日本教育再生機構

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108日出づる処の名無し
安倍晋三
(衆議院議員)
自民党の基盤は「草の根保守」でなければならない
(『諸君!』平成17年3月号より引用)
中西輝政
(京都大学教授、本ネットワーク呼びかけ人)
「草莽崛起」の精神よ、蘇れ
 先にイギリスの落下傘候補の話に触れたが、その落下傘候補を支えるのはやはり近代化された党支部組織であり、その組織づくりには保守の理念に自覚的な「草の根運動」が大きな役割を果たした。
その草の根運動の担い手を指す”grassroots conservative”(草の根保守)という言葉はアメリカにも輸出され、九〇年代以降の共和党復権の原動力にもなった。
 かつて、日本でも同じ「力」がこの国の歴史を大きく動かした。
幕末の変動期に、脱藩浪士や最下層の武士層こそが変革の担い手たる志士とならなければならない、と吉田松陰は「草莽崛起」というスローガンを唱えた。
周知の通り、彼らが明治維新の原動力となり、明治の元勲となった。
現代の日本の保守に求められるのも同じ精神である。
(『正論』平成17年11月号より引用)
http://www.tachiagare-nippon.org/shikisya/shikisya.html