【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part932

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159日出づる処の名無し
北朝鮮、米制裁で核協議拒否 マカオの資産“凍結” 日本に助け求める

【ワシントン=共同】米国が9月にマネーロンダリング(資金洗浄)などに関与した疑いがあるとして
北朝鮮関連の口座があるマカオの銀行に制裁を科したことに対し、
北朝鮮が今月の第5回6カ国協議で「この問題が解決するまで核問題を議論しない」と
協議を拒否していたことが18日、分かった。一方で解除に向けた対米工作を日本に要請。
制裁により北朝鮮「上層部」の経済活動に大きな支障が出ていると主張したという。複数の協議筋が明らかにした。
北朝鮮は制裁解除に向け、ヒル国務次官補と金桂冠外務次官の米朝首席代表が双方の財務、
司法担当者を率いた形での協議を早急に行うよう要求。米国は「ニューヨーク・チャンネル」を通じ
法的根拠を説明する考えだが、協議筋は「北朝鮮が第5回協議の早期再開に応じない恐れもある」としており、
対話プロセスの阻害要因になる可能性が出てきた。
複数の協議筋によると、金次官は協議2日目の今月10日の全体協議で、米財務省が
「資金洗浄の主要懸念先」に指定したマカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア」の問題を提起、
米国の敵対姿勢を批判し「制裁解除まで核問題を協議しない」と表明、協議は空転した。
同日午後の日朝協議では日本代表団に「上層部が預金を引き出せない」と訴え、米国への働き掛けを求めた。
別の協議筋は「北朝鮮代表団は本国から『資金洗浄問題の解決まで核問題を議論するな』
との訓令を受けていた」としている。さらに北朝鮮は「制裁問題が収拾しない段階で日程調整に応じることはできない」
とし協議再開日程の調整を拒否、議長声明に再開時期を盛り込むことができなかったという。
米財務省は9月、同行が北朝鮮の政府機関や企業の資金洗浄などに関与した疑いを指摘、
米金融機関との取引を禁止。この措置を機に取り付け騒ぎが起きるなど業務が混乱したため、
同行はマカオ政府の管理となった。
 
ソース 中日新聞 共同通信
http://www.chunichi.co.jp/niccho/051119T1545.html