>>318 北朝鮮人権決議案が国連総会で上程 政府は棄権の方針 朝鮮日報 11/04 07:28
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/11/04/20051104000005.html 英国、ドイツ、フランスなど欧州連合(EU)の25の加盟国は2日(現地時間)、「北朝鮮
人権状況に対する決議案」を国連総会に提出した。
北朝鮮に対する人権決議案が、国連経済社会理事会傘下の人権委員会に上程され
採択されたことは3回あったが、国連総会に上程されるのは今回が初めてだ。
国連加盟各国は決議案で、北朝鮮で拷問と公開処刑、違法な身柄の拘束、強制労働
など組織的かつ広範な人権侵害が行なわれていると指摘し、人権侵害の要素のある
制度を撤廃することを促した。また、北朝鮮に送還された脱北者らに対する北朝鮮政府
の人権侵害の事例についても批判した。
また各加盟国は、世界食糧計画(WFP)を含む各国際人権機関が北朝鮮のあらゆる
分野に自由かつ安全に立ち入って人道支援活動を展開できるよう保障することを促した。
北朝鮮人権決議案に対する総会の表決は、今月17日から23日間に実施されることが
予想される。
これに対して北朝鮮側は今月1日アフリカ加盟国の会合に出席し、近いうちに決議案
否決同意案を提出するので支持してほしいと頼んだことがわかった。
これと関連し、潘基文(バン・ギムン)外交部長官は3日、国会・統一外交通商委員会
で「この決議案が成立する可能性がある」とし、「(しかし)意見の異なる国々もある」と
述べた。潘長官は韓国の立場について、「以前国連人権委員会で北朝鮮人権決議案
に対して取った立場、韓半島の状況、6か国協議の進み具合、南北関係などを総合的
に検討して韓国が取る立場を決める予定」とし、棄権する方針を示唆した。