【米国「歪曲教科書に提起されている憂慮は理解している」】
ttp://www.chosun.com/international/news/200504/200504090093.html 米国務省は日本の歴史教科書歪曲問題に関して、「我々は(韓国・中国など)他の国々が提起している憂慮を認識している」、
「このような非難がいつまでも続く(continue to persist)のは不幸な(unfortunate) こと」だと表明した。
このような言及は、米国が日本の歴史教科書問題をめぐる韓日間・中日間の非難に関して、日本に対する否定的な立場を
示唆したものと解釈され、注目される。
国務省は、現地時間7日のリチャード・バウチャー報道官の定例ブリーフィングの時に即答をせず留保した質問に対する別途
の「報道官室」名の回答資料を通じてこのように表明し、「我々はこれらの国々が、この問題に対して互いに満足して友好的な
解決策を探ることを希望する」と付け加えた。
バウチャー報道官はブリーフィングの際、「日本の新しい歴史教科書が韓国と中国から大きな反発を招いているが、米国も
第2次世界大戦の時の日本の軍事侵略を阻止するため韓国や中国と同じく多い犠牲を払った立場から、日本が歴史を扱う
やり方に対してどんな姿勢で臨むのか」と言う質問に当初は「確認してみよう」とだけ返答した。
また、日本の国連安保理常任理事国進出問題に関して、「(国連駐在の)中国大使が合意という言葉を使っており、中国にいる
私の同僚は教科書問題に言及しており、日本海にある島(独島)の問題で葛藤があるのに、日本の常任理事国進出が成功する
と思うのか」と言う質問には、「私の判断する事ではない」と述べた。