15 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :
低脳日本人には、オレの言ってることはさっぱり分からないだろうから、
アホでも分かるように解説してやろう。
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1と2が、父親母親で、5がその子供だ。
親父である1の遺伝子の1/2は子である5に引き継がれる。
また、孫である7には1/4が引き継がれる。
(孫である7は、1〜4の4人の遺伝子によって構成されてるからな)
で、問題は、5(子)への1/2は“確定”であるが、7(孫)への1/4は“確率”でしかないこと。
これが決定的に重要。
5が持つ遺伝子の半分は1由来であることは確実。
しかし、7は確率が1/4というだけで、1の遺伝子を全く持っていない可能性もあるわけ。
つまり、5が7にその半分の遺伝子を受け渡す際に、その半分の遺伝子の全てを
2からの遺伝子で“まかなう”ことは可能なわけだ。
もうちょっと詳しく言えば、もし、遺伝子が「血」のようなもの、
あるいは、無数に存在する砂粒のようなものであったら、
その半分がたまたま全て2由来であることなど、およそあり得ないことだろうが、
実際の遺伝子は染色体という46個の「乗り物」に乗っているため、
1由来の遺伝子がまったく引き継がれないことは、十分あり得る(皆無が1/2の23乗)ということ。
逆に言えば、遺伝子が「血」のようなものだったら、世代を重ねる毎に、どんどん薄まっていくが、
染色体単位の遺伝なら、世代を重ねても1/2のままであることもあり得るわけ。
16 :
船虫Jr ◆.Tg2yBtH66 :2005/10/26(水) 16:01:29 ID:JjZg5Ejo
ともかく、早くも孫の世代で遺伝子が途絶える可能性が実質的にあることが科学的に言える。
つまり、孫に自分の遺伝子があるかどうか分からないという事態が生じる。
ところが、一つだけ直ぐに分かる指標がある。
それは、「男子」であること。
自分が男子で、子の5が男子、さらに、孫が男子なら、
その孫は自分の遺伝子(Y染色体)を持っていると確実に言える。
Y染色体を持てば、必ず男になるわけで、子が男になった(男という表現型を示した)ということは、
自分のY染色体を引き継いだということになる。
これと同じ事は孫や、さらにその先の世代にも当てはまる。
要するに、直系において男子が誕生したということは、先祖の遺伝子を引き継いだという証なわけ。
遺伝学者はよく、ある表現型を指標に、(その表現型を示す)遺伝子の経代保存を行ってるわけだが、
皇室というのは、意図せずとも、その経代保存を2千年以上も行っていたわけだ。
そして、そのシステムが「男系を維持する」という伝統。
要するに、現在のアホ日本人は、男系に遺伝子の経代保存という意味があることを理解できず、
男女差別という世俗的な議論に置き換えてしまったってわけ。
2千年も経代保存してる天然記念物もんの染色体があり、その保存システムがたまたま
男子という表現型を使っていたというだけのこと。
とことが、その保存が建国神話にまつわる国体護持に関わっていて(というより、そのもの)、
しかも、それは単なる神話や空想ではなく、Y染色体という物理的な実在として存在する神話なわけ。