空母G・ワシントン配備へ 横須賀基地の後継艦 産経国際(共同) 11/19 11:26
ttp://www.sankei.co.jp/news/051119/kok041.htm 米海軍は横須賀基地(神奈川県)を事実上の母港とする通常型空母キティホーク
の後継艦として、原子力空母ジョージ・ワシントンを配備することを決めた。ロイ
ター通信が18日報じた。
米政府は10月末、2008年に退役予定のキティホークの後継艦に原子力空母
を配備すると発表していた。日本に原子力空母が配備されるのは初めて。通常型空
母を要請していた地元の神奈川県などが反発している。
ジョージ・ワシントンは1992年に就役のニミッツ級原子力空母で、現在、米
バージニア州ノーフォーク基地を母港としている。艦名はワシントン初代米大統領
にちなんでいる。
ロイター通信は海軍当局の話として、被爆国である日本の国民感情を考慮し、原
爆投下当時の米大統領から命名した空母ハリー・S・トルーマンは後継艦候補から
外されたとしている。
空母ジョージ・ワシントンは米海軍が保有する9隻のニミッツ級空母の中では4
番目に新しい。米側は原子力空母の安全性を主張しており、就役からの年数が考慮
された可能性もある。
一方、キティホークは61年就役の通常型で現役空母の中では最も古い。老朽化
が進んだため、米側はより作戦能力の高い原子力空母の配備を決めたとしている。