【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part969

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241日出づる処の名無し
戦争拉致被害者につれない政府     東亞日報 06/22 03:06
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2006062282968
 韓国戦争56周年記念日を4日後に控えた21日。
 「韓国戦争北朝鮮拉致被害者家族協議会」の李ミイル理事長(57・女)は、1950年9月に
別れた父親のことを思い、目頭を熱くした。李理事長の父親は、反共産主義団体である西北
(ソブク)青年団に寄付したという理由で、北朝鮮政治保衛部の要員に連れていかれ、現在
まで消息がない。
 李理事長は、28日から開かれる第14回離散家族再会事業で拉致被害者の金英男(45)
さんと母親の崔桂月さん(チェ・ゲウォル・82)が再会する予定だという知らせに、うらやましさ
と苦々しさが交錯した。政府にとっては戦争拉致被害者は忘れ去られた存在だという思いが
込み上げる。
 家族協議会側が発見した1952年の政府文書によると、戦争拉致被害者数は8万2959人
にのぼるが、政府はいまだにその規模を明らかにしていない。しかし、政府は、戦後拉致被
害者については485人だと把握している。
 李理事長は、「政府は数回にわたる実態把握と生死確認の要請にもかかわらず、戦争拉致
被害者に対する調査すらしていない」と話した。
 家族協議会側は、独自に実態を明らかにしようと、9月の発売を目標に、『韓国戦争拉致被
害者史料集』を作っている。同史料集は、戦争拉致被害者家族が00年以降、全国を回って
探し集めた拉致被害者名簿と政府の公式文書を、約900ページの分量に盛り込んでいる。
 李理事長は、「資料を探した数年間、政府が助けてくれたことはほとんどなかった」と語った
。彼女が00年に家族協議会を設立し統一部に戦争拉致被害者関連資料について尋ねた時
、返ってきた言葉は「ない」だった。国家記録院や警察庁、国家情報院の反応も同様だった。
 国家が、国民のことにこれほどまでに無関心でいられるのか、と失望させられた。そこで、
拉致被害者家族たちが、直接資料を探し集めることにした。家族協議会の会員たちは、国会
図書館に通いつめ、国家記録院を何十回も訪れた。
 彼らは、1952年に政府が発刊した『韓国戦争拉致被害者名簿』5冊を02年に国立中央図
書館でついに見つけ出した。李理事長は、「図書館関係者は『政府はこの資料があることを
知っている』と話した。しかし、統一部は、このような資料があることは知らなかったと主張し
ている」と語った。
 1950年、公報処傘下の統計局が発刊した『ソウル市拉致被害者名簿』や、戦争拉致被害
者数を約1万7000人と集計した1954年の内務部資料など、関連資料はさらに発見された。
242日出づる処の名無し:2006/06/22(木) 08:53:31 ID:/av+sc/I
>>241
 しかし政府側は依然として、戦後拉致被害者の数を全体拉致被害者の数のように言及して
いる。
 李理事長は今年4月、李鍾?(イ・ジョンソク)統一部長官に、国会人事聴聞会で、拉致被害
者の全体数が485人だと発言した理由を問い質した。李長官は「今後そのようなことがない
ようにする」と述べ、戦争拉致被害者の実態調査を約束し、史料集発刊費用として1000万ウ
ォンを支援した。
 李理事長は、統一部が依然として実態調査に消極的だと主張する。これに対して統一部関
係者は、「戦争拉致被害者実態調査の範囲や時期、方法などについて、関連団体と協議中だ
。国会に提出した資料などで、戦争中の拉致被害者の存在を認めている」と述べた。
 同関係者は、「約50年間、祖国から忘れ去られた人々の名誉を回復し、大韓民国の未来を
築く教訓にしたい」と述べ、戦争拉致被害者の実態調査の意義を強調した。
 家族協議会は22日、ソウル西大門区?底洞(ソデムング・ヒョンジョドン)にある西大門刑務
所歴史館の前で、「韓国戦争拉致被害56年、拉致被害者送還要求大会」を開き、約10万人
と予想される戦争拉致被害者の生死を確認し、家族のもとに返すよう政府に求める予定だ。


国家記録院、人民裁判の光景写真を公開     東亞日報 06/22 03:06
ttp://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2006062282988
 韓国戦争当時、北朝鮮軍が人民裁判を行う過程を撮影した写真が初めて公開された。行政
自治部・国家記録院が韓国戦争56周年を迎えて公開した今回の写真には、1950年、警察
官23人に対する銃殺を強要する扇動集団が某所で出発する姿(上)と、この警察官たちが人
民裁判で死刑を言い渡されて執行場に向かう場面(中央)、警察官が群集の前で人民裁判を
受けている光景(下)などが撮影されている。撮影場所は確認されていない。
 この人民裁判の写真を含め、韓国戦争の多様な光景が撮影された写真展「記録写真で見た
解放戦争の生活像」が22〜26日、ソウル鍾路区世宗路(チョンノグ・セジョンロ)の政府中央
庁舎1階のロビーで行われる。