横田さんの写真展、日朝協議で話題 4日から横浜で開催 朝日 04月02日 15:13
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20060402/K2006040200690.html 拉致被害者の横田めぐみさん(拉致当時13)が拉致されるまでの13年間に父滋さん(73)が
撮り続けた家族写真など約70点を展示する「めぐみちゃんと家族のメッセージ 横田滋写真展」
(あさがおの会主催、朝日新聞社、神奈川県ASA連合会共催)が4〜11日、横浜市西区の高
島屋横浜店で開かれる。昨年11月以来、東京や新潟など4カ所で開かれ、計6万人が来場。
日朝協議でも話題になった。
「拉致問題に関する新聞記事が減った。新潟の写真展にも2000人しか入らなかったようだ」
今年2月、北京。拉致問題をめぐる日朝協議で北朝鮮側は、1月末に開催された写真展を話
題にしたという。梅田邦夫外務省アジア大洋州局参事官ら日本側は「2000人ではなく2万50
00人だ。私も見てきたが、会場は満員だった」と反論。梅田参事官は「日本の世論を非常に気
にしている」との印象を受けたという。
写真が趣味だった滋さんは、めぐみさんの誕生直後から「お嫁に行くときに持たせる」つもりで
写真を撮り続けた。川崎市に住む横田さん夫妻の近隣住民でつくる支援団体「あさがおの会」
メンバーが写真のことを知り、写真展を企画。夫妻も「ごく普通の家族に拉致という犯罪が襲っ
たことを多くの方々に知ってほしい」と承諾した。5カ所目の今回は地元・神奈川県での開催と
なる。
4月下旬には、米議会下院で開かれる北朝鮮の人権問題を主題とした公聴会に招かれてい
る。しかし滋さんは昨年12月から、血液の病気で2カ月近く入院。退院後も講演活動は最小限
に控えて療養中のため、今回は妻の早紀江さん(70)が訪米し、拉致問題について訴えること
になりそうだという。
入場は無料で、午前10時〜午後6時(最終日は午後4時半)。