【土井・水ポ】大東亜通信第8号【118】

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737日出づる処の名無し
>>343の記事の続報

ES細胞「論文データは偽造」 ソウル大調査委
ttp://www.asahi.com/national/update/1223/TKY200512230164.html

 韓国の胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究疑惑で、ソウル大の調査委員会は23日、
黄禹錫(ファン・ウソク)教授の05年の論文データは捏造(ねつぞう)だったと断定する
中間結果を発表した。実際にES細胞が存在していたかどうかはっきりせず、数日後に
専門機関によるDNA鑑定の結果が出るとした。黄教授は同日、「教授を辞職する」と表
明した。再生医療に不可欠な技術として世界の注目を集めた研究成果が「でっち上げ」
とされたことで、韓国が目指す「バイオ立国」の推進に影響が出るのは避けられない情
勢だ。 

 論文は5月の米科学誌サイエンス(電子版)に発表された。黄教授らの研究チームは
クローン技術を使い、患者の皮膚細胞から11株のES細胞をつくったとしていた。 

 しかし、同委の調査では、論文を提出した3月15日時点でES細胞が存在する可能性
は、専門機関にDNA鑑定を依頼している2株しかなかった。残り9株のデータは、この2
株のデータを基に偽造したとわかった。
9株のうち
   (1)4株は1月にカビによって壊れ、
   (2)2株はES細胞として作られたという記録自体がなく、
   (3)残る3株は論文提出時点でES細胞と確認できるまで培養されていなかったという。 

 同委は「故意的なでっち上げだった」と結論づけた。「データの真実性は科学を支えるも
のであり、科学の基盤を損なう重大な行為だ」と強く非難した。黄教授が世界で初めてヒト
クローン胚からES細胞作製に成功したと発表した04年の論文や、今年8月に発表された
世界初のクローン犬誕生についても検証を始める方針を表明した。