麗水の出入国管理所で火災、外国人9人が死亡 2007/02/11 09:16
11日午前4時5分ごろ、
全羅南道麗水市にある法務部麗水出入局管理事務所の外国人収容施設で火災が発生した。
火は約1時間後に消し止められたが、煙に巻かれた外国人9人が窒息死し18人が負傷した。
死亡者は中国人5人、ウズベキスタン人1人のほかは国籍や身元などが確認されておらず、
付近の病院数カ所に安置されている。
消防当局は消防車27台と消防官ら120人余りを投入し、1時間余りで火を消し止めた。
火災時間の割に死亡者が多かったことについて消防当局は、
・保温のために敷かれていたウレタンから有毒ガスが発生したこと
・収容者の逃走を防ぐために鉄格子が設置されていた点を挙げている。
負傷者の中には重体者も少なくなく、死亡者がさらに増加する可能性がある。
管理事務所には男性51人、女性4人の55人が密入国などの疑いで収容され、調査を受けていた。
中国人がほとんどのようだ。火は7つの部屋に分かれていた3階から発生した。
警察は火災発生前に収容所内の監視カメラがティッシュのようなもので覆われたという職員の
言葉から、放火の可能性も大きいとして火災の原因と被害状況を調べている。
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=542007021100400&FirstCd=03