【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part939
215 :
参考:
>>158160>161>162
>>163>>164>>180>>184-185>>213>>214 イ・ジョンソク氏の統一部長官起用で韓国外交どうなる? 朝鮮日報 01/03 21:26
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/01/03/20060103000077.html 有力者が前面に立った。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の統一・外交・安保政策
の個人教師と呼ばれるイ・ジョンソク国家安全保障会議(NSC)事務次長が統一部
長官に起用された。これまで「陽の当らない場所」で設計・調整役を務めてきたと
すれば、これからは「陽の当る場所」に出て政策を左右するものと見られている。
◆南北問題の全権握るもよう
イ氏は名実共に統一政策における最高決定者になった。世宗研究所の学者時代か
ら李氏の対北朝鮮政策観は多少進歩的だった。成均館大学博士学位論文(93年4月
)は「朝鮮労働党の指導思想と構造変化に関する研究」だった。
「金日成(キム・イルソン)主体思想の研究1世代」として知られているイ氏は
、いわゆる北朝鮮に対する「内在的接近論(北朝鮮社会は北朝鮮内部の眼で見なけ
れば正しく理解することはできない)」も受容する立場で、野党からは「左派では
ないか」といった批判を受けてきた。
これに対してイ氏は「私の手法は“内在的・批判的接近”なので、北朝鮮を批判
しない在独学者の宋斗律(ソン・ドゥユル)教授とは違う」と主張してきた。
学者時代には北朝鮮の西海北方限界線(NLL)侵犯問題に対して、「南北共同漁
労区域として設定することが現実的にもっとも望ましい」とコメントしたことがあ
る。国防白書の「北朝鮮=主敵」表現についても、2002年4月にあるマスコミへの
寄稿で削除を主張した。6.15共同宣言中、依然として論争の的となっている「低い
段階の連邦制」に関しても、「北側が連邦制の代わりに使うことによりできた言葉
」と語っている。北側が大幅に譲歩したというわけだ。 (つづく
216 :
参考:2006/01/04(水) 07:27:11 ID:flmt9/Em
>>215 このような性向などから推し量ると、イ氏の対北政策は「実務的により速度を上
げる方向で推進されるだろう」というのが、政府関係者の間では一般的な見方だ。
◆対米関係の影響力未知数
イ氏は外交問題においても6カ国協議を舞台裏で調整するなど、実権を握ってき
た。しかし、長官就任後も引き続きその役割を演じられるかどうかに関しては、見
方がわかれている。
まず、NSC常任委員長職に就くかどうかによって変わってくるだろう。イ氏は公
職経歴が3年で、年も48歳である点など、他の外交・安保長官らとは経歴・年齢に
おいて差が大きい。青瓦台の金完基(キム・ワンギ)人事主席が「誰が常任委員長
になるかはさらに検討が必要」と語ったのも、このような点を考慮したものと見ら
れている。
イ氏は北朝鮮の核開発が体制保障レベルで進められているという前提のもとで、
米朝関係を見る代表的な学者だ。米国の強硬策に対して否定的だ。盧大統領が李氏
にNSC常任委員長職まで任せ、外交全般に至るまで調整するようにしたならば、ブ
ッシュ米大統領の気流を考えた時、もっと大きな葛藤もあり得る。
しかし当局者は「今よりもっと大きな影響を及ぼすとは考えにくい」と言ってい
る。「毎日、各種外交・安保関連の報告を受けていたNSC時代とは違う」というの
が理由だ。
今月末でNSCが青瓦台安保政策室に改編され、長官級の室長に誰がなるのかも変
数のひとつだ。もう一人の有力者タイプの室長が来たならば、韓米関係に対する李
長官の統制力が弱まるほかない。