李前台湾総統訪米 中国反発も NHK 10/11 07:29
ttp://www3.nhk.or.jp/news/2005/10/11/d20051011000047.html 台湾の李登輝前総統が、11日から約2週間の日程でアメリカを訪問し、今回初め
て首都ワシントンにも滞在することから、李前総統の政治的な活動に神経をとがら
せる中国側が反発する事態も予想されます。
台湾の李登輝前総統は、11日から24日までの日程で、ニューヨークやロサンゼ
ルス、それにワシントンを訪問する予定です。関係者によりますと、このうちワシ
ントンでは、ナショナル・プレスクラブでの講演やアメリカ議会関係者との懇談な
どが予定されているということです。李前総統は、総統在任中の10年前と退任後
の4年前にアメリカを訪問していますが、首都ワシントンを訪問するのは今回が初
めてです。アメリカでは、中国の急速な経済成長や軍事力の増強に伴って、いわゆ
る「中国脅威論」も出ており、李前総統を「台湾独立派の総代表」とみなして政治
的な活動に神経をとがらせる中国が今回の訪問に反発する事態も予想されます。
台湾前総統、14日から訪米=中国が反発か [AFP=時事] 10/07 13:39
ttp://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20051007/051007030737.cysd3i8l.html 【台北7日】台湾の李登輝前総統(写真)が来週、米国を訪問する。李氏は総統時
代の1995年に訪米し、これに反発した中国が台湾近海でミサイル演習を行うな
ど台湾海峡危機に発展したことがある。
台湾紙・聯合報によると、李氏は14日から10日間、ニューヨーク市や首都ワシ
ントン、ロサンゼルスを訪れる。ワシントンでは連邦議会を訪問し、シンクタンク
で講演する予定。
李氏は2000年に総統を退任したが、今も独立派の政党、台湾団結連盟の精神的
指導者として活動している。
95年の台湾海峡危機は翌96年まで続き、米国が二つの空母艦隊を派遣して、中
国に警告を発する事態となった。