>>6-7>>8>>9-10>>23>>24-25>>26>>27-28>>29-30 国がつがる市への米軍新型レーダー配備要請 デーリー東北新聞 03/04
ttp://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/03/04/new06030402.htm 防衛施設庁は三日、青森県とつがる市に対し、米軍の移動式早期警戒レーダー(
Xバンドレーダー)の航空自衛隊車力分屯基地(同市)内への配備を正式に申し入れた。
説明によると、配備開始時期は今年夏から十二月末まで。常駐人員は五十―六十人で、
交代要員を含めた規模は百―百三十人に上る。大半が米国の民間人で占められ、同市
周辺に居住する見通し。
三村申吾知事は同日、成田一憲県議会議長に議員全員協議会の開催を要請。在日
米軍再編協議の最終報告がまとまる今月末までに、受け入れについて判断する方針だ。
同庁によると、レーダーは▽アンテナ▽データ処理・指揮統括▽冷却―の三つのトレー
ラーで構成。運用支援・管理施設と機材を含め、すべて同基地内に置かれる。
総人員のうち、米軍人は十人程度で、ほとんどがレーダーの整備や警備で米軍から
委託を受けた米国民間人となる。家族を含めた居住規模は相当数に上るとみられる。
県庁で三村知事に要請書を手渡した同庁の渡部厚施設部長は「レーダーの展開は
わが国の防衛上重要な役割を占めることにかんがみ、地元の理解と協力をお願いし
たい」と要請。 (つづく
>>31 これに対し、三村知事は「現状を超える基地機能の強化は容認できないのが県の
基本的な考え方だ。県民の民生安定、安心安全を重点に、慎重な手続きを踏んで対
応を検討したい」と述べた。
渡部部長は取材に対し「レーダーは極めて小規模で、基地の外に影響を及ぼすも
のではない」と語り、基地機能の強化には当たらないとの認識を示した。
県とつがる市は、議会での議論や住民説明会を通し、受け入れの是非を検討する
。うち、県は十日に県議会議員説明会、定例会閉会後の二十四日に議員全員協議会
、二十五日にはつがる、青森両市での県民説明会開催を予定。三村知事は二十八日
以降に見込まれる福島弘芳つがる市長からの地元報告を受け、最終判断する。