1 :
日出づる処の名無し:
「創竜伝」等で電波な日本批判を繰り広げていた作家田中芳樹。
無知なガキの頃はこの人の影響で僕も立派なサヨでした。
で、今この人って何やってんの?
とりあえず「アルスラーン戦記」だけは完結してくれよ。
できれば「七都市物語」も。w
出来れば銀英伝外伝も
4 :
日出づる処の名無し:2006/03/29(水) 09:37:16 ID:j1rMjxmF
俺、ネットウヨと呼ばれる部類に入る人間だけれど、
田中芳樹の作品は大好きだけれど?
だいたい、腐敗政治は事実だったしな。
それに、創竜伝だって「武力解決」してしまっている以上、厳密に言うと
「サヨ思想」には該当しない。
でもちょっとデフォルメしすぎというか戯画しすぎだな。
何かを「絶対悪」にする原理主義の勧善懲悪物語。
水戸黄門なみに頭いらない構図。
6 :
日出づる処の名無し:2006/03/29(水) 10:00:50 ID:j1rMjxmF
>>5 そうか?
竜堂兄弟座談会とかを見る限り、「ゼネコンの回し者」だの自分たちのやっていることの
悪さもきちんと理解しているぞ(笑)。
でも、根本的にいえるのは、フィクションだし、主人公たちが活躍しないのを
誰が喜んでみるんだよ(゜_゜>)
7 :
日出づる処の名無し:2006/03/29(水) 10:07:43 ID:pxT2mh70
今でも、当時好きだった気持ちまでは否定しないが
自分が年くったせいか視野が広がったのか
「ちょっとこの部分の視点は偏りすぎだよなー」と
一歩ひいてしまうようになった。
最近の風俗やネットに関する認識がズレてるのも痛々しいから
現代〜未来の話はやめてアルスラーンだけでも完結して欲しい。
(これも最近ギャグが滑りすぎてる感じで痛々しいが)
ってこういう話はラノベ板に行くべき?
つかこの人のスレって本家はラノベ?関連スレあるなら貼ってホスィ
>>6 まあそれも「ゼネコン」を絶対悪だとしてるからだろ?
あと東京で暴れた時に巻き込まれた遺族の葬式も
創造力の希薄な信者のために詳しく
描写してほしいものだ。
まあフィクションだからそれでいいけど(笑)
銀英伝のくどい文章が気持ち悪い
この人は、現実世界を舞台にしない限り、わりといい話書くんだけどなー。
とりあえず、「回転地球儀」と、「アルスラーン」は完結させるように。いいですね?
「かかっているものはたかだか国家の存亡だけだ。個人の自由と権利に
比べればとるに足らないものだ。」
頭んなかサヨってた頃には疑問を抱かなかったが、今はヤン・ウェンリー
のこのセリフには正直違和感だらけだ。少なくとも今の現実世界では、
国家という共同体が個人の自由や権利を守っている。それにこれから
戦闘が始まるというときに自分の司令官にこんなこと言われたら、いくら
ヤンが名将で「勝つための作戦は練ってあるから気楽にやってほしい」
なんて言われても、命かける気失せて敵前逃亡したくなる。
12 :
日出づる処の名無し:2006/03/30(木) 00:34:56 ID:/xqLepqc
>11
「今の現実世界」と「作品内でのその時の状況」が
ちょっと違う、という風には考えられないかな。
国家という共同体が、個人の自由や権利を守らず、むしろ侵害するばかりで
一部の為政者や役人ばかりを優先して結果的に外患を呼び込んだ。
国家と個人はギブアンドテイクなわけで、侵害し搾取する一方の国家ならば
守るよりは何らかの手段ですげ替えたり乗り換えたりすることを考えていい。
(国家というより政権か?日本で平和ボケしてるからその辺の認識がまだ曖昧な自分)
それに確かその台詞は、国内で内乱が起きた時の台詞だったような。
本当に国家が滅びるかという決戦の時には、
「少しでもましな条件で講和に持ち込むために、
戦力差を承知した上で相手を消耗させる(自分たちも犠牲を出す)」作戦を採るわけだし。
まあでも、以前は気にならなかった色々に
違和感を持つようになったという点には同意。
好きな部分もまだ残ってるから擁護くさいなw
13 :
日出づる処の名無し:2006/03/30(木) 00:43:54 ID:Tm48+f4G
創竜伝でやたらと日本軍=悪って書いてなかったっけ?この作者。
原作持ってないから間違ってたらすまないが。
特定アジアも大好きで肩入れしてるっぽかったし。
ビン妃暗殺も日本軍の悪行みたいに書いてあった気する。
もし俺の記憶違いじゃなければ、とんだヨタだぜ、この作者。
14 :
日出づる処の名無し:2006/03/30(木) 00:54:32 ID:HzUMITcW
>>12 ま、そう言ってたヤンは途中で暗殺されたし同盟は滅亡したけどね。
>>10 前者は丸投げされた上に、丸投げ先で放置されている。
>>11 昔サヨってたし、その後間違いに色々気付いて田中芳樹に呆れたし、その点では同感です。だけど、
>>11の台詞を吐いたヤン自身は、国家を結構大事にしてましたよ。
少なくとも自分自身の自由と権利は、国家のために結構犠牲にしていたように思います。
(同盟の存亡に関しては、最終的には諦めてしまいましたが。)
そういうヤンの人柄込みで、あの台詞はそれなりにヤンの部下たちの士気を鼓舞し得たと思うのですが。
ヤンのファンだったので色眼鏡で見てしまってるとは思いますけどね。
今となっては、「ヤン=作者」などと言われていたことこそが許せん。
あんなサヨおじさんに
自分の生涯を民主主義の存続に捧げ、死の間際にまで他人を案じることができるのか、と。
銀英伝の中で、式典でヤンが起立しないことを咎められて、「この国は自由の国だから起立しない自由を行使する」とか言ってるシーンが、最近の君が代問題にえらくかぶる気がする。
つか、,あれは大人気ない以前に非常識だろうと当時から変な感じだったが・・・・
>>11 「イゼルローン独立共和国」を建国しうる力を持ってたヤンだから
その台詞は逆説的にありなんじゃないかな。
>>13 中国古代文学にドハマりした挙げ句、毛沢東まで擁護する
ひいきの引き倒しを地で逝く男でしょう。
スレタイに笑った
ヤンが「同盟が無くなってもお前らの個人の自由と権利は俺が保障する」というつもりであのセリフを言ってたんなら納得できるが、
どう見てもそうじゃねーからなぁ・・・
ヤン(ていうか田中)に限らず、サヨクってのは
個人の自由や権利が、天から降って湧いてくるもんだと思ってるからなぁ。
21 :
日出づる処の名無し:2006/03/30(木) 07:07:13 ID:Tm48+f4G
思い出した。
創竜伝で、「余所の土地を武力で踏み入るのは進出じゃなく侵略と言うんだ」と
第二次大戦に関する教科書記述と日本軍を批判してたが、
半島に対しては侵略じゃなく向こうからの正当な要請有っての併合だった事とか
欧米列強の植民地支配からのアジア解放にもなった事とかは
全然書かないのな、この作者。
22 :
日出づる処の名無し:2006/03/30(木) 07:08:21 ID:Tm48+f4G
向こうからの正当な要請有っての併合だった
→向こうからの要請有っての正当な併合だった
に訂正
作中の人物は、日本軍を語るに悪魔の飽食をソースにしてそうですね。
田中氏は、作品に自己を仮託する事は無い、と田中芳樹読本で話していましたが。
だとしたら頭の茹った思春期のガキ(含む当時の私)を釣る為の故意の反日路線
だったのでしょうか……。
そこまでのワルなら、まぁ見上げたものです。
今はウヨ気が入った俺だけど、基本的にサヨ指向なんだよな…
ヤン語録は未だに好きだし。
売国や自虐は左じゃない、と言いたい。
25 :
日出づる処の名無し:2006/03/30(木) 09:37:48 ID:/xqLepqc
>21
そういう視点からの資料に目を通してなかったんじゃないか。
以前はネットもなかったわけだし。
自分も日韓併合の詳しい経緯はネットで知ったクチ。
読書量はありそうな作者だけど、無意識のうちに
自説を補強してくれそうな本ばかり選ぶってことは専門家でもありがちだし。
今ならその気になれば資料があふれてるし、
熱心なファンからも反論やご注進が行くだろうから
「今は」どう考えてるのかちょっと興味あるな。
まさかそれで続刊が書けないってことはないだろうが
こんな時流になる前に完結させておけばよかったのに、と思う。
<17
そのシーンでは、ヤンは先輩のキートン山田に「大人気ない」と言われている。
当時は作者にも、そういう両方の価値観を言わす度量があったんだよ。
同じ政治家でも、ラングとかはどうしようもない小悪党だが、
家庭では良い父であり、給料の何割かを孤児に寄付してたりと、
なんとも非常に人間味あふれた描写をしていた。
なのに創竜伝ときたらよぉ・・・
でも、しばらく前に出たアルスラーンは、昔の田中芳樹の良さが
復活していて、読んでて面白かったデス。
27 :
26:2006/03/30(木) 09:58:37 ID:bWbJnL62
(誤)アルスラーンは→(正)アルスラーンの新刊は
失礼しました。
冷静に分析,議論してる藻前らに萌え.
昔見た反田中芳樹派の連中がなれ合ってた掲示板は雰囲気最悪だった.
俺も氏の作品に影響されて,古代中国史読みまくったから,
どこか最後まで憎みきれないんだ.
当時と今じゃ視点が180度変わってしまったけどな.
銀英伝はキャラに深みがあった。
キャラがそれぞれ様々な矛盾を抱えていて、それに対して
抵抗しているのを上手く書いていたと思う。
多分そういうのが「過去の」田中芳樹の魅力だったと思われ。
創竜伝は典型的な「サヨク」でしょ。いわゆる左翼マスコミの
言う事を全て鵜呑みにして構築された日本観を持つ、
絶対的な力を持った主人公が好き勝手に暴れている話、に今読むと
思える。明らかに間違えた知識で徹底的に日本をけなしてるし。
あと支那マンセーもヤバいっしょ。
「都市の名前を変えるような野蛮な事はしなかった」
→文化大革命
とか突っ込みどころ満載だし。
最近文庫で読み返した時確かにヤンの台詞には今読むと「?」な部分
もあったけど、それほど気にならなかったなぁ。
創竜伝はアジアを支配してるのが主人公側でアメリカ側を支配してるのが敵っていう設定だったっけ?
思想が違うわりに主人公も敵もいやに日本を貶めることだけは意見が一致してるという訳わかんない話。
31 :
日出づる処の名無し:2006/03/31(金) 00:37:30 ID:WbDTjG9q
レディLとかいう悪役が、世界でもっとも恥知らずな軍隊、それが関東軍とか
言ってて、主役の4兄弟の高校の歴史の教師という設定の長兄が、それについては
異論が無いとか言ってたな>30
32 :
日出づる処の名無し:2006/03/31(金) 01:09:40 ID:eYY1acbD
俺は、田中芳樹大先生が、主義主張を覆しそうになって、「創竜伝」を書くのが遅くなっていると見ている。
なぜなら、サヨク全盛期と思われていた1〜6巻から微妙に古代史の話にシフトし始めていた。
おそらく、ここに来ている人たちも、大部分が田中芳樹作品が大好きだから、
当時の無知識がゆえに、あんまり疑問をもつことがなかったので、今になって検証してみようと
思っているんだと思う。そして、今膨大な嫌韓サイトが増えるたびに、第二世界大戦の「日本軍の功績」
の真実も見え始めているから、「創竜伝」の日本軍がすべてじゃないことを知っている。
銀河英雄伝説は、ヤン自体が矛盾の塊だったことを、検証しているサイトもある。
みんなが指摘するように、「たかが国家の存亡だ」とか言っておきながら、
自分はその後その「たかが国家」を形成するために働く。
つまり、民主主義を保障してくれるのは、その国家が存続しない限り
これは無理ってことだろう? って気づいているわけだ。
後、国歌を歌わなかったのは、個人的にトリューニヒトが嫌いだったからで、
基本的に彼は、国家に雇われている限り、仕事はまっとうしようという、涙ぐましい公務員である。
それに他人にそれを押し付けようとしないで、ヤン個人で行っていることは、
国旗、国歌の強制だ〜! とかほざく売国市民団体のような他者押し付けとは大きく違う。
昔は、「創竜伝」の始さんや、続君に負けるかな〜と思ったけれど、今では論破できまくりな気がする。
時代は変わりすぎだなあ・・・・・・。
33 :
日出づる処の名無し:2006/03/31(金) 01:11:45 ID:eYY1acbD
>>26 ×キートン山田
○キャゼルヌ
キートンは声優だ!!!
ヲタクの見識はやっぱこの程度かw
35 :
日出づる処の名無し:2006/03/31(金) 01:25:37 ID:eYY1acbD
>>34 いいじゃん。別に。俺は田中先生の作品は好きだし。
いわゆるチョンは滅べと思うぐらいのサヨク売国奴(チョン化ヒトモドキ)から見たら、
ネットウヨクだけどさ。
でも俺は田中先生の考えを真っ向から否定することはしないし。
楽しく見ていたし。でも、それが全てじゃない。影響は受けても、それで洗脳されているわけじゃない。
作品は作品として、でも事実が間違っているよっていう指摘はアリだと思う。
こんな程度で良いんじゃないの?
フィクションなんだから。
そして、紛れも無く田中芳樹作品は多くの年齢層を魅了しているのだから。
面白いか、面白くないかといわれたら、面白いでしょ?
「創竜伝」だって「封神演技」を元に、いろいろ組み立てているんだから、
そういう中国小説を教えてくれるだけでも面白かったよ。
チョンみたいに、なんでもウリナラ起源にしたり、東海じゃなきゃ嫌ニダとか、アンドリューフォークばりの
無能どころか有害な「幼児化」のヒトモドキとは違うからな。
37 :
日出づる処の名無し:2006/03/31(金) 02:19:09 ID:Ahgur+pH
盲目的なくらい好きだったことを
ちょっと痛くて恥ずかしいと思う気持ちはあるが
それで過去作品や作者の人格まですべてを否定し罵倒するほどではない
あえて言えばトホホな気分で当時と今の自分を分析してみているところ。
ネットや携帯が普及すると、往年のSFはレトロに見えてしまうが
まさか政治観みたいなものまで作品の印象をこうも左右するとは思わなかった。
とりあえず中世的世界なら影響少なそうだからそっちの続編は待つ。
38 :
毛沢東 ◆MwKQAfxIM6 :2006/03/31(金) 02:38:28 ID:+uo98SxA
中国物が糞すぎることだけは知ってる
>>34 一行レスかよw
オタクでない人の見識を是非見せてくださいw
>>32 ヤンはある意味きちんと義務を果たして筋を通してたからね。
論理的な矛盾というよりは理想と現実との葛藤というべきもんかと。
その辺の葛藤は社会人やってりゃ誰だって体験するし、そういう意味では
リアルなんだよね。
銀英伝は、ヤンやラインハルトが必ずしも無敵じゃないのがいいよね。
両人とも時々戦術的な失敗もするし。
ヤンが優れているといっても、それはあくまで戦術的、戦略的なものであって、
政治的想像力ではトリューニヒトの足元にも及ばない。
それが逆に緊張感を生み、二人の人物的な魅力をも高めている感がある。
もっとも僕個人は、ヤンやラインハルトは大嫌いで、トリューニヒトとかのほうが人間臭くて好きだったけど。
逆に、創竜伝やアルスラーンでは絶対無敵のキャラがいて、彼らが田中芳樹の代弁者になっている気がする。
銀英伝は評価できるけれども、他の作品はちょっと臭気が強すぎるというか。
一番最初に読んだのが『西風の戦記』だったというのもあって、田中芳樹にはあまりいいイメージがない。
(西風の戦記のラストシーンには右翼雑誌の記者が出てきて、主人公たちを陥れようとする。
全体的に田中芳樹の思想が見え隠れしすぎて、ちょっときつい作品だった)
ストーリーテラーとしては優れているんだろうけども……。
42 :
日出づる処の名無し:2006/03/31(金) 13:50:13 ID:WzTV8LoP
>銀英伝は、ヤンやラインハルトが必ずしも無敵じゃないのがいいよね。
いい感じでスレが進んでたのに唐突に駄文が来たなw
このスレに限らず、時代を逸してしまったサヨク文学者のファンは
こういう盲目的信者の駆除が最大の課題になるだろうなw
田中芳樹って文学者だったの?
ただのラノベ作家だと思っていたが。
44 :
日出づる処の名無し:2006/03/31(金) 13:55:38 ID:WzTV8LoP
ひ、酷でぇww
中国ものも書いているが、
>>38で言われているように、かなりひどい内容だったらしい。
(僕は読んでないが、評判は非常に悪い)
本当は歴史文学を書きたかったけど、そこまでの教養はないからラノベへ行った、というところでしょ?
創竜伝かなにかで塩野七海の悪口を遠まわしに行ってたけど、かなり嫉妬が入っているような気がした。
まあ、塩野のマキャベリズム礼賛が気に入らないんだろうが。
上でも言ったが、田中芳樹については娯楽作品として銀英伝だけは評価するけど、
他の作品は基本的に市民系左翼思想が見え隠れして好きじゃない。
46 :
日出づる処の名無し:2006/03/31(金) 14:22:58 ID:Ahgur+pH
>45
初期作品や雑誌インタビューから総合すると、
・何が書きたいかはよく分かっていなかった
・初期はSFとミステリの複合みたいな作品を書いていた
・銀英伝が当たって架空歴史物の依頼が殺到
・アルスラーン、創竜伝とヒット連発
・書きたい物が書ける地位?になって中国古典に傾倒
って経過をたどってると思えた。
初期のはミステリとしてはトリック・構成ともなってないと思えたし
中国ものは風よ万里を駆けよくらいしか面白くない、というか
あえてこの人が書く必要性や独特の魅力が感じられなかった。
シリーズ増えるにつれて、似たようなキャラしか書けないんじゃ?
みたいな疑問も増えたりネットで特アの実態を知ったりして
一歩引いてみるようになったかな。
>>42 いい感じでスレが進んでたのに唐突に駄文が来たなw
こういう盲目的アンチの駆除が最大の課題になるだろうなw
ほう。
ということは、最初から歴史志向ではなかったわけだ。
確かに、作品からは歴史や軍事の知識よりも、物語的な知識のほうが色濃く感じられたし……。
うまく自分に合うスタイルを確立できたという点で、きわめて成功したエンターテイナーではあるんだろうな。
まあなんというか、同じ架空歴史物で遅筆でも、佐藤大輔のほうが自分は好きだな。
変な思想的偏りがないぶん。
49 :
日出づる処の名無し:2006/03/31(金) 17:00:28 ID:Ahgur+pH
エンターテイナーに徹して
思想演説はほどほどにしてくれてれば良かったんだけどね。
あと、中韓の実態がネットでここまで暴露される前に
創竜伝は完結させておくべきだったかとw
そうしたら「これはキャラクターの考えで現在の作者の歴史観そのままではない」
とか逃げを打てたし、続きマダーって読者から突っ込まれる危険もない。
>>41 作者の都合で、両者無敵になるってラノベや軍板で散々出たが…
四六時中無敵の創竜伝よりマシってことじゃね?
主人公が無敵になると同時に敵がすべて低脳化するのが田中わ〜るど
>>50 無敵ったって、ヤンもラインハルトも負けてるわけだしなぁ。
御都合主義って意味なら御都合主義は小説の常だし、そこまで御都合が
気になった記憶は無いなぁ。それなりの状況説明があったり、その後に
キャラが後悔したりしてるし。
そういや銀英伝とかだと悪役(旧帝国勢力)なんかはかなり酷い
書かれかたしてたけど、架空の勢力だからあんまり気にならなかった
んかね。国内で日本政府相手にやった創竜伝は鼻についたw
あと旧帝国はまともな人がきちんといたのも良かったんだろうな。
>>52 一瞬まぬけ時空を思い出した。
田中違いだけどw
>>53 悪役の書き方が鼻につくのは銀英伝も同じだけど、
まだ愛が感じられたような気がした。家族には優しい、とか。
創竜伝はイデオロギー臭が強すぎて……。
銀英伝で歴史に興味を持ったり、活字を読むようになった人間もよくいるし、
ゴー宣などと同じく一定の評価はするべきだと思うね。
個人的にはトリューニヒトやフォークみたく、田中芳樹が悪者として描いた人物がすきなんだが、
あまり同意してくれる人間がいないので寂しく思っている。
56 :
日出づる処の名無し:2006/03/32(土) 14:02:51 ID:CAchSAYW
つか美味しんぼみたいな、明らかな事実誤認での日本バッシング&特ア贔屓が
読んでて耐えられない。特に創竜伝。
作中で言ってるように、卑怯者になりたくなければ、間違いは潔く認めて訂正しろ<作者
57 :
日出づる処の名無し:2006/03/32(土) 14:23:15 ID:DgJ8RSiY
創竜伝本編が今どういう話になってるのか忘れたが
最終的には自虐史観から転向して
やっぱり日本ていいね!しょーもない政治家も多いけど
根気よく戦っていこうぜ!と帰国してハッピーエンド
になったら面白いな。
銀英伝6巻のレベロとレンネンカンプだが
レベロは
「特に悪人と言うわけではないのに、追いつめられて愚策に走ってしまった」
レンネンカンプは
「一軍人としては有能なのに分不相応な政治的判断を求められる地位についた為失敗した」
と言う点でどっちも東条英機が元ネタじゃないかな。
59 :
日出づる処の名無し:2006/03/32(土) 14:34:21 ID:Z2hO7Fnn
>>55 トリューニヒトはともかく、
フォークは朝鮮人そのものだから大嫌いだが。
病名は「幼児性〜」だったけれど、いわゆる「火病」だろう?
朝鮮人特有の。
だから、きっと朝鮮人の正体が、田中先生の嫌う連中そのものだと知り、
いたく混乱されているに違いない(笑)。
>>56 うーんと、俺は「創竜伝」好きだからな。
あの作品が、謝ってしまうのは作品が総崩れになりそうな気がして、逆に納得がいかん(笑)。
「反日」が根幹の部分を占めているだけに、大幅改造しなければならないし。
ま、座談会で以前の弁を謝るってのはネタとしては面白いと思うんだが。
それに、政治家に対しては、確かにあの当時売国政治家が占められていたので、
売国政治を貶めていたというふうにも解釈できなくも無い。
「北朝鮮や韓国、中国の走狗となった売国政治家の裏」というふうに、解釈してくれるのなら、
俺はそれはそれで納得できるものがあるからな。
60 :
日出づる処の名無し:2006/03/32(土) 14:38:30 ID:DgJ8RSiY
>59
私も、ひいた部分はあるが創竜伝もそれなりに好きだ。
だからいっそ、古代から転生を繰り返す途中の記憶でも目覚めて
近現代のアジア情勢を新たに知り日本に帰る
という展開でもいいと思うわけだw
>>55 トリューニヒトは決して単なる「チンケな悪役」ではないのでそっちは
何となくわかる。
煽動能力に長け、それなりに大局的な見方も持できる。そして自分の利益
のためだけに動いている事に対するある種の潔さがある。そして地球教同盟、
さらにロイエンタールと上手く乗り換えていく巧みさはよくできてると思う。
フォークはあまりいい要素が無いのでw
銀英伝は魅力的な敵役、悪役含めてキャラがよくできていたと思う。
「銀英やアルスラーンは好きで全巻持ってるが、創竜伝は途中でうんざりして投げ出した」
って奴が、俺を含めた田中ファンに実に多い。
あの勘違い政治主張のウザさと、スレイヤーズのパクりなんて志の低い真似をしたせいで呆れられたんだろう。
ドラよけお涼に至っては目も当てられぬ……
63 :
日出づる処の名無し:2006/03/32(土) 16:38:51 ID:FI17/+S1
今後は中国古典をラノベで出すほう方向でいってほしいもんだ
ちなみに銀英伝ではラングが一番好きだ
なるほど。トリューニヒト好きはわりと理解されるのか。
フォークに愛着があるのは、初めて銀英伝を読んだ中学校時代、
自分がフォークの立場だったら作戦を成功させられただろうか、
どうやったらフォークは英雄になることができたのだろうかと考えているうちに、
なんとなく自分が彼になったような気がして、いつの間にか好きになっていた。
佐藤大輔のように、軍事知識をどかどかぶち込んで、濃い世界観を作り出すというタイプとは違って、
田中芳樹はわりと細部についてラフなところがあるから、逆にいろいろとイフが考えられていいよね。
フォークやトリューニヒトのように田中芳樹が無能として描いた人物が、
逆に英雄になってしまった世界を想像するというのも乙なもんだ。
>>64 ここ極東板だし、
フォークは、どうあっても某隣国の民族病を思い起こさせるんだよ…。
>>65 まあそうでなくともいいところ無く散ったし、悪い事しかしなかった
から、そういう楽しみができる人は少ないと思う。
ところで64の意見を極東風に変換すると、いかにしたら朝鮮、大韓帝国
は生き延びる事ができたかというという問いになるのか?w
いやまあ、まだ朝鮮も韓国も滅んでないしね。
それに、現実に自国に損害を与える国に感情移入するのは、さすがに無理だろう。
あくまでフィクションであるという前提が必要な遊び方だと思う。
現実にフォークみたいなのが作戦指揮をとられたらたまったもんじゃないし。
フォークみたいな行動様式の生き物がこの世にいるとは、
読んでいたあの当時には、思いも寄りませんでした。
悪役だから極端な人物なんだろうと………。
そういやアムリッツァで惨敗したとき、ちゃんと火病まで起こしてくれてたような・・・。>A.フォーク
70 :
日出づる処の名無し:2006/04/02(日) 23:10:48 ID:7PpnqSiq
>>68 自己肥大と変なエリート選民意識に凝り固まったやつは、日本人でも
極稀にいる。1万人に1人くらい。
だから、田中先生はそういう人を皮肉って出したに違いない。
だが、ミンジョク全体がフォーク=朝鮮人だというのは、
今では多くの銀英伝ファンでは定説である。
>>69 だから、朝鮮人といわれる所以。
なんかどっかのスレでアドリュー・フォークは在ハイネセン朝鮮人(笑)、
で通名とかいう説が。本名は安ってところか?
>>70 どっちかっていうと、フォークから類推すると、苗字はパクじゃないか?
72 :
日出づる処の名無し:2006/04/04(火) 10:53:11 ID:IDpwp0w1
>>52 そうかな? 創竜伝でいうと
兄弟が強い→敵も強くなっていく→でも、やっぱり最後は勝つ
黄金の友情、努力はしていないけれど、勝利ってパターンだと思われ。
少なくとも敵は低脳ではない。たまたま、人外のものだったということだ。
日本軍がいくら優れていても、朝鮮ヒトモドキを人類としては
教育できなかったようなものだ。
>>70 う〜んと、ヤンの父親がヤン・タイロンだったので、フォークも日本人と同じく
姓が前に来ると思われ。
懐かしいなぁ・・・
いま、本棚を見たら、銀河英雄伝説全10巻と外伝4巻とアップフェルラント物語、そして・・・
「隋唐演義」が全巻揃ってたw
個人的には田中芳樹は好きなんだ。
ただ・・・あくまで小説家として好きなんだよ。
また、氏の政治思想が胡散臭いのは知ってる。
しかし、小説ってのは少々胡散臭い方が面白いと思うんだ。
今、その事をわきまえた上でもう一度読んでるんだけど、一番の魅力は比喩表現が実に
巧みでねぇ・・・
「糸杉のような髪」とか田中芳樹以外で使ってる香具師見てないと思うし、小説家としての
腕は間違いなく優秀なはずなんだよ。
現実と小説がごっちゃにならなければ、別に良いと思うよ。
ただ、そんな漏れでも「隋唐演義」だけは本当にどうしたんだろうと思うよ。
原文の漢文をそのまま翻訳したような味気なさで田中芳樹独特の卓越した比喩表現が
まるで無く、どっかのイカレタ古文教授が書いたみたいな文章だった。
74 :
日出づる処の名無し:2006/04/04(火) 12:11:07 ID:c4tcEQ6a
>>73 隋唐演技はだってやる気がなかったもん
でも岳飛伝とか三国志、水滸伝、項劉、以外の中国文学を書いてくれるのはありがたい
てか、はやく鄭和航海記を書いて欲しい
>>73 その比喩も時々文字数稼ぎとしか思えない時がある。
初登場のときに「××のような○○」と書くのはいいが、出るたび出るたび「××のような○○」みたいに書いたり。
まあ田中芳樹の評価があれなのはその思想云々ではなく、
自分の思想を小説の中に盛り込んだ挙句、つまんないは、話は進まないわ、破綻してしまってりしてるからだろ。
思想を吐露したければ別に本を出せばいい。
不味いカレーも美味いカレーも、服に付いたらただの汚れだ。
76 :
日出づる処の名無し:2006/04/04(火) 15:30:18 ID:bn2Xx/sv
>75
長ったらしい横文字名前のキャラが多い小説の場合、
枕詞は何度も繰り返してくれた方が
初読の時には混乱が少なくて済む、という効果もある。
程度問題かな。
やはり創竜伝は1巻で終わっておくべきだったかも。
あれ最初は1冊きりの予定で、新書版の初版には
巻数数字が入ってないんだよ。
完結せずに何年も放置するから読者の視線が厳しくなり
中韓の実態がばれまくる。
>>73 田中芳樹はストーリーテラーとしては間違いなく一流だと思うが、
文章家としての才能は……どうだろうね。
つたなくも下品でもないが、読みやすい文章を書く人だとは思うが、
比喩表現や文章力、小説としての評価はまた異なってくるんじゃないかな。
(もし、小説という言葉に重い意味を見出す人が見れば、
田中芳樹の作品は小説ですらない、と言うかもしれない)
正直、糸杉のような髪という表現も下手ではないにせよ、凡庸に思える。
僕には
>>75の
>不味いカレーも美味いカレーも、服に付いたらただの汚れだ。
という表現のほうが秀逸な気がする。
表現が仰々しすぎて、白々しく読めるというか。
まあ、このあたりは好みの問題で、好きな人はたまらなく好きなのかもしれないが……。
優秀きわまるライトノベル書きではあっても、歴史小説家にはなれない人だろうと僕は見ている。
78 :
しまりす:2006/04/04(火) 15:36:51 ID:NWlQ+X22
銀は10巻読んで
創は7巻まででおかしさに気がつきました
創竜伝の功績は反三国志の認知度をあげたことくらいか?
>>79 反三国志,俺買ったよ.本のでかさにビビったが,読破した.
というか,創竜伝読んでなかったら反三国志も封神演義も知らなかったろうから,
この2作に出会えただけでも,俺的には存在価値はあった.
肝心の創竜伝は,ストーリーが途中でぐだぐだになってしまって飽きてしまったが.
知人のオタクにしつこく薦められたんで
銀河英雄伝説読んだけど、どこが面白いの?って思った。
ひどいのは戦闘場面。
負ける側は、ワザと負けるために動いているとしか思えない。
こんなライトノベル向けの作家は、この板の語る価値はないでしょ
82 :
日出づる処の名無し:2006/04/04(火) 18:17:14 ID:bn2Xx/sv
極東が舞台の小説もございますので。
83 :
自称右翼:2006/04/04(火) 18:42:30 ID:9QzPlQrD
銀英伝は面白かったけどな。
主人公が戦略を考えるプロセスをキッチリ書いてたから。
つーか、銀英伝以前に、それなりに評価できる戦略を書いた小説って、なかった気がする。
軍板の連中が馬鹿にしそうな戦略ばかりだけど、銀英伝以前の小説では、
ライバルキャラの行動を読む戦略がたまにあるくらいで、兵站を元に戦略を立ててなかったし。
>>77 >>75です。お褒めに預かり恐悦至極。
っていうか俺も無駄な修飾語が多いと思う。
「薄く入れた紅茶色の髪」とか、「独特の歩き方〜猫とも豹とも評される」とか。
創竜伝でもやたらと朝食が豪華だったりするんだが、文章を読ませるにあたってそんな(修飾過剰な)表現や描写が必要なのかとは思う。
>>81さんが
>負ける側は、ワザと負けるために動いているとしか思えない。
(俺も同感。銀英伝にせよアルスラーンにせよ、先手の都合のいいように後手が動く将棋みたい)
と書いてるように結局文章が上手くないのだろう。ストーリーは(今はさっぱりだが)面白かったんだが。
85 :
日出づる処の名無し:2006/04/04(火) 21:26:39 ID:c4tcEQ6a
「南京虐殺を否定する香具師は現地に足を運んだことが無い」だの
「毛沢東は死後50年経たないと評価できない」だの
「日本は中韓に追い抜かれそうだから焦ってる」だの
イロイロ笑わせてもらった覚えがあるな、創竜伝には。
「阪神大震災で暴動が起きなかったのは日本人の無気力が一因」には
流石に笑いも凍りついたけどな。
87 :
日出づる処の名無し:2006/04/04(火) 22:37:55 ID:2pPEwBTf
何このDQN作家。
ここまで事実誤認と特亜に対するダブスタ書いてよくのうのうと生きてられるよ。
美味しんぼの作者みたい。
>>86 銀英伝読んでた当時ヤンウェンリーは好きだったけど、
最後の一文が本当なら、俺の今すぐ死んでいい作家リスト入り決定だな。
89 :
日出づる処の名無し:2006/04/04(火) 22:41:50 ID:2pPEwBTf
>>31 しかもそんな無知DQNがよりにもよって歴史の教師かよ。ある意味リアルだけどな(皮肉)
>>86 人として許されない台詞の数々だ。もちろんズタボロに殺される悪役の台詞だよな?
90 :
重爆 ◆VbLItbZtDc :2006/04/04(火) 22:54:02 ID:iKcJHThR
>>1 軍事知識が粗皆無の彼ですか?
例・
「どうも河底に石でもあったらしいな。それも大きくてとがったやつが。でもって、腹を突き破られたんだ」
↑これ90式戦車の事、
どんな石ですかと聞きたくなる、
MBTの腹突き破るって・・・
91 :
日出づる処の名無し:2006/04/04(火) 22:56:23 ID:c4tcEQ6a
92 :
日出づる処の名無し:2006/04/04(火) 22:58:55 ID:2pPEwBTf
>>90,91
なんだ、この作者、無知通り越してバカだったのかorz
>>92 ラノベ作家の軍事知識に期待したら負けかな、と思っている
94 :
日出づる処の名無し:2006/04/05(水) 01:02:25 ID:m3Xbg+n3
>90
汚職政治家のリベート分
設計よりも薄い装甲になっていたという設定でしたか
それにしたって薄くしすぎだろうとは思った
まあ軍関係に興味薄い読者は数値やスペックの細かい描写は
推理小説の時刻表並みに読み飛ばすので無問題w
>94
似たような事が七都市物語でもあったような。
ま、完全なフィクション世界なら、そんな内容でもさらっと流せるが、現実世界に半端にリンクすると、引っかかる物が出るのはしょうがない。
薬師寺もかなりアレな内容だし、下手に現実世界とリンクさせず、SFとかファンタジー世界だけで話書いてれば、どんな毒吐こうが問題ないんだと思う。
薬師寺はプロとして許される範囲を越えてるだろ
97 :
日出づる処の名無し:2006/04/05(水) 04:52:53 ID:baMOk2yX
興味あったけど買わなくてよかった。氏ねばいいのに
つまりこのスレは・・・
田中にプロパガンダ小説をもう一度書かせたら、
反中韓ムードが沈静化するかしら?
と・・・考えたやつがたてたのかしらん?・・・などと妄想するワタシw
若いころよく読んだな・・・本棚みたら2〜3冊あるし・・・
99 :
日出づる処の名無し:2006/04/05(水) 06:52:15 ID:KSB+Xh8h
が、しかし・・・
ワシは夢枕獏が「アジアはみんなで仲良くしようね」っていったら
ゆうこときくかもしれん・・・獏はワシの個人的な神だからな・・・orz
100 :
日出づる処の名無し:2006/04/05(水) 07:09:15 ID:VOmKHdpH
チュンやチョンと見まがう反日作家じゃん、ただの。
NYTの大西並。
それと「ラノベだから〜」「キャラや作品好きだから〜」とか言って
無理矢理庇ってる信者がそろそろうざくなってきた。
さすがこんなクソ本好きなだけあるよ。
>>99 > アジアはみんなで仲良くしよう
このこと自体に何のわだかまりはないぞ。ぜひ仲良くしたい。
「反日」であることがアイデンティティである韓国、
「反日」であることが政策である中共が変わってくれれば。
中国は共産党さえ倒れれば変わる可能性があるが、
韓国は無理だろうなあ。
銀英伝好きだが創竜伝はどうも好きになれない俺がちょいとそこを通りますよ。
>>11 自身の自由と権利のために戦うのは自然な事だと思うし、
職業軍人でなければ権利を放棄して支配者の科す義務をおう自由も選択肢にあっていいと思うよ。
ヤンは終始そういうスタンスだったように思う。公人としては結局暗殺されるまで、
主権を保持した共同体としての国を守ると言う点において、職業軍人としての義務を果たそうとはしたわけだし。
(「給料分」と言うこだわりはあったにしてもw)
戦略もないまま戦争を賛美したあげく自滅した保守派(ラインハルトの内政工作の結果でもあるわけだが)
後釜に収まるいわゆる保守左派(トリューニヒトは帝国侵攻に賛成しなかった(反対であったかどうかは疑問))
の事後処理のまずさと官僚政治の台頭(象徴的なものでは例えば査問会議)その結果滞る防衛戦略と育成人事。
民主主義国家の崩壊プロセスの一つの形ではあると思うね。
>>17 補給線の維持という基本的な軍事戦略を指導部を誤った結果であるアムリッツァ敗戦の慰霊式典で
戦略を示さないまま士気を鼓舞する政府高官への反動的な態度も
「思うのは自由だが、言うのは必ずしも自由じゃないのさ」という
ヤンの基本的なメンタリティでも制御できない程度に醜悪だと感じた結果だろうよ。
優れた戦略眼をもっていても指導部の指示に従うしかなかったわけだからな。
指導部が結果責任について素直に謝罪してれば態度は違っただろうさ。
「思うのは自由だが、言うのは必ずしも自由じゃないのさ」
他人の自由や権利を尊重すべきところで公私混同をする人間を醜く描いてるんじゃないかな。
例えば安部が首相の時に国際社会と北朝鮮との間に紛争があって国際社会が勝利したとする。
その勢いだけで戦略的準備を行わないまま、北朝鮮の実質的盟主など理由をつけて中国に攻め込み
補給線の維持に失敗。国連軍に壊滅的な損害を与え、尚且つ補給を現地収奪で賄おうとした場合、
各国政府首脳部の責任問題は必然的に問われるだろうさ。
その結果反戦を唱えた土井や管、福島辺りが台頭してきたら・・・うひゃ。
104 :
日出づる処の名無し:2006/04/05(水) 08:13:55 ID:KSB+Xh8h
お遍路さんはイラネ・・・orz
105 :
499 ◆oYNSQPjBks :2006/04/05(水) 08:20:29 ID:2vz8neD9
>>103 つづき。
>>18 本土に今ある中国文学は、文革で淘汰された中華主義の思想的屋台骨だからなぁ。
のめり込めばのめり込むほど、あちらさんの思惑に近づくのは仕方ない。
救国軍人会議の企画者だっけ、ラインハルトに煽動されて保守の芽を摘み尽くす結果を招来した男。
ヴェスターランド虐殺を天安門と考えれば、銀英伝のメンタリティと創竜伝とではベクトルが違うようにも感じる。
いずれにせよ、創竜伝の物語内での田中のスタンスは、あの物語が完結するまでは崩せないだろうさ。
>>75 マヴァール年代記は秀逸だったなぁ。
107 :
日出づる処の名無し:2006/04/06(木) 19:30:57 ID:jjlT9JPW
物語が完結するまではスタンス崩せないってのなら、せめて地の文で、
「主人公はそう信じてるが事実は異なる。この時代〜」というように
きちんと訂正入れろよ。
あまつさえ、震災に耐え、暴動に起こさず復興に努めた人々のどこが「無気力」なのか。
言っていい事と悪い事が有るだろ。
暴動は起こすくせに復興するための努力もせず資金は日本頼みの特アに「無気力」と
言えよ、バカ>田中芳樹
アルスラーンはファンタジーだからともかく、創竜伝は10巻くらいでさっさと終わらせておくべきだったな。
現実とのギャップが酷すぎる
109 :
日出づる処の名無し:2006/04/06(木) 20:00:13 ID:92vwT2m/
>>108 酷くなりすぎたから遅くなったと解釈もできよう(笑)。
あまりにも、当時と今とでは、朝鮮情報が違いすぎる。
田中先生の嫌う人種、それが朝鮮人、中国人の正体になりはじめた。
もちろん、中国人にも良い人はいるが、少なくとも朝鮮人を
悪役にして書くぐらいわけないだろ。
そもそも朝鮮は田中の眼中に無い説。
ここの住人は中国と朝鮮を「特ア」でくくるけど
田中はどう見ても中華文明のイヌだろ。
リアル中国人が朝鮮を軽視するのと同様、
田中も朝鮮を軽視してるんじゃないかな。
111 :
日出づる処の名無し:2006/04/06(木) 20:24:19 ID:jjlT9JPW
創竜伝で閔妃暗殺を日本軍の悪行扱いして三浦を極悪人のように書いてなかったか?田中って
朝鮮を軽視してるなら、そんな書き方しないだろ。
>>111 軽視してるからその程度の知識なんじゃないの?w
朝鮮に興味持っていたら、もうちょい調べると思うし。
>>111 うわあ…。ここ何年も彼の書いたものは読んでいないが、
ますます、さようなら田中、だ。
どっちかっつーと今すぐ筆を折って市井の人になってくれ、って感じ。
しかし長野県知事に別の田中が就任した時
政治家になって欲しい作家アンケートで
こっちの田中も上位に食い込んでいたorz
かなり前にどっかの雑誌でチラ見したアンケだから
今やったら違う結果になりそうだけどな
>111
リアルタイムで読んだが当時は
「へー当時の韓国には閔妃って人がいたんだー
隣の国なのに王朝名とか全然知らねーな」
くらいの認識だった
ぎりぎり二十代の俺から見ても、この数年の日本社会の
パラダイムの変革は凄いものがある。
いまさら自分の信じてきた価値観を変えろというのも
酷な話だけどな
芳樹の思春期には
日本、日本人=悪 中韓=善、気の毒な被害者
だったのだろうよ
二十年前なら、それで通用したんだがな
気の毒な人だ
『珍銀河英雄伝説』
支那帝国 国家主席を頂点とした中央集権型専制国家
自由亜米利加同盟 名目上は各州政府の連邦国家 欧羅巴からの逃亡者によって建国
ニホーン自治領 自由亜米利加同盟から自治権を与えられた通商国家
タイワーン要塞 帝国領と同盟領を結ぶ海路にある要塞
朝鮮教 人類文化発祥地の復権を目指して暗躍する宗教団体
田中先生、次の作品はこの設定でお願いします
>115
インターネットの普及が転機だったと思う。
あー銀英伝でもあの世界に2chがあったら
全然違うストーリーになってただろうねw
ラノベ板あたりにそんなスレありそうだ
118 :
日出づる処の名無し:2006/04/06(木) 23:00:12 ID:92vwT2m/
>>115 >>117もいっている通り、インターネット&巨大掲示板の2ちゃんねるに、
「特ア」マニアが大勢いたことが、転記になったんだろうね。
また、Wカップ、北朝鮮拉致発覚なども、朝鮮=被害者ではなく、
朝鮮=卑怯でクズっていう認識が、広がっているんだろうな。
ついぞ、朝日新聞が前まで行っていた世論操作もすでに通じなくなり、
圧倒的な資料と論理の砲火に晒されているし。
だから、政治家もぶれなくなった。論理や資料の補完はネットがしてくれるし。
サヨ系の掲示板が、ネットウヨクと呼ばれる人の掲示板に比べて、
論理的な脆弱さを指摘され、ファビョって、言論弾圧することからも、彼らに理がないことは明らか。
当時の無知さ加減から、田中先生を攻める人もいるけれど、あの当時は
その程度の知識しか入らなかったのだから仕方ない。
それに、俺は作品としては面白いので、続けてほしい一人である。
ただし、座談会では補足説明&竜堂兄弟謝罪会を開いてネタにしてほしいと願うものである(笑)。
>>117 なんか、どっかにあったぞ。「もし、銀英伝の世界で2ちゃんがあったら」とかいうので、
[反逆]ロイエンタール[万歳] とか、 [両手]ユリアン・ミンツの恋人を語るスレ[花]
[また]フォーク病院に搬送[火病]、[王妃]フロイラインにハアハアするスレ[万歳]
こんな感じの奴が(笑)。
>118
軍事機密がお茶の間で語られるw
いや、末期の同盟はマスゴミのやばさも致命傷だったから
実際ネットがあったら歴史も多少は違ってたかなとか思うんだ。
査問会やフォークの火病も暴露されて祭になったり
帝國側の顔写真や動画うpされまくって
顔につられて亡命希望する香具師も出るかも、とか。
というか、末期同盟の設定はあきらかにおかしいからな。
亡命してきた幼い皇帝と、それをかつぐ亡命帝国政府を
同盟の一般市民が支持するわけないだろと。
「追い出せ」「むしろ殺せ」の大合唱になるはずだろと。
まあトリューニヒトの世論操作が完璧でした、ってことなんだろうけど。
やっぱり、ネットがあれば同盟世論もかなり違う物になってただろうなw
ここまで出てきてないけど、夏の魔術シリーズでも関東軍は酷かった
今ならそんなことはないと思うが、当時はそのまま信じていたんだよなぁ
122 :
日出づる処の名無し:2006/04/07(金) 00:36:12 ID:L9DjAnxw
このスレは「銀英伝」を批判しても信者に攻撃されないからいいなぁ
>>118 ネットの最大の功績は、マスコミが決して大きく扱わない、個人個人が
持ってた特亜の実態や旧日本軍に関する断片的な情報が統合された事に
あると思う。
その結果「特亜の例外的に酷い、日本軍は例外的にいい」と思っていた
事が実は全く逆であった事が明るみになった。
つくる会運動で火がついたかもしれんが、ここまで盛り上がったのは
ネットのおかげだとおも。
>>122 銀英伝は確かにいろいろあるかもしれんけど面白かったから、
それをふまえた上でどうこう言う分には誰も叩かんでしょ。
124 :
日出づる処の名無し:2006/04/07(金) 01:39:09 ID:hE0ZwCzX
おまいら・・・気をつけるんだぞ・・・。
マスゴミなどの既存勢力が考えるのは自分たちの復権。
ネットを規制し、骨抜きにすれば、
マスゴミの捏造天国が復活するからな。
6月から財団法人インターネット協会が一方的に『有害』と決め付けたHPを、
抹殺していくシステムをコソーリ導入する予定なんだそうな。
そうなったら、なにもしゃべれなくなるぞ・・・言論抹殺国家の中韓みたいにな・・・。
気をつけてくれ・・・たのむ・・・orz
125 :
毛沢東 ◆MwKQAfxIM6 :2006/04/07(金) 01:53:33 ID:tWj7TI/W
田中の隋唐演義はゴミ
宮城谷昌光と同様、文章力がない
126 :
日出づる処の名無し:2006/04/07(金) 02:24:42 ID:hE0ZwCzX
>>125 メヂャーな漫画家みたいに、もう自分では書いてないんでわ?
俺としては「ダーティーペア」を完結してくれれば文句ない。
128 :
日出づる処の名無し:2006/04/07(金) 07:24:26 ID:5RSRYEYY
>>119 俺が一番面白かったのは、[猛将?]ビッテンフェルトを語れ![いのしし武者?]のようなところで
1 ここは黒色槍騎兵を語るスレです。
2 2GET
3 3GET
4 明日から配属になります。死にそうで欝だ
5
>>4 とりあえずガンガレ。とりあえず先陣はやめとけ
6 ミッターマイヤー艦隊に配属された俺は勝ち組!!
7
>>6 高速戦艦なんか船酔い激しすぎ!! 信者UZEEEよ
とかいうのがメチャクチャうけた。
129 :
日出づる処の名無し:2006/04/07(金) 11:44:05 ID:CQLFbWTy
まあ、俺の中では宇宙三国志やっていた銀河英雄伝とかの
「ああ、この人は好きな小説を下敷きにして書くと上手いなぁ」系の
ものは認めてますよ。エンターテイメントとしてしっかり成立しているし、
臭みも少ないし。
ただこの人、やっぱり学者的なアプローチで文献を調べるタイプの作家じゃない
ので引用もとが誤っているとそれがそのまま出てきます。
それが創竜伝。
フィクションなんだからいいじゃん、という擁護もしたいところだけど、
時代劇作家が「関ヶ原にはガンダムがいた」級の間違いを連発していたら
ギャグだと思う。
まあ、彼の若かった頃からしばらくはほんとに検証されない情報が
一方的に垂れ流されていたので、歳喰った今、頭を切り替えることなんか無理だろうけどね。
ほんとは年寄りでも検証の作法だけ守って情報と接すれば良いだけなんだが、
なんかねぇ。やらないねぇ。年寄りと左翼は。
田中芳樹の描く男性キャラは魅力的なんだが、女性キャラは魅力が足りんよね。
131 :
日出づる処の名無し:2006/04/07(金) 13:17:46 ID:hE0ZwCzX
>>130 某有名アニメ屋の女性観は「女は裏切る」だったな(^^;
サヨ系クリエイターには女ギライが多いのかしらん?w
それともみんな『ハニートラップ(笑)』でダマされ・・・(ry)
ちなみに美人局は『つつもたせ』とよみます♪
>>130 ラインハルト姉とか、徹頭徹尾話に都合の良い女性が多いのがな・・・
キルヒアイス死後人格変わっちゃったりしたらそれはそれで怖いけど。
逆説的だが、男を裏切る女を描けるなら、それに越したことはないと思うんだけどね。
人物のリアリティは反発や葛藤で成立するものだからさ。
田中芳樹はそのあたりを扱うのがうまいはずなんだが、なぜか女性描写では抜け落ちてる。
戦記ものだからごてごて恋愛描写を入れるのを避けたのかもしれないけどね……。
134 :
日出づる処の名無し:2006/04/07(金) 13:51:10 ID:1fbg1+y2
アルスラーンってグインの作者の圧力で終わったらしいね
135 :
日出づる処の名無し:2006/04/07(金) 14:10:11 ID:hE0ZwCzX
>>134 作者の人格と作品の良し悪しは比例しないからな・・・
136 :
日出づる処の名無し:2006/04/07(金) 14:16:14 ID:CkVMlDe4
>>134 何それ?出来うる限り超絶kwsk。
あればソース付きでおながい。
>>133 どんな小説でも女のキャラのバリエーションは少ない。
アンネローゼは例外だが、後は大抵活発でやり手(家事は苦手)のキャラばっかり。
>>137 >どんな小説でも
はないだろ。どんな戦記でも、とかいうならわかるが。それとも
「この作者は、どの小説でも」と言いたかったのか?
140 :
日出づる処の名無し:2006/04/07(金) 19:21:49 ID:uONlynzK
141 :
日出づる処の名無し:2006/04/07(金) 20:08:00 ID:/XiD3av6
ていうかさ、以前は真実を知る手段が少なかったから仕方ない、とこの作者を擁護してるのが
いるけどさ。
それを言うなら美味しんぼ作者も日教組も皆同じじゃん。
偏った間違った知識で日本と日本人を公私混同と言ってもいいやり方で中傷しておいて、
その上情報が手に入るようになってきた今の今でもろくに謝罪や訂正しないで放置してる
作者自らが作品中で語ってるような卑怯な人間に成り果ててる事が問題なんだろ。
田中芳樹が作品中で描いてる「自分が正しいと信じて疑わず、それ以外の価値観を
認めず、自分の主義と反する相手を(作中の言葉で)どれだけ傷付けてもかまわないと
思ってる」バカで腐れ根性の敵役そのもの。
こういうところが好きだった、とかならいいけどさ。
いくらヲタとはいえ、ヤツの間違った知識で描いてる反日描写まで庇ってるのはいただけない。
142 :
日出づる処の名無し:2006/04/07(金) 20:12:44 ID:/XiD3av6
それと創竜伝の巻末の座談会で「日本はいい国です。そういう事も書きなさい」という
手紙が来たと笑い者にしてたけどさ。
ソースが有る手紙だったのかどうかは知らないけれど、田中芳樹の下種な根性が伺える。
だって田中芳樹の日本批判は間違いだらけで、その手紙正論じゃね?
作中のキャラを使って笑い者にしてるこのハゲがバカって感じ。
擁護って言うか、
「現在の価値観でもって、過去(に書かれた作品)を一方的に断罪する」のは
今まで自分がやられてきた自虐史観洗脳と同じことじゃね?
と警戒&自戒してしまうから、なるべく作者側の立場にもたって
あれこれ推測してる面もあるんだ。
しかし作者も現在の価値観(明らかになった近現代史知識)を
今は得ることができる立場なわけで、
できれば何らかの形で間違いは間違いだったと発言して欲しい。
が、肝心の本編がちっとも先に進まないので、後書きも何も期待できない。
キャラが作中で新たな歴史を知るって展開も、作中はまだ
「21世紀まであと数年」が舞台だから、「インターネットで見た」は使えないだろうなw
ただ、読者っつか他者を見下す態度は以前から徐々に片鱗を見せてたな…
読者からの手紙も、失礼な引用をよくしてたし、
何かの小説大賞の審査員評でも思いっきり引いた記憶が…orz
>>1 あなたは私ですかw
私は厨房のころに創竜伝にハマッて、作中の左翼発言を鵜呑みにして
友達に言いふらしていたという、こっぱずかしい過去があります…
マジで、大人になったらアジアに謝罪して回りたいとか思ってました><
一番良く覚えている左翼発言は、「東南アジアの、
日本軍に虐殺された人たちの慰霊碑の前で、
何も知らない日本人の観光客がピースで写真を撮り、
現地の人たちを傷つけている」って感じのやつです。
日本は虐殺なんてしてないのに、どこからのネタなんでしょうね?
やっぱ中国のことを調べてるうちに、あちら向きに洗脳されてしまったのかな?
私は、続編が出ないのは、田中さんも間違いに気づいてくれたからだと信じてますけどね。
魔界都市の人?
道原かつみの銀英伝はどうなったんだろ?
女にされてしまった、ルビンスキー・・・
147 :
日出づる処の名無し:2006/04/08(土) 05:16:10 ID:0W+lFlx1
高橋留美子のまんがも・・・中韓融和くさいよな・・・(−−;
>>144 虐殺はなかったといいたいのならば戦争犯罪記録を総当り
する必要があると思います。
また、慰霊碑が存在するか、するとしてもそれが
捏造記録に基づいていないかなど逆に検証は必要だとも思います。
たとえば、旧日本軍が悪逆非道の軍隊だったというなら、否と否定してよい。
たとえば、件の田中の文章などならば、「ソースだせ」でよい。
私は不勉強ゆえ、たとえば極東軍事裁判の記録の事実検証を
すべて行っている方がいるかもしれませんし、その上でならば
日本軍は虐殺をしなかったと言ってよいでしょう。
しかし、もし、そういった検証なしに、あるいは伝聞などで
「虐殺はなかった」という言い方をすると、それこそ中共スパイ
(日○組やアレゲな平和活動家ともいう)に言質をとられるだけです。
田中のことを笑えなくなります。
それゆえ、「虐殺はほとんどなかった」と言う表現がより適切ではないでしょうか。
よく、フォースの韓国面、ニーチェの警告、ミイラ取りがミイラなどなど
言われているのは伊達ではありません。
かの星新一氏は
「目からうろこが取れた場合と、
目にうろこが飛び込んだ場合、
見分けることはむずかしい」
と申されております。冗長ではありますが、スレの性質上
一言申し上げる次第であります。
堀江メールのことはもう忘れちゃったのかな?(´・ω・`)
>>148 そりゃ戦闘があった場所には慰霊碑があるさ。
その慰霊碑はたぶん、「日本軍に虐殺された現地人」の慰霊碑ではなく、
ともに白人と戦って死んだ「日本軍と現地人」の慰霊碑じゃないの?
もっとも東南アジアの人は、「日本人と戦った」ではなく
「日本人として戦った」と表現するみたいだけどね。
ちょっと参考↓
●マレーシア ラジャー・ダト・ノンチック元上院議員の発言
この国に来られた日本のある学校の先生は
「日本軍はマレー人を虐殺したに違いない。その事実を調べに来たのだ」
と言っていました。私は驚きました。
「日本軍はマレー人を一人も殺していません。」と私は答えてやりました。
日本軍が殺したのは、戦闘で闘った英軍や、その英軍に協力したチャイナ系の抗日ゲリラだけでした。
ttp://members.at.infoseek.co.jp/konrot/koramu25.htm
>>141 美味しんぼと創竜伝の違いは一言で言って、
「勝手に歴史を作った奴」(カリヤ)と、「一方的な中国史観の垂れ流し」(タナカ)の違いだ。
これ、前者は救いようが無いぜ。
そうそう、俺もね、田中芳樹が言うような「卑怯卑劣」に作者が陥らないことを願うよ。
「過ちてこれ改めざる、これすなわち過ちなり」
と田中先生の大好きな「論語」でもあるしな。
反日描写については、当時の認識でしかないから仕方ないだろう。
それに、それが一概にトンデモ理論と断言はできないんだよ。
当時の腐敗していた村山とかそういった連中をモチーフにしていた。
奇しくも、田中先生の書いていた政治家連中は「中韓の奴隷」だった
クズ政治屋だったことが明らかだしな。
それに、最近の「創竜伝」って、なんか俺知っている限り「アナザーストーリー」ばかりのような気が
するんだが。
>>151 >田中芳樹が言うような「卑怯卑劣」に作者が陥らないことを願うよ。
もうすでに…
153 :
日出づる処の名無し:2006/04/08(土) 20:18:08 ID:aPPjCe3r
>>152 当時の認識云々ってじゃなくて、彼はNYTの大西と同じで「リベラル」というポジションに立つモノとしての、
当然の言論でしょ、日本軍、日本人は道徳的に劣っていて、韓国や中国に謝罪と賠償をせよとね。
そういうスタンスを明らかにすることで愚鈍な大衆に対する言論人としてポジションを確保する訳だ。
美味しんぼの原作者はリベラルというスタンスを表に出して成功し、言論界でもポジションを持つことができたが、
彼はカリーに比べたら下手なのでそれに続こうとして失敗した、これだけの事だと思うが。
>>151 >「一方的な中国史観の垂れ流し」(タナカ)
んー。
中国擁護だけじゃなくて、平和主義とか反権力とか野党根性とか、
なんというか基本的に左翼系市民団体臭いんだよね。
主人公を綺麗に書こうとするあまり、指導者である主人公がかぶるべき泥を他のキャラにかぶせてしまったり、
なんというか、良く言えば無邪気、悪く言えば独善的な世界観が根本にあるような気がする。
まあ、それこそが広い意味での中国史観なのかもしれないけどね。
中国の歴史観というのは、易姓革命に代表されるように「天命」すなわち絶対的な正義があって、
勝者は天命に従って戦った「大丈夫」であるということになる。
ところが、ヨーロッパの歴史観、政治観というのは、ヘーゲル思想がまさにそれなんだが、
「対立」「闘争」というのが非常に重要視されている。
単性説対両性説、キリスト対イスラーム、プロレタリア対カトリック、プロレタリア対ブルジョア……。
民族、宗派、王家の一つ一つが真実をもっていて、それらが対立し、陶冶されることによって進歩してきた。
絶対的真理は存在するがそれは神が知ることであって、人間はひたすら闘争し、
よりベターなものを見つけることによって神に近づくのだと、そう考えられている。
田中芳樹的世界観はまさに前者で、絶対的な「天命(正義)」を体現する主人公がいて、
それらに刃向かうものは天敵であるということになっている。
そうした世界では、対立物にもまた真実があるという意見は、決して許されない。
だから田中芳樹の小説の主人公は限りなく魅力的で、綺麗だが、同時に独善的になってしまう。
話をさらに大きくすれば、ヨーロッパは対立や闘争が重視されたために、
それを調停するために法が発達し、遵法精神が重んじられた(日本もそれを受け継いでいる)。
一方、中国では天命こそが絶対だから、それの体現者たる権力者の意志が法よりも優先されることになった。
今日、中国が法や条約を無視して日本に無理難題を突きつけるのもそのためで、
彼らにとって、法を盾に天命を体現する中華の意志を否定する日本は「法匪」でしかない。
中国人の独善性と、田中芳樹の作品に漂う空気は、どうも同根のものであるように思える。
自分的には、
皇国≧星界>銀英伝>>>>>>>>>銀英伝以外の田中芳樹作品
なんだよね。
三作品とも、戦記かつ遅筆かつ異世界という共通点がある。
銀英伝は独善的な描写と政治主張がなければさらに上位なんだが。
>>154 訂正
プロレタリア対カトリック→プロテスタント対カトリック
156 :
日出づる処の名無し:2006/04/08(土) 21:06:54 ID:aPPjCe3r
>>154 >田中芳樹的世界観はまさに前者で、絶対的な「天命(正義)」を体現する主人公がいて、
>それらに刃向かうものは天敵であるということになっている。
マルクス主義、リベラリズム信奉者に非常にありがちな発想だと思うけどね。
中国人や韓国人の「自分たちは道徳的に正しい、だからお前は黙って従え」って独善と
そういう発想は非常に相性が良いと思うんだ。
>>156 >マルクス主義、リベラリズム信奉者に非常にありがちな発想だと思うけどね。
マルクス主義なんてのはまさに対立が主眼に置かれている思想で、
単にその対立→止揚→対立の過程が、プロレタリア革命で最後であるとしているだけ。
だから、ブルジョア革命の功績などももちろん認めている。
プロレタリア→善 ブルジョア→悪 なんて単純な思想ではないんだよ。
しかも、このプロレタリア対ブルジョアという対立にも、
結局、フェビアン協会やケインズ(修正資本主義、リベラリズム)のような調停者が現れる。
そして左翼思想も主流はやっぱり両者の対立を解消させる方向へ進んだ。
ところが、中国の思想には対立がそもそも存在しない。
絶対的な天命があり、それに従うものは善で、逆らうのは悪なわけだ。
もちろん、日本のリベラリストは毛沢東思想の「アジア的優しさ」に感化されてしまったものだから、
本来の西洋的リベラリズムとは異なり、中国的な思想が一部に現れた。
田中芳樹のようにね。
>151
創竜伝初期から初版で読んでいた世代としては
モチーフになっていたのは竹下〜海部だとオモ
発言というか外見の描写とかがね
158補足
あと作中で「もう何年も前になるが〜」と書かれていた
バブル期日本の海外での札びらバラマキっぷりは
発行当時は現在進行形だった。
つまり近未来小説という設定で、1990年代中盤、
バブル崩壊直前の日本を舞台にしていた。
時事ネタ織り込むなら完結まで世紀をまたぐなよと思うw
160 :
日出づる処の名無し:2006/04/08(土) 22:19:12 ID:dNN22mid
朝日新聞みたいな野郎だな。<田中芳樹
知ってたにせよ知らなかったにせよ、間違いで日本を叩きつつ特ア美化。
そんでこれだけ情報が得られるようになっても一向に訂正する気配も
見当たらない。
しかし言ってる事は攻撃的で偉そう。
田中芳樹が今もって謝罪も訂正もしないことは確かに潔くないし、責めたい人間は責めていいと思うけどさ。
(氏の思想が銀英伝・創竜伝執筆時から変化したかどうか自体、わからないけどさ。)
「作品自体は好きだったから」(特に銀英伝についてそういう人が多いだろうね)
と言ってる人間でも、
「だから田中芳樹を責めちゃダメだ」とまで言ってる奴なんかそういないだろ。
往年のファンまで責めるような言い方するのはどうかと思うよ。
あとさ、一般人が簡単に
「謝罪しないから最低だ」というのもどうかとは思う。
「10年前には頭がサヨってたが今は中韓の真実に気付いた」人間って、相当な数居るだろ。
一般人なら
「日教組に騙された!」「マスゴミに騙された!」「ようやく俺も目が覚めたよ!」
と一人でさっぱりすれば済む問題だけどさ。
それなりに売れた作家が(偉そうにもしてたようだしプライドもあるおっさんだろ)、
「昔の著作は間違った知識に基づいて酷いこといっぱい書いてました。今はもう目が覚めました。
ボクの作品を読んでくれたみんな、
実は支那は酷い国だったんだ、竜堂兄弟の言ってることは間違いだらけだったんだよ。
ホントすみません。」
といきなり土下座するには、かなりの根性が要るだろ。
ま、今もってあのデタラメ文を売って印税手にしてるんだったら、
訂正くらいはちゃんとしてくれないと、無罪放免とはいかないと思うけどね、やっぱり。
163 :
日出づる処の名無し:2006/04/08(土) 23:42:50 ID:TsDTJf1W
>>161 そうなんだよね。そこが、ただ単に脊髄反射している連中と、そうじゃない人たちとの違い。
>>162 正直、そんな竜堂兄弟違和感ありすぎ(笑)。
ノムヒョンが突如親日発言をしまくって、韓国で反日活動した者死刑なみの扱いにしたようなもんだ。
いや、俺は反日でもいいんだよ。チョンや在チョンに支配されていた。こいつらを竜堂兄弟が
駆逐してくれれば、
朝鮮総連をソニックブームでアボーンさせたり、民潭が「火炎」で跡形も無く消滅したり、
チョン系の連中が、あっけなくボコボコにされたり、で、続さんが
「レイプするしか脳の無い民族は、人として最低だとしるのですね。ヒトモドキチョンが」
とか言い始めたら、笑えるし、それなりに筋も通っているんだが。
小早川奈津子は在日朝鮮人!! とか。もうこういう裏設定があると尚、楽しめないか?
ソウルが舞台で、日本から独立した記念とか、朝鮮人は言っているが、歴史も知らない低俗民族の
悲しさで、中国からの独立門であることすら知らない原始人とか。いま、それが破壊された!! とか。
そんな創竜伝なら読むの再開してもいいな
165 :
日出づる処の名無し:2006/04/08(土) 23:54:43 ID:BV/6Itqm
田中作品に違和感を感じた時、少年は大人になるのだ。
所詮はジュブナイル作家なんだな。良かれ悪しかれ
166 :
日出づる処の名無し:2006/04/08(土) 23:56:19 ID:dNN22mid
>>162 公の場での発言に責任を取るのは当然で、それをしないから批判されてるんだと。
あと、基本的に、ファンを批判してはいないだろ。寧ろファンが「ライトノベルだから
仕方ない」「昔は知らなかったから仕方ない」と過剰ともいえる擁護してるから
「これだから田中芳樹のファンは」とうんざりされてぽつぽつ苦情レス書かれてるんだろう。
問題は何か、言われる原因は何だったかを忘れちゃいけないと思う。
167 :
日出づる処の名無し:2006/04/09(日) 00:00:14 ID:dNN22mid
しかも田中の場合、公の場で不特定多数へその中傷を発信してたうえに、
金も儲けてたんだ。
一人の人間として責任取るのは当然だし、自分がさんざん作品中で批判してきた
人物と同じ態度をとって未だに謝罪も訂正もしない、というのは軽蔑されても
当然だ。
この人って面白い喧嘩を書けない人なんだよね。
田中はキャラが無敵属性じゃないと無茶できないというか、
汗や血の臭いがしない喧嘩しか書けないようなところがあるね。
そういう点じゃライトノベル作家以下の筆力しかないのかなあ。
秋田禎信とか、いかにも痛そうだったり疲れてたりする描写が上手くてねえ。
>>166 喧嘩売りたいわけじゃないが、少なくとも
キーワード: ライトノベル 抽出レス数:4 で出てくるのは
>>77 >>81 >>166 >>168 だね。
「ライトノベルだから仕方ない」とか言ってるファンは、この板にはいないように見えるよ。
どっか別のところで論争したイメージが残ってて誤解してない?
ここで若かった自分の思い出を懐かしんでるファンにまで不要に突っかかってる自覚はないか?
今の田中芳樹を特にかばう気なんかないのに
「これだから田中芳樹のファンは」とうんざりされるのは、気持ち良いことではないな。
「昔は知らなかったから仕方ない」に類することを言ってる人は確かにいるかもしれないが、
それだって「昔」「当時」「仕方ない」等でレス抽出してみた限りだけど、
そんな滅茶苦茶言ってる奴なんかいるかあ?
170 :
169:2006/04/09(日) 02:07:05 ID:gfJA8bwj
「ラノベ」で抽出してみたら、もう少し居た。
だけどその内容を見るに、アンチの人か、
ファンの人でも「所詮ラノベ程度の人なのか…」と嘆いてる感。
ラノベだからいいんだとかばってるようなのは見当たらない。そこへ突然
>>100や
>>166のように言われても、違和感ありあり。
171 :
168:2006/04/09(日) 02:25:07 ID:Ep63XI2o
あ、でもリアルで体が壊れるほどの喧嘩をやるとまず1ヶ月は復帰できないねえ。
スポーツやってても、切り傷擦り傷打ち身はすぐに治るけど筋肉や関節、骨格にダメージがいくとどうにもならん。
俺三角筋と骨との結合部のじん帯を痛めたんだが、3週間になろうってのにまだ痛みが残ってるし。
172 :
日出づる処の名無し:2006/04/09(日) 15:03:05 ID:N7BZkjVD
>>169-171 認識の違いだね。
元ファンにとっては「これくらいで・・・」と感じるのかもしれないが
別にファンでもない方にとってはうんざり。
で、ファンじゃないほうにしてみれば、「これくらいでファン叩きと言われたら
たまんね」って感じだが、ファンにとっては「ファンまで叩かないで欲しい」と
なる。
まあ田中芳樹の言動は褒められた事じゃないんだから、ファンもいちいち
「軍事知識ねーよな」と言われたら「ライトノベル作家だから」
「日本を中傷して特アを美化するなよ」と言われたら「当時は知らなかったから」
とかいちいち書いてくるのはどうよ?これが田中芳樹以外の作家と考えてみろよ。
かなりウザいよ。
薬師寺涼子なんか読みたくないんだYO!俺はアルスラーン戦記の最新刊を読みたいんだ!
以上信者の独り言でした
マヴァール年代記は好きだ
左の方が圧倒的に知的だった時代が確かにあったわけだからしょうがないべ。
だいたいこの年代の文化人なんて似たり寄ったりだよ。
調子に乗りすぎたのは創竜伝くらいじゃないのかな。
いや、薬師寺もひどい。
あれは左とか右とかいう以前の問題。
>>172 田中芳樹以外の作家と考えても、別に。
というか自分自身が2002年のWCまで全く無知だったから、
あまり堂々と「無知」を責めたくないだけなんだけどな。
(特アの実態を知ってたのにわざとプロパガンダやってたというなら別。そういう証拠持ってるんなら是非教えてほしい。)
もういいや…とにかく、別にファンでもなかったんなら、
わざわざこのスレageまくってまで、このスレで話されてないことまであげつらわないで欲しいなあ。
西風の戦記とかもひどかったよ。
>>172 もう相手するのやめとけ無駄だから
世の中には、否定と批判の区別もつかない奴らがいるのさ
世界一すぐれた田中先生の小説を否定する者はスレから出ていけ、
なんてことを平気で書き込む奴らがな
そしてそういう奴らが、でかいつらでのさばってるのが2chだ
>>168 スレ違いだけど本当にうまいよな
疲れた肉体とか、痛みの感覚の描写
それに限れば、ライトノベルというか、
海外の冒険小説でも中々匹敵する奴は少ないと思う。
流れぶった切るようでアレだが、俺は田中に自己批判とか謝罪とかは求めないよ。
むしろ、作品から今までの無用な政治論を排除して、エンタメ作家に徹するようにして欲しい。
嘘情報に踊らされてた作家として、それが唯一現実的な「謝罪」であり、落としどころだと思うから。
銀英伝とか昔読んでたけど
気にもとめなかったな、どの辺がマズいんだろうか
ラノベ作家としては最近
ちゃんと定期刊行する作家複数を追いかけるようになって
田中氏のやる気なさげな発行姿勢に対して点が辛くなって
今までスルーしていた中国マンセー風味までが鼻につくようになってしまった。
銀英伝の頃は半年に一冊ペースを守ってたのになあ。
>>182 銀英はそんなに叩かれてない。(まったく叩かれてないわけではない)
・銀英で充分稼いだせいか、発刊ペースが異常に遅くなった
・シリーズ物を放置して、他のシリーズを書き始めた
・異常な中国マンセーが目立つようになった
(この板的にはこれがいちばん重要か)
・露骨な烈火コピーが目立つようになった
のが主に叩かれてる。
烈火ならいいが、劣化だからなあ。
>>184 自分の作品を他の作家に丸投げするようになった、を忘れるな。
個人的には、若手の育成やら審査やら丸投げという内幕の抱え込みやら
やってる場合かと突っ込みたい。
講演会やTV出演しないだけマシなのか?
一度左翼に傾倒したら、
傾倒した先で出来た人脈とか、人間関係ってのが絶対あるだろうね。
一般に言う「中国の友達」関係の人脈とか。
左翼から抜け出すのは、交友関係を壊すことにもなるから、なかなか難しいんだろう。
文学界というか、出版関係というか、電通というか、まだまだ左翼隆盛だよね。
以前、創作文芸板に行った事があるけど、将来ある新人たちもかなりの左翼根性だった印象を受けた。
田中芳樹の場合はただのよくいる反日隷中日本人だろ。
まあ佐藤御大も吟詠伝に相当はまっていた過去あるけどな
是々非々でいいんじゃね?
現実社会と2ch的言論の間のギャップも結構大きいからね。
その辺の人に聞いてみればまだまだ日本軍は最悪の軍隊だったとか
答える人はいる。情報はあるかもしれないが、あくまで例外で価値判断
そのものを変更するまで行っていないのかもしれないが。
未だに河野橋本宮沢なんてのがでかい顔してるし、二階も大臣やってる
というのが何よりの証拠だと思う。
まあ転向したら普通に糾弾とか自己批判とか総括とかやられそうだしw
あとある時点での価値判断というのは結局その時点で得られる情報を
もとにするしかないわけだから、南京だって従軍慰安婦だって昔は
「あった」。
その辺のが見えてないのは問題かと。
それから俺はオーフェンよりは吟詠伝の方が好きだなぁ。
政治や艦隊戦やってるときに肉体の痛みがとか延々やられても
正直うざいっしょ。
オーフェンとの比較は創竜伝の方だが。
194 :
191:2006/04/15(土) 13:23:43 ID:2/r45gqZ
>>192 >>168の人かな? 筆力ってーと作者の作品全体の話になるからなー。
その点で秋田はすごい、だからってそれだけで作家の筆力が、
まして作品の面白さが決まるわけではないっしょ。
それに創竜伝に触れなかった意図を汲んでほしいw
>>193 一応小説家を扱ってるスレなんだから、もうちょっと日本語について
勉強してから書こうな。「"現実逃避"と"現実"の"差が大きい"」
というのはいささか変だぞ。
>>194 肉体の痛み云々の話をするなら、比較対象は銀英伝じゃなく創竜伝だろ。
>194
秋田に限らず、スポーツなり闘いなりを上手く書ける小説家は肉体との会話を文章にするのが上手い。
そういうのは結局嘘なんだけど、読む人に肉体感覚を意識させるのに必要だからな。
個人的な意見として、田中は「プロ」とか「職人」を書けない。軍人も政治家も皆アマチュアばかりだ。
銀英伝が軽いのはプロ意識の無いやつが大きな顔をしているからだと思う。
立場が人を作ると言う点を全然考えていない。
あと、この人ハードボイルド小説に影響を受けた世代のはずだけど、
小説家として一世代前の平井和正と比べてもねえ。
「カッと逆上して人を殺すのはアマチュアのやることさ。」
197 :
191:2006/04/15(土) 14:31:22 ID:2/r45gqZ
>>195 筆力ってーと総合力だから。
まあ「その点〜ラノベ作家以下」って言ってるのが「肉体感覚の描写」
の事だったらそれに関してはそこまで考えてるわけではないのでパス。
銀英伝とかの面白さのメインがそこだとは思えないし。
>>196 肉体感覚の描写に関しては同意。
だけどその辺に関しては「それで?」なんだよなー。
理由は上述の通り。
プロ意識に関してはこの前読んだ時にそれが気になったとこは多々あった。
まあただ現実そういう奴多いからな、と苦笑する部分もあって、微妙な
とこ。
田中の世代だと「反抗=善」で、その反抗に合理的な理由を付けるもの
だったり、田中が無意識にそうあってほしいと思う願望がでてるのかと
思ったり。
っていうか、肉体感覚がどうとか、登場人物のプロ意識とか
極東板で語ることじゃないと思うんだが。
小説板(ライトノベル板?)でやれって感じ。
この板的には、主に中国マンセーっぷりについて語るべきじゃないか、と思う。
つかさ、田中は小説家な訳だから田中の価値は書いた小説が面白いかどうかであって、本人が中華マンセーだろうが妙な左翼思想だろうがそれを作品に持ち込もうがどうでもいいけどね。
その結果つまらなくなれば読者が去るだけだし、ってか今そうなってるわけだが。
おまけに田中の小説元ネタ(90式とか)に人と会話して恥かいたなんてのは、小説のネタを信じた方が馬鹿だろうとか思うけどね。
200 :
191:2006/04/15(土) 17:02:59 ID:2/r45gqZ
>>198 確かにちょっと流れすぎか。
支那マンセーに関しては色々と結論が出てしまった感があるので
流れたんだとおも。
>>199 まあそういう事なんだけど、少しあーだこーだ言ってみたくなるくらい
には昔は面白かったという事で。
90式に関してはなかなか本当のすごさというのが表に出てこなかった
という経緯があったようで、普通に情報集めるとああなる、という話は
どっかで聞いた事がある。
まあ兵器の性能なんて軍事機密だからあんまり知られてるのも
どうかとは思うが。
中国マンセーよりは目立たないけど、
人文系マンセーも潜在的に巣くってる感じしない?
単に、自分が厨房でリアルタイムで読んでた頃が理数系苦手で、
「こんなの将来何の役にも立たねーよ」と中2病まっさかりだったのもあるけど。
理系=人としての暖かみに欠けたマッドサイエンティスト予備軍
文系=軍国主義者に役立たずとレッテル貼られて真っ先に学徒動員された悲劇の犠牲者
みたいなイメージが、なんかこの人の作品で強化された気がするんだな。
その後、理系現場を厚かったノンフィクションとかを読むようになって
自分が理系コンプから変なイメージ持ってたなと気づいたんだけど。
202 :
自称右翼:2006/04/15(土) 17:59:22 ID:8MSi7YKH
>>201 漏れは、逆に文系大嫌いで、理系の学部に進んだクチだが、
そもそも、理系の人間って、ほとんど出てきてないんじゃないか?
しいて言えば、創竜伝で中性子爆弾つかったマッドくらいじゃネ。
(って、いいながら、創竜伝は4巻までしか読んでないから、後のほうで出てきてたらゴメン)
銀英伝の要塞をワープさせた技術大将も、技術者というより管理者ってスタンスだったし。
文系の大学の研究予算は理系のそれよりずっと低い、もっと増やせ
とか、創竜伝で書いてたような。
もうね、アホかとバカかと。必要経費が文字通り桁違いだろと。
205 :
自称右翼:2006/04/15(土) 18:12:57 ID:8MSi7YKH
>>203 おお、そういえば居たな。
言われてみると、理系は全部マッドだな。
銀英でも外伝かどっかに、キルヒアイスの友人で
そいつは文学部?で、だから徴兵されるとかいう話があったと思う。
「文学って役立たずなのかい?」とか、そういうのは上が勝手に
決めるんだ、みたいな。
まあ文学は役立たずだな。
文学者や小説家一人より看護婦一人の方がはるかに役に立つ。
これは歴然とした事実だ。
>>201 厨房時代は盲目的に銀英伝ファンだったクチだけど、
それよりずっと前から理科好きだったから、別に迷いもなく理系に進んで今研究者だよ。
確かに田中作品に真っ当な理系があまり出てこなかった記憶もある。けど、
そもそも「小説家」というのは大部分が文系の出だろうし
(パラサイトイヴみたいに研究者が書いた作品とか、森鴎外は医者だったとか、例外を出してしまうときりないけど)
それは気にならないな。
スレ違いだけど、京極夏彦なんかも科学の描写は滅茶苦茶だった…。
文系の人が無理に科学を描写しようとすると、すぐ安っぽいマッドサイエンティストが出てくる気がする。
>>208 理系出身の作家さんや文系出身で理系に転身した物理学者いるよ。
聞いた事あるぐらいの世界だけど。
欧米のSF作家は生粋の科学者がやってる場合も少なくない。
>>208 文系から転身した物理学者って誰? 聞いたこともないなあ。
数で言ったら、理系出身の作家>>>>文系から転身した理系だと思うけど。
>>211 いるらしい。
誰とはわからないけど、聞いた事がある。
文学部卒で、院2回ぐらいまで行って、突然物理学部に学士入学して、今は研究員って人。
>>210 アシモフとかクラーク、ジェームズ・ティプトリーJr.が有名だな。
日本だと星新一とか。あんまり経歴が生かされてない気もするけどw
>>213 星新一は、理系出身と言うよりも、星製薬の御曹司の座を捨てて、作家になった、のイメージの方がでかいと思われ
>>208 森鴎外は一応医者だけど、思考パターンが(悪い意味での)文系っぽく感じるんだよなぁ。
(言わずもがなの、脚気・北里柴三郎との確執等)
216 :
日出づる処の名無し:2006/04/16(日) 11:35:34 ID:ZYjAX3jE
>>215 森鴎外はオリザニン(ビタミンB群)の発見について
「西洋医学導入を急がなければならない今、西洋医学で解明できない現象にかまけるとは何事だ!」
と研究を握りつぶして圧力を掛けたんだよな。
そしてビタミン発見の栄誉と功績は外国に持っていかれてしまった。
医者と作家の二束の草鞋を履いた人として誉められる事が多いけど、
医者として、というか学者としては決して有能な人では無かったよ。
むしろ害悪のほうが多かったと思う。
>>4 >それに、創竜伝だって「武力解決」してしまっている以上、厳密に言うと
>「サヨ思想」には該当しない。
"ウヨ思想(?)"には該当するのか?軍事力を行使したがるのはサヨの方が多い。
しないサヨはそんな権限を持ってないだけ。
218 :
日出づる処の名無し:2006/04/16(日) 11:55:57 ID:6GMOI+mD
鴎外は医学者としては殆ど何の成果も出してないからね。
ドイツで医学を学んだという以外は、特筆すべき点は無いだろう。
西洋医学がもてはやされていた時代だったとはいえ、ドイツ医学の威を狩る狐になってしまったのは残念なことだ。
高木兼寛が白米飯と麦飯の比較実験を行い臨床的に結果を出したのとは対照的だ。
帰納主義のイギリス医学と演繹主義のドイツ医学の違いだったとも言われるが。
>>216 スレ違いになるが俺も言わせてくれ。
その森鴎外は陸軍の軍医だったわけだ。で、日露戦争の時に
脚気対策に麦飯がいいらしい(ビタミンB含有)のを海軍が経験則から知っていて
糧食に用いていた事実を無視して
「ドイツ医学ではそんな事例は発見されていない。迷信の類だ。」と、
本人の判断で陸軍の糧食を白米オンリーにした挙げ句、大陸で脚気による
地獄を生み出した張本人だ。(罹患25万、死者3万)
日露戦争で戦費・人員が消尽された為、ロシア側スパイに国内の内情を漏らされた場合、
露軍が講和条約を破って再侵攻、今度こそ敗戦・大陸の橋頭堡(朝鮮)消失の危険があった為
対策として「皇軍、露助に圧勝」の国内広報を行うしか方法が取れなくなってしまった。
その「無敵皇軍」という偽作の自国認識の中で育った少年達が大東亜戦争時の中枢世代に
なるわけで。本人達が真面目でも土台の自国の実力認識を偽史で歪められていた為に
「現実」と向き合ったときにその齟齬が露呈して敗戦の憂き目となった。
はっきり言って森鴎外が作り出した人的・金銭的被害が無ければ戦後に
「日本、満身創痍の上、米国の協力もあり露国に辛勝」と正確な広報を行えたはずで、
正しい自国認識の元に育った次世代は大東亜戦争を回避出来たかも知れない。
それを考えたら森鴎外は日本の誕生からこの先あるかも知れない終焉までの全史の中でも
特筆すべき「大悪人」「真のA級戦犯」だよ。いい小説を書いた位で埋め合わせられるもんか。
本スレに関係する事も少し。
厨房の頃ロードス島からはまってファンタジー厨になってた。
きっかけは覚えてないが、アルスラーンも手にとって見事にハマった。
当時出てた8巻までとマヴァール年代記全部を読んだ後、
9巻があまりにも出ないのでグインとかエルリック・サーガに移って
それっきり田中芳樹とは縁が切れてしまった。
中世風ファンタジーにしか興味が無かったから銀英伝や創竜伝には
見向きもしなかったな。挿絵が天野喜孝じゃなかったのも興味を削ぐ要因になった。
銀英伝を知ったのは今世紀に入って深夜アニメで
みてからだよ。
ねらーになってから始めてサヨク云々の悪評を聞いた。
評判を聞いてから創竜伝を買おうとは思わないな。
田中の「夏の魔術」というラノベで、
偉い陶芸作家と自分の職業(主人公が売れない小説家なのでその自負として)を
同じ、物を作り出す職業、として同列にしてたけど、
なんか違う気がするなあ、と思った。
職業に貴賎は無いとはいうけれど、優先順位はあるだろうな。
主人公が売れない作家なのは夢幻都市ではなかったか。
どちらにしろ、キャラクター造形が
似たり寄ったりになったので少し引いたな。
アルスラーンも好きだったんだが、第一部から第二部になった時
十代のキャラが三年で全く成長していなかったのにがっかりした。
中世ファンタジーなら結婚しててもおかしくない年齢だろと。
続きが出ないうちに、自分が年くってしまったせいもあるが。
創竜伝も、年長組より自分が年上になってしまうと、評価辛くなるね。
>>223 あ、そうだった、すまん。読んだの随分前だしな…orz
225 :
日出づる処の名無し:2006/04/16(日) 14:59:15 ID:aIHjgJE2
>>221 面白いから読んでみるべしと薦めるけれどね。
っていうか、「創竜伝」みんな嫌っているみたいだけれど、
俺は面白いから読んでいる。卑怯卑劣な連中を在チョンとみんな置き換えれば、
違和感無く読めると思うがな。
>>222 職業に貴賎が無いかどうかは知らんが、
世の中の役に立つ職業とそうでない職業があるのは確か。
小説家なんて河原乞食と変わらん価値だろう。
小説家っていってもピンからキリまでいるけど。
>>225 創竜伝はガイエのサヨク電波が混じってるからどうこうって話じゃなくて、
トンデモ社会論評モドキのせいでストーリーは進まないし、
矛盾したり、時間を飛び越えたり(宋に行った話しのことじゃないよ)してるからダメだという評価なわけで。
まあ
>卑怯卑劣な連中を在チョンとみんな置き換えれば
↑いちいちこんな事を考えるぐらいなんだから病んでいるんだろうが。
>>220 あんまり故人を悪く言うのもな。
ロシアだってもやしを知らなかったから負けたとこもあるし、
近代までの戦争は戦死者より戦場行くまでの死者の方がよっぽど多いのが
普通だから。
あと下士官兵たちも「軍隊に入ったからには白米を食べたい、麦飯は
囚人食か貧乏人の食事」と反対していたこともあって、士気の観点
からも反対する向きがあったのは事実。
まあいろいろ問題はあったのは事実だが、軍医は森鴎外一人じゃないし、
全ての責任を有名人だからという理由でかぶせられてる面もあると思う。
2段目以降はなんでその責任が森鴎外に帰せられるのかさっぱり
わからん言いがかりにしか聞こえないぞ。
>>198 田中は支那マンセーと侮日が2大支柱だと思われ。
侮日できれば、支那マンセーできればイギリスやアメリカを褒めも
すればけなしもする。
毛沢東マンセーは創竜伝で特に酷いしw
229 :
日出づる処の名無し:2006/04/16(日) 15:34:27 ID:d17eyNEy
職業に貴賤はないけど,つけたがる人はいる。
職業に貴賤は無い。でも卑しい小説家とそうでない小説家はいるw
違うよ、職業に貴賎は無いし、人間に上下は無い。
が、人間性が卑しい者はいる。
>>227 森鴎外による人的被害(とそれに伴う戦費消費)がなかったら、
・史実より早期に勝利して損害(人員・戦費)が軽微で済んだ
・講和後露軍の侵攻があっても応戦出来るだけの余力が残っている
と予想した。
こういう状態なら戦後の内政・外交が史実とは違った物になったと思ったんだよね。
少なくともスパイを気にせずに
「ギリギリで勝った」「日本はとても強国になったとは言えない。「決して奢る無かれ」
と国内を引き締める言論空間を作る事が出来た。
「神国」とか「無敵皇軍」とかいった誇大な評価の無い明治期の様なシビアな自国・国際認識が
日露戦争後も続いていたら日米反目とか敗戦とかを避けられたかもと思うと
鴎外は歴史の転換点の知られざる中心人物じゃないかと前々から考えていたんだけど、
確かに只一人に責任をおっ被せるのは間違いだし、
「無謀な太平洋戦争を行ったのは全て東條英機のせい」とか言ってるサヨクと
同類になってしまうもんな。少し反省した。レスさんくす。
>>232 鴎外に関しては負の面ばかりを評価するのが多くてそれはどうか
常々思っていたので書かせていただきました。
麦飯に反対した軍医は鴎外一人ではないし、下士官側からの要望も
大きかったのに、有名なばっかりに鴎外一人悪者にされてる感じが
強くて。
そもそも世間的には、鴎外が軍医だったという事実自体いまひとつ認識されてない気がするが……ま、それはいい。
田中について言えば、銀英にしろアル戦にしろ創竜伝にしろ、問題はあるものの日本のラノベ界じゃあれでトップクラスであるのは事実。
中国様マンセー電波や無政府主義思想は別としてもな。
ただ、田中の一番良くないところは、そういう電波じゃなくてシリーズ物をちゃんと完結させずに他の話に手を出すとこ。
これがあまりに多い。
文士としての才能はたしかにあるけど、プロのライターとしての意識はゼロに近い。
シリーズ物のライトノベルは、どれだけ待たせても続刊まで一年が限度だと思う。
それより時間がかかるなら、他の作品に手を出すべきじゃない。続きを待ってる読者を馬鹿にしてる。
>>234 うん、森鴎外の話でも思ったが、
当時その人間を取り巻いていた社会すべてを含めて考えると、
誰か一人がそんなに馬鹿や悪人だったか、なんて簡単に決められないと思うんだよな。
だから、田中の悪いところは、やはり
『プロ意識が無い』『読者を馬鹿にしてる』ってところにあると思う。
「未完結放置」に限らず、「サヨ電波」などについても。
未完結については
>>234さんの言うように、他シリーズに手を出さずにちゃんと歯を食いしばって完結させるか、
それができないなら「完結させる構想も力量も無いのにお金貰いました」と続巻の代わりに謝罪告知でもするべき。
支那マンセー電波についても、このスレでさんざん言われてたように、一言謝罪か反省が必要だと思うね。
何かの後書きで
作者はシリーズ物は完結させなければならないという
強迫観念を持っている、とか大見得切ってた気がするんだが…
しかし昔のラノベは未完や作者行方不明がざらにあったなw
中には出版側の事情で売れないから打ち切りってパターンも
あっただろうけど、せめてジャンプの連載並みに
最終巻と銘打って無理矢理にでもけりをつけて欲しい。
237 :
自称右翼:2006/04/16(日) 18:25:49 ID:EURQv82e
>>235 >『プロ意識が無い』『読者を馬鹿にしてる』ってところにあると思う。
この辺は同意できるんだが。
>支那マンセー電波についても、このスレでさんざん言われてたように、一言謝罪か反省が必要だと思うね。
ココは同意できんな。
別に、支那マンセーでも、電波でも、謝罪する必要はないと思う。
支那マンセー電波のあまりにやらかした事実誤認に関して、訂正や反省、
そして名誉を傷つけられた人への謝罪は必要だと思うが、
思想や信条をどう持とうとも、それは個性ということで、尊重すべきだろう。
まあ鴎外の場合、知ったかした奴が「実は軍医でもあってね、んで
世界的な大発見を握りつぶして沢山の兵隊さんを死なせたんだよ」
なんて使われ方をする事が多いんだよなぁ。
田中は何のかんの言ってベストセラーを連発している作家だしな。
銀英伝で見せた人物描写の巧みさはやはり凄いと思う。あと戦略、兵站
の概念を大衆小説に持ち込んだ功績もあるし。
銀英伝のOVA160話なんてよっぽどの支持が無いとできないこと。
未完放置に関してはそれ言ったら結構色々な作家が該当するので
結局「じゃあ読まなきゃいいじゃん」という話になると思う。
そういうわけで個人的には左翼思想が一番のネックだと思う。
特に創竜伝で致命的だったのはとっとと完結させなかったために、
サヨク電波の洗脳が解かれてしまった世間に取り残されたことかw
ついでに田中初めサヨクの場合、今までさんざん「間違えてたら
謝るのが当然だ」とか「知識人の責任」だの人に説教垂れといて、
いざ自分のことになったら黙りを決め込むダブスタが非難されてると
思うw
創竜伝はサヨク思想のおかげで話がぐちゃぐちゃになってるのが問題だろ。
創竜伝は前世紀のうちに完結させておけば
(そもそも舞台が20世紀末だ)
今頃は「昔はああいう小説が人気だったね〜
今ならあんなの書いたら反論殺到だよね〜」と
マターリ語られるくらいで済んでいたものを。
創竜伝がつまらないのは、左翼思想とか完結しないとかよりも、主人公達が完璧超人過ぎるからだと思う。
ピンチも無ければ駆け引きだってろくに無い、常に高い所から見下ろした感じで、ほとんど力押しで醜悪な俗物とその取り巻きを鎧袖一触って感じで。
「A君17歳の戦争」の中で、小説家な主人公に編集者が「主人公を神や悪魔にしてはいけない」と言ってる所があるが、まさにその通りな事をしているのが創竜伝だと思う。
訂正:
創竜伝はサヨク思想と中国マンセーのおかげで話がぐちゃぐちゃ。
西洋を裏から支配しているのが冷酷な全体主義の牛怪物で
中国は穏健な仙人の領域ってwww
そのくせ、「欧米の民主主義は日本のそれよりはるかに進んでいる」
的な社会評論を垂れ流すもんだから、もう何が何やら。
設定の整合性を考えたことあるのかと小一時間(ry
>243
いや、それは別にいいんでない?小説の舞台設定なわけだから。
>>242 完璧超人といえば、「輪廻転生なんて下らない」という一節もあったが
そもそも主人公たちは、その輪廻転生によってスーパーパワーを
手に入れたんじゃないのかと小一時間(ry
このへんも、サヨク思想と中国マンセーがかみあってない一例ですな。
247 :
日出づる処の名無し:2006/04/16(日) 19:39:21 ID:aIHjgJE2
>>242 えーと、元々竜神の化身という設定だから「主人公を神にするな」ってのは、無茶言うなと。
敵だって、神だぞ・・・・・・。
それに、俺はそういう無粋な事を言う連中が好きじゃない。
そもそも元々なんらかしらの「神」でしたとかいう設定は、田中芳樹じゃなくたって多いし。
>>247 いやいやいやいや。そういうことじゃないでしょう。
完璧な人間が主人公だと、話が面白くなくなる、あるいは独善的になるということを言ってるんでしょ。
神や悪魔というのは、比喩。
主人公が「すべて計略のうちです」「想定の範囲内です」を繰り返す戦記は、
まあ、古典ならばともかくとして、現代小説としてはワンパターンになってしまう。
銀英伝では(彼にしては)そのあたりをうまく処理できていたけど、
創竜伝にいたっては「ちょっとマテや」と言いたくなってしまう。
「A君」が面白いのは、ひとつに主人公が欠点だらけだけど、
追い込まれたら底力を発揮し、ない知恵を絞って考え、問題を解決していくところにあるんだろうね。
田中芳樹と似ているようで、非常にタイプの異なる作家だといえる。
249 :
自称右翼:2006/04/16(日) 21:28:44 ID:EURQv82e
>>248 >田中芳樹と似ているようで、非常にタイプの異なる作家だといえる。
違うタイプの作者なんだから、比べても仕方あるまい。
つーか、菊池秀行の魔界医師メフィストが結構楽しいんだが、
アレも、完璧な人間が主人公だと思う。
だから、完璧な人間が主人公だからダメ、と言われると、チト気に食わん。
>つーか、菊池秀行の魔界医師メフィストが結構楽しいんだが、
>アレも、完璧な人間が主人公だと思う。
要するに田中芳樹は完璧な主人公をちゃんと面白く描けない。面白くないってことだろ。
>247
>248氏が述べてるような揶揄的意味です。
>249
自分もメフィストは好きだが(どちらかと言うと煎餅屋の方が好きだ)、メフィストは一見完璧超人だが、あの場合敵も負けず劣らずな魔人ぞろいで、ピンチになることもあれば死ぬ(?)事もある。
つまり、美形で超絶的に強くはあるが性格破綻者で、かなわない存在もあるし、出来ない事もあるメフィストは作品の中で完璧な存在としてかかれてはいない。
が、創竜伝の場合美形で善良で性格もよく文武両道に優れ、しかも元神様なのに敵は人間で、龍になれば米艦隊でさえ赤ん坊扱いで地上に敵なし。
主人公が一見完璧なのはそれはそれでアリだけど、敵役とかもそれに合わせなきゃいけないのが、創竜伝の場合敵は普通の人間でバランスが取れていない。
さっさと本来の敵役の牛神とか出してれば面白かったかもしれないが、いつまでたっても匂わせる程度。
象と蟻の喧嘩みたいで見てて白ける訳です。
竜堂兄弟並に完璧超人な主人公っていないよなあ。
設定を聞くだけなら厨房のオレ主人公みたいな奴等だよ。
その完璧超人の唯一最大の欠点が
反日媚中なんですよ
>>251 スーパーマンの敵役みたく、社会的・経済的に攻撃してくれば
人間にも勝ち目があるはずなんだけど、なぜかそれをせずに
暴力だけでゴリ押ししようとするんだよな。
力押しで人が神に勝てるわけないだろと。
神で完璧超人なら普通戦車の性能見誤ったり
特定国家の史観(てゆーか絶対的事実以外の史観)信じたりしないよね。
力だけ神で頭は人間のアホ並じゃん。一番危険なタイプだよ。
預金封鎖とかはやったけど、そのまま手を出さずに放っておけばよかったのに。
>>255 能力は神で価値観は偏った人間なんて最悪の存在だな。
258 :
日出づる処の名無し:2006/04/16(日) 23:47:57 ID:9HmciJe4
>>257 なんか、おとなりのほーにソレに近いのが2〜3人いるぢゃん?w
259 :
自称右翼:2006/04/17(月) 00:09:55 ID:RM2aFWWS
>>254 >力押しで人が神に勝てるわけないだろと。
1巻ラストで、竜族の血を飲んだ爺さんが、4兄弟の末っ子を倒してなかったっけ?
平井和正のウルフガイシリーズみたいに、人造不死身人間と天然不死身人間の戦いになるのか
と思って、途中まで期待して読んでた。
4巻ラストで、4兄弟が米ソの核ミサイルをまとめて消し飛ばしたトコでついていけなくなったんだが、
5巻以降にも、人造竜族は出てこないの?
なんか敵側に偏見だらけで造型されたエセ日本オタクの坊ちゃんで
竜に対抗する牛に身体乗っ取られたキャラが出てきた。
どんな能力があるのかよくわからん。
すまん・・・全身甲冑姿のデブマキコが出てきたあたりで読むのヤメタ・・・。
>>259 あくまで人間状態の末っ子だからね。
覚醒状態になったら無敵ってのは変わらんしょ。
>>259 ある程度強いけれども、性能の面ではオリジナルとか完成品とかの足元に及ばない
もしくは能力に制限がかかっているキャラのほうが、主人公サイドに向いてると思うんだよね。
実際、そのタイプのキャラが絶望的な戦いを挑むとか、怒りで限界を超えるとかのほうが好きだw
264 :
自称右翼:2006/04/17(月) 22:27:32 ID:RM2aFWWS
>>262 いや、末っ子に自衛隊の演習場で砲撃ぶち当てて、竜状態になった後で撃ち落してただろ。
>>263 ウルフガイだと、性能が落ちるのは数でカバーしてた。
直接の描写はないが、主人公に4人がかりで戦って、お互い満身創痍になったと主人公が言ってた。
ブーステッドマンだな、確か。
竜堂兄弟が無敵になったのって、ウルフガイで主人公が酷い目にあいまくってたかららしい。
これって作者の平井和正が、日本の敗戦と進駐軍に蹂躙される日本を見せつけられて、
強さというものに常に懐疑的だからなんだそうな。
荒れるかもしれないが・・・
能力が絶大で、美形で、作中で人格をマンセーされているが、読者からすると、疑問符を突きつけたいところばかりで、
容易に正義面してて・・・
アンチから見たSEEDのラクス一派のことかー
>>266 敵役全般を矮小に描いてる分、アレよりタチ悪い。
主人公が作者の思想の代弁者、世の諸悪を糾弾する道具である以上傷があってはいけないわ
けで、故に主人公は非の打ち所の無い善として書かれる。
が、そんな完璧な主人公ってのは、ズルして無敵状態にしたシューティングゲームみたいで、小
説としての面白さは半減する。
挫折も無ければ失敗も無く、常に正しく善良で悪を糾弾し粉砕する無敵のヒーロー・・・こんなの
面白いか?
結局小説としての完成度より、主義主張の道具のほうに重点置いたのがつまらない原因。
>>267 創竜伝はヒーローが強すぎると言うより、悪役が弱すぎるんだよな。
戦闘力も低いし、キャラクターとしても立ってない。
田中芳樹の小説は全体的にそうだよ。
完全無欠の主人公と、ヘボい悪役。アルスラーンしかり。
銀英伝は両サイドに主人公(クラス)がいたのでそのイメージが強いのかもしれんが。
271 :
262:2006/04/18(火) 11:45:51 ID:8K1s5Wrl
>>258 権力は神で価値観は偏った人間ですなwww
>>264 やべ、そうだっけ。これは失礼。
性能が落ちるのを数でカバーってなんか戦隊ものの主人公みたいだw
272 :
日出づる処の名無し:2006/04/18(火) 15:26:09 ID:jfSdbuRW
ウルフガイはおもしろかったなぁ・・・。
最後のほうは宗教がかってダメダメだったが・・・orz
平井和正の長編シリーズ物は、なんでいつも途中から訳の分からん展開になるの?
幻魔大戦の3巻までをワクワクしながら図書館で読んでたら……。
シリーズ物を最後まで書けない作家
田中芳樹 栗本薫
物語を最後まで読んではいけない作家
平井正和 山田正紀
>>273 作家も金を払わずに読んでる奴に批判されたくはないだろうな
276 :
日出づる処の名無し:2006/04/18(火) 21:09:31 ID:dhvtLzzf
銀英伝は笑ったなあ
とにかく設定とストーリーとキャラクターと台詞が
全部斜め上からきてる左電波w
しかし福井晴敏の亡国のイージス読んだときは
ぶっとんだな
ガンダムぢゃんこりゃとかおもって、でもよかったな
平井さんは心臓やられてから変な話になったって聞いたなあ
277 :
自称右翼:2006/04/18(火) 21:27:15 ID:35znunPJ
>>276 銀英伝は好きだったけどな。
戦略を立てるロジックをキチンと書いてあるところが好きだった。
だから、「ラインハルトが天才だから、これこれのことを見抜いた」っていうようなところは嫌だった。
中国政府は「この男はわれわれの役に立つ」と判断すると、非常に積極的で気配りのきいた
チャーミングな接待攻勢を、長期間にわたって継続する。
中国政府は、カネか欲しい外国人には何度も繰り返してカネを渡し、
女が欲しい人物には13-14歳の少女から中年の人妻まで好みのタイプの女をあてがい、
名誉が欲しい人物には外交関係や文化交流で目立つ地位につけてやり、
栄誉や勲章をあてがい、華やかな宴会を開いてやる。
1973年2月、毛沢東とキッシンジヤーが真夜中に対談していたとき、毛沢東が、
「女が欲しいか?中国の女が欲しければ何人でもやるから、欲しいだけ要求してくれ」と
言ったのは有名な話である。
筆者がリリー元中国大使から聞いた話によると、著名な米ジャーナリストや
進歩的「インテリ」親中的な記事や評論を発表していた者の中には、
中国共産党から何人もの少女を「玩具」として供給され、「共産党に都合のよいことばかり
書きまくっていた者がいた」という。
日本の政界にも、中国共産党からカネを貰ったり「玩具」の配給を受けたりして、
日本国民に対する裏切り行為を実行している「大物」政治家がいる。
>277
結局、ヤンは自由惑星同盟にとって迷惑かつ有害な存在でしかなかったものな。
ヤンのやったことは民主主義と自由の名を借りた皇帝の独裁並に酷い。
政治やお題目は人の暮らしの為にある訳で、自由と責任の名において
手段が目的になってたヤンの描写を見るに、田中は今の左翼が嫌いなんじゃないかと思った。
281 :
日出づる処の名無し:2006/04/18(火) 23:09:18 ID:Fd423QlK
ただ、銀英伝をアニメ化したスタッフの努力は褒めてあげたい
282 :
日出づる処の名無し:2006/04/18(火) 23:13:49 ID:On0pC1ya
亡国のイージスに出てきたグソーは小説版ターンエーガンダム
にもそのまんまの名前で登場している。
田中は左翼というか、無政府主義に近い。
冤罪のある国家は存在価値なしなんて無理無体をいうのは、無謬性の虜になってる中二病患者。
中国マンセー云々は、そういう自国日本の事情しか知らん田中が、アンチテーゼとしてシンパシーを抱くという後付けの理由に過ぎないと思われ。敵の敵は味方ってやつね。
中国マンセーは共産化する以前の中国文化に傾倒してるせいもあるんじゃない?
三国志とか史記とか。特亜嫌いでもその辺の文学や漢詩は好きだったり、
歴史の長さやスケールのでかさまでは否定しない人は多いと思う。
そんな偉大な中国様に酷いことをした日本は生意気で最低、
という方向にブレーキ無しで吹っ飛んじゃうとアレだが。
>>284 田中に限らず、昔の中国文化が好きで、興味があるってやつは大勢いる。俺もその一人。
が、どうも田中を初めとして、今の共産中国はそれ以前の中華帝国とはほとんど文化的連続性のない国家であるという理解がなく、二つの中国を無理やりに同一視して憧憬の念を抱いてるようだ。
>285
むしろ偉大な中国文化を侵略破壊した元凶が
今の共産政権だ、と考えた方がいいかもね。
自分も人形劇三国志とか大好きだったし
最近の中華風異世界ファンタジーラノベも結構読む。
田中作品でも、「風よ万里を駆けよ」なんかは好きだったな。
文革とか、きちんと習ってないから
なんとなく文化はそのままで、プラス現在の経済発展があって、
ロシアが駄目になったのに共産主義のまま
上手いこと市場経済取り入れた中国やっぱすげえ、
とか思ってしまう危険は大きいと思う。
正直自分がそんな感じだったから。
しかし作家って、資料読みする段階でその辺の情報入らないんかな。
287 :
日出づる処の名無し:2006/04/19(水) 00:01:40 ID:bJxSSlt7
中国4000年と言う言葉にみんな騙されてるんだよ。
王朝が変わるたびに新勢力が旧王朝を粛正して何十%単位で人口が減少するほど
旧王朝の痕跡を抹消してるのに。今の中国はそれ以前の国家とは欠片も関係ない
たかが建国57年のガキ国家だよ。日本なんか史上初の統一皇朝=現皇朝だぜ。
歴史の長さは
日本(神武朝)>>>>(越えられない壁)>>>>>中共
だろう。
おれだって漢字・漢詩から仏教思想、三國志・西遊記等の物語などなど
古代の中原文化の粋は驚嘆の他ないし、素直に好きだが、
共産党一党独裁・文化大革命・チベット侵攻・民族浄化・言論弾圧・簡体字などの
中 華 人 民 共 和 国 固 有 の 文 化
まで田中芳樹ほか親中(共)派は憧憬の対象なんだろうか?
個人的には簡体字が最悪にクソだ。
田中芳樹って中共マンセーなの?
何の小説の後書きだったか忘れたけど、天安門事件に対して
かなりのご立腹だったような。記憶違いかな。
289 :
日出づる処の名無し:2006/04/19(水) 00:20:08 ID:VTH5IDH7
才能が枯渇した大作家のたどる道。
TypeA:最盛期の自分自身をがむしゃらにコピー。
劣化コピーがどんどん加速w
TypeB:ハヤリのものをパチる。もっとも・・・
最盛時の自分の作品 ⇒ 影響を与えた新人作家 ⇒ その新人のをぱちる。
てなパターンも・・・誰とはいえませんが(^^;
TypeC:何人かの弟子が師匠の名でひたすら出版。
TypeD:まんま盗作・・・(−−;
TypeE:歴史モノに逃げる・・・歴史ものといえば聞こえはいいが
まぁつまり、歴史パロディ本。Lvは同人誌(涙)
こんなトコ? ほかにもあったかな???
内容とか思想も痛いが
何より読み始めた頃は四男より年下だったのに、
今や長男どころか不良自衛官達も追い越しちまったのが一番痛いなと…
何年経ってんだよ………もう読む気しねぇよ………
まあ厨房心をがっちりキャッチするような話の場合
読者が成長しないうちに完結させた方がいいよな…
俺より年下で銀河帝國皇帝かよ!
確かに小僧と言いたくもなるよな!みたいな。
292 :
日出づる処の名無し:2006/04/19(水) 02:16:27 ID:PAVJuXtC
同じ歳になって気付く。
「ドズル中将みたいな26歳はいない。」
>>287 これはあくまで個人的な想像だが、
偉大な過去の中国マンセー!
→過去の中国に戦争ふっかけた日本は許せない!
→日本を追い出した毛沢東マンセー!
という思考回路ではないかと…
>>291 最近・・・オッサンのほうに感情移入するよな(^^;
>>288 尻尾は隠しているつもりかもしれないけれど(一応天安門や文革を批判してみせるが)
毛沢東を偉大な思想家とかチベットのシーンをさらっと流したり…
296 :
从*´ ヮ`)<バルデス♪ ◆M.Oe.24SHI :2006/04/19(水) 09:18:21 ID:Qm06YAQF
アルスラーンと一緒に発売された火浦功の「未来放浪ガルディーン」はどうなったんだろう
つーか火浦功はどうなったんだろう・・・・
アルスラーンの一巻が出たとき俺様も子供だったにゃー
>296
ああ、田中の刊行ペースが今ほどひどくなく
それでも通常のラノベよりは遅かったり予告があてにならなかった頃
(書店に貼られる今月の文庫新刊一覧が、3回続けて反故になったことがある)
「でもまあ、火浦功よりマシじゃね?」と言い合ったなあ…
298 :
从*´ ヮ`)<バルデス♪ ◆M.Oe.24SHI :2006/04/19(水) 12:04:18 ID:Qm06YAQF
>>297 アルスラーンはスニーカー文庫の第一回配本だったかにゃ?
あの頃はラノベなんて言葉もなかったにゃ
RPGはまだ本だったしね(火吹き山の魔法使い)
299 :
自称右翼:2006/04/19(水) 12:44:25 ID:vKLZFmPi
>>298 「火吹き山の魔法使い」懐かしいな。よく死んだなー。
ソーサリー四部作でも毎冊200人くらいは死んでた。
って、パソコンの横の本棚に「タイタン」があった。久しぶりにちと読んでみよ。
>>298 >RPGはまだ本だったしね(火吹き山の魔法使い)
これおかしいだろ。
>>300 正しくは、「RPGはまだ机と紙だったし、アドベンチャーは本だったしね。」かい?
超大国パルスが友邦シンドゥラの危機を救うとして、
他国を蹂躙しながら仮面兵団を兵糧攻めから殲滅……
ってのが今の米軍と重なっちゃってアル戦を書きたくなくなったんだとしたらワロス
>296
外伝二巻に本編三巻と、一応続刊は出ておりまする。
ファンタジア大賞の審査員も、あいかわらずつとめていらっしゃいますれば。
303 :
从*´ ヮ`)<バルデス♪ ◆M.Oe.24SHI :2006/04/19(水) 13:54:29 ID:Qm06YAQF
当時RPGというものに対する知識がなく、映画ETの中でガキ共がD&Dなるものをサイコロ振って遊んでる、
スゴロクみたいなもんか?なぜあんなに楽しそうなんだろう?と正直未知なる物で具体的な感覚がつかめなかったんよ
でもそこにゲームブック火吹き山の魔法使いが出て、ああRPGというものはこういうことなんだ
これを紙と鉛筆だけでやるんだなと理解したと思うんよ(一部のマニアは)
まあ日本はその2年後にドラクエが出ちゃって、RPGはPCかコンシュマーって感じになっちゃったけど
まあパーティをあまりしない文化だしなー
304 :
从*´ ヮ`)<バルデス♪ ◆M.Oe.24SHI :2006/04/19(水) 13:55:28 ID:Qm06YAQF
田中芳樹が銀英伝書いた時って確か大学院生だったよな。
田中芳樹の小説で地に足をつけたサラリーマンとか役人が出てこないのは
本人に会社生活の経験が無いからかも知れんね。
大学院生でヒットを飛ばしてそのまま文士生活じゃ浮世離れも当然だわ。
確かに田中の書く組織とかキャラクターって、学生運動っぽい匂いが抜けないなぁ。
架空世界だけ書いてれば良かったんだけどね。
人間描写が薄っぺらいんだよね。
島耕作か越後屋の小悪党しかいない世界。
それなら島さん連戦連勝だわなって。
弘兼憲史もサラリーマン向けに色々ビジネス書の類を出してるけど、社会人をやってたのってたった3年だからな。
雁屋が歴史捏造で田中は中国史観垂れ流しなだけだから、
雁屋の方が罪が重いとか言ってる田中ヲタが過去ログにいて
驚いた。
田中が中国史観垂れ流しで雁屋は半島史観垂れ流しの
言ってみれば「どっちもどっち」じゃん。
さすがこんな電波小説好きだった恥ずかしいヲタだけな
事は有るよな。
313 :
日出づる処の名無し:2006/04/21(金) 00:53:57 ID:6fZrHBp6
必死なのは長文でキモい弁護こいてた信者だと思う
両方同じぐらい必死に見える。
315 :
日出づる処の名無し:2006/04/21(金) 01:14:54 ID:g7v3YTzs
俺は弟に借りて創竜伝よんでた。
当時すでにベストセラーになってて、田中芳樹はビックネームだったけど、
それほどおもしろいとわ思わなかった。ていうかどうして売れているのか
謎だった。その謎をとくために読んでいたところもある。
そして俺なりの答えは、作者のひとがら。
アーティストには才能はあっても人柄はムカツクひとはおおい。
そんななかで田中は小説家の才能と好感のもてる人柄をかねそなえた人だと思う
>315
そりゃどう見ても読み間違えてるぞ。
田中が受けたのは、ライトのベルの先駆け的なSFでとっつきやすかったってのが大きいと思う。
銀河乞食軍団とか、敵は海賊とかと比べると格段に読みやすかったし。
>>315 >それほどおもしろいとわ思わなかった
>小説家の才能と好感のもてる人柄をかねそなえた人だと思う
面白いと思わなかった作品の作者を、小説家の才能を備えた人と思ったわけは?
318 :
从*´ ヮ`)<バルデス♪ ◆M.Oe.24SHI :2006/04/21(金) 01:22:07 ID:0hkULo6v
敵は海賊は面白かったにゃ
アプロ元気かにゃ
>318
嫁に食われた。
320 :
从*´ ヮ`)<バルデス♪ ◆M.Oe.24SHI :2006/04/21(金) 01:25:05 ID:0hkULo6v
えー 王様じゃなかったっけ?
321 :
日出づる処の名無し:2006/04/21(金) 01:27:11 ID:g7v3YTzs
続き。
しかし学者としての才能はなかったようだ。
最近左翼の偽善がバレてどうなっているのかと思って2チャンネルをのぞいてみたら、
こうなっていたか。考えていることはみんな同じだなあと感じた。
田中は人柄がいいのでかわいそうだが、間違いは間違い。
322 :
日出づる処の名無し:2006/04/21(金) 01:33:30 ID:g7v3YTzs
>317
ものすごい才能をかんじたわけでわないし、ところどころおもしろいところもあ
った。
323 :
日出づる処の名無し:2006/04/21(金) 01:34:18 ID:g7v3YTzs
>317
ものすごい才能をかんじたわけでわないし、ところどころおもしろいところもあ
った。
>>320 母星に帰ったら王子様だけど、結婚しないといけない。(アプロ談)
アプロは中間性だから、結婚したら食われる。(ラテル談)
>>322 了解。
325 :
日出づる処の名無し:2006/04/21(金) 01:39:35 ID:FzR/HGNb
作品と作者の人格は反比例すると・・・俺は思うが^^;w
326 :
日出づる処の名無し:2006/04/21(金) 01:41:41 ID:g7v3YTzs
>316
なるほど。
しかしそれでは銀英伝以外の説明がつかん。
327 :
日出づる処の名無し:2006/04/21(金) 01:45:36 ID:g7v3YTzs
>325
田中の作品はおもしろいが、田中個人はいやなやつってこと?
>326
何で?
田中、人柄いいか?
あとがきやインタビューで、ファンレターからの質問に答えてるの見ると
丁寧さを装ってナチュラルに見下しモード入ってる気がしたぞ。
SF大会の講演会や座談会なんかで
直に喋ってるのを聞いたりテープ起こし読んだ限りでは普通っぽいが
文字で書くとなると違った言葉遣いになるんかな。
文章はウマイ、と言うか読み易いと思ふ。
あっちゅー間に読み終わる。
書き方がクドイのは月刊誌に連載してる作家の宿唖だと小林信彦が言ってたな。
月刊なので以前のエピソード絡みになると説明無しでは不安に駆られるとか。
書き溜めして集中連載できるほうが推敲できてスマートな文章になるとも。
田中はその割には落とすけど。江口化してたし。
332 :
日出づる処の名無し:2006/04/21(金) 02:43:58 ID:g7v3YTzs
>328
創竜伝はライトノベルの先駆け的なSFではないだろ?
それにライトノベルはたいていとっつきやすい。
>332
創竜伝とかはすでに田中が売れた後に出た作品だろ?
ライトノベルのような軽口の物が少なかった時にそう言う文体で作品を出して売れた。
そしてそれを継続し、新しく出来ていったライトノベル層に売れて行った。
何の矛盾も無いが?
334 :
日出づる処の名無し:2006/04/21(金) 02:56:14 ID:CN5NO+yr
ラノベは、スレイヤーズが先駆でないの?
335 :
日出づる処の名無し:2006/04/21(金) 02:57:16 ID:g7v3YTzs
>329
田中を文章でしかしらないが、見下した感じは受けなかった。
今思い返しても見下した感じは受けない。
もちろんすべての田中のあとがきをよんだわけでわないが。
>334
経過点ではあるけど先駆けかと言うと違うと思う。
むしろ火浦功のスターライトコネクションとか新井素子とかが先駆と言えるのでは。
>>335 俺も見下しは感じないな。
そもそも田中は作中で思うさま嫌いなやつを罵倒してるから、リアルでは毒気が抜けてるんだろう。
338 :
日出づる処の名無し:2006/04/21(金) 03:22:02 ID:g7v3YTzs
>333
創竜伝が売れていたころはすでに軽口の物は少なくなかったのでは?
銀英伝以降は名前で売れたといいたいのか?
個人的にはそれ以上に売れていた感じがした。違うのか?
田中のファンではないので詳しくはないのだが。
339 :
日出づる処の名無し:2006/04/21(金) 03:24:40 ID:FytCMs2I
氏のファンだから擁護意見になるが、
左翼史観と言うか、戦時中のあったとされる悪行や現在言われている悪行を肥大させて揶揄ってるだけに思える。
特に創竜伝は中国伝記をベースにしてるから、氏の作品の中でも特に勧善懲悪を誇張してる
そもそも銀英伝の主人公はラインハルト(帝国側)で、中国の歴史物では悲壮なまでに国家の滅亡を描き、
創竜伝にしても悪党は生きる資格なしと殺す。
そんな作品書く作者を特別な左翼思想とは思えんがな
340 :
日出づる処の名無し:2006/04/21(金) 03:32:59 ID:xCQQyAXZ
>>339 「戦争中にこんなひどい事を日本はした」と「戦争が終わってから何十年もたってから突然言い出したやつがいる」程度の話を無批判に受け入れては電波呼ばわりは当然。
>>339 ただの左翼でないなら、世間知らずの厨房左翼だろ。
自分一人の価値観で悪と感じた相手は、全員抹殺して当然と思うようなやつが権力を握ると、狂気の時代を生むんだよ。
そういう田中の描く主人公を見るといい。彼らは驚くほど毛沢東やポルポトに似通っているじゃないか。
>>339 「毛沢東の評価には今後五十年かかる」なんて
今時左翼でも言わないだろ。
ただの中国マンセー君と見るべき。
ぶっちゃけ、思想の左右やデムパ具合なんざどーだって良いのさ。
創竜伝の欠陥は『自分で作った設定すら忘れて展開される底抜け脱線ゲーム』だから。
脱線する為なら話の腰を折り本来の目的を忘れ去るのも平気、という風に見える主人公。
ま、他で余計な口を利いて火消しに必死になった挙句炎上する馬鹿よりはマシだが。
というか、ちゃんと終われ。アホバカ糞滓のままでもいいから。
始めてから何年経ってると思ってるんだ。
せめて10年で完結させてたらここまで言われてないよな。
あの時代はああいう作品もあったね〜と生ぬるく語られるくらいで済んだ。
中途半端に知的なところが良くないよな。
本来ヲタな訳でラムちゃんがどーのこーのといった話をしてればいいんだが。
対談とかホント見苦しい。
ライトノベルを書いている俺は恥ずかしい、とか思っちゃったんだろうな・・・
知的って言うか、賢しいつもりになってるモラトリアムって感じ。
<787 名前:マンセー名無しさん 本日のレス 投稿日:2006/04/22(土) 00:42:30 YFSPPaJq
<昨日のたかじんのTVすごかった。李英和教授が森之宮で北朝鮮非難デモをしようとしたら
<そこに、総連襲撃部隊がきてボコボコにされ殺されるかと思ったって、機動隊もマスコミもきてたけど
<まったく報道されなかったって。
リアル愛国騎士団をハケーソしたw
今の日本て同盟末期だな。
左翼や市民団体、リベラルマスコミが腐敗していて
政権や愛国マスコミがまともなのが、まるきり銀英伝の裏返しだが・・・
やっぱ、どこかで世情を読み間違えたんだろうな。ガイエ。
それでも、ガイエは独善的で利己的な人間書かせたら凄いと思うし
銀英伝は傑作だと思う。
作者も含めて傑作だよ
×愛国騎士団
○憂国騎士団
350 :
日出づる処の名無し:2006/04/22(土) 16:27:32 ID:hZ56i22M
>>348 まぢかよ・・・すごいな(^^;
マスゴミは死んでるな・・・(−−;
愛国騎士団は、ヤンが査問会で言ったネタじゃなかったっけ?
愛国連隊かと事故レス。
愛国戦隊大日本?
もしも 日本が 弱ければ〜 ロシアは たちまち 攻めてくる〜
家は焼け 畑は コルホーズ〜 君はシベリア〜 送りだろう〜♪
こんな無茶苦茶な歌が存在できるんだ、日本ってガイエの認識よりは遥かに良い国だよなぁ。
今作ると歌詞違ってるだろうな。cとかkとかになるだろう。
<日本ってガイエの認識よりは遥かに良い国だよなぁ。
ふ・・・ふん!なによっ!
そんな事、あんたに言われるまでもなく薄々気づいていたんだからねっ!
口して出さなかっただけなんだからっ!
という訳でハゲド。
芸能界の歴史は歌謡曲の歴史だったといっても異議を唱える者は、そう多くはあるまい。
芸能人に進歩と言う表現があるとすれば、進歩が流行歌という旋律の中から誕生したと言っても、暴言だと言い切れる人は、今はもういまい。
その芸能界の中で様々な人々の夢と野望が燃え尽きてゆく。
だが、芸能史にその名を残し、懐かしのTV番組でどう紹介されようとも、歌を歌いたいと情熱を燃やし、ヒット曲を生み出していった若者達がいた。
人は、そんな芸能人を「アイドル」と呼ぶ・・・・
「山形なんて俗な苗字だわ、でも麻美って名はいいわね、とても素敵だわ。 だから私はあなたのことを麻美と呼ぶわね」
「麻美ちゃん、えりと仲良くしてやってね」
「はい」
銀河アイドル伝説えり子か
そのネタ判るの何人だよ・・・
>>358 一瞬キリマンジャロ荒らしかと思ったよw
>>348 機動隊が何もしなかった段階で政府も同じ。クサットル。
そこん所は分からんよ。
機動隊は守ってくれたのか、手を出さなかったのか。
ただ、この発言からはっきりと分かるのは
報道されなかったということだけだな。