ES細胞研究の黄教授、他の成果にも疑惑 韓国メディア
ttp://www.asahi.com/science/news/TKY200512200467.html 韓国の胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究で、黄禹錫(ファン・ウソク)ソウル大教授が
撤回を表明した05年の論文だけでなく、世界で初めてヒトクローン胚からES細胞作製
に成功したと発表した04年論文や世界初のクローン犬誕生など、ほかの研究成果にも
疑惑が浮上している。「神話」を作り上げてきたメディアが今度は「希代のでっちあげ劇」
(聯合ニュース)とするなど疑惑探しに躍起になっている。
韓国メディアは20日、04年に米科学誌サイエンスに掲載された論文のES細胞の写真
が、黄教授の研究に協力してきたミズメディ病院(ソウル市)研究グループが03年と04年
に国内外の学術誌に発表した論文の写真と酷似していると報じた。生命科学にかかわる
研究者らがつくるインターネットのホームページにも同様の指摘が出ている。
(続く)