【極東】北朝鮮総合スレ(旧北朝鮮実況)part911

このエントリーをはてなブックマークに追加
381日出づる処の名無し
>>376-377>>378>>379>>380
6者協議、7月末に再開 北朝鮮が復帰で米と合意   朝日 7月10日 00:16
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20050710/K2005070903500.html
 朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金桂寛(キム・ゲグァン)外務次官と米国のク
リストファー・ヒル国務次官補が9日、北京で接触し、中断していた6者協議を7
月25日からの週内に開催することで合意した。
 ラヂオプレスが伝えた朝鮮中央放送によると、米国は北朝鮮が主権国家であるこ
とを認め、侵攻の意思を否定、6者協議の枠組みの中で会談をする立場を公式表明
したという。金外務次官とヒル国務次官補が北京で会談した。
 同放送によると、北朝鮮側は米国の表明について「米国による『暴政の前哨基地
』との発言を撤回した」と理解。6者協議への参加を決めたという。
 北京では03年8月から04年6月にかけて、6者協議が3度行われた。しかし
、核放棄の見返りに体制保証などを求める北朝鮮と核放棄の先行を要求する米国が
歩み寄らなかった。このため、中断は1年以上続いた。
 北朝鮮は今年2月、核保有宣言を行う一方で、6者協議への参加中断を発表して
いた。
 しかし、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記は先月17日、平壌を訪問
した韓国の鄭東泳(チョン・ドンヨン)・統一相と会談し、「米国がわが国を相手
として認め、尊重するなら、7月中にも6者協議に復帰する用意がある」と述べて
いた。
382日出づる処の名無し:2005/07/10(日) 08:44:22 ID:616yDwA7
>>381
米、非核化進展に関心 6者協議再開         朝日 7月10日 03:04
ttp://news.goo.ne.jp/news/asahi/kokusai/20050710/K2005070903780.html
 米政府は北朝鮮と6者協議再開で合意したことを冷静に受け止めている。最近の
北朝鮮側の反応からいずれ応じるとみていたためだ。むしろ米政府の関心は北朝鮮
が再開後の協議で朝鮮半島の非核化にどこまで本気で応じてくるかに移っている。
ライス国務長官は約1年ぶりの6者協議で確実に成果をだすため、9日からの日中
韓歴訪で戦略を詰める考えだ。
 AP通信によると、ライス長官に同行している米政府当局者は「北朝鮮は協議の
再開を確認し、協議の目標が朝鮮半島の非核化であることに合意し、進展を望んで
いる」と記者団に説明した。国務省では、北朝鮮の金桂寛外務次官がヒル国務次官
補との会談に応じると連絡してきた数日前から北朝鮮の態度の軟化を察知していた
ようだ。
 6者協議開始から2年近くたつのに具体的成果は何もなく、北朝鮮が着々と核開
発の歩みを進めることに米政府は懸念を強めてきた。このため、北朝鮮の後ろ盾で
ある中国への圧力を強めるとともに、ブッシュ大統領が金正日総書記を「ミスター
・キムジョンイル」と呼ぶなど北朝鮮の顔を立てる配慮も示してきた。
 米政府は協議が再び中断して時間を空費しないように関係国と入念に戦術を練っ
て臨む構えだ。過去3回のように数日間で協議を終わらせず、北朝鮮の時間稼ぎに
終わらせないように結論が出るまで数週間かけて話し合う案も浮かんでいる。
383日出づる処の名無し:2005/07/10(日) 08:49:17 ID:616yDwA7
>>381>>382
非難応酬、空白1年 6者協議 米朝秘密協議で道   朝日朝刊国際面 7月10日
ttp://www.asahi.com/paper/international.html
 北朝鮮の核問題を巡る6者協議は、曲折の連続だった。協議が再開しても、順調
に進むかどうかは不透明だ。
 6者協議は北京で03年8月に始まった。04年6月には第3回協議が行われたが、
大きな進展はなかった。核放棄の見返りに体制保証などを求める北朝鮮と核放棄
の先行を要求する米国が歩み寄らなかったからだ。
 第3回協議では、第4回協議を同年9月末までに北京で開催することで原則合意
したものの、1年以上開かれなかった。
 共和党のブッシュ米大統領の再選後、ライス氏が米国務長官の議会証言で、北朝
鮮を「圧制の拠点」と非難したことで、北朝鮮がさらに態度を硬化させた。
 北朝鮮外務省は2月声明を発表し、第2期ブッシュ政権が敵視政策を変えていない
と指摘。「圧制の拠点」発言を激しく非難した。さらに6者協議参加無期限中断や核
兵器の保有・製造を宣言した。さらに、その後も核関連活動を強めていた。
 その一方で、米朝は6月初めニューヨークで秘密接触を行っていた。
 北朝鮮の金正日総書記は6月、平壌を訪問した韓国の鄭東泳・統一相と会談し
「米国が我が国を相手として認め、尊重するなら、7月中にも6者協議に復帰する用
意がある」と述べた。
 今回の北京での米朝秘密協議で、北朝鮮側は米国側の立場表明を「圧制の拠点」
発言の撤回と理解したとしており、協議に復帰する「名分」が整ったと判断し、決断し
たと見られる。(植村隆)
384日出づる処の名無し:2005/07/10(日) 08:50:06 ID:616yDwA7
>>383 つづき
◆ロシアは歓迎と困惑
 【モスクワ=大野正美】6者協議の再開について、ロシア外務省のヤコベンコ情報
局長は9日「ロシアは協議再開で米国と北朝鮮が合意したことを肯定的にとらえて
いる」と表明した。
 ロシアのプーチン大統領は、北朝鮮が求めてきた米朝の2国間協議を基本的には
認めず、各国と足並みをそろえて6者協議への復帰を促す立場を取ってきた。北朝
鮮の動きを歓迎しているのは確実だ。
 しかし、ロシア指導部の中では困惑も広がっている。外務省高官は「あの国の指
導者が何を考えているかをうかがうのは難しい。北朝鮮が米国の出方を見誤るので
はないか、と心配だ」と懸念を示す。
 6者協議が成果を生まない場合でも、国連安保理に協議を移そうとするのは「もう
おしまい、という意味となりかねず、尚早だ」とも同高官はいう。だが、最近ロシュコフ
駐日大使が「6者協議継続は望ましいが、唯一の最も可能な方法でもない」と語った
ように、ロシアが対応の幅を広げることを探り始めているのも事実のようだ。
     ◇            ◇
◆朝鮮通信の報道全文
 朝鮮中央通信が9日伝えた全文は次の通り。
 6者協議団長である北朝鮮外務省金桂寛外務次官と米国務省クリストファー・ヒル
次官補が9日、北京で会った。
 米国側は北朝鮮が主権国家であるということを認め、侵攻の意思がなく、6者協議
の枠組み内で二国間会談を行う立場を公式に表明した。
 朝鮮側は、米国側の立場表明を自身(朝鮮)に対する米国側の「圧制の拠点」発言
撤回と理解し、6者協議に出ることにした。
 朝米双方は、第4回6者協議を7月25日に始まる週に開催することで合意した。