【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part925

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>>182 多分残り少ないので、全部貼れない。残りは次スレの埋め記事へ

NHK番組改変問題について 9/30 22:00頃のコピペ
 朝日新聞社はNHK番組改変問題について「NHK報道」委員会の見解を受け9
月30日、記者会見を行った。(09/30)
[「NHK報道」委員会の見解]
ttp://www.asahi.com/information/release/20050930a.html
 当委員会は、「NHK番組改変報道」をめぐる朝日新聞の報道内容や取材方法が
適切だったかどうか、それらに寄せられた疑問や批判に朝日新聞がこたえているか
どうかを審議した。4委員の意見が概ね一致した点を「見解」としてまとめ、補足
する各委員の意見と併せて朝日新聞社に提示した。
1、1月12日付初報の事実関係について
 初報となった本年1月12日付朝刊の記事の骨子は、問題となった番組の放送前
日に、中川昭一、安倍晋三の両衆院議員が松尾武放送総局長(当時)らNHK幹部
を呼び、番組を「偏った内容だ」と指摘し、NHKは内容を変えて放送した、とい
うものである。これに対し、中川氏からは「NHK幹部と放送前日に面会した事実
はない」、安倍氏からは「NHK幹部を呼んだ事実はない」、松尾氏からは「取材
には『政治的圧力は感じていないと答えた』のに内容をねじ曲げられた」などの反
論が寄せられた。
 7月25日付朝刊の総括報告等によると、まず、松尾氏、中川氏の双方とも取材
記者に対し、終始、放送前日に面会したとの認識をもって応対していたことがうか
がえる。この取材結果をもとに、記者が「前日に面会」と信じたことには相当の理
由があると考える。安倍氏の「呼び出し」をめぐっても、それを前提とする記者の
質問に、松尾氏、安倍氏とも否定せずに答えていることがうかがえる。ただし、い
つ、どんなふうに呼び出し、それに応じたのかなど、詳細を確認する取材はなされ
ておらず、詰めに甘さが残る。「政治的圧力」があったかどうかを裏づけるうえで
361埋め記事:2005/10/05(水) 16:59:08 ID:rzbEL28T
>>360 つづき
、「呼び出し」の有無は重要な要素である。総括報告に掲載された証言記録に松尾
氏の記憶違いが散見されることからも、さらに裏づけをとる努力が必要だった。真
実と信じた相当の理由はあるにせよ、取材が十分であったとは言えない。
 松尾氏の「政治的圧力は感じていないと答えた」との反論は、総括報告等からは
信憑性に欠ける。その一方で、松尾氏は「圧力とは感じる。しかし、それは一つの
意見と聞く耳を持とうということ」とも述べ、自分が圧力に対する盾になろうと主
張したことも読みとれる。NHK幹部のこの問題に関する基本的立場を伝えるため
に、初報の段階で、その発言の趣旨を記事にしておくべきだった。
2、7月25日付「取材の総括」について
 総括報告は再取材の内容を踏まえ、「記事の描いた『政治家の圧力による番組改
変』という構図がより明確になったと考えます」とし、初報より踏み込んだ表現を
している。
 総括報告では、番組づくりの経過とNHK関係者らの言動の詳細が明らかにされ
ており、政治家の言動が番組の内容に少なからぬ影響を与えたと判断したことは、
読者の理解を得られよう。とりわけ、番組制作に直接関係のない国会担当局長が、
チーフプロデューサーに改変個所を指示し、その内容もかねて関係政治家らが指摘
していた線に実質的に沿うものだった点は、番組編集に政治家の影響力が及んだこ
とを示唆している。
 一方で総括報告によれば、「改変」作業の全体に政治家の意向が及んでいるとま
では言えないことも読みとれる。「1」で言及した事実関係が確定的でないことを
朝日新聞自身が認めていることを合わせ考えると、「政治的圧力が番組編集に少な
からぬ影響を及ぼした」などの表現の方が適切だったのではないか。また、この結
論は、朝日新聞として事実関係を総合分析した上での理解であり、判断であること
を、より明確に示すべきだった。
362埋め記事
>>361 つづき
3、取材方法について
 朝日新聞は、取材・報道の独立性を将来にわたって守るために、取材方法や取材
過程は公表しないことを原則としている。しかし、総括報告では取材過程の一部を
明らかにした。それは、実名報道した政治家のみならず、取材源であるNHK幹部
が自ら名乗り出て報道内容を否定し、それがNHKのニュースなどで大きく報じら
れ、朝日新聞の報道内容や取材姿勢に批判や疑問が呈される事態となったからであ
る。今回は、読者の理解を得、信頼を確保するための例外措置であり、それ自体は
妥当と言いうる。
 なお、記者が松尾氏にインタビューしたとき、その内容を録音していたかどうか
が問題になっている。朝日新聞は録音記録の有無を明らかにしなていないが、一般
論として審議した。一般に無断録音は、取材対象者との信頼を損ないかねず、認め
られるものではない。しかし、政治家をはじめとする公人やそれに準じる人物の取
材においては、対象テーマの重要性に即して、取材の正確さを確保するため、例外
的に録音が必要とされる場合があり得よう。
4、報道全般および総括報告の意義について
 一連の報道は、公共放送と政治という「表現の自由」にかかわる重要な問題に切
り込んだ。このことはジャーナリズム活動として評価できる。読者からの批判や疑
問を放置せず、それに答えるために再取材をし、総括報告として提示したのは適切
な対処の仕方だった。しかしながら、総括報告までに、初報から6カ月以上も要し
たことは遅きに失する。