【
>>444の続き】
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前原誠司
二島が七パーセント。歯舞、色丹で七パーセント。国後を入れて三島で三十
六パーセント。ですからおっしゃるように、十四パーセント……択捉ってすご
く大きいです、六十四パーセントあるわけでして、ですから半々にしたとして
も、いままさに外務大臣がおっしゃったように、半々にしたとしても択捉はあ
る程度は入れなきゃいけないと。ですから三島という言い方をしてしまうと、
自民党の議員さんで、モスクワで三島でいいんだなんておっしゃった方が、議
長の息子さんでおられるようでありますけれど、これは私はよくない話だと思
うんですね。
繰り返し申し上げますけれども、交渉事ですからいろんなアローワンスがあ
ってもよい。しかし、中国とロシアが国境線の確定をしたときに、お互い半々
にしたんです、中露は。だからそれに倣えというのではありません。原則は四
島でありますけれども、この問題を本当に解決するんだという意識があればで
すね、いまのことも含めて、三島と言い切ってはだめ。つまりは、仮に半分に
まけたとしてもですよ、私はまけるつもりはありませんが、まけたとしても四
島ははいるんだというところの認識を持って、この話はしておかなくてはいけ
ないということでありまして、その点、交渉されるのは外務大臣、当事者です
から、公式見解はもう時間も三十分しかありませんので、公式見解はわかって
います。それは当然あるとして、しかしご自身の言葉でですね、じゃあ臨むに
あたって、今の私の指摘も含めてどういうふうに考えておられるのか。本音で
答弁を頂きたいと思います。
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【続く】