【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part952
>>32>>33>>60-61:長文↓
焦国標氏:日米は胡錦涛総書記の政治改革に支援を 大紀元日本 03/20 12:50
ttp://www.epochtimes.jp/jp/2006/03/html/d51249.html 麻生外務大臣の「日本は民主の中国を待望する」を読んだ感想
文・焦国標
【大紀元日本3月20日】日本の麻生外務大臣が3月14日(13日の誤写―編集者注)
付けの米紙ウォール・ストリート・ジャーナル紙で公開した文章「日本は民主の中
国を待望する」を読み、非常に感動した。クリントン前大統領とブッシュ大統領が
中国訪問する際に発表した談話と比べ、これは隣国として誠意と謙遜の意が溢れる
文章で、歴史を感じさせるやさしい心が読み取られ、中共指導者から一度すら感じ
取ったことのなく、聴いたこともない中国への深い情が染み出ている。民主国家の
政治家は、やはり高い素質の持ち主で、人間性は独裁体制の政治家より遥かに品位
がある。独裁体制の政治家は、政治家と称すのも、実際には詐欺や、暴力を濫用す
るチンピラに過ぎない、人間として有するべく高貴な情操を完全に喪失した。この
ほど麻生外務大臣は中日の歴史と台湾問題などに関する発言は度々波乱を起こした
が、しかし本編のような人情と道理が溢れ、中共政権の指導者に語りかける傑作文
からみれば、外務大臣も多くの日本人と同様に中国に深い感情を持っている。
麻生外務大臣がこの文章を書いたのは決して一時的な思いつきではないと思う。
今回、私が日本を訪れる期間中(2月26日から3月15日)、2度にわたり(2月28日と3月1
3日)日本外務省の官僚と意見を交わした。その際、私は日本政府に対し、中国の人
権問題に関心を持ち、この隣国の政治民主化の推進に手助けするよう呼びかけた。
しかし、日本の外務官僚によると、実際には、日本政府は長い間中共政権と人権対
話を展開するよう努力してきたのだが、その通度中共政権から日本の歴史認識問題
が持ち出され、人権問題で中国に圧力をかける資格がないと乱暴に返されたという。
私は日本外務官僚のその話を確信している。中共政権の政治家は理性と良識を完
全に失ったと熟知しているからだ。自国の国民の人権を配慮する人の好意に対し、
彼らは素直に受け止めずに、感謝もせず、反対に悪事を続け、悔い改めようとしな
>>177 つづき
い、暴言を吐きたい放題。これは中共官僚に特有する素性なのだ。人権を関心する
のに、先祖代々が公明正大でなければいけないのか? だから私は日本外務省の官
僚に、適切な時期に、これまで中共政権に拒否された人権提案を纏め、天下に公表
し、国際社会の人々に中共の外交政策がいかに現代文明を拒み、中共の外交官はい
かに世界一の愚か者であることを知らせるべきだと提議した。
日本訪問の18日の間、約2百枚の名刺を交換した。麻生外務大臣が文章の中で語
ったように、ほとんどの日本人は中共に挑戦する意欲がないことが判った。私が接
触した日本人たちは、みな中国の政治民主化を願い、中国国民の幸せな未来を祝福
している。
胡錦涛総書記は、近く米国を訪問する予定である。ここで私は小泉総理とブッシ
ュ大統領に、日米両国は胡総書記の政治改革を援助するとの声明を公開発表するよ
う提案したい。万一、中国国内の保守勢力が政治改革に危害を加え、胡錦涛総書記
の地位を脅かすような情勢となれば、断固として日米両国は傍観しない立場を表明
する。
良識のある人ならだれでも悪人にはなりたくないものだ。胡錦涛総書記の内心で
は、日本の明治天皇と米国のリンカーン大統領のような偉大な改革者になることを
熱望する可能性を排除できない。事実上、歴史は彼にそのチャンスと可能性を提供
している。なぜ胡氏は行動を起こさないのか、彼はなにを恐れているのか。胡氏は
「改革危機」の出現を恐れているのだ。目の前の「安定」を失いたくないのだ。具
体的に言うと、1989年に保守勢力に転覆された胡耀邦元総書記、趙紫陽元首相の二
の舞になりたくないのだ。もし日本と米国が胡錦涛・総書記の政治改革に援助を提
供すると明確に表明すれば、胡総書記が中国の明治天皇とリンカーン大統領になる
可能性は十分にある。胡総書記は中国がエリツィンの出現を容認しないと語ったが
、自分自身がエリツィンになる心構えがあるかもしれない。 (つづく
>>178 日米両大国の心強い支持を得られれば、中国国内保守勢力は安易に行動を起こせ
ないはずだ。特に日本はヨーロッパ諸国と比べ中国を制する地理的優勢を持ってい
る。日本訪問の間に、中国の政治民主化への影響力について、日本の友人の中には
、日本は米国と匹敵できないと認識している人もいた。それに対し、私は「米国を
除いて、世界でどの国が日本と比べられるのでしょう」と答えた。日本の政治家が
中国人権問題を語る言葉の一つ一つは、中共政治に地響きをもたらしている。この
点において米国も及ばない。日本はこの地理的優勢を十分に活用し、中共政権に影
響を与え、東アジア、さらにアジア全体に影響を与えるべき。アジア地域の歴史は
あまりにも悠久で、体験してきた災難はあまりにも深刻であるため、智慧が豊かで
敏腕な日本の政治家の力を必要としている。
私が中共宣伝部と北京大学の非理性的な存在を無視してきたと同様に、日米およ
び台湾の政治家は、みな中共政権の非理性的な存在を無視し、自らの意志を貫くべ
きである。中共政権の指図など受ける必要はない。あなた方々は中共政権の侍従で
はない、彼らの機嫌を伺う必要などまったくないのだ。この世界には、ならず者が
紳士に従う理はあるが、紳士がならず者に順従する理はない。
また、中共の政治家は言動が矛盾しているのが特徴で、彼らは日々表で中国への
内政干渉に反対すると叫んでいるが、本音では文明国家による中国への政治干渉を
望んでいる。それは、心の底で改革を容認しながら、そのリスクを負いたくないか
らだ。外部の助けがあれば、個人リスクを最小限に抑え、改革の目的が達成できれ
ば、中共政治家は内心ではそれを望んでいるのだ。
2006年3月17日 北京
(つづく
>>179 編集者注:
焦国標氏、前北京大学新聞伝播学院副教授。2004年、中国のウェブサイトで評論
「中宣部(中国宣伝部)を討伐せよ」を発表し、中共政権の報道中央機関である中
宣部に対して「十四の罪悪」を挙げて激しく批判、中共の言論規制の限界に挑戦し
た。その後、北京大学に解任された。現在、文筆で生活を送っている。最近、出版
社、日本外務省などの招きを受け、2月16日から日本で3週間の訪問を行った。最近
の「氷点」週刊停刊事件で、中宣部が共産党体制内外とも猛烈な批判を受ける中、
中宣部討伐の声を挙げた第一人者として、焦氏の来日は、メディをはじめ、政府や
日本社会各界から注目を集めている。訪日中、中国側及び日本側から多くの阻止を
があったが、それを振り切り大紀元時報の要請を受け、3月10日に東京台東区の生
涯学習センターで「日本は中国の民主化と人権擁護を促進すべき」と題する講演会
を開き、日本に、中国の民主化進展と人権問題に注目するようと促したと同時に、
大紀元を支持する意を強く表明した。
本稿では、焦国標氏の要望で、麻生外務大臣がウォール・ストリート・ジャーナ
ル紙に投稿した公開書簡を掲載する。
(ry:英文
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外務省もまだ日本語版掲載せず