【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part925

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162日出づる処の名無し
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NHK特番問題:朝日新聞「記事には不確実な情報」と見解  毎日 9月30日 19:21
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051001k0000m040040000c.html
 朝日新聞は30日、従軍慰安婦問題を取り上げたNHK特集番組が政治家の圧力
で改変されたと報道した問題で、「記事には不確実な情報が含まれていたが、訂正
する必要はない」とする最終的な見解を発表した。一方、特集番組をめぐる詳細な
取材内容が「月刊現代」に掲載された問題では30日付で、吉田慎一常務の編集担
当兼東京本社編集局長解職と3カ月の役員報酬10%減額、横井正彦・東京社会部
長の解職と減給の処分を行った。
 秋山耿太郎(こうたろう)社長は東京・築地の本社で記者会見し、「NHK報道
問題についての最終対応としたい。NHKや政治家側の対応を見守りたい。NHK
も検証番組をつくれば、より一層真実に近づけると思う」と語った。一方で「朝日
新聞の調査報道のあり方を見直したい」と述べた。
 朝日の最終見解は、社外の学識者らで構成する「NHK報道」委員会(丹羽宇一
郎・伊藤忠商事会長ら4委員)が26日に秋山社長に提出した「見解」を受けてま
とめた。
 朝日は今年1月、安倍晋三・自民党幹事長代理や中川昭一・経済産業相が番組放
送前日に松尾武・元NHK放送総局長らを呼び出し、政治的な圧力で番組内容が変
わったと報道した。委員会見解は「7月25日朝刊の総括報告(検証記事)などに
よると、松尾氏、中川氏は取材記者に対し、放送前日に面会していたとの認識を持
って応対していた。記者が『前日に面会』と信じたことには相当の理由がある」と
報道に理解を示した。しかし「どんなふうに呼び出したのかなど詳細を確認する取
材はなく、詰めに甘さが残る。さらに裏づけを取る努力が必要だった。取材が十分
であったとは言えない」と指摘した。
163日出づる処の名無し:2005/10/01(土) 06:25:45 ID:ODc0T2gj
>>162 つづき
 これを受けた朝日の最終見解は、訂正しないとのこれまでの方針について「委員
会もその必要はないという意見が大勢だった。私たちの判断に理解をいただいたと
考えている」とした。一方で「取材や記事のあり方に対する指摘は一つ一つ反省し
たい」「『呼び出し』でなく『会って』と表現しても政治家の影響を伝えることが
できた。中川氏の面会は『放送前日』と断定しない方が適切だった」「総括報告ま
で半年以上もかかったことをおわびする」と反省の姿勢を示した。
 流出問題では流出経路や関与した人物の特定はできず、吉田常務ら2人の管理責
任を問う処分になった。秋山社長は報酬の50%を3カ月間自主返上する。また、
東京本社編集局長を2人体制にし、1人を記者教育と調査報道に特化し、秋山社長
が編集担当役員を兼務する。【臺宏士、大平誠】
 ◇「報道機関として不誠実な対応」 NHKがコメント
 NHKは30日、「朝日新聞に対して事実が違っていたことから、記事の根拠と
取材テープの公開などを求めてきた。しかし、会見はNHKの求めとはほど遠く、
報道機関として不誠実な対応だといわざるを得ず、記事を訂正しないことは納得で
きない。朝日新聞の今後の報道姿勢や記事の表現などを見たうえで、対応したいと
考えている」とのコメントを出した。また、松尾武・元NHK放送総局長もNHK
を通じ「朝日新聞の取材の内容を確認するために、取材を受けた当人である私に、
取材の原資料を開示してくれるよう、改めて強く求める」と語った。
(最終更新時間 10月1日 1時42分)
164日出づる処の名無し:2005/10/01(土) 06:30:16 ID:ODc0T2gj
>>162-163
NHK特番問題:朝日、新事実示せず幕引き 身内も批判   毎日 10月01日 2:54
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20051001k0000m040168000c.html
 「取材や記事のあり方に対する指摘は一つひとつ反省したい」「総括報告(7月
25日朝刊の検証記事)までに半年以上かかったことをおわびします」。NHK特
集番組改変問題で30日、記者会見した朝日新聞の秋山耿太郎(こうたろう)社長
は、一部取材の不備を認めたが、記事訂正の必要性は否定した。取材の際の録音テ
ープの有無についても明らかにしなかった。識者からは、新たな事実を提示しない
まま幕引きを図る朝日の姿勢を批判する意見が出た。
 ◇「録音問題なぜ明かさぬ」識者
 津田正夫・立命館大教授(メディア論)は「7月の朝日の検証で、安倍晋三氏の
『呼んだ事実はない』との反論などを覆せなかったことや、朝日が録音テープを出
さないことなどから、『NHK報道』委員会が『取材が十分であったとは言えない
』と指摘したのはおおむね妥当だと思う。それに対して朝日の対応は腰砕けと言わ
ざるを得ない」と厳しく指摘した。
 田島泰彦・上智大教授(メディア法)は「検証記事や各種インタビュー記事など
を読むと、『圧力』『改変』といった基本的な事実関係は明らかになっていると思
う。委員会がさらなる裏づけや表現を緩やかにするよう求めているのは、今後の取
材活動に無理を強いることになる」と語り、委員会の見解は厳しすぎるとの見方を
示した。しかし、田島教授は「朝日は委員会の指摘を受け入れたが、訂正は出さな
いという。これでは一貫性がないし読者にも分かりづらい」と批判した。
 一方、朝日がこの日「原則として無断録音はしない」と、録音テープについて従
来の主張を繰り返したことに疑問の声が相次いだ。(つづく