【平成の】麻生太郎研究第4弾【釣りキチ三平】

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572日出づる処の名無し
それでは、ようやく打ち込み完了いたしましたのでこれからうぷします。
平成17年12月7日 静岡新聞 論壇 屋山太郎 政治評論家

「東アジア共同体」と中華圏

日本は16カ国の枠組み主張
 今月14日、マレーシアで行われる東アジアサミットで「東アジア共同体」の枠組みを巡って日中の思惑が真っ正面からぶつかるだろう。
中国はASEAN(東南アジア諸国連合)プラス3(日中韓)でまとめたい。一方の日本は中国の構想に乗れば中華圏に埋没するだけ。
そこで「これにインド、オーストラリア、ニュージーランドの3カ国を加えて16カ国にせよ」と主張している。話がまとまらなければ壊れてもともとと言う心境だ。
 中国人との付き合いを考える際、古来より中国人が持つ中華思想を理解しなければならない。
漢の時代から中国は周辺の国を南蛮、西戎、北荻、東夷と低く見て、周辺国に「册をもって爵位を授ける」統治方法をとってきた。
この中国の意に反して聖徳太子は対等外交に切り替え、ついに中華圏から離脱した。中華圏に飲み込まれてしまったのがチベット、朝鮮、ウイグル、内蒙古、中越だ。
その周辺国でもフィリピンはわずか2%の華僑が経済の90%を支配している。
 中国の支配は、南、北、西で成功したが、東夷の日本は抵抗した。日本人は当然と思っているが、中国人は心外だと思っているだろう。
中国が言うASEANプラス3の共同体をつくるということは中華圏に日本をすっぽりと包み込むということに他ならない。日米を切り離せば、日本は自家薬籠中の物である。
 経済界は政冷経熱などと浮かれているが、日中経済関係を極端にいえば、日本が発明し、創った物を中国が偽造し、世界に売りさばいて儲けるという図式である。
中国は特許などは全く守らず、税金も自在に引き上げる人治国家である。
中国内ではASEANプラス3を「東亜共同体」と呼んでいるが、日本と中国が対等の立場で共同体を構成できるはずがないのである。
 11月京都で行われた小泉・ブッシュ会談後の共同記者会見で小泉首相は「日米関係が良ければ良いほど中国、韓国、アジア諸国、世界と良好な関係を築ける」と述べた。
アメリカべったりという批判が出たが、日米関係を強固にしなければ日本は中国に取り込まれて身動きできなくなるのは必至だ。ASEANも日本を信用しなくなるだろう。
573「東アジア共同体」と中華圏 その2:2005/12/09(金) 02:00:16 ID:OHWdZYsS
人口や国情に不釣り合い
 日中をEUの中の仏独に例え、日中が東アジア共同体の核になれという人がいるが、「共同体」というからには釣り合いが必要だ。EU内の各国の所得格差はせいぜい10対1。
日本と中国の格差は100対1にもなるだろう。人口は13億人対1億2千万人。独仏には宗教的にはキリスト教があり、ノブリスオブリージュ(貴族の義務)もダンディズムも共通だ。
日本にも武士道があり、庶民に至るまで高い道徳を保持している。中国には自由も人権もなければモラルもない。
05年1月の全人代で04年に中国で汚職で立件された公務員は43,757人だと発表された。この中には閣僚11人、知事クラス200人司法・警察1万人が含まれている。
 この「東アジア共同体」構想を小泉首相に吹き込んだのは親中派の田中均前外務審議官だが、町村外相の登場を機に外務省内の親中派は排除され、英米派が主流となった。
しかし”小泉構想”を取り消すわけにはいかないから、日本は人口10億人のインド、オーストラリア、ニュージーランドという民主主義国を引き入れる戦術に転換したわけだ。

以上です。
追伸・・・
今回の亜沙ルート確定について・・・
ヽ(`Д´)ノ ウワァァァァァン