極東板的書籍紹介スレ 多分その4

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1日出づる処の名無し
既出おっけー
できればコメント付きで紹介して下さい。
2日出づる処の名無し:05/02/23 23:54:11 ID:bX4U3egz
正確には、
「極東板住人的書籍紹介スレ」
なので、皆様のお好みでどんどん紹介してください。
3日出づる処の名無し:05/02/23 23:59:43 ID:bX4U3egz
有名どころを一つ

民間防衛 新装版 あらゆる危険から身を守る
1575円 スイス政府編纂
4日出づる処の名無し:05/02/24 00:07:19 ID:5SCV0Vvr
エセ右翼 その実態と対策
名古屋弁護士会 民事介入暴力対策特別委員会編
民事法研究会発行
2200円 

いわゆる街宣右翼がどのような背景の団体であるか、
そしてその団体が自分と関わりあいになった場合の対処法が
書かれています。
5日出づる処の名無し:05/02/24 00:16:51 ID:RfeGX1vD
百済様プロジェクト
百済様プロジェクトとは古代朝鮮三国とニホンをキャラクター化するというものです。
古代朝鮮の三国史には、加羅国は含まれませんが
ニホンに影響を及ぼした国としては百済国に匹敵するほど加羅国の存在は大きいものでしたので加えました。
本プロジェクトでは、目標は大きく、
本プロジェクトで誕生したキャラクターの商品化と漫画化・アニメ化などにも挑戦したい意向です。

登場人物

[クダラ様]
オットリしているけど繊細な心の持ち主
みんなのリーダー

[コウクリ君]
身体が大きく力持ち

[シラギ君]
機転が早いエリートタイプ

[カラちゃん]
お茶目でおしゃれ好き
シラギ君とカラちゃんは兄弟の兄と妹

[ポンニチ君]
体が小さく、ひ弱、卑怯で臆病。
クダラ様に、頭が上がらない。

シラギ君とカラちゃんを兄弟に設定したのは、
伽耶は百済より新羅に吸収されたと見る説があり、
その説を引用しているからです。
6日出づる処の名無し:05/02/24 00:17:32 ID:Uol1FlWz
姜尚中「在日」

在日コリアンでありながら東大教授。
その生い立ちから現在に至るまで、赤裸々に綴る姜尚中初の自伝。
7日出づる処の名無し:05/02/24 00:30:26 ID:Uol1FlWz
小熊英二「癒しのナショナリズム」

現代日本に勃興するぷちナショナリズム現象や、
新しい歴史教科書をつくる会などに巣くうウヨクたちの
メンタリティを実証的に分析、研究する名著。
8日出づる処の名無し:05/02/24 00:34:15 ID:6j0Qrz47
アメリカの鏡・日本(Mirror for Americans: Japan)
ヘレン・ミアーズ著、伊藤延司訳 メディアファクトリー

ただし、絶版の模様。orz
復刊ドットコムにて復刊投票中。
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=25468
9日出づる処の名無し:05/02/24 00:41:10 ID:6j0Qrz47
他に有名どころとしては以下など。文庫で再販されている模様。

親日派のための弁明
金 完燮 著 扶桑社文庫

台湾人と日本精神(リップンチェンシン)
蔡 焜燦 著 小学館文庫
10日出づる処の名無し:05/02/24 00:50:09 ID:6j0Qrz47
上げ忘れた。のでもう一冊。

「反日」の構造 −中国、韓国、北朝鮮を煽っているのは誰か−
西村幸祐 著 PHP出版

目次より:

第一章 <反日ファシズム>の襲撃
第二章 メディアの解体 − ワールドカップと北朝鮮報道の正体を暴くネットの力
第三章 「2ちゃんねる」は<閉ざされた思考空間>を破る
第四章 拉致家族と『朝日新聞』&筑紫哲也氏の深すぎる溝
第五章 北朝鮮を崩壊させる法、あります
第六章 八月十五日、靖国参拝に雨が降る。
第七章 「冬ソナ」と日韓友好ブームに潜む危機
第八章 終わりなき中国の「反日」
第九章 殉職 − 外交官・奥克彦氏と井之上正盛氏の「日本」
11モンゴル750(ナナハン) ◆QZuguvPAY6 :05/02/24 11:36:37 ID:tZXozHbn
じゃ、まずオイラから。

【著書名】 萬世一系の天皇-主として国体学的考察-
【著者名】 里見岸雄
【出版社】 錦正社
【単価】  ¥3150(税込み)
【コメント】天皇論の最高峰!
      咆哮をほしいままにしている天皇に関する悪書愚論は本書の出現により鎧袖一触悉く
      木葉徴塵に粉砕されて了った。国体学の最高権威里見博士の面目躍如たるものがある。
      仰ぐべきものは万世一系の天皇であり、尊ぶべきものは皇統連綿の日嗣ぎである。
      再建浄化の聖書!
12日出づる処の名無し:05/02/24 12:04:22 ID:Ds3WqugM
ベタですが、
司馬遼太郎著「坂の上の雲」
ハイエク「隷属への道」
↑これは絶対に読んでおけ。
13日出づる処の名無し:05/02/24 12:15:21 ID:nlmMUu+d

おもしろそうだけど、どんな内容?
14日出づる処の名無し:05/02/24 12:22:27 ID:QlGn9xdz
>>12
『坂の上の雲』はマンガ『日露戦争物語』の原作みたいなもの。
日露戦争・日本海海戦の際の参謀・秋山真之と
その兄、奉天会戦の騎兵大隊長・好古の物語。
15日出づる処の名無し:05/02/24 12:23:06 ID:QlGn9xdz
>>14(自己レス)
12は>>13の間違い。失礼。
16日出づる処の名無し:05/02/24 12:30:51 ID:QlGn9xdz
お詫びに一冊。

『朝鮮総聯の大罪 許されざる、その人びと』金昌烈著、宝島社、2003年
17日出づる処の名無し:05/02/24 12:42:39 ID:4LAMsP0O
>>8
絶版? アマゾンで売ってるようだが。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4889913505/249-4779609-3537910
オレは近所の本屋で買った。確かにお勧め。
18日出づる処の名無し:05/02/24 14:15:23 ID:lSO2Qw0D
『テニアンの空 海軍七六一空の死闘』光人社
一式陸攻が活写されている。率直で正確な文章。
べつに著者の本意ではないが、守備隊と捕虜収容所での朝鮮人の挙動の証言がある。
19日出づる処の名無し:05/02/24 16:55:48 ID:XA7DZ+Lp
中国ODA6兆円の闇
青木直人
祥伝社黄金文庫 562円

中国の発展に、どのように日本のカネが使われてきたか。
そしてそれをどの位の日本人と中国人が理解してるのかがわかる。
20モンゴル750(ナナハン) ◆QZuguvPAY6 :05/02/25 00:19:31 ID:LN9qIL6x
【著書名】 「現人神」「国家神道」という幻想―近代日本を歪めた俗説を糺す。
【著者名】 新田 均
【出版社】 PHP研究所
【単価】  ¥1680(税込み)
【コメント】「現人神」「国家神道」――これらの言葉から、現代の日本人はどんなイメージを連想するだろうか。
      おそらく、狂信的な「天皇崇拝思想」と、それを支えた「国教制度」といったとこだろう。
      そして、この「日本国民を狂信的な戦争へと導いた思想と制度」は「明治政府が日本の近代化のために考え出した」などとされている。
      だが著者は、「そのような認識は思い込みに基づく幻想にすぎない」と喝破する。それは最近の実証的歴史研究の成果に照らしても明らかなのだが、
      これが意外と世間では知られておらず、歴史の専門家でさえ、少し分野が違っただけで知らない者が大多数なのだという。
      世間で知られていないことがそれほど大きな意味を持たないなら、それでもかまわないのかもしれないが、
      この「幻想」はわが国の首相の靖国神社参拝問題や政教関係訴訟、さらには教科書問題や外交関係にまで影を落としている。

      “虚像”が誰によって、いかにして創られたかを検証する。
国際政経、安全保障、軍事でいい本って無いですか?
22日出づる処の名無し:05/02/25 05:19:35 ID:VztMqoXj
高坂正堯さん、江畑謙介さんあたりがいいんじゃない。
23たれ ◆TAREurn8FE :05/02/25 16:20:52 ID:Bk3Kisdv
>>21
軍事なら以下読んでおけばどーにかなると思う。以下自分の蔵書より
新潮社 「国防」 石破茂
かや書房 「軍事学入門」 防衛大学校・防衛学研究会(編)
PHP研究所 「平和の為の戦争学」 松村劭
国立印刷局 「平成16年度版 日本の防衛」 防衛庁(編)
学研M文庫 「海上護衛戦」 大井篤
芙蓉書房出版 「近代日本の軍事戦略概史」 黒川雄三
KKベストセラーズ 「日本防衛のあり方」 江畑謙介
あとはココに出てるヤツ ttp://mltr.e-city.tv/faq12.html#textbook
資料としては朝雲新聞社の自衛隊装備年鑑やがイカロス出版の戦闘機年鑑、学研の自衛隊図鑑とかが見やすい。


#これ探す為に本棚漁ってたら田岡元帥の本が発掘されますたorz
24日出づる処の名無し:05/02/25 21:23:23 ID:3Rvn34zW
ジョン・トーランド
「大日本帝国の興亡」

出版元が毎日新聞社だけど気にしない
>>23
そこに載ってる目ぼしいものは全て読んでしまったよぅ!
26日出づる処の名無し:05/02/26 09:09:23 ID:PMQ7j4AU
>>25
じゃそろそろ他のこと勉強しろよw
27日出づる処の名無し:05/02/26 10:31:12 ID:TIZRHLsY
最近、こんな本が出たね。

『中国の嘘―恐るべきメディア・コントロールの実態』
何清漣/著 扶桑社
28日出づる処の名無し:05/02/26 11:14:33 ID:TIZRHLsY
坂本多加雄氏は、2002年(平成14年)10月にお亡くなりになりましたが、
教え子の一人である杉原志啓氏によって、次の2著が出版されてますね。

『歴史を語る作法―対談・書評集』 都市出版 2004年
『スクリーンの中の戦争』 文芸春秋 2005年
>たれタン
ありがとね
>>26
うぃw
30日出づる処の名無し:05/02/26 17:58:34 ID:7KlB7P3C
黒船以来の欧米列強との興亡を多くの資料を元に日米百年戦争の観点から書かれた力作
「大東亜戦争肯定論」「続大東亜戦争肯定論」(林房雄)

昭和40年頃の著述につき、左翼全盛の当時としてはタイトルは凄いが、内容は
愛国的ではあるものの、決して扇情的ではない真面目な内容
現代の視点からすると、やや一部の極東諸邦に遠慮過剰なくらいかもしれない

現代は百年戦い続けた日本の休息の時代とある うーむ
31日出づる処の名無し:05/02/26 18:10:46 ID:XegAeQZZ
>>30
それ十年おきくらいにいろんな出版社が復刊してるね。
漏れはリアル工房の時よんでめちゃくちゃ影響されてしもうた。

でも今は必ずしも全部に賛成ではないが・・・
32日出づる処の名無し:05/02/26 22:31:54 ID:axnsw/Ft
小説だが、
「となり町戦争」(三崎亜記)を推したい。
33日出づる処の名無し:05/03/01 21:46:19 ID:z5cMCCr8
sage
34日出づる処の名無し:05/03/01 23:30:55 ID:zrzsEULw
「たった一人の30年戦争」 小野田寛郎著 東京新聞出版局

「私は戦場での30年、『生きる』意味を真剣に考えた。戦前、人々は
『命を惜しむな』と教えられ、死を覚悟して生きた。戦後、日本人は
『命を惜しまなければいけない』時代になった。何かを”命がけ”で
やることを否定してしまった。だが、死を意識しないで、日本人は
『生きる』ことをおろそかにしてしまってはいないだろうか。」(本文から)
35日出づる処の名無し:05/03/02 00:07:06 ID:wLrLMe8G
日英バイリンガル「再審『南京大虐殺』 - 世界に訴える日本の冤罪 -」
竹本忠雄・大原康男 著 明成社

 目次より
  第一章 <南京大虐殺>とは何か
  第二章 告発側の主張を検証する
  第三章 告発側の主張と矛盾する『証拠』の数々
  第四章 <南京大虐殺>は世紀の冤罪

『ザ・レイプ・オブ・南京』の研究 - 中国における『情報戦』の手口と戦略 -
藤岡信勝・東中野修道 著 祥伝社

 「結論を言おう。チャン本の写真には、南京虐殺を証明するものは、ただの
 一枚も存在しない。」 p.108

南京事件『証拠写真』を検証する
 東中野修道・小林進・福永慎次郎 著 草思社

 「本書は、東中野修道教授を中心とした南京事件研究会写真分科会が、「南京
 大虐殺の証拠として使われている写真143枚を取りあげ、初めて総括的な検証
 を加えたものである。写真分科会は、そこに写された影の長さを計測して季節を
 特定し、関連刊行物との照合によって写真の初出をつきとめ、さらには近年
 公開された中国国民党中央宣伝部の極秘文書を援用して、国民党の戦争プロ
 パガンダとこれらの写真との驚くべき関係を明らかにしてゆく。
 3年の歳月をかけた公正かつ画期的研究成果である。」
36日出づる処の名無し:05/03/02 00:12:28 ID:HpVWVovc
アルフレッド・マハンの『海軍戦略論』が新訳とかで、青のかっこいいハードカバー装丁ででてたよ

海上覇権論のことなのか?
37日出づる処の名無し:05/03/02 00:32:24 ID:uHPzdGOL
12氏が上げていたハイエク「隷属への道」(隷従への道)東京創元社
は必読!
これは、市場にまかせればうまくいくというノーテンキな市場原理主義者
に、自分の無知を自覚するために、読んで欲しい。
ハイエクは、市場の限界をきちんと自覚しているが、
この部分を切り捨ててマンセーしてるバカが日本に多すぎる
38日出づる処の名無し:05/03/02 05:37:17 ID:U3YrTzV8
>>37
渡部昇一のDQNぶりもわかるってもんだ
39日出づる処の名無し:05/03/02 06:40:39 ID:36IHHr5t
副島隆彦の書籍全部
40日出づる処の名無し:05/03/02 07:13:46 ID:slb385PK
『最後の戦闘機 紫電改』光人社、碇 義朗
41日出づる処の名無し:05/03/02 12:41:17 ID:7NmMJwFN
>>38
まぁ、この点については渡部氏は間違ってるでしょうねぇ。
でも渡部氏には、昔っから体を張って左翼の妄想を批判してきたっていう
功績があるから、「単なるDQN」と言い切る気にはなれないんだよね。

もちろん間違いは間違いなわけだが、渡部氏の全仕事と比べれば「小さなキズ」
なんじゃないだろうか。
4237:05/03/02 19:27:19 ID:uHPzdGOL
>>41
まあ、そうですね。
渡部氏は、日本史ものはなかなかお勧め。
切れ味がよくて。
43日出づる処の名無し:05/03/02 19:34:01 ID:uHPzdGOL
>>23
> >>21
> 新潮社 「国防」 石破茂

まだよんでないんだけど、
「週刊金曜日」が、「読んではいけない!」とかいうコーナーで、取り上げてました。
しかし、ほんとうに左翼って怖い。
普通のジャーナリストだったら、
いくら批判的立場でも、
「読んではいけない!」などと言わず、
批判した上で、読む読まないは読者に任せるというスタンスのはずなのに、
最初から、これこれの本は右翼的で頭が汚染されるから「読むな!」
だもんな。
というわけで、「国防」読むことにしました
44日出づる処の名無し:05/03/02 20:30:17 ID:i6z4BBAQ
石破前防衛庁長官の言によれば、そもそもは農水で政治の道を進むつもりだったらしいが、
以下の3点の体験から防衛に取り組まないと国がもたないと感じてとのこと

1.湾岸戦争時の日本政府のあまりの体たらく
2.グルジア難民の悲惨さ
3.北朝鮮の異常さ
45日出づる処の名無し:05/03/02 21:02:50 ID:uHPzdGOL
最近読んで感動した『シブミ』(トレヴァニアン 角川文庫)

作品数がわずか数作なのにすべてベストセラーの小説家、トレヴァニアン
は、若い頃GHQに勤務し日本生活あり。
皇軍への敬意、愚劣な中国びいきの自国アメリカへの怒り、
占領政策、東京裁判への激しい怒りを主人公の眼で語っている。

アクション小説としても大傑作。
46日出づる処の名無し:05/03/02 21:07:30 ID:uHPzdGOL
訂正
トレヴァニアン →トレヴェニアン
 この作品は1979年だから26年前の小説ですが、
日本人を美化もせずバカにもせず、すごく客観的に描いていて、
フジヤマゲイシャ的な小説ではないところがすばらしい
47日出づる処の名無し:05/03/02 22:35:47 ID:wLrLMe8G
>>42
渡部昇一氏というと読みやすいところではこれらなど。
「こんな『歴史』に・・・」はだいぶ前の本ですが、今は文庫に
なっているようです。

「こんな『歴史』に誰がした―日本史教科書を総点検する」
渡部昇一・谷沢永一 著 文春文庫

「年表で読む 明解!日本近現代史」
渡部昇一 著  海竜社
48日出づる処の名無し:05/03/02 22:47:10 ID:36IHHr5t
船井幸雄、副島隆彦 「日本壊死―新しき人目覚めよ」
49日出づる処の名無し:05/03/02 22:59:57 ID:uHPzdGOL
>>44
北を見たことをなんどもマスコミにおっしゃってますが、グルジアは初耳どす。

櫻井よしこさんの「日本の危機」12と、「真相箱の呪縛をとく」はまぢおすすめ!
50日出づる処の名無し:05/03/03 00:02:23 ID:LCfd3Ix3
すまぬ。

ハイエクに関連して修士論文書いた漏れから言わせてもらうと、渡部氏は専門家でないので、
止めといた方がいいです。
渡部氏の英語学、日本史は尊敬します。


51日出づる処の名無し:05/03/03 00:06:33 ID:YfZpZNC1
>>50
ハイエク研究の第一人者の西山千秋教授のお勧め本はありますか?
52日出づる処の名無し:05/03/03 00:07:23 ID:oSjAJCUF
自分も石破氏の『国防』を読んだ
国会図書館利用における国会議員特権もあっさり述べてしまっていた
信頼できる人物だと感じた
53日出づる処の名無し:05/03/03 00:17:31 ID:LCfd3Ix3
西山先生時代はまだ、輸入の時代だから、あんまり独自で面白い研究と思うのはない気がします。

若手研究者でお勧め本は

『ハイエクと現代自由主義』渡辺幹夫、春秋社かな。
54日出づる処の名無し:05/03/03 00:24:55 ID:QajM7gXx
石破ちゃんは国会図書館にはいにしえの「ゼロ戦レッド」とか「紫電改のタカ」とか
なんでもあるって嬉しそうに話してた
55日出づる処の名無し:05/03/03 00:38:50 ID:D1K0fL55
異端の成功者が伝える億万長者(ビリオネア)の教科書
渡部 昇一 (著), 大島 健伸 (著)

大島 健伸;日栄にて金融業を修行後、1979年2月SFCGの前身、商工ファンドを創業。



いやー引きまくるわwww
56日出づる処の名無し:05/03/03 15:22:20 ID:1LIvV7C/
>>3 民間防衛
>>4 エセ右翼
>>6 在日
>>7 癒しのナショナリズム
>>8 アメリカの鏡・日本
>>9 親日派のための弁明
台湾人と日本精神(リップンチェンシン)
>>10 「反日」の構造−中国、韓国、北朝鮮を煽っているのは誰か−
>>11 萬世一系の天皇−主として国体学的考察−
>>12 坂の上の雲
    隷属への道
57日出づる処の名無し:05/03/03 15:22:57 ID:1LIvV7C/
>>16 朝鮮総聯の大罪 許されざる、その人びと
>>18 テニアンの空 海軍七六一空の死闘
>>19 中国ODA6兆円の闇
>>20 「現人神」「国家神道」という幻想−近代日本を歪めた俗説を糺す
>>23 国防
軍事学入門
平和の為の戦争学
平成16年度版 日本の防衛
海上護衛戦
近代日本の軍事戦略概史
日本防衛のあり方
自衛隊装備年鑑
    戦闘機年鑑
自衛隊図鑑
>>24 大日本帝国の興亡
>>27 中国の嘘−恐るべきメディア・コントロールの実態
>>28 歴史を語る作法−対談・書評集
    スクリーンの中の戦争
58日出づる処の名無し:05/03/03 15:24:13 ID:1LIvV7C/
>>30 大東亜戦争肯定論
    続大東亜戦争肯定論
>>32 となり町戦争
>>34 たった一人の30年戦争
>>35 再審「南京大虐殺」 −世界に訴える日本の冤罪−
「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究 −中国における「情報戦」の手口と戦略−
南京事件「証拠写真」を検証する
>>36 海上戦略論
>>40 最後の戦闘機 紫電改
>>45 シブミ
>>47 こんな「歴史」に誰がした−日本史教科書を総点検する
    年表で読む 明解!日本近現代史
59日出づる処の名無し:05/03/03 15:24:59 ID:1LIvV7C/
>>48 日本壊死−新しき人目覚めよ
>>49 日本の危機12
真相箱の呪縛をとく
>>53 ハイエクと現代自由主義
>>55 異端の成功者が伝える億万長者(ビリオネア)の教科書
60モンゴル750(ナナハン) ◆QZuguvPAY6 :05/03/03 18:20:24 ID:jueMhiyK
>1LIvV7C/
まとめ乙華麗
61めそ ◆.6Ed2kmAUE :05/03/03 18:26:09 ID:JrQ6bo0e
ところで皆さん、イザベラバードの「朝鮮紀行」は読まれましたか?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061593404/qid=1109842078/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/250-0783653-7830641
amazonで売ってますね。オイラ読んだこと無いけど、聞いた話だとその当時の朝鮮の実態が
いかなるものかを書いているそうでありやすが、朝鮮の伝統にも触れて俗に言われる朝鮮の
悪いところのみを扱っているわけじゃないみたいです。手ぇ出しちゃおうかな。

めそさんは読まれたのですか?
いけね、h抜くの忘れちった
64めそ ◆.6Ed2kmAUE :05/03/03 18:48:17 ID:JrQ6bo0e
>>62
読みました。凄い書かれようでしたねwそれでも、著者のイザベラバードは韓国人
びいきだったことが分かります。何せ、日本人より韓国人のほうが背も高いし、格
好いい、とか書いてあるくらいだったからw
>>64
やっぱ内容は凄いんですねw
しかし

>何せ、日本人より韓国人のほうが背も高いし、格好いい、とか書いてあるくらいだったから

イザベラのおばちゃんが日本の韓国芸能人追いかけてるおばちゃんとダブったw
66めそ ◆.6Ed2kmAUE :05/03/03 18:58:00 ID:JrQ6bo0e
>>65
凄いです。というか、韓国びいきからしてもそうとしか書けなかった、ということ
を考慮すると、李氏朝鮮がいかに狂っていたかが分かりますw
67日出づる処の名無し:05/03/03 19:01:55 ID:cCSWVVf/
「徳富蘇峰−日本ナショナリズムの軌跡」(中公文庫)米原謙
変節を叩かれながらも、高い先見性と愛国心を持ち、明治初期〜昭和30年代まで
第一線で活躍した日本ジャーナリストの祖・徳富蘇峰の入門編

「歴史を捏造する韓国」(徳間書店)中川八洋
類書が多数出ていて食傷気味ではあるが、例証や資料が秀逸
後半はあまりの韓国の捏造ぶりにうんざりして読破できないかもしれない
対欧米のくだりは、若干自虐的な面なきにしもあらず
68日出づる処の名無し:05/03/03 19:46:37 ID:5XlXq/dT
Amazonの『新しい教科書』のカスタマーレビューで
「ためになった」「まともな教科書です」と好評価する意見に
サヨクが組織票で「参考にならない」に投票し、購入しようとしている人をためらわせています。
みんなで正しい評価をしている人に投票してあげましょう。評価レビューを書いてもいいです。

ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594031552/qid=1109845476/ref=sr_8_xs_ap_i1_xgl/250-1972215-5557861
69たれ ◆TAREurn8FE :05/03/03 19:55:37 ID:55hKSEe1
>>36
確か海上覇権論だったと思う
今度買うかな
>>43
集金に出た=読めという意味ですが何か?w

正直な所集金は図書館で息抜きの為にニヤニヤしながら電波ヲチする為の本でしかない罠
>>52
正直に喋れば信用されるとの本人談
選挙で消費税導入に賛成しておきながら選挙で勝ったって言うんだから正直って大切だよなと思う
>>54
やっぱ同類(ヲタ)だな、ゲル・・・w
>>65
ワロスw
70日出づる処の名無し:05/03/03 21:03:30 ID:IEBXn3KB
清沢洌「暗黒日記」

一リベラリスト外交評論家による大東亜戦争中の日記。
あの当時の雰囲気がわかる。
ちなみに、原題は「戦争日記」らしい。
71日出づる処の名無し:05/03/03 22:04:31 ID:aYIxWmVG
>>68
複雑だな・・・・検閲くらいすぎて今やリベラル本と化してしまった。

まあ現行の教科書に比べれば遥かにマシなのは確かなんだが
72日出づる処の名無し:05/03/04 05:26:49 ID:7Ta6qGuB
クアトロ・ラガッツィ―天正少年使節と世界帝国
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087753263/qid%3D1109881475/250-9414979-0773848
73モンゴル750(ナナハン) ◆QZuguvPAY6 :05/03/05 16:04:52 ID:fqojVQr2
【著書名】 国体に対する疑惑
【著者名】 里見岸雄
【出版社】 展転社
【単価】  ¥2100(税込み)
【コメント】国体を信ぜんとする者は先づ、此の疑惑に答へよ。ここに集めた疑惑に対して明快なる批判が出来ない様では、
      その人の至誠は尊くても、要するに国を護る力に於て欠くる処ありといはざるを得ない。
      国体に対する50の難問に明快な解を示して思想界を震駭せしめた、里見博士32歳の折の快著。
      70年の時空を越えて日本の本質を開顕。
74日出づる処の名無し:05/03/08 22:29:12 ID:44N8CPeX
保守
75日出づる処の名無し:05/03/14 23:44:01 ID:sG8b9mOo
太平洋戦争の研究 こうすれば日本は勝っていた
(原題:Rising sun victorious The alternative history of
how the Japanese won the Pacific war)
ピーター・G・ツォーラス編著 左近允尚敏訳 PHP研究所

米英の戦史家10人が「こうすれば日本は勝てた?」のif戦記に挑む。

目次
第1章 ウラジオストック占領―シベリアの虎、山下奉文
第2章 大東亜共栄圏の確立―太平洋艦隊壊滅す
第3章 真珠湾の大勝利―アメリカの防衛線の後退
第4章 珊瑚海海戦の攻防―暗号解読に気づかぬ日本軍
第5章 アメリカ本土攻撃作戦―ミッドウェーとカリフォルニアの戦い
第6章 オーストラリア侵攻作戦―南半球のサムライ
第7章 英領インド帝国の陥落―歓迎されぬ日本軍
第8章 ガダルカナルの激戦―カギとなった米軍指揮官の弱腰
第9章 奇跡は起こることがある―レイテ湾の栗田部隊の大戦果
第10章 勝利は神風に乗って―休戦協定を勝ちとった日本
76日出づる処の名無し:05/03/16 19:29:42 ID:XQm5a/vW
『昭和史七つの謎』というのを立ち読みしたが
おおむね反軍基調なのが残念だ
77日出づる処の名無し:05/03/19 18:22:31 ID:GYGcHrCc
『(完訳)紫禁城の黄昏』上・下巻
レジナルド・F・ジョンストン/著 中山理/訳 渡部昇一/監修
祥伝社 2005/03出版

■上巻の内容

「東京裁判」と「岩波文庫」が封殺した歴史の真実!
上巻では、原著全26章のうち、第一章から第十四章までを収録。うち第一章から
第十章までの邦訳は、岩波文庫版未収録。

近代化を唱える康有爲の運動が失敗に終わり、西太后が実権を掌握すると改革派の
光緒帝を幽閉し、反動政策を推し進める。だが、ついに革命を誘発し清朝は滅亡。
即位して間もない少年皇帝・溥儀は、曖昧な条件の下、そのまま紫禁城に住み続ける
ことになった。そんな中「帝師」の要請を受けた著者は、日々皇帝に接し、唯一の
外国人として紫禁城の内側をつぶさに見聞する機会を得る。

清朝最後の皇帝・溥儀(ふぎ)の家庭教師として、皇帝の人となり、紫禁城の
内幕、満洲問題と日本との関係を、内側からつぶさに観察したイギリス人による
貴重この上ない歴史の証言。原著は1934年刊行。

■下巻の内容

下巻では、原著全26章のうち第十五章から終章までを収録。うち第十六章は岩波
文庫版未収録。とりわけこの章は、満洲人の王朝の皇帝が父祖の地にもどる可能性に
ついて、当時(1920年代、満洲国建国の前段階)どのような報道や記録があったかの
第一級歴史資料であり、戦前の日本、シナ、満洲の関係を知る上でも必読。
紫禁城を占拠された皇帝は日本公使館に逃げ込み、やがて父祖の地へ帰る機会を
うかがう。

内務府の腐敗摘発、宦官の追放など宮廷改革に挺身する皇帝であったが、1924年、
紫禁城が占拠されると、皇帝は著者とともに日本公使館に身を寄せる。紫禁城は
完全に闇に閉ざされ、皇帝は、いよいよ父祖の地へと向かう。
78日出づる処の名無し:05/03/20 01:24:43 ID:tnULzZqg
紫禁城の黄昏完訳版はもっと話題性を持ってもいいと思うんだが、何だこの静けさは。



岩波はいまごろ冷や汗かいてんじゃないの?
電突の価値ありだよ。
79日出づる処の名無し:05/03/20 03:05:51 ID:alCd+YMB
>>78
岩波の訳者あとがきにある通りだと思うんだが

要するにこの本は満州建国にあわせて用意された結構イロモノな本なんです
(1934年ですよね)
紫禁城で家庭教師していた時期の記述はしっかりしているが
満州国についての記述はもうマンセーの嵐

つじつまのあわない箇所についてもすでに岩波版で指摘されている
中国近代化の節目節目にあたる事件についてろくに触れられていないのも気になる

これを読むときは
描かれたことではなく
描かれなかった事柄に注目してほしい
80日出づる処の名無し:05/03/20 03:09:47 ID:tnULzZqg
ちがう。

だからといって削除するのは焚書に近いといいたいわけだ。
いろんな思惑があるのは知ってる。

削除すると、史料価値がない。
削除する精神自体が恐ろしい。
81日出づる処の名無し:05/03/20 03:19:26 ID:alCd+YMB
>>80
しかしですねえ、訳出しなかった箇所についてはしっかり訳者あとがきでも断りはあるし
その理由も述べられていました。当時すでにパブリック・ドメインになっていたんだし

今回の完訳はけっこうなことだけど
何かの証拠物件とはならないよ
むしろ皇帝とニホン帝国との裏取引の確証になってしまう
82日出づる処の名無し:05/03/20 03:24:50 ID:tnULzZqg
別にそれでもいいんじゃないの?
どういう結果であれ。
特定の立場から史料削除ってのは、信じられない。どの立場でも。

史料いじるなんて史料批判する資格なし。
岩波は学を曲げてる。
83日出づる処の名無し:05/03/20 03:36:04 ID:83HhLuGV
著者 : NHK取材班
製造 : 角川書店 1995/08
媒体 : 文庫
価格 : 504 円

太平洋戦争 日本の敗因〈1〉日米開戦 勝算なし
太平洋戦争 日本の敗因〈2〉ガダルカナル 学ばざる軍隊
太平洋戦争 日本の敗因〈3〉電子兵器「カミカゼ」を制す
太平洋戦争 日本の敗因〈4〉責任なき戦場 インパール
太平洋戦争 日本の敗因〈5〉レイテに沈んだ大東亜共栄圏

http://jp.amzp.com/jp/cat/books/1100102607/19/

何故日本は、先の大戦で負けてしまったのか。幼少期からの素朴
な疑問が、この本を読んで一気に氷解しました。一言で言うと、
合理的思考と組織力に負けました。
84日出づる処の名無し:05/03/20 03:43:22 ID:alCd+YMB
>>82
完訳でないからといって
それが改変となるのでしょうか
半分のみという断りがあるのであれば
史料いじりとは呼べますまい
ましてや満州国マンセー章なんて史料とも呼べない代物
85日出づる処の名無し:05/03/20 03:46:15 ID:alCd+YMB
オリジナルをいじって出版したのならともかく
岩波のものは邦訳なんすよ
訳文そのものには渡辺先生もクレームはつけてなかったと思うのですが
86日出づる処の名無し:05/03/20 08:31:24 ID:cdc0aUkl
「WILL」創刊号(2005年1月号)に掲載された、渡部昇一氏の「満洲は日本の侵略
ではない」という文章からの抜粋です。

◆天下の名著『紫禁城の黄昏』
戦後日本における中国の問題は、満洲国にたいする見方、すなわち「満洲国は
日本が中国を侵略してつくった」という見方ですが、そこに端を発していると
思います。

そもそも日本の国際連盟脱退も満洲問題が原因です。満洲問題自体が起こった
のは、国際連盟が満洲国という国を理解でぎなかったことによるものであり、
とくにアメリカは理解しようとさえもしませんでした。イギリス人である
リットン卿は理解できないまでも、満洲事変は侵略とは簡単に言えないと言って
いるんです。

アメリカなどは、日本がシナを侵略しているという立場をとりましたが、満洲に
関していちばん正しい見方をしていたのは、イギリス人のレジナルド・ジョン
ストン卿です。彼は溥儀の教師であり、のちに香港大学の教授やロンドン大学の
東方研究所所長にもなった人物で、当時第一級のシナ学者です。

清朝にずっと仕えていたので、内部事情にも非常に精通していました。満洲国
建国の経緯や溥儀自身の意思も彼はよく知っていました。ですから溥儀が父祖の
地である満洲に戻って、そこの皇帝になったことをとても喜んだ。そうして
『紫禁城の黄昏』という天下の名著を書いたんです。

この本は東京裁判のときに、日本の弁護団が証拠として使おうと、証拠物件申請を
したんですが却下されました。理由は至極簡単で、この本がジョンストンという
学者であり第一級の証言者が著した、ウソ偽りのない資料であるゆえに、証拠
採用してしまえば東京裁判自体が成り立たないからです。
87日出づる処の名無し:05/03/20 08:32:47 ID:cdc0aUkl
>>86 の続き)
『紫禁城の黄昏』は戦後長らく世界中で再出版されませんでした。映画「ラスト・
エンペラー」がヒットしたので、岩波書店が岩波文庫として刊行したのです。
ところが、この文庫ではシナという国のあり方を説明した1章から10章までが
まったく削除されて11章からはじまっている。しかも序文でも満洲国に関係ある
人物が登場すると、1行でも2行でも虫が喰ったように削除するという、信じられ
ないことをやっている。

満洲のことを中国東北部と称するのは、中国政府の侵略史観のあらわれです。
満洲国は、満洲という土地に、満洲族一番の直系の王族が戻ってきて建てた
国です。満洲というのは万里の長城の北にあります。それは、万里の長城から
北はシナでないという意味なんです。
そのことを考えずに、満洲は中国の一部だというのは、チベットや新彊が中国
だというのと同じ思想で、シナ人の単なる侵略思想です。

満洲は明らかに清朝政府(満洲民族の帝国)の復活です。満洲人の満洲人による
満洲人のための満洲国を作りたかったんだけれども、それをやる能力がないから
日本が内面指導したんです。大臣はすべて満洲人か、清朝の遺臣でした。首相
だった張景恵は、戦後もずっと日本にたいして友好的な態度をとっていました。

残念ながら、いま満州族には国家を再建するほどの人間は残っていないでしょう。
日本人もせっかく国をつくるのを手助けしたのにと、残念に思っていい。香山
健一氏(学習院大学教授。故人)から聞きましたが、満洲人はいまでも涙を流す
そうです。「われわれにも自分たちの国があったんだ」と。しかしもう戻らない
でしょう。満洲国の血筋は消されてしまったわけですから。これこそ一種の民族
浄化です。

今後、日本人、とくに政治家のような中国関連の仕事をやる人たちは、満洲国は
日本が侵略したのではなかった、という認識をまずもって持たなくてはならない
と私は思います。シナ人にたいする罪悪感を抱えたままでは、いつまで経っても
何も変わりません。
88日出づる処の名無し:05/03/20 09:46:58 ID:cdc0aUkl
私は >>86-87 のカキコをした者ですが、私じしんの考えかたは、渡部氏とは
少々違います。

まずジョンストンですが、この人は満州皇族と親しく付きあっていたという
ことがあって、「身びいき」がかなりあると思うんですよ。
だから、「この本を読めば、満州国のすべてが判る」みたいに考えてはいけない
と思います。
あくまでも批判的な目をもって読むべきものでしょう。

しかし、岩波版のように3割も削除されていると、この「批判的な目をもって
読む」ということも不可能になってしまいます。

2分冊にすれば全部入るわけですし、海外では、この本の原著は何度も再版
されていますが、当然のことながら削除なんかされていません。
このように考えると、どうして岩波がこんな中途半端なものを出したのかと
考えざるを得ません。
89日出づる処の名無し:05/03/20 14:31:00 ID:gfTjivS+
誰か「すべてがわかる」なんていってるか?
いってもいないことをグダグダいうなよ。
90竹島問題基本図書:05/03/20 16:27:34 ID:mYOTyE5t
入手可能な基本書籍を紹介しておきますね。
『竹島は日韓どちらのものか』下條正男・文春新書
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166603779/
『日本海と竹島』大西俊輝・東洋出版
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4809674223/
『竹島(鬱陵島)をめぐる日朝関係史』内藤正中・多賀出版
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4811559010/
『日本の領土』芹田健太郎・中公業書
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4120032817/
『奪われる日本!』別冊宝島
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796642463/
『日本の国境』山田吉彦・新潮新書
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101076/
91日出づる処の名無し:05/03/20 17:34:54 ID:bSdWjmJH
>>35
南京事件『証拠写真』を検証する
 東中野修道・小林進・福永慎次郎 著 草思社

南京関係の写真の種類と系統、流布の過程が知りたい方には格好の本です
所謂、証拠だぞ!とあちら系が使う写真はほぼ全て取り上げています。

当時の日本の本に載った写真で取り上げてるものは、当時の写真の
数から見たら少ないのですが、資料性が少ないものを省いたためで、
全体としては良くまとまっています。
92日出づる処の名無し:05/03/21 00:16:52 ID:n6prhfBV
まあ、史料批判についての専門的議論を知らない人ね
93日出づる処の名無し:05/03/21 00:38:45 ID:dADtSYhj
なら一度くらい専門的議論のお手本でも見せてほしいもんだ、というのが正直な感想
94たたかう経済学部:05/03/21 00:41:47 ID:uJcos65y
イカ臭いと思ったら、
なんだ日本擁護本ばっかじゃねえか(解羅
95日出づる処の名無し:05/03/21 00:44:26 ID:Z+pyKUJm
>>86
>◆天下の名著『紫禁城の黄昏』

でもこのキャッチコピーからして電波でないのか
96日出づる処の名無し:05/03/21 00:46:13 ID:Z+pyKUJm
>>88
>2分冊にすれば全部入るわけですし、

商売上の問題でないかな
例の『ラストエンペラー』ブームにのった本ではあるし

そういえば『日本沈没』の英訳だって半分なんすよ
97日出づる処の名無し:2005/03/22(火) 19:55:37 ID:5fJjPB7Q
パオロ・マッツァリーノ/著 『反社会学講座』 (2004年 イースト・プレス)

は、べつに保守派のために書かれた本ではないんですが、現在の通説を、
さまざまなデータや考察によって根本的にくつがえす快著だと思います。
98日出づる処の名無し:2005/03/23(水) 00:04:12 ID:VxsaJp3J
>>96
でもねぇ、岩波が出した翻訳もので、こんなにズタズタにされた本って
ないでしょう。

どう考えても、中国共産党の目を気にしたとしか思えない。
99日出づる処の名無し:2005/03/23(水) 01:08:14 ID:VxCPiAX1
岩波が中国気にしてるのは事実で、林語堂の「支那のユーモア」も毛沢東が死ぬまで
絶版だったし、他の出版社だが、宮崎市定の「科挙」も科挙を批判した部分は削除さ
れていた。
100日出づる処の名無し:2005/03/23(水) 01:15:23 ID:NTHEn0Cb
紫禁城の話だが、WILLの渡部論文に現行訳の決定的な誤りも指摘されてた。
満州評価が全く逆の意味になってる訳。

渡部が右なのはわかるが、それも今までの岩波本が左のバイアスかかりすぎなわけで、それを考慮すれば完訳出版は評価はして良い。

左右とも割り引けばいいよ。テクスト批評は完訳でしか出来ない。
101日出づる処の名無し:2005/03/23(水) 02:09:55 ID:okIRRmSZ
>>100
ミスのひとつをあげて完全否定というのはよくやる手なんだが

それに完訳によってかえって岩波の訳者あとがきが正しかったことを
立証してやしないか。皇帝と日本との密約説もこれではっきりしてるんだし。

>>98
中国を気にしなくてはいけない理由ってなんなんだろう
そもそもあのあとがきは中国共産党にはかなりきつい内容だった

岩波ではないが『天皇の陰謀』なんてそりゃあひどいものだった
訳ではなくオリジナルが
102日出づる処の名無し:2005/03/23(水) 02:15:14 ID:NTHEn0Cb
だから完訳の意味はあるわけだよ

なんかどっちかの立場をとりたい人間がいるようだな
テクスト自体が思想なんだから。比較しなきゃ意味ネエ
103日出づる処の名無し:2005/03/23(水) 02:16:07 ID:okIRRmSZ
>>100
>テクスト批評は完訳でしか出来ない

ごもっともだが満州国マンセーの箇所を真に受けるひとは今はもうおるまい
昭和9年ですよこれ
おまけに当時の邦訳版は紫禁城の「黎明」になってる
たそがれだって著者のことわりがあるのに

渡辺先生には悪いのだけど
ここで描かれなかったものにこそ着目すべきなり
104日出づる処の名無し:2005/03/23(水) 02:16:49 ID:okIRRmSZ
>>102
でも完訳によってかえって立場を悪くしてないか教授
105日出づる処の名無し:2005/03/23(水) 02:24:42 ID:okIRRmSZ
>>98
>こんなにズタズタにされた本って

ずたずたとはいうが、オリジナルのほうがもともとそうなんですなこれが

シャーロック・ホームズの長編は正直ろくなものがありません(4つしかないけど)
『犬』はともかくあとはホームズ推理編と犯人の回想編にわかれていて
後者がまた退屈なメロドラマなんですわな

『黄昏』も似たところがあって
おまけに城の生活については当人がそこで暮らしていたこともあって実に
生き生きしているのに
マンシュリアになると突然ガイドブック化
ついていけないよ〜
106日出づる処の名無し:2005/03/23(水) 02:27:36 ID:NTHEn0Cb
>満州国マンセーの箇所を真に受けるひとは今はもうおるまい

特定の結果と結びつける話でなく、方法論としてしか述べてない。
テクストは全部出せと。

それだけの話。
特定の結論に興味はない。
107日出づる処の名無し:2005/03/23(水) 03:24:01 ID:okIRRmSZ
>>106
完訳でないから訳者の見解は完全ばってんという理屈は
そもそもなりたつのでしょうか

ようやく完訳がでたことはよろこばしいのでしょうが
かえって岩波版の洞察力を裏付けていますな
108日出づる処の名無し:2005/03/23(水) 08:59:04 ID:VxsaJp3J
>>101
> そもそもあのあとがきは中国共産党にはかなりきつい内容だった

オレの手もとに岩波版の『紫禁城の黄昏』があるんで、あとがきをザッと
読んでみたんだが、知識がないせいなのか、どこが中国共産党にとって
きついのか、さっぱり判らなかったよ。
中国共産党にとってきつい内容って、具体的にはどういう事なんでしょうか?
109日出づる処の名無し:2005/03/23(水) 09:08:21 ID:okIRRmSZ
>>108
共産党プロデュースによる例の『わが半生』の舞台裏が
『黄昏』とからませて指摘されている
110日出づる処の名無し:2005/03/23(水) 11:11:38 ID:4wVba21U
だめだこいつ(笑)
特定結果に有利不利だから、あるテクストを削除するしないという議論が誤りなのに、岩波の見識とかいってるわ。
特定結果からテクスト眺めてる自分が分かりますかな。
意味があるなしにかかわらずテクスト全部出すのは基本。結果はどう解釈してもよい。プロパガンダならその典型部分だとしてさらせばよい。
貴方の解釈の結論が間違っているといってるのではないと言うことも理解出来んようでは、マスターレベルの議論も出来ませんな。
111日出づる処の名無し:2005/03/23(水) 12:53:07 ID:0MzHkm+J
ちゃんとした日本語書けるようになってから出直して来いw
112たれ ◆TAREurn8FE :2005/03/23(水) 17:29:56 ID:pTw8T8e/
参考になるかどうかは知らんが投下しておく
ノシ ttp://nishio.main.jp/nichiroku/
113日出づる処の名無し:2005/03/28(月) 11:53:06 ID:ELoDO9zn
114日出づる処の名無し:2005/03/28(月) 12:12:18 ID:PGQxMdpr
>>108

岩波版「紫禁城の黄昏」は、中国共産党にとって、都合の悪い部分は、
すべて削除してあるから、(全体の分量の半分弱!)岩波版にそれがないのは
あたりまえ。
今、渡部昇一氏監修の「紫禁城の黄昏」が発売されているから、それを嫁。
中国共産党にとって、都合が悪いのは、満州国建国の正統性を主張している点
だろう。
115日出づる処の名無し:2005/03/31(木) 09:37:17 ID:zJadC7GY
sage
116 (´・∀・`)ヘー:主体紀元94/04/01(金) 01:03:31 ID:UjzzOk3v
ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ〈上〉 講談社プラスアルファ文庫
副島 隆彦 (著)

「ゴッド・ファーザー」の件だけはどうしても納得いかんが、後は中々面白かった
117日出づる処の名無し:皇紀2665年,2005/04/02(土) 23:50:36 ID:m25zXM2m
共産主義黒書
118日出づる処の名無し:皇紀2665年,2005/04/03(日) 08:34:33 ID:uFHlctHM
>>117
『共産主義黒書』の邦訳って、2001年の11月に前半分が出たんだけど、それから
3年半くらい経つのに、いまだに後半部分が出ないんだよな。
オレは後半部分が読みたいのに…。

Harvard University Press から出ている英語版(The Black Book of Communism)
を買っちゃおうかなぁなんて思ったりもしてるんだが、もうちょっと待とうかなぁ
とも思うんで、いまだに買っていない。
119日出づる処の名無し:皇紀2665年,2005/04/03(日) 11:35:55 ID:7vdyC3ZY
中村粲「大東亜戦争への道」展転社は名著だと思ふ。
ttp://tendensha.co.jp/daitoa/dai62.html
ttp://tendensha.co.jp/
120日出づる処の名無し:2005/04/05(火) 22:01:58 ID:KtpSJGJj
古本屋で見つけて来たので、概出かも知れませんが。
「7歳の捕虜」 著者 光 俊明 ニトリア書房 S47年 1月30日発行
週刊朝日で紹介されてるから、知ってる人は知ってると思うし。
世界丸見え特捜部で確か、中国のテレビの番組でも紹介されてた。
お話しは、第二次大戦の末期に、中国人の少年が日本軍の人達に育てられる話し。
前半部分は、朝日新聞のような日本軍の蛮行が書かれているけど。
中盤からは日本軍にめちゃくちゃ優しくされて、日本兵と別れたくないと
戦場をついて廻り、終戦後は慰問の劇団の子役として活躍し、
最後は加地大尉の養子として日本の熊本県に来る、とゆうお話し。(実話)
断っとくが前半部分の日本軍と、中盤からの日本軍は全くの別の部隊。
感想、面白かった。だが、前半と後半では日本軍の印象が全く違うのが
ハッキリ言って謎だ。
121日出づる処の名無し:2005/04/06(水) 03:12:35 ID:Mh4mt/aX
戦争論
122日出づる処の名無し:2005/04/06(水) 20:09:41 ID:fXg/x/mZ
>>121
クラウゼヴィッツ?小林よしのり?
123日出づる処の名無し:2005/04/09(土) 07:29:00 ID:zfyWRX59
つくる会会長の八木秀次氏が執筆した『国民の思想』が上梓されましたね。
124喧嘩上等のウヨ吉 ◆OHoDI./G.s :2005/04/09(土) 08:02:46 ID:XCbUHkmY

本棚に入ってる本から一冊。

【著書名】 日本を護った軍人の物語―近代日本の礎となった人々の気概―
【著者名】 岡田幹彦
【出版社】 祥伝社
【単価】 ¥1.500+税
【コメント】 日進・日露・大東亜戦争までの「知られざる英雄」の生き様を綴った一冊。
       「英雄譚」として書店で見かけたら気軽に手にとって読んでみて欲しい。      
125日出づる処の名無し:2005/04/09(土) 20:32:28 ID:zfyWRX59
ラルフ・タウンゼントの『暗黒大陸中国の真実』という本がありますが、この本の巻末の
「解説」のところに、タウンゼント氏は1937年(昭和12年)に東京朝日新聞社にあてて
手紙を送り、それが同年12月16日の東京朝日新聞に掲載されたと書かれています。

で、私はこの記事を図書館で偶然見つけましたので、以下に紹介します。
---

日本なくばアジアは『赤』 叫ぶ親日米人

南京陷落が世界の注目を集めてゐる折柄、歐米評論界を騒がせた『道暗し』及び
『亞細亞は答へる』の兩著書で『支那の前途は暗澹としてゐる、支那を更生させる
ものは亞細亞の盟主日本である』と喝破した米國東洋評論家ラルフ・タウンゼンド氏
から十五日本社に支那事變における日本の役割に敬意を表した次の樣な興味ある
手紙が屆いた、本社ではその眞面目な親日ぶり、正しい時局の認識に、外務省當局に
この手紙を見せたところ外務省ではいたく感激し全文を複寫して各方面に配布する
事になつた

タウンゼンド氏はアメリカの外交官として上海、厦門、福州各地に在勤、支那の
實情を目のあたりにして國務省に辭表を叩きつけ、現在アメリカの排日的言論に
對抗して敢然正義日本を強調してゐる、快漢で今夏日本に來朝しわが朝野の名士と
意見の交換を遂げ目下新しい日支論を執筆中であるが、手紙の大要は左の通りで
ある

『極東の現實を知悉し且つ米國の利害に良心的に專心する者は、いづれも今日
日本がアジアで「アメリカの戰」を鬪つてゐる事を認識してゐる、現在米國の
言論は主としてボルシエヴイズム論者及びその愛好者のニユース根源から發せら
れてゐて、巧みに一般の輿論を指向してゐる
126日出づる処の名無し:2005/04/09(土) 20:34:10 ID:zfyWRX59
>>125 の続き)

インチキ牧師や大學ヘ授は此の赤色の魔手に操られて「人道的」なる見解を發表
してゐる 數日前私は或る新聞の編輯者と會食中、彼が知らざる種々の事實を
私が話したところ即座に同意賛成した、そして私に記事を書く樣に乞うたので
私は早速それを書いて與へたところ彼は讀んで頭をに振つた「これは疑ひなく
全く眞實だ、然しこれを發表したら問題になる、これは日本の讀者に説明を要する

即ち約言すれば、ボルシエヴイズムの煽動者は長い間わが勞働階級に運動の結果、
今日米國の左翼勞働者は極端にロシヤに親密だ、日本はボルシエヴイズムの敵對者と
して知られてゐる、從つて日本に有利なニユースを提供する新聞紙は勞働爭議を
捲起す、それは今日米國で單なるストライキに非ずして機械の破壞及び企業の
現實的壞滅を意味するのだ(中略)吾人は日本が存在せねばアジアの地圖は短時日の
中に眞赤に彩られる事を知つてゐる、ボルシエヴイズムは疫病だ、それは一部に
擴まれば忽ち他の部分に蔓延する、同樣にその抗素は一部に出來れば他の部分に
生ずる、吾人は日本が支那の民衆にとつて南京政府より遙かに良き友達である事を
信ずる

支那の民衆の福祉のため、日本の不斷の發展のため、世界文明の利益のため吾人は
日本の迅速なる勝利を祈ると共に併せてそれを實現するため鬪つてゐる忠勇なる
日本の將兵に敬意を表します』

(記事終わり)
127日出づる処の名無し:2005/04/10(日) 00:24:19 ID:pN8u4v+O
そう、日本は戦前から冷戦を闘ってたんだ。
128日出づる処の名無し:2005/04/10(日) 01:51:05 ID:FqnJ5zPR
>>127
>>119の中村粲「大東亜戦争への道」展転社にそのことについて
書かれているよ。
つまり大東亜戦争は自衛のためと赤化を防ぐ防共のための
二つの側面があったという主張がなされていた。
129日出づる処の名無し:2005/04/10(日) 08:08:13 ID:Nl0Eym//
入管戦記―「在日」差別、「日系人」問題、外国人犯罪と、日本の近未来
(坂中英徳著、講談社)

著者は数十年間入管行政に携わった、エキスパート。
不法入国、就労と、それを利用、搾取する犯罪組織の問題、
在日外国人(特に在日韓国、朝鮮人)の地位の問題、
そして、数十年後には迎えることになるかもしれない移民社会の在り方を論じた本。

やや移民社会について楽天的ではないかとも思うが、
長年の経験と実務に裏づけされた論は秀逸。
なお、在日論についても読む価値は十分にある。
著者が30年前に書いた「坂中論文」は、その後の在日組織の間で多くの議論を巻き起こした。
130日出づる処の名無し:2005/04/10(日) 20:33:36 ID:vE0jKdtV
>>77 で紹介されている、R・F・ジョンストンの『完訳 紫禁城の黄昏(上・下)』
の書評が、産経新聞のサイトに掲載されました。
http://www.sankei.co.jp/news/050410/boo011.htm
---

【書評】 『完訳 紫禁城の黄昏(上・下)』 
     R・F・ジョンストン著  中山理訳  渡部昇一監修

大清国の生活と滅亡を描く

 清の都北京は、周囲四十キロの城壁に囲まれている。その中央に、ひとまわり
小さい城壁に囲まれた場所がある。皇帝のいる紫禁城である。出入りを許される
者はごくわずかで、許されたとしても、轎(きょう)と呼ぶかごに乗り換えなければ
ならない。なかの建物は、輝く黄金の瓦でふいてある。黄金の仏像や硬玉で埋め
尽くされた建物があれば、封印されたままの貢物があちらこちらにあって、その
財産を正確に知る者はいない。

 皇帝と皇后は三千人の宦官(かんがん)にかしずかれ、滅びることなど誰も想像
できない。

 その大清国に、いつのまにか黄昏がしのびよる。

 ちょうどそのころ、著者ジョンストンは外交官として香港にやってきた。そして、
黄昏のせまる大清国を、さまざまな見聞をまじえて描くことになる。

 黄昏時だからか、あるいはその結果黄昏がしのびこんだのか、西太后の権力は
すさまじく、皇帝の光緒帝を幽閉すれば、后妃を井戸に突き落として殺させもする。
このことはよく知られた史実であるが、小説でも読むような鬼気せまる場面が
忠実に描き出される。
131日出づる処の名無し:2005/04/10(日) 20:35:00 ID:vE0jKdtV
>>130 の続き)

 ジョンストンがやってきて十数年、ついに大清国は瓦解する。しかし、大清国だけに
静かに消えることはなかったのだろう、退位した皇帝溥儀は、名前をそのまま
保持し、財産は保証され、紫禁城にもとどまる。

 その溥儀に、ジョンストンは家庭教師として仕えることになり、崩壊した清朝の、
のたうつ様をも描くこととなる。

 戦前に一度翻訳された本書はとうに廃刊となり、敗戦とともに記述内容は忘れ
さられていた。満州は中国本土との間に長城が横たわり、そこには日本の正当な
権益があって、満州国の建国は満州人に待たれていた、というハッとするような
歴史事実が改めて明らかにされる。謎につつまれた宮廷生活とその滅亡の物語として
読ませるだけでなく、歴史書としては、ただちに影響力を持ちはじめるものだろう。
(祥伝社・各二一〇〇円)

 現代史研究家 阿羅健一
132日出づる処の名無し:2005/04/10(日) 20:41:33 ID:TnGqsusl
金文学ー韓国民に告ぐ、呉善花ースカートの風
これで朝鮮関係はわかる
133日出づる処の名無し:2005/04/14(木) 15:00:23 ID:UnDPv90U
所功の
『皇室の伝統と日本文化』(広池学園出版部、1996.9)
はいかが?
134日出づる処の名無し:2005/04/14(木) 15:28:03 ID:F6fkAtXP
>>131
>満州国の建国は満州人に待たれていた、というハッとするような
>歴史事実が改めて明らかにされる

よくいうよな
満州における日本権益は国際連盟でもおおむね認めてくれていて
蒋介石もそう考えてくれていたが
国となるとこれは弁明の余地ないよ

著者のジョンストンが皇帝と接触した最後は昭和6年
この頃はまだ満州国はなかった
再開したのは昭和10年すなわち黄昏のあとなのです
135日出づる処の名無し:2005/04/14(木) 15:33:13 ID:F6fkAtXP
しかもこの本には
満州国の誕生にあたって
溥儀は自分の意思で満州に赴くのだと私に語ったとある

でも戦後、当の溥儀は日本軍に連行されたと言い張っていた
黄昏の記述と異なるのではないのかという東京でのつっこみに対し
その本ぜんぶは読んでへんのでようわからへんと返した溥儀せこ

でも後に中国共産党の調査をうけて
あれほんまは自分でいったんですと認めた
この経緯は映画のほうでも描かれていた

これが証拠として採用されていれば
東京トライアルは変わっていたなんていうひともいるようだが
そうなるとかえって日本にとっても不利になっていたのではないか
そう思う
136日出づる処の名無し:2005/04/14(木) 15:45:47 ID:3Czmxv0r
>東京トライアルは変わっていたなんていうひともいるようだが
 そうなるとかえって日本にとっても不利になっていたのではないか
 そう思う

あなたの見解を教えて下さい。どういう流れになっていたと思いますか?
137 (´・∀・`)ヘー:2005/04/15(金) 03:17:09 ID:o+/1e2Kj
>>116をもうちょっと詳しく

映画で見る米における白人vs黒人の人種対立だけではなく、
WASP・北欧系・ドイツ・オランダvsカトリック(アイリッシュ・ケルト系・イタリア・東欧、ヒスパニック)
などの対立にも巻末で解説しており、非常に面白い。
他にも「ホッファ」や「ラッキー・ルチアーノ」「マイヤー・ランスキー」など実在した人物などの伝記的映画にも多数触れている

ブラピ主演の「デビル」ではIRA、「ゴッド・ファーザー、モブスターズ、コーザノストラ」ではイタリア系マフィア、
「マルコムX、ドゥ・ザ・ライトシング、パンサー」では黒人内にある各種葛藤や焦燥感、未だ残る人種差別
など実際観た事がある映画などが挙げてあって非常に分かりやすかった。つーか観方が変わった。

マフィアや人種問題だけではなく政治映画を通してアメリカ社会を見るという本です。
映画ではそれぞれ見解が違う所もあると思いますが、マフィア映画が好きな人にはお薦めです。
でも「ゴッド・ファーザー」の解釈だけは納得いかん

これの続刊で「ハリウッド思想で政治思想を読む」と言う本もあります

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840216428/qid%3D1113502452/250-5702433-8813828
138 (´・∀・`)ヘー:2005/04/15(金) 03:20:31 ID:o+/1e2Kj
あー上の本は絶版でしたorz

今は文庫化されてます。
ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ〈下〉 講談社プラスアルファ文庫
副島 隆彦 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062568446/qid%3D1113502791/250-5702433-8813828
139日出づる処の名無し:2005/04/15(金) 06:02:05 ID:g3n6JfDF
>>137
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840216428/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062568446/

Amazonへのリンクは、ここまででいい。
あとはクエリ情報。
140 (´・∀・`)ヘー:2005/04/16(土) 10:12:08 ID:rvzFtGgX
>>139
おぉ!ほんまじゃ。ありがと
141日出づる処の名無し:2005/04/16(土) 18:41:47 ID:LwuGrczJ
>>136
満州国がらみでもっとつっこまれてたと思う
石原あたりもへたすりゃ戦犯になっていたかもな
142日出づる処の名無し:2005/04/17(日) 12:19:04 ID:XQpRcyz4
栗原建 著
天皇 昭和史覚書

http://books.rakuten.co.jp/afka/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=187934

とりあえずは、個人蔵書の中ではトッププライオリティ
ちなみに、このシリーズはかなりいいかもしれない
http://www.harashobo.co.jp/meiji/
143ホセゴンザレス:2005/04/17(日) 12:45:53 ID:PMBXITET
大東亜戦争の真実 PHP 深田祐介
チャンドラ・ボースのドイツから日本への潜水艦移動が
カコイイ!

侵略の世界史 伊藤・・
お薦め
1492年から1945年までの日本の白人から防衛がわかりやすい
144第六天魔王(21) ◆ODA7WdIm6U :2005/04/17(日) 14:00:54 ID:BBZKz2M0
何か暇つぶしに読む本が一冊欲しいとこ。。
やっぱ自分用に、「民間防衛」ちゃんと買おうかな。。。
145日出づる処の名無し:2005/04/17(日) 19:05:10 ID:BNMO9AcH
日本人よありがとう―マレーシアはこうして独立した 世界と日本シリーズ
出版社: 日本教育新聞社 ; ISBN: 4890550305 ; (1989/11)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4890550305/qid%3D1113732176/249-5060744-3043565#product-details

かって日本人は清らかで美しかった
かって日本人は親切で心豊かだった
アジアの国の誰にでも自分のことのように一生懸命尽くしてくれた

何千万人もの人の中には少しは変な人もいたし、怒りんぼや、わがままな人もいた
自分の考えを押しつけていばってばかりいる人だっていなかったわけじゃない
でも、その頃の日本人はそんな少しのイヤなことや不愉快さを越えておおらかで、マジメで希望に満ちて明るかった
146日出づる処の名無し:2005/04/17(日) 20:44:17 ID:kD7Uh0Y7
「真珠湾の真実」
147日出づる処の名無し:2005/04/17(日) 20:56:08 ID:Y/d94Fj+
暗黒大陸中国の真実
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4829503459/

こないだ岡研に貼られてたコピペ確認のために買ってきた
まだ未読だが
148日出づる処の名無し:2005/04/18(月) 02:12:14 ID:K+yEWm1O
『「エコノミック・アニマル」は褒め言葉だった─誤解と誤訳の近現代史─』(多賀敏行・著)

ttp://www.shinchosha.co.jp/shinsho/tantou/index25.html

かなり面白い、現役外交官(バンクーバー総領事)の書いた本
日米開戦に対して面白い考察をしている
外務省にも面白い人が居るもんだ
149日出づる処の名無し:2005/04/18(月) 02:22:52 ID:F6NS0v7X
夏見正隆著「僕はイーグル」
トクマ・ノベルズ

北の国の戦闘機が日本に襲来する。
これに対し世界最強の戦闘機F15を発進させ対処しようとするが、
敵機を迎え撃つための法律がないため、日本機は次々と撃墜されていく〜
という内容
ライトノベルなので、ちょっと幼稚に思えるかもしれないが、
左翼マスコミや教職員組合の行動をデフォルメしてあざ笑ったり
してるので、2ちゃんねらーには結構ウケる話なのではないかと思う。
150日出づる処の名無し:2005/04/18(月) 12:15:01 ID:2PWfwqw5
>>77 で紹介されている、R・F・ジョンストンの『完訳 紫禁城の黄昏(上・下)』
の書評が >>130-131 に up されていますが、今日(4月18日)産経新聞のサイトに
新たに次のような記事が掲載されました。
http://www.sankei.co.jp/news/050418/boo019.htm
---

【出版インサイド】 『紫禁城の黄昏』 岩波文庫版は何を隠したか

 清朝最後の皇帝、溥儀(ふぎ)の生涯を描いた映画「ラストエンペラー」の種本
として知られるR・F・ジョンストン著『紫禁城の黄昏』(一九三四年発行)の
完訳版(祥伝社)が売れている。上下二冊、合わせて四千二百円という大作にも
かかわらず、発行部数は一万セットを超えた。

 このヒットの背景には、映画の公開を受けて平成元年に出版された岩波文庫版に
対する疑念の広がりがあった。岩波文庫版には原著を知る者にしか分からない、
重大な削除が施されており、「隠蔽(いんぺい)された事実を知りたい」という声が、
ネット上に飛び交っていたのである。

 岩波文庫版のあとがきに、訳者(入江曜子、春名徹)はこう記している。
「原著は本文二十五章のほか、序章、終章、注を含む大冊であるが、本訳書では
主観的な色彩の強い前史的部分である第一〜十章と第十六章『王政復古派の希望と
夢』を省き、また序章の一部を省略した」

 完訳版を発行した祥伝社の角田勉編集長は「原著を全部翻訳すると一巻に収める
ことができないし、一章から十章には、映画に登場したジョンストンが出てこない。
商売として考えれば、ここまでは理解できます。しかし、十六章全体と序章の一部
削除は、政治的意図が働いたとしか思えません」と話す。

 『紫禁城の黄昏』は、溥儀の家庭教師として五年余り紫禁城に暮らした英国人
学者ジョンストンが、清朝末から満洲国建国にいたる歴史の動きを内側から詳細に
記した作品で、歴史資料としても一級の価値を持つといわれる。
151日出づる処の名無し:2005/04/18(月) 12:16:31 ID:2PWfwqw5
>>150 の続き)

 問題の十六章で扱われているのは、中華民国の成立(一九一二年)から満洲国建国
(一九三二年)にいたるまでの君主制主義者の動静だ。

 ここでジョンストンは「当時のシナの多くの地域で人々が共和国に幻滅しきって
いたことは間違いない」「シナはすでに満洲人を異民族、すなわち『夷(い)族』
であると宣言し、その根拠にもとづいて、満洲人を王座から追放した」と記し、
君主制主義者の希望が、万里の長城の北にある清朝の故郷、満洲に向いていたと、
当時の状況を伝える。そのうえで「日本と中華民国が抗争すれば、自分たちが
待ち望む好機が訪れるだろうと君主制主義者は考えていた」と書く。

 つまり、君主制主義者は、日本を利用して満洲に建国を企てていたというので
ある。「満洲国は大陸侵略を企図した日本が溥儀を傀儡(かいらい)にして建てた」
とする「東京裁判史観」とは、まったく逆の事実をジョンストンは記していたわけだ。

 完訳版の監修者である渡部昇一上智大学名誉教授が「『紫禁城の黄昏』が極東
軍事裁判(東京裁判)に証拠書類として採用されていたら、あのような裁判は
成立しなかったであろう」と述べる理由はここにある。

 削除について岩波文庫編集部は「訳者のあとがきに尽きる。それ以上付け加える
ことはない」と話すが、同社の出版傾向を知る者にとっては、本当に同社と訳者に
政治的意図がなかったのかという疑念は残る。その判断は読者に任せたい。

 桑原聡
152日出づる処の名無し:2005/04/18(月) 20:21:21 ID:1QIqudZG
このスレいいな
1〜3スレ目持ってる人おらんかな

「スカートの風」呉善花
ここまで言える人は韓国からはあと何十年か経たないと
出てこないと思ってたのに、10年以上前の本だった。
しかも著者は(あの国の環境下で育った)女性。衝撃的だった。


>>43
『「新しい歴史教科書」の絶版を勧告する』
なんてすごいタイトルの本もあったね
アマゾンのレビューで大学教授なのに主張の違う本には「絶版を勧告する」とは何事か
とかつっこまれてた気がする。
153日出づる処の名無し:2005/04/19(火) 06:05:26 ID:wYPJLB3/
>>151
こういうのはな〜

ジョンストンは溥儀の家庭教師にして大親友(親代わりでもあった)だったそうだけど
そもそも満州国建国に彼はいっさいかかわっていなかたんではないのですか

皇帝に最後にあったのは昭和6年で(このとき満州国には自ら赴くと本人から言われた)
この本が世に出たのが昭和9年
このあいだジョンストンは中国ではなくロンドン大学の教授職にあった

つまり、溥儀と日本との密約を裏付けてはいても
それ以外のことではこの本に証拠能力はないのですよぉ
154日出づる処の名無し:2005/04/22(金) 12:29:55 ID:3SG0Imjd
からあげ。
155日出づる処の名無し:2005/04/22(金) 13:26:37 ID:NkKy2b2H
「真悟の憂国」 高木書房  新刊

目覚めます
156モンゴル750(ナナハン) ◆QZuguvPAY6 :2005/04/23(土) 01:29:45 ID:6H3Apaut
【著書名】地政学入門―外交戦略の政治学
【著者名】曽村 保信
【出版社】中公新書
【単価】¥735(税込み)
【コメント】地政学とは地球全体を常に一つの単位と見、その動向をリアルタイムで掴んで、
      そこから現在の政策に必要な判断の材料を引き出そうとする学問の謂であり、
      かなり高度な政策科学の一種である。従来、ともすれば誤解されがちな観念論でも
      宿命論でもない。国際政治学が国際関係を静態モデルの連続として、その間の変化を
      細かく捕らえようとするのに対して、地政学は国際関係を常に動態力学的な見地から
      見ようとするのである。
157日出づる処の名無し:2005/04/23(土) 01:34:09 ID:eYFDSqOy BE:141286098-#
逆説のアジア史紀行
ISBN:4093893764 小学館 井沢元彦【著】2005/03出版

韓国の歴史捏造の現場に立ち「親日派のための弁明」の著者金完燮氏と共に虚構の内容
とその原因を鋭く指摘する。また中国の歴史捏造に対しても金文学氏と共に虚構を指摘
する。そして、日本に於いての中韓の捏造史観で汚染された歴史感覚を取り戻すために
靖国神社就遊館をレポートする。
中韓の異常な反日デモが起こる前から、その原因を鋭く指摘した一冊である。
158日出づる処の名無し:2005/04/23(土) 11:13:39 ID:Oi2A/Zw0
>>153
>つまり、溥儀と日本との密約を裏付けてはいても
>それ以外のことではこの本に証拠能力はないのですよぉ

読まずに批判してるのがよくわかる。
よっぽど都合が悪い?w
159 (´・∀・`)ヘー:2005/04/23(土) 23:03:14 ID:3G4BYo0E
たぶんここで紹介してもらった

「アーロン収容所」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122000467/

「情報鎖国・日本〜新聞の犯罪〜」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4331507432/

はマジ面白かった
160日出づる処の名無し:2005/04/24(日) 07:38:42 ID:ii+SMBDu
>>158
密約の話は岩波版にもでてくるんだが

映画のなかでも『黄昏』をネタに監獄の所長に締められてた皇帝陛下
161日出づる処の名無し:2005/04/24(日) 15:20:12 ID:0HrU9c/K
白頭鷲と桜の木―日本を愛したジョセフ・グルー大使 船山 喜久弥 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4750596027/250-4256269-8031410
162日出づる処の名無し:2005/04/26(火) 15:12:51 ID:jY5xcXdT

栗原宏文/著 『歴史洗脳を解く!』 扶桑社

 今どきの大学生は、歴史教科書問題についてどのように考えているのか。
 大学のゼミのテーマとしてこの問題を取り上げた著者が、学生のナマの声を
交えながら、戦後の自虐史観を超克する方策を探る!

 著者は、歴史教科書採択問題で加熱した愛媛でメディア・コミュニケーション論
を論じる教授である。授業をネットの掲示板を通じて行い、学生との質疑応答も
すべてネット上で行うという形式の授業を行っている。

 著者が設定した授業テーマは「歴史教科書問題」。学生たちの討議の結果は驚く
べきものだった。「戦後教育」の呪縛から、次々と解き放たれる学生があらわれた
のだ。本書は、その試みを読み物としてまとめたうえで、若者たちを「自虐史観」
から解放する方策を示唆する。

 全体の1/4近くをしめる、生徒たちのナマの声やレポートは読みごた十分。愛媛に
おける教科書採択時の息詰まる攻防に関しても、詳細に記録。「精神的に拉致された
若者を奪還」(著者)するために、われわれには何ができるのか。今年、再び盛り上がる
であろう歴史認識問題に一石を投じる一書の登場である。
163日出づる処の名無し:2005/04/27(水) 21:43:58 ID:/GdDbr80
>>159
>「情報鎖国・日本〜新聞の犯罪〜」 
これ買おうかどうかマジ悩み中

つーか、先週買った「暗黒大陸・中国の真実」、まだ読み終わってねーし
164たれ ◆TAREurn8FE :2005/04/28(木) 21:14:27 ID:5tA/Nl78
>>163
素晴らしき積読の世界へようこそ(・∀・)ニヤニヤ

買って読んでない積読本200は軽く貯まってるな
165日出づる処の名無し:2005/04/29(金) 08:24:30 ID:W2Z5beBF
GWで積読本少しでも減らそうと思いつつ、立続けに出た日露戦争の本3冊買ってしまった。
ラスカン2だけはなんとか我慢しました。
166日出づる処の名無し:2005/04/29(金) 11:08:16 ID:HvQiuOax
「ネオコンとアメリカ帝国の幻想 フォーリン・アフェアーズ・コレクション 特別版」
フォーリン・アフェアーズ・ジャパン (編集)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022578556/250-4256269-8031410

タイトルがDQNぽいが収録されている論文は秀逸です。
167日出づる処の名無し:2005/04/29(金) 11:19:34 ID:vLOo0MPl
>>166
版元が激しくアレなんだが、フォーリン・アフェアーズ編集だから、中身は
良いのかな?
168日出づる処の名無し:2005/04/29(金) 18:06:52 ID:1P3mrbVW
サヨク本だろ
169日出づる処の名無し:2005/04/30(土) 10:12:50 ID:S7F9Zns/
『憲法の常識 常識の憲法』 百地章 文春新書

今問題になっている外国人参政権、政教分離、靖国参拝問題、人権から、
国家、憲法の定義、日本国憲法の成立、象徴天皇制、憲法第九条まで、
国際法学者による争点や各国との比較、また各裁判所での判決の意味など
くわしく解説してる。左翼系との議論ならこれ一冊で全部OK。ネットで議論し
てる人は是非。

『司法のしゃべりすぎ』 井上薫 新潮新書

強制連行、靖国参拝、戦後補償などの裁判の問題点を、現役判事が法的見地
から問題点を指摘、日本の司法に横行してる『蛇足』の弊害が、日本の司法を
おかしくしてる。これ読んでおけば、左翼よりのどんな判決が出ても大丈夫?かも
しれない。よく裁判で、事実の認定、なる判決のおかげで、賠償責任は否定してるに
もかかわらず、南京大虐殺や従軍慰安婦などが認定されたように報道されるが、
あれは全部判決とは関係がなく、裁判ではやってはいけないこと、だそうだ。

両方とも一度読んでおくと目がさめるよ。

170日出づる処の名無し:2005/04/30(土) 22:46:44 ID:jTYgziU9
『特務艦隊』
C・W・ニコル/著 村上博基/訳 文芸春秋

第一次大戦終盤。跳梁するUボートから連合軍の補給船を守るべく地中海に派遣
された日本海軍。その誇り高き姿を勇壮に描く長篇。

地中海はマルタ島に、日本海軍軍人の墓碑があるのをご存じでしょうか。
第一次世界大戦後半――地中海には独軍Uボートが跳梁していた。輸送船を眼下の
敵から護衛すべく、英国は同盟国・日本に助力を要請、かくして日本海軍第二特務
艦隊は地中海に赴いた……その墓碑は、このときの戦死者を称えたものなのです。
英国系日本人ニコル氏が、英国海軍資料を渉猟、この知られざる海戦を小説に仕立てた
のが本書です。『勇魚(いさな)』以来の大河小説の掉尾を飾る力作となりました。
171日出づる処の名無し:2005/05/07(土) 12:41:25 ID:JiLkJcxj
 
172日出づる処の名無し:2005/05/07(土) 15:28:19 ID:jNFHEnEn
既出かも知れないが
「毛沢東の私生活」現在文春文庫で出ている。
柏楊の、カッパブックスから出ている一連の本。
「中国文明は漬物甕文化」論。
アメリカ人が大躍進を調査して書いた「餓鬼」。
 同じくアメリカ人の、北朝鮮と中国の関係を書いた「悪魔の連結」。
この人は中国の一人っ子政策の実態を調べに、中国の許可を得て内陸部
に入り、しかし人権侵害のあまりの凄まじさに驚き、しかもレポートは
没収され、冤罪の刑を受けた人で、以降中国研究家となった。
173日出づる処の名無し:2005/05/11(水) 19:10:34 ID:Nk5F0Wlx
アメリカの鏡日本 〜ヘレン・ミアーズ〜
174日出づる処の名無し:2005/05/11(水) 19:31:05 ID:pEQ67Wrg
http://members.at.infoseek.co.jp/WGIP/file/waya06.html

このページに結構ある。
だれかこのスレにも・・・
175日出づる処の名無し:2005/05/14(土) 01:37:17 ID:WPC2iyKH
在日問題に詳しい書籍って何でしょうかね?
176日出づる処の名無し:2005/05/14(土) 21:04:58 ID:8XjKtygM
>175

既出だろうけど、「在日・強制連行の神話」 鄭大均 文春新書384
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166603841/qid%3D1116072168/249-3437215-2593149
177日出づる処の名無し:2005/05/14(土) 23:31:41 ID:8XjKtygM
「ルーズベルト秘録(上・下)」 扶桑社文庫 

「私はジャグラー(曲芸師)なのだ。右手と左手が全く別々の動きをする。
たとえば欧州向けに特定の政策があっても、
北米や南米では全く正反対の政策を平気で実施することができる。
私は矛盾だらけで、ミスリードだってする。戦争に勝つためなら嘘だってつく」

生前、こうウソぶいていたルーズベルト大統領の影の部分に、スポットライトをあてた労作。
ホワイトハウス内のソ連スパイ組織もキッチリ描いてます。
(強硬なアメリカの姿勢をとる事で日米開戦を誘発し、日ソ開戦を回避しようとする計画、「雪作戦Operation Snow」)

また、同時代のイギリス外相のルーズベルト評も紹介されてるが、鋭い。
「ルーズベルトほど老練な政治家はいないだろう。
何が当面の目的かを完全に理解し、しかも確実に手に入れる。その能力は他に例をみない。
しかし、残念ながら、この才能ゆえにか、長期的ビジョンに欠けるのだった」


最近、ブッシュ大統領がヤルタ会談批判をしたけど、もしかしたら東京裁判に言及するかも知れんね。
178日出づる処の名無し:2005/05/14(土) 23:47:30 ID:Qc0JOed2
ガイシュツかもしれませんが、
白石隆著『海の帝国 アジアをどう考えるか』中公新書 2000年

これを読むと東南アジアの海洋交易がヨーロッパの進出より前から長い歴史を持っていることが良く分かります。
以前流行したシーレーン構想は日本の防衛にとって必然で、これから真剣に取り組んでいくべき問題だな、と改めて思いました。
179日出づる処の名無し:2005/05/15(日) 01:44:27 ID:dqF79ngT
http://www.seisaku-center.net/booklet/book_info.html

日本政策研究センターの本、全部。
180日出づる処の名無し:2005/05/15(日) 09:30:04 ID:La2Rb22b
>>175
「アボジ聞かせて あの日のことを -我々の歴史を取り戻す運動報告書-」
 1988 在日本大韓民国青年会中央本部刊
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/1664/didi/zainiti_raireki.htm
181日出づる処の名無し:2005/05/16(月) 23:27:35 ID:YgDvMU29
>>178
その本は読んでないけど
海洋国家としての日本、太平洋諸国としての日本
に関する書籍は川勝平太がよく出しています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/index=books-jp&field-author=%E5%B9%B3%E5%A4%AA%2C%20%E5%B7%9D%E5%8B%9D/249-2216530-1625100
182日出づる処の名無し:2005/05/17(火) 21:32:56 ID:LWUbBzn4
>181
うん。
『日本文明と近代西洋』も面白かった(なぜかブックオフで手に入れた)
でもこれアマゾンでは出てないな。絶版?
最近は共著者として若手と一緒に出してる本が多いですね。
最近の経済史は団塊のサヨク史観をとっくに抜け出した新しい潮流がどんどん出てきていて頼もしい。
183日出づる処の名無し:2005/05/18(水) 02:54:31 ID:TYWlwD2c
>>178,>>181-182
海洋国家としての日本を考察するなら川勝平太と入江隆則が双璧。
川勝平太「文明の海洋史観」
入江隆則「グローバル・ヘレニズムの出現―世界は「江戸化」する」
ほか二人とも著書多数
184日出づる処の名無し:2005/05/19(木) 17:11:43 ID:SaSSjXAQ
「真悟の憂国」 高木書房 1500円

西村真悟衆議院議員の最新刊。 読んで身震い、涙、日本人に生まれて感謝感謝感謝。

僕はこれから「日本」を強烈に愛しそうです。
185日出づる処の名無し:2005/05/19(木) 18:37:35 ID:6Q2o3F6O
それ既出だけど
コメントあるからいいか・・・。
テンプレサイトみたいなんつくりたいけど浪人だしな
186日出づる処の名無し:2005/05/19(木) 23:47:17 ID:Prpnbjln
『日本外交史講義』井上寿一、岩波書店


これマジでいい。外交史入門に最適。
187日出づる処の名無し:2005/05/22(日) 21:46:27 ID:E45CLL2i
「炎の陽明学―山田方谷伝」矢吹邦彦 明徳出版社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896191285

西村真悟が時事通信で推薦していたので、読んでみたら面白かった。
http://www.n-shingo.com/jijiback/20021124.html
http://www.n-shingo.com/jijiback/20030517.html
188日出づる処の名無し:2005/05/24(火) 09:43:31 ID:SwGFqUUo
展転社の本全部。
189日出づる処の名無し:2005/05/24(火) 10:34:56 ID:D5kHZIhm
>>187
山田方谷は10分の1に過小評価され、上杉鷹山は10倍に過大評価されてるよな。
190日出づる処の名無し:2005/05/24(火) 10:45:24 ID:553C2cIr
まったくの余談だが、福沢諭吉が1885年に時事新報に「脱亜論」を発表し、
「中・韓と付き合えば身の破滅だ」と叫んだことは2ちゃんのアジア関係板に
お熱を挙げておられる諸君はもちろんご存知だと思う。

「我日本の国土は亜細亜の東辺に在りといえども、その国民の精神は既に
亜細亜の固陋を脱して西洋の文明に移りたり。然るにここに不幸なるは近隣
に国あり、一を支那と云い、一を朝鮮と云う。」 

有名な一節である。

ところで、聞いてみたい。
この「脱亜論」の全文を通読したことのある人はどれほどいるだろう。

どんな本だと思っているだろうか。岩波文庫一冊くらい?

実は違う。「脱亜論」は新聞の囲み記事であり、なんと、いまこのスレを読んで
いる時間プラスアルファで一気に読める分量なのだ。

全文がこれだ。言葉遣いが硬いから一言一句を丁寧に追う必要があるけれど、
なんせこれを読みこなせば「福沢諭吉の脱亜論を全文読破した」と胸を張って
言えるのである。

チャレンジしてみてほしい。

http://www.chukai.ne.jp/~masago/datuaron.html
191日出づる処の名無し:2005/05/24(火) 16:01:38 ID:MpTrKOCl
>>187
山田方谷って、今年、生誕200周年なんですね。
読んでみようと思います。
192日出づる処の名無し:2005/05/25(水) 14:08:44 ID:jQwIWzMm
ttp://members.aol.com/SNForever/

21世紀書院。「燃えよ祖国」超お勧めです。(定期購読お勧め)
193日出づる処の名無し:2005/05/25(水) 17:19:54 ID:8Qx55vr9
宣伝?
194日出づる処の名無し:2005/05/26(木) 19:51:45 ID:UE1fE+Yb
明日(5月27日)は、日本海海戦から100周年ってことで age。
195日出づる処の名無し:2005/05/26(木) 20:00:05 ID:0XAG14q1
小学館「大系 日本の歴史14 二つの大戦」愛知大学教授 江口圭一著 

これなんですが、昭和日本がクソミソのグタグタに書かれてます。中国の死者も3000万人です。
結構理知的に書かれてるだけに口惜しい… 朝日が頻繁に登場するとこも怪しい。
196日出づる処の名無し:2005/05/26(木) 20:07:07 ID:FBHufGl6
>>195
小学館は左翼出版社
197日出づる処の名無し:2005/05/26(木) 20:11:33 ID:0XAG14q1
>>196
その割にはサイコパスな共産主義者が登場させる漫画家浦沢を使ってますねw
198日出づる処の名無し:2005/05/26(木) 20:13:45 ID:UE1fE+Yb
>>196
小学館って「SAPIO」も出してるんだけどな…。

左・右両方の本を出す(あるいは、売れればどっちでも良い)っていう出版社
なのかな?
199日出づる処の名無し:2005/05/26(木) 21:22:15 ID:0XAG14q1
>>194>>198
日露といえば「日露戦争物語」小学館ですw
同誌連載「美味しんぼ」の作者が毛嫌いしているようですね。
200日出づる処の名無し:2005/05/27(金) 04:11:22 ID:O4RI4Obt
>199
「お前ら、金玉縮み上がってないか確かめる!総員ズボンsage!」
には大笑いした
201日出づる処の名無し:2005/05/27(金) 06:35:20 ID:PijIJDM4
>>200
sageかよ!(w
202日出づる処の名無し:2005/05/27(金) 06:43:18 ID:JboDfUYC
日本無罪論も小学館
GHQの眞相箱の呪縛をとく?も小学館
203日出づる処の名無し:2005/05/27(金) 16:51:52 ID:CLHRFeh7
節操ない出版社っていいじゃん
204将来はスターリンになりたい:2005/05/27(金) 20:54:50 ID:HGvd+3e5
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4828411275/qid=1117194400/sr=1-8/ref=sr_1_10_8/249-7783932-9273930
国民の憲法改正―祖先の叡智日本の魂
中川 八洋

憲法改正をきちんとした欧米の法体系を理解した上で書いてる。
まあ、それより日本が欧米から近来輸入した
いまだ漠然とした保守という概念をわかりやすく説明している。
左翼の反対は保守というが、じゃあ保守ってなんだ?
と思ってる方は読むべーし。

205日出づる処の名無し:2005/05/30(月) 07:44:19 ID:FMHfd32p
>>204
その前にだな、Amazonへのリンクは
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4828411275/
でいいと何度言ったら(ry
206日出づる処の名無し:2005/05/30(月) 10:44:41 ID:i1mlh3ZP
>>162 で紹介されている『歴史洗脳を解く!』の書評が、産経のサイトに掲載
されました。
---

【書評】 『歴史洗脳を解く!』 栗原宏文著
http://www.sankei.co.jp/news/050530/boo013.htm

歴史認識を正す授業の記録

 本書は、石油会社の技術・情報畑にいた著者が、文系の大学生に「情報」を
教える教員として招かれ、テーマの一つとして「歴史教科書問題」を取り上げた
ことがきっかけとなり、学生の歴史認識の歪(ゆが)みが戦後教育とメディアに
よる洗脳の結果であることに気付き、自らの授業を「脱洗脳」プロセスの一環と
して位置づけ直して取り組んだ、ユニークな実践記録である。

 授業の特色は、教員側から基本的な情報を提供したあと、インターネットの
掲示板を使って教員と学生、および学生相互の双方向コミュニケーションを組織
するところにある。本書の中心的な内容をなすのは、授業のリポートとして
課される、掲示板への学生の書き込みの文章である。それを著者は分類し、分析し、
コメントを加えてゆく。著者の勤務する大学が、二年間にわたって、扶桑社の
『新しい歴史教科書』に対する反対派の採択妨害運動が繰り広げられた愛媛県に
あったという偶然も重なって、事態の経過と同時進行で展開する授業での学生の
反応は、興味津々たるものがある。

 偏向したメディアが作り出す「世論」よりも学生の反応がはるかに健全である
こと、「つくる会」への肯定的態度が歴史知識の豊かさと相関すること、左翼
運動家の両親との葛藤(かっとう)に耐えきれずに脱落するまじめな学生がいる
ことなど、さまざまな知見に満ちている。
207日出づる処の名無し:2005/05/30(月) 10:45:26 ID:i1mlh3ZP
>>206 の続き)

 日本人はいま、東京裁判史観=自虐史観からの巨大な「脱洗脳」過程にあると
いえるが、それは「脱洗脳」教育のためではなく、主要には、事実そのものの
経過によってそうなっている。しかし、本書に示された試みも極めて貴重で、
メディア・リテラシー教育や大学教育のあり方への問題提起となっている。それに
しても、扶桑社が教科書を市販しなければ、この実践は生まれなかったし、著者と
学生たちがメディアを相対化し検証する手段が失われていた。教科書の市販には
大きな建設的意味があったのである。(扶桑社・一七八五円)

 拓殖大学教授 藤岡信勝
208 (´・∀・`)ヘー:2005/06/02(木) 02:21:44 ID:pR33kRIY
読んだわけじゃないんだけど、タイトルに魅かれた。来月買おう

原爆を投下するまで日本を降伏させるな――トルーマンとバーンズの陰謀
鳥居 民 (著)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794214081/

AMAZONレビューより
原爆を投下しなくても、ソ連が参戦しなくても、米軍の本土上陸作戦が計画ないし検討されなくても、
日本は1945年12月31日以前、「あらゆる可能性を考えに入れても1945年11月1日までに」無条件降伏していただろう
―広島、長崎への原爆投下について1946年7月、米戦略爆撃調査団がトルーマン大統領に提出した総括報告はこう述べている。
ならばなぜ、トルーマンは原爆投下を決定したのか。
欧州支配の野望を抱くソ連に、衝撃を与えるためのデモンストレーションであったとみる歴史学者がいる。
そうした政治的要因にくわえて、ロナルド・タカキ米カリフォルニア大教授は、子供のころ「いくじなし」といわれたトルーマンの性格と
人種差別主義に起因していると指摘する(草思社刊『アメリカはなぜ日本に原爆を投下したのか』)。
209日出づる処の名無し:2005/06/02(木) 20:48:26 ID:KbUSI3Ns
新版 アメリカの鏡・日本 ヘレン・ミアーズ著  角川書店  2,200円
ttp://www.kadokawa.co.jp/book/bk_search.php?pcd=200505000037

真珠湾攻撃は青天の霹靂ではなかった。アメリカは、さしたる被害なしに日本に第一撃を仕掛けさせるよう画策した。

原爆投下は必要なかった。それは、日本に対して使ったのではなく、ソ連との政治戦争で使用したのだ。
終戦直後、「アメリカは日本を裁くほど公正でも潔白でもない」とアメリカの女性歴史家ヘレン・ミアーズは主張した。

戦後の歴史認識を変えるグローバルな視点!

1949年日本占領連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーが日本での翻訳出版を禁じた衝撃の書。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
角川書店で新版として出ました。


210日出づる処の名無し:2005/06/03(金) 04:50:59 ID:z6HoPRsl
>>209
ばんじゃーい!

しかし、オレは前から思ってるんだが、この本ってもともと英語で書かれてるん
だから、英語で出して外国人に読んでもらえば良いんじゃないかと思うんだよね。

英語版は、1948年に出版されたっきりで、それ以降1度も再版されてない
みたいだし。
211日出づる処の名無し:2005/06/03(金) 05:17:45 ID:vV0Nzd1O
日本に先に手を出させるはらだったとはいえ
真珠湾にくるというのは想定外だった
212深山幽谷 ◆Nippon1kwg :2005/06/11(土) 00:43:23 ID:mJxqhWdB
>>90
> 『竹島は日韓どちらのものか』下條正男・文春新書
> ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166603779/
>
現在読んでいるところ。
良い本だと思います。
213日出づる処の名無し:2005/06/11(土) 01:05:50 ID:jI46VYn8
偶には上げませう
214日出づる処の名無し:2005/06/11(土) 01:58:41 ID:rYKDju/H
>212
折角だから、韓国が竹島(向こうじゃ独島か)の領有の根拠となってる
書籍とかあるのかな?とか、思うんですが・・・

ネット上では、やくたいも付かない捏造しか拾えないんですよ

捏造を根拠に捏造してる、捏造スパイラル
とか、無いですよね・・・まさか
215日出づる処の名無し:2005/06/11(土) 14:59:39 ID:jI46VYn8
【書評】 『民族への責任』 西尾幹二著
http://www.sankei.co.jp/news/050611/boo005.htm

敵を見ない日本人の弱さ

 本書が取り扱う問題は多岐にわたる。扶桑社版の『新しい歴史教科書』に対する
中国、韓国のヒステリックな反応、ジェンダーフリーという歪(いびつ)なフェミ
ニズムの存在など、何年も前から顕在化していたテーマもあれば、日中中間線付近
での中国のガス田開発や竹島問題、そしてホリエモンによる敵対的企業買収と新会社法
への疑義など、この半年あまりの間に急激に浮上してきた問題もある。内と外から
日本を揺るがすこれら一連の出来事は、一見すると相互に関連がないように見える。
しかし、その背後には「日本人の弱さ」が見え隠れしてはいないだろうか。

 対立を避けようとするソフトでつつましい性格は、日本人の美質と言っていい。
日本の住みやすさはこの性格に大きく依存している。しかしその美質は、外国から
の攻撃の前には自我の弱さとして現れてしまう。敵は外だけとはかぎらない。
国家を内側から食い荒らすシロアリのような勢力の跋扈(ばっこ)を許してきた
のもこの日本人の弱さではなかったか。敵を見ようとしない弱さこそが、戦後
六十年の空白の中心に横たわる問題なのだと説く本書の指摘は鋭い。

 じつは本書の企画は四年前に遡(さかのぼ)る。当時、西尾先生からタイトルを
聞いたとき、「民族」という言葉にどこかどぎつい印象を感じて、反対した覚えが
ある。しかしいまその印象はなくなった。そのことがこの四年間の危機の深まりを
よりいっそう強く感じさせる。問題はさまざまである。しかしそれを受け止める
民族の性根は変わらない。そこを見据えることからしか、民族の再生はありえない
はずだ。本書のテーマは深く重い。(徳間書店・一六八〇円)

 徳間書店一般書籍編集長・力石幸一
216日出づる処の名無し:2005/06/13(月) 21:56:51 ID:o2OeyL4+
超有名なのでアレですが。

・武士道
内容は説明するまでも無いか…。
日本人が日本の良さをもっと良く知るために。昔の人は凄かった。
読むなら現代口語訳してあるものの方が読みやすいと思います。
岩波文庫のを買ったら、ちと読み辛かったので orz

・学問のすすめ
あぁ勉強は大切ね、ってヤツ?
…と思った人、間違っちゃいませんが、もうちょっと。
実はこれ、政府や国民はどうあるべきか等、現在でも十二分に通用し得る
普遍的な思想が非常に平易に書かれています。
本当に読んでビックリしました。明治初めに書かれたとは思えません。
文庫のなら安いですし、超おすすめです。

個人的に上記2冊は教科書にすべきだと思った。
いや本当に。
217日出づる処の名無し:2005/06/14(火) 08:29:12 ID:sBj2PcyJ
>>216
むしろ学問の勧めは「天は人の上に人を作らず」で覚えてる人のほうが多いと思われ
218日出づる処の名無し:2005/06/14(火) 08:33:39 ID:ZHo2FIwn
>216
>・武士道
新渡戸稲造ですね、でも、これが難解なのは
キリスト教的価値観の浸透した社会に住む方に
理解しやすいように書かれてるからだと思います

日本の新しい世代が読むにふさわしい”武士道”が求められていると、私は感じます。


>・学問のすすめ
これは、本当に凄い本だと思います、内容が全然古くない・・・
219日出づる処の名無し:2005/06/14(火) 08:36:13 ID:ZHo2FIwn
>217
>「天は人の上に人を作らず」
その続きが、
「だから、学問で差をつけちゃおうぜベイベー!」
だという事は余り知られていません。
220日出づる処の名無し:2005/06/14(火) 20:46:50 ID:sBj2PcyJ
>>219
もうちょっと正確に言うと

「曰く『天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず』って言うけれど、
実際問題、賢愚貴賎貧富があるよね。でもそれは勉強すればなんとかなるさ」
221日出づる処の名無し:2005/06/14(火) 21:56:54 ID:IwMiOaCh
PHP新書『ほんとうは日本に憧れる中国−「反日感情」の深層分析』(王敏、’05)
前半:ここまで中国都市部が日本化しているのか! と驚くこと請け合い。
後半:彼らが具体的にどんな教育を受けているかが明らかに。
気楽に読めて面白いが、文革、大躍進や少数民族弾圧には全く触れられていない。
朝日寄り。
222216:2005/06/14(火) 23:40:17 ID:lBdVN0sG
>>217
ごもっともです orz
普通そっちが出てきます罠…。

>>218
確かに分かり辛い部分もあります>武士道
「武士道」解題(李登輝著)や新・武士道(岬龍一郎著)も
仕入れてあるので、これらでさらに理解を深めようと思います。

ついでに、まだ半分しか読んでないのですが、大変面白いので紹介します。

・ゴーマニズム思想講座 正義・戦争・国家論―自分と社会をつなぐ回路
(竹田青嗣・小林よしのり・橋爪大三郎著)
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4770501587.html

概要はリンク先を参照して欲しいのですが、これらの問題を哲学的に解いています。
罪悪感脅迫※等、なるほどこういう風に理解できるのか、と目から鱗が落ちます。
さすが哲学者の先生方、と甚く感心できますw
国家や戦争、市民運動等について、もう一歩深く理解したい方へ。

※罪悪感を利用して脅迫すること。例えば、
「これほど非人間的な行為を行なう権力や体制や国家を、黙認し見逃しているだけで
 大きな罪である。もし君がこのひどい社会を変えるための努力をしないなら、
 君は人間として間違っている」(p59より引用)などと訴えること。
 反体制の市民運動にばっちり当てはまっていると思いませんか?
223221:2005/06/14(火) 23:54:36 ID:IwMiOaCh
自由は甘味の他に毒も含んでいる。
日本だから毒の被害はこの程度で済んだが、中国はどうなることやらw
半世紀後には対等な友人となれることを祈る。
(韓国は問題外。永久に対等な関係は無理。)
224日出づる処の名無し:2005/06/15(水) 03:54:02 ID:5B/u/QSo
>>221
その本に関する Amazon のカスタマーレビューは、なかなか面白いぞ。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569641180/
225日出づる処の名無し:2005/06/15(水) 13:10:53 ID:et2SVSXQ
>>221>>224
トロイの木馬ですか。
226日出づる処の名無し:2005/06/15(水) 14:20:46 ID:/vyo8Cjq
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
王 敏
1954年中国・河北省承徳市生まれ。大連外国語大学日本語学部卒業、四川外国語学院大学院修了。
人文科学博士。東京成徳大学助教授を経て、法政大学教授。専攻は日中比較研究、日本研究、
宮沢賢治研究。朝日新聞アジアネットワーク客員研究員、政策研究大学院大学客員教授、
中国社会科学院日本研究所客員教授、同済大学(上海)客員教授も務める。90年に中国優秀翻訳賞、
92年に山崎賞、97年に岩手日報文学賞賢治賞を受賞

朝日新聞寄りだと思ったら、朝日新聞アジアネットワーク客員研究員なのか。

レビューを見る前に書店でパラパラ立ち読みしたが、前段の薄っぺらい無批判な日本礼賛が
かえって胡散臭い印象を与えたので買わなかったわい。
227日出づる処の名無し:2005/06/15(水) 15:26:47 ID:dTGZGmC5
ネタ元として、もしくは中・韓の歴史史観を知る教材として

未来をひらく歴史―日本・中国・韓国=共同編集
ttps://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874983413/qid=1118816586/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-5168444-9494725

↑発行元の告知URL(目次等の紹介)
ttp://www.linkclub.or.jp/%7Eteppei-y/tawara%20HP/2004.12.16/1.html
228日出づる処の名無し:2005/06/15(水) 18:42:55 ID:iECJnkdz
>>221
その本、正論か諸君で、あの『反日で生きのびる中国』の著者の鳥居民が論評してた。
中国人は日本に来ても中共の影響下から逃れられないみたいなこといってた。
なかなか示唆に富んでたよ。
229日出づる処の名無し:2005/06/15(水) 22:05:08 ID:mL7Kt7QK
『フランス敗れたり』
アンドレ・モーロア、解説中西輝政
ウェッジ社


フランスはドイツ侵略に何故対応できなかったのか


今の日本の状況とそっくりでマジで恐くなるよ。
おすすめ!
230日出づる処の名無し:2005/06/17(金) 21:02:30 ID:O2pm1l+r

『日本の戦後賠償―アジア経済協力の出発』
永野 慎一郎 (編集), 近藤 正臣 (編集)
勁草書房 1999年
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/432650174X/
---

この本は、最近2ちゃんのどこかのスレで紹介されてたもので、オレはまだ読んで
ないんだけど、なんとなく良さげなので、ここで紹介しときますね。
231日出づる処の名無し:2005/06/18(土) 17:32:15 ID:ZCKSdlss
こんなコピペがあったんで、貼っときますね(内容の真偽については私は判らない)。
もともとは1かたまりなんだけど、なぜかこのスレには1度には貼れないので、
2つに分けることにします。
---

「サハリンの韓国人はなぜ帰れなかったのか」 新井佐和子 (草思社)

朝鮮人はなぜ樺太に残ったのか。当時彼らは「戦勝国民」であったので樺太から
追い出されず、それで樺太に残ったにすぎないのに、今になってあたかも日本人
が彼らを置いてけぼりにしたような主張があることだ。

そういう説を広めたのは、「サハリン棄民」とかいう本を書いた、東大の大沼という
教授だ。大沼というやつは、学生のころは過激派だったらしい。それでNHKがこ
の話を取り上げて、当時の夜11からの番組で連続してサハリンの朝鮮人の取材
レポートを放送し、山根一真と道傳アナウンサが、神妙な顔つきで、サハリンに放
置された朝鮮人の方々のことを思うと胸が痛みますってなことを言ったんだ。

その結果、社会党政権のもとで、日本が300億円だったか700億円だったか金
を出して、サハリンから韓国に帰国する朝鮮人のための集合住宅を建ててやっ
たんだ。そしてそれが完成したときそのことをテレビで放送していた。だが確認は
していないが、その建物には、戦後北朝鮮から労働力としてサハリンに送られた
朝鮮人が、ソ連崩壊後北朝鮮でなく韓国に戻り、その建物に入っているというよう
な話も聞いたことある。嘘に騙されてマスコミが煽って自虐して金出してそれがま
た嘘を呼ぶ典型的な例だ。
232日出づる処の名無し:2005/06/18(土) 17:33:10 ID:ZCKSdlss
>>231 の続き)

終戦と同時に朝鮮人の乱暴が始まり、十代から二十代の
日本女性が無理矢理嫁にされて、10人からの子供を産まされている。
子供がいるために日本へは帰れない。

「在日と結婚し北に行った日本人妻」はほとんどが好きこのんで在日と結婚
したのでは無いよ。朝鮮進駐軍と名乗って在日が暴れ回っていた頃に結婚し
てる人がほとんど。なぜか? 在日が日本人女性を当時多く強姦してたから。
妊娠してしまい、親との縁を切られた人も結構いた。そういう人たちを奴ら
が嫁(事実上の奴隷)にしたんだよ。朝鮮人が日本人女性を嫁にする=征服、
という価値観が彼らにあったんだよ。

樺太に残留した日本人女性を支援する活動をしているという女性が、NHKのラジ
オで話ていた。 樺太に残留した日本女性は、ほとんどが終戦後レイプや脅迫によ
って朝鮮人の妻にさせられた女性です。脅迫というのは、自分と結婚しないと、ソ
連当局に密告して家族全員を収容所送りにしてやる、というような脅しだったらしい。
終戦から2年後ぐらい後に日本の船が日本人を迎えに行ったときは、すでに妊娠
していたため帰るのをあきらめたという。
233日出づる処の名無し:2005/06/18(土) 20:04:02 ID:KcYj0Anx
>>199
>>同誌連載「美味しんぼ」の作者が毛嫌いしているようですね。
詳細キボンヌ。
234日出づる処の名無し:2005/06/19(日) 00:55:29 ID:6EtHOoAP
<<小泉総理公約の8月15日の靖國神社参拝の実現を求める国民集会と街頭行進>>

1.期日 平成17年7月7日(木) 雨天決行
2.時間 午後1時集合
3.場所 日比谷野外音楽堂
4.要項 国民集会で決意表明を採決後、街頭行進
5.服装 参加される方全員の上着は、白色のシャツ等に統一
6.経路
  日比谷公園中幸門一内幸町一銀座日航ホテル前−数寄屋橋一鍛治橋一常盤橋公園
一解散(行程:約2.8km)

主催:「英霊にこたえる実行委員会」
事務局: 千代田区九段北3-1-1 靖國神社遊就館内
英霊にこたえる会  電話・FAX:03-3261-7415
235日出づる処の名無し:2005/06/19(日) 14:48:24 ID:XfD/e+nk
>>231
サハリンのことかーっ!
236221:2005/06/19(日) 15:44:53 ID:XfD/e+nk
だから、ちゃんと「朝日寄り」って書いたでしょ?
中共の暴虐の歴史に言及されてないのは言わずもがな。

昨日は「中国が「反日」になった理由」だっけ?(文春文庫’03)を読んだ。
昨日だか反日教育のリーダー小均等が重病だか危篤だか発表されたようだが、こきんとう
だけではなく光沢民の腹心の来歴についても触れられているので、今後の中国の動きを
考えるうえでも参考になる。
237日出づる処の名無し:2005/06/19(日) 17:52:19 ID:0xFTTOKv
王敏の監修した『中国歴代皇帝事典』では、
明朝の領域にチベットが含まれている。
238日出づる処の名無し:2005/06/21(火) 22:09:37 ID:rN4LeV1M
日本の神様がわかる本 あの神様の性格・あの神社のご利益が一目瞭然
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31469311

タイトルに惑わされるな。
内容的には「神様の由来」とも言うべき本。

巻末付録「神社・祈願のミニ知識」は、なかなか読み応えがある。
神社の基本的事項から参拝の仕方、神道の基本的な考え方まで網羅されてるぞ。
239深山幽谷 ◆Nippon1kwg :2005/06/25(土) 01:05:11 ID:2RCOHzaa
保守
240日出づる処の名無し:2005/06/25(土) 21:02:40 ID:N/qQbs/S
扶桑社の歴史・公民教科書の案内です。

http://www.fusosha.co.jp/kyokasho/index.html
241右翼浪人:2005/06/25(土) 21:20:52 ID:jlL8I/55
日本教文社「天皇陛下を讃える」
先帝陛下の徳を讃えております。

あと、「南京大虐殺 歴史改竄派の敗北」という本田勝一氏らが出した本は面白い。
日本人は民度が低い、とか渡部昇一は馬鹿、とあとがきで乱発。
242日出づる処の名無し:2005/06/26(日) 09:35:12 ID:Dx/1azTK
>>229 で紹介されている『フランス敗れたり』の書評が、産経新聞のサイトに
掲載されました。
---

【書評】 『フランス敗れたり』 アンドレ・モーロワ著、高野弥一郎訳
http://www.sankei.co.jp/news/050626/boo010.htm

   窺える民主国家の形骸化

 本書はよく知られている書だが、今では実際に目を通した人はそれほど多くは
ないだろう。なにしろ一九四〇年に刊行され、日本でもこの年(昭和十五年)十一月
に訳書がだされている。ベストセラーになったことでも知られている。

 その書がこのたび当時の訳書のまま復刊された。中西輝政氏の解説がきわめて手際
よく、そしてわかりやすい。「六十五年前のフランスの『国家崩壊』の根本要因を
考察した本書は、現代日本を考えるうえで、おそらく昭和十五年当時よりも今日の
方がはるかに差し迫った意義を持っている」との指摘はあたっているように思う。

 ナチスドイツがポーランドに進駐して始まった第二次大戦に英仏ともすぐに宣戦
布告するのだが、実際には八カ月戦闘がなかった。それが一九四〇年五月に百万余の
ドイツ軍が突然独仏国境を越えて侵攻を始め、四十日足らずでパリを制圧してしまう。
なぜフランスはこれほど簡単にドイツに押さえられたのか、アンドレ・モーロワは
フランスの作家、文明批評家として、パリを脱出したあとに当時の超大国フランス
社会の弱さをつぶさに分析する。それが本書である。
243日出づる処の名無し:2005/06/26(日) 09:36:00 ID:Dx/1azTK
>>242 の続き)

 イギリスの要人との会話も次々と紹介されていく。証言自体が貴重な歴史的意味を
もっている。とくに興味がもたれるのはイギリスの作家N・A氏との対話である。
フランスとイギリスの知識人の対話自体、当時の文明の到達点であるかのような内容だ。
この対話のあと、モーロワは自戒をこめて「祖国を守る為に努力しない国民は、自殺
するに等しい」とか「指導者は民に行くべき道を示すもので、民に従うものではない」
といった感想を書いている。

 当時のフランスはいわば民主制の整った国だったが、それが形骸(けいがい)化して
いたことが十分に窺(うかが)える。第一次大戦の悲惨さゆえに戦争は起きないだろう
との見方など簡単に覆ってしまう。確かに示唆に富む書である。(ウェッジ・一八九〇円)

 作家 保阪正康
244日出づる処の名無し:2005/06/27(月) 04:42:58 ID:mEnCYMi1
軍記、戦史ものが好きなのだが、軍板には滅多に行かない
なんだかあそこでは汚れる感じがするから
245日出づる処の名無し:2005/06/29(水) 04:31:20 ID:fPGUZAWf
【書評】 『日本を蝕む人々』 渡部昇一、屋山太郎、八木秀次著
http://www.sankei.co.jp/news/050626/boo011.htm

   “困った発言”の原因を探る

このところ無礼なことが多すぎて、腹を立てるのにも疲れてしまったと嘆く人も多い
ことだろう。何って、日本の隣人たちの振る舞いのことだ。ところが、わが国の政治家や
知識人、そしてマスメディアの中には、無礼な振る舞いに腹を立てるどころか、「日本にも
責任はある」と言い募り、隣人たちを増長させてしまう人々がいる。どうしたものか。

本書は、渡部昇一氏、屋山太郎氏、八木秀次氏という保守派の論客三人が鼎談(ていだん)
形式で、そういう“困った人たち”を名指しで批判しつつ、そのような発言をする原因を
明らかにしてゆく。

本書の特長は、単なる左翼批判に終わらず、保守派の論客と目されている知識人も多数
俎上に乗せているところだ。中国を増長させる発言をしていたと指弾されるのは林健太郎氏
(元東大学長)と猪木正道氏(元防衛大校長)。渡部氏は「ベルリンの壁が崩れ、ソ連が
瓦解した頃から、お二人の折々の発言に違和感を覚えるようになりました」と述べ、二人の
歴史観のベースにはコミンテルン史観的なものが残っていると指摘する。

靖国神社をめぐっては、「僕は(首相は)靖国に参拝すべきじゃないと強く思っている。
なぜなら、非常にペティー(矮小(わいしょう))な政治問題だからです」と発言した
榊原英資氏(元大蔵省財務官、現慶大教授)を、八木氏は「(靖国問題は)棘(とげ)など
ではなくて、むしろ、中国や韓国による一方的な歴史認識の強要を押しとどめ、中国側の
『歴史カード』を無効化し、日本の権益を守るための重要な切り返しのカード」と批判する。

「人権擁護法案」については、この法案が国民の自由な言論を封殺する危険性を指摘した
うえで、なぜ古賀誠氏(元自民党幹事長)らが法案成立を目指すのか、その事情を公明党
などとのからみから解き明かしてゆく。

本書が、有意義な論争の出発点になることを期待したい。
246日出づる処の名無し:2005/06/29(水) 19:29:07 ID:fPGUZAWf
>>209 に、ヘレン・ミアーズ/著『アメリカの鏡・日本』が角川書店から再刊されたと
いうことが書いてありますが、これと並行して、同じく角川から、同書の抄訳版も出版
されたんですね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047100013/
247日出づる処の名無し:2005/06/29(水) 19:52:04 ID:3QxaoT4u
元フラッシュ
http://www.tokakushin.org/flyer/f_swf/m_abunai01a.swf
元ページ
http://www.tokakushin.org/flyer/manga/m050606.htm



   ∩___∩
   | ノ      ヽ
  /  ●   ● |  先生はやっぱり
  |    ( _●_)  ミ  ファシスト右翼だったのかクマ──!!
 彡、   |∪|  、`\
/ __  ヽノ /´>  )
(___)   / (_/
 |       /
 |  /\ \
 | /    )  )
 ∪    (  \
       \_)
248日出づる処の名無し:2005/06/29(水) 22:47:02 ID:ehnG/ild
>>247
そのサイトは過激派クマー
249日出づる処の名無し:2005/06/30(木) 01:02:41 ID:vXzh3eX3
コヴァの「沖縄論」
250日出づる処の名無し:2005/06/30(木) 12:34:52 ID:W5w+KnXd
『大本営陸軍部戦争指導班 機密戦争日誌』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476460311X/
http://www5a.biglobe.ne.jp/~kinsei/0311.htm
251日出づる処の名無し:2005/06/30(木) 12:44:34 ID:JPgFXIg5
月刊誌「燃えよ祖国」
http://members.aol.com/SNForever/
最新号は「建国義勇軍」の方の手記が載っています。
252日出づる処の名無し:2005/07/01(金) 00:09:29 ID:wlOMc2NL
http://www.d7.dion.ne.jp/~seikyo/

「祖国と青年」 これははずせません! 読むべし。
253日出づる処の名無し:2005/07/01(金) 02:37:37 ID:Q10v7wiY
「情報」と国家戦略 太田文雄 芙蓉書房出版
前防衛庁情報本部長の書いた情報と戦略論
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4829503580/

「インテリジェンス」を一匙 大森義夫 選択エージェンシー
元内閣情報調査室長の情報と情報組織論
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/487738197X/

情報と国家 江畑謙介 講談社現代新書
日本で最も信頼のおける軍事評論家の情報論
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061497391/
254日出づる処の名無し:2005/07/01(金) 02:58:52 ID:Q10v7wiY
武士道の逆襲 菅野覚明 講談社現代新書

新渡戸稲造の武士道に違和感を覚える人に読んでもらいたい一冊。
著者は明治以前の武士道とそれ以降のそれを全く別物として明治以降のそれを
明治武士道と区別して扱っている。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061497413


新篇 葉隠 神子侃 編訳 タチバナ教養文庫

時代背景や解説がしっかりさせれおり日本語も読みやすい。
自分にとっては新渡戸の武士道よりも葉隠の方がしっくりくる。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4813316999
255日出づる処の名無し:2005/07/01(金) 03:10:13 ID:Q10v7wiY
修身教授録 森信三 致知出版社

戦前の師範学校での修身の授業を書写したものであるが、その内容は大変
興味深く現在でも通用することばかりである。
副題が「現代に甦る人間学の要諦」とあるように生き方について
考えさせられる本でもある。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4884741722
256日出づる処の名無し:2005/07/01(金) 03:32:20 ID:Q10v7wiY
特攻へのレクイエム 工藤雪枝 中央公論新社

特攻隊の生き残りの人も絶賛する特攻に関する本である。
自分自身読んでいて涙がこみあげてきて止まらなかった。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4120031675
257日出づる処の名無し:2005/07/01(金) 04:11:45 ID:3xngJU9j
このスレ、こんな書籍紹介して欲しいってリクエストあり?
258日出づる処の名無し:2005/07/01(金) 04:17:29 ID:JPGCWZcV
>>257
OKですよ。
ただし、適切な答えが返ってくるかどうかは判らないけど。
259日出づる処の名無し:2005/07/01(金) 04:22:26 ID:pNjGFGMv
>>254
>武士道の逆襲 菅野覚明 講談社現代新書

これは本当に面白かった。いわゆる「武士道」が明治期に作られたものだなんて知らなかった。
葉隠も実際は戦国の世なんか知らない頭でっかちが書いたんだってね。
260日出づる処の名無し:2005/07/01(金) 04:26:56 ID:3xngJU9j
>>258
ありがとん。

じゃあ、リクエスト出してみる。
沖縄独立に関する書籍、どなたかご紹介頂けませんか?
261日出づる処の名無し:2005/07/01(金) 13:05:13 ID:Q10v7wiY
>>259
確かに葉隠は平和な江戸時代に書かれたものだけど、消えゆく戦国の武士の
気概を少しでも保つため、武士のあるべき姿が描かれてる。
また前後撞着や重複もあり人間の矛盾した生き方を表わしてるし
挫折を知った著者の人生訓は役に立つものだろう。
あと微妙に佐賀藩のお国自慢があるところもなんか好きw

>>260
沖縄の日本復帰ではなく沖縄の独立に関する本ですか?
だとすればどの時代を想定していますか?
262日出づる処の名無し:2005/07/01(金) 19:18:50 ID:DhV7QVK7
>>259
そういうテーマが好きならこっちもお勧め。

創られた伝統 文化人類学叢書
エリック ホブズボウム (編集), テレンス レンジャー (編集),
Eric Hobsbawm (原著), Terence Ranger (原著), 前川 啓治 (翻訳), 梶原 景昭 (翻訳)

目次
1 序論―伝統は創り出される
2 伝統の捏造―スコットランド高地の伝統
3 死から展望へ―ロマン主義時代におけるウェールズ的過去の探求
4 コンテクスト、パフォーマンス、儀礼の意味―英国君主制と「伝統の創出」、1820‐1977年
5 ヴィクトリア朝インドにおける権威の表象
6 植民地下のアフリカにおける創り出さ

往々にして伝統というものは、それが失われてから作り出されるという。
なぜならば、それが「実用」であればTPOに応じて変化するからである。
263日出づる処の名無し:2005/07/01(金) 22:20:47 ID:MzRDPni9
264日出づる処の名無し:2005/07/02(土) 00:57:50 ID:RvhceOR3
>261
「あるべき」じゃない。「あらまほしき」姿。
「消えゆく戦国の武士の姿」とはかけ離れた山本の脳内侍を理想化して書いた本だよ。
たとえば「二君にまみえず」なんて戦国の侍がそんなバカなこと言うわけ無いじゃん。

>262
これまた面白そうな本だ。書店で探してみるよー
265260:2005/07/02(土) 02:44:27 ID:rcrADb5H
>>261
>だとすればどの時代を想定していますか?
全般的に、です。
琉球王朝時代から、近代以降及び現代における沖縄/琉球独立論に関する書籍です。

>>263
ご紹介有難う御座います。

私自身幾つか発見したので、ご紹介したいと思います。

お茶の水書房 高良勉『琉球弧(うるま)の発信』
岩波新書 沖縄現代史
現代書林 大山朝常 沖縄独立宣言
朝日新聞 沖縄独立論くすぶる思い
南日本新聞 沖縄独立
21世紀同人会 うるまネシア
未来社 下嶋哲朗 豚と沖縄独立
266 (´・∀・`)ヘー:2005/07/04(月) 03:02:45 ID:0ncYLCVH
龍馬暗殺に隠された恐るべき日本史―われわれの歴史から伏せられた謎と物証
小林 久三 (著)
http://www.bk1.co.jp/product/1702777

龍馬暗殺の首謀者と犯人、また何故殺されるに至ったか。
師匠であるはずの勝海舟の沈黙の訳
グラバー商会=マセソン商会=ロスチャイルドの繋がりと毛唐共の狙い
一般に言われている西郷の肖像画と名前を削り取られた元帥の写真

スレ違いかも知れんけど裏面史が好きな人は結構楽しめると思う

特に姉小路 公知暗殺の罪で捕縛された人斬り新兵衛こと田中新兵衛
の発作的ともいえる割腹自殺の動機は読ませる
267日出づる処の名無し:2005/07/04(月) 11:02:30 ID:OijdKxGJ
【出版インサイド】『アメリカの鏡・日本』 日本の国の生きざまを学ぶ

 米国で一九四八年に出版され、明治維新から第二次世界大戦の敗戦までの日本の近現代史について
書かれた『アメリカの鏡・日本』(ヘレン・ミアーズ著、原題『Mirror for Americans:JAPAN』)
の新版(伊藤延司訳)が角川学芸出版から出版された。編集・製作は白子英城さん。東京都千代田区
にあるワイン輸入会社の会長だが、歴史に興味を持ち、本業のかたわら、日本の近現代史を研究してきた。

 歴史に興味を持ったきっかけは「真珠湾攻撃をルーズベルトは事前に知っていた、という記事をどこか
で読んで、おかしいじゃないか、という素朴な疑問が浮かんできた。そこを出発点に、なぜ、という疑問を
積み重ねたら明治維新まで遡(さかのぼ)ってしまった。その過程でこの本に出合いました」という。

 ミアーズは知日派の米国人女性ジャーナリスト。『アメリカの鏡−』は、原爆投下の正当性に疑問を
投げかけるなど米国の戦争責任にも言及、当時のGHQ(連合国軍総司令部)が日本での翻訳出版を
禁止した本で、占領が終わった昭和二十八(一九五三)年、『アメリカの反省』(原百代訳)という邦題
でようやく出版された。白子さんはこの本は知らなかったが、米国にいる友人から教えられた原書で
内容を知り、大きな衝撃を受けた。

(ry
http://www.sankei.co.jp/news/050704/boo004.htm
268日出づる処の名無し:2005/07/06(水) 00:49:31 ID:8PaDB7hA
ちょいとワケありで、ageさせて貰いますよ
269日出づる処の名無し:2005/07/06(水) 01:25:30 ID:RGq6iXRL
村上龍の「5分後の世界」
  こうなってた方が日本としては良かったかも。先の大戦で本土決戦
  をした日本の50年後の姿。26万人に減少した日本国は、今だ国
  連軍と本土決戦中。
ヒトラーの「我が闘争」
  ユダヤ人に関する記述は無茶苦茶だけど、この人が主張してる事は
  今の日本でも通用すると思う。激しく同意する箇所が多数あり。
270日出づる処の名無し:2005/07/07(木) 21:13:48 ID:QiBIf0ca

つくる会の歴史教科書が、部分的に公開されています。
青い字のところをクリックすると pdf ファイルが開きます。
http://www.tsukurukai.com/05_rekisi_text/rekisi_kaitei.html
271日出づる処の名無し:2005/07/09(土) 08:59:09 ID:ouMLX5lK
『これだけは譲れない 歴史教科書10の争点』
藤岡信勝(著) 徳間書店 2005/06

『教科書採択の真相 かくして歴史は歪められる』
藤岡信勝(著) PHP研究所 2005/06
272日出づる処の名無し:2005/07/10(日) 09:24:57 ID:4DDjYR3z

『大日本帝国の真実』
黄文雄/著 扶桑社 2005年7月出版

戦前を“悪”として決めつけていいのか!?

戦後の歴史観において、否定的に語られがちな、大日本帝国の実像とは。
たとえば、江戸時代から一転して大政奉還、維新へという近代国家への変革を、
猛スピードで実現し得たことも、単に史実としてだけでなく、文明史という
視点から鑑みれば、その国家の誕生と性質は類まれなるものであった、と著者は
賛美する。
膨大な参考文献をもとにした綴られる黄文雄氏による日本研究の集大成。

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『太平洋戦争人物列伝』
昭和史研究会/編 扶桑社 2005年7月出版

軍人、政治家、外交官 ― 昭和の戦争を戦った主役たちのプロフィールが一瞬に
して分かる。

【主な登場人物】
昭和天皇、阿南惟幾、石原莞爾、井上成美、今村均、大西瀧治郎、木戸幸一、
源田実、近衛文麿、迫水久常、重光葵、鈴木貫太郎、瀬島龍三、辻政信、東條英機、
南雲忠一、野村吉三郎、本間雅晴、松井石根、松岡洋右、山下奉文、山本五十六他。

【CD収録内容】
「昭和天皇・玉音放送」「昭和天皇・御巡幸」「開戦アナウンス臨時ニュース」
「学徒出陣壮行会実況」「東條英機演説」「山本五十六演説」など。
273日出づる処の名無し:2005/07/11(月) 08:33:55 ID:39UXP74v

『先生、日本のこと教えて』
服部剛/著 扶桑社 2005年6月出版

こんな先生に教わってみたかった。
「日本人」を育てる究極の「中学社会科」。

本書は、現役の中学校教師による画期的な授業記録を、読み物として再構成した
「授業版・教科書が教えない歴史」である。
天皇が「象徴」たるゆえんは何か。
沖縄戦集団自決命令の真実。
国旗・国歌の意義……。
当たり前の愛国心と歴史観をもった子どもを育てる、奇跡の社会科授業をぜひ
追体験してほしい。


『ブレンダと呼ばれた少年』
ジョン・コラピント/著 扶桑社 2005年5月出版

“性を奪われた少年”はどう育てられ、
どのように闘って、生きてきたのか

性科学の権威、ジョン・マネーの勧めで性転換手術を受けた男の子が、ブレンダ
という名前で女の子として育てられた。
しかしブレンダは「性別の自己認識は環境によって決まる」というマネーの理論を
裏付けるためのモルモットとして利用されたに過ぎなかった。
そんな彼女を待っていた“悲劇”とは?
274日出づる処の名無し:2005/07/11(月) 09:13:21 ID:xJNHlkLk
渡部昇一のバカさ加減を味わいたいのですが、
何を読めばいいですか?
275日出づる処の名無し:2005/07/11(月) 11:15:54 ID:RyzIbj96
「燃えよ祖国」 21世紀書院  読んでる?
276日出づる処の名無し:2005/07/11(月) 18:34:59 ID:KnKVS42C
薦めたい本ではない
「50年目の日本陸軍入門」 文春文庫
事実と嘘をわざとおりまぜた犯罪的な本
277日出づる処の名無し:2005/07/12(火) 00:09:07 ID:6hb3QTss
「情報」と国家戦略
インテリジェンス・アイ
図解雑学 自衛隊
軍事のイロハ
防衛ってなに
世界の艦船7月号増刊 海上自衛隊 2005〜2006
278日出づる処の名無し:2005/07/12(火) 00:59:45 ID:9sGv/YZl
>>276
そういう情報も良いですねぇ。
279日出づる処の名無し:2005/07/12(火) 01:18:59 ID:mAJAnwhZ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4890631860/250-5862963-3894637
やっぱり勝てない?太平洋戦争―日本海軍は本当に強かったのか

虚構のミッドウェー
 運命の5分は無かった

零戦と日本機動部隊 神話の終焉
 零戦とワイルドキャットは互角だった

仮想戦闘 日米戦艦の戦い
 漸減作戦は幻である
 レイテ湾口で連合艦隊は全滅する

無敵戦艦大和という虚像
 机上の空論だった戦艦大和のアウトレンジ戦術(命中率3倍の幻)
 実戦で暴露された日本戦艦の実力

崩壊する帝国の戦争経済
 海上輸送 ハワイ攻略は絶対に不可能である

---------------------
先の戦争の失敗から目を背けたがる人には必読の一冊。
280日出づる処の名無し:2005/07/12(火) 01:23:58 ID:qDS8iihH
まあ実際、日露戦争を指揮したのもイギリ(ry
281日出づる処の名無し:2005/07/12(火) 08:31:34 ID:9sGv/YZl
『深田祐介の憂国十番勝負』
深田祐介/著 PHP研究所 2005年06月

2005年で終戦60年を迎えた日本。
経済大国となった現在の姿を鏡に映し、あの悲惨な敗戦からよくぞここまで立ち
直ったではないかと、自画自賛したいところだ。

しかし、国内外の日本を取り巻く情勢を見渡してみれば、そんなのんびりした
気分ではとてもいられない。
経済は停滞し、政治はもつれ、外交は闇の中、社会は不安に満ちている。
そんな日本に対し、今一度、活力ある、自立した精神を取り戻すために立ち
上がったのが、この対談集のホスト役をつとめる深田祐介である。
各界随一の論客たち10人と、丁々発止の議論を展開した本書は、内容、人物
ともに充実し、最近の数多の「憂国論」の中でも屈指の一冊といえるであろう。

登場人物は、阿川弘之、阿久悠、浅利慶太、安倍晋三、黒田勝弘、古森義久、
櫻井よしこ、高木邦格、中村富十郎、李登輝である。
282日出づる処の名無し:2005/07/12(火) 09:13:35 ID:ynm4S+V1
>>279
その著作で算出してるデータって、間違いだそうだよ。
軍事関係のデータは素人にはなにが正しいのかよくわからないから
気をつけるがよろし。
283日出づる処の名無し:2005/07/12(火) 09:32:46 ID:mAJAnwhZ
>>282
たしょうの誤植はあるものの、概ね正確ですよ。軍板でもそこそこ評判でしたし。
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14 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2005/07/02(土) 12:38:59 ID:???
どうせ在日が出した本だろ?

15 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2005/07/02(土) 13:10:46 ID:???
お前の気に入らないこと書く奴は全員在日なのかw

16 名前:名無し三等兵[age] 投稿日:2005/07/02(土) 13:25:17 ID:???
>>14
最近増えている、ν速や極東あたりから軍事板に来た国士バカには
そう思えるだろうね。
内容的には3年ぐらい前に軍事板で交わされていた議論が、ソース
付きでそのまま本に成った感じ。「ハワイ攻略は絶対に不可能である 」
の章なんか、ガッチリハワイスレ読んで書いたんじゃないかと思える程。
あと散布界や装甲耐性のデータが有ったり、「命中率3倍」の通説の出所
(黛治夫しか言っていない)とか、日本海軍は遠距離砲戦での命中率は
ダメダメだったとか、長射程の酸素魚雷に頼ってしまった為、腰の引けた
雷撃戦に成ってしま、これまたダメダメになった日本水雷戦隊とか、色々
面白い内容だったし、価格も安い(¥1800)から、お勧めの一冊と言える
と思うよ。

18 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2005/07/02(土) 13:42:34 ID:???
軍板ではもう創世記から散々言われていた内容ではあるわな。
----------------------------------------------------------
とかいう感じですタ。あなたが「間違い」と言うのなら、伝聞ではなく
具体的にどのデータが間違いなのか指摘するべきですね。
それができるまで貴様はウジ虫だ!世界で最下等の生命体だ!
284日出づる処の名無し:2005/07/12(火) 12:12:54 ID:BA7iWHLL
「歴史のいのち」 占部賢志
285日出づる処の名無し:2005/07/12(火) 13:07:35 ID:ynm4S+V1
>>283
親切で指摘しただけなのになんなのかね・・・・w
これ、軍事関係のHPやってる知り合いが掲示板で書いてたやつだけど。


>笑ったのが、空母戦の命中率とか到達率とかを計算した記事。こういった
>分析は他ではないと自画自賛しているのだけれど、なんでそんな単純な
>分析を今まで他でしていないのかを考えたことはないのだろうか?命中率
>とか到達率と言った統計的なデータはサンプル数が少なすぎる場合には
>嘘をつくからなんですね。実際、件の分析でも、祥鳳に対する戦果は荒稼ぎ
>にすぎるから除外するかなぁみたいな記述もあるように、恣意的な操作を
>行わないといけないし、恣意的な操作を行う以上それによって結果はどう
>にでも変わってしまう。要するにあまり意味はないということ。全く意味が
>ないとまでは言わないけれど。
>しかし、編集方針間違っているのではないかな?日本海軍を貶める方針
>なのだけれど、実際のところ米軍が強かったと言うことを指摘するだけで済み、
>特に日本海軍を腐す必要はないのに。日本海軍は強かった、けど米海軍は
>もっと強かった。それだけのことなのに。
>日本が悪かったと欠点を挙げ連ねる本は他にもいくらでもあるけど、不思議と
>単に米軍が日本軍の上をいっていただけだよと論ずるような本が見当たらない。
>それが一番真実に近いのに。



リンクは勘弁ね。わかってると思うけど、君のような発言する人には教えられない。
286日出づる処の名無し:2005/07/12(火) 13:20:51 ID:mAJAnwhZ
>285
なんだ、やっぱり>285が自分で理解してるわけじゃないのね。伝聞じゃん。
空母戦の到達率については米と同じ条件で比較してるんだから恣意の入り込む余地はないよ。
それよか「貶める方針」てナニ?
これでも充分擁護して書いてるし、そもそも黛三倍説も幻想、ダメコンは存在しないでは
日本帝国海軍よおまいら本当に長距離砲戦する気があったのかとマジで問いたい。



とまあ、そういう風に面白い本だから>285も読んでみな。値段ぶんは楽しめると思うぜ。
287日出づる処の名無し:2005/07/12(火) 15:38:49 ID:7pomJL81
伝聞て・・・・
自分だって掲示板から引用してるくせして何いってんだか・・・

>米と同じ条件で比較してるんだから

それが恣意的なのでは?と私は思うw

この本は仮想戦記の類だよ。
この本を批評できるのは、それを見極められるかどうかだろうね。
そういうことを理解しているなら、読む価値はあるだろう。

でも史実だと思ってもらっちゃ困るんじゃない? ということだよ。
数値を扱っているからといって科学的という訳ではないんだからね。

いってる意味わかる?

>それよか「貶める方針」てナニ?これでも充分擁護して書いてるし、

いまさら褒めてると指摘しても遅い遅いw
君の投稿みれば、よくわかることだよ。
読む人は、君のようにしか読まないし、君のようにしか利用もしないということ。↓

>先の戦争の失敗から目を背けたがる人には必読の一冊。

288日出づる処の名無し:2005/07/12(火) 15:45:51 ID:7pomJL81
いちおー付加えておくけど、

>それができるまで貴様はウジ虫だ!世界で最下等の生命体だ!

もーちょっと頭冷やしたら?w
世の中に反論受けない本があるとでも思ってるわけ?
反論受けるたびにいちいちそんな風に書き込みするようなら
こっちだって反論されても相手はしきれないよ。
289日出づる処の名無し:2005/07/12(火) 20:15:42 ID:nfrho3sS
経済裏陰謀の常識―日本人は何も知らないのか プレイブックス
馬野 周二 (著)

1 恐るべき逆襲のプログラム
2 もう一つの政府陰の実力者たち
3 アメリカ経済を握るイルミナティ組織
4 踊らされた経済大国日本
5 日本人より日本経済に詳しいイルミナティ・ネットワーク
6 経済対日方式裏戦略の恐怖
7 日本経済新事態への対応要務令


トンデモ陰謀論の有名人の一人、馬野周二の著作
みんなイルミナティの陰謀だ〜wwww
特筆すべきは、ウヨ大好きの小室直樹が推薦文を書いてること。小室ファン必見、ヤヴァ杉。

「一九八九年に経済的破局がくる。フリーメーソンなどイルミナティの手先にすぎない。イルミナティは、アメリカ東部の
エスタブリッシュメントをまきこみ、虎視眈々と日本経済の喉笛をねらっている。大恐慌を起こし、そのドサクサにまぎれて日
本経済を征服しようというのだ。この大陰謀にくらべれば、オイルショック、円高不況でさえも児戯に類する。日本人よ、無知
によって生命を失うことなかれ、アメリカ研究の泰斗馬野氏渾身の力作。馬野経済史観による日本経済の将来を予測するの書。」
http://www.interq.or.jp/sun/atsun/komuro/recommendation/1987201.html
290日出づる処の名無し:2005/07/13(水) 02:58:23 ID:PGk9+NJy
>287
読んでないのに伝聞で批判するのは書評子のしちゃいけないことだとおもうの。

>288
とりあえず君には『フルメタル・ジャケット』を観ることをオススメするよ。
291日出づる処の名無し:2005/07/13(水) 04:32:13 ID:swHmqzP/
『私の愛国教育論』
和田秀樹/著 PHP研究所 2005年02月

2004年末に立て続けに発表された国際的な学力調査において、日本の子供たちの
学力が、東アジアで事実上最低レベルであることが明らかになった。
この事態を受けて、日本の子供たちの学力低下問題や心の問題についてオピニオン
を発してきた著者は、「愛国教育」の必要性を説く。

ただし、著者の考える「愛国」とは、「たんに国を愛したり、国旗や国歌を大切にする
ことなのではなく、国のために何らかの形で役に立つという、実の伴うものでなけ
ればいけない」のだという。
つまり、国力が担保されていなければ、国民がいかに愛国的であっても、たんなる
“負け犬の遠吠え”になってしまうことを危惧しているのだ。

著者が考える愛国教育の柱とは、(1)国をよくするため(=日本人である自分のため)
に勉強する、(2)仮想敵=ライバルを有効利用する、(3)歴史教育と民族の誇り・
アイデンティティの涵養、(4)日本語を愛する、(5)「愛国」という観点からの道徳
教育、など。
292日出づる処の名無し:2005/07/13(水) 13:11:43 ID:ukmvBO08
「そこくとせいねん」いい!
293日出づる処の名無し:2005/07/13(水) 17:37:12 ID:9xDCNQNe
『ロッキード裁判批判を斬る』 立花隆/著   朝日文庫


渡部昇一・小室直樹・山本七平ら、ある人々の間で信者が多い人だが、
なぜかそろってロッキード裁判批判をしている。それも粗雑な論理&デマで
渡部昇一の論破のされかたはかなり惨め。
おもしろい
294日出づる処の名無し:2005/07/13(水) 17:38:13 ID:IWoIm1lH
論破されたのは立花のほうだね。

相変らず馬鹿だな。サヨクって。
295日出づる処の名無し:2005/07/13(水) 18:59:59 ID:n9IRUJSm
>>293に関しては分からないけど、少なくとも立花氏の科学に関する本は
結構でたらめだからな。いろんなことに手を出しているからまあいくつかの
間違いはあるのが当然だけど。
296日出づる処の名無し:2005/07/14(木) 07:23:13 ID:I41wtm9C
『かくて、太平洋戦争は終わった』
川越重男/著 PHP研究所 2005年06月

東条内閣打倒工作から終戦工作、そして昭和天皇の「聖断」へ ―。

サイパンに米軍が上陸して戦局が刻一刻と悪化するなか、首相・陸軍大臣・参謀
総長を一手に握り、自身への反対者に露骨な圧力を加えはじめた「東条幕府」。

敗戦を目前にした御前会議で「本土決戦には自信がある。一億玉砕の覚悟で戦えば
勝機は必ず我にある」と強気の発言ばかりを繰り返す陸軍の上層部たち。

そんな亡国への道をひた走る日本を救うべく、太平洋戦争の終結に尽力した男たちが
いた。今でこそ、和平工作・終戦工作と言えるが、軍官民一体となっての“聖戦完遂”
が至上命令として叫ばれていた戦時下の最中、あえて逆賊の汚名をきることを厭わず、
死を覚悟して“負”の任務を遂行した彼らに、我々は本当の愛国者とはどのような人
かを知ることができるだろう。

海軍少将・高木惣吉が記した一級資料をもとに描く太平洋戦争終結の真実。阿川弘之
氏推薦!

『救国・聖断の史』を改題。
297日出づる処の名無し:2005/07/14(木) 10:56:57 ID:zE0gfY1c
>>293
『萬犬虚に吠える』 渡部昇一著 徳間文庫

これも読まないと不公平では?
しかしwikipediaは酷いな、立花隆が全面的に
正しいとして「筆誅」とか書いてあるw
双方に言い分があると思うけれどね。
298日出づる処の名無し:2005/07/14(木) 11:50:53 ID:I41wtm9C

独断廃棄は著者の利益侵害 最高裁「図書館は意見伝える場」
http://www.sankei.co.jp/news/050714/sha055.htm

 千葉県船橋市立西図書館が著書を廃棄したため、表現の自由を侵害されたと
して「新しい歴史教科書をつくる会」などが、同市に慰謝料など2400万円の
支払いを求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第一小法廷(横尾和子(よこお・かずこ)
裁判長)は14日、「公立図書館は著者の思想や意見を伝える場で、独断による
廃棄は著者の利益を侵害する」との初判断を示した。

 請求を退けた二審東京高裁判決を破棄し、審理を同高裁に差し戻した。再び
審理されるが「つくる会」側の逆転勝訴となる可能性が大きい。

 訴えていたのは同会と作家の井沢元彦(いざわ・もとひこ)さんら7人。

 一審東京地裁判決は廃棄を決めた司書について「市に対する違法行為があった」
と認定したが、「蔵書の管理は市の自由裁量」として著者側の請求をすべて棄却。
東京高裁もこれを支持し、著者側が上告した。

 判決などによると、扶桑社が発行した教科書の採択をめぐり激しい論争が起きて
いた2001年8月、司書が同会編集の書籍や会員の著書などを、廃棄基準に
該当しないのに蔵書リストから除外。107冊が廃棄された。市は翌年、この司書
を減給の懲戒処分とし、廃棄図書のほとんどは司書らが同じものを寄付して補充した。

 上告審で著者側は「公立図書館から一方的に排除する思想弾圧で、表現の自由や
著者の人格権を侵害された」と主張。市側は「著作が流通することで表現の自由は
保障されている。購入した本の扱いまで強制すれば、受け手側の自由を侵す」と
反論していた。(共同)
299日出づる処の名無し:2005/07/14(木) 11:59:38 ID:WE6TIbhc
「道の友」「不二」

とにかく読んで見てください。感動。
300日出づる処の名無し:2005/07/14(木) 17:16:25 ID:b/djT0tK
渡部昇一 『古語俗解』 渡部先生の代表作「神聖な義務」収録

戦前のドイツの少年小説を読んだ時に、ジプシーがそこでもプロのこそ泥として扱われていることを知った。
すべてのジプシーがそういうわけでもあるまいし、そこには人種的偏見も多くあるように思われたが、
ヒトラーはその人種的偏見に従ってドイツ中のジプシーを一掃したわけである。
  今年も一行の人がカメラをミュンヘンのホテルのロビーに忘れた。あとで気付いて連絡したら、
次の予定地のバイロイトにちゃんとついていた。去年、私も似たような経験をした。しかもそれは現金だった。
といってドイツで安心しすぎてもよくないと思うが、フランスやイタリアとは別世界という印象を受ける

http://www.ritsumei.ac.jp/~gr018035/db/h003.htm
301日出づる処の名無し:2005/07/14(木) 17:49:11 ID:I41wtm9C
マンガ『嫌韓流』 7月26日(火)発売予定

 テレビ、新聞、大手マスコミが隠すもう一つの韓流
 それが「嫌韓」である!
  「知れば知るほど嫌いになる国・・・それが韓国なんだ・・・」
  「マスコミが隠しているもう一つの韓流がある!」

【表紙イメージ】
http://photoimg.enjoyjapan.naver.com/view/47/43/enjoyjapan_45/1000/813.jpg

【取り扱い】
http://7andy.yahoo.co.jp/books/detail?accd=07151864
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=07151864
302日出づる処の名無し:2005/07/14(木) 17:54:39 ID:krI1TcwX
東条氏は玉音放送直後、自宅に集まった青年将校たちに、これからは生きて祖国に尽くすべしとじゅんじゅんと説得していた
彼自身は既に遺書を妻に渡していた
このことは言っておく
303日出づる処の名無し:2005/07/14(木) 22:57:35 ID:I41wtm9C
※コピペ推奨

自分が勤める船橋市立図書館の「つくる会」関連の蔵書を勝手に廃棄した土橋悦子氏
ですが、彼女の書いた童話絵本『ぬい針だんなとまち針おくさん』を、彼女の勤める
船橋市立図書館が35冊も購入していることが蔵書検索で判明しました。
「35種類の作品を」ではありません。
「同じ本を35冊も」です。

http://www2.lib.city.funabashi.chiba.jp/cgi-bin/detail?biblioid=250183217&type=0&count=10&before=select

確かに市立図書館が9ヵ所(移動図書館を含む)に分散しているとはいえ、同一の
書籍を35冊も買うのは「通常行われていること」なのでしょうか。
35冊の内訳ですが、中央図書館に8冊、北図書館に10冊も配本しています。
さらに北図書館に配本された10冊は共同書庫や閉架書庫に収蔵されており、
閲覧するには職員に申し出る必要があるとのこと。

確かに、長年に渡って親しまれている定番の作品であれば複数購入しても不思議
ではないでしょうが、本日検索した限りでは、この土橋氏の童話絵本35冊のうち、
貸し出し中のものは0件、貸し出し予約も0件です。
304日出づる処の名無し:2005/07/15(金) 07:24:56 ID:iwvMWFpy
>>303
『ぬい針だんなとまち針おくさん』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4834016218/
---

★★★★☆ 犯罪心理学の好個の資料, 2002/06/13
レビュアー: カスタマー   京都府
愛書家にとって最も忌むべき行為 ―― 焚書に作者の一人が関与した
事が明るみになって以来、本書は作者の当初の制作意図とは全く
異なった視点でも愉しめるものとなった。
果して作家としての貌は如何なものであったのか、本書にその片鱗が
伺えて興味深い。
305日出づる処の名無し:2005/07/16(土) 08:06:45 ID:xKjPawrH

『中国「反日」の虚妄』
古森義久(著) PHP研究所 2005/06

日中友好の仮面の下に隠されてきた断裂が、ついに噴出した! 
日本はどう手を打つべきか? 
中国を知り尽くした著者による驚愕の分析。

2005年春に中国各都市で荒れ狂った反日暴力デモ。
その裏に隠されているものは一体何なのか。
著者の長年の国際報道記者としての視点と、産経新聞初代中国総局長を務めた
経験から、無法国家・中国の策動を余すところなく暴き出す。

「歴史を鑑にして」という中国首脳の発言の裏に存在する、中国の歴史観の虚構性と、
それへのアメリカからの批判。
過剰なナショナリズムを煽り立てる「反日教育」。
「政冷経熱」というスローガンに絡め取られる財界人の愚。
「東アジア共同体構想」をぶち上げ、アメリカ国内の「反日集団」を操る中国への
アメリカの不信のまなざし。
そして、もはや沈黙してはいられない恐るべき中国軍の軍拡の実態。
「靖国」攻撃の本質……。

「友好」という言葉によって封じ込められてきた真実が白日の下にさらされたいま、
日本はいかに対応すべきか。
まさに日米中の三カ国を知り尽くす著者だからこそ書ける、いま必読の立体的な
中国論である。
306日出づる処の名無し:2005/07/16(土) 16:09:08 ID:xKjPawrH

『公民教科書は何を教えてきたのか』
小山常実/著 展転社 2005年07月

“歴史教科書”よりも問題な“公民教科書”

公民教育が理想とする恐るべき〈国家・国民像〉。
全社の教科書記述の変遷を克明に辿り、修身・道徳を排した戦後教育の病巣を
抉り出す。

第一章 民主主義の過剰と保護国の思想−占領下の国定教科書
第二章 歴史と国家の解体−検定教科書の始まり
第三章 全体主義化と国家再建の方向−昭和30〜6年度
第四章 教科書健全化の試み−昭和37〜52年度
第五章 家永裁判と平等の偏重−昭和53〜平成4年度
第六章 反日全体主義の完成−平成5〜17年度
第七章 『新しい公民教科書』の誕生
第八章 戦後の公民教科書の背景には何があるか
補 記 平成18年度版公民教科書は改善されたか
参考文献/教科書目録/公民教科書分析表/採択部数と市場占有率
307日出づる処の名無し:2005/07/16(土) 22:33:14 ID:ghIr+8Wk
ちょいとスレの主旨からはズレますが、
アメリカ人に日露戦争について勉強させるのにちょうどいい
英語の本や英語のサイトはないですかね?
GIKoreaブログで「新しい教科書」の「日露戦争は防衛戦争」という記述は
日韓併合の正当化のための言い訳に過ぎない、とアメリカ人が書いているんですが。

・19世紀初頭から日本とロシアの接触は始まっており、日本はロシアの脅威を感じていたこと。
・雑居地と決めたはずの樺太だったのに、日本人は暴力的に追い払われて、樺太千島交換条約を結ばざるをえなかったこと。
・江戸時代にロシアは既に対馬を占領したことがあったこと。
・ロシアは朝鮮半島への関心を引っ込めようとしない一方で、占領した満州の軍事力を着々と強化していたこと。

このヘンをきちんと説明してある英語の文献orサイトがあれば嬉しいのですが。
308日出づる処の名無し:2005/07/17(日) 01:41:58 ID:PB7PiuSk
The Russo-Japanese War In Global Perspective: World War Zero (History of Warfare)などはいかが?(8月30日発売らしいのでまだ読めないけど)
編者の一人に「日露戦争史」の著者である横手慎二がいるらしい
ただ問題はその値段で、ハードカバーで\25k…
309日出づる処の名無し:2005/07/17(日) 03:45:56 ID:QU24qCUe
>>307
アメリカ人だったら、キッシンジャーとかブレジンスキー辺りの一流教授兼政治家の書いたものでも紹介すれば。
あるんじゃないかな。何かでみたけど、地政学的に、やっぱりっていうちゃんとした見方だったし。

彼の分析・洞察なら納得するだろうし、
その根拠となる出典にも掘り下げていけばオッケーでしょ。
310日出づる処の名無し:2005/07/17(日) 13:22:58 ID:ZfI8Rrzj

『アメリカはアジアに介入するな!』
ラルフ・タウンゼント(著) 芙蓉書房出版 2005年07月

話題の書『暗黒大陸中国の真実』に続くタウンゼント本、第2弾!
日米開戦直前に、アメリカの対アジア外交姿勢を厳しく批判した論稿(1937〜40年
発表の単行本、自費出版の小冊子、ラジオ講演原稿)などを訳者が発見!

なぜ日米関係は悪化の一途をたどり、真珠湾攻撃という最悪の事態になってしま
ったのか?
『暗黒大陸中国の真実』同様、交戦中の日中両国の問題を鋭く分析し、アメリカの
対日政治外交の内側に、「日米を戦わせたい」という狡猾な勢力の意図が潜んでいると、
タウンゼントは断言する。
「アメリカは中立であるべし、戦争から遠ざかるべし」と、極東政策のあるべき姿を
提言したタウンゼントをルーズベルト政権は投獄した。

戦後60年、アジアに介入し続けているアメリカをどう見るか。
タウンゼントの主張は、現代でも新鮮な驚きを与えてくれる。
311日出づる処の名無し:2005/07/17(日) 14:57:41 ID:tuSTedeR
>>310
70年前なら通用した理論だろうねぇ・・・
今やアジアには共産主義国がトップだから・・・
312日出づる処の名無し:2005/07/17(日) 18:52:48 ID:ZfI8Rrzj

『警察通訳が明かす中国人犯罪 驚愕の手口』
李文彦/著 双葉社 2005年07月

密航船での集団レイプ
目鼻を削がれた死体
会社組織の窃盗団
313日出づる処の名無し:2005/07/17(日) 22:57:42 ID:yw7/OLYC
>>310
あの時点だと、アメリカは局外中立の立場から、
日中の紛争を仲介できれば、とりあえず戦争は回避できただろうねえ。
314日出づる処の名無し:2005/07/18(月) 12:12:42 ID:+MLPrKKW

『幻の終戦工作』
竹内修司(著) 文芸春秋 2005年07月

これまで全く知られなかった密かな終戦工作の全貌を、欧米に残る資料を徹底的に
分析。
敗戦60年の節目に、すべての日本人の必読書。

日本政府と軍部が採用した和平ルートである対ソ連交渉とほとんど並行して、極秘
交渉が、スイスを舞台に行われた。
岡本清福(きよとみ)陸軍武官、加瀬俊一スイス公使、国際決済銀行幹部とペル・
ヤコブソン国際決済銀行経済顧問(スウェーデン人)、アレン・ダレス(米戦略諜報局
の欧州責任者)間で交わされた緊迫した交渉の全貌を、近年発見された新資料を
もとに終戦60年の節目に再現する。
315日出づる処の名無し:2005/07/19(火) 10:08:32 ID:YUAT59mJ

『中国は社会主義で幸せになったのか』
北村稔/著 PHP研究所 2005年07月

万人に幸せをもたらす真に豊かで平等な理想社会…。
中国共産党が歩んだ社会主義革命への道は、目標とは似ても似つかぬ大悲劇を招いてしまった。
文化大革命は民衆に夥しい犠牲者を生んだ。
改革開放が進んだのちも官僚の汚職が蔓延し、農民への搾取が横行する悲惨な現況。
伝統的抑圧からの解放をめざしたはずの共産党は、むしろ伝統の申し子だったのではないか。

中華人民共和国は「社会主義の衣を着た封建王朝」――本書が引導を渡す。
変わりたくても変われない、逃れようのない<悲劇>への哀悼歌。

【本書のポイント】
中国共産党は打倒封建の目標を達成できたのか?
抗日の主役はほんとうに毛沢東なのか?
文化大革命の真意とは?
社会主義は中国で有効に機能しているのか?
清末から孫文の興した国民党にいたるまで、最初から改革開放をめざしていたのではないか?
だとすれば共産党体制ではなくてもよかったのではないか?
中国人は幸福になれるのか?
316日出づる処の名無し:2005/07/19(火) 19:13:08 ID:YUAT59mJ

『マンガ中国入門 やっかいな隣人の研究』
黄文雄・ジョージ秋山/著 飛鳥新社 (近刊)

中国とはいかなる国家か?この一冊ですべてがわかる!
政治、経済、外交問題……国際ルールを無視し続ける困った隣国の真実を
マンガで読み解く異色の問題作!

反日のための日本人狩り
世界最大の売春大国
核を二十発ほど使えば日本を消し去ることが出来る
食人文化を持った恐るべき大国
胡錦涛主席はチベットの支配者だった
十二億人全員がマイカーを持ったら?
デモ、暴動の報道は法律で禁止
三十年も遅れている病院設備
日本のODAは軍事費に
急増する三千万人のチャイナマフィア
一人っ子政策が青少年に及ぼした深刻な影響
一千万人を超えたエイズ患者
南京大虐殺はでっちあげ
軍拡に突き進む本当の狙い  ほか
317日出づる処の名無し:2005/07/19(火) 20:00:22 ID:AWy3Nbb3
318日出づる処の名無し:2005/07/19(火) 20:02:56 ID:AWy3Nbb3
>>316
連投スマソ。

密林にもあるかと思って調べてたら、こんなの発見。

新・日本経済入門―中国がクラッシュする日 

中国バブル崩壊!この危機に今すぐ備えよ!
1986年、故・石森章太郎が生み出した『マンガ 日本経済入門』。続編を含めて、当時200万部を超える
大ベストセラーとなった、経済マンガの金字塔です。 あれから、まもなく20年が経つ今、よそおいを
一新した21世紀版『マンガ 新・日本経済入門』が、ついに誕生しました。すぐそばまで迫った「大逆転時代」
のため、何を為すべきなのか。そして注目の中国情勢が、世界にどんな影響を与えるのか、誰もが知りたい
経済の今を徹底解説。さらに、中国のバブル崩壊をきっかけに「最悪のシナリオ」が世界を襲う危険性を指摘し、
その危機にいかにして備えるべきかを指南します。 マンガだからよく分かる「時代の読み方」を手に入れて、
あなたの人生設計に役立てよう!

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4093713634/

内容はどーなんかねー(棒読み
319日出づる処の名無し:2005/07/20(水) 01:16:23 ID:MHQGDtmv

「〈民主〉と〈愛国〉―戦後日本のナショナリズムと公共性」
小熊 英二 (著)


モラルの焦土―戦争と社会状況
総力戦と民主主義―丸山真男・大塚久雄
忠誠と反逆―敗戦直後の天皇論
憲法愛国主義―第九条とナショナリズム
左翼の「民族」、保守の「個人」―共産党・保守系知識人
「民族」と「市民」―「政治と文学」論争
貧しさと「単一民族」―一九五〇年代のナショナリズム
国民的歴史学運動―石母田正・井上清・網野善彦ほか
戦後教育と「民族」―教育学者・日教組
「血ぬられた民族主義」の記憶―竹内好〔ほか〕
320日出づる処の名無し:2005/07/20(水) 01:22:15 ID:M5YJ7Vwr
>>319
小熊氏の本は、値段が高いから、最初っから共感している人間しか買わない。
また、大部だから、図書館で借りて読むのも困難だ。

オレも読みたいとは思ってるんだが、買う気にはなれないので、いまだに
読んでいない。
321日出づる処の名無し:2005/07/20(水) 01:29:49 ID:MHQGDtmv
>>320
買う奴なんかいるわけねえだろw
図書館だよ。そのためにあの値段なんだから。
322日出づる処の名無し:2005/07/20(水) 12:17:36 ID:M5YJ7Vwr

『「日本の問題点」をずばり読み解く』
三宅久之(著) 青春出版社 (近刊)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413035453/

>>321
いや、左巻きの人たちは買ってると思うよ。
オレの住んでる所は、東京近郊の田園地帯なんだが、近所のそれほど
大きくない本屋にも、しっかり並んでたよ。
『国民の歴史』と一緒に並んでたんで、笑ったんだが。
323日出づる処の名無し:2005/07/20(水) 20:35:00 ID:xtS7mgiI
小熊ね・・・尊敬する人も薦めてたから読んでもいいかなーと思ったんだけど
佐伯啓思と藤岡信勝の意見並べて、両者の意見が食い違っているのは矛盾だ
とか言ってるのみて、アホかと思ったんで買わなかった。
324日出づる処の名無し:2005/07/21(木) 02:24:45 ID:oYjmIUcY
このスレの住人には本を図書館で借りるとか、
自分の意見と反対の立場の人間の本を読むとかいう習慣はないのかw
325福澤諭吉「脱亜論」より:2005/07/21(木) 03:27:49 ID:GHRnoPB+
『春秋左氏伝』の「輔車唇歯」とは隣国同志が助け合うことを言うが、現在のシナ・朝鮮は
日本にとって何の助けにもならないばかりか、この三国が地理的に近い故に欧米人から
同一視されかねない危険性をも持っている。

すなわちシナ・朝鮮が独裁体制であれば日本もそうかと疑われ、向こうが儒教の国であれば
こちらも陰陽五行の国かと疑われ、国際法や国際的マナーなど踏みにじって恥じぬ国であれば
それを咎める日本も同じ穴の狢かと邪推され、 朝鮮で政治犯への弾圧が行われていれば
日本もまたそのような国かと疑われ、等々、例を挙げていけばきりがない。

これを例えれば、一つの村の村人全員が無法で残忍でトチ狂っておれば、たとえ一人がまともで
それを咎めていたとしても、村の外からはどっちもどっちに見えると言うことだ。
実際、アジア外交を評する場面ではこのような見方も散見され、日本にとって一大不幸だと言わざるを得ない。

もはや、この二国が国際的な常識を身につけることを期待してはならない。
「東アジア共同体」の一員としてその繁栄に与ってくれるなどという幻想は捨てるべきである。
日本は、むしろ大陸や半島との関係を絶ち、先進国と共に進まなければならない。
ただ隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならないのだ。

この二国に対しても、国際的な常識に従い、国際法に則って接すればよい。
悪友の悪事を見逃す者は、共に悪名を逃れ得ない。

私は気持ちにおいては「東アジア」の悪友と絶交するものである。(明治18年3月16日)
326日出づる処の名無し:2005/07/21(木) 03:28:43 ID:65uFUaA8
>>324
サヨクの本も、批判的に読むべき文献はあると俺は思うけど、2ちゃんで
それを説明しても、「必死だなw」くらいのレスしかつかないので、言わない
ことにしている。

ところで、

北朝鮮の日本人拉致事件が起きた時代の、日本の国会の議事録。
社会党の議員が、北朝鮮の代弁者みたいな質疑を繰り返していてすごい。

朴正煕とその時代
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/whis/1114773201/129-
327日出づる処の名無し:2005/07/21(木) 10:04:47 ID:2NuRZA4K
えらそーにw
文句があるんだったら直接いえって話
328日出づる処の名無し:2005/07/21(木) 10:12:12 ID:2NuRZA4K
誤爆した。ゴメンネ。
329日出づる処の名無し:2005/07/22(金) 06:42:18 ID:XA13dLl9

『散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道― 』
梯久美子(著) 新潮社 2005/07

娘よ! 妻よ! 絶海の孤島からの手紙が胸を打つ――。
軍人として、父として、命の一滴まで戦った栗林忠道。
智謀を尽くした戦略で米国を最も怖れさせた総指揮官を描く、
慟哭のノンフィクション。


『小野田寛郎の終わらない戦い』
戸井十月(著) 新潮社 2005/07

二十九年間の戦争を終えて戻ってきた場所は、誰が敵か味方か分からない、
もう一つの戦場だった。
ルバング、日本、ブラジルと、常に何かに立ち向かわざるを得なかった
男の真実が、いま明らかになる。


『おことば―戦後皇室語録― 』
島田雅彦(編著)  新潮社 2005/06

皇室はずっと僕たちの隣にあった。
戦後六十年の「おことば」から日本が見える! 

天皇は神でなく一人の人間である。
「玉音放送」から「人格否定発言」まで、折々の皇族方の「おことば」に
じっと耳を傾けていると、同じ人としての喜怒哀楽、逃れられぬ「定め」
への想いがかすかに聞こえてくる。
作家の目を通した鋭い分析により、戦後史のすべてが一望できる。
国民必携の画期的アンソロジー!
330日出づる処の名無し:2005/07/22(金) 07:43:31 ID:GksDtIsI
『レイテ戦記』  大岡昇平  中公文庫

第2次大戦を扱ったノンフィクションでも最高の出来。
これを超えるものは日本ではないだろう。
331日出づる処の名無し:2005/07/24(日) 17:09:35 ID:E6HrCvu6
332日出づる処の名無し:2005/07/24(日) 19:44:01 ID:2VsegiWl
>>330
最高かどうかは疑問
333日出づる処の名無し:2005/07/24(日) 22:55:28 ID:qBGq4Uft
朝雲新聞社の戦史叢書が出る前にあれだけ書いたんだから
立派だろうね。ここまで書いた人はいなかったわけで。
334日出づる処の名無し:2005/07/25(月) 10:28:51 ID:Wwxj/gFD
【書評】 『ナショナリズムの練習問題』 井崎正敏著
http://www.sankei.co.jp/news/050725/boo019.htm

「ナショナリズムはなくならない」(序章より)。本書を書かせた動機は、この一点に
あるといっていい。

「ナショナル」な問題意識を身近にするため、著者はまず複数の書物を提示する。
明治の軍人、石光真清の手記『城下の人』、イタリア児童文学の白眉『クオレ』など。
『クオレ』は「母を訪ねて三千里」などの感動的な挿話の数々で有名だ。しかし、
この児童書が国民教育の教材として創作されたことは本書を読んで初めて知った。

序盤では少年期におけるナショナリズムを説き、中盤では侵略戦争の前歴や敗戦後に
日本が抱えた屈折したナショナリズムを解説。結局は必要な価値観であることを
提示し「誇りをもって」と結ぶ。ナショナリズムを理解する絶好の入門書。
335日出づる処の名無し:2005/07/25(月) 11:27:39 ID:Wwxj/gFD

「正論」臨時増刊号
『昭和天皇と激動の時代・終戦編』
産経新聞社 2005/07
336日出づる処の名無し:2005/07/25(月) 16:59:45 ID:TiM22hmY
やっぱり丸山真男は凄いね。


『忠誠と反逆―転形期日本の精神史的位相 』 ちくま学芸文庫  丸山 眞男 (著)

内容(「BOOK」データベースより)
開国の時期における、自我の原則と所属する集団・制度への忠誠との相剋を描き、
忠誠と反逆という概念を思想史的に位置づけた表題作のほか、
幕藩体制の解体期から明治国家の完成に至る時代を対象とした思想史論を集大成。
『古事記伝』のなかに、近代にいたる歴史意識の展開を探る「歴史意識の『古層』」を付す。
337日出づる処の名無し:2005/07/25(月) 18:33:18 ID:Wwxj/gFD
両書とも、過去に単行本(四六判)で出版されたものを文庫化したものです。
---

『戦後の肖像 その栄光と挫折』
保阪正康(著) 中央公論新社 2005/07

秩父宮、高松宮、赤尾敏、安岡正篤、伊藤律、坂口弘、田中角栄、藤山愛一郎、
武見太郎など、もし、この人物がいなかったら、戦後の日本の政治・経済・社会
状況は別の局面を迎えていたかもしれないようなキーパーソン15人を取り上げ、
彼らの足跡を検証することにより、戦後日本の栄光と挫折に迫る意欲作。


『國破れて マッカーサー』
西鋭夫(著) 中央公論新社 2005/07

アメリカによる「占領」は、いまだ終わらざる日本の惨敗物語だ。
米政府の極秘資料をもとに、占領政策の欺瞞を暴き、日本人の変節を問う。
平和と民主主義の代償として、憲法第九条のなかに埋葬された日本人の誇りを
取り戻すために、いま明かされる「占領の真実」。
338日出づる処の名無し:2005/07/25(月) 18:34:30 ID:Wwxj/gFD
両書とも、過去に単行本(四六判)で出版されたものを文庫化したものです。
---

『戦後の肖像 その栄光と挫折』
保阪正康(著) 中央公論新社 2005/07

秩父宮、高松宮、赤尾敏、安岡正篤、伊藤律、坂口弘、田中角栄、藤山愛一郎、
武見太郎など、もし、この人物がいなかったら、戦後の日本の政治・経済・社会
状況は別の局面を迎えていたかもしれないようなキーパーソン15人を取り上げ、
彼らの足跡を検証することにより、戦後日本の栄光と挫折に迫る意欲作。


『國破れて マッカーサー』
西鋭夫(著) 中央公論新社 2005/07

アメリカによる「占領」は、いまだ終わらざる日本の惨敗物語だ。
米政府の極秘資料をもとに、占領政策の欺瞞を暴き、日本人の変節を問う。
平和と民主主義の代償として、憲法第九条のなかに埋葬された日本人の誇りを
取り戻すために、いま明かされる「占領の真実」。
339日出づる処の名無し:2005/07/25(月) 19:56:46 ID:MzKT1wfN
韓国よ、狂死するなかれ
著者: 櫻井よしこ
出版社:文藝春秋
ISBN:4163674608
発行年月: 2005年 09月
本体価格:1,400円 (税込:1,470円)
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/0001793048/
340日出づる処の名無し:2005/07/26(火) 06:07:04 ID:ANAa7YMz
日本人が知らない「二つのアメリカ」の世界戦略 深田 匠

物事を知らない私でも楽しく読めました

全て納得できるわけではないけど、「なるほど!」と思う部分が多かったです

視野が広がりました
341日出づる処の名無し:2005/07/26(火) 06:09:30 ID:wJ6oWfAy
『岩波講座 天皇と王権を考える〈1〉人類社会の中の天皇と王権 岩波講座 天皇と王権を考える』

網野 善彦 (編集), 宮田 登 (編集), 山本 幸司 (編集), 樺山 紘一 (編集), 安丸 良夫 (編集)

目次

総論―社会・国家・王権(社会・国家・王権)
1 天皇をめぐる言説と状況(津田左右吉・和辻哲郎の天皇論―象徴天皇制論
天皇制批判の展開―講座派・丸山学派・戦後歴史学
日常へ降りる天皇像―民俗学・文化人類学・文学研究における天皇制 ほか)
2 さまざまな王権(古代中国の王権
ローマ帝国の王権―ローマ帝政の成立とその性格
ヨーロッパの王権 ほか)
342日出づる処の名無し:2005/07/26(火) 06:13:13 ID:wJ6oWfAy
>>340
出版社/著者からの内容紹介

反米・親米論争に終止符を打つ「第三の視点」による未来戦略論!
「強い日本」を待望する共和党、「弱い日本」を管理したい民主党。
米国民主党・中国・国内左派こそが「反日の枢軸」である!
アメリカ、中国、北朝鮮、韓国、イラク、国連…そして日本、この一冊で世界の「裏」が全てわかる!(以上帯文より)
田中正明氏、小室直樹氏、小堀桂一郎氏、清水馨八郎氏、中村粲氏、名越二荒之助氏ら、
多数の著名保守文化人が「真実のアメリカを知るために最適の書」と絶賛!



田中正明氏、小室直樹氏、小堀桂一郎氏、清水馨八郎氏、中村粲氏、名越二荒之助氏ら、←かなりキツイ連中だなw
343日出づる処の名無し:2005/07/26(火) 10:39:53 ID:ANAa7YMz
>>342きついって右への傾きがきついって意味なんかな?

344(´・∀・`)ヘー:2005/07/26(火) 10:55:21 ID:AV+aO8Io
>>342
その辺が推すんじゃ読むしかないなw
345日出づる処の名無し:2005/07/26(火) 11:52:45 ID:ANAa7YMz
日本核武装の選択 中川 八洋 徳間書店

いや…日本てこんなにも丸裸なのね汗

日本から逃げだしたくなりますた
346日出づる処の名無し:2005/07/26(火) 14:05:57 ID:0rjIx6WY
>>345
日本人の平和ボケには、あきれてしまうだろ。
だいたい、国連の常任理事国なんて、どこだって核兵器をもってるもんな。
347日出づる処の名無し:2005/07/26(火) 20:16:41 ID:14coSr3b
>>346
どこだって・・・?


現常任理事国と核保有国の名前を言ってみろおぉぉっ!
348日出づる処の名無し:2005/07/27(水) 05:56:35 ID:K8gJCrw2
>>347
アメリカ・イギリス・フランス・ロシア・中国が、国連の常任理事国であり、同時に核保有国だ。
核兵器をもってる国は、この他にもいくつかあるけど。
349日出づる処の名無し:2005/07/27(水) 22:48:27 ID:K8gJCrw2

『改訂版新しい歴史教科書』・『新訂版新しい公民教科書』の市販本が発売

文部科学省の正式認可を受け、8月1日(都内一部は7月30日)に扶桑社から現在
採択手続き中である、『改訂版新しい歴史教科書』・『新訂版新しい公民教科書』の
市販本が発売されます。
お近くの書店またはインターネットの書店でお買い求めください。
共に1,200円(税込み)。

http://www.tsukurukai.com/index.html
350日出づる処の名無し:2005/07/28(木) 14:50:42 ID:SYlEddo0
全「歴史教科書」を徹底検証する 三浦朱門 (小学館)

扶桑社一人勝ちw
351日出づる処の名無し:2005/07/28(木) 17:56:21 ID:Cyf2CibV
遅ればせながら、会田雄次氏の『アーロン収容所』を get したよ。
352日出づる処の名無し:2005/07/28(木) 18:17:18 ID:s0fDQr8b
ウリは植民地支配されたニダ!とか騒いでる連中に、是非、読んで
本当の植民地支配がどういうものか理解してもらいたい本。

『インディアスの破壊についての簡潔な報告』
岩波文庫 ラス・カサス著 染田秀藤訳

353日出づる処の名無し:2005/07/28(木) 20:19:39 ID:aPS+7hBY
>>352
近代の植民地と前近代の植民地の違いもわからないアフォですか?
354日出づる処の名無し
>>353
そう、おまいらが言うような前近代的なレベルの植民地支配なんかありえないだろヴォケ!
って話だね。