米国務長官、6か国協議の早期終了を示唆
【ワシントン=寺田正臣】ライス米国務長官は14日、北京で開催中の北朝鮮の核問題に関する6か国協議について、
「だらだら続けるつもりはない」と語り、北朝鮮の出方次第では今回の協議を早急に打ち切る可能性を示唆した。同日夜放映されたFOXテレビとの会見の中で答えた。
同長官は「今回は(13日間続いた前回と違って)彼ら(北朝鮮)がヒル米首席代表を比較的早く帰してくれることを期待している」と述べるとともに、
「北朝鮮が(核廃棄に)応じる用意があるかどうかすぐに明らかになるだろう」と語った。会見は14日午後(日本時間15日未明)行われた。
長官はまた核の平和利用問題に関し、「国家には核の平和利用の権利はあるが、問題は核拡散防止条約(NPT)を足げにした北朝鮮がこの時期にそれを行使する権利があるかどうかだ」と述べた。
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/kokusai/20050916/20050916i103-yol.html