ソウル地方弁護士会が北朝鮮人権問題に乗り出す 朝鮮日報 09/23 17:23
ttp://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/09/23/20050923000062.html 弁護士たちが北朝鮮の人権改善を促す宣言文を採択し、北朝鮮人権問題に積極的
に乗り出すことにした。
ソウル地方弁護士会は23日午後、北朝鮮人権問題をめぐるシンポジウムを開き、
宣言文を通じて、「北朝鮮人権への段階的接近を主張する韓国政府の微温的な態度
は、過去軍事独裁政権が経済や戦争脅威を言い立て人権を弾圧した論理と同じ軌の
危険な発想」と述べた。
会員5000人余が属したソウル弁護士会は、大韓弁護士協会の最大支部だ。
また、「経済協力のために北朝鮮人権問題に沈黙し、北朝鮮の人権問題を提起す
ることは南北間の緊張を高めることだという主張に同意しない。北朝鮮人権問題に
沈黙することは分断を固着化させる道」とした。
ソウル弁護士会のイ・ジュンボム会長はあいさつの言葉で、「口があっても言葉
を発しない韓国政府と、口を開かないよう口止めさせてしまう北朝鮮当局に対し、
これ以上は駄目だという強いメッセージを送る方針だ」と述べた。
これと関連し、この日討論者らは北朝鮮の政治犯収容問題、脱北者の人権問題、
非政府組織(NGO)の役割などについて討論した。
一方、ソウル弁護士会は会員全員を対象に、北朝鮮人権改善運動を行っている市
民団体を支援するための募金運動を展開した。