【明治維新】第三次国家新体制研究会【敗戦後】

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157邪馬台国侍 ◆G5PYesuXOc
早い話、天皇が国家元首である君主制の国体と国民主権という共和政体ととに矛盾がある訳だ。

そこで一つの案がある。

この際だから天皇にきちんと大政と三権をきちんと委任頂こうではないか。
国家元首たる天皇は、国政を国民と国民の選ぶ政府に委任し、元首としてご高覧拝し給う。
国政への介入権として御名御璽の拒否権をお持ち給い、国民投票の議題提出権をお持ち給う。
国民投票で可決した事柄は、すぐさま国会へ差戻し、改めて討議の上御名御璽を拝する。
内閣は国民投票の4/5の賛成票を得ることで、天皇に御退位の進言を奏上することができる。

国民が参政する以上、国運の存亡に至る決議は国民総意の決定であることが望ましく、
また天皇には過去二千年と未来に渡るこの日本の創業者一族の長として、国民を教え導き給う。
天皇陛下が御位をお賭けになられて行政府の過ちを質し、これに応え侍りて国民が政治を再考し、
改めて国民が投票と責任を以て行政府に政治を委任するシステムが良い。

上の如くあれば、大日本帝国憲法第一条と日本国憲法と第一条の正しき折衷であるし、
長い院政や武家政権への大政委任、帝国憲法の実態を現代的に法制化したものとならないか?