>>83 >報告書というのは客観的事実を書くことを求められます。
>軍隊やそれに付随する機関の書いたものなら、その傾向がより顕著になります。
>「主観の混在する冗長な文章」では事実が伝わり難い為です。
これはまったくその通りです。
逆にこのことが意味することは、書かれていないような事象を前提とするようなこともない、ということになります。
例えば、紅卍字会に対し、利得事業として埋葬活動を委託した、などという主張は、同報告書ではまったく書かれていない事柄ですね。
>これは「紅卍字会の現状」についての報告書。
>事実のみであり如何なる訳も当てようがありません。
「客観的事実」から、読み取れる事実も存在するわけですね。
「既に」ということは、それ以前には「紅卍字会のみの資力」にて埋葬活動を行っていたことを意味しますし、
「資金援助の方途を講すへき時機に逢着せり」ということは、この「時機」に至るまで「「資金援助の方途」を講じていなかったことを意味します。
したがって、
>それまでは「紅卍字会のみの資力にて」埋葬を行ってきたということになりますね。
という結論に達するわけです。