【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part923

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235日出づる処の名無し
>>23>>233>>234
ねつ造防止マニュアルはない 山田孝男(編集局)   毎日 9月19日 0時04分
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/eye/hassinbako/news/20050919ddm002070071000c.html
 刷り上がったゲラを見たデスクが「オイ違ってるぞっ」と絶叫し、編集者がダッシュ
するのは新聞社の編集局の日常風景である。記事の見出しを決める事実関係に
ついてデスクが記者に念押しを重ね、激しいやりとりになることは珍しくないどころか、
連日その繰り返しである。
 その一方でパソコンを使った連絡が増え、怒鳴ったり、粘ったりの人間くさいコミュ
ニケーションが減った。N記者の功名心なり自尊心なりという人間くさい動機に基づく
ウソを、人間くさくなくなった新聞社のシステムが見抜けなかった。朝日新聞の「虚偽
メモ」検証報道(15日)からくむべき教訓はそのあたりかと考えていた折、フリージャ
ーナリストだという女性から毎日新聞に「記事ねつ造の再発防止策を教えて」という
依頼が舞い込んだ。
 取材先を間違えたのかと思ったが、大手メディアの言い分を自分のブログに並べて
各社の姿勢を見るのだという。そこで当社の防止策は「人間が組織や機械に埋没し
ない新聞づくりに徹することです」とお答えした。質問書に「ねつ造防止のための社員
教育や罰則について具体的に教えてほしい」という添え書きがあり、これには大いに
引っかかった。
 ねつ造をいかに防ぐかという記者教育は、いかに盗みをさせないかという警官教育
と同じくらい奇妙である。「ねつ造する記者」や「盗みを働く警官」の存在を当然の前提
とし、マニュアル(手引書)で矯正するような新聞社や警察は解散した方がいい。マニ
ュアルやトレーニングではなく、職業倫理の根幹の問題である。(編集局)