【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part916

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329日出づる処の名無し
MD 試験レーダー実戦転用 防衛庁、北の脅威で緊急措置  産経 8月13日 02:56
ttp://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20050813/m20050813008.html
 防衛庁は十二日、ミサイル防衛(MD)システムのうち、弾道ミサイル追尾用の
新型地上レーダーについて、試験中のレーダーを実戦転用する方針を決めた。整備
構想外の緊急措置だが、来年度予算の概算要求に盛り込み、MDシステムの第一弾
配備となる。 
 新型レーダーは航空自衛隊が運用する「FPS−XX」。航空機より高速で落下
、反射面積も小さい弾道ミサイルを探知・追尾できるよう現行レーダー「FPS−
3」に比べ性能をアップ。探知距離もFPS−3の倍近い。海上自衛隊のイージス
艦搭載の高性能レーダー「SPY」とともに、弾道ミサイルに対する警戒レーダー
網の中核となる。
 防衛庁はFPS−XXを平成二十年度から毎年一基ずつ配備することを決定。配
備場所は(1)大湊(青森県)(2)佐渡(新潟県)(3)下甑島(鹿児島県)(
4)与座岳(沖縄県)で、下甑島の初配備も決まっている。
 ただ、この計画では「二十年度まで地上レーダーは無防備状態が続く」(防衛庁
幹部)との批判が多かった。強硬姿勢を強める北朝鮮の核の脅威の高まりも踏まえ
、防衛庁は計画前倒しが必要との判断に傾いた。
 その結果、千葉県旭市で実用試験中のFPS−XXの転用案が浮上した。試験用
レーダーは十五年度に完成、昨年度から試験中だった。当初、このレーダーは今年
度に試験終了、来年度に解体予定だったが、防衛庁は急遽(きゅうきょ)、方針転
換。レーダーを存続させた上で、ミサイル発射時に迅速対処できる要員の確保やレ
ーダー探知した情報の伝達システム整備など、運用の検討にも入った。