い国内的に
歴史認識の修正すら手付かずといってよい。
その間に、米国・中国をはじめとした世界中の歴史専門家たちが、南京虐殺の
徹底検証を行い、詳細な報告を発信している。大陸引き上げ時に残してきた
多くの日本軍内部文書・手記なども続々と分析され、虐殺の実態解明を進めている。
そして、極めつけは日本人自身の手によってまとめられた集大成「南京事件FAQ」である。
http://wiki.livedoor.jp/nankingfaq/d/FrontPage 今後、それらに一つ一つ反証してゆくのは宗教右翼の仕事になるわけだが
現状ですら、何一つ世界に説明できていない彼らを世界が相手にするだろうか?
彼らにとって、なにか有利な資料が今後出てくる可能性があるだろうか?
答えは、どちらも100%「ノー」である。
Nanking Massacre
From Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Rape_of_Nanking 世界は、この記述をそのまま信じている。
戦後60年を経て史実として確定したということだ。
この史実を基にして、120億円の巨費を投じた映画が製作され、阿鼻叫喚の地獄絵図
がすでに全世界で公開されはじめた。その時、世界は、宗教右翼にどのような
視線を向けるだろうか?
宗教右翼は、たった今敗北したのだ。 逃げるなら今のうちに。