>>302 拉致 対策室設置で連携強化を NHK 04/03 18:01
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2006/04/03/d20060403000121.html 北朝鮮による拉致事件の捜査態勢を強化するため、警察庁に新たに設置された「拉致問題
対策室」の初めての会合が開かれ、関係する各警察本部との連携を強化して、拉致の全容解
明に向けた捜査を進めることを確認しました。
警察庁は、4月1日付けで警備局に拉致事件を専門に扱う「拉致問題対策室」を設置し、3日
初めての会合を開きました。この中で「拉致問題対策室」の吉岡健一郎室長は「関係する警察
本部と緊密に連携し、警察庁として責任を持って捜査の指導や調整に努めたい」と述べ、各
警察本部との連携を強化して、拉致の全容解明に向けた捜査を進めることを確認しました。
警察庁によりますと、政府が認定している16人の拉致被害者の事件のほかに、拉致された
可能性も否定できないとして、900件を超える相談が全国の警察に寄せられているということ
です。拉致問題対策室では、こうした失そう者についても、各警察本部と情報の共有化を図る
とともに、拉致被害者や家族に対して捜査の状況を伝えるなど、被害者対策にも力を入れたい
としています。
北朝鮮拉致事件:警察庁が対策会議 毎日 04月03日 18:46
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060404k0000m040030000c.html 北朝鮮による日本人拉致問題に対応するため、1日付で拉致問題対策室を新設した警察
庁は3日、拉致問題対策会議を開いた。吉岡健一郎室長は「いまだ11人の安否が不明で、
届け出や相談は900件以上に上る。厳しい状況の打開を図るべく対策室が設置された」と、
室員らにあいさつ。さらに「ご家族や関係者に捜査の経緯を連絡し、捜査機関としての説明
責任を果たすなど、心情に十分に配意することが肝要」と強調した。
政府による拉致認定は、11件16人で、うち5人は帰国。同庁は、北朝鮮による地村保志
さん(50)と蓮池薫さん(48)両夫妻の拉致事件で先月、北朝鮮元工作員、辛光洙(シング
ァンス)容疑者(76)らを国際手配するなど捜査を進めている。【遠山和彦】