【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part939
>>333-334>>345>>346 中国、領事館員自殺問題で「日本の主張に道理なし」 日経 01月05日 21:01
ttp://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060105AT1E0500T05012006.html 【北京=桃井裕理】中国外務省の秦剛副報道局長は5日の定例会見で、上海の日
本総領事館員が2004年5月に自殺した問題について「日本側の主張には道理がなく
(中国を)挑発している」と批判。日本政府に対して「冷静、適切に問題を処理す
るよう要求する」と述べたうえで、「中日関係に新たな面倒な問題をつくり出すべ
きではない」と強調した。
在上海日本総領事館職員自殺「冷却」日中また冷や水 西日本朝刊 01/06 01:31
ttp://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/seiji/20060106/20060106_news_001-nnp.html 【北京5日傍示文昭】在上海日本総領事館の男性職員が二〇〇四年五月、中国側
に外交機密に関する情報提供を強要されたとする遺書を残して自殺した問題で、中
国外務省の秦剛副報道局長は五日の定例会見で、「日本の非難は全く道理がなく、
わざと騒ぎを起こそうとしている」と述べ、日本政府の対応をあらためて強く非難。
中国政府が出した調査結果についても「厳粛で責任ある結論だ」と指摘し、「中
国政府関係者と自殺とは無関係」との立場を重ねて強調した。
会見で秦氏は、中国は「受け入れ国は領事官の身体、自由、尊厳に対するいかな
る侵害も防止するため、すべての措置を取る」としたウィーン条約を厳守し、在中
国の外国外交官の権益を守っていると強調。同日、安倍晋三官房長官が会見で「中
国側公安当局者によるウィーン条約国の義務に違反するとみられる遺憾な行為があ
った」と表明したことに真っ向から反論し、「全く道理がない」と切り捨てた。
秦氏はさらに、「中日関係の新たなトラブルをつくらないよう、日本に対し冷静
かつ適切にこの問題に対処するよう求める」とくぎを刺し、日本政府をけん制した。
(つづく
>>347 在上海日本総領事館の男性職員が自殺した問題で、中国外務省は五日、あらため
て日本側の主張に反論し、対日強硬姿勢を鮮明にした。中国側は、小泉純一郎首相
の靖国神社参拝などで日中関係が冷え込む中、日本政府が中国批判の「材料」とし
て一年半前の自殺情報を意図的に流したと受け止めており、反発の根は深い。事実
関係をめぐり真っ向から対立する日中双方の「非難合戦」で、両国関係がさらに悪
化するのは必至だ。
■漏えい強要か
日本外務省筋や一部報道によると、自殺したのは同総領事館の男性電信官=当時
(46)。電信官は総領事館と外務省が連絡を取り合う際に使用する暗号の組み立
てや解析を担当していた二〇〇四年初めごろ、知人の中国人女性から「中国公安当
局の職員」と名乗る男を紹介された。
男は、「女性が法律に違反する行為を行った」とした上で、違法行為の共犯とし
て電信官も処罰の対象になると告知。さらに、沖縄県尖閣諸島の魚釣島をめぐる日
本側の方針や機密文書を運ぶ航空便名、総領事館員の氏名などを教えるよう迫り、
「教えなければ二人とも罰せられる」と脅したという。二〇〇四年五月に自殺した
電信官は遺書の中で「総領事館員の氏名は答えたが、その他の情報は回答を拒否し
た」としているという。 (つづく
>>348 さいご
■無関係を強調
電信官の自殺は昨年十二月二十七日、一部報道で明らかになり、その直後から非
難合戦が始まった。中国外務省は同日、「すでに日中双方で決着した問題」と表明
したが、日本側は中国側に抗議した上で、翌二十八日、「中国公安当局関係者によ
り、条約上の義務に違反する行為があった」と反論。中国側は二十九日、「中国の
イメージを著しく傷つけた日本側の行為に強烈な憤りを感じる」と強く反発した。
三十一日、中国側はさらに「日本側は、館員は職務の重圧のため自殺したと表明
した」「中国政府職員は自殺にいかなる関係もない」とする声明を発表。新華社も
初めてこの問題を報道し、日本批判キャンペーンを展開する姿勢を示した。
この声明に憤慨した日本側は元日、「そのような立場を表明した事実はない」と
する見解を発表。中国側が「中国政府関係者が自殺とは無関係との調査結果を日本
側に説明した」としていることについても、「説明を受けた事実はない」と真っ向
から反論した。
■新たな火種に
「中国側の誠意ある対応を期待する」。五日の記者会見で、安倍晋三官房長官は
中国側の対応を批判し、今後も毅然とした態度で事実関係の究明を求める意向を表
明。これに対し、中国側も同日、「日本に冷静かつ適切な対処を求める」と切り返
して反発し、双方の言い分は真っ向から食い違ったままだ。中国外務省は「一年半
もたってから日本側が再び自殺問題を取り上げ、中国当局者と関連づけるのは、別
の意図があることが明らかだ」「わざと騒ぎを起こそうとしている」と指摘。日本
政府の意図的なリークによって自殺問題が蒸し返されたとの不信感を持っており、
こじれた事態が解消される気配はない。自殺の事実関係をめぐる非難合戦は、日中
間の新たな火種となる様相を強めている。 (北京・傍示文昭)