【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part949

このエントリーをはてなブックマークに追加
307日出づる処の名無し
>>84-85
ジェンキンスさんに聞く 複数国当局に拉致情報提供    産経朝刊 03月03日
ttp://www.sankei.co.jp/news/060303/morning/03na1001.htm
欧州被害者たくさんいる/各国協力、北に圧力を
 北朝鮮による拉致被害が各国に広がりをみせる中、被害にあった疑いが強い複数
の国の捜査当局などが、拉致被害者、曽我ひとみさん(46)の夫、チャールズ・
ジェンキンスさん(66)と接触し情報提供を受けていたことが二日、分かった。
拉致問題で北朝鮮を追及する“国際包囲網”の構築が着々と進んでいることを示し
た形だ。ジェンキンスさんは「各国の捜査、調査が進んで世界の拉致被害者が解放
され、無事に母国に帰れることになればうれしい」と話している。
 ジェンキンスさんは産経新聞の取材に応じ、「すでに、自国民が拉致されたと懸
念するいくつかの国の政府機関や捜査当局から協力を求められ、情報を提供しアド
バイスを伝えた」と話した。ただ「北朝鮮に暮らす被害者の身体に危険が及ぶ恐れ
がある」として、調査に協力した国名や提供した情報の具体的な内容については言
及を避けた。
 《日本以外の拉致被害者の存在について、ジェンキンスさんは著書「告白」で、
タイやルーマニア人女性の被害者の存在に言及。いずれも北朝鮮に渡った“脱走”
米兵と結婚していたことを明らかにした。このうちタイの被害者、アノーチェ・パ
ンジョイさんについては、タイ政府が日本側に協力を要請、すでにジェンキンスさ
んから情報提供を受けている》
 自らの証言をきっかけに各国の調査が動き始めたことについては「北朝鮮の拉致
が世界的な広がりのある重要な問題だということを知ってもらうのが出版の目的だ
った」と話した。また、「私は、北朝鮮で名前も出身国も知らない拉致被害者とみ
られるたくさんの人を見た。北朝鮮は友好国とされたルーマニアですら拉致の対象
としており、欧州の拉致被害者は、たくさんいるだろう」と述べた。 (つづく
308日出づる処の名無し:2006/03/03(金) 07:37:17 ID:zzKuojhL
>>307
 《現在、拉致被害にあった、もしくは被害の疑いが強い国は日本を含め十二カ国
に及ぶ。欧州の被害者をめぐっては、脱出に成功したレバノン人女性らが「フラン
ス女性三人とオランダ女性二人、イタリア女性三人を含め計二十八人の外国人が工
作員の訓練を受けていた」と証言。ジェンキンスさんの著書に出てくるルーマニア
人もイタリアから拉致されたとされることから、イタリア捜査当局が近く捜査員を
日本に派遣するという》 
 ジェンキンスさんによれば、北朝鮮は各国から拉致した被害者を、それぞれ別々
のコミュニティーで生活させているという。「生活は非常に厳しく管理され、外出
は夜間に限られるなど、制約が大きい。われわれのように月に二度外出を許される
こともなく、朝鮮労働党の監視もきつい」と指摘。
 別々に管理することで、拉致被害者のコミュニティー間での情報交流を避ける仕
組みだったのではないかと推測している。
 ジェンキンスさんは「日本などどこか一国だけで動いていたのでは、北朝鮮は言
うことをきかない。多くの国々が協力し、北朝鮮に圧力をかけることが重要だ」と
国際包囲網構築の重要性を強調した。
                   ◇
【プロフィル】チャールズ・R・ジェンキンス
 1940年米ノースカロライナ州生まれ。在韓米軍で南北境界付近の警備に当た
っていた65年、脱走。北朝鮮の軍傘下の工作員養成機関「馬東煕(マドンヒ)大
学」で英語教官を務める。80年に曽我ひとみさんと結婚、2女をもうける。04
年7月、来日。現在、新潟県佐渡市在住