643 :
日出づる処の名無し:
小泉純一郎の人となりを示す8年前の出来事
私が小泉純一郎という政治家に強烈な印象を受けたのは、1997年の事だった。
当時、橋本内閣の厚生大臣だった小泉は国会議員永年在職(25年)表彰を辞退した。
永年在職表彰を受けると、国会議員には2つの特典が与えられた。
ひとつは、国会が100万円出して画家に肖像画を描かせ、国会の委員会室に飾ること。
もう一つは毎月30万円の特別交通費支給だった。
しかし小泉は
「自分が国会議員をやってきた25年間のうちに国の財政も悪化してきた。その責任を担っている
自分が表彰を受け、特典を得るのはおかしい」という理由で、本来堂々と受け取れるはずだった
「名誉ある特典」を自ら拒否したのだった。
月額30万円というと大した事無い様に感じる人もいるかもしれない。しかしこの年額360万円
の特別支給は非課税で、しかも引退後も終生支給を受けられると言うまさに国会議員の「既得権益」
そのものだった。
実際、この「既得権益」を自ら手放すなど前代未聞だった。「変人」の面目躍如である。
肖像画を辞退した政治家は過去3名いたらしい(成田知巳、伊東正義、渡部一郎)が、
特別交通費はしっかり受け取っていたようだ。「政治腐敗を正す」はずだった
社民党や共産党の政治家も、みな例外なくこの既得権益の恩恵に預かっていたのである。
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お手数で申し訳有りませんが、この記述内容をコピペして、あちこちに貼って頂けませんか。
烏滸がましいお願いで恐縮ですが、是非お願い致します。