首相靖国参拝すれば、経済への打撃大きい=自民・加藤紘一氏 ロイター 6/24 12:44
ttp://news.goo.ne.jp/news/reuters/keizai/20050624/JAPAN-180372.html [東京 24日 ロイター] 自民党の加藤紘一元幹事長は、20日─21日に北京を訪問
し王家瑞中国共産党中央対外連絡部長、唐家セン国務委員らと会談した結果を踏まえ、
悪化する日中関係改善に向け、小泉首相は靖国神社参拝をやめるべきだ、と指摘。今年
も靖国を参拝するようなことになれば、経済へのダメージは「大きい」と語った。
帰国後にロイター通信のインタビューに応じた。
加藤氏は、中国側から、反日デモ鎮静化では、中国政府が長い時間をかけ関係者の
説得工作に当たったこと、そして「それは緊張に満ちたものであった」との説明を受けた
こと。さらに、日中関係や靖国問題の政権にとってのウェイトは3―4%どころか、「数十%
のインパクトを与える問題であるとの認識が示された」と述べ、中国が靖国問題を外交
カードに使っているとの日本側の認識とのギャップを意識したという。
人民元問題では、最近の日本財務省の「押し」は、「日米協調」と解釈した。
また、来年9月で自民党総裁の任期が切れる小泉首相の後継者に望むこととして、加藤
氏は、「改革のマインドと官僚制度(セントラル・ビューロクラシー)を越えた政策志向、この
両方がないとダメだ」と指摘した。